結婚してくれない彼氏を説得するコツを、沢山の恋愛を経験してきた現役CAが解説!

編集部ミサキ

皆さま、こんにちは。CAミサキです。

本日は「なかなか結婚してくれない彼氏をどう説得するか」がテーマです。彼に結婚の話を切り出すのはとっても勇気のいることだと思います。

でも今これを読んでいるということは、彼と結婚したいと思ったんですよね。

これを読めば、どのような手順でアプローチをしたらいいかが分かります。煮え切らない彼が言いそうなことまで先回りして考え、一緒に対策を練りましょう!

彼に結婚について話す前の準備

彼に話す前に、一呼吸。感情にまかせて彼にいきなり話をしてはいけません

「とにかく結婚がしたい!!それ以上でもそれ以下でもない。」と、「結婚」の1点張りで相手に迫り、一方的にYES or NOを求めるだけでは良くありません。

まず落ち着いて、これを読みながら一緒に考えてみましょう。

頭を整理して、自分を理解する

彼に結婚の話をするにあたってまずは自分のことを知る必要があります。

自分はそもそも結婚をしてどんな姿になっていたいのか?

己を知らずして、相手に求めることはできません。「結婚したい」という気持ちが現状、漠然としてはいないでしょうか?

あなたの人生で「結婚」って何でしょう。「彼と」の結婚ということは一旦わきに置いて、頭を整理するところから始めましょう。

自分は何を求めているのか?考えるリスト

  • 自分のゴールは何か?結婚してどうしたいのか?
  • 将来どんな姿になっていたいのか?
  • どんなところに住みたいのか?
  • 自分にとって譲れないポイントは何か?
  • そもそも彼との目的は本当に結婚なのか?
  • 子供は欲しい?できなかったら?
  • 仕事は続けたい?
  • 育児、家事で相手に求めるものは?

「自分の人生」「結婚」に対しての自分の意見をまとめておきましょう。
今お付き合いしているからという理由だけで、気づかないうちに見て見ぬふりをしている自分がいるかもしれません。

ミサキは昔、数年間付き合っていた彼との結婚を意識し始め、途中からは結婚に固執していた時期がありました。

私の若くてキレイで大切な時間を割いて付き合ってきたのだから、責任を取ってほしいと思っていました。(むしろ本人にそう訴えていました(笑))

でも責任って?数年付き合ったからって結婚するという決まりはないし、なぜ私は彼にすがる必要があるのか?と。

将来後悔しないために、一度自分の人生を振り返り、この先のゴールまでを見つめ直しました。

落ち着いて、プレッシャーや世間体などを置いて考えてみる

落ち着いて、プレッシャーや世間体などを置いて考えてみる

例えば、ミサキの場合でいうと、CAの仕事が大好きで結婚後も辞める気がないことや、東京から離れたくないという気持ちは固まっています。

そこが譲れない条件です。たとえ相手がどんな人であれ、慣れ親しんだ東京を離れるということ=自分が幸せを感じられなくなるということを知っています。

でもその彼は、かなり高い可能性で転勤することになりそうでした。

彼と結婚すれば私は東京から離れ、仕事をやめなければいけない可能性が高いことや、その他、私が本当に望んでいる生活スタイル・生活基準を彼とでは満たせないことには気づいていたのに、見て見ぬふりをしていました

だってお互い大好きなのだから、ここまで順調にお付き合いできたのだから、うまくいくに決まっている。

今更ほかの人を探すの?友達や親など周りからのプレッシャーもすごいし、なんでもいいから「とにかく結婚がしたい!!」と思っていました。

今となっては、あのときに突っ走っていなくて良かったとしか言いようがありません。

ミサキのように、絶対に譲れない、ここを譲ったら後悔すると分かっている条件があるのに、数年付き合ったからという理由で突っ走る必要はないと思います。

もちろん、完璧を求めてミサキのように婚活し続けろとは申しません(笑) さまざまなことを天秤にかけて、考えをまとめたらいいと思います。

恋愛(お付き合い)の先に必ず結婚があるわけではありません。どこか引っかかるところがあるのに、「結婚がしたいから」という理由で突っ走り、数年ですれ違いがでてきて離婚になってしまっては元も子もありません。

