マッチングアプリで会う約束をするコツを解説!デートの誘い方の例文も紹介
マッチングアプリでは、マッチングしてメッセージの交換ができるようになった後は実際に会う流れになります。
でも、実際に会うまでの期間はどれくらいが適切なのか、どのタイミングで誘えばいいのか、どのように誘えばいいかは迷うところですよね。お誘いのタイミングや誘い方を間違えると、相手に悪い印象を与えてしまうかもしれません。
そこでこの記事では、マッチングした相手との会う約束を取り付けるために次のことについて解説していきます。
マッチングした相手を誘いたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
マッチングアプリで会う約束をするコツ
まず、マッチングした相手と実際に会うために、お誘いをする際のポイントを4つ解説していきます。
会う約束を取り付けるまでの期間は1〜2週間が目安
マッチング後、会う約束を取り付けるまでに適切な期間は、メッセージ開始から10通以上(1〜2週間を目安)経ってからです。
どうして10通もやり取りが必要かというと、相手が信頼できそうな人かどうかを見極める必要があるからです。メッセージを通して「信頼できそう」「気になる」と思ってもらえるタイミングが10通前後(1〜2週間)だと考えてください。
当サイトでは、デートをするまでの期間について「マッチングアプリでデートをした経験がある方」100名へアンケートを実施しました(※)。実際、メッセージを10通(往復)以上してからデートに誘うという方が約50%でした。
<1回目のデートのお誘いをするまでの時間は?>
メッセージをして10通以内(知り合って数日以内) 20%
メッセージをして10通以上(知り合って数週間) 49%
メッセージをして1ヶ月以上たってから 21%
メッセージ以外にも電話やビデオ通話などをしてから 10%
反対に、マッチングしてすぐに誘うと、相手に警戒されてしまう可能性もあります。
というのも、自分のことをよく知らないはずの相手にデート誘われると、別の目的があるのでは?と疑われてしまう可能性があるからです。
また、よく知らない相手と会うことに抵抗を感じる人が多いため、断られる可能性も高まります。
メッセージのやり取りを継続していく中で、お互いの人となりを知ってからデートに誘うことを意識してみましょう。
※…「マッチングアプリでデートをした経験がある方」対象のアンケート詳細
調査方法:インターネットアンケート
有効回答数:計100名
実施日または時期:2021年01月18日~2021年02月01日
調査会社:株式会社ネクストレベル
誘うタイミングに迷ったらプロフィールに注目しよう
デートに誘うタイミングに迷ったら、お相手のプロフィールの「出会うまでの希望」を確認してみましょう。そのお相手がマッチング後どのタイミングで会いたいかがわかります。
例えば、ペアーズでは「出会うまでの希望」に次のような選択肢が設定されています。
- マッチング後にまずは会いたい
- 気が合えば会いたい
- メッセージを重ねてから会いたい
- まずはビデオデートで
もしお相手が「マッチング後にまずは会いたい」なら、すぐにお誘いしてもOKです。
メッセージが苦手な方の可能性が高いので、あまりダラダラとやり取りを続けるとフェードアウトされてしまうかもしれません。
反対に、「気が合えば会いたい」「メッセージを重ねてから会いたい」を設定している人の場合は、マッチング後10通程度はやり取りをしください。
このタイプの方はある程度あなたがどんな人かがわからないと、お誘いをOKしてくれない可能性が高いです。
プロフィールをみて、相手の興味のありそうな話題を振ったり、お互いの共通点について話して交流を深めてみてください。
ビデオ通話もあり
直接会うのが難しい場合は、ビデオ通話に誘うのもありです。
ペアーズ、Omiai、タップル、withなど大手マッチングアプリでは「ビデオデート」にも力を入れていて、個人情報を知られることなくアプリ内でビデオ通話や音声通話ができるようになっています。
ビデオ通話には次のようなメリットがあります。
- 数分〜数十分で終わるので、デートの日程を合わせるよりも手軽
