横浜ビールの個性豊かなクラフトビールで楽しむおうちデート|神奈川県
今回の記事では、神奈川県横浜市のビールメーカー「横浜ビール」の個性豊かなクラフトビールで盛り上げるおうち居酒屋デートをご紹介します。
ビール発祥の地で誕生したこだわりのクラフトビールには、代表的な「横浜ラガー」と「横浜ウィート」を中心に、見た目も味わいも楽しめる個性豊かなビールが揃っています。ビール好きなカップルはもちろん、クラフトビールに興味のある方々にも、きっとお気に入りのビールが見つかるはずです。
また、ビールと相性のよい料理もあわせて紹介します。クラフトビールでおしゃれなおうちディナーを演出したいカップルは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
飲酒は二十歳になってから
飲酒運転は法律で禁止されています。妊娠中や乳児期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。お酒は楽しく適量を。飲んだ後はリサイクル。
横浜ビールが誇る個性豊かなクラフトビールの魅力
「横浜ビール」はビール文化発祥の地、神奈川県横浜市に位置するビール醸造所です。日本で初めて産業用のビールが造られた横浜の街は、海と山の景色を兼ね備え、国際色豊かな魅力的な街として知られています。
このビール文化が脈々と受け継がれてきた土地で、誇りとこだわりを持って造られている「横浜ビール」のクラフトビール。数々の賞を受賞するほどの人気と信頼を得て、地元に活気をもたらす存在となっています。
看板商品は、「横浜ラガー」と「横浜ウィート」です。味わい豊かな7種類のレギュラービールと、季節ごとに楽しめる個性的なシーズナルビールは、ビール愛好家から絶大な支持を得ています。
さらに、横浜ビールでは原材料を提供する地元の生産者や地域とのつながりを大切にしており、ビールを通して街を盛り上げるさまざまなイベントも積極的に開催しています。
今回は、横浜ビールのゼネラルマネージャーである横内さんに、ビール造りへの思いと人気商品の魅力について詳しくお話を伺いました。
美味しさへの追求から生まれた「横浜ビール」の歴史
▲横浜ビールのビール醸造所のイメージ図
編集部
横浜はビール文化発祥の地として知られていますが、その横浜の地で「横浜ビール」がどのように誕生したのか教えていただけますか?
横内さん
1994年に酒税法の改正が行われ、日本全国で地ビールブームが起きました。多くの蔵元が次々と地ビールを誕生させていく中、弊社は1999年にレストラン併設でビール醸造所を設立しました。この酒税法改正により、ビール製造に必要な最低製造量が引き下げられたことで、地ビール製造への参入が容易になったのです。
編集部
横浜は日本で初めてビール醸造所が開設された土地ということですから、ビール造りへの特別な想いもあったのではないでしょうか。地ビールを造るに至ったエピソードなどがありましたら、ぜひ教えてください。
横内さん
初代社長は初めて地ビールを飲んだ時、「高くて美味しくない、名前もわかりづらい」と思ったそうです。
そして、同じように感じる人も多いのではないかと考えたと同時に、「美味しさを追及して馴染みのある飲み方や料理と一緒に提供すれば、地ビールの認知を広められるのではないか」と考えたようです。これが、私たちが地ビール造りを始めるきっかけとなりました。
横浜ビールのこだわり:山梨県道志村の清浄な湧水
編集部
ビールというと麦芽やホップで造られることが多いと思いますが、原料の大半を占めるお水の役割も大切ですよね。原料のお水へのこだわりについて教えていただけますか?