なぜ彼と結婚したいのかを明確にする

なぜ彼と結婚したいのかを明確にする

自分と向き合ったところで、それを踏まえて、なぜ彼と結婚がしたいという結論に至ったのか、その理由を考えてまとめておきましょう。

なぜ彼と結婚したいのか?考えるリスト

    • 交際期間を経て気付いた相手の良さは?(性格、能力など)
    • 彼とどんな結婚生活をしたいのか?
    • なぜそれが彼である必要があるのか? 

紙に書き出してみましょう。

彼に「結婚ができれば、経済的な安定が得られれば、誰でもいいのではないか?」という疑問や不安を持たせてはいけません。

ここをしっかりと考えてまとめておかないと、彼に結婚を迫るにあたり武器が弱すぎます。自分のビジョンがしっかりした上で、なぜそれが彼とでなければいけないのか。

彼を好きな気持ちはもちろんのこと、なぜ好きで、なぜこの先も一緒にいたいのかよく考え、それを言語化できるようにまとめておきましょう。

職業で一括りにするのはムリがありますが、CAは結構計算高くこの辺を頭で整理した上で、相手を選択できている人が多い傾向にあります。

感情だけで判断するのではなく、自分が求めるものを理解したうえで、相手のことも客観的に評価し、ちゃんと判断できているなぁと思います。

同時に数名の結婚候補者とお付き合いしていた元同僚CAは、各男性を条件で分けていました。

それぞれの男性に対して好意があるのは大前提で、あとはお見合いくらいの感覚で、1番自分の求める条件に合う男性を総合評価して選んでいました(笑)

そしてサクっと寿退社していきましたw すごい。これは極端な例ですが、中にはここまでキッパリ自分と相手を客観視して選択できる人もいるんですね。

自分と結婚することでどんな2人になれるのか?プレゼンできる用意を!

自分と結婚することでどんな2人になれるのか?プレゼンできる用意を!

「自分のビジョン」+「結婚するのが他の誰でもなく、彼でなければならない理由」

ここまで整理できたでしょうか。ここからは、彼の立場に立って考えます。なぜ、彼はあなたと結婚する必要性があるんでしょうか??考えたことありますか?

結婚は就職活動のようなものです。ある企業でインターンとしてお試しで働いていたとして、その後に正社員として雇わなければいけないという義務はありません。

自分が働くのがなぜその企業でなければならないのか、自分を雇うことで企業にどんなメリットがあるのかまで言えますか?

就職活動ではそこまで客観視できて、自己分析や自己アピールができるのに、男女関係ではできない?

自分がいかに彼を欲しているかということは分かっていても、彼だって条件を加味して他の女性を選べるかもしれません。なぜ、あなたである必要がある?

プレゼンテーションするというと、結婚に必死で怖い感じがしますが、
「交際を経て知った相手」×「自分の描く結婚の姿」=未来←ここを彼にお話する必要があります。

例:

「交際を経て知った相手

仕事熱心。経営者として、何よりも会社と社員を守らなければならない責任とプレッシャーを負って頑張っている。向上心が高くて男らしい。彼の仕事も手伝わせてくれる。

一緒にゴルフや旅行をしてアクティブに過ごしたり、家で映画を観てゆっくりしたり、ワインを飲みながらただ語ったり、趣味嗜好が似ていてオン・オフ共に一緒に楽しめる。

穏やか。問題があるときは感情的にならずに冷静に話し合い、具体的な解決策を一緒に模索できる。

「自分の求めること、自分の描く結婚の姿」と「未来」=

「仕事も辞めて欲しくない、好きに仕事していてほしい」と言ってくれるところや、東京から離れないで良いこと、いざとなればパソコン1台でどこででも仕事ができたりお休みにできたりして融通が利くところ、生活スタイルなどが私の理想と同じ。

