大分県佐伯市・酒蔵「ぶんご銘醸」の日本酒「佐伯飛翔」を紹介!おうちディナーデートのお供におすすめ

「デートがしたいけれど、出かけるのは少し面倒・・・」というカップルにおすすめなのが、おうちディナーです。今回は、そんなおうちディナーデートのお供にぴったりな、ぶんご銘醸の日本酒をご紹介します。

ぶんご銘醸は大分県佐伯市(さいきし)にある酒蔵で、日本酒をはじめ、焼酎や甘酒などの製造・販売を行っています。

この記事では、おうちディナーにおすすめの日本酒や相性の良い手軽なおつまみ、お酒が苦手なカップルでも楽しめる飲み方アレンジなどを幅広く紹介しています。

ぜひ、最後までお読みいただき、おうちディナーデートの参考にしてください。

飲酒は二十歳になってから

飲酒運転は法律で禁止されています。妊娠中や乳児期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。お酒は楽しく適量を。飲んだ後はリサイクル。

1910年創業、地元愛に支えられるぶんご銘醸の魅力

大分県は、もともと清酒の製造が盛んな地域でした。清酒とは、米や米こうじ、水などの原料を発酵させてこしたものを広く指します。

ぶんご銘醸も当初は清酒を製造していましたが、1975年(昭和50年)頃に起こった焼酎ブームをきっかけに、焼酎を主力製品として造るようになりました。

しかし、2011年(平成23年)に地元・佐伯市の人々の支援を受けて日本酒「佐伯飛翔」の製造を再開しました。

ぶんご銘醸による清酒造りの復活を願う人々や地元の経済界で結成された「佐伯飛翔の会」には、約200名の会員がいます(2021年10月時点)。

地元の皆さんの期待に応えるため、ぶんご銘醸はより美味しい「佐伯飛翔」を造るための挑戦と進化を続けています。

それでは、ぶんご銘醸の代表取締役兼清酒杜氏である狩生孝之(かりうたかゆき)さんに、酒造りへのこだわりや想いについて詳しくお聞きしましょう。

原材料は佐伯市産の米にこだわる、地元密着型の酒造り

編集部

のどかな田園風景は、お酒の美味しさを象徴しているようですね。ぶんご銘醸の歴史と、お酒に使われている米や水について簡単に教えていただけますか?

狩生さん

はい。ぶんご銘醸は1910年(明治43年)に、大分県佐伯市本匠地区に清酒製造蔵として創業しました。

ぶんご銘醸の日本酒には、九州屈指の清流と言われている番匠川源流域の伏流水が使用されています。この地域では、初夏になると川一面にホタルが舞い、幻想的な風景が見られます。

ぶんご銘醸の特徴は、すべての原材料を地元・佐伯産の米で仕込んでいることです。

ぶんご銘醸の蔵の近くにある田んぼ
▲ぶんご銘醸の日本酒に使われている米は蔵の近くの田んぼで栽培されている

私たちは、酒の仕込み水と同じ伏流水を使って栽培された米は、どの米よりも日本酒との相性が良いと信じています。また、佐伯市の水と米を使うことで、この土地の風土を最も反映したお酒が造れると考えています。佐伯市の豊かな自然環境が、私たちの日本酒の味と品質を支えているのです。

酒造りを通して地元・佐伯市の魅力を発信

大分県佐伯市の農家の人が酒米の田植えをしている様子

編集部

日本全国にたくさんの酒蔵がありますが、想いやこだわりは企業によって違います。ぶんご銘醸では、どのような想いでお酒造りをしているのでしょうか?

