マッチングアプリで美人が来た!デートするまでの体験談
はじめまして。現在29歳、結婚適齢期に突入したロッソと言います。
僕はマッチングアプリを使い、今の彼女と出会いました。
アプリの利用に対して初めは抵抗があり、良い人と出会えるのか半信半疑でした。
しかし、実際に利用してみると、素敵な出会いがあったのです!
「アプリで出会うのはちょっと…」と思う前に、僕の体験談を読んでもらえたらと思います!
マッチングアプリに登録
マッチングアプリの登録は、以下のいずれかの方法でやります。
- LINEではじめる
- facebookではじめる
facebookのアカウントは持っていなかったのでLINEで始めてみました。
登録するときには免許証や健康保険証などの本人確認書類はいらないので「これだけ?」と拍子抜けするくらい登録は簡単でした。
登録した僕のプロフィール
まずは自分のプロフィールの入力からはじめます。
自己紹介の欄にはこのようなプロフィールを掲載していました。
- 年齢:29歳
- 職業:経営者
- 年収:1,000万円前後
- 彼女いない歴:3年
プロフィールだけ見ると、ハイスペックに分類されるかと思います。「マッチングアプリで恋人探す必要あるの?」と思った人もいるかもしれません。
確かに年収は高いですが、仕事が忙しくなかなか休めなかったり、時には自分の給料を抑えて会社を運営することもあり、プロフィールにすれば「順風満帆」な経営者ですが、実際には本当にいろいろあります…。
アプリを始めたきっかけ
年齢も30歳を目前に、僕は結婚しなければと焦り始めていました。理由としては、学生時代の友人たちが結婚したり、子供が生まれたりと、どんどん環境を変化させていたからです。
飲み会に参加しても、話題は家族やマイホーム、子供の教育のことなど、独身時代にはあり得なかったことばかり。そんな話題から取り残され、僕は苦笑いを続ける毎日を送っていました。
もし好きな人や家族がいたら、仕事がどんなに大変でも頑張ろう!って思えると思ったのです。仕事を終えて、家に帰って風呂に入って毎日Uber Eatsのひとりメシという生活にも寂しさを感じるようになってきました。
家族を持っている友人たちは、仕事のグチになっても最終的には「ま、しょうがないよな、家族のためだし」「子どもの寝顔見てると、疲れも吹っ飛ぶ」なんて話で大団円で終わる・・・。
僕は「疲れていても家族がいるってだけで安らぐし、頑張ろうって思えるんだ」と羨ましくてなりません。
早く結婚したい!
と思わず叫んだ僕に後輩が「社長、だったらマッチングアプリ使ってみたらどーです?」とすすめられたのが使い始めたきっかけです。
マッチングアプリで出会ったさおりさんとの話
こうしてマッチングアプリを始めた僕ですが、マッチングこそするのですがなかなかデートにまでは結びつきませんでした。プロフィールがわりといいので、マッチングはするんですよ。
ただメッセージ交換になると、僕が忙しすぎて返信が遅かったり短かったりするのが相手にとっては不安なようで、だいたい女性はフェードアウトしてしまいました・・・。
そんな中でメッセージが続いたのがさおりさんでした。
さおりさんとデートに至るまで
- 年齢:23歳
- 仕事:金融機関勤務
- 身長:160センチ前後
- 見た目:とても綺麗な方
- 体型:スタイル抜群
- 性格:落ち着きがあり、聞き上手、博識
さおりさんからマッチングの申請が届きました。
届いた時は「年下の、こんなきれいな子が声かけてくれる?もしかしてサクラでは?」と、疑心暗鬼になりながら「ありがとう」とマッチングの返信をしました。
仕事の繁忙期で、彼女がメッセージをくれて、僕は1日以上たってから返信することもありました。彼女は「忙しいとわかってるから気にしないで」と答えてくれて、僕はとても安心しました。
付き合いで酒を飲み、帰宅後についメッセージを送った時も、11時すぎという時間帯にも関わらず、彼女とのメッセージが続きました。この時は話が盛り上がり、気づくと1時間以上、メッセージ交換をしていましたね。さらに彼女のほうから電話番号も教えてくれたんです。
こんなにうまくいっていいのか?
