北海道で出会える?旦那を探す女性に聞く!
28歳OLのエリさん。周囲も頻度高めに結婚報告が入ってくる年齢。
焦りはないけど、友人がマッチングアプリで出会っていることに驚き利用開始!
北海道在住の彼女が、マッチングアプリをメイン婚活としてきた理由、北海道でマッチングアプリで出会えたのかなどエピソードを交えて教えてくれました。
地方在住、農家・酪農の方は婚活の参考になるかも!。
26歳でタップルに登録!
- 最初に簡単に自己紹介をお願いします。
- エリといいます。28歳で仕事は事務員、北海道在住で一人暮らしをしています。
- まず最初にマッチングアプリを知ったきっかけを教えてもらいたいと思うんですけど。
- 2年半ぐらい前に、年齢的に婚活をしている子が増えてきて周りでちょっと流行り出しました。
私は使ってないんですけど、その中で結構ペアーズが評判になってまして。
- 一番有名な。
- ペアーズで彼氏が出来たっていう噂がちらほら出てきて、そういえば私はそういうアプリって使ったこと無かったなと思って。
ただ、ペアーズは仕組みを見てちょっと自分は向かないなと。
他にもっとライトなのないかなって探して、最初に登録したのがタップルです。
- ペアーズが向かないって思ったっていうのは、ちょっと真剣過ぎるってことですか?
- ペアーズって、女性も確かお金が掛かるような。
- 現在は無料だったと思います。
- ペアーズを検索をしてみて、概要説明を読んでみたんですよね。ちょっと当時の記憶なんで曖昧なんですけど、何かちょっと違うなって思って
- で、他のやつも調べて、タップルって感じですか?
- どっちかっていうと婚活でもなく、だからといって不純過ぎないみたいな感じ。
- まさにそんな感じですよね、タップルって(笑)ちなみに、その時はおいくつだったんですか?。
- 登録した時は26歳です。
- 年齢的にも、タップルぐらいが良いかなって感じだったんですね。
北海道の婚活では相手の居住地が気になる
- そうですね。北海道の婚活って中々難しいところもあるんです。例えばペアーズで北海道って検索して希望の年齢帯でプロフィールを見ても、男性が函館とか稚内に住んでいたりして。同じ北海道に住んでいても遠距離だったりするので結構残念だったりしました。
- 同じ北海道でも会いに行けない感じなんですね。
- 距離もあるので、自分からわざわざそこまでは会いに行かないなって。
- 僕は関東なんですけど、関東だと電車や車で県を跨いで行けるので。なるほど、そういう北海道ならではの悩みがあるんですね。
- 実際にペアーズで彼氏出来たんだよねって言った子も、札幌在住だけど出来た彼氏が苫小牧。苫小牧っていうと札幌から電車で1時間15分ぐらいかなっていう。
- なるほど。
- あぁって思ったんですね(笑)。
- ゼクシィ恋結びの料金っては女性も年齢問わず有料なんですよ。一応初回登録時に120円払って、その120円払えば本人が辞めない限り永遠に使い放題っていうシステムなんですけど。
- なるほど、年齢認証に近い感じですね。
- そうですね。試しにゼクシィ登録してみたんですけども。
やっぱりゼクシィっていったら名前がもう完全に婚活って感じなので予想はしてたんですけど、男性のプロフィールを見たら地方在住の真剣婚活の方が多いんです。
- はい、はい。
- 結構真剣な婚活をしている方々だとは思うけれど、仲良くなっても中々会いには行けないかもしれない。
- エリさん自身はやっぱり今住んでいる所で婚活したいってことですか?
- そうですね。一応札幌市内全域と、あとは電車で30分以内の場所なら許容かなって感じですね。そうでなければ、いっそのこと東京とか福岡とか名古屋とかの海を越えた大都市に住んでいる方と仲良くなりたいぐらいです(笑)。
- なるほど(笑)。むしろ、そっちに振り切れた方が良いかなってことで。
- 良いかなっていうぐらいですね。
相手の条件を検索で振り分けできるのが良い!
- 3つぐらいアプリをやっているということですが、逆にアプリ以外、他の婚活ってしているんですか?
