婚活での初デート!その誘い方でOK?相手を不快にしないマナー
婚活では交際に至るまで大きく分けて下記の3ステップがあります。
①マッチング(アプリではメッセージ、相談所では顔合わせ後のOKがもらえた段階)
②デートに誘う
③交流を続け、交際へすすむ
この記事では、主に②のデートに誘うとき「どうやって誘うか」「どんなプランで誘うか」や、お相手に失礼にならないような誘い方について解説していきます。
①婚活でデートに誘う前に知っておくこと
そもそも論ではありますが、婚活で出会った気になるお相手とデートがしたいときは、自分から誘いましょう。
例えば、素敵なカフェが近所にオープンしたとします。そのお店が看板も広告も出してなくてアピールしていない場合、お客さんは気づかないのでお店に来てもらうことは難しいです。
②デートプランは相手の趣味・価値観に合わせよう
デートに誘うとき、どんなデートプランを立てればいいのか悩みますよね。
デート先の選び方と注意点を説明していきます。
相手の好きなことや趣味に関連した場所を選ぶ
まずデートプランで決めなければならないのは「行き先」です。
デート場所を選ぶときのポイントは「お相手の好きなことや趣味に関連した場所」にすることです。
その理由は2つ。
相手の好きなことや趣味に関連した場所にする理由
- なんでこんな場所を初デートで選んだのかというマイナスの印象を与える可能性が低い
- 相手が楽しめる場所なので会話も弾みやすい
初デートは気合いが入りがちですが、考えすぎずに相手に合わせるのが無難です。婚活でのデートは「遊んで楽しかった」も大切ですが、結婚を見据えているため「一緒にいて違和感がないか」も重要です。
誘う側と誘われる側のどちらも緊張していつもの自分を出せない可能性があります。そのため、できる限り緊張を和らげられる「趣味や好きなことに関連する場所」を選んだ方が初デートとしては成功しやすいです。
デートプランを立てるときは「相手」とよく相談して、いつも通りの自分を出しやすい場所にしましょう。
こちらの記事は、アプリで初めて会う時の最適な場所について解説している記事です。他の出会い方にも応用できるので参考にしてみてください。
長距離ドライブや長距離歩く場所はNG
婚活に限った話ではありませんが、初デートでドライブやたくさん歩くプランは避けた方がいいです。
ドライブは車という密室で2人きりになるため、女性は不安を抱きやすいです。男性から女性をデートに誘うときは、密室になるドライブは避けましょう。
また、お互いにアクティブなデートを希望していない限り、初デートでは長距離歩くデートプランは避けた方がいいです。
初デートはお互いのことをより深く知ることが目的です。長距離歩いて疲れてしまうと、相手のことまで気が回らなくなる可能性があります。
そのため、婚活での初デートは「密室を避けてゆっくり会話を楽しめる場所」にするといいです。
昼か夜どちらがいい?初デートはお昼が無難
初デートは「お昼」が無難です。
お洒落なディナーや美しい夜景もロマンティックで素敵ですが、夜はどうしても帰る時間を気にする必要があります。夜のデートだと女性は「ちゃんと帰してくれるのか」という不安を多少なりと感じます。
お相手に不安を抱かせないためにも、初デートはお昼をおすすめします。
カフェやランチは気軽に誘えますし、誘われたほうもあまり深く考えることなくOKしやすいですよね。初めてのデートなら、二人が気になっていたカフェや、お相手が食べたがっていたランチがあるお店などに一緒に行こうと誘うのがベターです。
③デートに誘う前のメッセージで気をつけること
デートに誘う前に、相手を仲良くなる必要があります。お互いのことを知るためにメッセージのやり取りをしますが、そこでのポイント・気をつけることを説明します。
※今回はアプリでマッチングした相手を例にしています
不快な思いさせないメッセージを心がけよう
まず大前提として、メッセージを送るときに大切にしてほしいのは、「お相手に不快な思いをさせないこと」です。
テキスト上のやりとりとはいえ、お相手も人間です。
例えば、いきなりタメ語、名前も名乗らない、センシティブな内容に触れるメッセージは、お相手を不快にさせる可能性があります。
そのためマッチングしてすぐに聞くのは避けた方がいいです。
挨拶と名前・お礼を伝える
「初めまして、〇〇と申します。マッチングありがとうございます!嬉しいです!」
最初に挨拶をすることで、お相手の警戒心がなくなり安心してメッセージを読もうという気になります。
また、お礼の気持ちを伝えると好感を持たれやすいです。
「ありがとう」を言われて嫌な気持ちになる人はなかなかいませんし、好意を示されれば人は心地よくなるものです。マッチングして嬉しいという思いも、素直に伝えましょう。
共通点を盛り込む
「私もカラオケが趣味なので、いろいろとお話ができたら嬉しいです(^ ^)」
