壬生町デートプラン決定版!城下町の歴史とおもちゃのまちの魅力を堪能する1日コース

今回ご紹介するデートプランは、壬生町観光協会の主事である佐藤さんにお聞きした情報を基に作成した、栃木県壬生町(みぶまち)の"映え"スポットをめぐるデートプランです。

栃木県壬生町は主に「城下町」と「おもちゃのまち」の2つのエリアに分けられます。城下町エリアの「壬生駅」とおもちゃのまちエリアの「おもちゃのまち駅」は、1駅分しか離れていませんが、1日で回り切れないほど、見どころがたくさんあります。歴史的な建造物や最新のおもちゃ施設など、多様な魅力が凝縮されています。

今回は歴史と伝統を辿る「城下町デートコース」と、子ども心に返る「おもちゃのまちデートコース」の2つのデートプランをご紹介します。カップルの皆様の好みや気分に合わせて、楽しい思い出作りにお役立てください。

歴史と伝統を堪能!壬生町城下町エリアのデートスポット巡り

壬生町の歴史と伝統を巡る「城下町デートコース」は徒歩でのんびりと楽しむ、桜の季節におすすめのルートです。春の陽気を感じながら、歴史ある街並みを散策できます。

東武宇都宮線「壬生駅」を出発して15分ほど歩くと、最初の目的地である「壬生町城址公園」に辿りつきます。満開の桜が咲き乱れる光景や、周辺の趣ある寺社巡りを楽しんだ後は、10分ほど歩いて「日本料理 旬香」へ行き、地元の食材を使った季節感あふれるお殿様料理ランチを頂きましょう。

お腹がいっぱいになった後は、歩いて約3分の場所に位置する壬生町の総氏神を祀る「雄琴神社」へ。季節や期間限定の御朱印をいただくことができ、神社の静謐な雰囲気を楽しめます。

余力があれば最後に、とちぎの景勝100選にも選ばれている「東雲公園」に足を延ばすのもおすすめです。桜の季節には期間限定で幻想的なライトアップも行われており、昼とは異なる美しさを楽しむことができます。

春の絶景!桜が彩る「壬生町城址公園」でロマンチックなひととき

「壬生町城址公園」の桜
▲「壬生町城址公園」では桜の季節になると、お堀に飛び出すほどの桜が美しく咲き誇る

「壬生町城址公園」は壬生城本丸跡を整備して造られた公園です。壬生城は江戸時代に徳川将軍家が日光東照宮を参拝する際の宿城として使用されていました。

残念ながら城自体は現存していませんが、公園の南側にある土塁(堤防状の防壁)やお堀に合わせ、門や石垣が復元されています。公園に入る際は南側からアプローチすることで、近世城郭の雰囲気を味わえます。

土塁の上にはエドヒガンザクラが植えられており、春にはお堀に降り注ぐかのように桜が咲き誇ります。桜の季節には夜間ライトアップも実施され、昼とは異なる幻想的な景色を楽しむことができます。

「壬生町城址公園」の夜桜
▲写真コンテストで最優秀賞を受賞した「壬生町城址公園」の桜のライトアップ。幻想的な光景が広がる

桜の見頃は例年3月下旬から4月上旬頃です。お出かけの際は、開花情報をチェックし、八分咲き以上の時期を狙って訪れることをおすすめします。

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佐藤さん

写真撮影におすすめのスポットは、お堀付近、お堀にかかった橋の上、二の丸門前です。これらの場所で桜と一緒に撮影すると、素敵な思い出の一枚が残せます。

お堀に舞い落ちた桜の花びらにも注目してみよう!

