苫小牧デート特集:インスタ映えスポットと絶品グルメを巡る1日旅プラン

この記事では、苫小牧観光協会の事務局職員・杉山さんにお尋ねした情報を元に作成した、苫小牧市の“映え”スポットを巡るデートプランをご紹介します。

北海道南西部に位置する苫小牧市は、海の玄関である2つのフェリーターミナルと、空の玄関である新千歳空港のダブルポートを有する産業拠点都市です。その一方で豊かな自然にも恵まれており、キャンプや登山、カヌーといったアウトドアアクティビティを手軽に楽しめるほか、”ゴルフ銀座”と呼ばれるほどゴルフ場の多いまちでもあります。

また、苫小牧には3つの海流がある良好な漁場もあることから、ホッキや王蝶(おうちょう)などの絶品海の幸を味わえることも魅力のひとつです。さらに「北雪牛」「樽前湧水豚」「B1とんちゃん」といった地場産ブランド牛・豚をはじめ、苫小牧名産のハスカップを用いたお菓子や苫小牧発祥のカレーラーメンといったご当地グルメも充実しています。

そんな魅力あふれる苫小牧市において、特におすすめしたい“映え”スポットを巡るデートプランを考えました。ぜひ参考にしてみてください。

苫小牧市の“映え”スポットを巡るおすすめルート

今回は、苫小牧観光協会の事務局職員・杉山さんおすすめのデートコースを3パターンご紹介します。

アクティブに楽しむ!乗馬とカヌー体験コース

まずは、新千歳空港より車で約15分のところにある「ノーザンホースパーク」でポニーショーや乗馬などのアクティビティを楽しみ、その後「美々川」でのカヌー体験で川のせせらぎを堪能します。

ノーザンホースパークのポニーショー
▲ユーモアたっぷりなポニーショー

ノーザンホースパークの乗馬体験
▲大人も子どもも、手軽に乗馬体験を楽しめます

ノーザンホースパークの馬車
▲馬車も走っているので、カップルでのんびりと周遊するのもおすすめです♪

アクティビティで疲れた後は、「味の大王」のカレーラーメンを味わってはいかがでしょうか。その後は「ウトナイ湖」へ移動し、ぜひ美しい夕日の風景を写真に収めてください。

味の大王のカレーラーメン
▲クセになる美味しさ!苫小牧を代表するご当地グルメの「カレーラーメン」

公式:ノーザンホースパーク
公式:味の大王

大自然を満喫!樽前山登山とキャンプコース


※冬季は通行止めのルートです

まずは、「樽前山」の7合目から登山をして頂上を目指します。頂上から太平洋や支笏湖などの自然あふれる風景を満喫し、その後は「オートリゾート苫小牧アルテン」でのキャンプでゆっくり過ごします。

BBQではぜひ苫小牧の海鮮や美味しいお肉を堪能し、隣接の「ゆのみの湯」の温泉で冷えた体を温めてお休みください。

冬を楽しむ!アイススポーツ体験コース

こちらのコースは、「新ときわスケートセンター」でのカーリング体験からスタートです。スケートができない方も問題なく参加可能で、ストーン同士がぶつかる音は快感ですよ。

おなかが空いたら、「ぷらっとみなと市場」で腹ごしらえを。海鮮やスープカレー、ジンギスカンといった北海道グルメを網羅する市場で、苫小牧ならではのお土産も豊富に揃っています。

その後は「キラキラ公園」に移動し、キラキラ光る海辺を楽しみつつ“TOMAKOMAI”のオブジェで記念撮影を楽しみましょう。そして、最後はプロアイスホッケーチーム・レッドイーグルス北海道のホームアリーナである「nepiaアイスアリーナ」にて、氷上の格闘技アイスホッケーを観戦されてはいかがでしょうか。

