當麻寺奥院で楽しむ歴史と自然!御朱印とおそろい蓮実数珠で思い出作りデート
本記事では、奈良県葛城市にある「當麻寺奥院(たいまでら・おくのいん)」を訪れ、周辺で奈良の伝統に触れるデートプランを紹介します。
當麻寺奥院は由緒あるお寺で、西国三十三所観音霊場や観音百番霊場などの札所となっており、複数の御朱印を頂くことができます。国宝や重要文化財に指定されている貴重な宝物を収蔵しており、春には美しい庭園に牡丹(ぼたん)が咲き誇ります。
また周囲には、相撲に関する資料館や、郷土料理を味わえる道の駅など、奈良の魅力を感じられるスポットが多数あります。
寺院や庭園を中心に、ゆったりと奈良県西部を巡るデートを考えているカップルの方は、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめカップル:御朱印を集めている、国宝・重要文化財に興味がある、奈良の郷土料理を味わいたい、静かな庭園でゆっくりしたい
どんなデート?:寺院で宝物館や庭園を散策デート、地元グルメを満喫デート
葛城市で楽しむ奈良の歴史と文化デート
メインとなる「當麻寺奥院」は、自然豊かな二上山(にじょうさん)の麓(ふもと)にある寺院です。周辺には當麻寺関連の寺院をはじめ、歴史ある街並みが残っています。飲食店も充実しているため、カップルでのデートにぴったりの場所です。
葛城市は関西の各地から車でアクセスしやすい立地にあります。ここで紹介するスポットはそれぞれ徒歩20分圏内にあるので、散歩が好きなカップルであれば、電車で訪れても十分に楽しむことができます。
今回のデートのメイン |
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當麻寺奥院 |
周辺のデートスポット |
・葛城市相撲館(けはや座) ・道の駅ふたかみパーク當麻-當麻の家 |
ランチにおすすめのお店 |
・はしもと商店 味のかけ橋 ・釜めし 玉や |
當麻寺奥院は、春には牡丹、秋には紅葉が美しく咲き誇り、デートに最適な場所です。また、豊かな自然を活かした「奥院浄土庭園」は、四季を通じて美しい景色を楽しむことができます。御朱印を頂く場合は、最初に受付でお願いしてから、貴重な文化財を見て回るのがおすすめです。
近くには「葛城市相撲館(けはや座)」があり、本場所と同じサイズの土俵に上がる体験ができます。
また、「道の駅ふたかみパーク當麻-當麻の家」には、地元の食材を使った郷土料理を提供するレストランがあります。さまざまな手作り体験も実施しているので、カップルでのデートアクティビティとしても楽しめます。
お昼は「釜めし 玉や」で奈良県産の新鮮な食材を使った釜飯を楽しむのがおすすめです。また、「はしもと商店 味のかけ橋」では、珍しい瓦そばを味わうことができます。
それでは最初に、當麻寺奥院について詳しく見ていきましょう。
古刹「當麻寺奥院」で極楽浄土の世界観を体感
當麻寺の創建は612年と古く、その中でも「當麻寺奥院」は、浄土宗総本山である知恩院から法然上人像を遷座し、その奥之院として1370年に建てられた由緒ある塔頭寺院(※1)です。
※1:たっちゅうじいん。本寺院に付属し、高僧の墓や記念堂として建てられた小規模な寺院
當麻寺奥院で拝受できる御朱印は、法然上人二十五霊場の「法然上人」、また西山国師霊場の「浄土変相」があります。オリジナルの御朱印帳は、極楽浄土の壮麗な様子を描いた「當麻曼陀羅(たいままんだら)」を表現したものです。
當麻寺奥院にデートで訪れるなら「奥院浄土庭園」がおすすめです。二上山の景色を楽しめる庭園で、阿弥陀如来像を中心にさまざまな仏を示す石が配置されています。また、3000株もある牡丹の花は大変美しく、4月下旬から5月上旬にかけて見頃を迎えます。
今回は副住職を務める川中さんに、當麻寺奥院の歴史や見どころを伺いました。
二上山麓の奥院から貴重な双塔を一望
編集部
奈良県の西部、二上山の麓に位置する當麻寺奥院ですが、まずは立地や環境の魅力についてご紹介いただけますか?