横内さん
弊社のビールは、横浜の水を使用しています。また、横浜の水源の村「山梨県道志村」の湧水を毎回600リットル運んでもらって仕込んだ「道志の湧水仕込」というビールもあります。
道志村の水は100年以上前から横浜市と契約を結んでおり、「赤道を通っても腐らない」と言われるほど清浄で滑らかな美味しい水です。この水は軟水で、ビールに優しい口当たりを与えます。
編集部
「道志」の名前がついた銘柄があるようですが、こだわりの湧き水から生まれたビールだったのですね。こだわりの水を使用したクラフトビールの味わいは、きっと格別なものだと思います。ぜひ一度じっくりと味わってみたいですね。
地元農家と協力:スタッフも参加する小麦の収穫と醸造
編集部
水以外の原料について、こだわっている部分がありましたら教えてください。
横内さん
弊社の造るビールは本場のドイツやチェコ、アメリカなどのスタイルで種類も多いのですが、その土地のホップやモルトを使用する点にこだわって製造しています。例えば、ドイツスタイルのビールにはドイツ産のホップとモルトを使用するなど、本場の味を再現することに努めています。
また、小麦を用いたビールである「横浜ウィート(瀬谷の小麦ビール)」には、横浜市瀬谷区の岩﨑農園 岩﨑さんの小麦を使用している点も大きなこだわりです。我々、横浜ビールのスタッフも毎年種まきから麦踏、収穫まで携わらせていただき、岩崎さんの思いや人柄をビールを通して伝えています。この取り組みにより、地域との結びつきを深め、地元の特色を活かしたビール造りを実現しています。
編集部
横浜ビールでは原料のひとつひとつを吟味し、大切に取り入れながらビールを製造していらっしゃるのですね。地元の農家の方との関わりも重要なのですね。
▼「缶ビール第2弾横浜ウィート」の動画
「撮影・動画:工藤葵(写真家・横浜ビール広報)
横浜ビールの3つのこだわり:清掃・原料・ビアスタイル
編集部
ビール造りで最も重要視していることは何でしょうか?
横内さん
ビール造りで大切にしているのは、設備の清掃・原料の生産者・ビールのスタイルへの理解です。
清掃は、ビール造りの8割を占めると言われるほど大事な作業です。手作業で丁寧に掃除を行うことが、美味しいビールを継続して造るポイントだと考えています。
また、原料の生産者を意識したビール造りも弊社のモットーです。国内の銘柄に関しては「生産者の想い」を飲み手に伝えられるように、その素材の特徴を活かしたビール造りを心がけています。
さらに、ビールのスタイルは醸造家にとって大事な指標であると考え、弊社では常に研究を重ねています。その努力の成果が実り、毎年行われる国際ビール大賞では5部門で金賞を受賞いたしました。
そのほかにも、以下のような受賞歴がございます。
・インターナショナル・ビアカップ(国際ビール大賞)2021 4部門受賞(金・銀・銅)
・ジャパン・グレートビア・アワーズ2019 10部門受賞
・ブルワーズカップ 4年で3回1位受賞
「品質の高いビールをお届けしたい」という想いで、日々ビール造りに取り組んでいます。
▼「横浜ビールができるまで」の動画
「撮影・動画:工藤葵(写真家・横浜ビール広報)」
編集部
ビール造りの動画を拝見すると、造り手の方々がビール造りを楽しんでいらっしゃる様子が伝わってきます。醸造所の清掃についても「ワクワクする」とお話しされている方がいて、とても印象的でした。
生産者の方の声からも、横浜ビールと地域とが深くつながっていることが感じられます。さまざまな想いが結集したビール造りの成果が、多くの受賞に結び付いているのですね。
日々の楽しみを追求:飽きのこない味わいへのこだわり
編集部
地ビールは「クラフトビール」という呼称でもすっかりお馴染みになりましたが、どのようなクラフトビールを目指されているのかお聞かせください。
横内さん
クラフトビールは「癖の強い味わいが多い」とよく言われますが、私たちは「毎日、何杯でも飲み飽きないクラフトビール」を目指しています。
