【東京デート】アマヤドリで感動体験!初心者カップルにおすすめの劇団紹介

この記事では、アマヤドリという劇団の魅力について深堀りしていきます。東京を拠点にしている劇団ではありますが、地方公演もあり、劇場を満席にするほど人気です。また、動画配信もしているので、地方に住んでいる2人にもおすすめできる劇団ですよ。

ファンタジーや普通の生活の中に、解決が難しい現代の社会問題をうまく取り入れた作品が多く、観劇した後に2人で感想や意見を話し合いたくなるに違いありません。

アマヤドリの公演は、演劇が好きなカップルはもとより、今まで見たことがないカップルも気軽に楽しめる作品です。たまには観劇デートもいかがでしょうか。

こんなカップルにおすすめ!
向いてる年代:18歳〜49歳
おすすめカップル:セリフ劇の好きなカップル、群舞が好きなカップル
演劇スタイル:ストレートプレイ
観劇料:3,500〜4,000円
場所:東京を中心に全国で公演

“秩序立てられたカオス”にくぎ付けになる「アマヤドリ」

『水』の群舞

アマヤドリは、2021年に創立20周年を迎えた劇団です。作品には、社会問題を題材にしているものが多いですが、堅苦しい内容ではなく一気に引き込まれてしまうストーリーで、多くのファンの心を鷲掴みにしています

公式ホームページの劇団紹介文には「変幻自在の劇言語」「自由自在の身体性」「秩序立てられたカオス」という言葉が書かれています。

作品の中には会話劇もあれば、詩を聴いているような感覚になるものもあり、作品ごとに変わる「変幻自在の劇言語」を感じられますし、「自由自在の身体性」は群舞などで余すところなく表現されています。

ストーリーの中には問題が解決せず終わるものや、正反対の性質のものを演劇で表現されており、作品が終わった後の余韻をうまく残しています。

今回は、劇団アマヤドリで主宰・劇作・演出をされている広田淳一さんに、アマヤドリの特徴や魅力についてお話を伺いました。

アマヤドリの誕生:東京大学の学生劇団から発展した歴史

『崩れる』の演技の一部

編集部

2021年に創立20周年を迎えられたそうですが、劇団アマヤドリの歴史を簡単に説明していただけますか?

広田さん

2001年、東京大学の学生劇団を母体に「ひょっとこ乱舞」として結成しました。2012年に 「アマヤドリ」へと改称し、現在に至るまで広田のオリジナル戯曲を中心に古典なども含めて演劇公演を行っています。

2012年には初の国内ツアーを実施し、横浜・北海道・福岡・京都など四都市を巡りました。以後、何度かツアーをさせていただいて、関東圏以外でもちらほら公演をしています。

2013年にアマヤドリで運営する「スタジオ空洞」をオープンし「雨天決行」というスタジオ公演シリーズを開始しました。近年では、「演技のためのジム」という外部に開かれた不定期開催のワークショップも開いています

編集部

「演技のためのジム」は広田さんが演技のトレーニングをする場所として開催されているそうですね。一方的に教える・教わるような場所ではなく、皆で演技を見てディスカッションをするのが開放的だなと感じました。

多彩なレパートリー:ファンタジーから古典まで幅広い作品展開

『青いポスト』の一場面

編集部

演劇のジャンルはどのようなものが多いのでしょうか?

広田さん

主にストレートプレイです。現代日本を舞台にした直球勝負の会話劇もやりますが、もっとファンタジックな、寓話性の高い作品、あるいは古典なども上演します。

うちの場合は純然たる会話劇というのは少なくて、ダンス的な要素が入ってきたり、身体性の高い舞台を作ることが多いですね。装置もホントにシンプルなものが多くて、俳優の身体で情景を立ち上げていくという、そんな形の舞台を目指しています。

