岩内町で北海道らしい絶景やノスタルジックな街並みを満喫するデートプラン
この記事でご紹介するのは、「一般社団法人 岩内観光協会」の上戸さんにお話しいただいた情報をベースに作成した、北海道・岩内町の撮影スポットを巡る“映え”デートプランです。
北海道の西端・積丹半島に位置する同町は、札幌市内から車ならば2時間弱でアクセスできます。ダイナミックな自然に目を見張る「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」や、ノスタルジックな雰囲気の街並みが魅力です。
そこで今回は、撮影におすすめできる岩内町内のデートプランを考えてみました。
岩内町の魅力:大いなる自然とノスタルジックな街並み
▲北の海に沈む夕陽が美しい、夕暮れ時の「弁慶の刀掛岩」
今回取り上げるのは、積丹半島の豊かな自然と、ノスタルジックな街並みが程よく調和する岩内町。都会にはない素朴で、落ち着いた空気感に包まれており、初めて訪れても、故郷に戻って来たような親しみを感じるでしょう。
円山地区にはいわない温泉もあり、カップルでの日帰り入浴も楽しめます。雷電地区の景勝地「弁慶の刀掛岩」から一望する紺碧の海は、これまた北海道らしい絶景です。
岩内町のデートプラン概要
- 車で「岩内神社」に到着し、参拝と境内散策
- 「円山展望台」で一休みしながら、岩内町と積丹半島を一望
- 「喫茶さぼーる」でランチやスイーツを堪能
- 「地蔵寺」を参拝し、猪目(いのめ)での撮影を楽しむ
- 「弁慶の刀掛岩」で夕陽が織りなすフォトジェニックな一枚を狙う
積丹半島の付け根に位置する岩内町には、車で足を運ぶ方が圧倒的に多いです。そこで、今回はカップルが車で岩内町を巡る、おすすめのルートを紹介しましょう。
岩内町の人気"映え"デートスポット
▲夏になると引ける「岩内神社」の「水みくじ」
それでは、今回巡る岩内町の人気"映え"スポットを詳しく見てみましょう。
1. 岩内神社:オリジナルおみくじと四季折々の表情を見せる境内
四季折々の表情を見せてくれる「岩内神社」の境内では、春には見事な桜並木を、夏には飾られた風流な風鈴や風車を眺めることができます。
▲「岩内神社」の社殿と境内。夏には風鈴や風車が飾られ、昔懐かしい雰囲気
人気のオリジナルおみくじも、ぜひ二人で引いてみたいところです。「たら福みくじ」は、岩内町のマスコットキャラクター・たら丸をイメージしたものですし、風流な「水みくじ」は、夏限定となっています。
▲カップルで、各種のオリジナルおみくじを引いてみるのも楽しい
上戸さんからのおすすめポイント
参拝するのは、10:00~15:00くらいがちょうどいいと思います。時期として、春・夏がベストですよ。
岩内神社へのアクセスと基本情報
住所 | 〒045-0012 北海道岩内郡岩内町字宮園41番地 |
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電話番号 | 0135-62-0143 |
最寄り駅・ アクセス |
岩内バスターミナルより車で約5分 |
営業時間 | 8:30~17:00(社務所対応時間) |
定休日 | なし |
公式サイト | https://www.iwanai-jinja.com/ |
書院造りが見事!参道沿いには「含翠園(がんすいえん)」も
時間に余裕があれば、神社参道沿いの「含翠園(がんすいえん)」にも立ち寄ってみましょう。初代岩内町長を務めた豪商・梅澤市太郎氏の元別荘であり、1920(大正9)年頃の建築です。
参考:岩内観光協会 含翠園
▲「岩内神社」の参道沿いに建つ「含翠園(がんすいえん)」。大正期の書院造りが何ともノスタルジックで、インスタ映えも!
2. 円山展望台:岩内町を一望する一休みスポット
「円山展望台」は、岩内町の街と積丹半島を一望できる人気のデートスポットです。訪れる時間帯や季節によって、眺める海や山の色合いが変わり、とってもフォトジェニック。
▲「円山展望台」から望む岩内町の街並みと積丹半島
休憩できる東屋(あずまや)もあって、爽やかな空気に包まれた展望台では、思わず深呼吸したくなるでしょう。
夕方以降は、夜景が美しいことでも有名ですから、カップルで夜間を狙って訪ねるのもアリです。
▲「円山展望台」の東屋(あずまや)。スニーカーなど、歩きやすい靴で訪れたい
上戸さんからのおすすめポイント
展望台は春~秋に訪れるのがおすすめで、冬季は積雪があります。
円山展望台へのアクセスと基本情報
住所 | 〒045-0024 北海道岩内郡岩内町野束 |
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電話番号 | 0135-62-1011 |
最寄り駅・ アクセス |
岩内バスターミナルより車で約10分 |
営業時間 | 24時間 |
定休日 | なし |
参考サイト | https://www.iwanai-kanko.org/?p=1315 |
源泉100%かけ流しの天然温泉「サンサンの湯」
展望台から少し下ったところに、日帰り温泉入浴施設「サンサンの湯」があります。黄金色のナトリウム・塩化物強塩泉(にごり湯)で、源泉100%かけ流しの天然温泉です。
公式:サンサンの湯
時間に余裕があれば、アットホームな雰囲気に包まれながら、お二人で上質のお湯を楽しめますよ。併設の「サンサンカフェ」で、コーヒーなどを召し上がりながら、まったりくつろぐ時間も贅沢です。
3. 地蔵寺:ハート型の伝統文様「猪目(いのめ)」に注目
浄土宗のお寺である「地蔵寺」では、本堂の扉に注目してください。ハート型の伝統文様「猪目(いのめ)」があしらわれていて、何ともインスタ映えします。猪目は、火災除けなどを祈願する、縁起のよい伝統文様なんですよ。
▲「地蔵寺」本堂の正面外観。ハート型の伝統文様「猪目(いのめ)」が印象的!