具体的には、飲みやすさを重視しながらも、クラフトビールならではの豊かな風味を楽しめる味わいを追求しています。地元・横浜の方はもちろん、横浜に観光や仕事で訪れた方々にも親しんでいただけるよう、品質の高いビールの製造に取り組んでいます。
自慢のクラフトビールは併設のレストランでもお楽しみいただけますので、ぜひ足を運んでみてください。お食事とともに、横浜の風景を眺めながら、こだわりのクラフトビールをご堪能いただけます。
看板商品「横浜ラガー」と「横浜ウィート」の魅力
編集部
現在さまざまなクラフトビールが登場していますが、数々の賞を受賞した横浜ビールでは種類も豊富に揃っているようですね。ビールファンを楽しませてくれそうな、看板商品についてご紹介ください。
横内さん
看板商品は、缶ビールにもなっている「横浜ラガー」と「横浜ウィート」です。
横浜ラガーは、ラガースタイルとしては珍しくスッキリとした喉越しとホップの苦味、華やかな香りも楽しめる横浜ならではのラガービールです。
過去に何度も国際ビール大賞で受賞し、2019年の「ジャパン・グレートビア・アワーズ」では銀賞を受賞しました。
▲2020年に新登場した「横浜ラガー」缶ビール
また、横浜ウィートは横浜市瀬谷区の「岩崎農園」の岩崎さんの小麦を使用した、まろやかでフルーティーな白ビールです。2021年の「インターナショナル・ビアカップ」で銀賞を受賞しています。
どちらも横浜らしさを感じてもらえる人気ビールです。地元の食材を活かし、横浜の風土に合わせて作られています。
▲小麦の香りが感じられる「横浜ウィート」缶ビール
編集部
ビールは酵母の違いによってラガータイプとエールタイプがありますが、両方を楽しみたい方には、この2つの看板商品はぜひ手に取ってみたい魅力的な商品ですね。
手軽に飲んでもらえるように造り始めたという缶ビールは、大好評のようです。多くのファンがリピート購入しているとのことで、その人気ぶりがうかがえます。
また、横浜らしいおしゃれな缶のデザインも高評価です。爽やかなカラーと「横浜」の文字が印象的で、シンプルでかっこいいデザインが目を引きます。
ビールでデートを盛り上げたいカップルには、ぜひ看板商品からお試しいただきたいと思います。味わいだけでなく、ビール缶を眺めながらおしゃれな雰囲気を楽しめそうです。横浜の風情を感じながら、素敵な時間を過ごせることでしょう。
横浜ビールの人気クラフトビールラインナップ
ここからは、横浜ビールが誇る多彩なラインナップの中から、特に人気の高いクラフトビールをいくつかご紹介します。地元横浜で愛されている味わいをお楽しみください。
フルーティな「道志の湧水仕込」の魅力
こちらは、横浜の水源地である山梨県道志村の湧水を使用したビールです。ドイツのケルン地方で造られるケルシュスタイルのビールで、ケルシュ酵母を使用しています。
フルーティーな香りでみずみずしさが感じられ、飲みやすく、幅広い年齢層の男女が楽しめるビールです。
品質の高さが評価され、2019年の「ジャパン・グレートビア・アワーズ」で銅賞、2017年の「アジアビアカップ」で銀賞を受賞しています。
ビアスタイル | ケルシュスタイル エールタイプ |
|
---|---|---|
原材料 | 麦芽、ホップ | |
アルコール度数 | 5.5% | |
味わい(IBU) | 25 | |
金額 | 330ml(瓶):550円 |
*IBU=国際苦味単位(ビールの苦味を数値化したもの)
音楽とのペアリングを楽しむ「横浜グルーヴィーラガー」
ラガータイプでぜひお試しいただきたいのは「横浜グルーヴィーラガー」です。こちらは横浜みなとみらいにある「ぴあアリーナMM」とコラボしたビールで、「音楽を聴きながら楽しめるビール」がコンセプトです。
華やかなホップの香りと苦味を抑えた飲みやすさが特徴で女性にもファンが多く、看板商品の「横浜ラガー」に次ぐ人気のビールです。コンセプトに合わせた心地よい音楽とともに、おうち居酒屋デートを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ビアスタイル | インディアペールラガー | |
