【津久見市デートスポット】絶景とイルカ体験で楽しむカップル向け”映え”プラン

今回ご紹介するデートプランは、津久見市観光協会の山﨑さんにお尋ねした情報を元に作成した、大分県津久見市の撮影スポットをめぐる、“映え”デートプランです。

津久見市は、日本最大級の鉱山からとれる良質な石灰による鉱業、みかんなど柑橘類の農業、そして豊かな海に恵まれた漁業で発展してきた街です。

津久見市では季節ごとに食のイベントやお祭りを開催。なかでも2月の「豊後水道河津桜まつり」、7月の「つくみ港まつり」、夏休みシーズンの「うみたま体験パークつくみイルカ島」は市内外から多くの人が集まり、賑わいをみせています。そのほか夏に開催される「ひゅうが丼キャンペーン」や、秋から冬にかけて開催される「モイカフェスタ」といったイベントも好評。一年を通してさまざまな催しが行われる、魅力あふれるエリアです。

津久見市の絶景スポット巡り!おすすめデートコース3選

今回ご紹介するのは、津久見市内を回る3つのルートです。

2月中旬に津久見市を訪れるなら、四浦半島をメインに映えスポットを巡りましょう。四浦半島では四浦展望台から見えるリアス海岸のパノラマと、九州一早い春を感じる早咲きの桜”河津桜”の風景を堪能します。

ランチはJR津久見駅まで移動して、駅周辺の飲食店を利用するのがおすすめです。「豊後水道河津桜まつり」開催期間中は、四浦半島内に屋台が出店しているので、屋台メニューを楽しめます。

津久見市の神秘的な風景を満喫したい方は、2億4千万年前の”宇宙塵”が眠る「網代島」をおすすめします。干潮時には島までの道が現れるので、歩いて島へ渡れますよ。島までの道は岩場になっているので、スニーカーなど歩きやすい靴を準備するのをお忘れなく。

その後は、「つくみイルカ島」へ移動。イルカとの触れ合いやイルカショーを楽しみます。

津久見市は日本一の”石灰石”のまちでセメント産業が盛んです。昼から訪れる方向けの工場夜景を楽しむルートをご紹介します。

まずは物産館「うみえーる つくみんち」へ。お店の名物、みかんを使ったソフトクリーム「みかんソフト」をいただきます。津久見市の特産品でもあるみかんのソフトクリームはさっぱりとした味わいで美味。スイーツ好きにはたまりません!そして、日が暮れたら「つくみん公園」や工場夜景が楽しめるスポットを巡りましょう。

「うみえーるつくみんち」の「みかんソフト」の写真
▲爽やかな味わいのみかんソフトは絶品!スイーツ好きはぜひ食べていただきたい

公式:津久見観光協会HP(うみえーるつくみんち)

みかんソフトを堪能した後は車で「つくみん公園」~「工場群」~「工場展望スポット」をぐるりと一周。津久見市の工場風景を満喫し、映え写真を撮りましょう。撮影が終わればJR津久見駅まで戻り、駅周辺でディナー。津久見市グルメを楽しみながら1日の思い出を語り合ってくださいね。

津久見市のおすすめ“映え”スポット1「四浦展望台」

四浦展望台からの風景▲青い海をバックに咲き誇る河津桜は息をのむほどの美しさ

「四浦展望台」は、豊後水道が一望できる津久見市が誇る絶景スポット。津久見湾に浮かぶ島々はもちろん、天気の良い日には四国まで見渡せる場所です。

2月中旬の四浦展望台は、河津桜が見ごろを迎える桜の名所としても有名。河津桜の鮮やかな濃いピンクと津久見湾の澄み渡るブルーのコントラストは必見。自然が織りなす美しい風景をぜひカメラに収めてください。

河津桜の枝にとまるメジロの写真
▲河津桜がシーズンを迎える2月中旬の四浦展望台は絵になる一枚が撮れると人気

四浦半島のある四浦地区では毎年桜の開花に合わせて「豊後水道河津桜まつり」を開催。特産品の販売やさまざまなイベントが行われます。

山﨑さんからのおすすめポイント

女性スタッフのアイコン
山﨑さん

「豊後水道河津桜まつり」開催期間中は、つくみイルカ島駐車場が「さくらサービスエリア」となり多くの出店で賑わいます。隣接する「里の駅 つくみマルシェ」では、河津桜にちなんだ期間限定のお土産品を販売しています。ぜひお立ち寄りください。

四浦展望台の見どころと基本情報

住所 大分県津久見市四浦
電話番号 0972-82-9521(津久見市観光協会)
アクセス 津久見ICから車で約25分
※駐車場有
公式サイト 津久見市観光協会HP「豊後水道河津桜まつり」

おすすめ“映え”スポット2「うみたま体験パーク つくみイルカ島」

うみたま体験パークのイルカ

体験型レジャーを楽しみたい!という方におすすめなのが、四浦にある「うみたま体験パーク つくみイルカ島」。さまざまな海の生き物を観察できるほか、ダイナミックなイルカのパフォーマンスショーを楽しめるスポットです。