- 婚活は積極的に行っているということなんですね。
- 何か知識だけは無駄に。
- (笑)。でも、出会いを求めることは常にしているっていう感じなんですね。
- そうですね。
- 他の出会いと比べてアプリはどうですか?いきなり総評みたいな感じになっちゃいますけど。
- 婚活アプリは顔写真とか住んでいる場所とか、男性の年収も職業も絶対書いてあるので、そういうので振り分けしてからやり取り出来るっていうのは良いです。
その反面、お互いにメールがマメだったりとか、返信が遅いなら遅いなりにそこのフィーリングが合わないと。
- きついなーって。
- はい、続かないので。やっぱり対面で友達の紹介なり合コンなりパーティーで知り合った方とは、またちょっと勝手が違いますよね。
- どちらが良いというよりは出会い方として全く別っていうことですね。
- そうですね。
結婚相手の年収は300万円以上あればいいです!
- ちなみに、婚活ではお相手はどういう方を望んでいるんですか?
- 婚活で探している相手は、札幌在住がベストだけど、できれば札幌から30分以内で行けるところに住んでる人。関東と平均年収が違うので、年収は300万円以上あればいいです。300万円で良いのって東京の子とかに言われるんですけど、個人的には北海道では生活するのにもお金がそんなに掛からないと思っているので。
- なるほど。
- 年齢は25歳から40歳になる手前ギリギリぐらいまで。
- かなり幅広いですね。
- 幅は広く探してます。
- 一回りぐらい年上でも、全然OKってことですか?
- そうですね。実際に今まで付き合っていた男性、8歳上とか結構多かったので。
- なるほど。40歳ぐらいだと、8個上っていうと30代後半とかですから。
- ただ、40歳を超えてしまうと母のいとこが今45歳なので、お母さんのいとことちょっと年齢が近いって嫌だなみたいな(笑)。
- それ考えちゃうなみたいな。
- あと仕事は、やっぱり農家とか酪農のお家ではない方がいいかもしれませんね。
- それは自分がやりたくないっていう感じですか?。
- うーん。家督の問題とか結婚したら考えなくてはいけないことたくさんありそうで、自分にはとても務まらなそうです。
- そうなんですね。
- あとはできれば正社員で働いている方が希望ですね。
- なるほど。
- あとはアプリのプロフィールで仕事の業種に自由業って選べると思うんですけど。
- ありますね。
- 自由業の方って、フリーターの方もいれば、会社としては登記していないけど自分の能力で年収600万円稼いでいる人と分かれるので、自由業の人はいつも迷いますね。
- その後者の方は良いんですか?
- とても個人的意見ですが、FXのみで収入を得ている人でなければいいです。
- 水物でなければ良い感じなんですね。
- そうですね。実際にアプリで出会った方ではないんですけど、私が24歳の時に札幌で婚活している人を集めてオフ会している方とお会いして。
-
その方に「女の子が足りないから来てくれないか」って呼ばれた時に、何のお仕事をしているか分からない男性に声を掛けられたんです。お話を聞くと、その人は1日中家に籠ってFXをやって年収は500万円ぐらいって言ってたんです。けど、私にはあまり魅力的には感じなかったんですよね。
- なんで魅力的に感じなかったんですか?
- とくかく趣味FX・特技FXみたいな感じだったので、つきあっても一緒の時間が共有しにくいかなと。
- そっちの方も、そんなに良い人に会えたことは無いっていう感じなんですね。
マッチングアプリで30名と会ってわかったこと
- マッチングアプリ、恋活アプリでいうと大体何人ぐらい会っているんですか?
- タップル、Omiai、ゼクシィ、この3つだけで直接お会いしたのは、内容に関わらず30人近くです。
- すごい。
- もう2年半経っちゃったんです。
- まぁまぁ、でも2年半にしても、月1回は新しく会ってるってことですね。
- 会っている計算ですね。
- もう会うことに関してはあんまり抵抗は無いですか?
- やっぱり人は選びますし、割合的には会って期待がしぼむこともありますので。
- ちなみにその期待がしぼんでしまったとは、どういう感じなんですか?