川中さん
當麻寺奥院は奈良県葛城市にあります。近鉄南大阪線・当麻寺(たいまでら)駅から徒歩15分、大阪市内から約1時間という立地です。
自家用車の場合、大阪方面からは西名阪道・柏原IC、和歌山方面からは南阪奈道・葛城IC、名古屋方面からは西名阪道・香芝ICが最寄りの出口となります。
参拝者専用の駐車場は約40台あり、無料でご利用いただけるので、アクセスは非常に便利です。
編集部
関西圏の中心付近にあるので、どこからでも足を運びやすいですね。電車も利用できるため、学生のカップルでも訪れやすそうです。
當麻寺は大変広く、さまざまな建築物がありますが、奥院はどんな場所にあってどんな特徴がありますか?
川中さん
奥院は境内の一番山手に位置する塔頭です。
當麻寺の双塔と二上山を借景に、四季折々の花々が色を競う奥院浄土庭園が見どころです。東西両塔を眺められる鐘楼門周辺は、記念撮影スポットとして人気があります。
万葉集にも詠まれる二上山の麓に佇(たたず)む當麻寺の伽藍(※2)は壮大で、創建当時から東西二つの塔を残す日本唯一の寺でもあります。
※2:がらん。寺院の建物の総称
編集部
當麻寺奥院は山に近い奥手に位置しているので、自然の美しさを楽しめるのですね。
少し小高くなっており、貴重な双塔を同時に見られるのは大きな魅力です。
法然上人像と精緻な當麻曼陀羅:奥院の至宝
▲當麻寺の本尊である當麻曼陀羅は、蓮糸を染めて織ったと伝えられる
編集部
當麻寺奥院は大変由緒のあるお寺だと聞いています。あらためてその歴史について教えてください。
川中さん
當麻寺は創建1400年の歴史があり、日本最古の梵鐘(ぼんしょう)や石灯籠(いしとうろう)、飛鳥時代の弥勒仏(みろくぶつ)や四天王像などが現存しています。これらの文化財は、當麻寺の長い歴史と芸術的価値を物語っています。
奈良時代に中将姫が蓮糸で織り上げた當麻曼陀羅(たいままんだら)の寺としても有名です。當麻曼陀羅は、極楽浄土の様子を描いた精緻な織物で、仏教美術の傑作として知られています。
▲當麻曼陀羅と同じ技法で織られたとされる綴織當麻曼陀羅
その塔頭である奥院は、浄土宗総本山・知恩院の奥之院として、応安3(1370)年に當麻寺の西の山麓に建立されました。
後光厳天皇の勅許をうけて、知恩院第12世・誓阿普観上人(せいあ・ふかんしょうにん)が知恩院最初の本尊であった円光大師法然上人像を遷しました。浄土宗の大和本山として、多くの寺宝が伝わっております。これらの寺宝は、奥院の歴史的・宗教的重要性を示すものです。
また、法然上人二十五霊場(※3)の第9番霊場に指定されています。
※3:宝暦12(1762)年、大阪恋西庵の順阿霊沢が、法然上人の550年遠忌(1761年)を機に、大坂や兵庫の僧侶や商人と参拝団を結成し、ゆかりの地を巡拝したのが始まりと言われる。
編集部
當麻寺奥院の本尊は、知恩院から遷された法然上人像なのですね。浄土宗の「大和本山」として信仰を集めていることにも納得できます。
ホームページで當麻曼陀羅の写真を拝見しましたが、蓮糸で織り上げたとは思えないほど緻密に西方浄土の様子が描かれていますね。
転写されたものや、同じ技法で織られたとされる「綴織當麻曼陀羅(つづれおり・たいままんだら)」は、拝観の機会もあるということで、ぜひ実物を見てみたいです!
2種類の御朱印と人気の當麻曼陀羅デザイン御朱印帳
編集部
當麻寺奥院で受けることのできる御朱印について、詳しく教えていただけますか?