『青いポスト』の一場面
▲何もないステージで、演技だけで見せる俳優さんの演技力の高さが伺えます

編集部

ストレートプレイとは、セリフ劇とも言われる、セリフと芝居で成り立つ一般的な演劇のことですね。

『ブタに真珠の首飾り』は女性4人のみの会話で成り立っていますが、自分が実際にその場にいて、その会話を聞いているような気分になります。ただの会話なのに、現実味を帯びていて俳優さんの演技力の高さに脱帽です。

アマヤドリの特徴:全員参加の群舞と常に進化する演出

編集部

一度公演を見た人がアマヤドリのファンになることが多いそうですが、アマヤドリだからこその特徴を教えてください。

広田さん

アマヤドリでは、多くの作品のラストに俳優全員でダンス(群舞)をします。

ダンサーではなく俳優たちによるダンスということで、アイコンタクトや呼吸を合わせるなど俳優同士のコミュニケーションを含んだ劇団ならではの身体表現になります。物語のラストで舞台空間いっぱいに全力で踊る俳優の姿は、他の劇団にはない魅力といえます。

『水』の一場面の群舞
▲俳優さんが一斉に踊る群舞は見ごたえがあります

また、アマヤドリは公演が終わるときまで進化し続けようという姿勢で本番に臨みます。なので公演期間中でも、一行や一文字レベルでの細かいセリフや照明音響の変更が演出から指示され、作品が変化していきます。

編集部

演出が変化し続けているから何度見ても飽きないのですね。

群舞と言えば、『青いポスト』の群舞はひときわ印象的でした。1人だけずれていく群舞に悲しみや怖さを感じますね。群舞は一見ストーリーと関係ないように思えますが、群舞で場を締めているような気がしました。

初心者も楽しめる:共感性の高いテーマと再演希望の多い人気作品

編集部

アマヤドリの演目はどれも人気があると思いますが、その中でも繰り返し公演されている、特に人気の作品を教えてください。

広田さん

『ロクな死にかた』という作品は三度再演しています。恋人や友人など、他者の死を生きている人たちがいかに受け入れていくかという物語です。

舞台・演劇を見た事がない方でも共感しやすいテーマと好評で、東京で1か月のロングラン公演を行った他、3都市でツアー公演を行いました。

わりと再演をたくさんやる劇団ではあるので、その都度ブラッシュアップして大抵の作品は何度か上演します。2020年に行った二本立て公演の『水』という作品は四演目で、『青いポスト』も再演でした。

『水』の一場面
▲ファンタスティックなラブロマンスの『水』

『青いポスト』の一場面
▲『青いポスト』は双子を中心に繰り広げられるファンタジー

編集部

『ロクな死にかた』の口コミを見ると、何度も観劇している人が多いですね。そして、「もう一度見たい」と書き込んでいる人が本当に多かったです。観客を感動の渦に巻き込む作品なので、再演されるのだろうと感じました。

作品のアイデアなどはどのように出していらっしゃるのですか?

広田さん

主宰・広田淳一が興味を持った社会問題や、日常生活で感じた生きづらさが作品の原点となることが多いです。他にも海外の作品の上演にチャレンジすることもあります。

惹きつけられるストーリーを生む脚本家・広田淳一さん

『水』の出演者が手を上げて叫んでいる演技

アマヤドリでは、主宰であり脚本や演出も手掛け、しばしば出演もしておられる広田淳一さんの作品を公演しています。広田さんは海外でも評価の高い劇作家・演出家として知られている方で、主な経歴をご紹介します。

  • 2004年:若手演出家コンクール最優秀演出家賞受賞
  • 2011年:韓国・ソウルで開催された『アジア演出家展』招聘現地俳優と共に、モリエール『ドン・ジュアン』発表
  • 劇団以外の外部作品では、朗読劇『季節が僕たちを連れ去ったあとに』演出
  • 近年では最新技術を用いたVR演劇『僕はまだ死んでない』脚本提供 など

全国展開:東京拠点の公演活動と九州から東北までのツアー公演

編集部

どのような劇場で公演されているのですか?

