キャリアウーマンの戦略婚活 100人と出会い手に入れた幸せな結婚
今回インタビューしたのは営業職としてバリバリ働く29歳のキャリアウーマン。徹底的に無駄を排除した効率重視の婚活方法を独自に編み出し、1年半で100人以上もの男性と会い、結果的に現在の婚約者から見事プロポーズを受けた。
保険営業という忙しい仕事のなか、短期間でどうやって100人もの男性と会ったのか。そしてたくさんいる男性の中から、どうやって理想の人を見極めていったのか。
婚活を成功させるためのテクニックについて詳しく聞いてみた。
29歳キャリアウーマン、職場環境は大奥…?
- よろしくお願いします。ひらりさんはアプリで100人くらいと会われたんですか?
- そうですね。正確には数えてないですけど、100人は超えてます。12月にプロポーズを受けて、無事に婚活を終えることができました。
- おめでとうございます。では、婚活中の話を聞いていきたいのですが…。まず、どんな男性を求めて婚活をしていたんすか?
- 私はサラリーマンの平均年収よりは稼いでいたので、自分以上の年収の人ですね。
- なるほど、そもそもアプリを始めようと思ったきっかけは何だったんですか?
- 周りの友人もほとんど結婚してしまっていて、でも周りに男の人がいないような環境だったんですね。事務職の女性と私みたいな営業の女性、会社を女性で回そうみたいな感じの、大奥みたいなところにいました(笑)だから、職場には出会いは全くないし、合コンもないですし。
- 普通に生活していては出会わないという感じですね。
- そうなんです。自分から行動しなきゃ出会いはないと思ったので、その辺の自己分析は早い段階でしていて、ちゃんと婚活しようって思いました。
いざペアーズ開始!→15分で知り合いを発見(笑)
- アプリを始めたのはいつ頃からですか?
- 学生時代の友人は学生時代から付き合ってた人と結婚しちゃうので、24、5歳で結婚したんですよね(笑)そうすると「そろそろあれだな」と思ったのが27歳とかそのくらいで。1年半ほど活動したという経緯になります。
- アプリ自体は何で存在を知ったんですか?
- Facebookの広告ですね。
- 出てますね。ネットの出会いに最初から抵抗はあまりなかったですか?
- なかったですね。家でネットばっかりやってるので、こういう出会いもあるんだなというのは知っていました。
- 一番最初はどれに登録しましたか?
- 一番最初はペアーズからでした。でもペアーズ初めて速攻で会社の人をたまたま発見しちゃって。「ああ!」と思って辞めました(笑)
- あれはFaceboookの友達は出ないようになってますけど、友達になっていないと出てきてしまうんですよね。
- そうなんですよ。友達になってなかったので。微妙な距離の友人というか、知り合いというか。だからペアーズは15分くらいしか活動してないと思います(笑)
- ほかにやられていたアプリは何ですか?
- その次がブライダルネットという女性会員もお金を支払うアプリです。
- かなり婚活サイト色が強いアプリですね。
- はい。ブライダルネットは真面目な人が集まるからか、女性もお金が掛かるにもかかわらず、女性比率の高いサイトだったようです。
- 確かに結婚したいという明確な意思がある人は、男の人も真剣な人がいいですもんね。お金を払うということはそれだけちゃんと真剣で、ブライダルネットは結婚を意識した感じがものすごい出てますね。
- 確かに。
- そうですね。女性もそういう感じで多かったということですね。
- そうですね。
- アプリ以外にやってた活動はありますか?
- 街コンはどうでしたか?
- 街コンは大学生とか若い子用ですね。大学生か年上かみたいな感じでした(笑)
- 二極化してたんですね(笑)
- そうですね。私のターゲット層はいなかったんですよ。
- 男性に求める理想が決まってたんですね。
- 明確でしたね。
年齢層高めの結婚相談所
- 結婚相談所はオーネットやパートナーエージェントの無料相談?お話だけは聞きに行きましたね。
- ちなみにどんな印象でしたか?