結婚しても、できる限り私はフライトを続けて、働く姿を子供にも見せたい。フライトしていないときはもちろん家事育児をすべてする。

でもフライト中は、あなたにお家で仕事をしてもらい育児をしてもらったり、実家の両親やお手伝いさんに手伝ってもらいたい。

経営をする上で、これまでも貴方はさまざまな困難に直面していたけれど、つねに私にシェアしてくれて状況がわかることが嬉しかった。

そばにいることで、心の支えになっていると言ってくれて嬉しかった。私のつらい局面も支えてもらった。これからもお互いを公私共に支え合いながら、生活していきたい。」

 

これくらいハッキリ具体的な未来像まで言えたら、相手と結婚に対する価値観のすり合わせもできます。

こんな理由はNG

こんな理由はNG

「好きだから(ハート)以上!」っていう子供みたいな(笑)、よわよわな理由1つで立ち向かわないでください。好きなことは大前提です。

でも…、現在「好き」という気持ちなんて、これからの結婚生活何十年のなかで変わる可能性があります。

「好きだからこの先も一生一緒にいたい」なんて可愛らしくてステキな感情だけど、それを聞いて彼が「この先、好きなこの子を一生守りたい」って勢いでサクっと結婚に至るのなら、きっとこの記事は読んでないですよね

だって、怖いですよ。彼の気持ちになると。そんな理由だけを全面に押し出して結婚を迫ってこられても「1人で責任を負わなければいけないのか。本当に俺にできるのか」という不安を負わせてしまいます。

もう大人なんだから、ちゃんと話しましょう。「結婚」という大きな課題に対して、互いにいろんな考えや思いがあるに決まっています。当たり前です。ここでお互いに意見交換ができず、うやむやにしていずれ破局になってしまうのはもったいないです。

さて、ここまで自分と彼のことを頭を整頓できた上で、ここからは彼に対してどんな話し方があるのか、どんな選択肢があるのか考えます。

いざ彼に結婚について話してみる

いざ彼に結婚について話してみる

ここまで上記に沿って、自分と相手のことを頭で整理してきました。それを踏まえた上で、彼にどうお話するか、そしてその反応次第で、次にどんな切り札を切るかを考えて準備していきましょう。

話の切り出しかた

彼にこの話を切り出すのは、とても勇気がいりますよね。でもここさえできれば、あとはまとめてきた考えを落ち着いて述べるだけなので、頑張って勇気を出してください!彼との未来がほしいなら、ここでの勇気が必要です。

切り出し方例:
「付き合って○年だね。私自分の人生を考えてみたの。結婚を含めて、これからの2人のことを話したい。
「ここまでお付き合いしてきて、これからのことを自分なりに考えてみたんだけど…。話せないかな?」
「転職が決まりそうなこのタイミングで、将来のことを話したい。」

など。

「今日、これからの2人のことについて話したい」というのを前もって彼にLINEで言って事前に心の準備をさせておくのもいいと思います。

プレゼンテーション開始

かしこまって本当にプレゼンしたら引かれますが(笑)、上記のリストで考えた「なぜ彼じゃなければいけないのか」「結婚してどんな姿になっていたいのか」「今後の2人の展望」など、自分の考えを話していきます。

意見交換

自分の思い・考えを彼に伝えたら、次は彼の考えを聞きます。彼も同じ気持ちで前向きに考えているのか確認しましょう。今すぐに考えがまとまらないなら、同じように考えてきてもらうのも良いでしょう。

例:
「私はこう考えているよ。○○くんが今どう思っているか、考えを聞かせてほしい。○○くんも結婚に対して前向きだったら、価値観のすり合わせをしていきたい。」など

彼が結婚を迷っている場合の選択肢

彼が結婚を迷っている場合

このように話してみた上で、彼が明らかに迷っている場合は、以下のような選択肢があります。

  • まず彼はどのポイントで迷っているのかを聞き出す
  • 考えをまとめてもらう時間を与える
  • 結婚か別れかの二択で迫る
  • 結婚が不可能なのであれば、ほかの選択肢で手を打つ(このまま状態維持、事実婚)