というのが僕の本音です。
電話で話をしてみると、年下にも関わらずかなりフランクに話してくれたり、共通点がかなり多く、さおりさんと「デートがしたい」と思うまで、そんなに時間はかかりませんでした。
しかし、マッチングアプリを使って間もない僕にとっては、よく知らない人に会うことにためらいもありました。女性が「アプリで知り合った男性とふたりで会うのには抵抗感がある」という口コミを見ますが、不安は男性だって同じなんですよ。
それに、女性とお話ししたりデートすることも久しく無かったので、かなり緊張していました。
デート前は不安とワクワクでいっぱい
かれこれ何年も“女性とデート”という、恋愛を目的とした真剣なデートをしていませんでした。デートの約束をしてからも、僕はあまりにひさしぶりで「とりあえずヘアカットするか?」「いや、まず店を見つけておかないとな」と、頭の中がパニック状態でした。
僕とさおりさんはマッチング後にも連絡のやりとりをしていて、話も意気投合していました。
なので、会話が途切れるのではといった心配はありませんでしたし、会う前に電話も何度かしていたので、どんな感じの雰囲気や話し方をするのかといった基本的な情報は頭に入っていました。
デート日が近づくにつれて、「顔が写真と違ったらどうしよう」「本当はかなり性格が悪いのでは?」など、さおりさんに対してのネガティブな感情を多く抱くようになりました。
ただ、写真を見ている限りは、綺麗な方で、こんな可愛い人とデートが出来るということもあって、かなりテンションが上がっていたこともまた事実です。
もちろん、ネット上で初デートの話題なども調べていきました。
そしてさおりさんとマッチングしてから1週間後、ついに念願のデートの日を迎えました。今でもあの緊張は忘れられません。
初デートの詳細
さおりさんとのデートは、渋谷にある居酒屋に行きました。お互いの職場からも近く、2人とも行ったことがあるお店だったので、初めて会う上でも待ち合わせしやすかったです。
お店に向かっている最中、さおりさんから電話がかかってきました。
さおり「もうお店ですか?私は少し遅れそうなので先にお店入っててください!」
ロッソ「私もまだ着かないので、店の前で待ってます。どれくらいでつきますか?」
さおり「10分ちょっと遅れます。すいません。店の前まできたらまた連絡します。」
私の方が先にお店に着き、緊張しながら待っていました。数分遅れて、とても綺麗な女性がこちらに歩いてきました。
写真でしかさおりさんの顔を見たことがなく、安易に声をかけて間違えたくなかったので、知らないフリをしてその場に突っ立っていました。
しかし、徐々にその綺麗な方との距離が縮まると、改めてさおりさんだろうという確信を得ました。
さおり「遅れてすいません。はじめまして!ロッソさんですよね?」
ロッソ「そうです!やっと会えましたね。」
さおり「はい。やっぱりかっこいいですね!会えて嬉しいです。」
当初想定していたよりはるかに綺麗な女性でした。
写真と実物を比較すると、写真よりもスレンダーでモデルさんのようです。実物が良すぎて「ウソだろ」と思うほど、本当に素敵な女性なので僕はいよいよ舞い上がってしまいました。
お互いお酒をよく飲む上、緊張も相まって、最初から急ピッチでお酒を飲み続けました。もともとメッセージや電話もしていたので、打ち解けるまでに時間はかかりませんでした。
さおりさんは美人なうえに笑顔がとてもかわいくて、しかも話し上手なんです。ひさびさのデートで緊張しまくっていた僕も、まるで何年も前から知り合いみたいな雰囲気で話せました。
最初のデートにしては、最高の雰囲気を作れたことを嬉しく思い、また想像以上の女性に出会えたことで、かなり有頂天でした。
美人で理想的な彼女とアプリで出会った僕の葛藤
あまりの嬉しさに卒倒しそうな僕でしたが、帰宅して落ち着いてくると次第にさまざまな疑問がうまれてきました。
- 完璧な美人の彼女はなぜアプリを使うのだろう?
- 年収と経営者の肩書きに惹かれたのだろうか?
サクラだと疑うつもりはないのですが、そもそも絶対にモテるであろう彼女が、アプリで出会いを見つける必要があるのだろうか?
そう考えるとどうしても答えがでません。やっぱり経営者でそれなりの年収があるから、僕とデートしてくれたのか、とも思ってしまいます。
マッチングアプリの使い方ブログとか見ると、「美人とかイケメンの写真には要注意」なんていうアドバイスを見かけます。
ひとまず、今日のデートは楽しかった、ありがとうとメッセージを送りました。速攻で「わたしも楽しかった!」ってかわいいハートのスタンプと一緒に返信がきました。期待していいのでしょうか・・・。
アプリで美人な彼女と出会うってリアルにあるのか?どうしても信じられません!
