山代温泉で”映え”スポット巡りデート。歴史とグルメの街歩きのおすすめルート|石川県

今回ご紹介するデートプランは、山代温泉観光協会事務局の下さんにお尋ねした情報を元に作成した、山代温泉のスポットをめぐる"映え"デートプランです。

山代温泉は、今から約1,300年前にこの地に訪れた仏教僧、行基によって開湯されました。行基が霊峰白山へ修行に向かう途中、水たまりで羽を癒す八咫烏(やたがらす)を見かけたのがその始まりだと言われています。

今も昔と変わらず、山代温泉は総湯(そうゆ)を中心とした観光地として、訪れた旅人たちを癒す人気スポットです。

今回は、そんな山代温泉の歴史・文化・グルメを楽しめるデートコースを考えました。もちろん、温泉も堪能できるプランなので、ぜひ参考にして下さい。

山代温泉の"映え"スポット巡りおすすめルート

今回ご紹介するのは、街の散策を楽しみながら"映え"スポットを巡るデートコースです。スポットは全て徒歩圏内にかたまっているので、歩いて回ることもできますし、レンタサイクルを活用するのも良いでしょう。

参考:山代温泉観光協会(さないサイクルショップ)

おすすめ"映え"スポット1「薬王院温泉寺」

薬王院温泉寺の外観
▲朱塗りの山門をくぐり、辿り着くのが朱塗りの本殿

公共交通機関を利用する場合、最初の目的地である「薬王院温泉寺」へは、JR加賀温泉駅から加賀周遊バス「キャン・バス」の山まわりに乗り、「山代温泉総湯・古総湯」バス停を目指しましょう。下車後、徒歩約2分で辿り着くことができます。

公式:加賀周遊バス「キャン・バス」

薬王院温泉寺は、行基が修行の地として目指した霊峰白山を祀る白山五院のうち、筆頭寺院とされた古刹(こさつ)です。温泉守護を目的として建立され、境内には平安時代初期の「十一面観世音菩薩像」や鎌倉時代の「不動明王像」などが祀られています。

新緑の季節の本殿に続く石段▲新緑の季節は木々の緑が美しい薬王院温泉寺

初代住職であった明覚上人(みょうかくしょうにん)は、「あいうえお五十音図」の創始者と言われています。境内の背後にある「萬松園(ばんしょうえん)」には彼を供養する、国指定重要文化財の五輪の塔があります。

薬王院温泉寺から萬松園へ登る石段は「あいうえおの小径」と呼ばれており、ひとつひとつの石段に五十音が記された九谷焼の陶板が一枚ずつはめ込まれています

歴史に思いをはせながら、「五十音図」の自然散策路歩きが楽しめますよ。

朱色の建物とのコントラストが美しい紅葉の季節

薬王院温泉寺の境内▲秋には境内の木々が鮮やかに色づく

いつ訪れても美しい景色と荘厳な雰囲気が味わえる薬王院温泉寺ですが、特に11月中旬~下旬の紅葉の時期には多くの観光客が訪れます。

境内の木々が赤や黄に色づき、伽藍(寺院の建物の総称)の朱色とのコントラストが幻想的な景色を見ることができます。

「薬王院温泉寺」の基本情報(アクセス)

住所 〒922-0242
石川県加賀市山代温泉18-40甲
電話番号 0761-76-1155
アクセス ・JR加賀温泉駅から加賀周遊バス「キャン・バス」の山まわりに乗り、「山代温泉総湯・古総湯」バス停下車後、徒歩約2分
・JR加賀温泉駅から北鉄加賀バス「温泉山中線」に乗り、「山代温泉」バス停下車後、徒歩約4分
参考サイト https://www.tabimati.net/spot/detail_255.html