広田さん

東京を拠点に活動しているのでやはり東京近郊です。中でも、池袋、目白、新宿、下北沢あたりが多いでしょうか。劇場の広さは、キャパ50人程の小劇場から、300人ほど入る中劇場ぐらいまでです。

小さな劇場ほど、お客様との距離が近く一体感があります。劇場が大きめになると、全体を見渡せる席が多くなるので、全体を俯瞰しながら楽しむことができます。

近年行った地方へのツアー公演では、仙台・伊丹・大阪・福岡を周りました。

編集部

「地方公演があったので見ることができた」という感想もありますし、東京だけでなく地方都市で観劇できるのは嬉しいですね。

地方にも劇団はあると思いますが、観劇が好きなカップルなら、東京の劇団が公演に来てくれるとより多くの作品を見ることができて嬉しいと思います。

幅広い支持層:観劇初心者から若年層まで人気の理由

『水』の一場面

編集部

観客はどのような層が多いのでしょうか?

広田さん

20代〜40代の方が多いですが、高校演劇部や大学の演劇サークルに所属している10代の若い層の方も観に来てくださいます。

お芝居を見たことがないというお客様も多いです。そういったお客様が今後さらに増えたらよいなと思っています。

ありがたいことに「何から見ていいかわからない!」といった時に「とりあえずアマヤドリを見てみれば?」とおすすめいただくことも多いので、観劇初心者の方も多いですね。

編集部

観劇をするというと敷居が高いイメージもありますが、映画やコンサートを見るのと同じような感覚でよいものですよね。アマヤドリの作品は観客が入り込みやすいストーリーや演出が多いので、初めて見る人にもおすすめだと思います。

若い年代や、観劇初心者からも支持されているアマヤドリですが、みなさんはどのような想いで公演をされていますか?演劇やお客さんに対する想いがあればお聞かせください。

広田さん

自宅にいながら様々な動画配信サービスが見られる現代において、劇場に足を運ぶのってものすごく面倒で大変に感じられることになっていると思うんです。チケット代だって決して安くはありません。

だけど、同じ空間を共有して生身の人間が目の前で演じることっていうのは、やはり何物にも替えがたい力があると思うんです。どんな高画質でも勝てませんし、照明・音響など、空間に身を置くことでしか得られない感覚というのは圧倒的なものがあると思います。

僕らは究極的には「お客様に面白いと言って感動してもらうため」に舞台を作っています。コロナ禍以降、僕らも動画配信を頑張って行っていますが、やはり何分の一かしか魅力を伝えられない。

僕らの劇団でなくてもいいので、ぜひとも年に何回かは生の舞台に触れていただければな、と願っています。

編集部

実際に足を運べば客席で感じられる声の響き具合や照明の雰囲気を、動画配信ではなかなか感じることができませんね。会場の一体感のようなものが、動画で見るとまるでテレビを見ているかのような客観的な見方になってしまうような気がします。

今後はどのような活動を目指しておられるのか、ビジョンなどを伺いたいです。

広田さん

コロナ禍が明けたら、海外の演劇祭に参加するなど、活動範囲を精力的に広げていきたいです。

また、20年の歴史の中で蓄積されてきた劇団の身体訓練メソッドや演劇の知識について動画配信を行っていきたいと思っています。

アマヤドリ内で日頃行っているワークの紹介や、作品創作の中で培ってきた演技論を、若い演劇人に分かりやすく伝えていく活動にも力を入れていく予定です。

編集部

海外にも活躍の幅を広げられれば、海外で得られた経験もプラスされて、より興味深い作品になりそうですね。

アマヤドリを支える個性豊かな劇団員たち

『崩れる』の一場面

編集部

ステージに立って演技をしている俳優さんたちについてご紹介いただけますか?