まず考えられるのは、ちょっと写真と違ったとか。
- ありました。男性も今SNOWとか女の子が顔を盛るために使うようなアプリを使う人もいるんですよ。
- そうらしいですね。
- 若い男の子だけではなく30代後半とかの男性もやるんです。女の子もそうなんですけど、男性もやっぱり自分が一番写りが良いなっていう写真を2・3枚ピックアップして載せるので。他のケースであったのは、実際お会いしてみたらお写真と違って。聞いてみると5年前の写真を使ってらっしゃったそうで。
- 違いますね、5年は。
- 5年だと結構年重ねてますからね。
- はい、はい(笑)。もう本当に全然見分けがつかないぐらいの別人とかいました?そこまでは無い?
実際に会うとわかるプロフィールのウソホント
- 1人いましたね。
- (笑)
- アプリの写真で見た時は、俳優の森山未來君みたいな感じの塩顔男子で、結構決めの服を着てたんで、一番写真写り良いの使ってるんだろうなって思ったんですけど、実際会ってみたらイメージと違って。
- 本当にそれは奇跡の1枚だったってことですね。
- そうですね。
- いろいろ盛りましたね。
- ちょっと盛り過ぎ。
- ちなみにその方とのデートはどうだったんですか?
- アジア料理屋に行ったんですよ。そしたらなんと隣の席に、私がすごい仲良くしている友人たちがご飯を食べていて。
私はもうその男性と会話しているのが辛かったので、「ねぇ、一緒に食べようよ」みたいな感じで席に呼んで。もうその男性はほとんど会話に入れないような雰囲気になっていたので、その人は途中で帰りました。
- 1対1ですごい苦痛な時間をずっと過ごしたわけでは無く、むしろそうやって上手くかわしたんですね。
- そうですね
人生経験豊富すぎ?転職20回男性
- それ以外にも色々なタイプの人がいたんですけど。
- ぜひ聞かせてください。
- 直近だと、去年の12月に私インフルエンザで寝込んでたんです。すごい暇で会社も出勤できないんで、その間にやり取りしていた男性が家がすごい近くて、向こうも会いたいって言ってくれたんで会うことになったんですよ。
で、「高級なお店とかだと緊張するからちょっとライトなお店にしたよ」ってメッセージが来て。別にお店はどこでも良いやと思ったんですけど。
実際に待ち合わせして会ってみたら「ごめん、お店決められなくて予約もしてないんだよね」って言われて。「居酒屋で良い?」「別に良いですよ」「週末だから空いているか分からないですけど行きましょう」って。
一応2つ年上の男性だったので彼に主導権を握らせてあげようと思ったんですけど。
- (笑)。
- 10分ぐらい歩いて、店の場所が分からないって言いだして。仕方ないから、私が適当に居酒屋を見つけてあげて入って。
メニューも優柔不断で全然決められないから私が決めてあげて。後半やたら頻繁にトイレに立つなって思ったら、座席に灰皿が用意されてなかったから、吸っちゃいけないんだと思って外に頻繁に吸いに行ってたらしくって。
それ灰皿くださいって言えば良いじゃんって。
- 別に喫煙はOKな所だったんですね。
- 普通の居酒屋で、後ろのテーブルの人とか普通に煙草吸ってるのに、灰皿くださいを店員さんに言う勇気が無くって。
- そんなすごい内気な感じの男性だったんですか?
- 2つ年上で、本人も若く見えるっていうのがウリだったんですけど。とても30歳とは思えなくて。内輪ネタで笑かそうとする大学生と話してるみたいなノリで、一度も会ったことのない彼の友達との内輪でこれウケたっていう話を延々されて。
- いやー、その人の内輪みたいなの、全然面白くないですね。
- で、最後衝撃だったのが、確かお会計1人3500円ぐらいだったんですけど。
- 会計問題ですね(笑)。
- 「どうしよう500円無いわ、3000円で良い?」って言われて、えっ、あなたの方が少ないんですかって(笑)
- 500円無かったら、4000円出せやみたいな、そういうことですね(笑)。
- 普通そうじゃないですか(笑)。
- すごいね、それは。
- その人と会って初めて知ったんですけど、バツイチでしかも離婚した奥さんとの間に4歳の子どもがいたんですよ。
- 普通にプロフィールを見る限りは事前に全く分からなかったってことですよね?
- 一応もっと若い時に離婚しているっていう話は聞いていて。というか、この人Omiaiだったかな、Omiaiって婚姻歴を書く欄があって、そこが一応離婚になっていたので。
- 離婚していたのは分かってた。
- そう。離婚になってたんですけど、子どもは無しになっていたんですよ!