---|---|---|
原材料 | 麦芽、ホップ | |
アルコール度数 | 5.0% | |
味わい(IBU) | 30 | |
金額 |
※現在このビールは樽のみでの提供となります。 横浜ビール本店、 |
*IBU=国際苦味単位(ビールの苦味を数値化したもの)
また、横浜出身のペイントアーティスト・Kensuke Takahashiとコラボした干支ラベルも毎年発売されています。特別なデザインを楽しみながら、お二人でビールを味わってみてはいかがでしょうか。
▲9年目を迎える干支コラボレーション「横浜グルーヴィーラガー2022干支ラベル」
エール愛好家に人気の「ヴァイツェン」
エールタイプで人気があるのは「ヴァイツェン」で、多くのお客様が何度も注文する銘柄です。
ヴァイツェンはドイツ語で「小麦」を意味し、小麦を使用することでタンパク質量が多くなり白く濁ったビールになります。ヴァイスビア(weiss=白 bier=ビール)や、白ビールとも呼ばれる種類です。
このビールの特徴は、酵母由来のバナナやバニラのようなフルーティーな香りが楽しめること。苦味がほとんどないため、ビールが苦手な方にも親しみやすい味わいです。
このビールをきっかけに、ビール好きになる方も多くいらっしゃいます。
ヴァイツェンは2019年の「ジャパン・グレートビア・アワーズ」で銅賞を受賞しました。また、これまでに最も多くの賞を獲得しているビールでもあります。
ビアスタイル | 南ドイツスタイルヘーフェヴァイツェン エールタイプ |
|
---|---|---|
原材料 | 麦芽、小麦麦芽、ホップ | |
アルコール度数 | 5.5% | |
味わい(IBU) | 8 | |
金額 | 330ml(瓶):528円 |
*IBU=国際苦味単位
横浜ビールが手掛ける「兎田ワイナリー」のワイン
横浜ビール直営店ではビールだけでなくワインも取り扱っており、中でも秩父にある「兎田ワイナリー」のワインが人気です。
横内さんからのコメント
横浜ビールの醸造長・深田の実家が、秩父で兎田ワイナリーを経営しています。醸造長自身も毎年ブドウ収穫の手伝いに参加しているほど、品質にこだわったワインです。横浜ビール直営店では、このワインがとても人気があります。ビールと一緒に、高品質なワインも楽しんでいただければと思います。
横浜ビールの看板商品!銘柄や楽しみ方を解説
次に、ビール好きのカップルに特におすすめしたい銘柄を厳選してご紹介します。それぞれの銘柄の特徴や味わいについても触れていきますので、お二人の好みに合わせて選んでみてください。
また、各ビールに相性の良いおつまみや料理もご紹介しますので、おうち居酒屋のメニュー決めの参考にしてみてください。ビールとおつまみの組み合わせを楽しみながら、会話も弾む素敵な時間を過ごせること間違いなしです。
横浜ビールの顔:定番「横浜ラガー」の魅力
ビール好きの方には、看板ビールの「横浜ラガー」がおすすめです。苦みと香りのバランスが絶妙な逸品で、ビールに親しんでいる方に人気があります。
横浜ビールに興味を持ったカップルは、まず横浜ラガーを試してみてはいかがでしょうか。5~8度程度に冷やすと、より一層美味しく楽しめます。ビールの味わいを最大限に引き出すことができるでしょう。
ビアスタイル | インディアペールラガー | |
---|---|---|
原材料 | 麦芽、ホップ | |
アルコール度数 | 5.0% | |
味わい(IBU) | 45 | |
容量 |
330ml(瓶):528円 350ml(缶):350円 |
*IBU=国際苦味単位
横浜ラガーに合うおつまみ:ソーセージと揚げ物
横浜ラガーは、肉料理など濃厚な味わいの料理と相性抜群のビールです。唐揚げやポテトフライ、ソーセージなどの食事ともよく合うので、「今日はガッツリ食べたい!」というときに最適な選択肢となります。食事を楽しみながら、このビールの味わいを堪能できますよ。
小麦の香り豊かな「横浜ウィート」