広田さん

旗揚げメンバーの中村早香を筆頭に、ワタナベケイスケ、小角まや、榊菜津美など長年やっている面々と新人たちと、常に新陳代謝している劇団です。

中村早香は、とにかく身体を鍛え上げているので舞台での動き・発声に関してはプロだなあ、と思わせてくれます。

倉田大輔は芝居の振り幅が広く、カリスマリーダーから情けない男まで演じます。悪役や二枚目をしっかりこなしつつも、近年ではお芝居で笑いをとることに情熱を燃やしていて、マルチに活躍してくれています。また存在感が強く、背中で後輩を引っ張っていってくれます。

沼田星麻は、さすがは元・劇団四季所属だけあって身体が効いて、いい声をしています。近年ではどんどん筋肉をつけてワイルドさに磨きをかけているそうです。

一川幸恵は、世界ジュニア代表候補まで究めたシンクロナイズドスイミングで培った身体のキレが魅力です。身体表現が得意で、ダンスの構成や振り付けを任されているリーダー的存在です。

大塚由祈子は、優しいお姉さん的存在で、社交的でバイタリティに溢れています。

榊菜津美は、ポジティブで覇気のある俳優です。劇団業務も適材適所に分担し、テキパキと指示を出せる、いわば「できる女」です。

あ、あと、双子の劇団員がいます!相葉るか(姉)・りこ(妹)ですね。一見、可愛らしい双子なんですが、暴力的でやさぐれた役を振られることも多く、そのギャップを楽しんでいただければと。双子のシンクロしたお芝居もぜひご覧いただきたいです。

双子の劇団員、相葉るかさんと相葉りこさん
▲相葉るかさんと相葉りこさんは『青いポスト』で双子を演じました

編集部

アマヤドリの公式サイトを見ると、劇団員のみなさんの紹介ページに広田さんの紹介文がありますね。みなさんの人となりを広田さんの目を通して知ることができ、面白いと思いました。

特にワタナベケイスケさんに対する「イケメンなのにイケメン扱いされないのはなぜだろう?」という紹介文を読んで、一気にワタナベさんに対する親しみが増しました。

劇団員のみなさんがそれぞれの役割をしっかりと果たして、アマヤドリの舞台が成り立っているのですね。

アマヤドリの雰囲気:自由と真剣さのメリハリがある雰囲気

編集部

劇団員のみなさんに対する、広田さんの愛がヒシヒシと伝わってきて、とても暖か雰囲気の劇団なのかなと想像しています。実際、劇団の雰囲気はいかがでしょう?

広田さん

2021年で創立20周年を迎えた、小劇場界ではそこそこ知名度のある劇団で、所属劇団員は20代〜40代で構成されています。若手の新人もいてフレッシュな雰囲気もあり、しょっちゅうメンバーが入れ替わっています。

あまり拘束は厳しくないので、お休みする団員や客演する人も多く、ゆるい繋がりと言いますか、自由な雰囲気でやっているんではないでしょうか。公演以外ではゆるく繋がっているからこそ、いざ本番が近づくとものすごい集中力を発揮してくれます。

編集部

公式ページの自己紹介には、劇団員のみなさんの活動歴が掲載されていますが、舞台だけでなく、テレビやミュージックビデオ、ナレーションまで多岐に渡って活躍されているのがわかりますね。そのように活躍されているから、ファンも増えるのだろうと思います。

ゆるい雰囲気といっても稽古の時はみなさん真剣なのでしょうね。稽古の様子はいかがでしょうか。

広田さん

基本的に劇団の稽古場で行い、ランニングやストレッチなどをした後、劇団の身体訓練メソッドのトレーニングをします。

脚本・演出家が俳優の意見に耳を傾けることを大切にしているので、作品についてのディスカッションをよく行いますが、皆が自由に発言出来る雰囲気があります。

本番が近づいてくると、追い込みになるので皆が真剣に取り組もうと徐々に空気が張り詰めてきますが、そんなときこそ、冗談を言ったりいい意味でふざけてみたりすることで、和やかで柔らかい稽古場の空気を作ってくれるメンバーもいます。

