マッチングアプリで嘘の年収を見分ける方法!年収1,000万円は本当なのか
こんにちは。CAミサキです。
マッチングアプリで高収入男性とマッチングして喜んでいるあなた!その年収、本当でしょうか?年収1,000万円ってキリが良く、響きも女性受けもいいので、それ以下の人も背伸びしてウソをつきがちです。
この記事では、年収1,000万円以上の男性とデートしたときに年収を偽っていないか見極める方法・見るポイントを伝授いたします。
これを読んで、女性を引き付けるために年収1,000万円と盛ってるような男性を見分けられるようになりましょう!
記事の後半では、ミサキが実際にマッチングアプリからデートした男性のどこに注目してどう年収を判定したのかという実例も一緒にご紹介しています。
騙されないためにデータをインプットしておこう
まずは、判断をするために大切なデータをご紹介します。これを頭にいれておけば、ウソか見極められる判断材料になります!ミサキが国税局の最新データから必要なところをピックアップしました!
参考・国税局の令和2年民間給与実態統計調査
-調査結果報告-より
日本人の平均年収
まずは日本人の平均年収です。日本人全体でみると、1人当たりの平均給与は433万円です。これを男女別にみると、男性は532万円、女性は293万円です。(第8表および第9図参照)
300万円に満たない女性の年収が入っているせいで、平均年収が400万円台になっていますが、我ら知るべくは男性の年収!!女性を抜いた、すべての年齢層の男性だけの平均だと約500万円代なんですね。しかしこれはすべての年齢層なので注意です。
頭に入れるデータ
男性の平均年収は532万円
年収1,000万円超えの男性はどれくらいいるの?
では、年収が1,000万円を超える男性はいったいどのくらいいるのでしょうか。まずは、どの年収層の人が多いのか見てみましょう。以下が分布です。参照:(第16表)給与階級別給与所得者数・構成比
給与階級別の分布
400万円~500万円以下の男性 533万人
男性の平均年収が530万円でも、なんと割合的には日本の約半数の男性は年収が500万円以下なんです。高年収の人が平均年収を上げてくれているだけで、若者からおじさんまで含めた、2人に1人は年収が500万円未満ということになります!!
これを月の手取り額に換算して、具体的に生活レベルを想像してみます。
日本の半数である年収300万円~500万円
年間手取り額=約242万円
月の手取り額=約20.7万円
年収500万円の場合、
年間手取り額=約395万円
月の手取り=約24〜25万円
つまり、日本の半数以上の男性は月に約20万円~25万円程度を手にして生活しています。もし年収500万円の人が年収1,000万円と盛っていたら?生活レベルをよく見てみれば、一目瞭然です。
ちなみに年代別+中央値+企業規模で見ると…
20代後半男性:零細企業で279万、大企業で403万
30代前半男性:零細企業で343万、大企業で514万
30代後半男性:零細企業で396万、大企業で626万
40代前半男性:零細企業で439万、大企業で752万
40代後半男性:
零細企業で470万、大企業で826万
さらに役職で考えると…
平社員:平均40歳・540万
係長:平均43歳・702万
課長:平均47歳・884万
部長:平均52歳・1,085万
役員:平均59歳・1,200万~1,400万
これが現実に一番近い数値だと思います。年齢と会社の規模と大体のポジションがわかれば、会社名を聞かなくても大体の年収が想定できちゃいます。
では、お待ちかね、年収1,000万円以上の人は一体どれくらいいるのかを見てみましょう。
年収1,000万円超えの割合
1,500万円~2,000万円以下 1.1%
2,000万円~2,500万円以下 0.4%
2,500万円以上 0.4%
女性を抜いた男性のみの年収の情報です。上を見てわかるように、年収が1,000万円を超える男性は日本全体でたったの7.1%とほんの一握りだけです。これは、日本全国・男性・全年齢層なので、この中でさらに年ごろの20代~30代だけにしぼると、ますます少なくなります。
年収1,000万円超えの20代~30代
30代で1.5%
20代で年収1,000万円以上稼いでいる人は、わずか0.2%です。30代でも1.5%なので、100人に1〜2人しかいないんです。
さらに、ここから独身の割合を考えるために未婚率を知っておきましょう。
20代後半:72%
30代前半:47%
30代後半:35%
20代独身の年収1,000万超えは0.15%、30代独身で0.7%くらいというわけです。
これがいかに少ないかおわかりですね。いくら高年収を稼げると有名な業種や企業でも、年収1,000万円以上となると、さすがに30代以降にもらえるようになることが多いです。
財閥系総合商社でも、1,000万円をこえられるのは30歳以降であることが多いです。20代で、自分で経営しているわけでなく、会社に勤めている会社員で年収1,000万円だと言う場合は、か~な~り疑ってかかりましょう。データ的にはほぼありえない確率です。
ちなみに年収を登録しているペアーズの男性会員で調べてみると…
20代で1千万超え:9,643人(0.8%)
30代で1千万超え:23,015人(1.9%)
日本平均よりもちょっと多いです。年収を盛っている人が数%存在している可能性が高いと思います。
では年収1,000万円がありえる職業は?