- 会話が弾む相手かがわかる
- 実際に会ってから「イメージと違った」となるリスクを回避できる
ただ、なかにはビデオ通話が苦手という方もいます。お誘いする前に、お相手にビデオ通話や音声通話をやったことがあるか、抵抗がないかを確認してみてくださいね。
オンラインデートの楽しみ方や注意点などをこちらの記事で解説しています。
会う約束をする口実、4つの定番パターンを紹介
メッセージが盛り上がってきてデートに誘いたいと思っても、何て切り出せばいいか迷いますよね。
大きく分けて、会う約束をする口実には次の4つのパターンがあります。
理由をつけず、シンプルに「会いませんか?」と誘う
あれこれ理由をつけずに、「実際にお会いしてみたいのでお茶でもどうですか?」とシンプルに誘うパターンです。
何通もメッセージをしているということはその時点で相手もあなたにある程度の好意は持っているはずなので、「私はもっとあなたを知りたいです」「もっとお話ししてみたいです」という気持ちをアピールしてみましょう。
<アンケートに寄せられた、好印象な誘い方>
シンプルに「予定が合えばお茶しませんか?」が一番好印象でした。「飲みに行きませんか?」だと夜になるので、お茶の方が気軽です。
(36歳 女性)
共通の趣味をきっかけにする
メッセージで盛り上がった内容や、お互いの共通の趣味を理由にデートに誘うパターンです。
例えば、映画が共通の趣味なら「今公開されているあの映画、一緒に見に行きませんか?」などと、共通の話題をきっかけにすれば自然に誘いやすくなります。
<アンケートに寄せられた、好印象な誘い方>
「この間話していた映画を一緒に見に行って欲しいのですが、暇な日など教えてくれたらありがたいです」というこちらのことを気を使ってくれている言葉。
(33歳 女性)
食事・相手の好きな食べ物を理由に誘う
デートの定番といえば、食事。美味しい食事はほとんどの人が興味を持つことなので、「美味しいお店を見つけたので一緒に行きませんか?」「気になっているお店があるので、一緒に行っていただけませんか?」などと食事を理由にお誘いするパターンです。
お相手のプロフィールをみて相手の食の好みを調べたり、メッセージで好きな料理について聞いてみてもOKです。
この場合、レストランはあなたが指定することになりますが、お相手の家からあまりにも離れているお店を指定するのはやめましょう。
お相手が行きやすい距離のお店に誘うことがポイントです。
<アンケートに寄せられた、好印象な誘い方>
「気になっているレストランがあるので、ご一緒していただけませんか。」という言葉が好印象でした。住んでいる地域からオススメのレストランやカフェなどの話をしていたので、自然な流れでお誘いいただきました。
(28歳 女性)
ビデオ通話に誘う
対面で会うことに抵抗があったり、相手がどんな人かをもう少し知ってから直接会いたいと思う場合はビデオ通話や音声通話に誘うのもありです。
直接会うことに不安を感じるのは相手も同じはずなので、「もしよければ、お会いする前に通話かビデオ電話をしませんか?」と誘ってみましょう。
<アンケートに寄せられた、好印象な誘い方>
会ってみたいと伝えられたけれど、まだ信頼も出来ず不安がっていたら、すぐに、まだ不安だよね。もっとLINEや電話をして信頼してもらえてからまた誘うと言ってくれた。
(29歳 女性)
デートに誘う際の注意点
デートに誘う場合は、待ち合わせ場所や時間に気を配ることが大切です。
特にお誘いする相手が女性の場合は、女性が不安を感じるような場所や時間に誘うのはやめましょう。例えば、次のようなことに気をつけてください。
<デートに誘う際に注意すること>
- お昼〜夕方の明るい時間帯を提案する
- 相手に近い、行きやすい場所を提案する
- カフェやランチなどお酒なしの誘いをする
- 長時間だと負担になるので1〜2時間ほどで解散する
- カラオケやドライブ、家など密室になる場所はNG
初回デートの定番は、「お昼に1時間程度のお茶かランチ」です。これなら拘束時間が短いので相手も気負いなく参加できますし、明るい時間帯かつ人目につく場所なので安心ですよね。
反対にNGなのが、夜遅い時間帯に人目のつかない場所に誘うことです。そのような誘い方をしてしまうと、遊び目的なのかと警戒されてしまう可能性があるのでやめましょう。