Instagramでハッシュタグの「壬生町城址公園」の検索結果
▲桜の季節はどこを見ても絵になりますが、お堀に落ちた桜の花びらも美しい(引用:インスタグラム

桜を背景として写真が撮れるスポットはたくさんありますが、お堀の中にも注目してみてください。風に舞い落ちた花びらが水面に浮かび、まるで花の筏のように見える光景は圧巻です。さらに、池を泳ぐ鯉や水面を滑る鴨と一緒に撮影すれば、SNS映えする素敵な写真が撮影できます

「壬生町城址公園」周辺の観光スポット

向陽山 常樂寺の本堂
(引用:向陽山常楽寺 公式サイト

壬生町城址公園の周辺には、壬生藩主鳥居家にゆかりのある歴史的なスポットが数多く存在します。例えば、鳥居家の先祖である鳥居元忠公を祀る「精忠神社」、鳥居家の菩提寺であり御典医斎藤玄昌の墓がある「常楽寺」、徳川幕府三代将軍徳川家光公の通夜が行われた「興光寺」などがあります。これらの場所では、江戸時代の壬生藩の歴史を肌で感じることができます

これらの歴史スポットは城址公園から徒歩で回れる距離にあります。公園で桜を楽しんだ後は、ぜひこれらの歴史的な名所も訪れてみてください。壬生町の深い歴史に触れる良い機会となるでしょう。

「壬生町城址公園」の基本情報(アクセス)

住所 栃木県下都賀郡壬生町本丸1-8-33
アクセス 【徒歩】東武宇都宮線「壬生駅」から徒歩約15分
【バス】みぶーぶ(町内循環バス)で約2分
【車】北関東自動車道「壬生インターチェンジ」から約15分
ウェブサイト https://www.tochigiji.or.jp/spot/s6725/

お殿様気分を味わう「日本料理 旬香」のお殿様料理

日本料理 旬香の外観
(引用:ぐるなび

「日本料理 旬香」では、オリジナルブレンドの油で揚げたサクサクの天ぷらや、全国の漁港から直接取り寄せた新鮮な海の幸を楽しむことができます。

個室もあるので、2人でゆったりとしたランチタイムを過ごすことができます。テーブル席と座敷席が用意されているため、あらかじめ好みの席を予約しておくことをおすすめします。

お殿様気分が味わえる「お殿様壬力御膳」がおすすめ!

「日本料理 旬香」でおすすめのメニュー「お殿様壬力御膳(おとのさまみりょくごぜん)」

壬生町の特徴的な料理として、「お殿様料理」と「お姫様料理」が挙げられます。これらは、壬生藩4代目藩主であった鳥居忠燾(ただてる)の御献立帳を基に考案されました。その名の通り、食事を通じてお殿様やお姫様の気分を味わうことができます。

「日本料理 旬香」では、「お殿様壬力御膳(おとのさまみりょくごぜん)」がおすすめです。この料理は壬生藩三万石のお殿様料理として認定されており、美味しさはもちろん、豊富な品数と鮮やかな色彩が特徴です。写真映えする見た目も魅力の一つです。

なお、このメニューは事前予約が必要です。ご来店の際は、余裕を持ってお店に予約の連絡をしましょう。

女性スタッフのアイコン
佐藤さん

「日本料理 旬香」では、お姫様料理も提供しています。お殿様料理はボリュームがありますので、2人でお殿様料理とお姫様料理を注文して分け合うのも良い選択肢かもしれません。

「日本料理旬香」の基本情報(アクセス)

住所 栃木県下都賀郡壬生町通町14-15
営業時間 ランチ(11:00〜14:30)
ディナー(17:00〜22:00)
定休日 火曜日・第3月曜日
アクセス 【電車】東武宇都宮線「壬生」駅から徒歩約10分
【車】北関東自動車道壬生インターチェンジから約15分
公式サイト https://shunka2008.gorp.jp/

壬生町の総氏神「雄琴神社」で巡る、季節限定の御朱印コレクション

「雄琴神社」の本殿
▲もとは「藤森神社」と呼ばれていましたが、社殿の建て替えと共に「雄琴神社」に改称されました

雄琴神社(おことじんじゃ)は壬生町の総氏神、総鎮守として知られる神社です。寛治5年(1091年)に天照大御神、天武天皇、舎人親王を御祭神として創建されたと伝えられています。

家内安全、方位厄除、学業成就などの御神徳(ごしんとく)があります。御朱印は季節ごとにデザインが変わり、限定デザインも用意されています

「雄琴神社」の御朱印
▲季節や時期に応じて変わる限定スタンプが可愛らしく、人気の御朱印です

御朱印をいただいた後は、境内にある赤い鳥居の前で御朱印と一緒に写真を撮る方が多いそうです。春には桜を背景にして写真を撮るのもおすすめです。

御朱印と一緒に撮るに相応しい背景を探してみよう!

