男性が婚活で結婚するまでにかかる費用はいくら?実例をもとに解説
婚活アドバイザーのアカネです。今回は男性の婚活費用についてまとめました。
「婚活って結局いくらくらいお金がかかるもの?」気になる点ですよね。この記事では、自分の婚活費用がざっくり計算できる質問と回答コーナーもあります。出会いだけでなく、結婚につながる「デートの費用」まで換算して、あなたが結婚するまでにかかる費用を把握していきましょう!
ざっくり婚活の種類別の料金
まずは、婚活の方法別に平均金額を出してみました。
婚活の種類別「平均料金」表
婚活方法 | 平均的な料金 |
---|---|
婚活サイト・婚活アプリ | 月額3,000円〜5,000円 |
婚活パーティー | 1回5,000円〜 |
オンライン結婚相談所 | 初期費用 100,000円 月額費用 15,000円〜 |
結婚相談所 | 初期費用 100,000円〜200,000円 月額費用 15,000円〜 *成婚料・お見合い料金等がある場合も 成婚料 100,000円〜 お見合い料 10,000円〜 |
コスパがいいのは婚活サイト・婚活アプリ
男性の場合、どうしても婚活の費用はかさみがちですが、最もコスパがいいのは婚活サイト・婚活アプリです。
婚活サイト・アプリは月額3,000〜4,000円程度で多くの女性と出会える可能性が高いです。
ただし、これも使い方次第です。
婚活サイトや婚活パーティーでは、男性の方からアプローチをかけていかないとなかなか良い結果が生まれません。逆にお金はかかりますが、結婚相談所系は担当者がサポートしてくれるので、受け身体勢でも婚活はそれなりに進むメリットがあります。
>>婚活サイト・婚活アプリについてこちらでわかりやすく解説しています
「いつまで・どうやって」婚活するかで費用が決まる
ざっくり4種類の婚活方法を紹介していますが、本当はもっと細かく、いろいろな婚活方法があります。婚活にかけられるお金を先にだして「婚活方法を決める」のか、逆にやってみたい婚活方法といつまでに結婚したいかを考えて「お金がいくらかかるのか」計算する方法があります。
どちらにしても、婚活の費用を簡単に考えられる計算方式は次の通りです。
「婚活費用」の計算方式
簡単に解説すると
となります。婚活を長く続けても、もちろんいいのですが、そうなるとなかなか「決断」できなくなる面もあります。
「この先1年以内に結婚したい」とか「海外赴任がありそうだから半年以内に結婚を決めて1年以内に結婚式を挙げたい」と具体的に婚活ゴールの時期を目標とするほうがいいですね。
みんなの実例「僕の婚活は○○円でした!」
20代後半Mさん「婚活サイト2つ」で大成功
総合計:お付き合いまで約16万円
*デート代でかなり費用に上下がある
- 活動方法:婚活サイト2種類に登録
- デート:週1ペース
■かかった費用■
- マッチングアプリ 4,000円×2種=8,000円
- 交通費 約600円×月4=2,400円
- デート代 平均4,000円×月4=16,000円
*初回はランチorお茶代を女性に奢る、2回目のディナーや飲みに行くと1回10,000円くらい(2人分で)
Mさんは現在29歳。大手メーカー子会社に勤務。年収は400万円弱。ひとり暮らしのため、デート代がけっこうお財布に響いている様子です。
ただ、婚活方法としては婚活サイト2種類のみで、月にすると1万円もかかっていません。
▼Mさんが使用した婚活サイト
婚活サイトでは特に課金をせず、毎日地道に「いいね」をしてマッチングしたら、しばらくメッセージの遣り取りをして2週間程度で相手をお茶やランチに誘うのが定番パターン。
ほぼ同年代の女性をターゲットにしています。半年ほどドップリ婚活をし、デートを繰り返しました。
結果的に婚活サイトで出会った女性(1歳年上の保育士)と現在真剣交際中、結婚も考えているそうです。
Mさんの場合はわかりやすい成功例ですが、とにかく「いいね→マッチング→デート」を、気が合う人が見つかるまで腐らず、焦らず、続けることが大事だとか!
