【富山】高岡市福岡歴史民俗資料館を中心に市内を巡るデート

今回紹介するのは、高岡市福岡歴史民俗資料館や、その分室・雅楽の館など、富山県高岡市の資料館を巡るアカデミックなデートプランです。

メインとなる高岡市福岡歴史民俗資料館の魅力は、100年近く前に建てられた建物の、静かな雰囲気の中で地元高岡市の歴史や伝統産業を学べるところです。こぢんまりとしていながらも、展示だけでなく体験コーナーもあり、高岡市への理解をじっくりと深められます。

高岡市福岡歴史民俗資料館のほかに訪れるスポットも、ほとんどが資料館や美術館のため、歴史好き・アート好きのカップルにおすすめのデートプランです。

こんなカップルにおすすめ!
向いてる年代:20歳以上
おすすめカップル:歴史・アート好き
どんなデート?:見て、体験して学ぶドライブデート
目安時間:4時間30分
目安予算:2人で6,000~8,000円

概要:高岡市の資料館を巡るアカデミックなミュージアムデート

今回は、富山県高岡市の資料館を3か所巡るアカデミックなデートプランを紹介します。道の駅万葉の里高岡から高岡市福岡歴史民俗資料館までは約8kmと少し離れているため、ドライブデートがおすすめです。

11:30~12:30 道の駅万葉の里高岡でランチ
移動 車で約20分
12:50~13:30 高岡市福岡歴史民俗資料館で高岡市の歴史を学ぶ
移動 車で約10分
13:40~14:30 雅楽の館を見学
14:30~16:00 ミュゼふくおかカメラ館で作品を鑑賞する

まずは道の駅万葉の里高岡でランチです。メニューは「高岡グリーンラーメン」をはじめとしたカラーラーメン、富山名物昆布とブラックラーメンを合体させた「昆布(ブ)ラックラーメン」などがあります。特産品コーナーではテイクアウトできる直径14センチの高岡大仏コロッケやお弁当も販売しているため、車内に持ち帰り、リラックスしながら昼食を取るのもおすすめです。

高岡市福岡歴史民俗資料館では高岡市の歴史を学んだり、特産品・菅笠(すげがさ)の頭頂部の仕上げを体験しましょう。職人さんの手仕事の繊細さを体感できます。雅楽の館は高岡市福岡歴史民俗資料館の分室です。昭和6年に建造された昔ながらの建物の前で記念撮影してみてください。

ミュゼふくおかカメラ館は古いカメラの展示や、写真家の写真展を行っています。建物を建築したのは、世界中で活躍している建築家・安藤忠雄氏です。展示品だけでなく建物も芸術作品として楽しめるスポットです。

デートの帰りにお土産を購入したいカップルは、もう一度道の駅万葉の里高岡を訪れて、思い出の品を探してみてください。

古墳時代や江戸時代の生活がわかる高岡市福岡歴史民俗資料館

高岡市福岡歴史民俗資料館に展示してある菅細工

高岡市福岡歴史民俗資料館は、地元・富山県高岡市の歴史や伝統産業を紹介している資料館です。古墳群からの出土品や城下町のジオラマ、高岡市福岡地域の特産品である菅笠や菅笠作りの道具などを展示しています。

建物は100年ほど前のものを使用しているといわれており、古い洋館の落ち着いた空気が漂う中、ゆっくりと館内を見て回れます。

富山県高岡市には古墳時代から人が住んでおり、江戸時代には城下町として栄えていたとされています。1,500年前のお墓から出土したものや、江戸時代の生活の様子を詳しく展示しているため、歴史好きの方にはたまらないスポットです。

また、高岡市福岡地域の特産品である菅笠や菅細工の展示も要チェック。時代劇でおなじみの、頂点がとがった円錐型の笠が展示されています。

さらに、現代の職人や作家さんの作品も鑑賞できます。植物を編んで作ったとは思えないほど繊細な装飾や柄の切り替えは必見です。工芸やアートに興味がある方は、じっくりと見てみたくなると思います。

高岡市福岡歴史民俗資料館のおすすめポイントは、体験コーナーがあるところです。菅笠の頭頂部の仕上げを体験したり、古墳時代のお墓を実物大で再現した模型に入ったりできます。

今回は企画事務員の奥野さんに、高岡市福岡歴史民俗資料館の展示や見どころについて、お話を伺いました。

1,500年前からの貴重な展示品で高岡エリアの歴史を学べる

編集部

高岡市福岡歴史民俗資料館ではどのような作品を展示しているのですか?