人は共通点を見つけることで親近感が湧きます。
出身地や趣味、好きな食べ物など、お相手のプロフィールから自分との共通点を見つけて、アピールしておきましょう。
ここで共通点を伝えておけば、これから先のやりとりでもネタとして使うこともできますし、デートへ誘うきっかけにも使えます。メッセージを送る際は、ぜひお相手との共通点を見つけてみてください。
返信への負担が軽いメッセージにしよう
最大のポイントは「返信への負担が軽いメッセージ」にすることです。
お相手も婚活中であれば、あなた以外からも、毎日たくさんのメッセージが届いています。ひとつひとつ返信をするのは、時間も労力もかかる作業です。
数あるメッセージの中で、「返す内容に困る」「返信を考えるのに時間がかかりそう」と思わせるメッセージがあれば、後回しにされたり、スルーされたりする確率が高くなってしまいます。
こちらがどんなに熱意を込めたメッセージを送ったとしても、読まれなければ、返信がこなければ、デートのお誘いまでたどり着けません。
④メッセージでデートに誘うタイミング・流れ
メッセージのやりとりを続けて仲が深まれば、いよいよデートへのお誘いです。
お相手を不快にさせないように誠実にお誘いすれば、デートにつながる確率は高まります。ポイントは、お相手に警戒心を抱かせないことです。
詳しくタイミングと流れを説明していきます。
パターン①食べ物の話からデートに誘う
パターン①は、食べ物の話の流れでお食事に誘う方法です。
以下のような流れで、お誘いしてみましょう。
自分:プロフィール写真のオムライス、美味しそうですね!
オムライス、好きなんですか?
相手:ありがとうございます!美味しかったです〜。
そうなんです、オムライス好きなんです!
自分:いいですね!〇〇の△△というお店のオムライス、
食べたことありますか?おすすめです!
相手:そうなんですね!行ってみたい…!
自分:よかったら、一緒に行きませんか?
相手:嬉しいです!ぜひ行きたいです!
自分:行きましょう!都合の良い日って、ありますか?
相手:◯月◯日か◯日なら、空いています!
自分:では、〇日に行きましょう!
ここでのポイントは、「オムライスが美味しいお店に行きたい」という、2人で出かける目的が明確にあることです。
「オムライスを食べるため」という目的があるので、誘う側も気軽に誘いやすいですし、誘われる側も、OKしやすいのです。また、どこでいつ何をするかの詳細も明確なので、誘われる側に警戒心を与えることなく誘うことができます。
こんな単純な誘い方で、本当に大丈夫かな、と不安になるかもしれません。しかし、誘われた側も結婚相手や恋人を探しているわけですので、基本的にはデートをしたいと思っています。
そのため、よほど失礼な対応をしていなければ、デートを断られる確率は低いのです。
パターン②趣味の話からデートに誘う
パターン②は、趣味の話の流れでデートに誘う方法です。
以下のような流れで、お誘いしてみましょう。
自分:プロフィール写真のペンギン、可愛いですね!
水族館好きなんですか?
相手:そうです!
自分:いいですね!△△という水族館、行ったことありますか?
ペンギンとの触れ合いコーナーがあって、おすすめです!
相手:ないです!行ってみたい!
自分:よかったら、一緒に行きませんか?
相手:ぜひ行きたいです!
自分:行きましょう!都合の良い日って、ありますか?
相手:◯月◯日か◯日なら、空いています!
自分:では、〇日に行きましょう!
ここでのポイントも、①の食べ物の話と同じで、お相手と会う理由が明確にあることです。
お相手はペンギンが好きということなので、ペンギンと触れ合える水族館をおすすめしています。
お相手にとっては、自分の好きなものに関する情報が知れて嬉しいですし、純粋に「行ってみたい」と思うことでしょう。
理想は、自分も本当に興味があるものが、お相手の趣味や好きなものと共通していることです。自分も好きなものの話のほうが、会話も盛り上がりますし、デート当日もお互い楽しめます。
メッセージのやりとりを通して、お相手との共通の趣味を見つけてみましょう。
共通の趣味が見つからない、デートのお誘いにつなげるのは難しい、と思ったら、食事に誘うのが無難です。
NG例|デートの誘い方
デートのお誘いがうまくいかない主な理由は、お相手を不快な気持ちや不安にさせてしまっていることです。
お相手がデートのお誘いを断りたいとき、以下のような心境が考えられます。
・真剣に結婚相手を探しているのに、相手が不純な目的だったら嫌だな
・デートといっても、どこで何をするのかよく分からず不安だな
・提案されたデート内容にあまり興味をもてない
お相手に不安やネガティブな気持ちを抱かせるような誘い方は、避けましょう。
NGな誘い方の例を紹介します。
NGな誘い方の例
- 家でお酒飲もうよ
- ドライブに行こうよ
- ◯月◯日って空いてますか?よければデートしませんか?
