アラフィフ、キャリアウーマンの婚活ブロガー『レイン』さんへインタビュー

こんにちは!マッチングアプリ大学編集部中本です。
婚活に奮闘する人や婚活業界で活躍する方々にクローズアップする企画「デアイビト」。
今回は「年増女レインの再婚すべきか独身が良いのか」というインパクトあるタイトルの婚活ブロガー・レインさんにお話を伺いました。
アラフィフの婚活って実際どんな感じなのか?恋愛と結婚に対しての考え方など興味深い内容がいろいろ。
年下男性にモテるコツや、久々に連絡をしてきた男性への対処法など、ちょっとした「恋愛テクニック」も聞いてきましたのでお楽しみに!
「婚姻届け」の重要さを実感し、再婚活スタート
編集部
レインさん、本日はよろしくお願いいたします。まずは自己紹介をお願いします!
レイン
「バツイチ、アラフィフのキャリアウーマン、年増女」レインです。よろしくお願いいたします。
結婚は30年ほど前に数か月していた経験があり、その元旦那との間に愛娘一人を授かりました。妊娠がキッカケで破局し、慰謝料も養育費もゼロの中、一人で娘を育て上げました。
夜景の見える駅前新築の分譲マンションを購入、新車ドイツ車所有、娘も大学まで行かせました。母子家庭にあって懸命に子育てと家庭を両立しました。
昨今娘も自立しまして、独身貴族ライフを満喫中です。老後2千万円問題に不安を抱き、再婚したほうが良いのか悩み、婚活を始めてみました。
編集部
レインさん、のっけからすごいキーワードのオンパレードで聞きたいことが沢山!
それにしても、慰謝料も養育費もゼロの中、マンション、車、大学と、夫婦ふたりでも大変なのに、本当に素晴らしいですね。かっこよすぎます!
今日はそんなレインさんの婚活についてお聞かせいただきます。まずは婚活を始めたキッカケを教えてください。
レイン
はい(笑)。10年前、14歳年下の恋人と7年間交際をしていたんです。彼氏は結婚願望が強く、逆に私は形に縛られたくなく…結果、私がフラれました。
相手に想われながら、このまま老後の生活へシフトしていくんだとばかり高をくくっていたところでのお別れ。振り返ってみると貴重な7年間を結果にコミットできず、無駄に過ごしてしまった。
楽しいだけでは何も残らないと後悔も半ば、気持ちを切り替えました。
これまで結婚という形にこだわりはなかったんですが、たかが紙切れ一枚の重要さを感じて、再婚に向け婚活をスタートさせました。
編集部
きちんと結婚してもお別れすることはあると考えると、婚姻届はどちらでもいいという考えの人も少なくないと思いますが、レインさんのエピソードを聞くと、少し考えてしまいますね。
フィーリングや直感派だから「婚活パーティー」が一番性に合ってる
編集部
ではそれからは、具体的にどのような婚活をしているのでしょうか?
レイン
恋活アプリ「Pairs(ペアーズ)」に2年登録して50人近くの方とお会いしたり、他にも「タップル」「Yahoo!パートナー」などでは計55人の方とお会いしました。ただどちらも2回以上会うところまでいかず、恋活アプリは私には合わなかったなと結論が出ましたね。(※恋活アプリのメリット・デメリットはこちらの記事で解説)
それからは、大手婚活サービス「IBJ」系列のご飯デートのセッティングサービスで食事だけ楽しむという活動をしていましたが、そこでも2回目会う人はほぼいませんでしたね。あとは地元の結婚相談所でもお一人と会いました。
最近は婚活パーティーが主な活動なんですが、一番性に合ってますね。
編集部
色々な婚活方法を試してみて、手ごたえがあったのも「婚活パーティー」でしたか?