そもそも年収1,000万円が可能である職業を見てみましょう。
- 経営者
- 大手商社
- 外資金融
- 広告
- 医者
- 弁護士
- 公認会計士
- パイロット
- 外資コンサル
- テレビ
- 誰もが知っている超有名企業の役職付き
これらの職業は、年齢とともに30代以降から年収1,000万円を稼ぐことが可能です。外資系企業の場合は実力主義なので、優秀だったら20代後半でも1,000万円以上の可能性もあります。(が、不安定です。)
それ以外で年収1,000万円以上を言っている場合は、疑ってかかりましょう。でも、日系のメーカーなどでも、一流企業でエリート街道に乗っていれば、30歳くらいを境に1,000万円稼げている可能性もあります。
しかし、そもそもこれらの職業だとウソを言っている可能性もあります。名刺をもらい、仕事の内容も詳しく聞いてウソがないかしっかり見極めましょう。
上をふまえて事前に調べよう
ペアーズやOmiaiなど人気のマッチングアプリでは、収入証明を出せません。証明するすべがないので、当たり前のように年収を盛って記載している人がいます。そんな男性に会ってムダな時間を使わないよう、会うまえの段階でなるべく判断しましょう。
会社名・職種であらかじめネットで調べる
会社名や職種が分かっていたら、必ず!!会う前の段階で、ネットで年収を調べましょう。今はいろんな転職サイトなどに、くわしい年収や内部にいた人からの生の口コミ情報が載っています。
会社名が分かっていればなお良いですが、業界や職種だけが分かっている場合でも、年齢やポジションごとの年収や業界全体の平均年収などを必ずチェックしておきましょう。あまりにも大幅に外れる年収を言っている場合は疑ってかかりましょう。
どこにそのカレは平均年収以上を稼げる能力があるのか、信ぴょう性はもてるのか、しっかり追及する必要があります。
プロフィールの写真や趣味から判断
プロフィールに顔写真のアップが1枚だけ!となると判断しかねますが、食事や車や時計や自宅インテリアなどなんでも、その人の暮らしぶりが分かる部分はよく見るべきです。
高いワインやお寿司、いいお肉の写真などをサブ写真にしている人、いますよね。あとは高い外車だったり、その写真は判断の一部になりますが、ウソかどうかは会ったときにわかります。
疑わしいと感じた場合、Google画像検索にかけて、本当にその人が撮った写真なのか調べたこともあります。
東カレデートだと、プロフィール写真とは別にタイムラインにも写真を載せられます。高収入男性はその暮らしぶりを載せている人が多くいるので、かなりの判断材料になりました。持ち物がブランドずくめだったり、何十万円もとする高級ワインを飲んでいたり、ビジネスやファーストクラスで頻繁に海外に行っていたり…。
それらすべての情報をインプットしておき、会った時にちゃんと確かめましょう!!
会った時に見抜くポイント
あまりに疑わしい男性は会うまでの段階でふるいにかけて落としておきたいところですが、その審査に合格し、会う段階までたどり着いた男性でも、完全に信じきるのはまだ早いです。疑ってかかって損はないです!
お茶だとわかりにくいので、できれば食事をして、ゆっくりと尋問したいところです(笑)食事となればお店選びの段階からすべてが判断材料になります。会話の中からも見極めましょう。
お店のランク、予算、お会計額
まずはどんなお店を取ってくれたかです。年収1,000万円以上ともなれば、仕事柄・人との付き合いなどでそれなりに良いお店で食事をしています。それなのに、お店を決めてくれてもいなかったり、学生や若者向けの居酒屋に連れていくような男性は、年収を偽っている可能性があります!