芝居が面白かったり新しい挑戦があったりすると自然と笑いも起きるので、結果的にほどよい緊張感のある稽古場になっています。

編集部

広田さんと俳優さん、みんなで作品をつくり上げる雰囲気が伝わってきます。その稽古があるから、素晴らしい作品に仕上がるのかと思うと脱帽です。

稽古や公演の中で起きたアマヤドリならではのエピソードがあれば教えてください。

広田さん

激しいダンスがあるため、本番直前にアキレス腱や靭帯を切るなど、俳優がケガをすることがあるのですが、車椅子や松葉杖を活用しながら何とか出演させ、終演後にお客様を「最初からそういう設定なのかと思った!」と驚かせることができました

編集部

みなさんの舞台を成功させたい気持ちが勝った演出ですね。私もその公演を見たかったです。

観客の声:アマヤドリ公演の感想と口コミから見る魅力

『青いポスト』の一場面

編集部

アマヤドリの公演を観劇した人からは、今までにどのような感想をもらいましたか。

広田さん

「これぞ総合芸術だ!」といった種類の感想をいただくことが多いです。「戯曲、俳優、群舞、音響、照明、装置、衣装など含めて楽しめた」と。

割と欲張ってお客様が楽しめる点をたくさん用意しているので、どこかがヒットしてくれればなと思っています。

重た目な話題についての議論が展開される作品も多いので、「頭の中がグルグルするほど考えさせられた」みたいな感想をいただくことも多いですね。「よくわかんなかったけど最後の群舞でスカッとした」とか(笑)

編集部

私も最後の群舞が物語を締めているような気がしました。重ための話題だから余計に群舞が舞台と現実の橋渡しをしているような気がします。

ステージの世界観に自分も入り込んでしまうような公演が人気

『水』の群舞

アマヤドリの公演を見た人の口コミは、他にも以下のようなものがあります。

アイコン
「青いポスト」が配信されて家で見られるのが嬉しい。劇場に足を運べなくても演劇を楽しめるってありがたい。
アイコン
芝居のタイトルやキャッチフレーズがおしゃれで惹きつけられる。
アイコン
自分に向けてセリフを言われているような気がして見入ってしまいました。
アイコン
照明の雰囲気がすごく好きです。照明で世界観が表されているように思いました。

劇中の空気感やストーリーに引き込まれてファンになる人も多いようですね。俳優の演技にもステージの雰囲気にも、2時間もの長い間、観客をステージに釘付けにする魅力があるのでしょう。

アマヤドリからカップルへのメッセージ

『青いポスト』の群舞

編集部

自粛期間中は、エンターテイメント業界全体が大変な時期だったと思います。この時期を乗り越えた今、観客に伝えたいことなどがありましたら教えてください。

広田さん

アマヤドリも、緊急事態宣言が発令されてから公演の延期を経験しました。ですが、まあ、とりあえずみんな生きていたので良かったね、ということで粛々と活動を続けています。

2021年3月に上演された『生きてる風』では社会的引きこもりを扱い、鬱々とした自粛期間とリンクする作品を創りました。油断はできませんが、ワクチンや治療薬も徐々に認可されてきて、新しい日常が構築されつつあるかと思います。

そんななか、ぜひ劇場に足を踏み入れていただき、生身の人間に触れて活力を得ていただけたらと思っております。そんなわけで、劇場でお待ちしております。

編集部

『生きてる風』は2020年5月に公演される予定だったところ、緊急事態宣言のために延期になったそうですね。「ひきこもり」とはどんなことなのか、考えさせられる作品だと思います。

それでは最後に、アマヤドリの公演を見たいと思っているカップルへメッセージをいただけますでしょうか。

広田さん

「あれは何だったの!?」「そういう意味だったのか!」みたいにお二人の話題を提供できる劇をいつもお届けしています。アマヤドリの世界との出会いが、お二人の特別な思い出になれますよう、劇団員一同、心よりお待ちしております!