アイスホッケーの試合は氷を溶かすほどの熱戦で、弾けるパックやぶつかり合う体は大迫力です。

レッドイーグルス北海道の選手たち
▲レッドイーグルス北海道の試合では、息の合ったチームプレーも見どころです

男性スタッフのアイコン
杉山さん

苫小牧は雪が少なく沼が多かったことから、凍った沼でスケートをするなど古くからスケートが親しまれており、現在も学校の授業ではスキーではなくスケートを行います。そんなことから“氷都とまこまい”と呼ばれ、市内には5つのスケート施設が点在しています。

公式:新ときわスケートセンター
公式:nepiaアイスアリーナ

ここからは、上記でご紹介した場所のなかから特におすすめの“映え”スポットについて詳しく解説します。さらに、市内にある「食べる“映え”スポット」もあわせてご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

おすすめ“映え”スポット1「キラキラ公園」

キラキラ公園の夜景

「キラキラ公園」は、北ふ頭に位置する緑地公園です。爽やかな潮風を感じながら散策やピクニック等を楽しめるほか、接岸している船を間近に眺めることもできます。

また、例年7月には道内最大規模のキッチンカーイベント、9月には音楽フェスの「ミライフェスト」が開催されるなど、各種イベントも充実。夜にはライトアップされてロマンチックな空間へと変化することから、夜に訪れるカップルも多くみられます。

男性スタッフのアイコン
杉山さん

撮影は「TOMAKOMAI」のオブジェ前がおすすめです!また、夜には停泊している船や港の灯りがとても綺麗なので、きっとフォトジェニックな写真を撮影できると思いますよ。

キラキラ公園のTOMAKOMAIオブジェ
▲「TOMAKOMAI」オブジェはフォトスポットとして大人気!

新鮮グルメを満喫!「ぷらっとみなと市場」

ぷらっとみなと市場の外観

キラキラ公園から車で5分ほどのところに、近隣で水揚げされた新鮮な魚介類や地場産野菜・果物を販売する「ぷらっとみなと市場」があります。食堂には、海鮮メニューはもちろんスープカレーやジンギスカンといった北海道グルメが種類豊富に揃っており、デート中のランチにぴったりですよ。

公式:ぷらっとみなと市場

ぷらっとみなと市場の海産物売り場
▲売り場には獲れたての海産物がずらり!

男性スタッフのアイコン
杉山さん

ぷらっとみなと市場にはお土産品も充実しており、地方発送にも対応しています。苫小牧の特産品であるハスカップジャムをたっぷりと使用したロールカステラ「よいとまけ」など、ぜひおうちデート用のお土産にいかがでしょうか。

キラキラ公園の基本情報(アクセス)

住所 〒053-0003
北海道苫小牧市入船町3-1
電話番号 0144-34-5551
最寄り駅
アクセス
・新千歳空港から車で約20分
・JR「苫小牧駅」から車で約15分
・苫小牧西港フェリーターミナルから車で約5分
公式サイト https://www.jptmk.com/kirakira/index.html

おすすめ“映え”スポット2「ウトナイ湖」

ウトナイ湖の風景

「ウトナイ湖」は、勇払(ゆうふつ)原野内に広がる雄大な淡水湖です。緑豊かな湖畔には約270種もの野鳥が生息しており、1年を通してカラ類やキツツキ類などを観察できるほか、春から夏にかけてはセンダイムシクイやコヨシキリといった夏鳥、春と秋にはハクチョウ類やカモ類、ガン類の姿も見ることができます。

ウトナイ湖の白鳥
▲タイミングが良ければ、こんなふうに間近から白鳥を撮影できるかも♪

なかでも、ふわふわで真っ白な羽毛に包まれた愛らしい姿の「シマエナガ」は大変人気です。ぜひ探して、写真撮影を楽しんでくださいね。

ウトナイ湖のシマエナガ
▲シマエナガは雪に包まれた真っ白な森を生き生きと飛び回ることから、“雪の妖精”とも呼ばれています

また、ウトナイ湖の湖畔に展望施設があり、屋上からウトナイ湖を一望することができます。特に朝日や夕焼け時に見られるオレンジ色の水面はフォトジェニックな美しさで、初日の出の観賞スポットとしても人気を集めています。

