天然温泉あり!「道の駅 どんぐりの里いなぶ」で山里の魅力満喫デート|愛知県豊田市

この記事では、愛知県豊田市にある「道の駅 どんぐりの里いなぶ」を訪れるデートプランをご紹介します。かつて「塩の道」と「美濃街道」が交わる宿場町として賑わった、歴史ある山里・稲武(いなぶ)地区に位置する人気スポットです。 

2022年7月にリニューアルオープンしたきれいな道の駅で、地場産品が豊富に並べられた直売施設の他、地元ならではのランチを楽しめるお食事処や、清潔で充実した設備の温泉入浴施設まで併設されています。

今回は、「道の駅 どんぐりの里いなぶ」のスタッフさんにインタビュー取材をお願いし、詳しいお話を伺いました。

「道の駅 どんぐりの里いなぶ」で宿場町の息吹を体感

「道の駅 どんぐりの里いなぶ」に併設の直売施設「どんぐり横丁」の正面外観
▲併設の直売施設「どんぐり横丁」。2022年にリニューアルされた、使いやすい道の駅

編集部

今回は、初めて「道の駅 どんぐりの里いなぶ」さんにお邪魔しました。まずは、ロケーションや周囲の魅力について、簡単にご紹介をお願いします。

スタッフさん

国道153号線沿いにある「道の駅 どんぐりの里いなぶ」は、岐阜県境に近い豊田市の山間部・稲武地区に位置しており、緑豊かな周辺環境が魅力です。

こちら稲武地区は、かつての「塩の道」と「美濃街道」が交わる宿場町として、長く賑わっておりました。

春の枝垂れ桜(しだれざくら)で名高い「瑞龍寺(ずいりょうじ)」や、秋の紅葉が絶景の「大井平公園」、冬の幻想的な氷瀑(ひょうばく・大きなツララ)が人気の「湧水広場」など、周囲には季節ごとに美しい自然を堪能できるスポットが多くあります。

参考:いなぶ観光協会「瑞龍寺のしだれ桜」
参考:いなぶ観光協会「大井平公園」
参考:いなぶ観光協会「湧水広場の氷瀑」

お米の故郷と往時の宿場町を体感できる道の駅

編集部

どのようなコンセプトで営業されている道の駅なのでしょうか。

スタッフさん

稲武地区は、長らくお米の品種改良が盛んで、80年間近くにわたり、数多くの品種を世に送り出してきました。当地は、「お米の故郷」とも言われます。

お米を使った商品やメニューに触れていただいて、稲武地区のおいしいお米「ミネアサヒ」を広く知っていただくきっかけを提供できれば嬉しいですね。

愛知県豊田市の稲武地区で生産されるお米「ミネアサヒ」のパッケージ例
▲「ミネアサヒ」は、愛知県豊田市・稲武地区で生産されるおいしいお米

そして、先にも触れたように、かつての稲武地区は宿場町でしたので、往時の賑わいをお客さまにも感じ取ってもらおうと、「美濃街道」沿いの市町村の特産品も取り扱っていますよ。

デート中のお二人も、ぜひ往時の宿場町の息吹(いぶき)を感じ取ってみてください。

手ぶらでもOK!充実した設備の「稲武温泉どんぐりの湯」を併設

編集部

「道の駅 どんぐりの里いなぶ」さんには、天然温泉の入浴施設も併設されているそうですね。

スタッフさん

はい、当駅の敷地内に「稲武温泉どんぐりの湯」を併設しておりますよ。泉質は単純泉・低張性弱アルカリ性低温泉という天然温泉です。道の駅に併設された入浴施設としては、かなり広い方で、設備も充実していると思います。

「道の駅 どんぐりの里いなぶ」に併設の入浴施設「稲武温泉どんぐりの湯」の正面外観
▲併設の入浴施設「稲武温泉どんぐりの湯」。広くて、充実の設備を誇る

「道の駅 どんぐりの里いなぶ」に併設の入浴施設「稲武温泉どんぐりの湯」のフロントカウンター付近
▲受付のフロントカウンター付近。明るく清潔な雰囲気で、カップルも気軽に利用できる

季節の花々を観賞しながら入浴できる露天風呂の他、メディカルハーブのスチームサウナを楽しめる「花の温泉(1階)」や、木の温もりを味わえる内湯「森の温泉(2階)」など、趣向を凝らした設備です。

1階と2階にそれぞれ露天風呂・内湯・高温サウナがあって、週毎に男女のフロアが入れ替わります。ゆったりとくつろげる広めの休憩場所も確保しており、カップルでいらっしゃっても、一日のんびりと過ごしていただけるでしょう。

「道の駅 どんぐりの里いなぶ」に併設の入浴施設「稲武温泉どんぐりの湯」の露天風呂(1階)
▲日々のストレスを癒やしてくれそうな1階の露天風呂(しだれ桜の湯)。道の駅併設の温泉入浴施設とは思えない本格派!