ムリして年収だけ背伸びしているから、お店選びでぼろがでるんです。チェーンの居酒屋だったり、大学生がよく行くようなお店だったら疑いましょう。あとは、デパートの中などで適当にこの中で食べましょうみたいなことをするのも高年収ではほとんどありません。
ちゃんと高年収を稼ぎだせる社会人なら、お店くらいスマートにいいところを選べますし予約もします。大学生御用達のようなお店に行くのはあり得ないと思ってください。
ちなみに年収1,000万円以上のハイスぺ男性に、そのようなレベルのお店に連れて行かれたことはミサキは一度もありません。
ちなみに審査アリで安心して使えるこっちのマッチングアプリは、ハイスぺ男性がゴロゴロいます。
一度、omiaiで出会った年収1,500万円の外資金融男性に焼肉に誘われ、指定された待ち合わせの駅の場所で焼肉屋を調べると雰囲気のいいお店がたくさん出てきたので、彼の年収ならここかここかな~!とお店を予測し、ルンルンで行きました。
でも実際に連れていかれたのはまったく高級感のない大衆焼肉屋で、テンションが下がりまくったことがあります。
でもたくさんいいお肉を頼んでくれて、お会計は3万円でした。そんなケースもあるので、お店のランクや雰囲気だけでなく、お会計がいくらなのかまで判断材料です!
趣味・生活スタイルを聞き出す
食事中は、なににどれくらいお金を使っているかを聞き出しましょう。年収を偽ると絶対ぼろがでます。
例
- ゴルフをする
- 高級パーソナルジムにお金をかけている
- 車を持っている
- ワインが趣味で高級ワインにお金をかけている
- ファッション、時計にお金をかけている
- 家・インテリアにお金をかけている
- その他お金のかかる趣味をしている
たとえばお店選びが最悪で食にお金をかけていないなど、どこか1点が悪い場合でも、本当に高収入で貯金がすべてみたいな男性でない限り、どこかでそれなりのお金を使っているところがでてきます。
たとえばある年収1,000〜1,200万円となっていた経営者と食事をしたとき、お店が庶民派な感じでしたが、いい車に命をかけていることが分かりました。
あとは、ワインが趣味という男性にも詳しく話を聞くと、高級ワイン飲み比べの会に行っているといってその証拠の写真や領収書を見せてくれました。なんと一度の会費で25万円もするものでした…!!
日本の平均給与レベルだったら、月20万円以上も趣味にかけたら破綻します。高収入ならそれを感じられる裏付けが絶対にあります!
住んでる場所、家のランク、家賃!!
すぐに家にいくのはよくないですが、数回デートして家デートに誘われたら行ってしまっていいとミサキは個人的に思っています。
家に行けば、年収なんて一目瞭然です。調べればすぐに家賃がわかるので、年収もなんとなくわかります。
分かりやすく、麻布十番など港区に住んでいたり、「マンションのジムで~」といいマンション自慢だったり、行かなくても判断になるポイントはありますが、実際に行って自分の目で確かめるのが手っ取り早いです。
出会ったハイスぺ男性はほぼ皆、港区の高級マンションや月島のタワマンとわかりやすかったです。ミサキは住所からマンション名を調べ、すぐに家賃を調べます。年収2,000万~3,000万円の設定になっていた経営者の家賃は30万円でした。
ミサキが行ったマンションの中で一番高かったのは、港区の某マンションで家賃100万円超えの経営者でした。
家賃はウソをつけません。年収500万円だと月の手取りは25万円くらいのはずなので、家賃30万円のところに住めるわけがありません。逆に、年収1,000万円以上の割に家賃が10万円以下だと、年収を偽っているかもしれません。
服装・持ち物
服装や持ち物も重要な手がかりです。見て一発で高いとわかるような時計をしていたり、ブランド品を持っていたらわかりやすいですが、見るべくはそこだけではありません。服装はスーツの質や靴まで見ましょう。
独身で年収1,000万円、いい仕事をしていれば、必ずそれなりのものに身を包んでいます。しわしわだったりぺらぺらのスーツや靴だったら年収を盛っているか、そんなお金に余裕のない妻子持ちも疑っていいでしょう。
ミサキの経験上、やはり年収1,000万円越えは、靴もいいもので、全身からいい男オーラが出ています。「その靴ステキですね」と言ってみたら「よく気づいたね、これイタリアのーーっていうのなんだ」「まぁ、お高そう」「20万円くらいかな~」と言われたこともあります。
高ければいいということではありませんが、お金がある余裕って絶対出ていると思います。年収盛るような男性には、足元からちゃんとできているとは思えません。(笑)
次の記事では、実際に私が出会った、本当に年収1,000万?と疑ってしまった実体験をお届けします。