おすすめ"映え"スポット2「服部神社」

服部神社の本殿
▲樹齢200年以上の木々に守られた服部神社の本殿

次に訪れたいのが、薬王院温泉寺から徒歩約2分のところにある「服部神社(はとりじんじゃ)」です。山代温泉の守り神とされている山代日子命(やましろひこのみこと)、機織の神である天羽鎚雄神(あめのはづちをのかみ)、縁結びの神である菊理媛神(くくりひめのかみ)を祀っています。

境内には樹齢200年以上の巨樹があり、幹回りは6mほどと、迫力のある姿を見ることができます。自然の中に溶け込むように佇む本殿でお参りをすれば、厳かな気持ちになるでしょう。

夜18:00~22:00には鳥居に向かう石段がライトアップされ、昼とはまた違った雰囲気が味わえます。撮影にもオススメです。

ライトアップされた服部神社の鳥居▲柔らかな光が石段を明るく照らすので、夜でもお参りが可能

鳥居の横には「一言地蔵」と呼ばれるお地蔵様が祀られています。お願いを一言だけ聞いてくれるお地蔵様への参拝も忘れないで下さい。

服部神社のおみくじ掛け
▲縁結びの神様である菊理媛神を祀ることから、恋愛成就を願う参拝客も多い

男性スタッフのアイコン
下さん

冬の白く雪化粧した景色も大変神秘的で美しいので、ぜひご覧いただきたいです。

「服部神社」の基本情報(アクセス)

住所 〒922-0242
石川県加賀市山代温泉18-7
電話番号 0761-76-0349
アクセス ・JR加賀温泉駅から加賀周遊バス「キャン・バス」の山まわりに乗り、「万松園通・魯山人寓居跡いろは草庵」バス停下車後、徒歩約3分
・JR加賀温泉駅から北鉄加賀バス「温泉山中線」に乗り、「山代温泉」バス停下車後、徒歩約8分
参考サイト https://www.tabimati.net/spot/detail_193.html

おすすめ"映え"スポット3「源泉・足湯」

源泉・足湯のヤタガラス
▲行基が見かけた八咫烏(やたがらす)の像がモチーフ

少し歩き疲れて温泉に浸かりたいところですが、温泉は旅の最後にゆっくり入るとして、その代わりに足湯を利用しに行きましょう。「山代温泉古総湯」のすぐ近くにあるのが「源泉・足湯」です。

岩の上に立つ八咫烏(やたがらす)の像が目印です。利用料は無料ですが、タオル等の用意はないので予め準備しておくと良いでしょう。

「源泉・足湯」の基本情報(アクセス)

住所 〒922-0242
石川県加賀市山代温泉18-120-3(総湯傍)
電話番号 0761-77-1144(山代温泉観光協会)
アクセス ・JR加賀温泉駅から加賀周遊バス「キャン・バス」の山まわりに乗り、「山代温泉総湯・古総湯」バス停下車後、徒歩約3分
・JR加賀温泉駅から北鉄加賀バス「温泉山中線」に乗り、「山代温泉」バス停下車後、徒歩約4分
営業時間 ・4月1日~10月31日:8:00~21:00

・11月1日~3月31日:8:00~18:00

※メンテナンス日には利用できない時間帯有
参考サイト https://www.tabimati.net/recommend/detail_12.html

食べる"映え"スポット1「割烹加賀」

割烹加賀の甲羅焼きガニ甘辛丼
▲カニの旨みがぎっしりつまった「甲羅焼きガニ甘辛丼」

北陸までやってきたら、ぜひとも食べて頂きたいのがカニ料理です。「割烹加賀」で少し贅沢なランチをいただきましょう。

加賀市内には「加賀カニご飯」を食べられるお店が4店舗ありますが、山代温泉で食べるならば三代続く老舗割烹である割烹加賀に行きましょう

漁期が僅か2ヶ月未満と限られた期間にしか味わえない貴重な香箱ガニ(雌のズワイガニ)を使った「カ二ごはん」に、旬の野菜や魚を使った小鉢、味噌汁、献上加賀棒茶が付いたおもてなし膳です。器には山中漆器や九谷焼を使用しているこだわりっぷりも見逃せません。