- 年齢層が思ったよりずっと高かったです。ほとんどが30代。いやむしろ30代も少なくくらいでした。
- 40代、50代とか、年上の方がたくさんいたということですね。
- 20代女性にとっては、その年代の方が良いならすごくいいんでしょうね。
- 別に年齢にこだわりがない人であれば。
- 年上が好きだったら全然いいと思うんですけど、私はそうじゃなかったので…
- ひらりさんは男性の理想の年齢幅はどういう感じだったんですか?あまり年上は駄目ですか?
- 当時だと25歳から34、5歳くらいまでがいいなと思っていましたね。
- 割と同世代のほうがよかったんですね。
- そうですね。
- それでステータスとかもあるとなると、なかなか…絞られませんか?
- でも20代で東京都、神奈川、千葉、埼玉辺りにすれば結構じゃんじゃん出てきます。
高年収&高身長…ハードル高めの理想像
- そうなんですね。先ほど仕事とか稼ぎの話が出ましたけど、年収の理想条件は?
- 自分より完全に上となると難しかったので、その世代で名の知れた会社に勤めていれば「大体これぐらいの年収は貰っているだろう」というのを目安にしてました。金融機関なので、大体の人の年収が分かるんです(笑)
- でも20代だとそんなにいかないですよね?
- いかないですね。院卒の子だとまだ社会人4年目とかですからね。同い年の人もいたので。
- 確かに。大体600万くらいで絞ってましたか?
- 20代だと500~550万とか、設定できるのであればしてました。
- アプリによって…
- 30歳超えの方の場合は700万とか厳しく。
- 厳しめですね。世の男性には厳しい(笑)学歴も気にされてましたか?
- そうですね。学歴に関していうと、大学名をあげてしまうと本当に少なくなるので、大卒以上で設定して、年収である程度絞ると、対象となる人でしたね。
- 一つのテクニックですね。見た目の条件はありましたか?
- 見た目の優先順位は下げて、清潔感があって背が自分より高ければ。
- ひらりさんは女性の中では身長高い?
- はい。168㎝くらいあるので、男性には175㎝は超えていてほしいというところですね。
- あとは相手の体型は何か絞りましたか?
- アプリ情報で体型を判断するのは、難しいんですよね、
- 確かに(笑)個人の判断ですからね。
- 考え方があるのでそこは博打になっちゃいますよね(笑)
- 結構細かく、自分の理想を明確にされていたんですね。
- 後から「ここは嫌だ」と言いたくなかったので、会う前に分かるところは全部ふるいにかけました。
自分からはいくな!静かに足跡をつけるべし!
- 最初ブライダルネット中心だったと思いますけど、自分からいいねとかしてたんですか?
- してないです。
- 自分にいいねしてくれた人の中から、「この人条件が当てはまるな、大体よさそうだな」という人から選んで?
- ですね。自分のほうから条件を設定して足跡を付けるんですよ。訪問履歴。
- うまいですね(笑)
- 足跡だけつけて、他は何もしないんですけど、ちゃんと出会いたいと思ってる男性は足跡を追いかけてきます。そこでまず第一ハードルを超えるというのはありましたね。
- 私に興味があったら来るだろうと。
- なかったら来ないだろうというところで。
- 女性のスタンスとしては、参考になりそうですね。
- 多分こうしたほうがいいですよ。きれいだったら逆に怪しまれるし、そうじゃないと必死だなと思われると思うので(笑)多分自分から行っても良いことはあまりないと思います。
- 面白いですね。取りあえず足跡を付けて様子を見ようと。
- そうですね。足跡付けるのはタダだから、パパパと行脚する感じです。
- そうやって、返ってきていいねしてくれた人から選んでいったみたいな?
- そうですね。
プロフィールは自己アピールの場
- ご自身のプロフィールはどういう感じで書かれてました?