企画事務員・奥野さん

1階では、高岡市福岡地域の特産品として、江戸時代から全国へ出荷されてきた菅笠関係資料を展示しています。

高岡市福岡歴史民俗資料館1階の笠展示
▲高岡市の特産品・菅笠の展示の様子。菅笠の制作で使用する道具も展示

高岡市福岡歴史民俗資料館の1階展示室の様子
▲1階展示室の様子。ケースとケースの間隔が取られていてゆっくり鑑賞できる

2階では、古代から近世にいたる福岡地域の歴史資料や美術資料をはじめ、次のようなものを展示しています。

  • 城ケ平古墳群などからの出土資料
  • 木舟城のジオラマ
  • 上野古墳群出土の珠洲焼刻銘経外容器(市指定文化財)

高岡市福岡歴史民俗資料館の2階に展示している木舟城のジオラマ
▲木舟城のジオラマ。お城・城下町・農耕地がしっかり分けられている

高岡市福岡歴史民俗資料館の2階展示室の様子
▲2階展示室の様子。解説パネルが充実している

また、近年注目を集めている刀剣資料として、宇多刀剣資料を展示したこともありますよ。

編集部

高岡市福岡歴史民俗資料館が建っている高岡市福岡町では、伝統産業として菅笠を制作しているのですね。

「菅笠」の「菅」とは、麦のような見た目の植物で、笠(かさ)・蓑(みの)など、雨風や陽射しをしのぐ衣類を作るために栽培されていたのですよね。福岡町の菅笠の生産量は、全国の9割以上を占めていると聞いたことがあります。

また、現在の高岡市のあたりには5世紀ごろから人が住んでいたそうですね。そのため市内には桜谷古墳・城ケ平古墳群など多くの古墳が残っていますね。奈良時代の始まりである平城京遷都が710年ですから、長い歴史があることがわかります。

高岡市福岡歴史民俗資料館は、古墳時代から現代にかけての高岡市の歴史や伝統産業を幅広く学べる施設なのですね。

国の有形文化財に指定されている建物も必見

編集部

高岡市福岡歴史民俗資料館ならではの魅力は何でしょうか?

企画事務員・奥野さん

福岡歴史民俗資料館の建物ですね。国の有形文化財に指定されています。

高岡市福岡歴史民俗資料館の外観の写真
▲洋館風の資料館外観。

高岡市福岡歴史民俗資料館の建物が有形文化財に登録されていることを示すプレート

編集部

高岡市福岡歴史民俗資料館は、もともと公会堂・町役場として使われていたそうですね。1988年に現在地に移築したと伺いました。

建物は1924年に地元の方から寄贈されたものとお伺いしています。100年近く前の建物が、現在も資料館として活用されているのが魅力的ですね。古い洋館の静かな空気に包まれながら、展示を鑑賞できるのは貴重な機会なので、デートの思い出に残りますね。

来館者にはどんなことを学び、感じてほしいですか?

企画事務員・奥野さん

当館の展示を通じて、郷土の歴史・文化に対する知識と理解を深めていただきたいと思っています。

編集部

展示されている歴史資料はもちろん、建物そのものからも高岡市の歴史を感じられる高岡市福岡歴史民俗資料館。地域の歴史を知ると、いつもの風景が違って見えてきます。ショーケース内の解説パネルも充実しているので、展示品をじっくりと鑑賞したいです。

企画展は年1回のみ!タイミングを合わせて訪れよう

高岡市福岡歴史民俗資料館の入り口と受付の様子

編集部

過去の企画展や、今後予定している企画展の紹介をお願いします。

企画事務員・奥野さん

過去には次のような企画展を行いました。

  • 高峰譲吉博士(高岡市生まれ)の企画展
  • 瑞龍寺奉納刀と北陸の名刀たち
  • 越中福岡の名刀の特別展

高岡市生まれの高峰譲吉博士は、ヒトの体内で分泌される、タカジアスターゼとアドレナリンを発見した方ですよ。

企画展は年に1回開催しておりますので、過去に来館したことがある方にも楽しんでいただけると思います。

2022年は、菅笠をテーマにした「第34回企画展 菅笠関係の過去・現在・未来」を開催します。会期は、9月22日(木)~11月27日(日)です。

編集部

地元出身の人にスポットライトを当て、地域に根差した企画展を行っているのが素敵だと思います。富山県高岡市は高峰譲吉博士以外にも、ドラえもんの作者である藤子・F・不二雄さんや、文化勲章を受章した経済学者・篠原三代平氏の出身地でもあるんですよね。

