婚活サービスでメッセージ交換をする際のマナー5つ

婚活サービスでメッセージ交換をする際のマナー5つ

この記事では婚活・恋活マッチングサービスでのメッセージマナーについて解説しています。

婚活・恋活サービス上のメッセージは面識のある相手とのやり取りとは違い、自然消滅しやすいと感じている人はいないでしょうか。

マッチングサービスでは多くの人とやりとりを同時進行するため、ちょっと違うなと感じただけでやりとりがストップしてしまうことが多々あります。

そこで、今回はやりとりしているお相手に違和感や不快感を感じさせないためのメッセージマナーを紹介していきます。

マナー1:初回メッセージは相手が返信しやすいようにしよう

初回メッセージは相手が返信しやすいようにしよう

まずは初回メッセージのマナーについて解説します。

ポイントはこの3つです。

(1)マッチングしたら早めに初回メッセージを送る

婚活・恋活サービスではどちらかが申し込みをして、マッチングが成立します。ここでありがちな自然消滅パターンが「マッチングしたのに連絡が来ない」ケースです。

アプローチしてきた人が先に連絡をするのが当たり前と考えている人もいれば、マッチング成立させた側から先に連絡を送って欲しいと考えている人もいるようです。

どちらも相手からの連絡を待っていて、結果的に初回メッセージのやりとりすらされずに自然消滅してしまうパターンは少なくありません。

一般的には男性側やアプローチした側から連絡をするのがベターですので、アプローチした側から初回メッセージを送るのが良いでしょう。

ただ、逆にアプローチされた側から連絡を送ることで、1通目の段階から好印象を作ることもできますので、真剣度高めで婚活をしているならば、先に連絡することをおすすめします。

(2)初回メッセージは挨拶プラス一言で作る

初回メッセージは挨拶プラス一言で作る

では、具体的にどんな内容で初回メッセージを送るべきかを解説していきます。

たとえばこのような初回メッセージは工夫が必要です。

「初めまして。マッチングありがとうございます!よろしくお願いします。」

これのどこが良くないか分かりますか?1番のNGポイントは、会話を広げるきっかけが全くないところです。

このメッセージを受け取ったお相手は、「ありがとうございます。よろしくお願いします。」と挨拶を返し、あなたから話題を振ってくれるのを待つ形になります。

もしくは、「ありがとうございます。よろしくお願いします。〇〇さんは休日は何をして過ごしているんですか?」なんて、相手側が話題を考えて振ってくるかもしれません。

この状況、どちらも良くないんですよね。

挨拶を返すだけであれば、やりとりが冗長になるだけですし、こちらから話したいとアプローチしたのに、相手に話題を考えてもらうのはかなり受け身の印象を与えてしまいます。

恋愛において、自分に興味を持ってくれている、自分に好印象を持ってくれている、という感覚は非常に大切です。心理学では「好意の返報性」がある通り、自分が積極的に相手に関わろうとする姿勢を見せることで、相手も関わろうとしてくれるようになります。

そうならないために、以下の構成でメッセージ内容を考えてみてください

  1. あいさつ(自己紹介を含む)
  2. 質問や話題を一つ入れる
  3. 締めの文

このくらい作り込んでも文の量を調整すれば重たくは見えません。

中身のないメッセージを量産するより、ひと手間加えた内容を送ったほうが多くの人と出会いやすくなります

注意:ニックネームを見直そう

もし、登録しているニックネームが呼びづらいものであれば、ニックネームを見直してください。登録しているニックネームと相手に読んで欲しい名前が違う場合も見直しを推奨します。

相手からすると、名前を間違えないようにと名乗った初回メールを確認する手間が発生しますし、2つのニックネームがあると混乱する要因になります。

ニックネームの付け方はこちらの記事を参考にしてください。

相手の名前を入れると特別感が出て良い

相手の名前を入れ込むと、「その人だけに宛てたメッセージ感」が出せます。

メールマガジンなどでも、名前が入っているとついつい目が止まってしまいませんか?それと同じ効果が婚活サービス上のメッセージでも起こるというわけです。

婚活サービスでは複数の相手とやり取りするのが当たり前です。だからこそ、本気度の高さを伝えて、気を引くようなテクニックがある程度は必要になります。

名前を入れるなんてありきたりな手段だと思うかもしれませんが、「名前を認識している=丁寧に向き合ってくれそうな人」と印象づけられ、掴みとしては十分です。

こうした気遣いを積み重ねて人間性をアピールしていきましょう。

ただし、名前を間違えると即イメージダウンにつながります。

初回メッセージの送信前はもちろん、その後も継続して必ず相手のプロフィールをチェックする・相手とのトークを見直すなどの工夫を!「たぶん、◯◯さんだったような……」と曖昧なまま送らないように注意です。

マナー2:相手の年齢に関わらず敬語を使う

相手の年齢に関わらず敬語を使う

タメ口は、人と距離を縮めるために普段からよく使う手段の1つです。

ただ、婚活サービスにおいては逆効果になる可能性があることを知っていますか?