- 全部正直に書きました。
- 求める男性像も?
- 自分のことは細かく書きましたけど、求める男性像については、ざっくり「優しい方」みたいにしか書いてないです。
- プロフィールには「自分はこういう人だよ」というのを細かく書いたんですね?
- そうですね。アピールの場として使ってました。
- 効率がものすごく良い。プロフィールを充実させて、足跡を付けて、それでいいねしてくれた人から見ていくと。
- 効率よくやらないとなと思って。
メッセージのやりとり200人、会ったのは100人以上…!
- 効率重視ですね(笑)先程お話に出ましたが、大体100名くらいと会ってたと?
- そうですね。メッセージは150人~200人近くやり取りしました。1、2週間で予定の付かない人は、メッセージの段階で切りました。大体ちゃんとやってる人だと、2週間も猶予を持たせれば、1日開いてるんですよ。14日もあるから(笑)それで予定を組んで、平日は夜。土日だったら昼も夜も。
- いや!すごいですね!確かに100人くらい会ったとなると、1日に何名か会ってますよね…
- そのくらいやらないと追いつかないですよね。2回目に会う人も入ってくるので(笑)
- すごく効率的にやってたという感じですね。
- そうですね。記憶力がよくてよかったなと思います。
- 会わなければ分からない、というのはありましたか?
- そうですね。実際会ったら初めてわかることがあるので(笑)写真と違うのもよくありましたね。
- 写真とのギャップがありすぎる人もいましたか?
- 「こんなに変わるんだ!」と思うくらいの人もいましたよ。
- すごいですね。
- 逆に「写真撮るの上手だな」と思って(笑)
写真の選定ポイント!隠すのは論外、鏡に映ったのがベスト!
- 全身写真だけ載せてる人は自分に自信が持てない可能性が高いかも思ってました。
- 選定ポイントがあったということですね。
- 写真はありましたね。
- 会っていくうちにだんだん磨かれていった感じですか?
- だんだんブラッシュアップされていきました。
- ブラッシュアップ(笑)
- 何となくわかり始めました。
- 全身写真と、他の写真はどんな感じがいいですか?
- お友達と一緒でもいいので、上半身、バストアップの写真がある人じゃないと最終的には駄目だなという結論に至りました。でもマスクとかマフラーとかは論外(笑)
- 隠すのは論外ということですね。
- 一番いいのが洗面所の鏡で撮ってる自分の写真なんですよね。あれが一番リアルなので。
- なるほど。
- 鏡を写真で撮ると現実になるんですよ。裏の裏で。鏡も実際と少し違うから。
- その辺は写りはよくならないじゃないですか。写真写りという意味では。でもそれがリアルということですよね。
- リアルだし期待しないからいいですよね。「ふむふむ」という感じで。
男性は女性の質問に答える!からの「そちらは?」 最低限それだけでもいい!
- さすがにブラッシュアップされてますね(笑)ご飯食べたり、お茶したりして会って話して、いいなと思うのはどんな人ですか?
- 話が合うとか、私がいちいち質問しなくても、ちゃんと自分から発言できる人ですかね。
- ひらりさんは、営業をされてる手前、コミュニケーション能力があるわけじゃないですか。だからひらりさんのほうがしゃべっていて、向こうはあまり話さない人はいましたか?
- いました。そういう人ほどこちらから質問をバンバン投げかけるので、自分に好意があると思うんですよね。そういう人のほうが2回目3回目会ったらちゃんとしゃべるし、よかったりします。全くしゃべらないのは駄目ですけど、ちゃんと質問に答えられるような男性であればいいと思います。
- そのぐらいの準備はしていけと。
- そうですね。質問に答えて「そちらはどうですか?」みたいな質問ができれば一番いいんだと思います。自分から面白いことをわざわざ言わなくてもいいので、最低限そのくらいやっていただけると嬉しい感じですね。
- 最低限女性からの質問に答えて「そちらはどうですか?」と聞く。男性側からしたら、なかなかいいアドバイスですね。
- 女性は本気でやっていればこういう考え方になると思います。今時お姫様は生き残れないから(笑)
- それは女性にとってすごく参考にしたほうがいい意見ですね。
- そうですね。
高いハードルを越えてお付き合いした3人。最終的には相性が大事です。
- そういう感じで話していって、「この人いいな」という人は何人かいましたか?お付き合いも何人かされましたか?