- それダメじゃないですか(笑)。
- ダメですよね。
- それもう通報して良いレベルですよ。子どもがいるんかい、みたいな。
- (笑)。でも彼の中では、自分が一緒に暮らして養育しているわけじゃないし。
- それは屁理屈ですね(笑)。
- 養育費を払ってないからもう2年会ってないらしくて、本人の中ではもういないことになっているっていう。
- 逆に存在を消しているっていう。いやー、それはひどいですね。
- これはひどかったですね。
その人からお礼のメッセージ貰いましたが、私はテンションだだ下がりで二度とこの人とは会いませんでした。
Omiaiで付き合った!高収入男性の秘密
- なかなかのすごい個性的な男性たちが並びましたけど、逆にすごい良かった人とかいなかったんですか?
- 実はOmiaiで彼氏が出来たことが1回あって。その人は普通の人。ちょっとキザだったけど、私の条件は全部クリアしていましたね。
- 経済力のある方だったってことですね。
- 札幌の営業職、本当に能力次第なんですけど、そのカーディーラーになってまだ2年目にして一応会社の中で成績は1位2位を争うだけ売っていたので、かなり稼いでいた方で。希望通り札幌在住で。
- 結構コミュニケーション能力もあるだろうから話も面白そうだし。
- そうですね。メッセージのやり取りしている時から結構印象は良かったです。人の話を聞いてくれる人でしたね。
- さっきの男性みたいに内輪ネタを喋って、面白いでしょ面白いでしょ、みたいなことを絶対やってこない大人の男性だった(笑)。
- そういうのを経験しているとなおさら大人に見えますね。
- で、その人とは一応3回会ったのかな。ぶっちゃけ2回目に会った時にはもう付き合おうって言われたんだけど、その人もまた離婚歴があって。
- 多いなー(笑)。
- 多いですね。
- それは隠していたんですか?その人。
- その人はプロフィールに全く婚歴は書いて無くて、分からない状態でしたね。
- 未記入だったってことですね。
- そう、未記入ですね。で、1回目会った時に、私は海外に行くの好きなんですけど、向こうが「海外っていったらハワイぐらいしか行ったことないな」って言いだして。
- 「ハワイはいつ行ったんですか?」「23歳ぐらいかな」「誰と行ったんですか?」「前の嫁と」。「前の嫁?」みたいな(笑)。
- そこでさらっと暴露されるわけですね。
- さらっと暴露されて、えーっ、みたいな。これ突っ込んで良いのかな、どうしようってずっと悩んでて。2軒目のお店に行ったときに「すいません、前の奥さんとはいつ離婚したんですか?」って聞いて、そこから「あっ、ていうかもしかして離婚歴あるって言ってなかったっけ?」みたいになって。
- うわー、なるほど。
- 離婚はしているけれども、子どもはいなくて。子どもがいないんだったら良いかと思って。
結婚を前提で付き合ってみたけどダメだった理由
- エリさんの印象としては、会った時の印象としては、この人すごく良いな、付き合いたいなみたいな感じはあったんですか?
- めちゃめちゃ良いとは思わなかったんですけど、もしかしたらこの人とは付き合うかもしれないぐらいの予感は何となくしていました。
- 1回目でそうで、2回目の時はどうだったんですか?もっと良いなー、っていう。
- 2回目の時は、もう1回目会ったその翌日1週間後に誘われて、またすぐ会いたいって言われて誘われて。1回目は焼肉屋だったんですけど、2回目はまた別のもっと良い焼肉屋に行きました(笑)。
- 頑張ってきましたね。
- で、2回目別に告白されなかったんだけど、家帰ってお風呂入って寝ようとした時に電話が掛かってきて、何だろうって思ったら「さっき言えなかったけど付き合ってほしい」って言われて「えっ、電話かよ」と(笑)。
- 直接言えよみたいな(笑)。
- 3時間前まで一緒にいたんだから直接言えば良いじゃん。そこにちょっと私「ん?」と思って。
- やっぱり直接言って欲しいものですね。
- そう、直接言って欲しいと思って。
- 勇気が出なかったんじゃないですか?