また、できる限り初対面ならお酒は避けたほうが無難です。
<アンケートに寄せられた、好印象な誘い方>
「カフェで美味しいもの食べながら、お話しませんか?」
初対面で心配な面もあったので、お酒無しの健全なデートは良かったです。
(22歳 女性)
初デートの誘い方やタイミングなどは、こちらの記事でより詳しく解説していますので参考にしてみてくださいね。
初デートで失敗しないための、洋服の選び方・連絡の仕方・会話のしかたなどはこちらの記事で解説しています。
女性からも積極的にデートに誘おう
「デートは男性から誘って欲しい」と思っている女性が多いようで、当サイトが実施したアンケートによると、女性から初回デートをお誘いしたのはわずか3%と非常に少数派でした。
現状では、男性からお誘いされるのを待っている女性が多いのです。
ですが、当然ながら女性からお誘いすることは全く問題ありません。むしろ、男性から誘うことが多いからこそ、女性から誘われると男性にとっては新鮮に思えて嬉しいということもあります。
また、奥手でなかなか誘えない男性もいるので、誘われ待ちの女性と差をつけることで、自分をアピールすることもできますよね。
気になる相手ができたのなら、男性から誘ってもらうのを待っている時間はもったいないです。気にせず、どんどん誘ってみましょう。
デートの誘いを断られた時の対処法
デートの誘いをしても、断られてしまうのはよくある事です。あまり気にしすぎる必要はありません。当サイトのアンケートによると、デートを断った経験がある人は84%にも及びます。
<デートを断った経験があるか?>
ある 84%
ない 16%
デートを断られる理由として考えられるのは、単に日程の都合が悪かったか、あなたに会いたくない理由があるかのどちらかです。
日程の都合が悪いだけの場合は必ず別の日程を提案してくれるはずですので、気にする必要はありません。
ですが、別の日程を提案してくれない場合はほぼ100%あなたに会いたくない理由があります。その場合は、メッセージに返信があるかどうかで次のように判断しましょう。
- 今までと変わらずメッセージに返信がある→もう少しメッセージを続けて盛り上げる
- 既読スルーされてしまう→脈ナシなのであきらめて他の人を探す
デートに誘う前と変わらずにメッセージが続くなら、相手にとってはまだ会うのが早かっただけの可能性が高いです。もう少しメッセージを続けてみて、もう一度誘うタイミングを見計らってみましょう。
もしメッセージが既読スルーされてしまう場合は、残念ながら脈ナシの可能性が高いです。ショックな事ではありますが、マッチングアプリではよくある事です。気にせずに他の人を探しましょう。
誘いを断られた理由を考えよう
デートに断られてしまう理由としては、次のような理由が考えられます。
<デートの誘いを断った理由ベスト5>
相手のことを信用できなかったから 21%
相手のことを好きになれそうになかったから 19%
下心など恋愛以外の目的を感じたから 18%
断ったことはない 11%
面倒・遠かったから 11%
当サイトのアンケートによると、誘いを断る理由として多いのは「相手を信用できなかったから」と「好きになれそうになかったから」。
メッセージでそのように判断されてしまう理由としては、次のような原因が考えられます。
- 誘うのが早すぎた
- メッセージがあまり弾んでいない状態で誘ってしまった
- メッセージから信頼できなさそうな空気を感じた
相手の心の準備ができてない段階で誘ってしまうと、誘うのが早すぎると判断され断られてしまいます。目安として10通程度はやり取りをして、お互いのことがある程度わかってきた段階でお誘いしましょう。
また、メッセージが弾んでおらず、楽しい雰囲気ではない段階で誘ってしまうと「この人と会って楽しいのか?」「この人を好きになれるか?」という疑問がまさってしまい、会いたくないと判断されてしまいかねません。
相手と共通点を探して会話を盛り上げたり、相手の興味のありそうな話を引き出すなどして「この人と話していると楽しい」「会ってみたい」と思ってもらえるようにしましょう。
