『お笑い好き』を知り、急接近。よくふたりでデートに行く映画館でサプライズプロポーズ！

出会いは職場の異動で

インタビュアー

お相手と出会ったきっかけを教えてください。

ちーちゃん

勤めていた職場に、夫が異動してきたのがきっかけで出会いました。

比較的女性が多い職場なので、彼が異動してくるということで数日前から話題になっていました。独身女性も多かったので、独身で尚且いい年ごろだった彼はすぐに人気者になっていましたよ。

本音を言うと、私はその頃婚活の最中で、たくさんの出会いの場に出向いてました。なのでかっこいいとは思っていたものの、あまり職場の人に興味は無く、彼にも初めは惹かれていませんでした。でも最終的に結婚まで至ったので、出会いって思わぬところにあるんだなと驚きでした。

あっくん

異動先の職場に、彼女がいたのがきっかけで出会いました。

正直なところ女性が多かったので、初めのうちは「職場の中の一人」という印象でした。彼女は前に立ち、目立つという雰囲気の子ではなかったので、話したのも異動してしばらくたってからでしたね。

共通の趣味が見つかり、すぐに意気投合

インタビュアー

初めて会った時の第一印象を教えてください。

ちーちゃん

正直なところ、見た目がすごくタイプでした。そして異動先で右も左も分からないなりに、率先して仕事をする姿に誠実さを感じました。何に対してもすごく寡黙に仕事をしていたので、真面目な人だと思っていました。

休憩室とかでも一人でスマホを触っていたので話すこともなかったのですが、ある時、『お笑いが好き』という共通点を見つけました。話を始めると真面目なのは真面目でしたが、全く寡黙な人ではなかったですね。ぐいぐいと話し始めたら長いけど、彼の印象が違うのがとてもプラスに変わりました。

あっくん

仕事が忙しい時期での異動だったんですが、ピリピリ感を感じさせることもなく、柔らかい空気をまとっていて優しい人なんだなと思いました。

先ほども伝えた通り、どちらかというと大人しいタイプで全く話す機会はなかったんですが、僕がお笑い番組の話をしているのを聞いて、「私もそれ見ました」とすごく嬉しそうに話しかけてきてくれるギャップが可愛かったです。そこから仲良くなっていくのは早かったです。

仕事の顔もプライベートの顔も知り、好感を持つように

インタビュアー

付き合おうと思ったきっかけ、エピソードを教えてください。

ちーちゃん

職場で話をしていくうちに、『お笑いが好き』という共通点がわかり、自然に話が弾むようになりました。マニアックな話ができたり、面白いというタイミングが一緒だったりと、こんなに感性が合う人は初めてで、また一緒にいる空気感も心地よかったので、自然に距離は縮まりました。

話しているうちに趣味だけでなく、考え方や感性みたいなものも似ていることに気づきました。そこが居心地よく感じ、無理なく話せることにつながったと思います。

他の出会いの場では、つい自分の条件を優先して出会っていました。純粋に話が合うということが、私にとっては大事なポイントだったんだなと感じました。

あっくん

共通の趣味がわかり話しているうちに、細かい部分でも好きなことが一致し、その時間がすごく楽しくてずっと一緒に話したいと思いました。

また職場での仕事に取り組む姿勢とかも好感が持てて、初めから結婚を視野に付き合いたいタイプだったので、プライベートの部分も仕事の顔もどちらも好感が持てたのが大きなきっかけとなりました。

初デートからお互いに好印象

デートした場所：映画館とイタリアンのお店

インタビュアー

初デートのエピソードを教えてください。

ちーちゃん

車で自宅まで送り迎えやチケット、夕食などもスマートにエスコートしてくれて、優しさや思いやりを感じました。夕食の時に食事の好みも近いことが分かり、さらに心惹かれました。

あっくん

映画のチケットは事前に僕が用意したんですが、そのチケット代の代わりに、飲み物を用意してくれていました。

同じ職場なので、お給料は大体想像がついていたと思います。「男のプライドは大切にしてくれながらも、負担などは気にしてくれる気遣いの出来る人」というのが第一印象です。もちろんおごるつもりでしたが、そのささやかな気遣いがすごく嬉しかったです。

初デートなのに僕より多くデザートを注文し、パクパクおいしそうに食べるところは、変に気を使わないでいてくれて嬉しかったです。

トラブルが多かった旅行もいい思い出に

インタビュアー

特に思い出に残っているデートを教えてください。

ちーちゃん

二人では初めて行った石川県への旅行です。

旅行先に行くまでのサービスエリアにたくさん寄りつつ、のんびりドライブがてら目的地までいきました。情報不足で行きたかった施設や飲食店がことごとく定休日だということがありましたが、そんなトラブルでも嫌な空気にはならず、今でも笑い話になってます。


『奮発して頼んだホテルの高級ディナーも、慣れてなさ過ぎて二人とも会話も出来ず、味もあまり覚えていない。』というエピソードも今となっては、すごく良い思い出になっています。