割烹加賀の加賀カニごはん
▲顔がついた温泉玉子は「なかむらくん」と名付けられており、可愛い"映え"写真が撮れる

割烹加賀のカニごはんの特徴は、甲羅焼きガニ甘辛丼とカニちらし寿司があることです。特に甲羅焼きガニ甘辛丼は、香箱カニを甲羅ごと焼くことで香ばしくカニのおいしさが際立つ逸品です。カニのハリハリ鍋を食べた後は、〆のカニ雑炊で余すことなくカニを味わいましょう。

カニごはんは要予約なので、予めの予約を忘れずにしておいて下さい。

〆のカニ雑炊
▲カニのハリハリ鍋を活かし、〆には雑炊が堪能できる

割烹加賀でオススメなのは、カニごはんだけではありません。少しずついろんなものを食べたいと思ったら「加賀の和ランチ」を頼みましょう。こちらも器には九谷焼や山中塗のものが使われており、彩りも美しく、見た目にも美味しい一品です。

加賀の和ランチ
▲+700円でお造り付きにランクアップできるのも嬉しい「加賀の和ランチ」

北陸の冬の味覚をたっぷり堪能してください。

「割烹加賀」の基本情報(アクセス)

住所 〒922-0257
石川県加賀市山代温泉桔梗丘2丁目73
電話番号 0761-76-0469
アクセス ・JR加賀温泉駅から加賀周遊バス「キャン・バス」の山まわりに乗り、「万松園通・魯山人寓居跡いろは草庵」バス停下車後、徒歩約3分
・JR加賀温泉駅から北鉄加賀バス「温泉山中線」に乗り、「山代西口」バス停下車後、徒歩約5分
営業時間 ・11:00~13:30
・17:00~21:00
定休日 月曜夜・火曜日・不定休
公式サイト https://www.kaga-kappou.com/

おすすめ"映え"スポット4「九谷焼体験ギャラリーCoCo」

九谷焼体験ギャラリーCoCoで絵付け体験をするカップル

お腹がいっぱいになったら、10分ほどのんびり歩いて山代温泉古総湯の方角に戻り、「九谷焼体験ギャラリーCoCo」へ絵付けの体験に行きましょう。

九谷焼体験ギャラリーCoCoでは、九谷焼作家が実際に使っているものと同じ道具や絵の具を使った本格的な絵付け体験をすることができます

九谷焼は伝統工芸品に認定されている色絵陶磁器のことです。九谷五彩と呼ばれる赤、黄、緑、紫、紺青の五色によって描かれる鮮やかな色合いの優美な絵が久谷焼の基本です。

色付け体験では、伝統的な絵柄を模すのも良いですし、現代風にアレンジするのも良いでしょう。旅の記念に、オリジナルのお皿や茶碗などの「マイ器」を作ってみて下さい。

「九谷焼体験ギャラリーCoCo」の基本情報(アクセス)

住所 〒922-0242
石川県加賀市山代温泉18-115甲1
電話番号 0761-75-7116
最寄り駅
アクセス
・JR加賀温泉駅から加賀周遊バス「キャン・バス」の山まわりに乗り、「山代温泉総湯・古総湯」バス停下車後、徒歩約1分
・JR加賀温泉駅から北鉄加賀バス「温泉山中線」に乗り、「山代温泉」バス停下車後、徒歩約3分
営業時間 9:30~17:30
定休日 木曜日
公式サイト https://yamashirococo.wordpress.com/

おすすめ"映え"スポット5「山代温泉古総湯」

山代温泉古総湯の外観
▲風情ある外観が特徴の「山代温泉古総湯」

最後の目的地は待ちに待った温泉「山代温泉古総湯」です。山代温泉古総湯は、山代温泉の中心部、湯の曲輪(ゆのがわ)にあります。湯の曲輪とは、北陸特有の呼び方で、総湯を中心とした周囲の町並みのことを意味します