メッセージの内容で注意すべきなのは、「この人は信頼できない人だ」と思われないようにすることです。たとえば、メッセージで次のような態度をとると相手に信頼してもらえないので要注意です。
<信頼を損ねる、メッセージでNGな態度>
- タメ口や馴れ馴れしい態度
- 外見ばかり褒める
- 下ネタを言う
- 夜遅い時間に会いたがる
- 一緒にお酒を飲みたがる
- お金の話をする
下心のある態度だったり、お金の話ばかりされたりすると、真剣に恋人を探している誠実な人だとは思われにくいです。信頼を損ねてしまうような態度をとらないように気をつけましょう。
もう一度誘うのは場合によってはあり
1回目のお誘いに断られた後にも、以前と同じようにメッセージが続いている状態ならもう一度誘うのはありです。
誘いを断ったのは、単に仕事などが忙しかったり、まだ相手の事がよくわからなくて不安だから会いたくないという理由だった可能性が高いので、もう少し交流を深めてから誘えばOKしてもらえる可能性が高まります。
焦らずに、メッセージでお互いのことを知ることに専念しましょう。
また、相手の不安を和らげるために通話やビデオ電話に誘うのもありです。
もしメッセージを既読スルーされてしまっていて、メッセージが返ってこない状態なら脈なしの可能性が高いです。
残念ではありますが、マッチングアプリでは誰もが経験することなのであまり気にしすぎないようにしてくださいね。
この場合はもう一度お誘いしても断られる可能性が非常に高いので、潔くあきらめて他の人を探した方が良いでしょう。
デートに繋がりやすいアプリを使う
そもそも、初めからデートに行くことを前提に出会うアプリを使えば、お断りされたり、誘い方に悩むこともありません。
おすすめなのはデートしたい男女が集まっているタップルです。
タップルはすぐ会える相手を探せる「おでかけ機能」が人気のマッチングアプリです。
おでかけ機能は男女ともに「募集」と「応募」ができ、今日や明日に会える異性を探すことができます!
募集は自分が日時やデートプランを設定して、あとは異性からの応募を待つだけ。対して、応募は気になる異性の募集へ「おさそい」をしてOKがもらえたらデートの約束が成立します。
男性の場合は募集をしても女性からの反応が良くないため、募集をしている女性へアプローチする方がデートへ繋がりやすいですよ。
会う約束をした後に自然消滅しないために
会う約束ができたからといって、気を抜いてはいけません。約束したはずなのに当日までにフェードアウトやドタキャンされてしまうというのは、実はマッチングアプリではよくあることです。
フェードアウトやドタキャンをされないためには、約束をしたからといって気を抜かずに、今までと同じようにメッセージを続けることが大切です。
会う約束をした途端に、メッセージの返信が極端に遅くなったり、内容が手抜きになったりすると「釣った魚に餌をやらないタイプの人」だと思われてしまう可能性があります。
また、真剣な恋愛ではなく遊びや何かの勧誘目的なのではないかと疑われることもありえるでしょう。
そうならないためには、相手の信頼を損ねず「マイナス評価にならない会話」が重要です。
お互いの負担にならない程度に雑談や当日の相談をゆっくり進めましょう。返信のスピードは、相手の返信のスピードに合わせるのがおすすめです。
例えば、半日後に返信が来るなら自分も半日後、1日後に来るなら自分も1日あける、といったイメージです。
また、メッセージの文量も相手に合わせて、返信が返ってくるように一つは質問を入れるように心がけてください。
デートにそなえよう
会う約束の日が迫ってきたら、デートにそなえて準備を整えましょう。
当サイトでは、初デートをする際に知っておくと安心な情報を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
マッチングアプリの初デートで会話を楽しむコツは、こちらの記事で解説しています。
デートの時、お会計は割り勘にすべきか?気になる方は、アンケートや実際の声を集めたこちらの記事を参考にしてみてください。
実際にマッチングアプリで知り合った人の体験談が知りたいという方は、ペアーズで6人の男性と会うまでの期間やデート体験談を聞いたインタビュー記事をご覧ください。