その先のことまで予測してあらかじめ考えておきましょう。まず、なぜ迷っているのか、どこに不安なポイントがあるのかを話してくれない場合は時間を与えてもいいでしょう。

でもいつまでたってもそこを明確にしてくれない場合は、今後のことを考えてみてもちょっと不安です。これから問題が起こっても話し合う姿勢がないのは致命的です。

もし、もうすでにかなりの年月を待たされている場合

もう、何度か結婚の話はだしてみて長い年月を待たされている場合、あなたはどうしたいのか考え直しましょう。それ次第では、今ツラくても、見切りをつけることも大切になってきます

最初の章で考えた、自分の思い・考えを思い出して、天秤にかけてみましょう。自分は彼となら、たとえ結婚という法的事実がなくても一緒にいたいと思うか?

結婚しているという事実<彼と一緒にいること

なのか、

彼と一緒にいること<(誰かと)夫婦という関係を築きたい

なのか。

2人にすでに十分な交際期間があり、「お互いのことをまだ知らないから、もう少し時間が必要」などという言い訳が通用しない場合、このままだらだらと交際を続けるしかないと諦めてしまうかもしれません。

その際は「決断してもらえない」という事実までちゃんと受け入れられるのか考えるべきです結婚という法的な責任を負う行為に至れないのは、彼に決断力がないとも言えます。この先、何かほかの問題に突き当たったときに大丈夫か、よく考えてみてください。

逆プロポーズしてしまう方法

そもそもなぜ彼からのプロポーズを待たなければいけない?もし彼が迷うであろうポイントまでをあなたがカバーできるのなら、あなたから「結婚しよう」ってプロポーズしてもいいと思います。

私はこう考えている➡︎2人でこのような未来を築きたいと思っている➡︎私はこういうところを提供できる➡︎「私と結婚してください。」という流れで言ってしまいましょう。

ここで大切なのは、勘違いがないようにこれがプロポーズだとわからせる必要があります。プロポーズとなると、あとはもう彼からのYES or NOの二択の返事を迫ることになります。

それが分かるように伝えないと、ただ結婚したい!と主張しただけと思われてしまうかもしれません。

「私と結婚してください。今返事してほしいor返事は来週までにしてほしい。」など。

ここからは、彼がなかなか結婚に踏み出せない理由としてどんなものがあるのかを考えていきましょう。

彼が結婚に踏み切れない理由集

彼が結婚に踏み切れない理由集

上記のようにお話しして彼の意見を聞いた結果、いざ結婚へ向けて具体的なステップが踏めたらとても嬉しいことです。

でも、理論的にプレゼンしてみても彼がなかなか踏み切らない場合、理由としてどんなことを挙げてくる可能性があるかを見ていきましょう。

また、こちらが打開策として提案する場合、あなたも本当にそれで納得できるのかよく考えていきましょう。

お金がないから結婚できない

「今お金がないから結婚できない」というありがちな理由です。これを言われてしまったら、どうしますか?

・考え方
彼は「結婚」という漠然とした恐ろしい壁にビビってこのように言っている可能性が高いです。でも、結婚自体は0円でできますよね。役所に紙きれ1枚をだすだけで、0円で2人は正式に夫婦になれます。

なので大切なのは、彼が実際どこに&いくらのお金がかかると思っているのか聞き出すことです。きっと結婚式やこれからの新生活にお金がかかるだろうと漠然と不安に思っているのでしょう。

いくらかかるか、自分にそんなお金が出せるのかわからないままにして「OK、結婚しよう」と言えない彼の気持ちも分かりますよね。

ですから、ここで怯んではいけません。彼が不安に思っている点を一緒にクリアにしていきましょう。

・打開策
結婚式➡︎しないという選択もある(その場合あなたはそれでもいいのか)
新生活➡︎どこに住みたいと思っていて、実際いくらかかりそうなのか一緒に計算してみる
結婚指輪➡︎ノーブランドでいくらくらいのものがあると彼に見せる

