
【山形】遊佐町「道の駅鳥海ふらっと」周辺で日本海と鳥海山のおいしいものと絶景を楽しむデートプラン
今回は、山形県飽海郡遊佐町にある「道の駅鳥海ふらっと」をメインに、日本海や鳥海山(ちょうかいざん)の自然に触れ、それぞれの恵みをいただくデートプランを紹介します。
「道の駅鳥海ふらっと」は、西に日本海、東に鳥海山があるので、どちらの食材もその場で食べたり購入したりできます。岩ガキやメロンなど季節ものの食材もあるので、地元の方も何度も通われるような人気の道の駅なんですよ。
道の駅に立ち寄る前後には、日本海と鳥海山の景色も眺めましょう。日本海の遠くまで広がる地平線は感動的で、鳥海山の麓にも神秘的なスポットがあるので、両方見どころがあります。
この記事では、日本海と鳥海山のおいしいものと景色、両方を贅沢に楽しむデートをご紹介します!
おすすめカップル:絶景好きのカップル、食べることが大好きなカップル
どんなデート?:ハイキング、美しい景色、おいしい物を食べる
目安時間:半日
目安予算:3,000円(お土産代は別途)
概要:鳥海山の麓で美しい景色とおいしい料理を楽しむデートプラン
鳥海山で本格的な登山をするには、かなりの時間と体力が必要となるので、気軽に鳥海山の自然が感じられるハイキングコースと、鳥海山の麓と日本海の絶景スポットを巡るデートプランを紹介します。たくさん歩くので、スニーカーなどの履きなれた靴で行きましょう!
10:00~11:00 | 丸池様と周辺を散策 |
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11:15~11:45 | 十六羅漢岩と眺望台付近を散策 |
12:00~13:30 | 「道の駅鳥海ふらっと」でランチとお買い物 |
14:00~16:00 | 高瀬峡ハイキングコースを散策 |
※空白の時間は移動時間です
デートのはじめは、庄内地方でも有数の映えスポット「丸池様(まるいけさま)」へ行きます。神秘的な丸池様は、晴れていると水面がエメラルドグリーンに見えてとても美しいので、たくさん写真を撮ってくださいね。
丸池様の近くに流れる牛渡川も、透明度が高くてきれいな川なので、ぜひ一緒に見てください。初夏に花を咲かせる梅花藻(ばいかも)の花は、とてもかわいらしいですよ。花が咲いていない時期でも美しい川は必見です!
森の中の丸池様の次は、海へ移動します。「十六羅漢岩」は岩礁に彫られた仏様で、全部で22体あるので、ふたりで数えてみましょう。仏様のバックに広がる日本海は、とても眩しくてきれいですよ。
次は道の駅へ移動し、ランチとお買い物をします。「道の駅鳥海ふらっと」では、おいしい海の幸と山の幸がたくさん食べられるので、カップルでたくさんシェアしていろいろ食べてくださいね。
「道の駅鳥海ふらっと」で食事と買い物が終わったら、鳥海山の麓にある「高瀬峡ハイキングコース」へ向かいます。ハイキングコースでは滝と林がたくさん見られるので、マイナスイオンをたくさん浴びて癒されましょう!