しかも、夕暮れ時には夕陽が反射して、猪目が仄か(ほのか)に赤く色付きます。本堂の外壁には、隠れ猪目もありますから、お二人で探してみるのもいいですね。
▲本堂の扉に切られた「猪目(いのめ)」は、夕陽に薄っすらと赤く染まる
上戸さんからのおすすめポイント
春~秋にかけて、夕陽が沈む時間帯に立ち寄るのもおすすめです。
地蔵寺へのアクセスと基本情報
住所 | 〒045-0024 北海道岩内郡岩内町野束56番地 |
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電話番号 | 0135-62-2171 |
最寄り駅・ アクセス |
岩内バスターミナルより車で約5分 |
営業時間 | 24時間 |
定休日 | なし |
公式サイト | https://www.instagram.com/jizouji.iwanai.hokkaido/?hl=ja(Instagram) |
4. 弁慶の刀掛岩:岩内町を代表するフォトジェニックな絶景
断崖絶壁が続く雷電海岸は、夕陽が美しいことでも知られます。「弁慶の刀掛岩」は、弁慶が雷電峠で休憩した際に、岩をひねって大刀を置いたという伝説が伝わっており、岩内町のシンボル的な存在。
夕陽が海に沈む時間帯に立ち寄ると、海・夕陽・刀掛岩を入れた美しいショットを狙えます。北海道らしい、何とも雄大な風景を堪能できるスポットです。
▲「弁慶の刀掛岩」の夕景。岩内町でも指折りのロマンチックな光景が展開する
上戸さんからのおすすめポイント
フォトジェニックな一枚を狙うなら、とりわけ夏の夕暮れ時、19:00前後に立ち寄るのがおすすめです。
弁慶の刀掛岩へのアクセスと基本情報
住所 | 〒045-0025 北海道岩内郡岩内町敷島内 |
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電話番号 | なし |
最寄り駅・ アクセス |
岩内バスターミナルより車で約15分 |
営業時間 | 24時間 |
定休日 | なし |
参考サイト | https://www.iwanai-kanko.org/?p=1269 |
岩内町のおすすめグルメスポット
▲駅前通りの「喫茶さぼーる」。昭和の香りが懐かしい、正統派の喫茶店
次に、カップルでランチやスイーツを楽しめる、岩内町内のグルメスポットも紹介します。
喫茶さぼーる:レトロで温かい雰囲気にまったりリラックス
「喫茶さぼーる」は、岩内町の駅前通りで50年ほど営業している老舗の正統派喫茶店。昭和レトロを感じる落ち着いた雰囲気の店内は、初めて訪れても不思議とリラックスできます。
▲ノスタルジックな雰囲気の店内は、初めて訪れても、不思議と長居したくなってしまう
人気メニューの代表は、「鉄板ナポリタン」。ボリューム満点ですし、昭和レトロな雰囲気の盛り付けは、ノスタルジックなお店の空気感と見事にマッチします。
▲昭和レトロ感たっぷりの「鉄板ナポリタン」。ボリューム満点で、食いしん坊カップルも満足!
デート中のカップルならば、「フルーツパフェ」もおすすめです。ソフトクリーム入りで、フルーツの酸味と相性が抜群。果肉入りソースを混ぜていただくと、美味しさも一層アップしますよ。
▲昔懐かしい「フルーツパフェ」。ソフトクリームが乗っていて、スイーツ好きにはたまらない!
▲軽食やオヤツにもぴったりの「ハニートースト」
上戸さんからのおすすめポイント
「ハニートースト」もおすすめできるメニューです。蜂蜜がパンに染み込んでいて、しっとりと口の中に甘さが広がります。ほどよいサイズ感ですから、ランチ後にカップルでシェアするのもアリですよ。
喫茶さぼーるへのアクセスと基本情報
住所 | 〒045-0003 北海道岩内郡岩内町万代10-8 |
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電話番号 | 0135-62-3463 ※予約は不可 |
最寄り駅 アクセス |
岩内バスターミナルより徒歩で約3分 |
営業時間 | (火~土曜日)9:30~17:00 (日曜日・祝祭日)10:00~17:00 |
定休日 | 毎週月曜日 ※時期により変更される場合あり |
公式サイト | https://www.instagram.com/sabo_ru_iwanai/(Instagram) |
取材協力:一般社団法人 岩内観光協会(https://www.iwanai-kanko.org/)