【川内村デート】茅葺屋根×自然の絶景を堪能するデートプラン|福島県

今回は川内村観光協会の主事・脇さんにお尋ねした情報をもとに作成した、福島県双葉郡川内村の人気“映え”スポットを巡るデートプランをご紹介します。

阿武隈高地(あぶくまこうち)の中央部に位置する川内村は、「蛙の詩人」と呼ばれた草野心平ゆかりの地として知られる風情豊かなまちです。国指定天然記念物である「モリアオガエル」の生息地としても有名で、村内には豊かな自然を味わえるスポットがたくさん点在しています。

今回は、そんな川内村で特におすすめの“映え”スポット&グルメスポットの情報をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

川内村の魅力:美しい自然&地場産グルメ

川内村は、カエルを題材に独創的な詩を創作した詩人・草野心平が愛した自然豊かな村です。エリア内には茅葺(かやぶき)屋根のノスタルジックな建物が目を引く草野心平記念館をはじめ、清流にのみ生息するヤマメやイワナの養殖場など、風情あふれる観光名所がたくさんあります。

また、特産品の蕎麦を情ある空間で味わえるお蕎麦屋さんや、フォトジェニックなカフェなどもあり、美しい景色や美味しいグルメを満喫できる素敵なエリアです。

川内村でおすすめしたい“映え”デートの概要

今回紹介するデートプランでは、以下のスポットを巡ります。下記の順番で回っていただくと効率よくまわれておすすめです。

  1. かわうち草野心平記念館「天山文庫(てんざんぶんこ)」で趣あふれる景色を満喫&館内を鑑賞
  2. 「Cafe Amazon(カフェ・アメィゾン)」でひと休み
  3. 「川内いわなの郷」でイワナ釣り
  4. 「蕎麦酒房天山」で絶品蕎麦を堪能
  5. 「秋風舎(しゅうふうしゃ)」で写真撮影&カフェタイム

川内村で人気の“映え”デートスポット2選

ここからは、川内村のおすすめ“映え”デートスポットの特徴をひとつひとつご紹介します。

1. かわうち草野心平記念館「天山文庫」:茅葺屋根の建物×自然の絶景

天山文庫の風景

かわうち草野心平記念館「天山文庫」は、福島県いわき市出身の詩人・草野心平が川内村へ蔵書を寄贈したことをきっかけに建設された文化施設です。資料館横の坂道を上ると茅葺屋根が特徴的な天山文庫と、深い緑に囲まれた美しい前庭が見えてきます。

ぜひ風情漂う庭を眺めながら縁側に腰かけて、カップルで記念撮影を楽しんではいかがでしょうか。また、建物内の書庫にて、左右を書籍に囲まれながら撮影するのもおすすめです。

天山文庫内の書庫の風景
▲書籍がずらりと並ぶ空間も隠れ撮影スポットとして人気です

そして、天山文庫から出て坂道を下る際に正面を見ると、川内村を広範囲見渡すことができますよ。その背景をバックに記念撮影すれば、きっと素敵な写真に仕上がります。

川内村観光協会・脇さん

天山文庫では四季折々に様々な表情を楽しむことができますが、個人的におすすめのシーズンは秋です。紅葉×天山文庫の風景は非常に趣深く、インスタ映え120%です!

かわうち草野心平記念館「天山文庫」へのアクセスと基本情報

住所 〒979-1201
福島県双葉郡川内村上川内早渡513
電話番号 0240-38-2076
最寄り駅
アクセス
常磐自動車道「常磐富岡IC」から車で約20分
営業時間 9:00~16:00
定休日 月曜日
公式サイト http://www.kawauchimura.jp/page/page000108.html

2.川内いわなの郷:イワナ釣りを満喫

自然に囲まれた「川内いわなの郷」は釣りやキャンプ、BBQなどを楽しめる場所です。釣り堀ではイワナ釣りにチャレンジできるため、ぜひ釣ったイワナと一緒に写真撮影を満喫しましょう。

ちなみに、エリア内にある「幻魚亭」という食事処では、鮮度の高いイワナを刺身や塩焼きなどで味わえます。なお、こちらのスポットはどの時期も楽しめますが、豊かな自然の“色”を堪能できる新緑の時期から秋までのシーズンがおすすめです。

川内村観光協会・脇さん

川内いわなの郷から車で約15分のところに「上川内諏訪神社」があり、高台に位置しているため川内村の自然を見渡すことができます。ここからの風景をバックに記念撮影する方も多いので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

公式:上川内諏訪神社

川内いわなの郷へのアクセスと基本情報

住所 〒979-1201
福島県双葉郡川内村上川内炭焼場516-1
電話番号 0240-25-8809
最寄り駅
アクセス
常磐自動車道・あぶくま高原道路「小野IC」より約25分
営業時間 9:00~16:00
定休日 水曜日
公式サイト http://www.abukumakawauchi.com/