エールビールは、ラガービールと比べて口当たりがやわらかいのが特徴です。エールタイプのビールを好むカップルには、「横浜ウィート」がおすすめです。小麦の香りと豊かな泡立ちを楽しむことができます。
また、缶タイプなので手軽に楽しめるのも魅力的です。
ビアスタイル | アメリカンウィートエール | |
---|---|---|
原材料 | 麦芽、ホップ、小麦 | |
アルコール度数 | 5.5% | |
味わい(IBU) | 25 | |
容量 | 350ml(缶) |
*IBU=国際苦味単位
横浜ウィートとのペアリング:ピザとパスタ
横浜ウィートは、ピザやパスタと相性の良いビールです。小麦由来のすっきりとした苦味が、料理の美味しさを引き立ててくれます。例えば、マルゲリータピザやカルボナーラなどの料理と一緒に楽しむと、より風味が際立ちます。
急に自宅でのんびりディナーがしたくなったとき、あるいはお料理の準備が面倒なときは、ぜひ宅配ピザを注文して横浜ウィートで乾杯してみてはいかがでしょうか。手軽に本格的な味わいを楽しむことができ、特別な時間を過ごせます。
見た目も楽しむ「ヴァイツェン」の愉しみ方
美しい色味でファンを魅了する人気の「ヴァイツェン」は、ビールをおしゃれに味わいたいカップルが素敵な時間を過ごすのにぴったりのビールです。小麦を使用しているため、フルーティな香りと軽やかな口当たりが特徴です。
口の広いパイントグラスに注いで、おしゃれな雰囲気とともにヴァイツェン特有の香りと味わいを楽しんでみてください。グラスの形状によって風味が引き立つため、より豊かな体験ができます。
外遊びをテーマにしたファッションブランド「go slow caravan」とのコラボレーション商品も注目です。ヴァイツェンと横浜ラガーがセットになった限定ラベルのビールは、特別な日のお供にぴったりです。
▲go slow caravanコラボレーションのラベルビールは、横浜ラガーとヴァイツェンのセット
意外な組み合わせ:ヴァイツェンとマリネ、デザート
「ヴァイツェン」にはさっぱりしたマリネがよく合います。チーズや味噌といった発酵食材との相性も良いですよ。例えば、柑橘系のマリネや、カマンベールチーズなどと一緒に楽しむのがおすすめです。
また、バニラアイスと組み合わせても美味しくいただけます。お店で飲んだあとで「家でもう少し飲もう!」となったときに、「ヴァイツェン」とデザートで2人の時間を締めくくるのもいいですね。冷たいバニラアイスと、フルーティーな香りのヴァイツェンの組み合わせは、デートの締めくくりにぴったりです。
季節を楽しむ横浜ビールのシーズナルビール
ビールに慣れていないカップルでも飲みやすいのは、ラインナップでもご紹介したエールタイプの「ヴァイツェン」と「道志の湧水仕込」です。
また、横浜ビールが数量限定で製造しているシーズナルビールも飲みやすいので、ぜひチェックしてみてください。
季節ごとに数量限定で造られるシーズナルビールには、苺・オレンジ・桃・カカオなどのテイストがあります。これらのテイストは白身魚のカルパッチョやポテトサラダ、チーズなど、ワインに合うおつまみとの相性が抜群です。
シーズナルビールを楽しむ際は、シャンパングラスやワイングラスのような口の広いグラスを用意するとよいでしょう。そこに十分に冷やしたシーズナルビールを注ぐと、特別な雰囲気を味わえます。
以下では苺・オレンジ・桃・カカオのシーズナルビールについて詳しくご紹介します。ユニークなビールでおうちディナーを演出したいカップルはぜひお試しください。
春限定の味覚:「横浜舞岡苺ウィートエール」の魅力
生搾りの苺を使用したジャムのような濃厚なフレーバーが特徴のウィートエールです。小麦と苺は地元・横浜産を使用しており、毎年春に限定発売されます。フルーティーな香りと甘酸っぱい味わいが楽しめる季節限定ビールです。
ビアスタイル | フルーツビール | |
---|---|---|
原材料 | 麦芽、ホップ、小麦、苺 | |
アルコール度数 | 5.5% | |