- 何人かいましたね。お付き合いも3人としました。それなりにちゃんと見ていけば、いい人いるなという感じです。
- 年収とか条件は厳しめですよね。それを潜り抜けた3人の方々はどんな方だったんですか?
- 普通ですよ。ものすごい稼いでる人とかお医者さんも会いましたけど、「何か違うかな」というのはあったし。こればっかりは相性なんですよね。
- 条件はいろいろ設定するけれども。
- だけれども、最終的には相性だから。それを確かめるためにどうすればいいかといったら、ちゃんと会ってこちらから質問して、あっちの価値観を知って、というやり取りは必ず必要になってくるから、そこはさぼっちゃいけないなと思います。
結婚を匂わす「モテ男」に女の影…
- ひらりさんは結婚したいという思いがあったわけですよね。
- ありましたね。
- 例えばお付き合いまでいった人で、何でうまくいかなくなったんですか?
- まず1人目、そちらはブライダルネットで出会った人なんですけど、多分妻帯者か、同棲中の彼女がいるかというかんじでした。
- なるほど。
- 私もまだ若かったから、そこが分からなかったんですよ。
- 会ったのも、アプリを始めてまだ早めの段階だったんですね。
- 一番最初に付き合おうと思ったんだから、ハードルも高かったはずなんです。それを超えてくるんだから、今思えば何かあるはずだったんですよね。
- ハイステータスの男性だったんですね。
- そうです。いわゆる「モテそうな男」で、「何でこのアプリに登録したの?」と私が聞きたくなるような感じの人です。
- へー!その人とは会って何回目でお付き合い始めたんですか?
- 3回目くらいで告白してくれたので、そこから4カ月ほど付き合いました。
- 「結婚したい」みたいなことを言わなかったんですか?
- あちらが言ってました。「いつする?」と言ってました。
- 怖い…(笑)
- その時点では、同棲中の女性と別れようと思ってたと思うんですよ。分からないけど、そうだったと思います。最近はインスタとかでいろいろ分かっちゃうので…
- 怖いですねー(笑)
- 私も何も言わずに、すっと別れましたが。
- そういうところで、ほかの女の影があったんですね。
- そうです。同い年の27歳だったんですけど、このくらいの年齢で実家に住んでいる人は私の好みじゃなんですね。
- 実家に住んでると言ってたんですか?
- そうです。
- そこで違和感を感じた?
- はい。「あれ?」と思いました。
- 最終的にそこら辺は突っ込めず、お別れしたんですか?
- 突っ込まずですね。私がもし結婚なんかしたら怒ってきたりしそうで。
- そうですよね。
- 危ないなと思って退散しました。その時点でブライダルネットをやめていたので、そこからOmiaiを使い始めました。
ブライダルネットよりも年齢層低めの Omiai
- Omiaiに移ってどうでした?ブライダルネットにいる人と比べて、いる人は結構違うなと感じました?
- 違います。ブライダルネットよりOmiaiのほうが私にとっては良質でした。若い人が結構いました。
- ブライダルネットは30代から上が多いですよね。Omiaiを始めてみていい人いるなと感じましたか?
- 「これはいいな」とい思いました。
- 2人目付き合った人もOmiai?
- そうです。
- なかなかOmiaiの評価は高かったということですね。
- 高いですね。
- 2人目の人ともあまり長続きはしなかったですか?