結婚式をしないと決めれば、金銭的な負担はかなり減ります。結婚式は絶対にしたい場合は、自分はどんな結婚式にしたくていくらまで出せるのか、具体的な金額を提示するのも手です。

彼のだいたいの年収はわかっているでしょうから、どの程度ならOKが出そうか考えてみましょう。

ミサキが昔結婚を考えて話が進みかけていたお相手は、いわゆる高収入という部類の人ではなかったので、ハリーウィンストンなんて夢のまた夢で、ノーブランドだけれども自分で納得のいくクオリティーのダイヤで安価で婚約指輪を作ってくれるところまで探しました

「結婚がしたい、以上。(お金のことは知らない。彼がどうにか1人で計算して頑張ればいい。)」という態度では、何もかも彼に投げやりでイヤになるのもムリはありません。

結婚とは、現実に向き合うことなので、お金のことまでしっかり話せたら、彼も不安要素がなくなり結婚に近づけるかもしれません。

結婚を決断するにはまだ時間が必要

「まだ時間が必要。」これも本当にありがちな理由ですね。こんなあやふやな理由を述べられたのならば、ハッキリ聞いてみましょう。

  • 何に?
  • どれだけの時間?
  • どうしたらそれが分かると思うのか?

ここを追求して彼がモゴモゴし始めちゃったら、「こちらは結婚をしたいと思うほど真剣だ。」と訴えて、そのまま逃さずに考えてもらいましょう(笑)

男ってズルい人はズルいですよ。(自覚していないだけで女性もなのでお互い様ですが(笑)) 本当は結婚する気がないのに、うやむやに時間稼ぎをして都合のいい相手にされてしまう可能性があります。

実際にミサキの男友達でもいました。今の彼女と結婚する気はないけれど、彼女の結婚願望を利用して一緒にいる、と。身の回りの世話をしてくれるし、恋人候補としてキープできて一石二鳥だと言っていました。

結婚をチラつかせると、より尽くして頑張ってくるからとあざわらっていました。おそろしい…。これを読んでいる皆さまにはそのような目に遭ってほしくありません!

仕事が落ち着くまでは結婚できない

仕事が落ち着くまでと言われた場合も、本当にそれだけが理由なのかを聞くべきでしょう。もしそれだけが理由なのであれば、具体的にいつどのような状態になれば結婚できるのか明確にしてもらい、少しずつ準備もできるかもしれません。

仕事が落ち着かないと結婚できない理由も、突き詰めて聞いてみましょう。何度も言いますが、結婚自体は0円で、そして数秒でできます。なので、時間がないとできないというのも直接的な理由にはなりません。突き詰めて聞いてみると実はそんなに理由がない場合もあります。

責任がとれない

「まだ責任がとれない」というのは、どういう意味で言っているのか聞いてみましょう。そもそも「結婚」をなんだと思っているのか、結婚に対する価値観を確認する必要があるでしょう。

もしあなたが専業主婦志望で、結婚を機に絶対に仕事を辞めるんだと断言している場合は、経済的に負担が大きいからという理由で「責任がとれない」と言われてしまうかもしれません。

でもこのフレーズも、ただの漠然とした不安からきている抽象的な言い訳かもしれません。結婚は男性に全責任を押し付けて女性を幸せにするものではありません。

2人でフェアに協力し合って生きていくんだということがお互いにわかっていれば、彼は「責任をとる」という価値観から抜け出していけるかもしれません。

結婚に対する考え方や価値観のすり合わせが大切になるでしょう。

幸せにできるか不安

彼が「君のことを幸せできるか不安」と言ってきたら、「なぜなのか?」聞き出しましょう。

そんな漠然とした理由はいいから、噛み砕いて、どんな考えが根底にあるからそんな思いが出てくるのかを聞き出し、考えさせる必要があります。

根底にある理由

  • 浮気性だからきっと浮気して傷つけてしまいそう
  • 金遣いが悪いクセがある
  • 家事・育児に興味がなく丸投げしてしまいそう
  • まだ落ち着きたくなく、趣味に没頭していたい