川内村のおすすめグルメスポット3選

続いて、川内村で“映え”グルメを楽しめるスポットの特徴をご紹介します。

1.秋風舎:平伏沼とモリアオガエルをイメージしたメロンソーダが話題

秋風舎の平伏沼メロンソーダ

秋風舎は、福島県産の旬の食材をふんだんに使用したメニューを味わえる大人気のカフェです。築200年の古民家を改装した店内には時間がゆったりと流れるような素敵空間が広がっており、どこで撮影してもおしゃれな写真に仕上がります。

こちらでは、ぜひ「平伏沼メロンソーダ」を注文して撮影を楽しみましょう。平伏沼の水面の緑色を表現したメロンソーダの上に、モリアオガエルの形をしたグミと卵塊をイメージしたホイップクリームが乗った話題のドリンクです。

食事を楽しむなら、2種類のカレーなどを一度に味わえる「あいがけセット」がおすすめ。季節によって内容は変わりますが、カップルでシェアして食べる際にもぴったりなメニューです。

川内村観光協会・脇さん

デザートは、ぷるぷる食感が特徴的な手づくりの「コーヒーゼリー」が一押しです。ほろ苦な大人テイストですが、2人の愛の甘さを足したらちょうどいいかも!?

ちなみにカフェの前庭から階段を下りていくと「千翁川」があるので、水辺で川の音を聞きながらのんびりと過ごすのもいいですね。なお、秋風舎は1月~3月の冬季期間中は休業となるため、4月~12月の時期に訪れてくださいね。

秋風舎へのアクセスと基本情報

住所 〒979-1202
福島県双葉郡川内村下川内字牛淵509
電話番号 070-2811-6899
最寄り駅
アクセス
・常磐自動車道・あぶくま高原道路「小野IC」より約30分
・常磐自動車道「富岡IC」より約30分
営業時間 月・金・土・日11:00~17:00
※1月~3月の冬季期間は休業
定休日 火・水・木
公式サイト https://www.facebook.com/p/Cafegallery-%E7%A7%8B%E9%A2%A8%E8%88%8E-100086051145728/

2.蕎麦酒房天山:川内村の湧水を使用した絶品蕎麦を堪能

蕎麦酒房天山の外観

蕎麦酒房天山は、川内村の特産品である蕎麦を堪能できる食事処です。川内村の湧水と純国産のそば粉を使用し、手打ちにて仕上げたこだわりの蕎麦を、古民家の落ち着いた空間でゆっくりと味わえます。

インスタ映えを狙うなら、村内で採れた野菜やきのこの天ぷらが添えられた「天ざる蕎麦」がおすすめ。また、川内村の採れたて卵を堪能できる「卵かけご飯」もプラスすると見た目に華やかで、何よりも味が絶品です。

蕎麦酒房天山の天ざる蕎麦
▲「天ざる蕎麦」は見た目も味も豪華な一押しメニューです

蕎麦酒房天山の天ぷら
▲採れたて野菜やきのこの揚げたて・サクサクの天ぷらはやみつきになる美味しさです

川内村観光協会・脇さん

「肉蕎麦」もおすすめメニューです。さっぱりの蕎麦とジューシーなお肉が、お2人のように相性抜群です!

蕎麦酒房天山へのアクセスと基本情報

住所 〒979-1201
福島県双葉郡川内村大字上川内町分212-1
電話番号 0240-38-3426
最寄り駅
アクセス
常磐自動車道・あぶくま高原道路「小野IC」より約20分
営業時間 11:30~14:00
※蕎麦がなくなり次第営業終了
定休日 水曜日
公式サイト http://komatsuya-tenzan.jp/tenzan_guide.html

3.Cafe Amazon:タイスタイルのドリンクやタイ料理が人気

Cafe Amazonのカオマンガイ

Cafe Amazonは、タイで大人気のコーヒーチェーンの日本1号店です。ランチ・カフェタイムともに営業しており、落ち着いた明るい雰囲気の店内でゆったりとくつろぎの時間を過ごせます。

おすすめメニューは、タイから直輸入したコーヒー豆を使用したコーヒーや、カラフルなスムージー系ドリンク。また、数量限定のランチメニューである「カオマンガイ」も絶品で、写真映えもバッチリです。

川内村観光協会・脇さん

辛い物好きなカップルには「ガパオライス」が一押しです!デザートにはケーキをいくつか注文して、2人でシェアして食べたら楽しいと思いますよ。

Cafe Amazonのガパオライス
▲本場のスパイスが香るガパオライスは、辛みと旨みが後を引く絶品です!

Cafe Amazonへのアクセスと基本情報

住所 〒979-1201
福島県双葉郡川内村上川内町分102
電話番号 0240-23-5665
最寄り駅
アクセス
常磐自動車道・あぶくま高原道路「小野IC」より約20分
営業時間 11:00~17:00
定休日 不定休
公式サイト http://kawauchimura.com/%E4%BC%81%E6%A5%AD%E7%B4%B9%E4%BB%8B%EF%BC%9Acafe-amazon%EF%BC%88%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7-%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%82%A3%E3%82%BE%E3%83%B3%EF%BC%89/

取材協力:川内村観光協会(http://kawauchimura.com/