- 3回目会って直接言われたから、じゃ付き合おうかなみたいな。
- その返事は3回目までは一応保留だったんですね。
- 保留ですね。
- ちょっと電話で告白されたのが嫌だったけど、付き合っても良いかなっていう感じだったんですね。
- しかも人生で初めて結婚を前提に付き合って欲しいって言われたから。おぉ、これはすごいと思って。
- でもエリさん自身は婚活をしてきたから、そういう言葉はやっぱり嬉しかったんじゃないですか?
- そうですね。その彼と知り合った時は今から比べたらまだ婚活歴はかなり浅い方ではあったんですけど。一度離婚しているっていうこともあって結婚を前提にってことは結構ガチなんだろうなっていう信頼感もあり。実際は上手くいかなかったんですけど。
別れた理由は家庭的じゃないから?
- 何で上手くいかなくなっちゃったんですか?
- やっぱり離婚歴がある方って、前の結婚を引きずることもあるみたいです。
- 何か嫌だって言われたこととかがあったってことですか?
- 家を守ってくれる家庭的な女性を求めていたみたいなんですけど、私はお金稼ぐの大好きなんで。
- 仕事したい感じの。
- はい。本業の他にイベントスタッフ、ライブの設営とか、あとは大型街コンのチケットもぎりみたいなのとかを週末にやっちゃったりとか。
あとフリーター時代、22歳の時に働いていた24時間やっているコールセンターがあるんですけど、すごい小さい会社で人が足りなかったら私は喜んで手伝いに行っちゃうし。
- なるほど。
- だから、帰ってきたらいない。何してるんだろう、今ちょっと昔のバイト先を手伝いに行ってる、みたいな。
- それ彼的には本当に我慢できなかったところなんですね。
- スケジュールが全く読めないっていう。普通のOLさんだったら9時から5時まで仕事して帰ってきて、もう6時には家にいるはずなのに。
- 専業主婦みたいなのを望んでいたってことですね。
- 家庭に完全に入りたいっていうんだったら全然入っても良いし、遊ぶお金が欲しいんだったらパートぐらいしたらって。その代わり、家事に支障が出ないぐらい。
- そこは絶対やってほしいと。
- あとはちょっと価値観が合わなかったかな。付き合って2週間で、一緒に住む家を探そうって言われて。
- 早いねー。
選ぶ間取りでわかる結婚感の違い
- 展開が本当に早くて。このままだともう、9月に付き合い始めて、私の誕生日が12月の初めなので、これ多分私の誕生日にプロポーズされる勢いだなっていうぐらいの急展開(笑)。
- そこまで予想出来ちゃったみたいな。
- 向こうは話をサクサク進めていこうとするんですけど。そういう話をしている時にちょっと価値観が違うなって思ったのが、2人で住む家を探そうっていう時。結婚してからも住める家みたいなことを言っていたから、私は広い家が良いなって思ったんですけど、向こうの希望を聞いたら1LDK希望。えーっ、と思って(笑)。
- 少し狭いなみたいな。
- 私は本業の仕事が新卒からずっと不動産関連なので結構不動産に強くて、希望の間取り、家賃帯、エリアとか聞いた時に、「えーっ、本当にそれで2人で住むの」って思っちゃって。
私が難色を示していたのを気付いたからか「じゃ、お前はどんな所に住みたいんだよ」って言うから、私はその当時他のお客さんにも薦めていた一押しの物件をオススメしたんですけど、間取りが4LDK(笑)。
- ちなみに4LDKの相場ってどのぐらいなんですか?。
- 4LDKってなるとエリアによってまちまちなんですけど。
- まぁ、そうですね。
- 例えば、本当に築年数を問わずとにかく4LDKに住みたいっていうだけだったら、頑張れば6万くらいからあります。
私が薦めたのは最寄り駅徒歩10分圏内で、駐車場が1台付いていて、しかもロードヒーティングで、4LDKの間取りの全部のエリアに無料のWi-Fiが繋がっていて、トイレもウォシュレットっていう、すごい最強物件。家賃11万5千円なんですけど。
- 北海道でそれは高いですよね。
- そうですね。まだ築1年くらいだったので。ただ、私的にはそのスペックで11万5千円は安いって思ったぐらい。
その当時、彼が1人暮らししている家と私が1人暮らししている家の家賃・共益費を合わせたら13万円だったんですよ。1LDKで6万ぐらいする家なんで、私も彼も、お互いに1人暮らしにしてはまぁまぁ良い家に住んでいたんですけど。
- 安くなるじゃんと。
- だから私的には今までお互い払っている家賃代と変わらずに、もっと広くてもっと新しくてもっと便利な家に住めるっていう推しだったんですけど。
彼の中では2人暮らしに4LDK広過ぎだし、家賃高過ぎだし、せっかく2人で住むんだったら家賃は今までよりも安く出来るようにするのが普通でしょという感じで。
彼自体がエリアにすっごい拘りがあった人で、そのエリア内で探してあげた結果、なんとその当時彼が住んでいた家から徒歩3分の所に探してきたんですけど(笑)。
- すごい(笑)
- 内見もう今から行けるよ、っていうレベルだったんですけど(笑)。広い綺麗な便利な家に住めるんだったらお金はいとわないみたいな私のスタンスが、向こうは何て言うか、前の奥さんが結構散財癖のある方だったらしくて、そういうのも気に食わなかったみたいに後々言われました。
- 別れ話は向こうからだったんですか?