また、イルカとの記念撮影やイルカのエサやり体験など、アクティビティも充実。イルカに触れて、癒される場所として、幅広い年代に人気の施設です。

口を開けてエサを待っているイルカの写真
▲大きな口を開けてエサを待つイルカの可愛らしい姿に癒されよう

小型ボートに乗ってイルカにエサやりするカップルの写真
▲小型ボートに乗ってのエサやり体験では、エサを求めてイルカがボートに近づいてくる。シャッターチャンスを逃さないようにしよう

なかでも人気のアクティビティが、イルカの背びれにつかまって一緒に泳ぐ「イルカと泳ごう体験」。スペシャルプログラムでは、イルカに足の裏を押してもらって水面を滑走する「プッシング」という技に挑戦できます。日本でプッシングが体験できるのはこのつくみイルカ島だけ。イルカと一緒に思い出に残る写真がたくさん撮れること間違いなしです。

イルカの背びれにつかまって泳ぐ女性の写真
▲イルカのスムーズな泳ぎを体感できる「イルカと泳ごう」は人気アクティビティのひとつ

山﨑さんからのおすすめポイント

女性スタッフのアイコン
山﨑さん

夏休みシーズンにご家族連れで来られる方が多いですが、春・秋の涼しい季節は屋外でも過ごしやすいので、ゆっくり楽しんでいただけますよ。

里の駅 つくみマルシェで楽しむ地元グルメとお土産

「里の駅 つくみマルシェ」で販売されている「セメントソフト」の写真
▲つくみマルシェ名物のセメントソフト。セメント色のユニークなソフトクリームはSNS映え間違いなし!

つくみイルカ島を訪れた際は、施設内に併設されている「里の駅 つくみマルシェ」で、デートの思い出になるグッズなどのお買い物を楽しみましょう。おすすめメニューは「セメントソフト」。津久見市の特産物であるセメントを模して作られた、一風変わったソフトクリームです。バニラ味のソフトクリームにひまわりシードを混ぜ込んで作られているので、甘さの中にほんのりナッツの香ばしさが感じられます。

網代島:2億5千万年前の地層を間近で見る絶景スポット

網代島の写真
▲網代島にはえびすさまが祀られており、豊漁と海の安全を願う地元の人たちに大切にされている。

つくみイルカ島を満喫した後に訪れたいスポットが、JR日代駅から徒歩5分程のところにある「網代島」。2億5千万年前から海底に降り積もった「チャート」と呼ばれる岩石でできた島です。島の地層を眺めていると、地球の歴史を感じられる神秘的な場所です。

網代島へ行く際は、引き潮時がおすすめ。潮が引いた時に本土から島を繋ぐ道が出現するので、島まで歩いて渡ることができますよ。写真撮影の際は、現れた道と島の入口にある鳥居がセットで映るようにすると、映える一枚を撮ることができます。
※干潮の時間については事前に潮汐表をご確認ください。

引き潮で陸路が現れた網代島の写真
▲網代島観光は引き潮時がおすすめ。事前に潮汐表を確認しよう。

つくみイルカ島の基本情報とアクセス

住所 大分県津久見市四浦2218-10
電話番号 0972-85-3020
最寄り駅
アクセス
車…津久見駅から約15分(駅前にタクシーあり) 津久見ICから約20分 佐伯ICから約30分
路線バス…津久見駅→イルカ島
※網代島に立ち寄る場合は潮の満ち引きの時間もあるので車での移動がおすすめです。
営業時間 10:00~16:00
定休日 なし(1月中旬~2月中旬メンテナンスのため休場)
公式サイト

うみたま体験パーク「つくみイルカ島」

おすすめ“映え”スポット3「つくみん公園」

津久見市で一番大きな公園「つくみん公園」は、休日には多くの家族連れでにぎわう、市民の癒しの場所。園内には津久見市のゆるキャラ”つくみん”がいたるところに隠れているので、童心に帰ってどちらがたくさん見つけられるか競争するのも楽しそうです。

季節を問わずオールシーズン楽しめる公園ですが、夜景を撮影するなら空気が澄んで日の入りも早い冬がおすすめ。幻想的な一枚が撮れるはずです。また、夏には園内と周辺一帯で「つくみ港まつり」を開催。お祭りのハイライトである花火大会の日には、毎年県内外から多くの方が訪れる津久見の夏の風物詩です。

つくみん公園から港の方へと散策するのもおすすめ。対岸にセメント工場が広がる絶景を眺めることができます。運が良ければセメントを運ぶ大きな船が停留している姿を撮影できるかもしれません。

つくみん公園の対岸に見えるセメント工場の写真
▲つくみん公園から望むセメント工場のパノラマもぜひ写真に収めておきたい

山﨑さんからのおすすめポイント

女性スタッフのアイコン
山﨑さん

夜のつくみん公園もおすすめです。波に揺らめく工場の光の美しい風景をご覧いただけます。

つくみん公園の基本情報とアクセス方法

住所 大分県津久見市港町8-4142-153
最寄り駅
アクセス
電車…津久見駅から徒歩約5分
車…津久見ICから約8分

おすすめ“映え”スポット4「工場展望スポット」

堅浦工場展望スポットから見えるセメント工場と石灰石鉱山の写真
▲目前に広がるパノラマは心にもしっかり焼き付けておきたい絶景。

海とセメント工場、そして石灰石鉱山の広大なパノラマを一望できるスポットです。晴れた日には遠くの鉱山までしっかり見渡すことができます。また、夕暮れから夜にかけては工場の夜景を楽しむことができる、まさに「映える撮影スポット」です。