ウトナイ湖の風景(朝日)
▲オレンジ色の湖に白鳥が泳ぐ光景は、心に残る絶景です

男性スタッフのアイコン
杉山さん

ウトナイ湖の魅力を満喫するなら、新緑や紅葉の時期がおすすめです。また、春にはスミレやフッキソウ、初夏にはエゾノコリンゴやホザキシモツケなど季節ごとに異なる花を鑑賞できるため、お好みの花を狙ってお出かけするのもいいですね。

自然を満喫!「イコロの森」でホーストレッキング

イコロの森ガーデン正面

ウトナイ湖を訪れる際には、車で約10分のところに「イコロの森」にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。イコロはアイヌ語で“宝”を意味し、緑や生きものといったたくさんの宝に触れながら穏やかな時間を過ごすことができます。

イコロの森のガーデン
▲イコロの森には「ローズガーデン」や「ホワイトガーデン」といった多彩な庭園があり、のんびりと散策を楽しめます

敷地内には乗馬クラブもあり、森の中をホーストレッキングすることもできますよ。カフェレストランも併設されているため、食事や休憩にもぴったりなスポットです。

GARDEN CAFE チセの内観
▲三角屋根のおしゃれな空間でカフェタイムを楽しめる「GARDEN CAFE チセ」

公式:イコロの森

ウトナイ湖の基本情報(アクセス)

住所 〒059-1365
北海道苫小牧市植苗156-30
電話番号 0144-58-4137
最寄り駅
アクセス
【公共交通機関】
・JR苫小牧駅から道南バス新千歳空港行きで約40分「ウトナイ湖」下車徒歩約3分
【車の場合】
・道央道苫小牧東IC・JCTから国道36号線経由で約5km、約5分
公式サイト https://michinoeki-utonaiko.com/

おすすめ“映え”スポット3「樽前山」

樽前山の風景

「樽前山」は、世界的にも珍しい三重式活火山です。登山の際は7合目の駐車場まで車で行き、そこから頂上を目指します。

登山を開始して10分ほどで見晴らし台に到着すると、支笏湖が眼前に広がります。そして、約40分ほどで山頂に到着すると、迫力ある溶岩ドームや美しい支笏湖、雄大な太平洋の風景を堪能できます

樽前山の溶岩ドーム
▲樽前山の頂上には、1909年の噴火時に出現した巨大な溶岩ドームがそびえ立っています

樽前山から眺める支笏湖
▲樽前山から眺める支笏湖は格別の美しさで、この場所はフォトスポットとしても人気があります

男性スタッフのアイコン
杉山さん

樽前山は四季折々に異なる表情を持つため、ぜひ麓から樽前山をバックにした撮影も楽しんでくださいね。

春の樽前山
▲残雪が美しい、春の樽前山

冬の樽前山
▲真っ白な雪に覆われた冬の樽前山も素敵です

樽前山周辺で楽しむリラックスタイム

樽前山の登山後には、ぜひ以下のスポットでくつろぎの時間を過ごしてはいかがでしょうか。

“ゆのみの湯”でリフレッシュ!「オートリゾート苫小牧アルテン」

オートリゾート苫小牧アルテンの風景

樽前山七合目から車で約30分のところに、北海道最大規模のキャンプ場「オートリゾート苫小牧アルテン」があります。ここには温泉施設の「ゆのみの湯」が併設されているので、ぜひ登山後の疲れをゆっくりと癒しましょう。

アウトドア好きなカップルには、キャンプ場でBBQを楽しんだり、宿泊したりする過ごし方もおすすめです。

公式:オートリゾート苫小牧アルテン

海を眺めるカフェタイム「ミントブルー」

カフェタイムでのんびりと過ごしたいカップルには、樽前山七合目から車で40分ほどのところにある「ミントブルー」がおすすめです。四季折々の海を楽しみながらゆっくりと過ごせるカフェで、暖かい日にはテラス席で潮風を感じながらコーヒーを堪能できますよ。