基本利用料も大人(中学生以上)一人600円と、リーズナブルな設定です。また、タオルは300円、バスタオルは1000円で販売しており大変便利です。手ぶらでいらっしゃっても楽しめますから、お気軽にご利用いただければと思います。

ちなみに、「稲武温泉どんぐりの湯」では、オリジナルのラベンダー商品を扱っているんですよ。中でも保湿クリームは、老若男女を問わずによく購入されますね。

公式:道の駅 どんぐりの里いなぶ「どんぐりの湯」

「ミネアサヒ」を使ったおすすめ商品・メニューが豊富

「道の駅 どんぐりの里いなぶ」に併設の直売施設「どんぐり横丁」内のベーカリーコーナー
▲併設の直売施設「どんぐり横丁」内のベーカリーコーナー。種類も多く、ファンのお客さまも多い

ここからは、「道の駅 どんぐりの里いなぶ」で人気だったり、おすすめだったりするお土産やグルメについて、具体的にスタッフさんにお話を伺ってみましょう。

人気商品も多数!地元のお土産が並ぶ直売施設「どんぐり横丁」

編集部

「道の駅 どんぐりの里いなぶ」さんの直売施設「どんぐり横丁」では、主にどのようなアイテムを扱われているのでしょうか。よく出る人気商品にも触れていただけると嬉しいです。

スタッフさん

直売施設「どんぐり横丁」では、地元農産物を使ったオリジナル商品を豊富に揃えておりますよ。地場の新鮮な野菜類やお茶、地酒なども販売中です。採れたて野菜と稲武地区自慢のお米「ミネアサヒ」を使った商品は、とりわけ人気を集めています。

「道の駅 どんぐりの里いなぶ」に併設の直売施設「どんぐり横丁」内の野菜コーナー
▲「どんぐり横丁」内に並ぶ地場の新鮮な野菜類。価格も良心的な設定で、おうちデートの食材探しにも

「道の駅 どんぐりの里いなぶ」に併設の直売施設「どんぐり横丁」内のお米コーナー
▲「どんぐり横丁」で販売されるお米類。「ミネアサヒ」をまとめ買いするお客さまも多い

例えば、店内で焼いている地元産「ミネアサヒ」の米粉入りパンは、土日には行列ができるほどで、大変好評ですよ。パン生地は、しっとりとしてモチモチ感があり、リピーターのお客さまも目立ちます。

米粉入りパンを買い求めるために、頻繁に遠方から足を運んでくださるお客さまもいて、スタッフ一同とても嬉しいです。中でも、塩パン・りんごカスタードパン・こくまろカレーパンは、ダントツの人気となっています。

「道の駅 どんぐりの里いなぶ」に併設の直売施設「どんぐり横丁」内で販売される米粉入りパン各種
▲「どんぐり横丁」で販売される焼きたての米粉入りパン各種。日によっては1時間に1回焼き上がるのだそう

「ミネアサヒ」100%使用の手作り五平餅は、ご自宅用にも手土産用にも好評です。「美濃街道」沿いの市町村の特産品である岡崎の味噌や山岡の寒天、新城のお茶などもよく出ていますね。

あと、趣向は少々違いますが、当駅のマスコットキャラクター「グリッピー」も可愛らしく、ストラップやハンカチなどは、ちょっとしたプレゼント用にも人気です。

「道の駅 どんぐりの里いなぶ」に併設の直売施設「どんぐり横丁」内で販売されるマスコットキャラクター「グリッピー」関連グッズ各種
▲マスコットキャラクター「グリッピー」関連グッズ各種。可愛らしいので、集めている方も多いのだとか

「グリッピー」が刺繍されたバスタオルやTシャツは、カラーバリエーションも豊富なため、カップルやファミリーで集めている方もいらっしゃいます。

公式:道の駅 どんぐりの里いなぶ「どんぐり横丁」

地元グルメでランチデート!お食事処「どんぐりキッチン」も併設

編集部

直売施設「どんぐり横丁」内には、お食事処「どんぐりキッチン」が併設されているのですよね。提供されている主なメニューをご紹介いただけますか。

スタッフさん

「どんぐり横丁」内に併設の「どんぐりキッチン」では、豊富なオリジナルのメニューをお楽しみいただけますよ。使用しているお米は、もちろん稲武地区が誇る「ミネアサヒ」です。

五平餅のタレをアレンジして作った「五平味噌カツ丼」、地元産ジビエである鹿肉を使用した「ロースト鹿丼」、そして地場の野菜を盛り込んだ「稲武の旬菜と厳選素材の天丼」などは、おかげさまでよく出ています。

「道の駅 どんぐりの里いなぶ」に併設のお食事処「どんぐりキッチン」で提供される「五平味噌カツ丼」
▲併設のお食事処「どんぐりキッチン」で提供される「五平味噌カツ丼(1,100円)」。ボリューム満点の人気メニュー!