山﨑さんからのおすすめポイント

女性スタッフのアイコン
山﨑さん

石灰鉱山の白と青空のコントラストをバックに工場風景をお楽しみいただくならお昼、夜景をお楽しみいただくなら夜がおすすめです。

住所 大分県津久見市堅浦
アクセス 車…津久見ICから約5分

おすすめ“映え”スポット5「セメント工場群」

セメント工場が立ち並ぶ中を通ることができる、工場好きに大人気のスポットです。プラントや配管を間近で見ることができるので、まるで小学生に戻って社会科見学をしている気分で楽しめます。写真撮影の際は下から見上げる構図で撮るのがおすすめ。工場の大迫力の一枚をカメラに収められるでしょう。

山﨑さんからのおすすめポイント

女性スタッフのアイコン
山﨑さん

夜、明かりがついてからの時間が迫力満点でおすすめです。お車でお越しの際は道がせまくなっていますので十分にお気を付けください。

住所 大分県津久見市徳浦
アクセス 車…津久見ICから約5分

食べる“映え”スポット1「広戸菓子舗」

ケーキやクッキー、シュークリームなど、和洋問わずさまざまなお菓子を販売しているお店です。有名なお菓子は「葛キャンディー」。シャリシャリ&もちもち食感のフルーツフレーバーの葛ゼリーを凍らせて作った冷たいスイーツです。溶けても流れ落ちず、再度凍らせることもできるのが魅力。美味しさはもちろんのこと、カラフルでSNS映えするビジュアルも人気の秘密です。

広戸菓子舗の人気メニュー:クッキーシューの魅力

シュー生地の中に、カスタードクリームがたっぷり入っている「クッキーシュー」がおすすめ。ザクザクとした生地の食感とクリームの優しい甘さのハーモニーが絶品!一口ほおばると、思わず笑顔になってしまいます。

広戸菓子舗の営業時間と基本情報

住所 大分県津久見市高洲町8-9
電話番号 0972-82-3897
最寄り駅
アクセス
津久見駅から徒歩約5分
営業時間 【営業時間】9:00~18:00(土日17:00) 
定休日 月曜日、第2・第4日曜日
公式サイト https://www.hiroto-kasiten.com/

食べる“映え”スポット2「浜茶屋」

新鮮な海鮮料理が食べられるお食事処「浜茶屋」。お店の人気メニューは、大きくカットされたマグロをアツアツの溶岩プレートで焼きながらいただく「まぐろステーキ」です。ボリューム満点の料理はどれもSNS映え間違いなし!料理の写真を撮るお客様も大勢いるのだとか。

まぐろステーキ▲まぐろステーキはお好みで2種類のソースを選べる。ボリューム満点のもやしも魅力

浜茶屋の名物:ひゅうが丼の魅力

お店を訪れたらぜひ食べていただきたいのが、保戸島発祥の漁師飯「ひゅうが丼」。小さく切ったマグロの赤身を醤油・砂糖などを入れた特製のゴマだれと和え、アツアツのごはんに載せた丼です。甘めのタレでいただくマグロは、刺身とはまた違った美味しさ。一年を通して食べられる津久見の地元グルメです

浜茶屋の基本情報とアクセス方法

住所 大分県津久見市千怒6029
電話番号 0972-82-8302
最寄り駅
アクセス
電車…津久見駅から車で約6分
バス…太田から徒歩約1分・津久見中央病院から徒歩約2分
※駐車場25台有
営業時間 11:00~15:00(14:30L.O.)
17:00~20:00(19:30L.O.)
定休日 火曜日(休日の時は水曜日)、月曜日(午後)

食べる“映え”スポット「焼肉 三田井」

津久見市を堪能した日の夕食の時間におすすめしたいのが「焼肉 三田井」。個室があるので周りに気兼ねなくリラックスして焼肉を味わえるのがポイント。美味しいお肉を食べながら、津久見での楽しい1日を振り返ることができる、デートの〆にぴったりのお店です。

三田井の特製ブレンドコーヒーとワインを楽しむ

「焼肉 三田井」は料理だけでなく、お土産物も充実。特に、店頭販売しているお店オリジナルのブレンドコーヒーやスパークリングワインが人気です。ブレンドコーヒーは、お肉を食べた後にピッタリのフレーバーやみかんやイチゴなど珍しいフレーバーもあるので、ぜひお好みの味を探してみてください。

住所 大分県津久見市中央町10-9
電話番号 0972-82-5038
最寄り駅
アクセス
津久見駅から徒歩約3分
※駐車場は津久見駅前駐車場をご利用ください。
営業時間 17:30~22:00
定休日 不定休

取材協力:津久見市観光協会