など。

根底には彼がそう思うに至る悪いポイントがあるはずです。その点を聞き出して、話し合う必要があります。

まぁ、「きっと浮気してしまう」なんてバカ正直者はなかなかいないかもしれませんが(笑)、ミサキのまわりにはこのタイプの男性が結構いました。

親友のCAは「商社マンである彼に交際中にも何度か浮気をされてきたけど、ハイスペで経済的には安定した生活が送れ、念願の専業主婦にもなれる。しかもイケメン。浮気は覚悟で結婚しよう。」と自分のなかで折り合いをつけて結婚しました。

案の定、結婚後もコンパやアプリを使って浮気相手を探していることがわかりました。でも割り切れているそうです。

ミサキだったらイヤですが、その辺も経済的にペイできるくらい自分の中で割り切れるのなら、いいと思います。

そもそも結婚について話し合うことから逃げられる場合

そもそも結婚について話し合うことから逃げられる場合

結婚の話を始めると、どうもうやむやにされたり話し合うこと自体から逃げられてしまう場合もあるでしょう。

そんな時はまずはワーニングとして、「将来のことを話し合いができないのであれば、このまま一緒にいるのはむずかしいと思う」ということを伝えましょう。

それでも改善されない場合、最終ワーニングとして、もう別れを切り出してもいいと思います。本気でいるのはあなただけで、彼はあなたのことを結婚相手として全く考えていない可能性があるからです。

もし彼があなたのことを本気で考えているのならば、絶対にここで逃さないはずです。

先程の男友達みたいに、うやむやに引き延ばされたりする最低な例もあります。あなたは彼のことが好きでそんな人ではないと信じていたとしても、他人の心のうちなんてわかりません

どんな結末になってもいいって思えるのならその道を進めばいいですが、あとから後悔だけはしないでください。

どんな結末でもというのは…➡︎このまま結婚はせず、数年間彼と過ごしたところで別れを切り出され捨てられ、その頃には新しい相手を見つけるのが難しくなっている。

「あの時彼に見切りをつけて、ほかの人を探していれば今頃は家族ができていたかもしれない」という、人生をかけての大後悔だけはしないようにしてほしいです。時間は戻せません。

なかには、結婚からは逃げて、ただの「交際期間」という楽しくてお手軽な関係のなかで、若くて綺麗なあなたから搾取してやろう、という怖い男性もいるということを頭の片隅に置いておくべきです。

結婚を考えるにあたり冷静さを失い、いつか後悔する判断をしないように、今一度彼の態度を客観的にみて、考えてみてください。あなたにはまだほかに幸せになる道があるかもしれません。

番外編:事実婚という考え方

番外編:事実婚という考え方

事実婚はヨーロッパでは主流な考え方です。CAミサキの友達で、ヨーロッパの航空会社で働く日本人CAでも、あえて事実婚を選択する人たちもいます。

彼がどうしても「婚姻届を出して結婚をするという手順を踏みたくない。けれどあなたと一緒にはいたい」と思っている場合、事実婚という手もあります。

ミサキも最初は、「結婚したくない男の責任逃れでなぁなぁな関係なんじゃないの?なんで事実婚はOKで一緒にいたいのに、結婚はできないの?」と思っていました。ここからは事実婚について勉強しましょう。

よく聞くけど「事実婚」ってそもそもなに?