付き合って初めてわかる、「堅実」という意味
- 半年くらいお付き合いしましたけど、アプリだとか何だとか関係なしに、人間同士の問題で別れました。
- 合わなかったんですか?
- 最終的に合わなかったということになるんだと思うんですけど、堅実だなと思ってたらそうじゃなかったんだなとか(笑)そういうのはありましたね。
- 堅実とお金を全く使わないは違いますよね。
- 「堅実だったらよかったけど」というのはありました。
- 確かにそこの違いって、ただデートしただけじゃ分からないですよね。
- 分からなかったですね。さすがにデートしてるときは見栄を張るから、付き合う前だと、お財布をちゃんと出すんですよ。
- ところが付き合ってみたらそんなこともなく?
- 付き合ってみたら徐々に変わっていくんですよね。
- リアルですね。
- それで「あれ?」と思ったのが、付き合って半年後です。私は結婚したら仕事を辞めたかったので、私にお金を払わない人とは結婚できないなと思ったんですね。
- なるほど、自分にしかお金を使えない人はNGってことですね。ひらりさんは専業主婦は嫌なのかなという印象がありましたが…。
- もう仕事に疲れちゃって。今も一応働いてはいますけど、ゆっくりした仕事に転職して、お給料も半分くらいになりました。
- 自分のライフスタイルに合わせて、仕事もハードじゃないのにしたかったということですね。
- そうです。
婚約して初めて知った、彼の収入源
- プロポーズしてくれた旦那さんはそういう面もよかったんですね。
- 収入源が3つくらいあるんですよ。
- それは頼もしすぎますね。
- メインのお仕事と投資と不動産があるんです。でも彼はプロフィールにそこまでは書いてなかったんですよ。だから婚約するまでそのことは知らなかったです。
- え!?婚約するまで分からなかったんですか?
- 全然知らなかったです。お金、無くはないんだろうなとは思ってたんですけど、実家がお金持ちだからなのかなと思ってました。
- 実際は自分で副業もされていて、不動産と投資もやられていて。
- そういう話を全くしていなかったので気付きませんでした。お金を持ってる人ほど、ひけらかさないのかな、なんて思って。
- 人を見極める上では、そういうところ参考になりますね。
- 彼は、ひけらかさない普通の理系の人でした。
- 理系の人なんですね。
- はい。最終的に理系に絞りました。
- そうなんですね。文系ではなく理系男子のほうがいい?
- はい。
私が好かれるのは理系の人だ…!理系キーワードで絞り込み作戦!
- 研究職とかお堅いイメージが多いですけど。
- 研究開発とか、SEはあまり積極的にはいかなかったです。ただ、詳細条件を載せて研究室とかでくくると、どんな研究をしていたのかが分かるのでよかったですね。
- 自分が活動していく中で、理系の人がすごく合うなみたいな感覚があったんですか?
- 私が好きかどうかじゃなくて、私のことを好きなのは理系の人だなと思ったので。
- なるほど!自分が好きな人じゃなくて、自分がどういう人から好かれるかを考えないといけないんですね!
- そう!逆をいってる人が多いみたいでもったいないです。自分から好きになりたいと思わない方が良いと思います。好きになるような人はもう結婚してますよ。
- へー!なるほど!自分が理系の人から好かれるからうまくいく、ということで、理系の人がプロフィールに入れそうな「研究室で働いてます」みたいなワードを探すんですね。
- 「研究」とか「自動車」とか。
- そういうワードを入れて検索すると!それはすごい。もはやマーケティングですね!
- そうですね。それでもやっぱりふるうのが面倒なときはありましたけど。
出会ってからは短期集中戦!テンポよく関係を深めるべし
- 旦那さんは最初に会ったときからすごくいい印象でしたか?
- 会ったときから「こういう人がいいと思ってたな」という感じでした。
- 付き合うまでもそんなに時間がかからず?