Instagramでハッシュタグの「雄琴神社」の検索結果
▲本殿と御朱印をセットで写真に撮る人も多い(引用:インスタグラム

写真を撮る際は、御朱印を必ずいただくようにしましょう。背景には本殿や赤い鳥居を選ぶのもよいですが、桜や紅葉など、季節感のある風景を背景にするのもおすすめです。また、御朱印だけでなく、カップルで一緒に写真に収まるのも思い出作りには欠かせません。

「雄琴神社」の周辺スポット:東雲公園

「東雲公園」のライトアップ
▲遊歩道を照らす灯籠の明かりが優しい

雄琴神社から黒川にかかる東雲橋を渡り、徒歩約10分で到着するのが、とちぎ景勝100景にも選ばれている「東雲公園」です。壬生町城址公園と同様に、ここも桜の名所として知られています。

東雲公園と黒川に沿って整備された遊歩道では、桜並木を眺めながら散策を楽しめます。満開の桜も美しいですが、散りゆく桜の花びらが遊歩道をピンクの絨毯のように彩る光景も格別です。

桜の季節には、夜18時から21時までライトアップが行われ、昼間とは異なる幻想的な桜並木の風景を楽しむことができます。

黒川越しに見えるライトアップされた「東雲公園」の夜桜
▲黒川に反射するライトアップも美しい、春の夜の東雲公園

桜並木のライトアップに加えて、年によっては和傘などの装飾も施され、日本の伝統美が融合した幻想的な風景を堪能できます。

「東雲公園」に設置された和傘のライトアップ
▲ライトアップされた和傘が「和」を強く感じさせる美しい光景

壬生町に宿泊する場合はもちろん、日帰り観光でも時間に余裕があれば、ぜひ18時以降に東雲公園周辺を散策してみてください。夜の幻想的な雰囲気を存分に味わえるはずです。

「雄琴神社」の基本情報(アクセス)

住所 栃木県下都賀郡壬生町通町18-58
アクセス 【徒歩】東武宇都宮線「壬生駅」から約7分
【車】北関東自動車道「壬生インターチェンジ」から約10分
ウェブサイト http://www.tochigi-jinjacho.or.jp/?p=759
公式ツイッター https://twitter.com/mibuokotojinjya

童心に返ろう!おもちゃのまちエリアで楽しむカップルデート

思わず子ども心に返るような「おもちゃのまちデートコース」は、「道の駅みぶ」でのデートプランです。「道の駅みぶ」は、壬生町おもちゃ博物館、とちぎわんぱく公園、みぶハイウェーパーク、壬生町総合公園の4施設を合わせた大規模な道の駅で、東京ドーム11個分もの広さがあります。

まずは「壬生町おもちゃ博物館」へ向かいましょう。東武宇都宮線「おもちゃのまち駅」からは徒歩で30分ほどかかるため、車かコミュニティバス「みぶーぶ」での移動がおすすめです。コミュニティバスは本数が限られているので、事前に時刻表を必ず確認しましょう。

公式:壬生町(【2/16より】壬生町コミュニティバス「みぶーぶ」実証運行開始)

「壬生町おもちゃ博物館」は子どもだけでなく大人も楽しめる施設です。可愛らしい遊具や、懐かしいレトロなおもちゃ、精巧に作られたジオラマなど、幅広い展示を楽しむことができます。

おもちゃの世界を堪能したら、次のスポット「とちぎわんぱく公園」へ向かいます。ここでは、夢花壇で1年を通して多種多様な草花の鑑賞ができます。最後に訪れる「みぶハイウェーパーク」では、地元特産のいちごを使ったスイーツなどを味わうことができ、デートの締めくくりにぴったりです。

レトロと最新が共存!「壬生町おもちゃ博物館」で時代を超えた遊びの世界へ

「壬生町おもちゃ博物館」の大型遊具であるきんぐとくぃーん
▲見た目にも可愛いきんぐとくぃーんをモチーフにした大型遊具

「壬生町おもちゃ博物館」は1階、2階、3階と別館の4つのフロアに分かれています。各フロアは子ども心を刺激するような、可愛らしい雰囲気が特徴です。1階には、「きっずらんど」と呼ばれる、きんぐとくぃーんの形をした巨大な遊具があります。