川中さん
法然上人二十五霊場の第9番札所として授与している御朱印「法然上人」は、奥院のご本尊を表しています。
また、西山国師霊場の第14番札所として授与している御朱印「浄土変相」は、當麻曼陀羅の正式名称である「観無量寿経浄土変相図(かんむりょうじゅきょう・じょうどへんそうず)」からきています。
編集部
なるほど、當麻寺奥院は二つの霊場の札所でもあるので、それぞれに応じた御朱印を頂けるのですね。
これまでに教えていただいた歴史から、どちらも格式の高いものだと感じます。ほかにも特別拝観などに合わせて限定の御朱印もあるそうですね。
ちなみに、御朱印帳は持参したほうが良いですか?またオリジナルの御朱印帳があれば、その特徴を教えてください。
川中さん
朱印帳はご持参ください。もしお持ちでない方には、書き置きもございます。
また當麻寺奥院でご用意しているオリジナル朱印帳は、當麻寺の本尊である當麻曼陀羅を表現しており、「金」と「銀」の2タイプがあります。
雑誌で紹介されたこともあり、多くの方からお問い合わせいただく朱印帳です。
編集部
オリジナルの御朱印帳は、當麻曼陀羅の緻密なデザインが金や銀で描かれており、神聖な雰囲気を感じます。
御朱印を頂ける場所は、どちらでしょうか?
川中さん
奥院寺務所にて、御朱印を授与しています。拝観受付の際にお預けいただきますと、庭園など拝観している間に書かせていただきますので時間のロスがありません。
なお、志納金は各300円。受付時間は9時~17時です。
編集部
御朱印を希望する場合、拝観受付の際にお願いするとスムーズなのですね。受付時間に余裕をもって訪れたいと思います。
宝物館の華やかな「二十五菩薩来迎像」に注目
編集部
當麻寺奥院には貴重なものが多くあると聞いています。お寺の見どころやデートにおすすめの行事についてご紹介いただけますか?
川中さん
當麻寺には日本最古のものがいくつも残っております。
仁王門を入るとすぐに日本最古の梵鐘(国宝)が見えて参ります。さらに進むと、金堂の南側には日本最古の石灯籠(重要文化財)があります。お堂の中でも多くの貴重な品々をご覧いただけます。
特におすすめしたいのは、奥院宝物館に安置される「二十五菩薩来迎(※4)像」です。
全高30センチ程の可愛らしい菩薩様で、美しく舞い楽器を奏でる様子はオーケストラのような、カーニバルのようなお姿。拝むこちらも自然と楽しい気持ちになります。
※4:らいこう。念仏行者の臨終の際に、諸菩薩などが迎えに来て、行者を浄土へと連れて行くこと
▲二十五菩薩来迎像は、それぞれに特徴的な動きがあって面白い
毎年4月14日にはお面を被った25の菩薩が100メートルを超える来迎橋を渡り、中将姫を来迎する様子を模した「練供養会式(ねりくようえしき)」を執り行っております。毎年多くの参拝者で賑わう行事ですので、デートにもおすすめです。
▼練供養会式の様子が見られます(音が出ます)
編集部
當麻寺で行われる練供養会式は、全国の練供養会式の元になっているそうですね。公式ページにあった動画を拝見しましたが、厳かな中にも華やかさのある雰囲気でした。
ご紹介いただいたもの以外にも、重要文化財に指定されている「大方丈」には、日本画の巨匠・上村淳之画伯による襖絵の大作「花鳥浄土」が奉納されているなど、見どころが盛りだくさんですね。
四季折々の美しさ:牡丹と紅葉の名所
編集部
重要文化財など歴史的に価値の高いものに加えて、當麻寺奥院では境内の自然も美しいですね。
川中さん
當麻寺奥院では、四季折々の花を楽しむことができます。春は桜や牡丹の花、夏は蓮の花、秋は鮮やかに色づく紅葉、冬は寒さに耐えて可憐に咲く冬牡丹などが見られます。また、春や秋には様々な特別公開も行われています。
▲桜に彩られた、當麻寺奥院の境内
特に奥院浄土庭園は、森の風を感じ、時折訪れる鳥の姿に心が和む落ち着いた空間です。庭園内には石のベンチもあり、ゆっくりと時間を過ごせます。さらに、仁王門前には食事ができる古民家が数軒あります。
▲石の配置が印象的な奥院浄土庭園
編集部
ネットでの口コミを見ると、特に牡丹と冬牡丹が好評のようですね。奥院浄土庭園には80種3000株もの牡丹があるそうです。
當麻寺奥院の境内には坂道や砂利敷きの場所があります。様々な場所を見て回るためにも、動きやすい服装や履き物での来訪をおすすめします。
カップルにおすすめ:御守りにもなる「蓮実数珠」
編集部
デートで訪れたカップルにぴったりな授与品などはありますか?