それでは、今回のメイン施設となる「道の駅鳥海ふらっと」について、詳しくご紹介します。
海と山の幸が手軽にたっぷり食べられる「道の駅鳥海ふらっと」
「道の駅鳥海ふらっと」は、日本海と鳥海山の間にある道の駅です。そのため、海の幸も山の幸もどちらもたっぷりといただけます。
特に海の幸が好評で、岩ガキの季節には行列ができるほどの人気ぶりです。また、店頭で焼かれている銀ガレイ焼きは一年通して食べられ、こちらも人気があります。
山形はフルーツ王国で米どころなので、おいしい農作物もたくさんあります。加えて、遊佐町の姉妹都市であるハンガリーのソルノク市との交流で栽培が始まったパプリカの商品も人気です。生のパプリカも販売されていますが、色鮮やかなジャムなどの加工品も販売されています。
お店の営業とは別に、休憩所やトイレは24時間開放されているので、鳥海山へ一日かけてじっくり登山される方は、仮眠を取ったり休憩したりもできます。お土産売り場では鳥海山グッズも販売しているので、ハイキングや登山のお土産にグッズを購入する方も多いんですよ。
今回はスタッフの村井さんに、「道の駅鳥海ふらっと」の魅力や周辺のおすすめデートスポットをお伺いしました。
観光途中に快適に過ごし、遊佐町の魅力を知ってもらうための道の駅
編集部
事前に「道の駅鳥海ふらっと」のホームページを拝見したら、「ふらっと寄ってみでの~」の文字がドンと目に入ってきて、とてもほっこりしました。おいしいものもたくさんありそうなのですが、まずは「道の駅鳥海ふらっと」の立地や特徴を教えてください。
村井さん
「道の駅鳥海ふらっと」は、東北山形県の最北、名峰「鳥海山」を有する遊佐町にあり、日本海側国道7号線沿い秋田県境に位置する道の駅です。
施設内には、農産物直売所「ひまわりの会」、鮮魚直売所「元気な浜店」、特産品売場、食堂「ふらっと」、ファーストフード、ラーメン「味の駅」、ベーカリー工房「ほっほ」があり、遊佐町の極上の自然と食材が楽しめます。
「道の駅鳥海ふらっと」にある各売り場では、鳥海山の恩恵を受けて育まれた食材を使って、オリジナル商品やメニューを考案して提供しています。
編集部
お食事処がたくさんある道の駅なんですね。お食事処がひとつしかない道の駅も多いので、訪問した時の気分によって食べたい物が食べられそうです。カップルで話し合ってお店を決めていただきたいと思います。
道の駅のテーマやコンセプトも教えていただけますか?
村井さん
「道の駅鳥海ふらっと」は、町の地域活性化と文化交流の観点から、21世紀における交流促進の中核を担う施設として誕生しました。
24時間休憩所やトイレの24時間開放など、ドライバーが利用しやすい道の駅としての機能のみならず、観光立ち寄り施設として、遊佐町ならではの魅力を発信する情報拠点としての役割を担っております。
鳥海山の恩恵を受けた山や里、日本海の海の幸などを販売する直売所に加え、地元の食材を使ったオリジナルメニューや特産品を数多く取り揃えており、鳥海山・ジオパーク関連商品もございます。
編集部
車中泊ができない道の駅も多いので、24時間開放されている道の駅には、利用者のみなさんも喜ばれるでしょうね。
海の幸以外にご当地カレーにパプリカ、珍しい野菜も販売されている
編集部
直売所では、鳥海山の恩恵を受けた海・山・里の幸を購入できるとお話しがありましたが、具体的にはどのような商品が販売されていますか?
村井さん
それでは、販売商品を売り場ごとにご紹介します。
まずは農産物直売所「ひまわりの会」ですが、パプリカの販売があります。遊佐町と姉妹都市であるハンガリーのソルノク市との交流から生産が始まった「パプリカ」は、生産者数日本一を誇り、遊佐町の特産品のひとつです。
>>パプリカ生産者数日本一の遊佐町(独立行政法人農畜産業振興機構)
▲パプリカの加工品は色鮮やかでとてもおいしそうです!
夏は「庄内砂丘メロン」、秋は「庄内柿」、冬は「長芋」などの他、白茄子など珍しい農産物も並んでいます。
▲庄内砂丘メロンは贈答品としても人気があります
次に鮮魚直売所「元気な浜店」です。庄内浜の夏の風物詩「天然岩ガキ」は、毎年行列ができるほどの盛況ぶりで、店頭で実演販売している通年商品の「銀ガレイ焼き」も人気があります。
▲天然岩ガキを目当てに毎年訪問するお客様も多いそうです!