2階は、「きっずたうん」として、きんぐとくぃーんが暮らす街並みをイメージした造りになっており、約9,000点もの貴重なおもちゃが展示されています。

3階は、「そらのひろば」と呼ばれ、きんぐとくぃーんが暮らす街の空をイメージした、主に未就学児向けの遊びのスペースです。晴れた日には窓から雄大な日光連山を眺めることができます。

別館の2階には、北関東最大級のジオラマが設置された「鉄道模型の部屋」があります。鉄道愛好家の方は、ここで自分の鉄道模型を走らせることもできるそうです。

「壬生町おもちゃ博物館」の別館にある「鉄道模型の部屋」のジオラマ
▲一つ一つの造りが細かいのがジオラマの魅力。ぜひじっくり観察してみて下さい

今では珍しくなったレトロな雰囲気のおもちゃや、精巧に作られたジオラマ模型など、大人でも見飽きない展示がたくさんあるのが「壬生町おもちゃ博物館」の魅力です。

女性スタッフのアイコン
佐藤さん

屋内施設なのでどの季節でも楽しめますが、周辺を散歩するなら、春か秋が過ごしやすくておすすめですよ。

おもちゃやジオラマにフォーカスした写真を撮ってみよう!

Instagramでハッシュタグの「壬生町おもちゃ博物館」の検索結果

写真を撮る際におすすめなのが「ポートレートモード」です。被写体にピントを合わせると背景をぼかすことができ、ジオラマなどの撮影に最適です。このモードを使うと、おもちゃやジオラマをより印象的に撮影できます。

また、「壬生町おもちゃ博物館」の入口には壬生町の公式キャラクターである壬雷(みらい)ちゃんのブロンズ像があります。旅の思い出として、この像と一緒に記念写真を撮るのもおすすめです。

「壬生町おもちゃ博物館」の周辺スポット:壬生町総合公園

「壬生町おもちゃ博物館」から「とちぎわんぱく公園」に向かう間にある「壬生町総合公園」

「壬生町おもちゃ博物館」から次のスポットである「とちぎわんぱく公園」に向かう途中に、「壬生町総合公園」があります。公園内の池には鯉がおり、来園者はエサやりを楽しむことができます。春には池の上を鯉のぼりが泳ぐ光景も見られます。広々とした緑地は、ゆったりとした散歩にも最適で、自然を感じながらリラックスできる憩いの場となっています。

「壬生町おもちゃ博物館」の基本情報(アクセス)

住所 栃木県下都賀郡壬生町国谷2300
営業時間 9:30~16:30(※1月3日、4日は特別開館日で10:30~15:30)
休館日 毎週月曜日、年末年始(12月28日~1月4日)
※月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日
※8月は無休
入館料 ・大人(高校生以上):600円
・子供(4歳から中学生):300円
アクセス 【コミュニティバス】「おもちゃ博物館」下車、徒歩1分
【タクシー】東武宇都宮線「おもちゃのまち駅」または「国谷駅」から約5分
【徒歩】東武宇都宮線「おもちゃのまち駅」または「国谷駅」から約30分
【自動車】北関東自動車道「壬生IC」から約3分、東北自動車道「鹿沼IC」から約15分、または「栃木IC」から約25分

四季を楽しむ花園と遊具の宝庫「とちぎわんぱく公園」でアクティブデート

「とちぎわんぱく公園」の夢花壇
▲「とちぎわんぱく公園」のシンボルである夢花壇では、四季を通じて多年草が咲き誇る

「とちぎわんぱく公園」は、約37haの広大な敷地内でさまざまなアクティビティを楽しめる場所です。季節ごとに美しく咲く草花や、科学の原理と人間の生理を利用した不思議な体験ができる「ふしぎの船」、謎めいた「?(はてな)の広場」など、子どもから大人まで楽しめる多彩な施設が揃っています

この公園は年中楽しめますが、特に気候の良い春と秋がおすすめです。ガラス張りの「こども城」内にあるピンクの恐竜モモちゃんのすべり台は、人気の写真撮影スポットの一つです。ぜひ訪れて、素敵な思い出を作ってください。

「とちぎわんぱく公園」のピンクの恐竜モモちゃん
▲すべり台として遊ぶのも楽しいモモちゃんは、写真映えするスポットとしても人気

公園内には魅力的なスポットがたくさんあるので、ゆったりと散歩を楽しむのもおすすめです。また、実際に遊具で遊んで、懐かしい子ども時代の気分を味わってみるのも良いでしょう。カップルでもファミリーでも、楽しい時間を過ごせる場所です。

季節ごとに異なる美しい花々を背景に写真を撮ろう!

