イルカがつなげた恋。喧嘩を乗り越え、海の見える港でプロポーズされました!
女性:ゆきのこ(27歳)
男性:めたもん(35歳)
出会ったきっかけ:職場
出会ってから交際までの期間:1年
出会いは職場だが、初めは互いに無関心
編集部
まず、お相手と出会ったきっかけを教えてください!
ゆきのこ
職場で出会いました。
私の夢は小さいころからイルカトレーナーになることで、専門学校を卒業した後、今の旦那さんのいる職場に就職いたしました。
職場で出会いましたが、初めのころはお互い興味がなく無関心でした。彼は獣医さんで、たまにイルカをみに来てくれていましたが、年下の私には興味ないだろうと思い、特になにも思いませんでした。
めたもん
僕も「新しく入った新人トレーナーだな」とは思いましたが、当時はお付き合いしている方もいたので、特に何も思いませんでした。仕事をがんばってるなと感じていたくらいです。
イルカを介して出会い、第一印象は「イルカ好きな新人さん」
編集部
初めて会ったときの第一印象を教えてください。
ゆきのこ
彼はお仕事の合間にイルカの様子を見に来てくれていました。「とても仕事熱心な方で動物が好きなんだな!」と思いました。
話してみたい気持ちがありましたが、年上で獣医さんだったので、話も難しいんだろうなと思いました。
しかし、実際に話してみると、私にもわかりやすいように、専門用語を使わず話してくれました。とても優しい方でした!
めたもん
最初にあったときは新人さんが2人いたので、どちらが彼女か見分けられないほど、あまりしっかり見ていませんでした。イルカのこともみなければならなかったので。
イルカをみる業務にも少しなれ、少しずつトレーナーさんとも一人一人関わっていくと、彼女は本当に自分のことよりもイルカが好きということが分かりました。
話しているときは、年齢差があるので、おじさんと思われていないか心配でした。
きっかけは飲み会での連絡先交換!話すうちに魅力を感じるように
編集部
付き合おうと思ったきっかけやエピソードを教えてください。
ゆきのこ
就職して一年ほど経ったころ、職場にも慣れてきましたが、イルカが病気になったり治療法で不安があったときに、とても丁寧にサポートしてくれました。
それから会社の飲み会で連絡先をきかれて交換しましたが、中々連絡が来なかったので、思い切って私から連絡。そこから仲良くなっていきました。
彼と話をするのは楽しくて、自然と連絡が来ないかワクワクしていることに気が付きました。それと同時に、年齢差があるので「子供のようだと思われていたらどうしよう」と不安になることもありました。
そんな不安を持ちながらも連絡を取っていたある日、彼からご飯に誘われました。そこで「付き合っちゃう??(笑)」と言われて「いいですよ」と言い付き合い始めました。
付き合ってから「なんで、あんな逃げみたいな告白だったの?」と聞いてみると、「職場で気まずくなりたくないから」と言われ、そこも彼なりの優しさだったのかなと思っています。
めたもん
彼女はイルカのことになると、自分自身のことよりもイルカのことばかり考えていて、危ないこともどんどん突き進んでいくので、「自分にはそんなことできない」と思いました。
と同時に、私がそばで支えたいと思いました。また、彼女は人気があり、ライバルが多いことも知っていたので、少し焦りもしました。
ですが、ある日酔った勢いで、なぜか連絡先を聞いていました。しかし、いざ冷静になると中々連絡ができずにいました。すると奇跡的にも向こうから連絡がきてビックリしたのを今でも覚えています。
彼女を知るたびに、自分とは正反対でそれがまた魅力的でした。ただ、同じ職場だったので、もしも告白をして失敗してしまったとき、お互い仕事に影響がでないか心配で中々決心がつきませんでした。
告白もかっこいい感じには言えず、軽い感じで告白してしまいました。ですが、そのおかげで今があるので良かったと思っています。
意外な一面!彼はびっくりするくらい方向音痴でした
編集部
初デートはどんな感じでしたか?
ゆきのこ
仕事が忙しく、なかなか観光ができなかった中での初デートでした。彼に案内してもらいましたが、彼はびっくりするくらい方向音痴でした。
デートをしていくと、お互い趣味が似ていることに気づき、彼は元々陸上部で走るのが得意だとわかりました。
私も走るのは好きでしたが、部活には入っていなかったため、彼に監督になってもらい、その後一緒にマラソン大会に出れるようになりました。
めたもん
道案内で迷ってしまうことがありましたが、彼女は呆れず笑っていました。
他にも、クリスマスや何かのイベントごとで出かけると、彼女はすぐにどこかに行ってしまい、みつけるのが大変でした。それほど、色んなものに興味深々なんだなと思いました。
それ以外にも、私は元々陸上部だったこともあり、「一緒にマラソンしないか」とすすめてみると、嫌な顔もせず一緒に練習し、大会にも出るようになりました。
マラソンで一緒に走った時は、同じ目標があることで、とてもうれしい気持ちになりました。
子供ができても、一緒に同じ趣味を見つけて2人の時間を大切にしようと思いました。
思い出のデートはクリスマスのハウステンボス
編集部
特に思い出に残っているデートは何ですか?