秋は「鮭」、冬は「寒鱈」など旬の鮮魚が並び、店内で手作りしているフライなどの惣菜も好評です。
そして最後にご紹介するのは特産品売場で、遊佐町の耕作放棄地を活用して作付けされたサツマイモ「べにはるか」と遊佐町産のお米を使用した本格焼酎「耕作くん」がおすすめです。「耕作くん」を使用した「耕作くんジェラート」も販売しております。
▲耕作くんは、遊佐町で作られたサツマイモとお米を使用している焼酎です
山形県を代表する、さくらんぼ・ラフランスなどの果物を使用した土産菓子や、庄内を代表する枝豆「だだちゃ豆」のお菓子をはじめ、遊佐町の特産品「パプリカ」のジャムやパスタ、「鮭」の加工品、ご当地カレー「遊佐カレー」や地酒もございます。
▲遊佐町の川で獲れた天然の鮭も遊佐町の名物です
▲鳥海山の恵みが凝縮されたご当地カレー「遊佐カレー」はカレールゥの販売もあります
編集部
海の幸も山の幸も、幅広く販売されているんですね!販売されている商品は、四季折々それぞれ違うので、ぜひ季節ごとにたくさんお買い物していただきたいと思います。
購入したお野菜やお魚で、ぜひおうちデートも楽しみたいですね。
野菜売り場は生産者ごとの陳列棚があり、指名買いもできる!
編集部
「道の駅鳥海ふらっと」では多くの目玉商品が販売されていますが、販売の際に工夫されていることはありますか?
村井さん
直売所では、安全・安心・新鮮な生鮮野菜や果物・加工品をお客様に提供しています。生産者の顔が見える売場、生産者指名買いもできるように、陳列棚は生産者名ごとに分けられており、顔写真も掲出しているんですよ。
定番の食材のみならず、若い世代の生産者が手掛ける新品種などもおすすめしているので、ぜひ隅々まで見て回ってください。
編集部
直売所は定番の食材を販売する以外に、若い生産者の方が作られた新品種を発表する場としても活用されているんですね。とても素敵なことだと思います!新しいもの好きカップルにぜひ購入していただきたいですね。
生産者さんの顔がわかるように棚まで分けられているお店はなかなかないので、安心な気持ちでお買い物ができて、みなさん喜ばれると思います。
カップルにおすすめのお土産はさくらんぼワイン
編集部
たくさん販売されている商品の中で、特に人気のあるものを教えていただけますか?
村井さん
お土産も、売り場ごとに人気商品をご紹介します。
- 鮮魚直売所「元気な浜店」:銀ガレイ焼き、天然岩ガキ
- 農産物直売所「ひまわりの会」:庄内砂丘メロン
- 特産品売場:本格焼酎「耕作くん」
- ベーカリー工房「ほっほ」:遊佐カレーパン、鳥海山メロンパン
▲遊佐カレーパンには、ご当地カレーの「遊佐カレー」を使用しています
▲鳥海山をイメージしたメロンパンは、メロン果汁が練り込まれた生地の中にカスタードクリームが入っています。
編集部
季節ものの岩ガキやメロンも人気があるんですね。みなさん夏を楽しみにされていることと思います。カップルにおすすめのお土産も教えていただけますか?
村井さん
カップルでしたら「さくらんぼワイン」がおすすめです。山形県の特産品であるさくらんぼを使用しているワインで、甘くて飲みやすく、ピンク色をしています。カップも付属しているので、シェアして飲めますよ。
編集部
ピンクで甘いワインは、デートにピッタリですね!ぜひおうちデートで飲んでいただきたいと思います。ワイングラスがないおうちもあると思うので、カップがついているのも嬉しいポイントですね。
新鮮な海の幸(海鮮丼・定食)を楽しめる!
編集部
続いてお食事処についてお伺いします。「道の駅鳥海ふらっと」ではどんなものが食べられますか?