繰り返しになりますが、顔が見えない相手と仲良くなるために大切なのは誠実さです。

初回メッセージはもちろん、やり取りをはじめて間もない頃は無理にタメ口を使う必要はありません。

相手が自分より若い・同い年の場合も、基本的には敬語を使いましょう。

適度な距離感を保てる人のほうがスマートな印象を与えられますよ。

相手のノリがわかってきたら、以下のワードを使うときを狙ってタメ口を入れ込むのがおすすめ。

  • 「びっくり」「きれい」「すごい」などの感情表現
  • 「それは知らなかったなぁ」など、独り言のような内容

相手に問いかけるような言い回しよりも、自分の感想やつぶやきなどを伝えるときに使うと自然です。

いつも敬語を使っている人がふとした瞬間にタメ口になると、相手としても距離が縮まったように感じられます。

とはいえ、タメ口を使わなくても十分に仲良くなれます。

大事なのはやり取りする内容や回数なので、苦手な人は敬語のままでも大丈夫ですよ。

こちらの記事も参考にしてくださいね。

マナー3:相手の迷惑にならないタイミングに送る

相手の迷惑にならないタイミングに送る

メッセージは電話のように相手の状況に関わらず送れるので、時間帯を気にせずに送ることができます。

ただ、通知をオンにしている人も多いため即レス・深夜・早朝の返信は控えた方が良いです。これはLINEなどを送る感覚と同じで良いです。

もしも相手と活動時間が違うのであれば「この時間にしか返信ができないので、通知を切っておいてくださいね」など事前に伝えておくと丁寧です。

とはいえ、生活時間が違うとなかなか恋愛には発展しないため、自分と生活リズムが似ているお相手を探すことをおすすめします。

返信期間が空いてしまった場合は気配りの言葉をプラス

仕事など、止むを得ない事情で返信期間が空いてしまうときもあります。相手に興味がないと思われないように、謝罪と遅くなった理由を添えると誠実なイメージに。

婚活サービスでは、駆け引きよりもちょっとした気配りができるほうが有利です。返信の時間や日付が気になる場合は、相手を気遣う言葉をプラスすること!

具体的には返信が2〜3日空いてしまった場合は、以下のような文言を入れておくのがおすすめです。

  • 出張続きで返信が遅くなってしまいました。
  • バタバタしていて返信が遅くなり、すみません。
  • 返事が遅くなりごめんなさい。急に忙しくなってしまい、あっという間に3日経ってしまいました。

あくまでも自分が忙しくしていて遅くなったということをお伝えするのが良いです。ただ、一度連絡スパンが長くなると、その後も連絡スパンが長くなりがちです。

初めは1日2通だったのが、1日1通、2日に1通、3日に1通、とペースが空いてしまうと自然消滅につながります。

基本的には相手のペースに合わせるのが良いですが、少しペースが空いてきたなと思ったら、今までの半分の時間で連絡を返してみてください。相手が自分のペースに合わせてくれるのであれば、脈アリ判断の一つにもなります。

マナー4:連絡先を聞くのは通話やデートをするとなったとき

連絡先を聞くのは通話やデートをするとなったとき

LINEなどに移行したいと考える人も多いのですが、女性は特に警戒していることが多く、お断りをきっかけに自然消滅してしまうケースもあります。

近頃では、勧誘や営業を目的としてLINEへ移行をしたがる業者もいるため、やり取りをスタートして間もないタイミングでの連絡先交換は警戒されてしまいます。

相手への気遣いとしてはもちろん、自分も含め婚活サービスを快適に利用するために、次にような段階に至るまでは交換しないようにしましょう。

  • 通話をすることになった
  • 会うことが決まっている

聞き方はこんな感じが良いでしょう。

  • 通話する場合:「LINEで10分ほど通話してみませんか?」
  • デートの場合:「当日の連絡先としてLINEの登録をしてもいいですか?」

初回の通話では、長い時間話すことに抵抗を感じる人もいます。

時間制限を気にすると「どれだけ長電話するつもりなんだろう?」と思われてしまうので「もし大丈夫なら10分ほど電話しませんか?」と具体的にお誘いするほうが相手も気楽に応じられます。

初めは10分と伝えておき、実際に話してみて盛り上がるなら、「まだ時間大丈夫ですか?10分じゃ話し足りなくて、もう少しお話ししたいです。」と伝えてみてください。

ただ、最近のアプリには通話機能が付いているものもあるので、LINEではなくてアプリ上の通話機能を提案される場合もあります。

慣れないうちは上記の例をベースに、不自然でない言い回しに変えて使ってみてください。

マナー5:追撃メッセージを送るなら1週間後に。

追撃メッセージを送るなら1週間後に

数日程度の音信不通で追撃するのは焦りすぎです。

ここでどれだけ余裕を持って接することができるかで印象が大きく変わります。仕事で忙しいのかもしれないし、ただちょっと返信する気分ではないのかもしれない…。返信が来なくてもマイナスの理由ばかりではありません。

一部ではメッセージが遅くなると途端に冷たくなるユーザーもいます。そのなかで、期間が空いても変わらず丁寧に返信してくれる人は将来の恋人候補になる存在かもしれません。

とはいえ、気になっている相手であればきちんと返信はするはずです。返信期間が空いているということは自分はなんとも思われない可能性があることを念頭に置いておいてください。

フェードアウトされる理由はこちらをチェック。

>>マッチングアプリで女性にフェードアウトされる理由が判明!対策方法を徹底解説!

それまで2〜3日ペースで連絡をとっていたのに、1週間経っても返事が来てないのであれば、相手から返信が来ることはないと思った方が良いです。

であれば、最後望みをかけて「忙しいですか?また時間ある時に、〇〇のお話したいので、いつでも良いので返信いただけると嬉しいです!」と相手が負い目なく返信程度の連絡をするのが良いでしょう。

まとめ:相手の気持ちを汲んだメッセージが重要

相手の気持ちを汲んだメッセージが重要

マナーとして5つ紹介してきましたが、いずれも相手の気持ちを汲んだメッセージを送るためのマナーです。

恋愛を前提としたやり取りだからこそ、相手のことを考え、配慮したやり取りが必要です。返信しやすいように、相手が楽しんで連絡をしてくれるように、そう考え、工夫しながらやりとりを進めていけば、マナーを知らなくてもうまくいくはずです。

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