アプリユーザーの後輩君のアドバイスに納得
僕は悩んだ挙句、大学の後輩でうちの社員になってくれた子に相談しました。とても仕事が出来るヤツなんですが、見た目はごくごく平凡なタイプの後輩クンです。
後輩クンは、年上のかなりきれいなお姉さんとお付き合いをスタートしたところだったんですよ。
「そりゃ、まぁアプリできれいな人がOKしてくれると、最初は疑います」
あっさり彼が言うので、僕はどよーんとしてしまいました。
後輩クン「社長、でも会ってみないとわからないでしょ」
僕「だから会ったんだよ」
後輩クン「会ってくれたんなら脈ありじゃないですか」
僕「すごい盛り上がっていい雰囲気だった」
後輩クン「え、だったらなんで悩むんです?」
ぽかんとした顔の後輩君に僕はちょっとムッとしました。
僕「すごく美人で、アプリ使わなくても彼氏見つけられそうなのに、なぜ?年収や肩書きで見ているのかと不安なんだ。」
彼は人さし指を左右にふって「あ〜、そこですね」と言いました。彼の大げさなジェスチャーは僕、苦手です。あ、どうでもいいですね。
彼は、とにかく2〜3回会ってみればいいし、会ってヘンだなと思ったり、お金の話が多くなったら、すぐに彼女との関係を断ち切ればいいんです、と言うわけです。
マッチングアプリは出会いのきっかけだし、実際に会ったら「ちょっと違う」なんてことはお互い様でよくあることらしいのです。
後輩君の彼女もバリキャリのきれいな人らしいのですが、そういう人に限って、「同じ会社の人と付き合いたくない」とか、「全く違うところで普段会うことがないようなタイプと知り合いたい」と思っていたり、すでに彼氏がいると思われ、逆にアプローチしてもらえないなんてこともあるんだとか。
未知数のことで悩んでないで、どんどん会って、本当に彼女を信頼できる、好きだと思えるかどうかを確かめるしか方法はない。
それは別にアプリで知り合ったとか関係なく、普通に恋人同士としてお付き合いできるか、みんな誰でも見極める時間ってあるでしょ、と後輩クンに言われたのです。
確かに僕は、「マッチングアプリで美人と出会えるわけがない」となぜか決めつけていました。でも、アプリでいい出会いがあったことは事実でした。
次は、今は彼女と過ごす時間の中でお互いの相性を見極めるのが大事なんだとようやく納得がいきました。
後輩クンには密かにボーナスつけてやろう、なんてことを思ってしまうほど、彼のアドバイスは的確でしたね(笑)
彼女が僕とデートしてくれた理由
その後、僕は彼女と数回デートをしました。そして3回目かな、勇気を振り絞って聞きました。
「率直に聞くけど、どう考えても美人でモテそうな君がなぜマッチングアプリ使ったの?それになんで僕を選んでくれたの?」
なかなか煮えきれない僕に後輩クンから「イライラするな〜社長!ハッキリ、社長とデートしてくれてる理由を相手に聞けばいいでしょ!」とツッコまれていたからです。
さおり「やっぱりね」
と彼女はちょっと苦笑いをしました。
「実は私、何度かマッチングしてデートしても、ここまで続くことがなかったんです。どうも何かが悪いっていうより、私は真剣じゃない、みたいに思われてしまうみたいで」
ふぅーと彼女は大きなため息をつきました。
「学生時代、確かにモテたと思う。でも、私のことを本気で見てくれないの。大学時代にはあの子、金持ちとしか付き合わないらしいとか噂流されたり、わたしがふったわけでもないのに美人だからって言われたこともあって、すごく傷ついた。」
美人には美人の悩みがあったんだ!と僕は驚きました。
「最初はプロフィール見て、経営者なんだ、起業するようなバイタリティーのある人なら、わたしの本当の姿を見てくれるかなって思ったの。私の見た目じゃなくて、性格とかお互いに気が合うとか、そういうことを大事にしてくれるんじゃないかなって期待したからマッチングした。」
一気に言われて、そうだったのか、と安堵しました。
「きっと彼女くらいの美人なら…」と思いこまずによかったです。やはり「素直に話し合う」って大事なんですね。
マッチングアプリで美人と出会うこともあり得るのだ!
たまたま、僕は運が良かったのかもしれないです。経営者って肩書きが初めのマッチングのきっかけになったことも事実です。
でも彼女からすれば「年収1,000万とかある男性が、なんでアプリ?」ってやっぱり少し疑問に思ってたと聞いて、「お互いに大丈夫かなって不安を抱えながら会ってたんだね」と最後は思わず笑ってしまいました。
マッチングアプリで出会った相手があまりにも素敵だと、「なぜ自分に?何か企みがあるのだろうか?」と疑心暗鬼になってしまいます。
それは、「プロフィールだけを見て見知らぬ人とインターネットで出会う」というマッチングアプリの特性上、仕方のないことだと思います。
ただ、大切なのは、信頼できる人物か判断するためにも、自分の不安や気持ちをはっきりと確認することだと実感しました。
自分がなんで彼女に惹かれたのかも、初めは綺麗な人だと思ったから、と正直に言いました。
でも、実際に会って話したら、外見だけではなく「最高に気が合う」ことが一番嬉しかったんだとも伝えました。
皆さん、マッチングアプリは理想の恋人を探すためのものです。出会う機会がないから「忙しくてもたくさんの異性と知り合える」アプリを使うんです。
もちろん、すべてうまくいくわけじゃありません。アプリは最初のマッチングさえ、うまくいかないことのほうが多いし…。
ただ、きれいな人や素敵な人だっていっぱいいます。後輩クンがウジウジしてた僕に「世の中きれいな人とイケメンのカップルばっかりじゃないってこと!」って叫んだのですが、確かにその通りなんですよ。
それに自分の魅力とか強みとかって、自分が決めるのではなく、相手が見つけること、ですしね。欠点だと思ってることを「魅力」に感じてくれる人もいます。その逆もしかり。
彼女とのお付き合いでは、あまり焦らず、でも近いうちに、プロポーズしたいなと思っているところです。
まぁ、まずは後輩クンにボーナス出してあげるのが先(笑)