村井さん
お食事としては、下記のようなものをお召し上がりいただけますよ。
・かき揚げうどん・そば
・山形県産米「つや姫」のおにぎり
・海鮮丼
・各種フライ定食
・カツ丼
・遊佐カレー
・とびうおラーメンなど
スイーツでは、ラ・フランスソフトクリーム、だだちゃ豆ソフトクリーム、つや姫ジェラート、耕作くんジェラートなどがあります。※ラ・フランスソフトクリームは冬期間はお休み
▲直売所の野菜を使用しているかき揚げはとてもおいしいと評判です!
▲おにぎりには山形県産米のつや姫が使われています
▲海鮮丼はウニやマグロなど、海の恵みがぎっしり詰まっています
編集部
山形の農産物としては、果物のほかにお米も有名でしたね!海の幸から農産物まで、幅広いメニューがあって迷ってしまいそうです。数あるメニューのなかで、カップルおすすめのメニューはありますか?
村井さん
食堂で提供している「遊佐カレー」です。ハート型の人参がトッピングされていて見た目にも可愛らしいので、カップルにピッタリだと思います。
▲見た目が可愛い遊佐カレーですが、フライも乗っていてボリューム満点ですね!
編集部
ボリューム満点で、人参はもちろん、それ以外のお野菜のトッピングも可愛らしいので、男性にも女性にも喜ばれそうですね。他に、「道の駅鳥海ふらっと」の自慢のメニューはありますか?
村井さん
食堂「ふらっと」で提供している「いくら丼」には、遊佐町の川を遡上して来た川鮭からとれたイクラを使用しています。海でとれる鮭のイクラよりも弾力に富み、しっかりとした食感が特徴です。
▲いくら丼のいくらは、新鮮で今にも弾けそうですね!
編集部
山形でもいくらが食べられるんですね!川と海でいくらの味が違うことも知らなかったので、ぜひ実際に食べて違いを実感してみたいです。次に、おすすめのスイーツも教えていただけますか?
村井さん
「耕作くんジェラート」です。遊佐町のご当地焼酎「耕作くん」を使用したジェラートなのですが、アルコール度数1%未満なので、ドライバーやお子様でもお召し上がりいただけます。
芋焼酎の香りが楽しめるご当地アイスは、かなり珍しいんですよ。
▲焼酎・耕作くんを使ったジェラートは老若男女問わず人気があります
編集部
芋焼酎はふんわりとお芋の甘い香りがするので、ジェラートであれば男性にも女性にも食べやすくて喜ばれるメニューだと思います!他のソフトクリームなどと一緒に、カップルでシェアして食べていただきたいですね。
「道の駅鳥海ふらっと」の口コミや評価
編集部
「道の駅鳥海ふらっと」を利用されるお客様からは、どのような感想をいただきますか?
村井さん
たくさんのお声をいただくので、売場ごとにご紹介します。
- ■農産物直売所「ひまわりの会」
庄内砂丘メロンがおいしくて、知人に発送してもらい喜ばれました。
- ■鮮魚直売所「元気な浜店」
毎年行列に並んで貴重な庄内浜の天然岩ガキを食べることが楽しみなのですが、身が大きくて肉厚でおいしかったです。店頭で実演販売している「銀ガレイ焼き」も1枚が大きくておいしいです。
- ■特産品売場
地酒や地元蔵元のTシャツを販売していて、取り置きしてもらいました。鳥海山登山の記念に鳥海山バッジを買って帰りました。
- ■食堂「ふらっと」
地元の川に遡上してくる川鮭のいくらがたっぷりとのった「いくら丼」は、弾ける弾力があっておいしかったです。
- ■ファーストフード
直売所から仕入れた旬の野菜を使い手作りしているボリューム満点の「かき揚げ」をトッピングした「かき揚げうどん・そば」がおいしいです。
- ■ラーメン「味の駅」
とびうおでだしをとった「とびうおラーメン」は、飽きのこないあっさりとした味わいで、いつも注文します。
- ■ベーカリー工房「ほっほ」
ご当地カレー「遊佐カレー」を使った「遊佐カレーパン」は、ボリューム満点で揚げたては絶品です。
▲ラーメン「味の駅」で頂ける、とびうおでダシをとった、あっさりとした醤油ベースの「とびうおラーメン」
編集部
どのお店もそれぞれ個性があって、利用されたお客様はみなさん喜ばれているようです。鳥海山登山の記念グッズも買えるので、登山の前後に立ち寄るのもよいですね。
おいしい海産物を食べに何度も訪れたい道の駅
編集部で調べた「道の駅鳥海ふらっと」の口コミもご紹介します。
- 鮮魚直売所「元気な浜店」の銀ガレイ焼きは感動的なおいしさ!他にもおいしそうなお店がたくさんあるので、また行ってみたい!