編集部

観劇をして、自分なりの解釈や感想を2人で話すことで、体験を共有できますね。アマヤドリのステージが印象深い思い出になるだろうと思います。

今日はお話しさせていただき、ありがとうございました。

アマヤドリの今後の公演スケジュール

今後の公演予定について広田さんに教えていただきました。ぜひアマヤドリの公演を見にいってみてくださいね。

作品名 『純愛、不倫、あるいは単一性の中にあるダイバーシティについて』
公演期間 2022年2月18日(金)~27日(日)
内容 劇団20周年記念公演の第3弾
21年目の挑戦として実験的な演出などにも挑戦しているので、ぜひその尖りっぷりをぜひ目撃してください。きっと群舞もありますよ。

アマヤドリ公演のチケット入手方法

チケットは劇団ホームページまたはカンフェティなどのサイトから購入できます。チケット代は一般3,500円〜4,000円です。学生・高校生以下・前半割・平日昼割など各種割引があります。

劇場に行くことができない人のために、作品のオンライン配信(2,500円)も実施しています。

>>アマヤドリ公式ホームページ

 

アマヤドリに関する基本情報まとめ

住所

【スタジオ空洞】
〒171-0014
東京都豊島区池袋3-60-5
地下1階

問い合わせ先 info@amayadori.co.jp
公式ホームページにチケット販売ページ有
チケット料金 3,500〜4,000円
平均公演時間 2時間前後
公式サイト https://amayadori.co.jp/

※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です。

アマヤドリ観劇と組み合わせたい周辺のデートスポット

ここからは、観劇の前後に訪れるとよいおすすめのデートスポットなどをご紹介します。

特に、最寄駅が目白駅の『シアター風姿花伝』は、アマヤドリが公演することの多い劇場ですので、今回は『シアター風姿花伝』近辺のデートスポットをご紹介します。

おすすめのデートスポット

観劇前後のスイーツタイム:「99ルート デュ ショコラ」のこだわりチョコレート

劇場近くにある『99ルート・デュ・ショコラ』は、目白らしいおしゃれなチョコレート専門店です。

チョコレートは1つ1つ手作りで、宝石のようですよ。特に、創業当時から作られているトリュフチョコレートは人気があり、口の中に入れるととろりと溶けてしまいます。

ショーケースの中にはかなり奥深くまで、ずらりとチョコレートが並びます。観劇後、2人で余韻を楽しむお供におすすめです。

公式サイト:https://www.99chocolat.co.jp/

観劇前の腹ごしらえに:「Cafe Bar レフティ」のふわとろオムライス

『Cafe Bar レフティ』は、絶品オムライスで有名です。大きな具材のチキンライスを、たっぷり卵のオムレツが包みます。オムライスは極小から特大まで5サイズあるので、自分に合ったサイズを選べますね。

トロトロのオムライスは観劇前にぴったり!ぜひレフティでお腹を満たしてから観劇してください。

公式サイト(Twitter):https://twitter.com/cafebarlefty

芸術の余韻を楽しむ:「佐伯祐三アトリエ記念館」で味わう大正の雰囲気

佐伯祐三アトリエ記念館は、佐伯祐三が日本で創作活動を行った唯一の場所で、大正時代の趣を今に伝えるアトリエ付きの住宅です。(参照:佐伯祐三アトリエ記念館公式サイト)

家の中には佐伯祐三の作品はほとんど展示されておらず、作品よりも建物を見る資料館です。

庭が小さな公園のように整備されており、桜の時期や紅葉の時期には特に美しい景色を見られます。観劇までの時間合わせに立ち寄ってみるのも良いですね。

公式サイト:https://www.regasu-shinjuku.or.jp/rekihaku/saeki/1667/

まとめ:アマヤドリ観劇で特別な思い出づくり、カップルの絆を深める体験を

今回は、アマヤドリという劇団が生み出す作品の魅力や、個性あふれる劇団員のみなさんについて紹介しました。

アマヤドリの余韻を残すストーリーや群舞は、「楽しんで感動してもらいたい」という劇団員みなさんの想いが詰まっているように思います。

アマヤドリの公演は演劇初心者にもよくおすすめされていますので、最初の演劇鑑賞デートとして劇場に足を運んではいかがでしょうか。