「道の駅 どんぐりの里いなぶ」に併設のお食事処「どんぐりキッチン」で提供される「ロースト鹿丼」
▲「ロースト鹿丼(1,600円)」も美味!地元産のジビエ肉をお手頃価格で堪能できる

他にも、ラーメン類やうどん類など、オーソドックスな食堂メニューのラインナップもあるんですよ。

なお、お食事処「どんぐりキッチン」の営業時間は11:00~15:30で、ラストオーダー時刻が15:00となっています。少々遅めのランチにも対応できますから、ドライブデート中にも利用しやすいのではないでしょうか。

公式:道の駅 どんぐりの里いなぶ「どんぐり横丁-どんぐりキッチン」

「道の駅 どんぐりの里いなぶ」からのメッセージ

「道の駅 どんぐりの里いなぶ」に併設の入浴施設「稲武温泉どんぐりの湯」で販売されるオリジナルのラベンダー商品類
▲併設の入浴施設「稲武温泉どんぐりの湯」で販売中のさまざまなラベンダー商品

編集部

これから「道の駅 どんぐりの里いなぶ」さんを訪れることを検討中のカップルへ向けて、何かメッセージがありましたら、ぜひお話しください。

スタッフさん

私ども「道の駅 どんぐりの里いなぶ」は、地場の特産品をお土産に選んだり、地元グルメをランチで堪能したりと、豊田市の歴史ある山里・稲武地区の魅力を体感できる施設です。一日のんびりと過ごせる天然温泉の入浴施設もあります。

気忙しい(きぜわしい)毎日に少々お疲れ気味のカップルには、ホッと一息ついていただけるでしょう。スタッフ一同お待ちしておりますから、ぜひ一度お立ち寄りになってみてくださいね。

編集部

リニューアルオープンで快適さ、清潔さが増した山里の道の駅で、ドライブデートの途中にも利用しやすいと感じます。

スタッフさん、いろいろなお話を聞かせていただきまして、本日はありがとうございました。

「道の駅 どんぐりの里いなぶ」の口コミ・感想

「道の駅 どんぐりの里いなぶ」に併設の入浴施設「稲武温泉どんぐりの湯」の露天岩壺湯(2階)
▲併設の入浴施設「稲武温泉どんぐりの湯」の露天岩壺湯(2階)

デート利用で「道の駅 どんぐりの里いなぶ」に立ち寄るカップルの参考になるよう、実際に訪れた皆さんがWeb上に残した口コミ・感想をチェックしてみましょう。

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いつも人気の道の駅で、特に週末はバイカーやファミリーで賑わいます。お食事処のメニューは、どれもおいしくてハズレがありません。いつも食べ過ぎてしまいます。
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温泉入浴施設は、道の駅とは思えないほど内容が充実していました。清潔で明るい感じなので、リラックスして気持ちよく過ごせます。
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規模感こそ大きくないけれど、必要十分な設備が整った道の駅、という印象。バイク用の駐輪場も備えられていて、ライダーカップルにはとてもありがたい。
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地元特産品の品揃えが豊富で、眺めるだけでも楽しめます。広いお手洗いは、いつ立ち寄ってもきれいです。

評判のよい、人気ある道の駅だと感じました。お食事処のオリジナルメニューのおいしさや、温泉入浴施設の充実振りに触れるコメントは、とりわけ多く目にします。

ドライブデートの途中で、ランチや休憩を目的に立ち寄っても、充実したひと時を過ごせそうなスポットでした。

「道の駅 どんぐりの里いなぶ」の基本情報(営業時間・アクセス)

住所 〒441-2522
愛知県豊田市武節町針原22-1
電話番号 【直売施設「どんぐり横丁」】
0565-82-3666

【稲武温泉「どんぐりの湯」】
0565-82-3135
最寄り駅・アクセス

【公共交通機関】
名古屋鉄道豊田線:浄水駅にて下車し、「とよたおいでんバス」に乗車して、「どんぐりの湯前」バス停下車で、徒歩約5分
※「足助」バス停にて乗り換え

【車】
東海環状自動車道:豊田勘八ICより約45分

駐車場 無料駐車場あり
※普通車用300台分以上(6ヵ所計)
※自動二輪用30台分以上
営業時間 【直売施設「どんぐり横丁」】
(平日)9:00~17:00
(土・日・祝日)9:00~18:00
※毎年12~3月は、土・日・祝日も~17:00
※併設のお食事処「どんぐりキッチン」の営業時間は、11:00~15:30(ラストオーダー時刻15:00)


【稲武温泉「どんぐりの湯」】
(平日)10:00~21:00
※最終受付時刻は、20:00
(土・日・祝日)9:30~21:00
※最終受付時刻は、20:00
休業日 【直売施設「どんぐり横丁」】
(毎年4~11月)無休
(毎年12~3月)毎週木曜日・年末年始
※祝日に当たる場合は営業し、翌日休み

【稲武温泉「どんぐりの湯」】
(通年)毎週木曜日・年末年始
※祝日に当たる場合は営業し、翌日休み
飲食施設 どんぐりキッチン
※直売施設「どんぐり横丁」内に併設※営業時間は、11:00~15:30(ラストオーダー時刻15:00)
車中泊の可否
※「どんぐりの湯」専用駐車場では不可
公式URL https://dongurinosato.com/

※最新の情報は、公式サイト等で都度ご確認をお願いします。
※記事中の金額は、すべて税込の表示です。