Omiaiの人気会員とマッチング!デートから付き合うまでを公開
私の名前はマコト、アラフォーの独身男性です。
現在、プライベートに出会いがないためマッチングアプリを使って恋活・婚活をしています。
アプリ利用歴は通算で2年にもなり、計算してみるとマッチングアプリで見てきた女性は2万人以上、押したいいねは2,000人以上!
面食いなだけに、いいねを送ったほとんどの女性が平均を大きく上回る容姿をしており、交際するたびにちょっとした自慢になっていました。(とはいえ、1,900人以上にはフラれているのですが)
前回、ペアーズで出会ったモデルの女性とお付き合いできたお話をしました。
今回は、約2,000人の女性の中で、歴代No.1の容姿だった女性とのエピソードをご紹介します。
歴代No.1の女性を見つけたのはOmiaiだった!
私が歴代No.1の女性を見つけたのは、2019年2月のことでした。この時利用していたマッチングアプリはOmiaiです。
実のところ、私はOmiaiとの相性が良いとはいえず、過去何度挑戦してもデートまでたどり着けないでいました。
なので、この時もあまり期待することなく、見た目が好みのタイプにせっせと「いいね!」を送っていた訳ですが…
そんな私の目を引いたのが、抜群の容姿を誇るS実さん(32歳:保育士)でした。
このS実さん、ルックスは女優兼モデルの新木優子さんに似ています。
水着姿の写真が載っていたのですが、見事に引き締まったプロポーションをしており、まるでグラビアアイドルのようです^^
個人的な好みもありますが、世間一般で考えても、その容姿は極めてハイレベルであり、写真を見た瞬間に「歴代No.1だ!」と確信しました。
そんなS実さんですから、当然のように人気会員になっているはずです。”登録から1週間以内”と表示されていましたが、おそらくすでに数百の「いいね!」が届いていると思われます。
「これはさすがに無理だろうなぁ」とは思いましたが、約2,000人の中のNo.1をスルーできるはずもなく…「いいね!」を押した後に、追加で「みてね!」まで送ってしまいました(笑)
すると、2時間ほど経った頃にOmiaiから通知があり「S実さんとマッチングが成立しました!」とのこと。(マジか?!キターーーー!)
大喜びした私ですが、「落ち着け、俺。喜ぶのはまだ早い。メッセージに返信があるとは限らない」と、すぐに冷静さを取り戻し、祈るような気持ちで1通目のメッセージを送りました。
こんなに綺麗な女性とトントン拍子でマッチングできるなんて、サクラや業者じゃないだろうなと不安にも思ったのですが、マッチングアプリにサクラはいないと言われていますから、ひとまず「頼む!返事来てー」と祈ることに。
「猫」が決め手で相手から返信が届いた!
私の場合、マッチングしてメッセージを送っても、まったく返信がないことがほとんどです。
なので、S実さんの場合も、返信があるのか半信半疑だった訳ですが…なんと、すぐに返信がありました!
こんばんは、マッチングありがとうございます^^
(キタキターーーー!最高で〜す^^)
間違いなく人気会員であるはずのS実さんです、それほどの美人で人気の女性が自分に興味を持つかな?と多少の不安はあったのですが。
それでもマッチングしてくれた訳を聞いてみると、なんと「猫」が決め手だったそうです(笑)
実は私、一人暮らしながら猫を飼っておりまして、その写真をサブとしてプロフィールに掲載していたのです。
一方のS実さんは、ペット禁止のマンションに住んでおり、一度でいいから猫のいる環境で暮らしてみたいと、ずっと思い続けていたのだとか。
さらに、年齢差も気にならない(むしろ年上の方がいい)とのことで、私が条件にピッタリだったそうです(愛猫よ、でかしたゾ!)
そんな二人ですから、猫談義で盛り上がるのは当然であり、やり取りを始めてから5日目には、デートをする約束をしました。(こんなに順調で良いのでしょうか)
愛猫が導いた赤い糸?トントン拍子で自宅デートへ
さて、S実さんとの初デートですが、なんと、S実さんの自宅で手料理をいただくことになりました。(S実さんの特技は料理なんだそうです)
いきなり自宅に招くほど私に好意があるということなのか…いずれにせよ、こちらとしては全力で口説くのみです^^
「今日は人生最大の勝負になりそうだ」、などと考えながら指定された待ち合わせ場所で待っていると、S実さんがやってきました。
その容姿は写真で見ていたよりも美しく、オーラすら感じられます。(か、可愛いすぎる^^)
実際、S実さんの自宅まで歩いていると、すれ違う男性のほとんどがS実さんをチラ見していました。
(くしゅん!)
くしゃみ?風邪気味なの?