- 岩ガキを目当てに行ったら、同じ目的の人がたくさんいました。売り切れてしまうので、なるべく早い時間に行った方がいいですよ。
- 鳥海山の登山前に仮眠を取るために利用しました。24時間開いているテーブルスペースが便利でした。
「道の駅鳥海ふらっと」には、おいしい海産物を求めて訪れる方が多いようですが、1度では食べきれないので、何度も通いたいといった声がたくさんありました。
また、駐車場では車内泊が可能なので、鳥海山登山へ行く前に仮眠を取る方も多いようです。休憩所やトイレは24時間使えるので、朝早くからの登山を考えている方は、利用するとよさそうです。
「道の駅鳥海ふらっと」からカップルへのメッセージ
編集部
それでは最後に、「道の駅鳥海ふらっと」の利用を検討しているカップルへ、メッセージをお願いします。
村井さん
「道の駅鳥海ふらっと」は、夏場の「庄内砂丘メロン」や「天然岩ガキ」をはじめ、遊佐町ならではの旬の食材や加工品、オリジナルメニューを販売・提供しております。季節ごとに旬を感じるラインナップを取り揃えておりますので、春夏秋冬足を運んでいただければ幸いです。
お食事処としては、食堂やファーストフード、ラーメン店やベーカリー等バラエティに富んだラインナップでお待ちしておりますので、ふらっとお立ち寄りくださいませ。「道の駅鳥海ふらっと」インスタグラムでも、日々情報発信しております。
▼新メニューなどの情報もたっぷりあります!
>>「道の駅鳥海ふらっと」公式インスタグラムはこちら
編集部
インスタグラムの投稿はこまめにされているので、「道の駅鳥海ふらっと」へ行かれる前にはぜひチェックしていただきたいですね。
今日は遊佐町の魅力とおいしいものをたくさん教えていただき、ありがとうございました!
「道の駅鳥海ふらっと」の基本情報
住所 | 〒999-8531 山形県飽海郡遊佐町菅里字菅野308-1 |
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電話番号 | 0234-71-7222 |
アクセス | 【車】 ・日本海東北自動車道酒田みなとI.Cから国道7号線を秋田方面へ20分(約16km) ・象潟仁賀保道路金浦I.Cから国道7号線を酒田方面へ30分(約26km) |
営業時間 | 【直売所】9:00〜17:30(11月〜3月は16:30まで) 【その他】9:00〜18:00(11月〜3月は17:00まで) ※食堂は9:30から、ラーメン「味の駅」は10:30から |
定休日 | 12月31日、1月1日 |
駐車場 | 計213台(普通車197台・大型車12台・身障者用4台) 第一駐車場/大型車12台、普通車80台、身障者用4台 第二駐車場/普通車48台 第三駐車場/普通車69台(営業時間内のみ開放) |
飲食施設 | ・食堂「ふらっと」 ・ファーストフード ・ラーメン「味の駅」 ・ベーカリー工房「ほっほ」 ・鮮魚直売所「元気な浜店」 |
車中泊 | 可 |
公式サイト | http://www.chokai-flat.com/ |
※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です
「道の駅鳥海ふらっと」周辺のデートスポット
道の駅周辺のデートスポットをご紹介します。「道の駅鳥海ふらっと」からは海も山も近いので、どちらも回ってみましょう!