湯の曲輪の中心に位置する山代温泉古総湯
▲「山代温泉古総湯」を中心として観光スポットが点在する

山代温泉には2つの温泉スポットがあり、そのうち古総湯は明治時代の総湯を復元した趣のある建物が特徴です。外観だけでなく、内装の床や壁に九谷焼のタイルを使用しており当時の雰囲気を再現しています。

山代温泉古総湯の浴室
▲和と洋が混じった浴室も明治時代を感じさせる

浴室にはシャワーやカランはないため、かけ湯をして湯船に浸かる当時の入浴スタイルを体感しましょう。

夜には建物全体がライトアップされ、情緒ある美しい風景も楽しめます。

ライトアップされた山代温泉古総湯
▲夜も雰囲気のある写真を撮ることができる

男性スタッフのアイコン
下さん

もう一つの温泉である「山代温泉総湯」との共通入浴券もあるので、ぜひ両方とも入ってみて下さい。

「山代温泉古総湯」の基本情報(アクセス)

住所 〒922-0242
石川県加賀市山代温泉18の128番地
電話番号 0761-76-0144
最寄り駅
アクセス
・JR加賀温泉駅から加賀周遊バス「キャン・バス」の山まわりに乗り、「山代温泉総湯・古総湯」バス停下車後、徒歩約1分
・JR加賀温泉駅から北鉄加賀バス「温泉山中線」に乗り、「山代温泉」バス停下車後、徒歩約3分
料金

・大人(12歳以上)500円(令和6年4月1日~:700円)
・中人(6歳以上12未満)200円
・小人(3歳以上6歳未満)100円
・3歳未満無料

営業時間 ・3月~11月:6:00~22:00
・12月~2月:7:00~21:00
定休日 毎月第4水曜日の午前中(6:00~12:00)
公式サイト https://yamashiro-spa.or.jp/sight/kosoyu/

更に山代温泉を楽しめるおすすめグルメスポットとお得情報

ここからは更に山代温泉を楽しむためのグルメスポットと、グルメ・スイーツがお得に楽しめる情報をご紹介します。

加賀パフェを始めとしたスイーツを食べるなら「はづちを茶店」

はづちを薬堂の外観
▲趣ある建物が立ち並ぶ中にある「はづちを薬堂」

スイーツを楽しむなら、「はづちを茶店」に行きましょう。はづちを茶店は山代温泉古総湯から歩いてすぐのところにある「はづちを薬堂」の中にあります。

紅殻格子(べんがらごうし)が特徴的な木造平屋建は、周囲の景観とマッチした外観で、写真スポットとしても人気です。

はづちを茶店では、地酒や地元の食材を用いたぜんざい、和菓子などのこだわりの甘味を食べることができます。

はづちを茶店の抹茶ぜんざい
▲抹茶のソフトクリームの白玉ぜんざいは加賀棒茶付き

はづちを茶店のはづ団子
▲備長炭で焼き上げたあつあつの団子に、醤油ダレとみたらしダレを絡めた3本セットの団子

ミルクソフトクリーム▲山代観光協会の下さんオススメ、地元の牧場直送のミルクソフトクリーム

また、はづちを茶店では「加賀パフェ」を提供しています。加賀パフェとは、加賀市のおもてなし喫茶メニュー(3時のおやつ)として開発された地産地消のパフェです。

2023年度は山代温泉発祥の五十音図や古総湯のステンドグラスをイメージした一品となっており、「あいうえお麩せんべい」がのった山代温泉の歴史が感じられるようなデザインです。

温泉玉子にトッピングした自家製の柚子胡椒の味わいが、パフェ全体への奥行きと厚みを持たせています。加賀棒茶を粉末状にして混ぜたソースも使用しており、香り高いちょっぴり大人な味わいのパフェです。