家や車で2人きりというのは、初めてのデートではお相手に警戒心を与えてしまいます。密室で男女が2人きりというシチュエーションで会うのは、不純な目的なのでは?と疑われても仕方ありません。
また、ドライブはデートの中でも難易度が高めです。お相手からすると、ドライブデートは、いつ終わるのか、どこに行くのか、が不明瞭で、不安になってしまいます。
いきなりこちらの都合で日時を指定し、デートしませんか?と誘うのもNGです。お相手にとっては、あなたに会う理由もありませんし、会う理由のない人に都合を合わせようとも思わないからです。
⑤各婚活の特徴を理解しよう
デートへの誘い方は、婚活の種類によって変わってきます。
各婚活でのデートの誘い方と特徴を表にまとめました。
タイミング | メッセージ内容 | 誘い方 | |
---|---|---|---|
マッチングアプリ | ・自然な流れで ・ご飯の話や趣味の話の流れで |
・相手の好きなものや趣味を聞く ・ご飯の話で食事に誘う流れをつくる |
・好きな食べ物の話から、「おすすめの飲食店に一緒に行こう」と誘う ・相手の趣味や好きなものに関連した場所へ誘う |
結婚相談所 | ・お見合い直後 ・お見合い後、初めての電話やメッセージで |
・お見合いの時に盛り上がった話に関連した話題 ・ストレートに「お会いしたいです」 |
・お見合い直後、初回のやりとりで「またお会いしたいです」とストレートに誘う |
街コン・自治体コン・婚活パーティー | ・パーティー中の会話の流れで ・パーティー後すぐ |
・パーティー中に盛り上がった話に関連した話題 ・相手との共通の趣味や好きなものに関する話 |
・パーテイー中の会話で、相手との共通点を探す。そして、共通の趣味や好きな食べ物に関連した場所に「一緒に行きませんか」と誘う |
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
マッチングアプリ編
アプリ婚活では、プロフィールとメッセージのやりとりが大切です。
デートのお誘いが成功するかどうかは、プロフィールとメッセージの印象で決まります。
人には、初頭効果という心理的な働きがあり、人と出会った際に最初に受けた印象が残りやすく、以降の評価にも影響を与えるのです。
そのため、プロフィールで第一印象を良くしておくのは大切です。
そして、デートに誘うためには、メッセージでのやりとりをする必要があります。
アプリでお互いの人となりを判断する主な材料は、メッセージです。
メッセージのやりとりを通して警戒心を抱かれてしまうと、実際に会うのはやめておこうと判断されてしまいます。
丁寧な言葉遣いや、お相手を思いやった内容など、お相手を不快にさせないような配慮が必要です。
アプリでのメッセージに関しては、こちらの記事も参考にしてみてください。
結婚相談所編
結婚相談所での婚活では、お見合いの後、お相手が再会を希望しているか否かを、仲介人を通して知ることができます。
そのため、断られるかもしれないという不安を抱えることなく、お互いにまた会いたいと思った人にのみデートのお誘いができます。
お相手も好意をもってくれていることが分かったら、躊躇わずにデートにお誘いしてみましょう。
デートに誘うときのポイントは、お見合い後の最初の電話かメッセージで、デートにお誘いすることです。
なぜなら、そのタイミングでお誘いがないと、お相手は「次も会いたいとは思わなかったのだな」と思ってしまうからです。
街コン・自治体コン・婚活パーティー編
婚活パーティーで出会ったお相手をデートに誘うなら、パーティー中かパーティ直後がおすすめです。
婚活パーティーが終わってから日が経ち過ぎてしまうと、お相手は次の婚活パーティーに参加している可能性もあります。また、一度の婚活パーティーで、複数の人からアプローチを受けることも珍しくありません。
ライバルが多く、競争率が高いことを考えても、なるべく早くお誘いするのが吉です。
また、パーティー中の会話が盛り上がったタイミングでデートにお誘いすれば、お相手も自然な流れでOKしやすくなります。
会話中にお相手の好きなものや趣味を聞き出したタイミングで、お相手の好きなものに関連するデート内容を提案するのも良いですね。
例えば、お相手が休日によく映画を観ていると分かれば、「今度〇〇の映画を一緒に観に行きませんか?」と誘うことができます。
婚活における初デートへの誘い方のまとめ
婚活で気になるお相手とマッチングしても、デートに誘うのは勇気が必要ですよね。しかし、交際へと発展させるためにはデートは必須です。
デートにお誘いするときに忘れないでほしいのは「自分から動く」こと。
常に思いやりの気持ちをもって接していれば、お相手を不快にさせることは、そうそうありません。
そして、お相手の好きなことや趣味などにこちらも興味を示せば、お互い楽しくデートができるはずです。
失敗を恐れず、まずはデートへのお誘いをしてみましょう!
男性の方はこちら↓
>>婚活デートマニュアル男性編:女性に気に入ってもらえるポイントを徹底解説
女性の方はこちら↓