みそぱーくで伝統の味噌造りを体験!愛知・西尾市の100年味噌蔵見学デート

「マンネリ脱却!新しい発見満載の工場見学デート♪」特集の第1弾でご紹介するのは、愛知県西尾市にある「みそぱーく」です。

みそぱーくは、株式会社はと屋が運営している味噌・醤油を楽しむテーマパークです。

工場見学可能な味噌蔵をはじめ、体験教室に参加できる体験館、直売所、資料館、大駐車場を完備しており、味噌文化を多角的に楽しめる施設となっています。

今回は、みそぱーくの取締役である鳥山大輔さんに、施設の魅力や工場見学についてお話を伺いました。

「最近デートがマンネリしがち…」「工場見学デートを楽しみたい」と考えているカップルの皆様は、ぜひ最後までご覧ください。新しいデートスポットの発見につながるかもしれません。

みそぱーく:160年の歴史を持つ味噌蔵の魅力

みそぱーくの味噌蔵

インタビュアー

みそぱーくならではの良さを教えてください。

鳥山さん

当社は1861年に創業し、2021年を迎えた今年で160年となります。

味噌の製造、販売、加工等を行っており、他の味噌蔵と比較しても、醤油や味噌を使用したドレッシングなどの加工調味料のラインナップがとても豊富です。

製造に関しては、昔ながらの手法を守っており、木桶で3年熟成させた味噌を販売しております。この長期熟成により、深い味わいと豊かな香りが生まれます。

また、見学可能な味噌蔵と木桶は共に100年以上の歴史を持つもので、味噌蔵に一歩足を踏み入れた瞬間から、深い味噌の香りに包まれる体験ができます。この歴史ある環境で、伝統的な味噌づくりの工程を間近で見ることができるのが、みそぱーくの大きな魅力です。

みそぱーくの施設・サービスについて

みそぱーくの味噌蔵で製造された味噌

出典:みそぱーく公式Facebook

100年以上の歴史を持つ味噌蔵:伝統的な味噌造りの世界

インタビュアー

みそぱーくの見学時に味噌の生産シーンを見ることはできますか?

鳥山さん

実際の生産シーンをお見せすることはできませんが、100年以上使用している味噌蔵や木桶をご覧いただけます。

味噌蔵内には、木桶の側面の板や底板などを展示しております。これらの展示品を通して、伝統的な味噌造りの歴史を感じていただけます。

インタビュアー

工場見学の際に、他に注目すべきポイントはありますか?

みそぱーくの工場見学で訪れることができる資料館

出典:みそぱーく公式Facebook

鳥山さん

みそぱーくには、資料館も見学場所としてございます。

当社の資料館では、会社の繋がりやお客様との繋がりをテーマにした独特の展示物があります。一般的な蔵元とは異なる内容となっています。

例えば、会社の名前の由来となった鳩のグッズ、60年以上前のエコバッグ、100年近く前の宝船の絵などを展示しています。

これらの展示品を通じて、各時代における人や会社の繋がりを大切にしてきた歴史が感じられます。また、現代のような情報技術がない時代の先人達の技術力や表現力の素晴らしさにも触れることができます。

インタビュアー

明治や大正時代の物を間近で見学できるのは貴重な機会ですね。

施設内には、体験教室に参加できる「体験館」や古民家を活かしたBar「傳の蔵」などもあり、長時間楽しめる内容が充実していると感じました。

予約制の詳細ガイド:スタッフによる施設案内サービス

みそぱーくの味噌造りで用いられている蔵

出典:みそぱーく公式Facebook

インタビュアー

工場見学はどのような流れですか?