ここでただの同棲とは違い、事実婚となるにあたり大切になってくる二点が「互いに婚姻の意識があること」と「それに基づいた共同生活があること」です。

また、結婚した場合は、基本的には夫婦同姓になりますよね。でも、事実婚ではお付き合いの延長のような感じで別姓を名乗ることができ、面倒な事務手続き等も必要ないというメリットもあります。キャリアウーマンで、会社でこのまま自分の名前を変えずに仕事をし続けたい場合なども可能になります。

お互いが望んで事実婚を選ぶ場合はメリットだらけでとてもいいと思います。ただ、男性の方だけが一方的に事実婚関係を望む場合は、精神衛生上よくないですし、いつかズレが生じるので、必ず話し合って納得する必要があります。

CAミサキのまわりの事実婚エピソード

ミサキのCA友達でヨーロッパに住む子たちのなかには、事実婚を選ぶカップルが結構いました。CAに限らずですが、女性も「個」としての意識がとても強く、結婚という手段にそもそも興味がないという子たちも多かったです。結婚しても別姓を名乗ったりしていました。

さらにヨーロッパでは離婚をするのも紙一枚では済みません。離婚となる場合の負担が大きいことが、事実婚を選ぶ人の理由になっていました。

まわりの泥沼離婚劇を見てきた人たちが、「たとえ別れることになっても精神的に楽な事実婚のままでいよう。」と考える、自然な流れで事実婚が選択されることが多いです。

CAミサキは見た!結婚まで持ち込んだCAの成功談

CAミサキは見た!結婚まで持ち込んだCA話

ここからはCAミサキの周りであった、なかなか結婚してくれない彼氏を結婚まで持ち込んだ子たちのエピソードです。

ミサキの大親友CAは、結婚したい彼氏がいたのですが、彼の方からは結婚のけの字もないまま、ついに付き合って3年になりました。何度も相談を受けていたのですが、この記事に書いたようなアドバイスをし、いよいよ自分から結婚の話を切り出しました。

その頃は外国ベースのエアラインで、お付き合いしている日本人の彼は日本に住んでおり遠距離恋愛だったので、なかなか会う時間も取れずに交際のスピードが遅くなっていました。3年も将来の話がないなんてありえない!と怒ってはいましたが、どう考えても彼との結婚生活がほしいという考えに至っていました。

日本ステイのときに「結婚を含めて将来のことを話し合いたい。」と切り出すと、「俺からもそろそろ話そうと思っていたところではあった。でも、まだ今すぐにとは考えられない。」と言われてしまったのです。でも大丈夫。そこで彼女は「問い詰める」という怖い感じではなく、どうしてそう思うのか聞き出しました。

すると、「いつも海外にいる君とどうやって結婚生活が送れるのか想像がつかない。結婚という責任を取る勇気がまだない。」と言われました。そこで彼女は、自分のキャリアや住む場所まで含めたプレゼンテーションをして、「こうやって未来を一緒に築いていきたい。」とハッキリ伝えた上で、「あまりダラダラと引き伸ばしたくないから、次に会うまでによく考えてみてほしい。」と期限も付けました。

次に会うまでの遠距離中の電話では「私は結婚をプレッシャーには感じてほしくない。お互いに違う未来を描いていて、うまくいかなそうなのであれば、もうそれはしょうがない。」という余裕あふれる言葉をかけていました。

これで彼もプレッシャーから解放され、今一度彼自身の人生も見直すキッカケになったと思います。

次に会った時に「感情的に結婚の話をされず、不安だった点も冷静に話し合えて、やっぱり君とこの先も生きていきたいと思った。僕と結婚してください。」とプロポーズされていました!!!めでたい!

やはり男性は、真剣にお付き合いしている女性から結婚の話をされる時、感情的でも冷静に詰められるのでもなく、2人で話し合いましょうという優しいムードであれば、結婚へと向かうものなのだなと思いました。

まとめ|二人の未来は二人で話し合おう

今回はなかなか結婚してくれない彼へのアプローチの仕方を学んだだけでなく、結婚・人生に対しての価値観を今一度見直すきっかけになったと思います。

この記事を読んだ皆さまが、勇気を出して彼に結婚の話を持ちかけて、幸せな未来を2人で築いていけることを心からお祈りしています!

>>CAミサキが伝授する男性に誘われるためのコツ