狩生さん

ぶんご銘醸は、大分県佐伯市にある蔵元として「その風土が反映される日本酒造り」を理念としています。伝統文化産業でもある酒造りは、古くからその土地に根づいており、かつては農業とも深いつながりがありました。

現代では、流通や情報の発達により、全国どこからでも様々な米を入手できるようになりました。しかし、ぶんご銘醸は佐伯市に根ざした蔵元です。そこで私たちは「佐伯市でしかできない酒造りとは何か」を考え、この地域で生産された原料を使ってお酒を表現していくことにしました。

佐伯の土から生まれた農作物や清流番匠川の水には、先人たちから受け継がれ、守り続けられている文化があります。これらを活かすことで、佐伯市ならではの日本酒を造ることができるのです。

美味しいことはもちろん、その味わいから蔵元の土地柄を感じられる日本酒は、人々の心に響くと思います。また、私たちが次世代へとぶんご銘醸の理念を伝えていくことで、「酒造りを通して地域の魅力を表現する」という酒蔵のあるべき姿を確立することができると考えています。

ぶんご銘醸で使用されている槽搾りの機械
▲余分な圧力がかからない槽搾り(ふなしぼり)

ぶんご銘醸の職人たちが上槽作業をする様子
▲職人たちが協力してもろみから生酒をしぼる

編集部

飲むことで地域性を感じられるのは、日本酒がもつ大きな魅力ですね。大分県佐伯市エリアに馴染みがない方でも、ぶんご銘醸の日本酒を通して佐伯市で生産された米や水の風味を感じることができそうです。地元産にこだわった日本酒を造り続けることは、地域の特色を伝え、さらには地域を盛り上げる上でも非常に重要な取り組みだと言えるでしょう。

ぶんご銘醸が誇る「佐伯飛翔」シリーズとおすすめ銘柄

ぶんご銘醸で製造される日本酒の主要な銘柄は、「佐伯飛翔(さいきひしょう)」と「鶴城」です。中でも代表的な銘柄である「佐伯飛翔」は、商品のラインナップが豊富で、様々な味わいを楽しむことができます。

「佐伯飛翔」は地元・佐伯産の米のみで造られた純米酒です。伝統的な槽搾り(ふなしぼり)という方法でもろみを搾っているため、余分な圧力がかからず、柔らかく雑味の少ない味わいが特徴です。

ここからは、おうちでのロマンティックなディナーにぴったりの「佐伯飛翔」の中でも、特におすすめの商品をご紹介します。

【おすすめ】1番人気の「純米吟醸 佐伯飛翔」

「純米吟醸 佐伯飛翔」720ml 日本酒度 中口
酸度 1.6~1.8
金額 3,300円/1,800ml
1,760円/720ml
精米歩合 50%
アルコール度数 15%
使用米 佐伯産吟のさと
アミノ酸度 1.7

きれいな味わいと上品な香りが特徴の「純米吟醸 佐伯飛翔」は、食事と一緒に楽しむ食中酒としても最適です。50%まで丁寧に磨いた米を低温でゆっくりと時間をかけて醗酵させ、伝統的な槽搾り(ふねしぼり)の方法で造られた日本酒です。

酒質が柔らかく雑味が少ないので、様々な料理の美味しさをさらに引き立てます。和食はもちろん、洋食や中華料理とも相性が良いでしょう。

※2023年6月現在は、公式サイトでの販売はありません。お近くの酒販店やデパートなどでお求めください。

辛口ファン必見!地元の魅力が詰まった「純米酒 佐伯飛翔」

「純米酒 佐伯飛翔」1,800ml 日本酒度 辛口
酸度 1.6~1.8
金額 2,530円/1,800ml
1,320円/720ml
精米歩合 65%

ぶんご銘醸の看板商品「純米酒 佐伯飛翔」は、大分県佐伯市で生産された米と、清流番匠川の水のみを使用して醸造されています。地元の素材にこだわった純米酒です。

やや辛口の味わいで、旨味とコクが特徴的です。冷酒で楽しむのはもちろん、45℃ほどに温めて上燗で飲むと、また違った風味を楽しむことができます。温度によって変化する日本酒の魅力を感じられる一本です。