ゆきのこ
クリスマスにハウステンボスに行きました。そこで「プロポーズとかあるのかな」と勝手に思いながら行きました。
ハウステンボスはカップルで溢れかえっていて、「迷子になるかも」なんて笑いながら話していました。
パレードを見ていた時に、私は人ごみに飲まれて、彼とはぐれてしまいました。その状況で、呑気に「もしかしたらここでフラッシュモブとか?!」と思いワクワクしながら彼を待っていました。
30分経っても何も起こらなかったので、「これは・・・迷子」とようやく気付き、カップルばかりのなか1人で彼を探していたのを今でも覚えています。
めたもん
ハウステンボスですね。そこで彼女とはぐれてしまって、その時は携帯も財布も私が持っていたので本当に心配でした!!
こっちが必死になって探しているのに、彼女はサプライズと勘違いしていたみたいで、見つけたとき爆笑していました。
同じ職場で出会えたので、趣味の話で盛り上がることができました
編集部
お相手と出会ったきっかけでよかったところを教えてください。
ゆきのこ
就職から1年後、職場の飲み会で初めてイルカ以外の話をしたことです。二次会でカラオケに行った際、歌手の好みが一緒で盛り上がり、彼から連絡先を聞かれたのが始まりでした。
付き合ってからは、トレーナー目線と獣医目線で仕事の意見が食い違うことも多くありましたが、同じ趣味があることで会話も弾みました。
めたもん
出会った当時は、お互いにお付き合いしている方がいたので、初めてあったときは恋愛感情など全くありませんでした。
職場での様子を見ていて、彼女は危なっかしいのと同時に頑張っている姿が印象的で、次第に私がそばで支えたいと思いました。
会社の飲み会で連絡先を交換して、それから仲が良くなったので、職場が同じでよかったですね。同じ趣味の話で盛り上がれたのも、お付き合いするきっかけになりました。
付き合ってからは、お互い勘違いや仕事の意見の食い違いで喧嘩してしまうこともありましたが、私が彼女の話を聞くことにすると、不思議と喧嘩は徐々に減って、関係も良くなっていきました。
付き合ったときから一年後にプロポーズしようと決めていました
編集部
結婚を決めた理由やエピソードを教えてください。
ゆきのこ
付き合って1年がたち、喧嘩もたくさんしましたが、同時に家庭的な彼をみて私にはもったいないくらい素敵な人だと思いました。
中々素直になれない私を見ても呆れず、そばにいてくれました。彼が初めて私のわがままも受け入れ、ずっとそばにいてくれました。
周りの方も「めたもんはいいやつだから!!」という方が多く、本当にそう感じました。「こんなわがままな私を受け入れてくれるのも彼しかいない!」とも思いました。
めたもん
付き合ったときから、1年後にプロポーズしようと決めていました。
付き合った頃は全く料理ができなかったり、少しぬけていることも多くありましたが、少しずつ直そうと頑張っている姿をみて、より大切にしようと思いました。
また毎日、毎日、話が尽きないくらいたくさん話をしたり、ふざけたりしていて、本当に楽しい毎日が過ごせそうだと思いました!!
当日に喧嘩!?プロポーズは海の見える港でした
編集部
プロポーズのときの雰囲気やエピソードはどのような感じでしたか?
ゆきのこ
海の見える港でプロポーズされました。口下手な彼は、手紙で思いをつづっていてくれました。
手紙には「これから君をたくさん困らせたり、つらいこともあると思う。でも、ゆきりんとならどんなことがあっても乗り越えていける!!だから・・・」ここから先は、言葉で「結婚してください」と言われました。
めたもん
彼女は大好きな地元から離れてこの地に来てくれたので、「地元にはない海の近くでプロポーズを」と思いました。
ですが、プロポーズしようと計画していた当日はなぜか喧嘩してしまいました。その後、何とか思いを伝えることができました。「計画通りにはいかないな!」とつくづく思いました。
いろんな出会いや経験をするために「まずは行動」
編集部
これから出会いを探そうとされている方・結婚したいと思っている方へメッセージをお願いします。
ゆきのこ
どんな出会いがあるかわからないのが人生だなと思いました。
就職などで、大好きな地元から離れるのはとても勇気がいりましたが、その分たくさんの出会いがありました。なので思い切っていろいろ挑戦するのもいいと思います。
めたもん
私と妻は年齢差があります。「年上だからしっかりやらなきゃ」とか思っていましたが、実際はそんなことはなく、失敗ばかりしてしまう私をいつも楽しそうにみてくれます。