それに、刀剣に関する企画展が開催されているのが印象的です。高岡市では、鎌倉時代末期に大和国宇陀郡(うだぐん)(現在の奈良県北東部)から移住した「宇多派」の刀匠が活躍していたとのこと。高岡市で作られた刀は加賀藩で献上品として珍重されたり、市内にある国宝の瑞龍寺に奉納されたりしたと伺いました。

高岡市福岡歴史民俗資料館では、高岡市への理解を深められる企画展を行っているのですね。企画展は10月~12月にかけて開催する年が多い印象を受けました。デート前に、公式サイトで確認してから訪れた方が良いですね。

実寸大の古墳の模型は実際に入って雰囲気を体感できる

編集部

高岡市福岡歴史民俗資料館には、展示への理解を深められる体験コーナーはありますか?

企画事務員・奥野さん

菅笠の笠頂部の仕上げをリボンで体験したり、福岡町指定史跡・加茂横穴墓群(かもよこあなぐん)の実寸大の穴の中に入ったりできます。

高岡市福岡歴史民俗資料館の菅笠作りの体験コーナー
▲菅笠の頂点の仕上げを体験できる。

高岡市福岡歴史民俗資料館にある実寸大の加茂横穴墓群の模型
▲実寸大の加茂横穴墓群の模型。実際に中に入って雰囲気を体感できる。

編集部

菅笠頂部の仕上げ体験は楽しそうですね!本物の菅笠作りでは、リボンより細い菅を使って編み込むので、より細かい作業ですね。菅笠の構造を理解しながら、職人さんの技術の凄さを体感できますね!

加茂横穴墓群は、高岡市福岡町にある6世紀~7世紀前半にかけて造営された26の墓群ですよね。遺体を安置した室内の形状が、アーチ型とドーム型の2種類あるのが特徴だそうです。天井はどのくらいの高さなのか、何人ぐらい寝転がれる広さなのか気になります。

高岡市福岡歴史民俗資料館は、実際に手で触ったり、実寸大の古墳模型に入ったりと、展示への理解を深められる体験コーナーが充実していることがわかりました。デートで訪れた際は「うまく編み込める?」「意外と広いんだね」など会話が弾みそうです。

伝統工芸品に認定された菅細工の小物は見もの!

編集部

奥野さんが思う、施設の魅力やおすすめの展示品はありますか?

企画事務員・奥野さん

私が思う高岡市福岡歴史民俗資料館の魅力は、菅笠の笠頂部の仕上げ体験ですね。他ではできないので、面白いと思います。

私のお気に入りの展示品は、菅笠と菅細工です。

高岡市福岡歴史民俗資料館で展示している菅細工のコースター
▲普段の生活で見かけるコースターやティッシュケースの菅細工

高岡市福岡歴史民俗資料館で展示している菅細工
▲巾着袋は底が菅でしっかりしていて使いやすい

福岡の菅笠は、平成29年11月に国の伝統的工芸品に認定されました。また、地元の小学校では菅を栽培し、菅笠音頭を運動会で踊っているんですよ。また菅細工では、細かく作品を制作する技術に魅了されます。

編集部

写真を見ると、菅が隙間なくきっちり編み込まれているのがわかります。特に私は、サンバイザーの菅細工が印象に残りました。編み込みの模様がベルトと日よけの部分で違うのが素敵です。菅細工は筒や傘の形に編み上げるだけでなく、平たく編んだりサンバイザーのように少しカーブを付けたりもできるのですね。

また、地元の小学校の行事でも菅を取り入れていると聞き、地域全体で菅細工を大切にしていることがわかりました。高岡市福岡歴史民俗資料館は、高岡市の伝統工芸の魅力を再発見できるスポットです。