※2023年6月現在、公式サイトでの販売は行われていません。お近くの酒販店などでお求めください。

女性にもおすすめ!ぶんご銘醸の「梅酒」

「日本酒はちょっと苦手・・・」という方には、地元・大分県大山産の梅を使用して造った梅酒がおすすめです。

ロックや炭酸で割るなど、飲み方のアレンジも自由自在。梅の爽やかな香りが心地よく、アルコール度数も低めなので、お酒に強くない方でも楽しみやすいのが特徴です。

ナッツやスナックなどの軽い食べ物をつまみに、カップルで会話をしながらゆっくりと過ごすのもおすすめです。気になる価格は、500mlで880円となっています。

※2023年6月現在は、公式サイトでの販売は行われていません。

日本酒通も唸る!カップルにおすすめのぶんご銘醸の銘柄

「せっかくおうちディナーデートをするなら、いろいろな日本酒を試したい」と思っているカップルも多いのではないでしょうか。

ぶんご銘醸の狩生さんに日本酒好きな方におすすめの銘柄を伺ったところ、挙げられたのは「佐伯飛翔」でした。この銘柄は、地元大分の酒米を使用し、豊かな味わいが特徴とのことです。

日本酒は、温度によって味わいが大きく変化します。日本酒愛好家のカップルは、ぜひ冷酒(10度前後)や常温(冷や、15〜20度)、温めた燗酒(かんざけ、40度前後)など、2人でさまざまな温度の日本酒を試してみてください。それぞれの温度で異なる風味や香りを楽しむことができ、デートの会話も弾むでしょう

「純米酒 佐伯飛翔」の魅力と楽しみ方

「純米酒 佐伯飛翔」は、日本酒愛好家からも高く評価されている銘柄です。冷酒から熱燗まで、幅広い温度帯で楽しめるのが大きな特徴です。温度によって異なる味わいを楽しめるので、カップルで好みの飲み方を探すのも楽しいでしょう。

「純米酒 佐伯飛翔」と相性が良いおつまみには、トロサーモンやブリなどの脂がのった魚の刺身があります。また、いかの塩辛とクリームチーズを和えた濃厚な味わいのおつまみも、この日本酒のすっきりとした味わいとよく合います。

>>>「純米酒 佐伯飛翔」の詳細へ

「純米吟醸 佐伯飛翔」で味わう贅沢な一杯

辛口の日本酒が好みなら「純米吟醸 佐伯飛翔」がおすすめです。スッキリとした飲み口は、日本酒愛好家の間でも高い評価を得ています。

「純米吟醸 佐伯飛翔」は、カレイやタイなどの煮魚と相性が良いです。さらに、意外にも「純米吟醸 佐伯飛翔」は、ビターテイストの生チョコとの相性が抜群なのです。

生チョコは、お洒落な小皿に盛り付けるだけで簡単におつまみが完成します。ビターテイストの生チョコを添えて、大人の雰囲気漂うおうちディナーデートを楽しんでみてはいかがでしょうか。

>>>「純米吟醸 佐伯飛翔」の詳細へ

日本酒デビューにぴったり!初心者向けおすすめ銘柄

「アルコールが苦手でも、飲みやすい日本酒が知りたい」という方もいることでしょう。そこで、ここからは日本酒初心者におすすめな銘柄を紹介します。

日本酒に慣れていないカップルは、炭酸水やジュースを加えるなど、飲みやすいアレンジを2人で一緒に考えるのがおすすめです。例えば、日本酒にレモンジュースを加えた「サムライロック」や、日本酒とジンジャーエールを混ぜた「日本酒ジンジャー」などがあります。

もちろん、ロックでしっとりと飲むのもよいでしょう。2人の思い出を振り返りながらお猪口を傾け合うのも、ロマンティックなおうちデートになるかもしれませんね。日本酒の香りや味わいを楽しみながら、ゆっくりと会話を楽しむのもおすすめです。

数量限定の逸品!「純米酒 佐伯飛翔 うすにごり」を楽しもう

「純米酒 佐伯飛翔 うすにごり」720ml 日本酒度 +2
酸度 1.5
金額 1,430円/720ml
精米歩合 65%
アルコール度数 16%
使用米 ・佐伯産ヒノヒカリ
・吟のさと
アミノ酸度 1.5

