徳島県小松島市の「立江寺」へ安産祈願についてインタビューしました!

徳島県小松島市にある「立江寺(たつえじ)」は、四国八十八箇所の札所の一つとして、また四国の総関所としても有名なお寺です。

子安の地蔵尊をお祀りされていることもあり、こちらのお寺では安産祈願を受けることができます。

この度は、立江寺の副住職である庄野 晃隆さんのご厚意により、安産祈願の由来や立江寺の歴史について話を伺うことができました。

安産祈願に興味がある方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。

立江寺における安産祈願の由来について

立江寺の安産祈願について

安産祈願のお寺としての由来を教えてください

副住職

行基菩薩が光明皇后のご安産の念持仏として勅名により閻浮壇金(えんぶだごん)の1寸8分の本尊「延命地蔵尊」をお作りになり、伽藍を建立開基されました。

「延命地蔵尊」は、世にこれを子安の地蔵尊と称し奉ったと伝わっています。

インタビュアー

行基菩薩の時代となると、今から1300年以上前のことになりますよね。その頃の歴史が今にも伝えられるほど、由緒正しいお寺なんですね。

また、閻浮壇金というのは、確か仏教で登場する金のことですよね。こちらでは、金でできた子安の地蔵尊をお祀りされているんですね。

立江寺の安産祈願のご利益について

立江寺の安産祈願のご利益について

安産祈願したい場合は、何をすれば良いでしょうか?

副住職

安産祈祷は、随時受け付けております。また、安産腹帯やお守り授与、毎週土曜日の13時から執り行っている安産護摩祈祷などもおすすめです。

インタビュアー

安産護摩祈祷も行っているんですね。

安産のお守りもあるとのことですが、持ち歩いていた方が効果が高いなどはありますか?

副住職

はい、あります。肌身離さずお持ちいただければよろしいかと思います。

インタビュアー

自分の傍に置いておくのが良いんですね。

安産を願って参拝される方はどのくらいいらっしゃいますか

副住職

県内はもとより、全国からたくさんの方にご参拝いただいております。

インタビュアー

そうなんですね。

妊婦さんの場合は、体調や遠方などの事情で参拝することができないこともあると思います。妊娠しているパートナーや友人のために参拝してもご利益を授かることはできますか?

副住職

清浄なお心でご参拝いただけましたら、ご利益をいただける事に繋がると思っております。

インタビュアー

気持ちを込めてお参りすることが大切なんですね。

参拝者の方からの報告などはありますか

立江寺の参拝者からのご報告について

副住職

お礼参りの方も多数お見受けしております。お子様連れでご参拝もいただいております。

インタビュアー

安産祈願の場合は、ご報告もかねてお礼参りをされる方も多いですよね。お子様と一緒にというところもうれしいですね。

そのほかに、印象に残るエピソードなどはありますか?

副住職

先祖代々5世代に渡って安産祈願からの安産の恩恵を受け、お寺に親しみを持たれているご家族の方がいらっしゃいます。

インタビュアー

5世代というのはすごいですね!それだけこちらのお寺が身近な存在となっているんですね。

安産のお守りやおすすめスポットなどはありますか

副住職

安産の腹帯・お守りを授与しております。また、子授け地蔵尊の参拝をされる方もいらっしゃいます。

インタビュアー

無事に出産が終わった後に、お守りなどは返納した方が良いでしょうか?

副住職

お礼参りに参拝していだだきました折にお守りはお焚き上げさせていただきます。ご遠方のお方は郵送でのお焚き上げにも対応しております。

インタビュアー

落ち着いた頃に、お礼参りのタイミングで返納するのが良さそうですね。また、郵送でのご対応があるのは有難いです!

立江寺の歴史・見どころについて

立江寺について

どのようなお寺か教えてください

副住職

当山は、人皇45代聖武天皇の勅願寺という格式をもった名刹です。

天平19年(747年)に行基菩薩が光明皇后のご安産の念持仏として勅名により、閻浮壇金の1寸8分の本尊「延命地蔵尊」をお作りになり伽藍を建立開基されました。

インタビュアー

こちらのお寺は、四国八十八箇所の札所の一つでもありますよね。境内は歴史ある素朴な雰囲気があって、落ち着きます。

確か、以前に本堂で火災が起きたこともありましたよね?

副住職

はい。昭和49年10月28日未明の祝融の災により、本堂他諸堂を焼失しましたが、奇蹟的にご本尊の焼失はまぬがれました。

ご本尊のご威光と有縁の方々の浄業により昭和52年12月に復興事業が完成し、旧にましてすこぶる荘厳な昭和を代表する名寺院建築という評価を得た見事な聖堂に生まれかわりました。

特に内陣の絵天井の豪華絢爛さは、比類ないものとして有名であります。

インタビュアー

ここまで復興できたのは仏様のお力添えもあったのかもしれませんね。

また、絵天井は見事ですよね!私も本堂に入ったときに、ついじっくりと見てしまいました。

立江寺を訪れた際の見どころはどこですか

副住職

当山には、寺宝として「肉付鐘の緒」があります。

石州浜田(現在の島根県浜田市)城下通町3丁目桜井屋銀兵衛に、お京という娘がいたそうです。16歳の時、大阪新町へ芸子に売られ勤めるうち、要助という者と契りそめたそうです。

22歳の時大阪を脱走し生国である浜田へ立ち返り、親に頼みて要助と夫婦になりました。しかし、お京の心様は馴れるにつれ我慢することが増え、鍛冶屋の長蔵という密夫を作ったそうです。

それを夫要助に嗅ぎ付けられ、二人とも散々に打擲(ちょうちゃく)されました。

邪見のお京は長蔵を手引きして、夫要助を打ち殺し、讃岐丸亀(現在の香川県丸亀市)へ渡り自害しようとしました。しかし、気おくれし、後生のため四国巡拝をしようと当山まで来たそうです。

地蔵尊を伏し拝まんとするとたちまちお京の黒髪逆立ち、鐘の緒に巻きあげられました。その苦痛にあえぐ姿に長蔵は狼狽し、院主へ救いを請いました。

院主は罪の次第を問いただし、お京が懺悔すると不思議にもお京の黒髪もろともに肉がはげ、鐘の緒が残りました。辛じて命は助かったそうです。

二人は当山まで来くると、大罪をこうむるは天の然らしむところと改悛の心を起しました。

発心出家して、当村田中山(当山より北へ500メートル現在のお京塚)というところに庵をむすび、一心に地蔵尊を念じその生涯を終えたそうです。

肉付鐘の緒を当山の堂に納め置くことになったのは、享和3年(1803年)の春のことと伝わっております。

インタビュアー

なんともぞっとする、恐ろしいお話ですね。こちらが「四国の総関所」と呼ばれている所以が分かった気がします。

新しい命を迎える方々へのメッセージ

立江寺で安産祈願を受けようと思っている方へメッセージ

副住職

体調管理も大変だと存じますが、常に感謝の気持ちを忘れる事なく新しい命を迎える喜びと責任を担ってください。

当山の安産祈願が少しでもお力添えになることを信じております。

インタビュアー

出産は母子共に命がけですから、心身に気を配りながら日々を過ごすことが大切ですね。

今日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

立江寺の基本情報

住所 〒773-0017
徳島県小松島市立江町字若松13番地
電話番号 0885-37-1019
FAX 0885-37-1219
公式サイト https://www.tatsueji.com/

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