そんなことないと思いますけど、ちょっと寒いからかな
じゃあ、これをどうぞ(マフラーをかけてあげる)
ありがとうございます。マコトさん、優しいですね♡
そんな会話をしながら歩いているうちに、S実さんの自宅に着きました。
中に入ると柔軟剤の良い香りがしており、室内はきちんと片付けられています。至るところに可愛い小物が置かれており、男性が想像する”女の子らしい部屋”の理想形となっていました。
S実さんは早速料理を作り始めたのですが、特技というだけあって非常に手際がよく、30分もしないうちに4品が完成。私達はワインで乾杯し、食事を始めました。
食事中も終始にこやかなS実さん。
よく考えれば初顔合わせからまだ2時間ほどなのですが、二人の相性はピッタリのようで、すでにカップル感が漂っています^^
なので、デザートを食べ終わる頃には、お互いが好意を匂わせるような発言をしており、カップル成立に手応え十分です。
よし、これは間違いなくいけるぞ!、と考えた私は、「来週、またデートしてくれませんか?ただし、今度は僕の彼女という立場で」と告白。
するとS実さんは、ちょっと恥ずかしそうにしながら「はい♡」と答えてくれました。
交際開始後2回目のデートでまさかの展開?!
歴代No.1の美女と初デートで交際、そのまま彼女の部屋に泊まる、という夢のような体験から1週間後。
「猫ちゃんに会いたい」というS実さんの希望もあって、今度は私の部屋でデートすることになりました。
マッチングして以来、とんとん拍子に話が進んでおり、我が愛猫はまさにキューピッドといえます。しかも、そのお相手が超絶美人な訳で、愛猫の貢献度は計り知れません。(今度から最高ランクのエサに変えてあげよう!)
「今日は猫を中心に話が盛り上がるはず」などと期待しながら最寄りの駅まで迎えにいくと、S実さんはすでに着いていました。
相変わらず通りゆく男性達の注目を集めており、そんな女性と腕を組んで歩く私は最高の気分です!(こんな幸せなことがあっていいのでしょうか^^)
(くしゅん!)
あら?まだ風邪治ってないの?
んー、風邪じゃないと思うけど…(くしゅん!)
くしゃみも可愛いね(笑)
ヤダー、恥ずかしいよぉ(笑)
S実さんの体調に若干の不安を覚えながらも、そのまま自宅へと案内した私。早速、キューピッドである愛猫をS実さんに紹介しました。
キャー、可愛い!触っていい?
もちろん
わぁ、モフモフだぁ♡
この時のS実さんの笑顔は今でも忘れません。”天使”とはこういう人のことをいうのか、と感じるほどキラキラしており、「この人をずっと大事にしていこう」と考えていました。
恐らく、S実さんも幸せを感じてくれていたはずです。
がしかし、私の”美味しい経験”はここまででした><
(くしゅん!くしゅん!)
大丈夫?
ん~、なんか鼻がすごいムズムズする。目も痛い
???
キラキラ笑顔から一転して、どうも様子がいつもと違うS実さん。みるみるうちに具合が悪くなっていき、最終的には目を開けていられなくなりました。
今から急患で耳鼻科に行こう
うん…せっかくの日にごめんネ
大丈夫。耳鼻科で薬もらってからゆっくりすればいいよ^^
そう言ってタクシーを拾い、時間外診療のある総合病院に向かったのですが…不思議なことに、病院に着く頃にはS実さんの具合はすっかり良くなっていたのです。
あれ?なんか良くなったかも…
なんじゃそりゃ(笑)
ホント、何だったんだろ?(笑)
S実さんは「もう大丈夫」とは言うものの、せっかく病院に来たこともあり、とりあえず診察してもらうことになりました。
そして40分後、S実さんが診察から戻ってきました。
どうだった?
…とりあえず大丈夫。でも、今日は帰るね。
帰るの?
うん…ごめんなさい。ちゃんと連絡するから
さきほどまでとは打って変わって、明らかに表情が暗いS実さん。うつむいたままタクシーに乗り、一人で返ってしまいました。(うーん、どうしたんだろう?)
翌日、いきなりの「さよなら」突然振られた理由は、重度の猫アレルギーが原因
翌朝起きてみると、S実さんからLINEが届いていました。
大丈夫だったのかな?と心配しながらメッセージを読んでみると、そこには「ごめんなさい。もうお付き合いできません」と書かれていました。(なんですとぉぉぉ?)
読み進めていくと、医師の診察により、重度の猫アレルギーであることが分かったのだそうです。そして、初デートの日もかなりしんどいのを必死に我慢していた、とも書かれていました。
私は外出するときは衣服についた猫の毛をとるようにしているのですが、それでも全部は取り切れません。その残った毛によって、S実さんはアレルギーを起こしていたのでしょう。
そして昨日は、猫そのものに触れたことで、一気にアレルギーが重症化し、症状が出てしまったようです。
S実さんは自分が猫アレルギーだとは知らなかったようで、「ショックです」と書いてありました。
また、「マコトさんのことは大好きだけど、具合が悪くなるから一緒にはいられません。本当にごめんなさい」とのこと。
S実さんのために愛猫を手放す訳にもいかず、結局S実さんとはそれっきりになってしまいました。
今まで様々な別れを経験してきましたが、まさか猫が原因になるとは…しかも歴代No.1女性との交際だっただけに、私も大きなショックを受けました。
しかし、S実さんからのメッセージには、「マコトさんには幸せになってほしい。絶対にもっといい人が見つかるから、悲しまないで」とも書かれていました。
「たしかにそうだ。S実さんの気持ちにこたえるためにも、彼女を超えるような理想の相手を見つけなくてはいけない!」
「2000分の1で理想の人に会えたのだから、さらに2000人にアタックすればまた出会えるかもしれない」
そう思い直した私は、再びマッチングアプリの世界に戻ることにしたのでした。