- もう完全に向こうからですね。
- その人は本当に理想の結婚がしたかったんでしょうね。
- だから理想の奥さんを探してたんでしょうね。
- でもその急展開といえ、本当に今すぐ結婚したかったんでしょうね。
- 本当ですね。だから、私が何も大きな行動に出ずに本当に結婚を目指していたら、今頃結婚していたかもしれないです。
退会したOmiaiアプリを速攻で復活 笑
- すごいですね、婚活アプリでそこまで。割と始めたてぐらいの時に、もう出会えた感じで。
- Omiaiを始めて割りとすぐ知り合った人でした。
- その経験があったら、アプリはめっちゃ出会えるじゃんっていう感じではないんですか?
- その人と付き合い始めてお互いにアプリは一緒に辞めようって言って、お互いに見せ合いながら退会ボタンを押したんですけど。
- 一緒に退会した(笑)。
- 一緒に退会したんですけど(笑)。私は別れてから速攻でOmiai復活して。
- 即登録したみたいな(笑)。
- 即登録しましたね。
- 即登録して探したんですけど、やっぱり必死こいて探している時ほど良い人って出てこないものなので。半年ぐらい全然ダメダメでしたね。
- きついですね、それ(笑)。
- あとは、今まで付き合った女の子は10歳年下が普通だったみたいなことを喋っている人とか(笑)。
- 相当年下好きなんでしょうね。
- そうなんでしょうね。
- あとは何か話していることが嘘っぽいなと思ってFacebookを検索したら、なんと子どもが3人いたっていう。
- いやー、ちょっと結婚歴ある人多いねー。
プリキュアにとてもに詳しい31歳トラック運転手
- 結婚歴があるのか、何なのか分からないんですけど、とりあえず子どもが3人。
- 結婚しているかも分からない?
- 今、ナウで奥さんがいるっていう感じでは無いんですけど、手元で子どもを育てていたんですよね。
- いや、ナウでいたら問題ですけどね。
- ナウでいたら大問題。スケジューリングが何かおかしいし、1人暮らしのはずなのに家が広過ぎたり、話を聞いていたら何かおかしいなって思ってきて。子ども向けのアニメのプリキュアとかそういうのにめちゃめちゃ詳しかったり(笑)。
- 子どもが好きなものに詳し過ぎたってことですね。
- あとはサッポロファクトリーとかアリオ札幌とかの商業施設で週末にやってるキャラクターショーとか子供向けの粘土体験イベントとかに詳しかったり。
- それぐらいから、もう変だなって思ってた?
- 何かおかしいなって思ってて。ふとFacebookでその人の名前を検索したら、子ども3人と一緒に住んでいたっていう。
- それは写真とか投稿とかあげていたんですか?
- あげてましたね。子どもの誕生祝いの写真とか。
- ばらしたくないわりにはちょっとセキュリティ緩過ぎですね。
- でも、そういうの載せる人って、たいてい奥さんのこととか書くじゃないですか。でも、女性の影が全く無くて。自分の両親が頻繁に出入りしているような形跡はあるんですけど、女性の影が一切無い。
- それ、結局分からなかったんですか?