洋館風の建物をバックに記念写真を撮ろう

編集部

高岡市福岡歴史民俗資料館に、カップルで訪れる方はどのくらいいらっしゃいますか?また、館内で思い出の写真を撮影できるスポットや、小休憩できる場所があれば教えていただきたいです。

企画事務員・奥野さん

当館を訪れるシニア層のカップルは全体の約2割、若い世代のカップルは全体の約1割です。

資料館の外観は、洋風の公会堂をイメージしている、おすすめの写真撮影スポットです。また外にはベンチもあり、山に面しているので自然の景色を楽しめます。

高岡市福岡歴史民俗資料館から高岡市内を見下ろした景色
▲高岡市福岡歴史民俗資料館からは高岡市内が見渡せます。

編集部

100年近く前の洋館風の建物は、一目見ただけで印象に残りますね。建物をバックに記念撮影するのも良いですね。

また高岡市福岡歴史民俗資料館は、標高80mほどのところにあるので、ベンチに座って高岡市内を一望し、自然の涼しい風を感じながら展示を振り返るのは、また格別でしょう。

展示を見終わったら、記念になるグッズを探したり、軽食をとりたいと考えるカップルもいるかと思います。館内にショップやレストランはありますか?

企画事務員・奥野さん

レストランやショップはありませんが、郷土文化に関する図書販売を行っています。

編集部

気になる展示品があったときや、もっと高岡市の歴史を知りたいと思ったときは、館内で販売している図書を購入できるのですね。地元の資料館ですから、普通の書店では購入できない高岡市オリジナルの資料もあるのではないでしょうか。

また、高岡市福岡歴史民俗資料館の入り口付近には、記念スタンプがあると伺いました。専用の台紙や自分が持っている手帳に押して、思い出に残すこともできますね。

高岡市福岡歴史民俗資料館を訪れた人の口コミや感想

高岡市福岡歴史民俗資料館にある記念スタンプ

編集部

来館された方からは、どのような感想を寄せられていますか?

企画事務員・奥野さん

「外観が品格のある洋風の建築物で、素晴らしい」と喜んでいただいております。当館では四季折々の風景が楽しめますよ。

編集部

100年の歴史を持つ洋館の、穏やかな雰囲気の中でじっくり展示を鑑賞できるのが、高岡市福岡歴史民俗資料館の魅力ですよね。

じゃらんやGoogleマップにも、口コミが投稿されていました。一部を要約してご紹介します。

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福岡町の歴史がよくわかる施設です。
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こぢんまりとしていますが、展示は充実しており興味深かったです。
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高岡市の刀匠の刀剣展を見に訪れました。見ごたえがあり、内容がすっきりとまとまっていました。

口コミから、高岡市福岡歴史民俗資料館は施設の規模に対して、展示が充実していることがわかります。この他にも「年1回の企画展がよかった」という感想が多く寄せられていました。

高岡市福岡歴史民俗資料館は、高岡市への理解を深めるのにぴったりの場所と言えますね。デートで訪れた際は、じっくりと作品を鑑賞してみたくなりました。

企画事務員・奥野さんからのメッセージ

高岡市福岡歴史民俗資料館で展示している神輿の写真

編集部

最後に、デートでの来館を検討しているカップルやご夫婦へのメッセージをお願いします。

企画事務員・奥野さん

昔の生活用具や刀剣、歴史に興味のある方には、面白く感じられるコレクションだと思います。

編集部

こぢんまりとしていながらも、地元高岡市への理解を深められる濃厚な展示を行う高岡市福岡歴史民俗資料館。展示を見ると、来館するために通った道が、帰りは特別な風景のように映るかもしれません。

車内で「こんな展示あったよね」「この辺りが遺跡なんだよね」など、高岡市福岡歴史民俗資料館で学んだことを振り返りながら帰路につけるのも良いですね。奥野さん、本日はありがとうございました。

「高岡市福岡歴史民俗資料館」の基本情報

住所 〒939-0143
富山県高岡市福岡町下向田畦ケ谷内15
アクセス 【車】
・あいの風とやま鉄道「福岡駅」より10分
・能越自動車道「福岡IC」より10分
・JR「新高岡駅」より30分
・高岡駅より30分
営業時間 9:00~16:30
休館日 ・月曜日(祝日を除く)
・祝日の翌日
※翌日が土、日曜日のときは火曜日
・冬季休館
※12月29日~翌年2月末日
料金 ・一般:150円
・小中学生:70円
・65歳以上:120円
※特別展期間中は料金の変更あり
駐車場 あり(約15台)
問い合わせ 0766-64-5602
平均滞在時間 30分程度
空いている時間帯 比較的どの時間帯も空いている
公式サイト https://www.city.takaoka.
toyama.jp/syoubun/kanko/
bunka/shisetsu/rekishi.html