公式:ミントブルー

樽前山の基本情報(アクセス)

住所 北海道苫小牧市・千歳市
電話番号 0123-25-2404(支笏湖ビジターセンター)
最寄り駅
アクセス
・道央道苫小牧西ICから約20分
・道央道千歳ICから国道36号・道道16号・国道276号・樽前山観光道線経由34km(約50分)
注意点 樽前山7合目道路「樽前山観光線」は11月上旬~5月下旬まで冬期閉鎖
公式サイト https://www.visit-hokkaido.jp/spot/detail_10138.html

食べる“映え”スポット1「マルトマ食堂」

「マルトマ食堂」は、苫小牧公設地方卸売市場の1Fにある食事処です。店内の壁や天井にはたくさんの有名人の写真とサインがずらりと並んでおり、お店の人気ぶりがうかがえます。

絶品!「ホッキカレー」と「マルトマ丼」

多彩な海鮮メニューがあるなか、特におすすめしたいのが苫小牧が誇る全国水揚げ量No.1のホッキをふんだんに使用した「ホッキカレー」。また、苫小牧沖で獲れた新鮮な魚介が贅沢に盛り付けられた「マルトマ丼」は見た目も味もボリューム満点です。

マルトマ食堂のホッキカレー
▲ホッキの旨みが凝縮された、味わい深い「ホッキカレー」

マルトマ食堂のマルトマ丼
▲映え度満点!!記念に食べたい「マルトマ丼」

男性スタッフのアイコン
杉山さん

生ホッキ丼やホッキのバター焼き、ホッキの炊き込みご飯、ホッキしゅうまいも美味しいですよ。ぜひカップルで別々のものを注文して、シェアしながら苫小牧自慢のホッキを堪能していただきたいです。

マルトマ食堂の基本情報(アクセス)

住所 〒053-0012
北海道苫小牧市汐見町1丁目1番13号
電話番号 0144-36-2023
最寄り駅
アクセス
・苫小牧駅から車で約10分
・苫小牧西港フェリーターミナルから車で約10分
・苫小牧中央ICから車で約15分
・新千歳空港から車で約35分
営業時間 5:00~14:00
定休日 日曜・祝日
公式サイト http://www.marutoma-shokudo.com/index.html

食べる“映え”スポット2「葡麗紅(ブレイク)」

葡麗紅の会長ステーキ

「葡麗紅」は、苫小牧で大人気の老舗レストランです。オムライスやパスタ、ステーキ、ハンバーグなどの洋食メニューが種類豊富に揃うほか、パフェやパンケーキといったデザートメニューも充実しており、ランチやディナーはもちろんちょっとしたカフェタイムにももってこいですよ。

SNS映えする!「会長ステーキBIG」

「SNS映えする!」と話題沸騰中なのが、大人気メニュー「会長ステーキ」の1.5倍の大きさを誇る「会長ステーキBIG」。なんと600gのスーパージャンボなステーキで、SNSに投稿すると食後のアイスをサービスしてもらえる特典付きです。

会長ステーキにはハーフサイズ(200g)もあり、女性でも気軽に注文できますよ。自家製しょうゆベースのソースでいただくステーキは絶品です。

男性スタッフのアイコン
杉山さん

葡麗紅では「おくら納豆スパゲッティ」も人気です。鉄板に乗った状態で提供されるため、料理が来た瞬間の香りと音が食欲をそそり、ねばねばの組み合わせが一度食べたらやみつきになる味ですよ。そのほか、オムライスやハンバーグもおすすめです。

葡麗紅の基本情報(アクセス)

住所 〒053-0006
北海道苫小牧市新中野町3-13-8
電話番号 0144-36-2019
最寄り駅
アクセス
・苫小牧駅から車で約5分
・苫小牧中央ICから車で約8分
営業時間 10:00〜21:00
※祝日は12:00~17:00
定休日 日曜日
公式インスタグラム https://www.instagram.com/break_since1975/

取材協力:苫小牧観光協会(http://www.tomakomai-kanko.jp/

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