30代Yさん「婚活サイト+婚活パーティー」で費用を抑えても出会える
総合計:お付き合いまで約9万円
- 活動方法:婚活サイトと婚活パーティー
- デート:週1ペース
■かかった費用■
- 婚活サイト 3,000円ちょっと
- 婚活パーティー 5,000円×2=10,000円
- 交通費 約400円×4=2,400円
- デート代 平均4,000円×4=16,000円
*基本的に交際に至るまでのデート(初回・2回目くらいまで)はお茶かせいぜいランチくらい。
あまりお金をかけずに婚活したかったYさんは、婚活サイトで出会いの数を増やしながら、月に2回程度婚活パーティーやイベントに参加。
▼Yさんが使用した婚活サイトと婚活パーティー
- ブライダルネット 月額約3,980円
- PARTY★PARTYまたはシャンクレール 1回約5,000円
婚活パーティーは個室スタイルにして、カップリングしたらそのまま「お茶をする」→ダメそうなら、この時点で諦める、と早めに見極めをしています。
デートも、初対面の女性が抵抗感がないように、同時に「ムダにお金を使わないように」昼間、カフェでお茶したり、ショッピングモールなどで会って、テラス席でビール1杯飲むような感じにしました。男性の婚活は、出会うための費用とは別に、女性と会う時にお金がかかります。
Yさんのように、初デートは短時間・気軽なスタイルは誘われる女性の方も身構えずに出かけられるメリットもありますね。
30代Mさん「オンライン結婚相談所+婚活サイト+マッチングアプリ」婚活投資
総合計:お付き合いまで約9万
■婚活方法■
- 活動方法:オンライン結婚相談所と婚活サイト、マッチングアプリ
- デート:週1ペース
■かかった費用■
- オンライン結婚相談所 月に12,000円
- 婚活サイト ブライダルネット 月額約4,000円
- マッチングアプリ ペアーズ 月額約3,400円
- デート代 平均6,000円×月2=12,000円
30代半ばのMさんは、とにかく「自宅でできる婚活方法」を全て試しています。
▼Mさんが使用した婚活方法
働き盛りで忙しいことと、初対面の人と話すのが苦手なので、まずメッセージ交換でフィーリングを確かめて、本当に会いたい人だけ合うようにしていたのだとか。
デートは、公園やレジャーランド系が多く、これも「向かい合って話すのが苦手、歩きながらとか何か一緒にやりながらのほうが緊張せず話せるから」だそうで、行く場所によってデートの金額に差があります。
Mさんは「デート代に重点を置いて」婚活費用をうまく絞っているのがポイントです。
40代バツイチAさん「結婚相談所」フルサポートで高額婚活でも満足
総合計:成婚まで約70万
*入会金+成婚料20万円を含む
■婚活方法■
- 活動方法:結婚相談所
- デート:月2〜4回
■かかった費用■
- 結婚相談所 月額30,000円〜50,000円
- 交通費 約600円×4=2,400円
- デート代 1回10,000円×月2回=20,000円
お見合いの仲介から結婚に至るまでフルサポートの結婚相談所プランを利用しました。結婚相談所のプランは月額料金の他に、双方が良いと思って「お見合い」として会う時にプラス10,000円のお見合い料がかかり、さらに結婚が決まったら成婚料が10万円かかります。
▼Aさんが使った結婚相談所
-
ツヴァイ お見合いアシストコース
初期費用 約90,000円
月会費 約20,000円
お見合い料 1回10,000円
成婚料 100,000円
会社経営者のAさんはバツイチですが、一緒に会社をやってくれるようなパートナーを見つけたかったので、婚活にお金がかかっても「条件のマッチする女性」を見つけたいと思い、フルサポートの結婚相談所に決めたそうです。
お見合い相手とのデートはお茶程度ですが、実質的な初回デートはイタリアンやお寿司をご馳走することが多く、デート代も高くなっています。
40代男性でスピード結婚を狙うなら、これくらいお金は必要かも?Aさんは婚活4ヶ月で真剣交際の女性と出会い、その後2ヶ月の交際で再婚を決めました!
さぁあなたも婚活プランと費用をだしてみよう!
ここからは、あなたの婚活プランとかかる費用を計算してみましょう。
質問に答えるだけで「婚活プランと費用」がわかる
Q1:いつまでに結婚したい?