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▲園内には美しい花々と多彩なオブジェがあり、少し歩くだけでも写真スポットがたくさん見つかります(引用:インスタグラム

季節ごとに咲き誇る花々はもちろんのこと、園内には魅力的な撮影スポットがたくさんあります。個性豊かなオブジェの形や表情を活かしたポーズで一緒に写真を撮ってみるのはいかがでしょうか。家族や友人との思い出作りにぴったりです。

「とちぎわんぱく公園」の基本情報(アクセス)

住所 栃木県下都賀郡壬生町大字国谷2273
営業時間 3月~9月:8:30~18:30
10月~2月:8:30~17:30
休園日 屋外施設は年中無休
屋内施設は毎週火曜(祝日の場合は翌日)と年末年始(12月29日~1月1日)休み
※3月20日~5月31日、7月20日~8月31日、10月1日~10月31日は全施設無休
アクセス 【電車】東武宇都宮線「おもちゃのまち駅」から北入口経由正門まで徒歩約30分、「国谷駅」から東門まで徒歩約20分
【車】北関東自動車道「壬生IC」から約5分、または「都賀IC」から約15分
【その他】道の駅みぶ(みぶハイウェーパーク 壬生PA)から徒歩約2分

地元の味覚とスイーツを堪能!「みぶハイウェーパーク」で舌鼓

「みぶハイウェーパーク」内「壬生蘭々亭」のつけ麺
▲「みぶハイウェーパーク」内にある「壬生蘭々亭」のつけ麺も人気のメニュー

観光で歩き回った後は、「みぶハイウェーパーク」へ向かいましょう。ここには、お食事処、スイーツショップ、お土産売場、産地直売所などがあり、ランチやお土産の購入ができます

ランチのおすすめは、「壬生蘭々亭」の特製壬生ラーメンやつけ麺です。地元産のかんぴょうや野菜をふんだんに使用しています。また、壬生町で生産されている和豚もちぶたやごぼうを使ったメニューも楽しめます。

デザートは、壬生町の老舗洋菓子店ケーキハウスヒガノがプロデュースしたフルーツパーラー「Mib-TOWN(ミッブタウン)」がおすすめです。壬生町産いちごを中心に、旬の果物を使った見た目も美しいスイーツやドリンクを提供しています。

特におすすめなのは、壬生町産の完熟いちごを凍らせて削った氷で作る「日光社参 将軍の苺氷」です。いちごの爽やかな甘みや酸味を存分に味わえる、見た目も美味しい一品です。

フルーツパーラー「Mib-TOWN」の将軍の苺氷
▲「Mib-TOWN」で食べることのできる日光社参 将軍の苺氷

秋限定の和栗モンブラン「西日光いろ葉栗」や、削ったイチゴ氷の上にソフトクリームを乗せた「西日光 紅白 福苺」など、季節に応じた魅力的な商品も豊富です。旬を感じるスイーツをぜひお楽しみください

スイーツのお土産を求めるなら、2023年3月にオープンした「シルバニア 森のキッチン ちいさなスイーツショップ 道の駅みぶ店」がおすすめです。「道の駅みぶ」限定のシルバニアファミリーオリジナルモニュメントと駅名看板が設置されており、記念撮影にも最適です。

"映え"るメニューは被写体を手前にして撮ろう!

