婚活アプリ「ブライダルネット」で女性経営者と出会いお付き合いしたエピソード
私の名前はマコト、アラフォーの独身男性です。
近年、閉鎖的な環境で仕事をするようになり、出会いが激減した私は、マッチングアプリや婚活アプリを使って恋活・婚活をしています。
そのマッチングアプリですが、いざ利用してみると、実に様々な女性がいることに驚かされます。そのため、時には想像を超えるような”美味しい思い”をすることもあります。
では、一体どんな”美味しい思い”をしてきたのか…
今回は、数ある美味しい体験のなかから、特に強烈なインパクトがあったエピソードをご紹介します。
出会いはブライダルネットだった
私はマッチングアプリ・ブライダルネットを利用しています。
ブライダルネットは女性も有料なので、マッチング率が高い、メッセージの返信率が高い、「いいね!」が届きやすい、などの長所があり、オススメの婚活アプリの一つです。(年齢層が高めで、会員数が少ないという短所もあります)
実際、40歳を超えている私のところにも、毎日のように女性から「いいね!」が届いていたのですが、N子さんもそのうちの一人でした。
N子さんは学年でいえば私の3つ上(当時45歳)となります。都内で美容関係に勤めているとのことで、プロフィール写真をみると、年齢よりも若くみえます。(30代中盤と自称しても通用するくらいです)
芸能人に例えるなら、女優の井川遥さん風といったところでしょう。
プロフィールも含めて好みのタイプだと感じた私は、「いいね!返し」をし、N子さんとマッチングしました。
普段なら年上には興味を示さない私ですが、これだけ若く見えるならもはや年齢など単なる数字に過ぎません!
N子さんは「まずは会いたい」というタイプだった
N子さんとマッチングした日、さっそく挨拶のメッセージを送ってみたところ、ほぼリアルタイムで返信がありました。
そこには、「マッチングありがとうございます。ぜひともお話してみたかったので、本当に嬉しいです」と書かれていました。
その他の文章もとても丁寧なことから、上品で知性が高い女性であることが伺えます。
また、とても大胆かつ積極的な面もあるようで、「まずは一度お会いできませんか?会って話した方がより深くお互いを理解できると思います。いかがでしょうか?」とも書かれていました。
これをみて「いきなり誘ってもOKなパターンだ」と思った私は、2通目のメッセージにして早くもデートを提案。2日後に会うことになったのです。(話が早くていい!)
初デートは表参道でランチ、写真通りの女性で一安心
N子さんとの初デートは表参道のお洒落なオープンカフェでした。
N子さんの行きつけの店だそうで、「席を予約しておいたので、もし早くいらっしゃったら、中で待っていてください」と言われていました。
「きっといい店なんだろうなぁ」と思いつつ指定されたお店に行ってみると…たしかにお洒落なお店です。ヨーロッパあたりでセレブが昼間からくつろいでいそうな雰囲気があります。
その分、お値段も高めで、コースランチは2,500円~なのだとか(け、結構お高いじゃないの^^;)
ランチの値段に若干引きながらも店内に入ると、すでにN子さんが座って待っていました。
写真で見た通りとても魅力的だと感じる第一印象。
おまけにHERMES(エルメス)のバッグにカルティエの時計と、高級ブランドのアイテムを持っており、それが非常によく似合っています。
そんな高級感漂うN子さんですが、性格は気さくで、会話はとても弾みました。また、お互いの趣味に共通点が多く、とても初対面とは思えないほどの雰囲気です。
マコトさんはお洋服とかお好きなんですよね?
そうですね。よくウィンドウショッピングに行きますよ
私もなんです。良かったら後でお店を回ってみませんか?
いいですね^^
こんな会話もあって、ランチを終えた私達は、高級ブランド店が並ぶ某ファッションビルに移動しました。
ウィンドウショッピングのはずが、驚きの展開に!
店内でバッグや服、靴などを見ているN子さんはとても楽しそうで、その表情をみていると可愛らしさも感じます^^
メンズも見にいきましょう。マコトさんの好みを知りたいです
(メンズのバッグコーナーへ移動)
マコトさんはどれが好きですか?
僕が買うならこれですね(高くて買えないけどね^^;)
私が手に取ったのは、お値段約15万円のバッグです。このお値段ですから簡単に買えるはずもなく、あくまでも「買えるだけのお金があるとしたら」という話だったのですが…
すみませーん。
(店員を呼ぶN子さん)
これ、ください^^
は?い、いや別に買わないですよ(苦笑)
いえ、これは私からのプレゼントです。マコトさん、先月お誕生日でしたよね?
そ、それはそうですけど、これ15万円ですよ?
大丈夫です^^初デート記念でもあるし、ぜひプレゼントさせてください!
一度は断った私でしたが、N子さんから「受け取っていただけませんか?そんなにご迷惑ですか?」と、しおらしく言われてしまい…(そこまで可愛い表情をされたら、断れないじゃないか^^;)
結局、プレゼントを受け取ることになったのですが、この展開にはビックリしましたねぇ(@_@)
「この人、一体何者なんだ?お嬢様育ちなのか?」
そんな疑問が頭のなかに充満していましたが、「お金持ちなんですか?」などと聞く訳にもいかず、その日のデートは終了しました。
二回目のデートは、銀座でディナーからの…
初デートの感触が良かったのか、N子さんは当初よりも積極的に連絡をくれるようになりました。
そして、ほどなく二回目のデートをすることになったのですが、その待ち合わせ場所は銀座でした。
(むむ、銀座ですと?もしかしてこの前のお返しをねだられるパターンか?)