はづちを茶店の加賀パフェ▲ボリュームも満点の加賀パフェは、見た目も"映え"るスイーツ

器には山中漆器(半月型お盆)や九谷焼(パフェグラス皿・ソースカップ)が使われています。献上加賀棒茶と共にゆっくりと味わえる、見た目も美しいパフェを食べてみて下さい。

公式:加賀ご当地グルメ推進協議会(加賀パフェ)

「はづちを茶店」の基本情報(アクセス)

住所 〒922-0242
石川県加賀市山代温泉18-59-1
電話番号 0761-77-8270
最寄り駅
アクセス
・JR加賀温泉駅から加賀周遊バス「キャン・バス」の山まわりに乗り、「山代温泉総湯・古総湯」バス停下車後、徒歩約1分
・JR加賀温泉駅から北鉄加賀バス「温泉山中線」に乗り、「山代温泉」バス停下車後、徒歩約2分
営業時間 9:30~17:00
定休日 水曜日(祝日の場合は営業)
公式サイト http://www.hadutiwo.com/chamise/index.html

こだわりの蕎麦を食べるなら「手打ちそば加賀上杉」

加賀上杉のふたみ蕎麦
▲おろし&とろろ蕎麦と天麩羅がセットになった「ふたみそば」

山代温泉で蕎麦を食べるなら「手打ちそば加賀上杉」へ行きましょう。手打ちそば加賀上杉で提供する蕎麦は、上質そばの中心部の一番粉(御前粉)だけを使用した御前そばです。

純白の見た目と独特の甘味とのどごしの良さが特徴で、上杉秘伝のかえしを使い、上品なつゆにつけていただく蕎麦は絶品です。

一番おすすめの人気メニューは「ふたみそば」で、おろしそばととろろそばに天ぷらが味わえます。

地元の農家が育てた新鮮な野菜や、店主自らが採取した山の幸を使った天ぷらは、注文が入ってから揚げ始めるため、サクサクの揚げたてが食べられるのも嬉しいポイントです。

蕎麦の甘味と天ぷらの絶妙なハーモニーを楽しんで下さい。

男性スタッフのアイコン
下さん

店舗入口付近では、ちりめん和雑貨や山中漆器などがたくさん置いてあるので、蕎麦が出来上がるのを待つ間に見ているのも楽しいですよ。

「手打ちそば加賀上杉」の基本情報(アクセス)

住所 〒922-0254
石川県加賀市山代温泉温泉通り42
電話番号 0761-77-5026
最寄り駅
アクセス
・JR加賀温泉駅から加賀周遊バス「キャン・バス」の山まわりに乗り、「山代温泉総湯・古総湯」バス停下車後、徒歩約5分
・JR加賀温泉駅から北鉄加賀バス「温泉山中線」に乗り、「山代温泉東口」バス停下車後、徒歩約1分
営業時間 11:30~15:00(LO14:30)
定休日 火・水曜日(祝日の場合は営業)
公式サイト https://kaga-uesugi.com/

街中散策の際には「やましろ食べ歩きクーポン」の購入を忘れずに

「やましろ食べ歩きクーポン」は、山代温泉にある12のお店で使えるお得なクーポン券です。クーポンは6枚綴り600円で販売しており、使用する枚数によって交換できる商品が異なります。

クーポンをうまく利用して、山代温泉のグルメやスイーツの食べ歩きを存分に楽しみましょう。

期間 令和5年4月1日〜令和6年3月31日
価格 やましろ食べ歩きクーポン:6枚1セット
・通常:600円
・山代温泉旅館協同組合加盟旅館宿泊者特典:500円
販売場所 山代温泉旅館協同組合加盟旅館にて購入可能
使用期限 発行より3日間有効

公式:山代温泉観光協会(2023やましろ食べ歩きクーポン!)

取材協力:山代温泉観光協会(https://yamashiro-spa.or.jp/