Instagramでハッシュタグの「みぶハイウェーパーク」の検索結果
▲食べ物の魅力的な写真が多数投稿されている(引用:インスタグラム

食べ物の写真を撮る際は、美味しそうな見た目やボリューム感を強調したいものです。この場合も背景をぼかすことのできるポートレートモードがおすすめです。被写体である食べ物を手前に配置し、背景にお店の名前が入るように撮影すると、後からでもどこで食べたものだったのか思い出すことができます。さらに、料理の特徴や色合いが際立つような角度を選ぶと、より魅力的な写真になります。

「みぶハイウェーパーク」の基本情報(アクセス)

住所 栃木県下都賀郡壬生町国谷1870-2
営業時間 各店舗により異なる。ただし、トイレなどの共用施設は24時間利用可能
アクセス 【車】北関東自動車道「壬生PA」から高速道路を下りずに直接入場可能
【公共交通機関】東武宇都宮線「おもちゃのまち駅」下車、タクシーで約10分(徒歩で約40分)または東武宇都宮線「国谷駅」下車、タクシーで約5分(徒歩で約30分)
公式サイト https://michinoeki-mibu.jp/

壬生町公認!「Sushi光華」で味わう優雅なお姫様料理

「Sushi光華」のお姫様料理
▲「Sushi光華」のお姫様料理「壬生の春めく玉手箱」は開けても、浦島太郎のように年を取ることはありませんのでご安心ください

おもちゃのまち駅西口から徒歩約10分のところにある「Sushi光華(スシミハナ)」は、全国から厳選した鮮魚が楽しめる寿司屋で、壬生町お姫様料理認定店舗です。

ここで提供されるお姫様料理「壬生の春めく玉手箱」は、玉手箱を模した器に色とりどりの食材が美しく盛り付けられています。可愛らしい容器と彩り豊かな料理は、写真映えも抜群です。

ランチタイムには「ランチ握り」もおすすめです。赤身、いか、海老、白身、貝類、自家製玉子、干瓢など、質の高い握り寿司を手頃な価格で楽しむことができます。

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佐藤さん

私のおすすめは「自家製玉子」です。口に入れた瞬間からじゅわっと出汁が染み出し、ほどよい甘さで本当に美味しいんです。ぜひ一度味わっていただきたい逸品ですよ!

「Sushi光華」の基本情報(アクセス)

住所 栃木県下都賀郡壬生町緑町4-1-20
営業時間 昼:11:30~14:30(注文締切14:00)
夜:17:30~21:30(注文締切21:00)
定休日 水曜日
アクセス 東武宇都宮線「おもちゃのまち駅」西口から徒歩約10分
公式サイト https://sushi-mihana.com/index.html

イタリアン気分で楽しむ"映え"料理「Pasta&Dessert Cafe APPLE」

「Pasta&Dessert Cafe APPLE」の外観
▲「スパゲッティは運転できません」の縦看板もユニークな「Pasta&Dessert Cafe APPLE」

おもちゃのまち駅東口から車で約5分、徒歩で20分ほどのところにある「Pasta&Dessert Cafe APPLE」は、パスタやリゾットが楽しめるイタリアンカフェです。内装がユニークで、まるで本場イタリアのカフェに来たような雰囲気が楽しめます

「Pasta&Dessert Cafe APPLE」のトマトベースのパスタ
▲トマトベースのパスタだけでも9種類ほどの選択肢があり、選ぶのに迷ってしまいそうです

パスタももちろん美味しいのですが写真映えするメニューとしておすすめなのは、「パルミジャーノチーズときのこのクリームリゾット」です。一見普通のリゾットですが、店員さんが大きなペッパーミルを使って豪快にブラックペッパーをかけてくれる演出が特徴的です。

カップルにおすすめのメニューは「デカプリヨン」です。2〜3人前の大きなプリンはインパクトも抜群で、デザートとしてシェアして楽しむのがおすすめです。

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佐藤さん

私のおすすめは「前菜の盛り合わせ」です。3種類の前菜を楽しむことができるので、様々な味を少しずつ楽しみたい方にはとてもおすすめですよ。

「Pasta&Dessert Cafe APPLE」の基本情報(アクセス)

住所 栃木県下都賀郡壬生町安塚3343-33
営業時間 10:30~21:30(ラストオーダー21:00)
定休日 年中無休(12月31日、1月1日を除く)
公式サイト https://www.apple-restaurant.com/

取材協力:壬生町観光協会(https://mibu-kankou.org/