おすすめのデートスポット
エメラルドグリーンの神秘的な池「丸池様」
鳥海山の伏流水によって、遊佐町では湧き水がいろんなところで見られるのですが、丸池様もその中の一つです。森の中にぽっかりとある池で、お天気や光の具合によって色が変わります。
丸池様は湧き水だけでできた池なのですが、じっと見ていると、池の底から水が湧いてくる様子が見られることもあります。倒木も腐らないといわれている神秘の池で、信仰の対象にもなっているので、周辺は厳かな雰囲気です。
村井さんからのコメント
当駅から車で15分ほどのところにある、遊佐町観光名所の池です。晴れた日には、エメラルドグリーンに輝き幻想的な光景が広がります。
6月下旬から7月中旬には、駐車場から丸池様へ向かう途中を流れる牛渡川に梅花藻が咲きます。白い小さな花が清流に揺れる様子が見られますよ。
▲6月下旬から7月中旬は、牛渡川にかわいい梅花藻の花が咲きます
公式サイト:遊佐鳥海観光協会
明治元年に作られた磨崖仏「十六羅漢岩」
十六羅漢岩は、日本海の厳しい環境の中で亡くなった漁師たちの供養と、海の安全を祈願して作られた磨崖仏です。
羅漢(悟りを得た高僧)16体のほかにも、釈迦牟尼・文殊菩薩・普賢菩薩・観音・舎利仏・目蓮が彫られているので、磨崖仏は全部で22体あります。ぜひおふたりで数えてみてください。
毎年7月の下旬には海上安全祈願式典が行われるのですが、式典にあわせて7月中旬から8月中旬までの約1か月間、十六羅漢岩がライトアップされます。近くの眺望台からは、美しい夕日も見えますよ。
村井さんからのコメント
日本海の岩場に彫られた羅漢像は、遊佐町の観光名所です。羅漢岩をバックに写真撮影されている方をよく見かけます。
公式サイト:遊佐鳥海観光協会
鳥海山の自然を気軽に感じられる「高瀬峡ハイキングコース」
引用:山形県公式観光サイト
村井さんから鳥海山登山をすすめていただきました。本格的な登山となると丸一日、もしくは一泊二日かかるので、今回は往復約2時間で、デートでも手軽に鳥海山の自然が感じられる「高瀬峡ハイキングコース」を紹介します。
高瀬峡ハイキングコースの入口は、藤井公民館近くにある「山の神」の祠の駐車場です。「道の駅鳥海ふらっと」からは車で20分くらいの場所にあります。そこに車を停めて、渡戸橋・屏風岩、蔭ノ滝、婆々沢橋、大滝と進んでいきましょう。
ハイキングコースでは、たくさんの滝と林が見られます。また、駐車場がある山の神には湧き水もあるので、ぜひ喉を潤してください。ここへ湧き水を汲むために足を運ぶ人もいるくらいおいしい湧き水ですよ。
公式サイト:遊佐鳥海観光協会
まとめ:海と山、両方の自然を眺めておいしいものを食べるデート
「道の駅鳥海ふらっと」は、日本海と鳥海山の間にある道の駅なので、どちらの恵みもいただけます。また、周辺ではどちらの景色も見られるので、海派のカップルも山派のカップルも楽しんでください。
「道の駅鳥海ふらっと」で特に人気があっておすすめなのは、夏の岩ガキとメロンですが、フルーツ王国で米どころの山形には、春夏秋冬それぞれに目玉商品がありますので、季節ごとに何度でも足を運んでいただきたいです。
また、ハイキングで鳥海山の自然に感動したカップルがいらっしゃったら、ぜひ本格的な鳥海山登山に挑戦してみてください。「道の駅鳥海ふらっと」はトイレや休憩所が24時間開放されているので、仮眠を取る際にも利用するといいですよ。
ぜひ「道の駅鳥海ふらっと」でおいしいものをたくさん食べて、周辺の自然に癒されるデートを贅沢に味わってくださいね。