「純米酒 佐伯飛翔 うすにごり」は、甘い果実のような香りとシュワっとしたフレッシュな炭酸感が特徴のお酒です。柔らかな口当たりと爽やかな味わいが楽しめます。

冷やしてロックで飲むと、「純米酒 佐伯飛翔 うすにごり」の美味しさがさらに引き立ちます。お酒が苦手な方は、お水やジュースで割るのもおすすめです。炭酸水で割ると、さっぱりとした飲み心地になります。

また、冷凍のフルーツミックスをグラスに入れてからお酒を注ぐと、果実感が増して見た目も華やかになりますよ。季節のフルーツを使うと、よりデートらしい雰囲気が出せます。

「純米酒 佐伯飛翔 うすにごり」と一緒に楽しむおつまみは以下の4つがおすすめです。

  • 魚のカルパッチョ
  • クリームチーズ
  • 焼き鳥
  • ビターテイストの生チョコ

クリームチーズにクラッカーを添えるだけでも、オシャレな洋風おつまみが完成します。焼き鳥は、コンビニや屋台で購入するのも手軽で良いでしょう。魚のカルパッチョは、お酒の爽やかさを引き立てる相性抜群のおつまみです。

※2023年6月現在は、公式サイトでの販売はありません。お近くの酒販店やデパートでお求めいただけます。

ぶんご銘譲の日本酒を購入する方法

ぶんご銘醸の日本酒は、以下の場所で購入することができます。

  • 大分県佐伯市の酒販店
  • 全国の特約店
  • ぶんご銘醸ECサイト(麹の杜オンラインショップ)

ぶんご銘醸の公式サイトから、オンラインショップに簡単にアクセスできます。自宅にいながら好みの日本酒を選んで購入することができるので、とても便利です。

>>ぶんご銘醸公式オンラインショップはこちら

まとめ:地元・佐伯市を愛するぶんご銘醸

ぶんご銘醸の狩生さんから、おうちディナーデートを計画しているカップルへ向けて、メッセージをいただきました。

狩生さんからのコメント

日本酒は古くから日本に伝わる伝統文化です。長い歴史の中で日本各地でさまざまな製造方法が生まれ、現在に至っています。

そして今なおその地域、その酒蔵に合った形で変化し続けています。そういった意味でも日本酒は地域の風土を反映しているものだと思います。

家で美味しい料理とともに日本酒を飲む際には、ぜひ日本酒が造られた地域がどんな所にあって、どんな食べ物があるのかなどに、思いを馳せていただきたいです。

そうすることで、より一層日本酒の美味しさが増し、味わいの裏側にあるストーリーが見えてくると思いますよ。

ぶんご銘醸の魅力を一言で表すならば、「強い地元愛」だと言えます。狩生さんをはじめとするぶんご銘醸の職人たちや地元の方々の想いが詰まったお酒は、2人のおうちディナーを盛り上げてくれること間違いありません。

また、大分県佐伯市には、「ごまだし」と呼ばれる郷土料理があります。焼き魚と醤油、みりんだけを使ったシンプルな料理ですが、お湯を注ぐだけで美味しい出汁に早変わりします。

寒い季節には「ごまだしうどん」を作ってぶんご銘醸のお酒と一緒に、2人でちょっとしたご当地デートを楽しんでみてはいかがでしょうか。例えば、佐伯市の名産品や風景の写真を見ながら、地域の魅力について語り合うのも良いかもしれません。

おうちディナーデートを計画しているカップルは、ぜひぶんご銘醸の日本酒を選んでみてくださいね。地元の想いが詰まった日本酒を味わいながら、2人の絆をより深めることができるでしょう。

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酒蔵「ぶんご銘醸」の基本情報

住所 〒879-3105
大分県佐伯市直川大字横川字亀の甲789-4
お問合せ TEL:0972-58-5855
問い合わせフォーム:https://www.bungomeijyo.co.jp/contact/
受付時間 9:00~17:00(土・日・祝日を除く)
公式サイト https://www.bungomeijyo.co.jp/

※表示価格はすべて税込みです
※最新の情報は公式サイトでご確認ください