味わい(IBU) | 10 | |
容量 | 330ml:600円 | |
発売時期 | 春:3月中旬 |
*IBU=国際苦味単位(ビールの苦味を数値化したもの)
爽やかな夏の一杯:「小田原オレンジペールエール」
小田原の「あきさわ園」の清見オレンジの風味をたっぷり含んだ、柑橘系のペールエールです。きれいなオレンジ色が爽やかな印象を与え、夏にぴったりな味わいに仕上がっています。オレンジの香りと苦味のバランスが絶妙で、暑い季節に楽しむのにおすすめです。
ビアスタイル | フルーツビール | |
---|---|---|
原材料 | 麦芽、ホップ、清見オレンジ | |
アルコール度数 | 5.5% | |
味わい(IBU) | 30(2020年版) | |
容量 | 330ml:600円 | |
発売時期 | 夏:6月~8月ごろ |
*IBU=国際苦味単位
スパークリングワインのような爽やかな辛口「横浜綱島桃エール」
こちらも地元の横浜・綱島産の桃を使用したフルーツビールです。桃の芳醇な香りと味わいが楽しめ、スパークリングワインのような爽やかな辛口を堪能できる贅沢なビールです。
ビアスタイル | フルーツビール | |
---|---|---|
原材料 | 麦芽、ホップ、小麦、コーンスターチ、蜂蜜、桃 | |
アルコール度数 | 5.0% | |
味わい(IBU) | 12 | |
金額 | 330ml 600円 | |
発売時期 | 3月上旬・9月上旬 |
*IBU(国際苦味単位):ビールの苦味を数値化した指標
プレミアムなチョコレートの風味を味わう「横濱元町カカオビール」
こちらは横浜元町の老舗レストラン「霧笛楼」と「横浜ビール」とのコラボレーションによって開発された黒ビールです。希少なカカオ「オリジンウェコオクチュール」を使用することで、大人の深みのある味わいに仕上がっています。
冷やし過ぎずに、大きめのワイングラスに注ぐと豊かな香りを楽しめます。チョコレートケーキなどのスイーツとともに楽しむのもおしゃれな飲み方です。
ビアスタイル | ロブストポーターチョコレートエール | |
---|---|---|
原材料 | 麦芽、ホップ、糖類、カカオマス、香料 | |
アルコール度数 | 5.5% | |
味わい(IBU) | 38 | |
金額 | 330ml 638円 | |
発売時期 | 12月上旬 |
*IBU=国際苦味単位(ビールの苦味を数値化したもの)
▲「横濱元町カカオビール」のクリスマス限定ラベルも発売されています。
横浜ビールの魅力を体験:レストランとビアバイク
▲「驛の食卓」の外観
横浜ビールでは、クラフトビールを通じて地域を盛り上げる楽しい取り組みも行っています。特に注目したいのは、併設のレストラン「驛の食卓」とビアバイクです。クラフトビールと美味しい食事を楽しめるレストランや、街を巡りながらビールを楽しめるビアバイクは、カップルのデートにぴったりです。これらの魅力的な体験について、詳しくご紹介していきますので、ぜひデートで足を運んでみてはいかがでしょうか。
横浜ビールを堪能:「驛の食卓」でのおすすめメニュー
横浜ビール醸造所に併設されたブルワリーレストラン「驛の食卓-umaya no shokutaku-」は、工場からの出来立てビールを楽しめるビアホールダイニングレストランです。
レストランでは、レギュラービール7種類と限定ビール2~3種類の計10種類のビールを提供しています。これらのビールは、地元の新鮮な食材を使用した料理と一緒に楽しめます。
また、地元の「兎田ワイナリー」のワインも注文可能ですので、ビール以外のお酒も楽しみたい方におすすめです。
おすすめメニュー
- 驛の食卓特製ポテトサラダ(自分で芋を崩して、横浜の卵やケチャップ、のり、ごま油等の素材を混ぜて作っていただく料理です)
- ドイツマイスターのソーセージ(道志村のにんにく・横浜の海苔・横浜のホップといった種類があります)
- 気仙沼こいわかめのごま油炒め(食感のあるわかめで、漁師さんに聞いた一番美味しい食べ方で調理した逸品です)