※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です

「高岡市福岡歴史民俗資料館」周辺のデートスポット

今回紹介するデートプランでは、高岡市福岡歴史民俗資料館の滞在時間は40分です。まだまだ時間はあるので、ほかのスポットも合わせて訪れてみましょう。

インタビューに回答してくださった企画事務員・奥野さんによると、「雅楽の館」「ミュゼふくおかカメラ館」「道の駅万葉の里高岡」がおすすめとのこと。道の駅万葉の里高岡では10段もあるソフトクリームが食べられて、カップルでシェアして楽しめるスポットだそうです。

ここでは奥野さんがおすすめしてくださったスポットを、すべてご紹介します!

おすすめのデートスポット

福岡町の伝統と格式を学ぶ:雅楽の館(雅楽資料展示分室)

江戸時代から続く、高岡市福岡町の雅楽に関する展示を行う「雅楽の館」。舞楽の装束や楽器を鑑賞できます。福岡町の雅楽は、明治天皇が北陸地方で御巡幸を行った際にも奏上されたとのことです。

伝統と格式のある地域の芸能について学べるスポットです。

また福岡町の雅楽は、高岡市の無形文化財に登録されています。一時は後継者がおらず衰退しましたが、現在は回復して、不定期で演奏会を開いています。

高岡市の冬の音楽祭で演奏することもあるため、気になる方は公式URLや地域の観光情報サイトから確認してみてください。

公式サイト:https://www.city.takaoka.toyama.jp/syoubun/kanko/bunka/shisetsu/gagaku.html

昔の木製のカメラも展示:ミュゼふくおかカメラ館

ミュゼふくおかカメラ館では、施設が所有するカメラのコレクション展と、テーマに合わせた写真を展示する企画写真展を行っています。

ミュゼふくおかカメラ館が所蔵するカメラ資料のコレクションはなんと約4,000点にものぼります。常時展示されているのは、クラシックカメラ約100点です。年3回展示替えを行っています。

企画写真展では、「ねこづくし」のような親しみやすいものを展示したり、芸術性のある写真家の個展を開催したりしています。開催の頻度は、年7~8回です。入館料は企画展ごとに異なるため、デート前に確認しておくことをおすすめします。

公式サイト:https://www.camerakan.com/

縁結び大学では「ミュゼふくおかカメラ館」へのインタビューも行いました。見どころなどを紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください。

名物は10段ソフトクリーム:道の駅 万葉の里高岡

道の駅万葉の里高岡では、フードコートで食事をしたり、売店で地元の特産品を購入したりできます。注目ポイントはドラえもんのグッズと、10段ソフトクリームです

富山県高岡市はドラえもんの作者である藤子・F・不二雄さんの出身地であることにちなんで、専用のブースを設けています。

10段ソフトクリームは、普通のソフトクリームの3~4倍のボリュームがあるため、カップルでシェアして食べるのがおすすめです。今回紹介するデートプランではランチのために訪れる場所ですが、お土産を購入したい方は、デート終わりにもう一度行ってみましょう!

公式サイト:https://www.manyonosato.com/

まとめ:高岡市内の資料館・美術館を巡って、地元への理解を深めよう!

今回は、はじめに道の駅万葉の里高岡で昼食を取り、午後から高岡市福岡歴史民俗資料館を含む3か所の資料館・美術館を巡るドライブデートプランを紹介しました。

高岡市福岡歴史民俗資料館の魅力は、地域の歴史や文化に寄り添った展示を行っているところです。デートの行きと帰りとでは、高岡市の風景が違って見えるでしょう。

雅楽の館とミュゼふくおかカメラ館では、それぞれの施設のコンセプトに沿った作品や資料を鑑賞できます。どちらも展示品だけでなく建物も貴重なため、記念に1枚写真を撮るのがおすすめです。

富山県高岡市にデートで訪れる際は、ぜひ参考にしてみてください。