川中さん
蓮実数珠がおすすめです。當麻寺の本尊「當麻曼陀羅」が蓮糸で織られていることから、奥院では蓮を大事に育てています。その蓮の実で作った蓮実数珠は「芽」が出るという縁起の良さから、御守りとして身につける方も多くいらっしゃいます。
数珠は使用する石の種類によって雰囲気が異なり、全て當麻寺奥院オリジナルですので、ここでしか手に入りません。カップルのお二人で身につけていただくと、大きなご縁が生まれそうですね。
▲おしゃれなデザインの蓮実数珠は、一つひとつ風合いが異なる
編集部
蓮糸で織り上げられた當麻曼陀羅が印象深く、蓮実数珠は當麻寺奥院の拝観記念に相応しいですね。カップルでお気に入りの石を一緒に選ぶのも素敵な思い出になりそうです。
訪れた人の声:當麻寺奥院の魅力
編集部
さまざまな魅力のある當麻寺奥院ですが、実際に訪れた方々からは、どのような感想を聞いておられますか?
川中さん
「都会の喧噪から離れ、美しい庭園の中で山鳥の鳴き声や小川のせせらぎの音を聞きながら、ゆっくりすることができる」と言ってくださることが多いです。自然に囲まれた環境で心身をリラックスできると好評です。
また當麻寺奥院の庭園からは、天平時代に建てられた国宝の双塔を眺めることができます。歴史好きの方からは「平安時代の人々が眺めたであろう風景を、現代の私たちが味わうことができる」と喜んでいただいています。この貴重な体験が、多くの方に感動を与えているようです。
牡丹と紅葉:人気の訪問シーズン
編集部ではさらに、當麻寺奥院のネット上の口コミやレビューを調査してみました。多くの訪問者が素晴らしい体験をしたと報告しています。
- 奥院浄土庭園では、予想を超える美しい風景に出会えました。湯布院から運ばれてきたという巨石も印象的でした。今回は紅葉を満喫しましたが、次は牡丹の季節に訪れたいと思います。
- 當麻寺奥院のオリジナル御朱印帳を長らく欲しいと思っていました。紺地にゴールドの柄が施された美しいデザインが気に入っています。
- 庭園の美しさに感動しただけでなく、宝物館にある貴重な品々にも満足しました。特に、當麻寺の本尊である曼陀羅を写したという色鮮やかな作品が印象に残りました。
奥院浄土庭園の人気が高く、特に紅葉や牡丹の季節に撮影された写真が多く投稿されていました。また、宝物館や各種特別拝観で鑑賞できる一級品の文化財についても、多くの訪問者から高い評価を得ていることがわかりました。
當麻寺奥院副住職からカップルへのメッセージ
編集部
これから當麻寺奥院を訪れようとしているカップルへ、メッセージをお願いします。
川中さん
當麻寺は万葉集に詠まれる二上山の山麓に佇む、自然豊かな古代寺院です。1300年以上の歴史を持つこの寺院では、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。
ぜひカップルで訪れ、悠久の歴史の風に包まれながら、静かな時間を過ごしていただければと思います。自然と歴史が織りなす特別な空間で、お二人の絆をより深めていただけることでしょう。
當麻寺奥院:アクセスと基本情報
住所 | 〒639-0276 奈良県葛城市當麻1263 |
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電話番号 | 0745-48-2008 |
拝観時間 | 9時~17時 |
拝観料 | ・大人500円(宝物館入場料含む) ・小学生250円(宝物館入場料含む) |
最寄り駅・アクセス | 【電車】 ・近鉄「当麻寺駅」から徒歩約15分 ・JR「高田駅」からタクシーで約15分 ・近鉄「大和高田駅」からタクシーで約15分 【車】 ・南阪奈道路「葛城IC」から約10分 |
駐車場 | 無料(約43台) |
飲食施設 | 精進料理あり(要予約・5名以上から) |
公式サイト | http://www.taimadera.or.jp/ |
※最新の情報は公式ホームページでご確認ください。
當麻寺奥院周辺:カップルにおすすめのスポット
當麻寺奥院の周辺には、奈良の魅力を存分に味わえる施設や飲食店が数多く点在しています。