レイン
消去法になりますけどね。私の場合、ある程度は条件も重視しますが、会話したときに楽しいかどうか、フィーリングが合うかどうかが重要で。
イケメンでなくてもいいんですが、多少の容姿を知ったうえで「アリかナシか」を直感的に感じたいので、一気に複数人に会える婚活パーティーが簡素で良いと思っています。
編集部
確かに、外見の雰囲気を直感的に一度に沢山感じて判断できるのは、婚活パーティーや街コンなどになりますね。
レイン
そうですね。アプリや相談所だと、お一人の相手に会う前から気持ちが高ぶって、でも実際に会ってみると想像と違った…ということもあるじゃないですか。そういう心理戦も踏まえて、ですね。
実は需要がとても多い「アラフィフ」
編集部
なるほど。逆に大人数のパーティーは苦手という女性も多いと思うんですが、パーティーで男性に好意を持たせる秘訣などはあるんですか?
レイン
まずは「需要と供給」が合い、望んでいる層のパーティーに参加することですかね。
例えば、体型にコンプレックスを抱いていた女性でも「ふっくらしている女性とそれを好きな男性」というターゲットに焦点を置いたパーティーに参加すると、コンプレックスが良い個性になりますよね。
相手に気に入ってもらえることで、自己肯定感を味わうことができて、やがで自信にも繋がる。
編集部
確かにそうですね!レインさんもそういうご経験が?
レイン
私の場合は、年齢がアラフィフということもあり、年齢がコンプレックスだったんですよ。でも実際は需要はとても多いです。年齢コンプレックスは跳ね除けられますよ!
「年下からモテる」極意!見た目よりも大事な○○力とは?
編集部
ブログからも推察できるんですが、レインさんは年下の男性から特にモテますよね!年下の男性と交際したい女性に対してアドバイスをお願いできますか?
レイン
私の第一印象としてよく言われるのが「優しそう」と「話しやすい」なんです。相手の目をきちんと見て、話が盛り上がるように、そして相手の良さを引き出してあげる。見た目よりも、そういう会話力が年下から好かれる理由なのかなと思います。
編集部
日常的な人間関係においても大事なアドバイスですね!
年下に限らず、実際に婚活をしてみてどのような男性が多いと感じましたか?
レイン
婚活ステージで活動していても、結婚したいと思っている男性は少ないんだな、と。少ないというか…ほぼいない。
男性は「出会い」に重きを置いていて、ある程度の期間を設けてお付き合いしたという事実を作らないと結婚まで踏み込めないのではと感じましたね。
編集部
ということは、こちらも結婚したいなら焦らない根気も必要ですね。
イケメン・初婚・総資産2億円・大手企業勤務の彼
編集部
ちなみにレインさんは今まで、何人ほどの男性からアプローチがありましたか?
レイン
アプローチされた男性数は…うーん、思い出せない(笑)。でも10人はいかないかな。基盤数が多い中、確率は低いほうだと思います。
編集部
そのなかで印象的な男性はいましたか?
レイン
大手企業に勤める同世代のイケメン。年収は1500万円、貯金は7000万円、土地などの総資産2億円。そんな男性とお付き合いまで進展しましたが、肝心な相性が悪かったので5日で別れました。
編集部
う~ん、残念!
レイン
しかもその人たまたま私の同僚とも並行して婚活をしてたんですよ!こちらを選んではくれたけど、私は一旦「黒」だと脳が判断したら、いくら年収が高くても一生添い遂げるのは無理なんだと判断しました。
でも相性が悪くなかったら、その人と結婚まで行っていたと思いますね。
編集部
お金より大事なことだったということですね!婚活をやめようと思ったりしたことは今までありましたか?
レイン
いわゆる「婚活疲れ」のような状態には、何度かなりましたよ。「探しているうちは見つからない」という深層心理も分かっていたので、出会いごとごっそりなくして仕事に集中してみたり。それでもまだ良い人には巡り合っていません。
編集部
そういう時、どのような心持ちで乗り越えるんですか?
レイン
婚活をやめていいならやめたいし、しがらみなく生きたいですが、一息ついていたら加齢はあっという間です!婚活は年齢が大切なことも知っていますから、休憩することはNGだと自分をふるい立たせています。
リアルな「恋愛と婚活」が綴られる等身大のブログ
編集部
それではブログのお話についてもお聞きしていきたいのですが。レインさんの婚活や恋の状況が現在進行形で綴られていますね。
最近(2019年9月現在)では、「結婚を考えていない年下男性」とのお付き合いに関するエピソードや、リアルな女心がとても印象的です。恋と婚活、その両立についてはどのように感じられていますか?