あっくん

初めての年越しです。

一人暮らしをしていたので、付き合って初めての年末に年越しを一緒にしました。二人とも年越しは家で過ごしたい派だったので、テレビをみながら年越しを迎えました。何のテレビをみるか多少もめましたが、結局二人ともそば作りに夢中で気が付いたら、０時を過ぎてました。
そのあとも初日の出を見に行ったりと、すごく楽しい思い出が残っています。

同じ職場だからこそ仕事面での理解がある

インタビュアー

お相手と出会ったのが職場で良かったと思うことを教えてください。

ちーちゃん

職場が同じでいいところは、仕事に対する姿勢がわかったり、彼女といる時の少し背伸びした姿以外の普段のナチュラルな部分が知れるところです。

良くも悪くも付き合った後や結婚してから、「こんなところがあったんだ」と感じることは少ないです。また同じ職場で共通の知り合いが多いという点で、他の出会い方よりは比較的お付き合いに対して真剣に向き合いやすいと思います。

共通の知り合いが多いので、結婚後も夫婦二人で付き合える友達がいるのも良かったです。

あっくん

仕事の忙しい時期の理解があることです。

繁忙期に入ると急な出勤や残業が当たり前になりますが、その事情を分かってくれているので、たとえ連絡が遅れるようなことがあっても、そこでトラブルになることはありません。

また頂く給料も知られているようなものなので、結婚前にお金のこと話しにくい…なんてこともありませんでした。

二人でいる時の空気感が良く、自然と結婚を意識するように

インタビュアー

結婚を決めた理由・エピソードを教えてください。

ちーちゃん

決めた理由は趣味が合うことと、二人でいる時の空気感です。

話していて楽しいというのはずっと述べてきましたが、他にもドライブして、たとえ無言になっても、気まずい雰囲気を感じなかったり、彼の部屋に二人でいてるときもお互い同じ部屋にいながらも、各々好きなことをしていてそれもお互いが苦にならない。

旅行に行ったときなど、今までは隣に誰かがいると眠れなかったのが、彼の場合だと変わらずにぐっすり眠れるなど、いい意味で楽さを感じて、結婚の決め手になりました。

あっくん

出会った時の年齢も年齢だったので、付き合った時点で結婚は視野に入ってました。

どんな時もよく笑い前向きでとにかく一緒にいて楽しかった。意見がぶつかることがほとんどなく、食い違いがあっても喧嘩にはならずに話せるので居心地が良かった。かっこつけずにいても大丈夫という安心感があり、肩の力を抜いて過ごせる。というのが結婚を決めた理由です。

映画館でのプロポーズは一生の思い出

インタビュアー

プロポーズの時の雰囲気・エピソードを教えてください。

ちーちゃん

プロポーズは映画館のエンドロールが流れた後に、プロポーズのショートムービーが流れました。いろいろ思い出を振り返った後、シンプルに「結婚してください」との言葉でのプロポーズでした。

思ってもいなかった展開に、恥ずかしさと嬉しさがこみあげて挙動不審になっていました。ベタなシチュエーションではなったので、特別感を感じて人生で一番の良い思い出です。

あっくん

「プロポーズは絶対に今日だな。」と感づかれないようにしたいという想いがありました。その結果、ふたりでよくデートに行く映画館にしようと決め、プロポーズにいたりました。彼女も一切気付くことなく、無事プロポーズは大成功したので良かったです。

その日はプロポーズのことで頭がいっぱいで、一切映画の内容は覚えていません。動画を作ったり、映画館のスタッフさんとの打合せなど忙しかったですが、本当に喜んでくれたので、このプロポーズにして良かったです。

出会いは思わぬ所から突然やってくるかも

インタビュアー

これから出会いを探そうとされている方・結婚したいと思っている方へメッセージをお願いします。

ちーちゃん

婚活にはいるといろいろと条件を挙げて、その条件でみてしまいがちですが、この先ずっと一緒にいる相手になるので、いい意味で隣にいても苦にならない楽な相手が大事かなと思います。

初めから背伸びせずありのままの姿。そして、その姿が好きだと思ってくれる人。長い将来を見据えると大事な部分だと思います。悔いなく素敵なお相手さんを見つけてくださいね。思わぬところに出会いはあるものです。

あっくん

ガツガツと探していくより、少し肩の力を抜いて過ごしていた方が、意外に出会いはやってきます。

そして男の人は結婚に対して後ろ向きな考えの人も多いと思いますが、結婚はいいものですよ。仕事ばかりの日々も、家庭を持つことで少し前向きになれたり、家に帰ると仕事スイッチから解放されます。そんな風に、共に過ごせる相手と出会えることを応援しています。自分の駄目な部分も受け止めてくれたり、トラブルも笑い合ってくれる女性を僕はおススメしますね。