レストランに足を運べない方のために、人気メニューとビールを組み合わせたお得なセットが通販サイトで購入可能です。遠方にお住まいの方も、ぜひ一度お試しください。
▲【うまやのシェフごはんセット】白身魚コンフィ香草オイルソースと横浜ビール3本セットは、オンラインショップで購入できます。アレンジレシピ付き。
「ビアバイク」でみんなでビールを飲みながら横浜の街を巡る
横浜ビールでは、新たな観光資源として「ビアバイク」のイベントを開催しています。ビアバイクはオランダ発祥の移動式ビアカウンターで、「ビールを飲みながらペダルを漕いで進む」というユニークな体験が話題を呼んでいます。
ビアバイクツアーでは、横浜市内のビール醸造所を巡ります。ツアー中は醸造所の見学とビールのテイスティングが楽しめ、みなとみらいの美しい景色を眺めながら、参加者全員でペダルを漕いで進みます。カップルでの参加も楽しく、ユニークなデート体験になるでしょう。
▼「YOKOHAMAビアバイクツーリズムプロモーションビデオ」
「撮影・動画:工藤葵(写真家・横浜ビール広報)」
横浜ビールの購入方法:店舗とオンラインショップ
「横浜ビール」のクラフトビールやワインは、本店1FのYBS(ヨコハマビアスタンド)で購入できます。そのほかにも、そごう横浜、高島屋横浜店、北野エース、NewDays、成城石井、イトーヨーカドー、イオングループ、ナチュラルローソンなど、多くの店舗でお求めいただけます。ただし、一部の店舗では取り扱いがない場合もあります。
※在庫、取扱い情報は各店舗にご確認ください。
また、横浜ビール公式サイト内にあるオンラインショップでも購入可能です。通販サイトでは、季節に合ったビールセットや、地域の企業とのコラボビールセットなど、工夫を凝らした商品が豊富に揃っています。デートの思い出やお土産としても最適です。
▲贈り物にも選びたい「詰め合わせギフトセット」
まとめ:横浜ビールで楽しむおしゃれな自宅デート
最後に、横浜ビールの横内さんからいただいたメッセージをご紹介します。
横内さんからのコメント
大手メーカーのビールも喉越し爽やかで美味しいのですが、クラフトビールは華やかな香りや味わいを楽しんでいただけます。例えば、フルーティーな香りや濃厚な味わいなど、個性豊かな味を堪能できます。そして、醸造所でビールが作られている様子を見ながらビールを飲むという特別な楽しみ方もできます。ぜひ、直営店に足を運んでみてください。
横浜ビールには、魅力的なクラフトビールが種類豊富に揃っています。ビール好きの方はもちろん、普段ビールをあまり飲まないというカップルにとっても、楽しく元気になれるおうち居酒屋デートを楽しめることでしょう。
ぜひ自宅ディナーのメニューに横浜ビールのラインナップを加えて、居酒屋風デートでゆっくり味わってみてください。二人で新しい味の発見や会話を楽しむ素敵な時間になるはずです。
横浜ビール:アクセスと営業情報
住所 | 〒231-0013 神奈川県横浜市中区住吉町6丁目68−1 横浜関内地所ビル3F |
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お問合せ | 045-212-9633 |
営業時間 | 【店舗情報】 1F「ヨコハマビアスタンド」 ■平日 11:30~14:00/16:00~22:00(ラストオーダー21:00) ■土曜 11:30~22:00(ラストオーダー21:00) ■日曜 11:30~21:00(ラストオーダー20:00) 2F「驛の食卓」 ■平日 11:30~14:00/17:00~22:00(ラストオーダー21:00) ■土曜 11:30~22:00(ラストオーダー21:00) ■日曜 11:30~21:00(ラストオーダー20:00) |
公式サイト | https://www.yokohamabeer.com/ |
※最新の情報は公式ホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です。