- そうですね。3回会って付き合いました。
- 大体うまくいくときはそのくらいですね。
- ズルズルしていいことはないので。3回過ぎたらどうだろうなという感じですよね。
- メッセージについてもおっしゃってましたけど、1、2週間でうまくいかなかったらその後もうまくいかないからということですね。
- 長々やる人はもう…テンポが合わないですよね。
- 確かに。僕いろんな人にインタビューしてますけど、結婚されたりとか付き合われたりする方は、大体短い期間でやられてますもんね。
自分がお金を負担してもいいと思える相手とデートすべし!
- ちなみに割り勘男性はどうですか?100%ないですか?
- 最初の1回は男性が出したほうがいいですよね。別に夜においしい豪華なものをおごれと言ってるわけじゃなくて、お金がないんだったらお昼のお茶でもランチでもいいんですよ。それだったら3000円もあれば十分なわけじゃないですか。逆に3000円出せないんだったら婚活は難しいかなと思います。
- 婚活に対するそのくらいの思いはちゃんと出してと。
- いずれにしろお金はかかるから、そこは諦めてほしい。
- 諦める(笑)
- 女性は女性でいろいろ美容代とかかかるというけれども、それでもやっぱり、今までにおごってもらった額のほうが計算したら高かった。だから私は、女性にも「多少は出したほうがいいよ」と言いますね。そもそもお互い、お金出したくないと思うような人とデートしても楽しくないのでは。
- 確かにそこは重要ですよね。
- 本当に。時間の無駄だからそれはやめてほしいなと思います。
- なかなかその辺も参考になりますね。どうしても割り勘にしたがる男の人とかいますからね。
- 女性も悪いですけどね。割り勘でムッとするんだったら会わなきゃいいわけで。女性は「割り勘してもいいな」と思う人と会えばいいですよね。男性は「全部払ってあげたいな」と思う子とデートすればいいと思います。そのくらいの気持ちでいたほうが、アンマッチが防げるので。
- 選定するのは重要ということですね。
- そうですね。
婚活で大切なのは、自己分析&理想像を明確にすること!
- でも見事自分がいいなと思う人と出会ったわけですけど、「ここがポイントだったな」とか、逆に「こうやって活動していったほうがいいんじゃないか」とか、そういうのはありますか?
- 条件は全部十分条件、必要条件と思ってるのは実は最低条件なんですよ。「これがあればいい」と思ってるのは、「これがないと駄目」なんです。なので、「これがあったら最高」というのだけ全部並べて、それを裏を返せば「それがないと駄目」になるんです。それをわかっていないと、「あれ?必要条件満たしてるはずなのにどうしてだろう?」となってしまいます。条件は広すぎるぐらい詳細に多岐にわたって決めておくべきだと思います。兄弟が何人とか、出身は関東じゃないと駄目とか、それくらい細かく自己分析とそれを落とし込む作業が必ず必要だと思います。
- みんな理想像がぼんやりしてたりしますからね。
- ぼんやりしてますよね。結婚への本気度をあまり感じないような。
- 真剣じゃないと。
- そう。真剣じゃない。向井理みたいな人はもう結婚してるからとか言って(笑)その人はきっともう向井理と結婚したいんですよ。ああいうタイプじゃないと嫌だと思ってるけれども、そんなことは言えないから「結婚したい」とただぼんやり言ってるだけなんだろうなと思います。
- ちゃんと現実を見て、リアルに分析して、自分の理想を絞っていく必要があるということですね。
- 細かすぎるくらい分析しないと駄目だと思います。
- 確かにちゃんとやってる人はメモしたりしてますね。
- しますね、私も全部エクセル管理していたので(笑)
- それはすごい(笑)そのくらい真剣に活動すれば、ちゃんと自分の理想の人に会えるんじゃないかということですね。
- 会えます、出会えます。ちゃんと自己分析するのは男女ともにお勧めしたいです。これだけ人がいるんだから多分1人2人はマッチングできますよ。
- そのための母数ですね。ありがとうございました。
- ありがとうございます。