- 結局分からなかった。その人は長距離トラックの運転手さんで、仕事が入ったって言って結構ドタキャンされることも多くて。
- 最後はお店を私の名前で予約していて、コースを組んでいたにも関わらずドタキャンされて、私がイラっとして。LINEをブロックして終わりました(笑)。
- すごい終わり方だ。でもちょっとすごいですね。いろんな話があってめっちゃ面白いんだけど(笑)。なかなかいろいろ出会ってきてますね。
- いやー、なんか個性的な人ばっかりですね。
デメリットも多いけど、地方在住者にはタップルは悪くない
- でも、総評して言ったら全然出会えてるし、ってことですね。
- 直接会うことは出来てますね。個性的な人は多かったけど。本当に直近では東京在住の方と一度お会いしたことがあって。その人の話は普通に面白かったです。
- 恋人を作って今後もいけそうな感じですか?
- うーん。出会えるかなぁとは思うんですけど、経験を通して考えると 会う人は厳選しなきゃっていうのはありますね。
- なるほど、厳選して。でも、今後もやっていく感じですか?
- そうですね。一応婚活している子達って、よっぽどのメール無精じゃない限り、直接の出会いとアプリとかSNSを並行して婚活している子が多いので。
- なんか勉強になりましたね(笑)。
- この話を読んで、このアプリを使おうっていう人がいなくならないことを祈ります(笑)。
- そうですね(笑)。あとはどうやって会う人を選んでいったりとか、そういうところじゃないですか?
- そうですね。婚活サイト、タップル、友達作るアプリとかは不純な人は大分減るんですけど。自分の商売の宣伝、例えば飲食店を経営していてお客さんとして来てほしいから、そういう目的で店に呼ぼうとする人もいる。これ、ホストの人とかもそうなんですけど。
- ホストもやってて。
- 結構いるんですよね、飲食店経営者の方。1回、お話してたら突然23時ぐらいにメールが来て、「今ノーゲスで困ってるんだよね」みたいな。
- 直接的ですね。
- 「すすきの辺りで友達と飲んでたりしない?友達連れてきてよ」みたいな。これは飲食店経営の方もそうだし、ホストの人もそうだし。あとは営業関係の人。ワークビジネスも含めて。
- 結構いますか?
- っていう人もいるし。本当にただただ人脈を広げたいだけっていう人も。タップルであったんですけど、お互い会ったこと無いけどとりあえず合コンしようぜ、みたいなノリの人とか。
- 結構いるんですね、そういう人も。
- でも、ホストの人は分かりやすいですね。タップルで自分の在住を北海道にしていても、何故か東北の人とかも検索に引っ掛かっちゃうんですよね。青森とか岩手、宮城、仙台の人とか。
- 範囲が狭いからなんでしょうね。
- 多分範囲として一括りにされちゃってるんですね。北海道はあんまりホストの人はいないですけど、宮城は結構多かったかもしれないです。
- 宮城に多いんだ(笑)。
- 明らかにホストの人じゃないと撮らないような宣材写真をプロフィール写真にしていて。ホストなんだろうなと思って試しに1回やり取りしてみたんですけど、案の定ホスト(笑)。
- (笑)。
- 「こんなところに課金してお客さん呼ばないといけないぐらい、店暇なの?」と冗談を言って終わりました。
- すごいですね。いろいろ面白い話を聞けて良かったです(笑)ありがとうございました。
- はい、ありがとうございました。
まとめ
なかなか、癖のある男性とのエピソードを語ってくださったエリさんのインタビューでした(笑)
30人以上の男性とマッチングアプリを使って会ってきた彼女が、結果的に恋人を作ったのはOmiaiでした。
意見の違いからフラれてしまったようですが、今はタップルで相変わらず出会いまくっているようです!(笑)
リアルな出会いと並行してマッチングアプリをやっていくのが、ユーザ数の少なくなってしまう地方の婚活にはいいみたいですね。
また日を改めて、婚活の状況などを聞いていけたらと思っています。
【他のインタビュー記事】
今回の取材で登場したアプリはこちら
エリさんが恋人を作ったOmiai
※男性も1通目のメッセージ交換までは無料