レイン
その年下男性とお付き合いが始まる前に、数日間お互いがどんなスタンスで付き合っていくかを真面目に話し合いました。
聞きにくいことも溜めずにとことん話し合ったので、不安を抱えることもないですし、彼も私の婚活を応援してくれています。
私は3年以上彼氏がいない状態だったんですね。なので、傍らに男性がいることによる支えは大きいです。
編集部
男女の関係性や恋愛にも色々な形がありますね。
レイン
そうですね。今までも短く燃え上がる恋は幾度かしてきました。きっと心底相手を好きになれていないので…もしダメになっても気持ちの切り替えは早いと思います。
長期で片思いの恋をしたことも稀にありましたけど…。というのも実は、その片思いの恋が終わって今3か月が経ったところで。未だにその人のことを引きずっているんですよね。
いつか素敵な人と、短くない恋愛を生涯通して経験したいという願望があるからかもしれませんね。
編集部
それ、すごく分かります!
自分勝手な男性へのメール返信法
編集部
レインさんのブログは、小説を読むように感情移入して読んでしまいます。これまでの記事で、音信不通になっていたお相手から突然連絡が来たというエピソードもありましたが、婚活中にはよくあることなんですか?
レイン
いえいえいえ、稀ですよ!恋活は、向こうが久々に会いたくなったタイミングで思い出したかのように連絡が来ることはあります。男性は女性にモテていたいと思うようです。
それをあたかも恋愛のように甘い言葉を掛けて、蜜を吸ってはまた連絡がなくなるというのをを繰り返します。
編集部
それは心穏やかじゃないですね。どのように対応されたんですか?
レイン
音信不通から半年後に連絡が来たときは内心苛立ちましたよ。でも苛立っているときは返信しない、感情的なときほど何もしないというのが恋愛メソッドなので。
気持ちが冷静になってから、明るく「何もなかったかのように」「相手を責めないように」「連絡をくれた事実に焦点をおいて」という心持ちで返信しました。
編集部
さすがです!
チヤホヤされてこそ女度があがる!信じて行動あるのみ
編集部
ブログを始めてみて、何かご自身の変化はありましたか?
レイン
私がやっているAmebaブログは、「あなたが1年前に書いた記事『○○○○』」というのがトピックスでアラートされるんですね。
自分が1年前に書いた記事のタイトルを見て「1年前、自分はこういうことで悩んでいたんだ!」と、記憶にも残らないどうでもいいような婚活体験を振り返ることによって成長できているように思います。
編集部
最後に、この記事を読んでレインさんのブログに興味を持った方へ、メッセージがあればお願いします。
レイン
はい!私はまだ成功者ではないので、正直全く参考にはならないと思います(笑)。けれども諦めない気持ちの維持はしています!
いつかパートナーが見つかると信じて行動していかなくては、歳だけ重ねてしまうから。
私自身、今後どうなるか分かりませんが、チヤホヤされてこそ女度が上がると思っているので、チヤホヤされる場所を察知して、今後は趣味婚活に振り幅を広げて邁進していきたいと思っています。
あとがき:編集部の感想
経験豊富で何歳になっても力強い意思とともに、目的に向かって積極的に行動されているレインさん!
アラフィフ女性の現在進行形の婚活、恋愛を赤裸々にブログに綴っているレインさんならではの等身大の言葉がたくさん聞けたように思います。
「婚活」とは言っても、出会いから恋愛を経て結婚に向けて進む…その過程はとても一筋縄ではいかないのは当然のこと。
その過程を、レインさんがリアルな言葉で発信するからこそ、共感したり、励まされたり、勇気づけられる読者の方が多いのだろうなと感じました。
個人的には、「アラフィフは実はとても需要がある!」ということを聞けて、何歳になっても諦める必要はないんだと改めて希望を持つことができました。
バツイチも、シングルマザーも、アラフィフも関係なく人生を前向きに進んでいるレインさん、かっこいいですね。
婚活中の方もこれから始めるという方も、「実録!婚活日記」とも言えるレインさんのブログをぜひ読んでみてくださいね!
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※現在は記事を非公開にされています。
https://ameblo.jp/dub2rainbow/
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