鳥山さん

ご予約いただく場合はスタッフがついてのご案内となりますが、ご予約でない場合は自由見学となります。

自由見学の方は、蔵や資料館に設置されている説明書きを読みながら、自由に見学を進めていただきます。説明書きは日本語と外国語(英語)で用意されており、海外からの観光客の方々にも対応しています。

カップルで楽しむ体験教室:みそまる作りとドレッシング作り

みそぱーくのみそまる体験教室の様子

インタビュアー

工場見学デートの楽しみ方などあれば教えてください。

鳥山さん

みそぱーくでは、みそまる作りやドレッシング作りなどの体験教室がありますが、5名様以上からの受付となっております。

そのため、カップルの方々には、木桶の前で写真を撮ったり、近くの西尾城への散策など、周辺の観光スポットも含めた散歩デートを楽しんでいただくことをおすすめします。

実際に、みそぱーくではカメラを持って写真撮影を楽しむカップルの姿をよく見かけます。工場内の味噌樽や発酵タンクなどの独特な設備が、魅力的な撮影スポットとなっているようです。また、工場内の味噌の香りや製造工程の見学など、五感で楽しめる要素も多いので、デートの思い出作りに最適です。

味噌の魅力が詰まったお土産:直売所の多彩な商品ラインナップ

味噌や加工調味料を購入できるみそぱーくの直売所

インタビュアー

工場で生産される商品のお試しや購入は可能ですか?

鳥山さん

直売店がございますので、購入が可能です。直売所では、味噌や醤油はもちろん、ゆず味噌だれ、ワインに合うディップソースなど、多様な加工調味料をご用意しています。お客様の好みに合わせてお選びいただけます。

インタビュアー

工場見学のプランの中に手土産が含まれているものはありますか?

鳥山さん

予約での工場見学の場合は、最後に甘味噌をプレゼントしています。

甘味噌は、野菜炒め、肉味噌、おでんなどの料理にお使いいただける万能調味料です。和洋中問わず様々な料理に活用できますので、ぜひお楽しみください。

効率的な工場見学:10〜30分で味噌造りの世界を堪能

インタビュアー

工場見学は一周どのくらいの時間がかかりますか?

鳥山さん

ご予約の場合は20〜30分程度、自由見学の場合は10分程度となります。ご予約の場合は、詳しい説明を交えながらゆっくりと見学していただけます。自由見学の場合は、ご自身のペースで効率よく見学できます。お土産の購入や写真撮影の時間を含めると、全体で1時間〜1時間半ほどお楽しみいただけます。

便利なアクセス:名鉄西尾駅から徒歩10分のみそぱーく

みそぱーくの工場見学デートで見られる味噌蔵

インタビュアー

公共交通機関で行く場合のアクセス方法を教えてください。

鳥山さん

名鉄西尾駅の西口から出て、ミスタードーナツを通過し、ドミノピザがある交差点まで進みます。

駅を背にして交差点を直進し、右手に康全寺が見える本町北交差点を左折します。

そこから約100メートル歩くと、左手にみそぱーくの看板と大きな駐車場が見えてきます。

インタビュアー

駅から徒歩10分以内の好立地にあるので、デートでも行きやすいですね。施設内に駐車場はありますか?

鳥山さん

はい、駐車場があります。30台駐車可能な広さがあります。

インタビュアー

それなら車でのデートでも、駐車場の心配をせずに訪れることができそうですね。

みそぱーく工場見学:予約方法と料金案内

みそぱーくの味噌桶や重石

年中見学可能:日曜・特別休暇以外の営業日案内

インタビュアー

いつでも見学できますか?

鳥山さん

見学は年中行っておりますが、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始休業時、そして日曜日は休館となっております。それ以外の日は見学可能です。

インタビュアー

予約での工場見学の場合、いつまでに予約したらいいですか?

鳥山さん

1週間前までにご予約ください。ただし、夏休みや春休みなどの長期休暇期間は早めに予約が埋まる傾向にあります。訪問日が決まりましたら、できるだけ早くご予約いただくことをおすすめします。

お得な工場見学:基本無料で楽しめるみそぱーク体験

インタビュアー

工場見学に必要な費用や入場料などの料金を教えてください。

鳥山さん

自由見学に関しては無料です。

ご予約制の場合は100円(税込)です。ただし、見学後に売店で使用可能な100円分の商品券をお渡ししています。そのため、実質的に無料でご見学いただけます。

インタビュアー

予約制の工場見学には、特典などもあるのでしょうか。

鳥山さん

はい、その通りです。予約特典として甘味噌のプレゼントをご用意しています。予約制を利用することで、より充実した工場見学を楽しんでいただけます。ぜひ予約制をご検討ください。