(15万円のバッグのお返しなんていくらかかるんだ?!万が一ねだられるようなことがあったらこっそり逃げるしかないか)
そんな警戒心を持ちつつ待ち合わせ場所に行くと、すでにN子さんが待っていました。この日の東京はとても寒く、多くの人がコートを着込んでいたのですが、N子さんのコートはそこらの安物とは訳が違います。
豪華な毛皮になっており、どう考えても数十万円はする代物なのです^^;
(これはもしかすると、とんでもないお金持ちと知り合ってしまったのかもしれない…)
思い起こせば、初デートのときにN子さんが持っていたバッグや時計も高級品だった訳で、このコートと合わせると200万円ほどになるはずです。
さらに、この日ディナーのためにN子さんがチョイスしたレストランは、コース料理で30,000~となっており、庶民の私には手がでません。
(ヤ、ヤバイ。この金銭感覚に巻き込まれたら、あっという間に破産だ><)
N子さんとのディナー中、私はそんなことばかり考えていたのですが、N子さんはそれを察知したようで、優しい口調で語りだしました。
マコトさん、私の金銭感覚に引いてますよね?
そ、そんなことはないですよ(本心は引いてます…^^;)
私、今まで仕事一筋だったからお金はたくさんあるんです。
な、なるほどー
で、これからはそのお金を好きな人のために使おうと思ってて…
ほほぉ~
だから、マコトさんはお金のことは気にしないでください。ただ一緒にいてくれれば…
(お?お金のことは気にしなくていいの?マジで?)
どうやら、N子さんは遠回しに気持ちを告白してくれたようなのですが、私はN子さんの気持ちよりもお金に関することの方が気になって仕方ありませんでした(笑)
N子さんの正体はやり手の経営者だった
お金の心配がないことと、N子さんが私に好意を持ってくれていることが把握できた私は、すっかり気が楽になっていました。
同時に、急にやる気が出てきて、まるで水を得た魚のようにN子さんを口説き始めたのでした(我ながら自分に幻滅します笑)
仕事、そんなに給料いいの?
一応、社長だから…
あら?プロフィールには美容業界って書いてなかった?
だから、美容業界の社長…
それは美容業界じゃなく、経営者っていうんじゃないかい?
あ、そうかもー^^
こんな会話をした時、すでに私たちは2軒目でいいムード。
銀座で高級ディナーを味わった(ご馳走になった)あとはそのままN子さん行きつけの隠れ家的なバーへ。
詳しい話を聞いてみると、N子さん実はやり手の経営者で、美容室、エステサロン、ネイルサロンを合わせて6店舗も経営しているのだそうです。
当然、自分が経営するエステサロンは使い放題な訳で、素敵なオーラはそういったメンテナンスからきているのでしょう。
また、20代、30代を仕事一筋だったらしく、本格的な恋愛は久しぶりとのことです。
実のところ、マッチングアプリには経営者や管理職など、高所得者の40代〜50代女性が結構います。おそらく、仕事ばかりになっていて、一般的なOLよりも出会いのチャンスが少なくなっているのではないでしょうか。
2回目のデートでお付き合い幸せのはずが一転、恐怖へ。
急接近した私たちは、二回目のデートで交際することになりました。
当然、三回目、四回目のデートもした訳ですが、驚くことに、毎回高級ブランドのプレゼントを用意してきてくれるのです(@_@)
四回目のデートに至っては、100万円以上もする時計が用意されており、プレゼント代の総額は200万円を超えてしまいました。
高級品が貰えるという立場に酔いしれていた私ですが、あまりにも度が過ぎおりもはや恐怖すら感じます。
さらに、会うたびにN子さんからの束縛も激しくなっていたのです。
例えば、3コール以内に電話に出ないと不機嫌になってしまったり、相手が会いたいといったら会いに行かないといけなかったり…。
さすがにこれ以上交際していたら、すべての行動が束縛されてしまうんじゃないか?と不安になり始めたと同時に、もし別れることになったら、とんでもなく逆上するんじゃないか?と恐怖も感じていました。
ただ、あまりの束縛にこれ以上は自分がダメになってしまうと感じた私はN子さんを呼び出し、別れを告げることにしました。
別れ話の際中、「プレゼントを返せー」と怒鳴られることも覚悟していたのですが、N子さんはとても冷静に対応してくれました。もしかすると、N子さんにとって200万円は大した額ではなかったのかもしれません。
こうしてN子さんとの交際は短期間で終了した訳ですが、私には数々の高級ブランド品と経営者とお付き合いした思い出が残りました。
普段、出会えないような女性と出会えてお付き合いできてしまうのもマッチングアプリ・婚活アプリの良いところ。
嘘のような本当の話もありますので、経営者と結婚したい男性は利用を検討してみては。