(1)半年以内=活動期間目安は1〜2ヶ月(2)1年以内=活動期間目安は3ヶ月
(3)2年以内=活動期間目安は6ヶ月
Q2:婚活サービスは何を使う?
(1)マッチングアプリ=4,000円(2)婚活サイト=4,000円
(3)婚活パーティー=1回5,000円
(4)オンライン結婚相談所=月額15,000円
(5)結婚相談所=月額30,000円 初期費用別に100,000円
Q3:新しい女性と会うペースはどれくらいを考えている?
(1)月1回=5,000円(2)月2回=10,000円
(3)月4回=20,000円
(4)月8回=40,000円
*交通費と食事代で平均5,000円とする
実際に回答をしながら、いくらかかるかを計算してみましょう。
Q1の回答:(2)で3ヶ月
Q2の回答:(2)婚活サイトと(4)オンライン結婚相談所を利用したい
=婚活サイト月額4,000円+オンライン結婚相談所月額15,000円=19,000円
Q3の回答:(3)月4回
=5,000円(交通費+食事代)×4=20,000円
月額合計 39,000円
- 活動方法は婚活サイトとオンライン結婚相談所
- 活動期間は3ヶ月で1年以内の結婚を目指す
- 新しい女性とのデートは週1ペース
- デート内容によるが、月額約40,000円以上
3ヶ月で合計12万円があなたの婚活にかかる費用
高い!と思ったかもしれませんが、たった3ヶ月の活動で生涯のパートナーが見つかったとすれば、高くないですよね。というのも、婚活の方法としては月額2万円程度です。
男性はどうしてもデート代がかかるので、婚活方法を「安い分自分で行動する」か「高くてもお任せでラクをするか」、無理なく続けられる婚活プランを立てるのが重要です。
婚活費用は自分の経済力にあわせて考えよう
男性の婚活費用に「差」が大きいのは、女性に奢ることが多いデート代によって大きく上下するからです。でもここで無理をしすぎないのが、長続きする交際のポイントです。
出会うためにかけるべきお金はココ!
出し惜しみしないでお金をかけたい3つのポイント
- 美容院や床屋でヘアカット
- シャツのクリーニング
- 靴下などを新調する
女性が求めているのは「爽やかさ」です。爽やかさの基本となるのが「清潔感」です。そこだけは外してはならないですね。伸びっぱなしのヒゲや爪、ぼさぼさの髪の毛、体臭、襟の汚れたシャツ、匂いのする靴下・・・すべてNGです!
ブランドの服を買うよりも、今あるシャツをきちんとクリーニングにだし、身だしなみを整えるだけでも充分です。高い時計よりも、新しい靴下を買うべきですし、お財布に余裕があるなら、靴を買い替えるべきでしょう。
等身大のデートをしよう
婚活サイトにしろ、オンライン結婚相談所にしろ、出会って最初のデートでいきなりゴージャスな演出は必要ありません。初回はデートというより「はじめまして」で、相手がどんな人かな?と確かめ合う時間です。
下手にお金を使いすぎても相手も身構えたり、抵抗感を覚える場合もあります。もちろん高収入男性なら、女性もそれなりの期待はするでしょう。つまり、自分のプロフィールにあった「デート」をすればいいだけです。
ハイスペックがあなたの強みなら、それだけのお金をかけたデートをすればいいし、そうでないならカフェでお茶から公園の散策でも「せこい」わけではありません。頑張りすぎてしまうと、後が続きません。大切なのは、自分の経済力にあった「普通の」デートをすることです。
出会いは行動力!支えるのがお金
これまで女性との出会いがなかった男性が何もしなかったら、新しい恋人はなかなか見つからないでしょう。婚活は行動力、まずは婚活方法を厳選し、実際に女性と知り合うチャンスをどんどんつかんでいきたいですね。
その行動を支えるのが、経済力です。実際に婚活はお金がかかります。婚活方法だけでなく、デート代も含めて考えると、それなりの金額になるのがわかったと思います。でも、デートまでいけば女性との縁もかなり深まった状況なので、婚活としては成功のステップです。
男性はついつい婚活にお金をかけすぎてしまう面もあるので、自分である程度「使えるお金はこれくらい」と予定し、あとはガンガン積極的に行動しましょう!