みそぱーく周辺の観光スポットとグルメ情報

みそぱーくの直売所や資料館の外観

出典:みそぱーく公式Facebook

インタビュアー

工場見学後に楽しめるような観光スポットや施設を教えてください。

鳥山さん

西尾歴史公園、抹茶ミュージアムの西条園 和く和く、抹茶ラボ 西尾伝想茶屋店、ケーキ専門店のラ・コンチェルオカヤスなどがあります。これらの施設では、西尾の歴史や文化、そして名産品である抹茶を楽しむことができます。

インタビュアー

西尾市は、抹茶の生産量が日本一なんですよね。みそぱーく付近には西尾抹茶をふんだんに使用したスイーツを堪能できるお店がたくさんあります。

抹茶スイーツは、甘すぎず上品な味わいのものが多いので、幅広い年齢層の方々に楽しんでいただけると思います。

インタビュアー

カップルにおすすめのデートプランを教えてください。

鳥山さん

朝の時間帯に工場見学をしていただき、歴史公園の散策、パフェなど美味しいものを食べるプランはいかがでしょうか。西尾の自然や文化に触れながら、地元の味を楽しむことができます。

インタビュアー

モノ作りの秘密を学んで知的好奇心が満たされる上に、西尾の観光スポットとご当地グルメも楽しめるデートプランになっているので、大満足の一日になりそうです。「お金をかけずに、ちょっと変わったデートを楽しみたい」という方には特におすすめしたいですね。

みそぱーくの人気:幅広い年齢層に支持される理由

みそぱーくの直売所で購入できる加工調味料

出典:みそぱーく公式Facebook

インタビュアー

みそぱーくではどのような利用者が多いですか?

鳥山さん

家族連れ、団体、親子での利用が多いです。特に、子どもから大人まで楽しめる施設となっているため、幅広い年齢層の方々にご来場いただいています。

インタビュアー

みそぱーくは製造過程の見学ができるだけでなく、味噌作り体験教室に参加できたり、オリジナルの味噌や加工品などのお土産が購入できたりと様々な工夫が施されているので、多くの方に人気がありそうですね。

リピーター続出:利用者の声と味噌の新たな魅力発見

インタビュアー

利用された方からの感想をいくつか教えていただきたいです。

鳥山さん

当社では見学に来られた方々に対して、豆味噌の使い方など様々なアドバイスをさせていただいています。

豆味噌は味が濃く、硬くて使いづらいイメージがありますが、多くの方が「早速使ってみよう」と言ってくださり、とても嬉しく思います。

インタビュアー

日本人の食卓に欠かせない味噌ですが、その魅力や美味しい食べ方を知る機会はあまりないように感じます。

工場見学に訪れると、「味噌にはこんな使い方があったんだ!」など思わぬ発見や感動が得られそうですね。味噌の新しい魅力に出会える貴重な機会だと思います。

カップルデートの新提案:みそぱーくで楽しむ工場見学の魅力

みそぱーくの味噌蔵で作られた加工食品

出典:みそぱーく公式Facebook

インタビュアー

最後に、これから利用されるカップルに向けてメッセージをお願いします。

鳥山さん

みそぱーくでは、日本の中で愛知県・岐阜県・三重県の東海3県でしか作られていない豆味噌の文化や歴史に触れることができます。これは非常に貴重な体験です。

また、西尾市には抹茶や一色産うなぎなど、たくさんの名産品があります。みそぱーくを訪れる機会に、ぜひ西尾市内も散策してみてはいかがでしょうか。みそぱーくを起点に、地域の魅力を存分に楽しんでいただければと思います。

みそぱーくの基本情報

住所 〒445-0861
愛知県西尾市吾妻町21番地1
電話番号 0563-56-7373
営業時間 9:00〜17:00
定休日 日曜日、お盆期間、年末年始
公式サイト https://hatoya-miso.com/

※営業時間や定休日など、最新の情報は公式サイトでご確認ください。店舗情報は変更される場合がありますので、ご来店の際は事前に公式サイトや電話でのお問い合わせをおすすめします。