今回は特に、静かで落ち着いた雰囲気の中で、この地域ならではの文化や郷土料理を楽しめるデートスポットを中心にご紹介します。カップルでゆっくりと過ごせる場所ばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。
周辺のおすすめデートスポット
相撲の歴史を体感:葛城市相撲館(けはや座)
「葛城市相撲館(けはや座)」は、国内でも数少ない相撲に関する史料館です。本場所で使用されるものと同じ大きさの土俵があり、来館者は性別を問わず土俵に上がることができます。ユニークな土俵結婚式も行われているそうで、相撲ファンのカップルにとっては魅力的なスポットとなっています。
館内には、横綱・北の湖が使用した化粧回しをはじめ、約1万2000点もの相撲関連資料が展示されており、その数の多さに圧倒されます。また、相撲の歴史を詳しく学べる展示も充実しています。相撲にゆかりのある奈良を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。相撲の文化や歴史を一緒に学ぶことで、カップルの会話も弾むこと間違いなしです。
参考URL:奈良県観光公式サイト(葛城市相撲館)
地元の味と体験:道の駅ふたかみパーク當麻-當麻の家
「道の駅ふたかみパーク當麻-當麻の家」は、奈良県葛城市にある地元の魅力が詰まったスポットです。直売所では、地元農家が丹精込めて育てた新鮮な野菜や果物はもちろん、この地域ならではの伝統食である「えんどう味噌」や「小麦餅」も販売しています。これらの郷土料理を通して、當麻の食文化を身近に感じることができます。
施設内のレストランでは、地元食材を使用した月替わりの「けはや御膳」が人気メニューとなっています。さらに、味噌やジャム、漬物などの加工体験も実施しており、地元の食文化をより深く学ぶことができます。また、うどん・そば・豆腐・こんにゃくなどの手作り体験も用意されているので、カップルで一緒に挑戦してみるのもおすすめです。体験プログラムの詳細や予約については、事前に施設へ直接お問い合わせください。
(注)うどん・豆腐・こんにゃく・味噌つくり体験は2023年9月現在休止中
公式URL:奈良県観光公式サイト(當麻の家)
名物瓦そばを堪能:はしもと商店 味のかけ橋
「はしもと商店 味のかけ橋」は、パリッと焼かれた「瓦そば」が人気の老舗天ぷら屋さんです。アツアツの瓦に盛られたそばには、薄切りの牛肉・錦糸卵・レモンなどがトッピングされており、特製の醤油ベースのつゆにつけていただきます。
創業から受け継がれてきた職人の技が光る、すり身を練って作る「ねり天」や薄く平たく揚げた「平天」もおすすめです。昔ながらの石臼で挽いた粉を使用し、注文を受けてから揚げたての天ぷらの味わいを是非体験してみてください。
公式URL:はしもと商店 味のかけ橋
古民家で味わう絶品釜飯:釜めし 玉や
「釜めし 玉や」は、その名の通り釜飯を楽しめる郷土料理店です。お店は築160年以上の歴史ある古民家で、登録有形文化財にも指定されており、趣のある雰囲気が魅力です。
奈良県産の新鮮な食材をふんだんに使用した釜飯は5種類から選べ、どれも美味しいと評判です。季節ごとの旬の味わいを楽しめるのも特徴です。
風情ある店内でゆったりと会話を楽しみながら、心のこもった郷土料理を堪能したいカップルにぴったりの場所です。大切な人と特別な時間を過ごしたい方におすすめです。
公式URL:釜めし 玉や
まとめ:二上山麓で楽しむ古都奈良の歴史と自然
今回は、歴史ある當麻寺奥院を中心に、古都・奈良を巡るデートプランを紹介しました。
當麻寺奥院には、国宝や重要文化財など、見きれないほど多くの貴重な宝物・建造物があります。また、二上山の景色や庭園に咲く牡丹など、四季折々の豊かな自然も楽しめます。
周辺では奈良の郷土料理を味わうこともできますので、ぜひ悠久の時を感じさせる古都の風景を二人で堪能してみてください。拝観の記念に御朱印をいただきながら、心安らぐ静かな時間を過ごせるデートになることでしょう。