マッチングアプリOmiai個人情報漏洩で当事者が問い合わせた結果・対応を解説

2021年4月28日に、マッチングアプリOmiaiが保有している個人情報が漏洩していたことが判明しました。

流出したデータは、年齢確認の際に提出した免許証・保険証・パスポート・マイナンバーカード(表)の写真です。

マッチングアプリでは異性と連絡を取る前に年齢の確認が義務付けられており、Omiaiでも年齢を確認するために公的な書類の写真を送る必要がありました。

該当者は2018年以降にOmiai登録し、年齢確認の書類を提出した約171万人のユーザーです。

当サイト編集部でもOmiaiに登録しているスタッフがいたため、今回は実際に問い合わせをし、対応策などを確認してきましたので、共有します。

Omiaiへの問い合わせ方法|自分が個人情報流出の対象者かは5分ほどでわかる

自分が流出の対象となっているかは、問い合わせフォームから連絡を行うと数分で返信が返ってきました。

Omiaiに問い合わせて返信があった時間

まず自分の情報が流出したかを確認したい方は、こちらの問い合わせフォームへ。

氏名・生年月日・ニックネーム・登録連携した情報を入力して送信します。

スタッフ2名が問い合わせしたところ、1名は登録日が古く対象外、もう1名が対象者でした。2名ともメール送信から約3〜4分で回答が返ってきました。

Omiaiアプリから個人情報の対象者かを問い合わせする手順

アプリからは、マイページの各種設定の中にある「お問い合わせ・ヘルプ」から、自分が対象者かどうかを問い合わせることができます。

altの内容をここに入力

問い合わせ方法は2つ。

  • 電話
  • お問い合わせフォーム

電話か問い合わせフォームかを選べますが、電話では個人情報が漏れた対象者かどうかは教えてくれません。(電話で本人確認ができないからという理由でした)


そのため、まず自分の情報が漏れたかを知りたい人は、お問い合わせフォームへ進んでください。

altの内容をここに入力

お問い合わせカテゴリで「自分が対象者であるか知りたい」を選択し、氏名や生年月日、登録方法などの情報を入力して送信してください。

5/24時点では、送信後3〜5分で返信があります。

altの内容をここに入力

Omiaiに電話で問い合わせしてみた

運転免許証のデータが流出したスタッフが、電話でいろいろ聞いてみました。

お問い合わせ先の電話番号:0120535850

音声ガイダンスが流れるので、直接オペレーターと話したい方は「5」を選択するといいです。

1:本件の概要、および経緯の説明(録音音声 2〜3分ほど)
2:ご自身が本件の該当者かを確認したい方 (オペレーターに繋がるが、該当者かどうか教えてくれない)
3:サービスの登録内容・変更・契約状況や料金の確認など(今回関係なし)
4:個人情報の不正流用の心配・お心当たりのないコンタクトがあった場合(録音音声 1分ほど)
5:その他(いろいろオペレーターと話したい方はこちら)

先にお伝えしておくと、対応してくれるオペレーターの方は、内情を詳しくわかっていないアルバイトの方だと思います。

その理由は、質問するたびに「お待ちください」「確認します」と保留にされてしまうのと、「詳しいことはメールでお問い合わせください」となるためです。

明確な答えがほしい方は、電話よりお問い合わせフォームから問い合わせした方がいいと思います。

Q:個人情報を流出したことに対する補填はあるのか

A:現時点では考えていない

5/24時点では、個人情報が流出したユーザーに対しての補填は考えていないとのことでした。

対象となったユーザーは、今後自分の個人情報を悪用されてしまうかもしれない不安を抱いていきます。企業としてどういった対応をするのか注目したいところです。

Q:保存されている個人情報を削除してほしい

A:削除することはできない

削除することができない理由は2つあると説明を受けました。

  • 警察が調査しているため
  • 強制退会の対応をしたユーザーの再入会を防ぐため

不正アクセスした犯人を特定するために警察と協力しているため、流出したと思われるデータなどを削除することができないとのことでした。

またデータを削除することで、過去にアプリ内で迷惑行為をして強制退会になったユーザー情報も削除してしまう可能性がある。強制退会になったユーザーを再入会させてしまうかもしれないため、情報は削除できないと回答でした。

また流出してしまうのではないかと心配な方もいると思いますが、5/24時点ではデータ削除には対応していません。

Q:不正流用されたかもと思ったらどうすればいい

A:警察かOmiaiのお問い合わせフォームへ問い合わせてください

自分の情報が流出したことが原因ではないか?と感じることがあった場合は、以下の行動をするよう回答がありました。

  • 警察に相談
  • Omiaiにお問い合わせする

警察やOmiai側がどう対応してくれるか不明ですが、なにか不審なことがあったときは問い合わせしましょう。

個人情報が流出してしまった人が背負うリスク

今回流出した個人情報は以下です。

  • 運転免許証、健康保険証、パスポート、マイナンバーカード(表面)等
  • 氏名・住所・生年月日・顔写真・年齢確認書類毎の登録番号の全5種

これらの画像データが流出することで、いろいろなリスクを背負うことになります。

個人情報を名簿業者に売買されてしまう

運転免許証や健康保険証、パスポートの画像データが流出することで、そこに記載されている氏名や住所・生年月日といった個人情報が名簿業者に売買されてしまうリスクがあります。

名簿業者とは
氏名・性別・生年月日・住所・電話番号・メールアドレス・クレジットカード番号といった、個人を特定できる情報(個人情報)をファイル(データベースまたは紙媒体の名簿など)として整理し、検索できるような状態にまとめた形にして販売する者 Wikipediaより

今回流出した運転免許証や健康保険証、パスポートなどの個人情報は、名簿業者に売ることで金銭を得ることが可能です。

売られた個人情報がどう悪用されてしまうかは分かりませんが、流出した住所にチラシが送られてきたり、営業マンが勧誘にきたりする可能性があります。

画像を加工されて本人確認書類として使われてしまう

画像データが流出した今回の場合、その画像を加工して偽の本人確認書類として悪用されるリスクがあります。

運転免許証の場合、氏名や住所、生年月日などの情報はそのままに、顔写真だけ自分にすり替えて、偽の本人確認書類として悪用するパターンです。

  • クレジットカードの作成
  • 携帯電話の契約
  • webサービスの契約

クレジットカードなどの情報は流出していないらしいので、運転免許証や健康保険証などだけで契約することは難しいと思いますが、そういった申込に悪用される可能性は考えられます。

個人情報が流出してしまった人が気をつけるべきこと

流出した個人情報を消すことはできないため、不審なことがあったときにすぐ対応して、被害を抑えることを考えた方がいいです。

  • 身に覚えのない契約・請求がきていないか
  • チラシや営業がくるようになった

いつもは確認しないで捨ててしまうチラシの中に身に覚えのない書類がないか、自分宛に営業がきたときは用件を聞いてから話すなど、意識した方がいいかもしれません。

身に覚えのない契約や請求がきた場合、すぐに不正利用されたことを請求書を送ってきた会社に連絡すること。対応してくれない場合は、警察とOmiaiに相談をしましょう。

公式アカウントをフォロー

マッチングアプリ大学公式ツイッターマッチングアプリ大学公式フェイスブック