萩焼窯元「泉流山」で職人指導の陶芸体験!カップルで楽しむ伝統工芸デート

この記事では山口県萩市にある萩焼窯元「泉流山(せんりゅうざん)」での窯焼き体験をメインに、萩市の伝統工芸品「萩焼」の魅力をたっぷり味わうデートプランを紹介します。

萩市で古くから続く窯元・泉流山では、熟練の職人さんの指導のもと、萩焼の伝統と技術を活かした本格的な陶芸体験ができます。さらに、併設されたギャラリーショップでのお買い物や、吉賀大眉記念館での美術鑑賞も楽しめるのが魅力です。

伝統工芸品「萩焼」の魅力を総合的に体験できるので、陶芸や焼物に興味のあるカップルにとくにおすすめです。

今回は泉流山の吉賀さんにお話を伺い、施設の特徴や魅力、そして陶芸体験の内容について詳しくご紹介します。

萩焼の伝統と魅力を今に伝える老舗窯元・泉流山

泉流山の工房内観

萩市の伝統工芸品「萩焼」は、代々職人たちの手でその技術が守られてきました。歴史の長い窯元である泉流山は、萩焼の伝統をしっかりと継承し、「昔ながらの手法」と「手仕事ならではの味わい深さ」を今でも大切にしています。

それでは、泉流山での陶芸体験について詳しく聞いていきましょう。

編集部

歴史ある窯元の泉流山さんが陶芸体験を始めた理由は何でしょうか?

吉賀さん

当時は萩焼体験のできる場所がほとんどなく、当窯は先駆け的な存在でした。萩焼を一般の方々にも広く知っていただきたいという思いと、萩を訪れる観光客の皆様への思い出づくりのニーズに応えるためにスタートしました。

しかし、最も重要な理由は、職人の世界の一端を体験していただくことで、萩焼の素晴らしさや伝統に対する親近感や理解を深めてもらいたいという思いです。

電動ろくろ体験をする女性
▲体験の様子。自らの手で触れることで初めて分かることもあります

大量生産・大量消費が主流の現代社会において、私たちはその対極にある価値観でものづくりを行っています。伝統を受け継ぐ者としての日本人としての誇りが、その根底にあります。

この体験プログラムを通じて、萩焼の文化を広く発信できればと考えています。

泉流山の陶芸体験:本格的な技術と「体験」を重視

編集部

泉流山での陶芸体験ではどのようなものが作れるのでしょうか?

吉賀さん

陶芸(萩焼)体験には手びねり・電動ろくろ・絵付けの3種類があります。当窯では「指導者はなるべく手を出さない」「可能な限りお客様自身の手で作ってもらう」という方針で体験を行っています。

職人が積極的にサポートで手を出してしまうと、お客様が土に触れる機会が少なくなってしまいます。当窯では「お客様自身の手で作ってもらう」ことを大切にしています。

ただし、その分失敗するリスクも伴います。そうした失敗も含めて「体験」としてのプログラムになっています。

体験内容は以下の通りです。いずれの作品も完成までは2ヶ月程度かかります。

造形の自由度が高くマイペースに作れる「手びねり」

手ひねり体験の様子

吉賀さん

手でこねて作るため、手作りならではの味わい深い形となります。造形の自由度が高く、好きな形に作ることができます。所要時間は約60分です。

手回しろくろ(回転台)を使用するので、器用な方なら均整の取れた形状のものを作ることも可能です。粘土をたたら(板状に伸ばす)にすれば、平たい皿なども制作できます。

電動ろくろと異なり、制作工程で気をつけたり急ぐ必要がないため、焦らずゆっくりとマイペースで作れます。初心者の方に適していますが、工夫とアイデア次第で様々な形を作ることができます。

手ひねり体験の完成品
▲完成品見本。難しい形にチャレンジしてみるのもおすすめです

作り応えと達成感のある「電動ろくろ」

電動ろくろ体験の様子

吉賀さん

ろくろを使用する本格的な陶芸体験で、主に中学生以上を対象としています。所要時間は約50分です。

難易度がやや高いため、熟練の職人がレクチャーとサポートを行いますが、基本的には「自分の手で作る」ことを重視しています。

失敗したり形が崩れたりするリスクもありますが、それを乗り越えることで大きな達成感と楽しさを味わえます。

チャレンジ精神旺盛な方や、技術を披露したい方に適した体験です。たとえ形が崩れても、それも作品の個性として楽しめます。初心者の方の挑戦ももちろん歓迎です。

器状であれば、基本的にはどのような形状でも作れます。ろくろでは主に円形の器を作るため、ご飯茶碗、湯呑、コップ、小鉢などが適しています。大きなものほど難易度が上がりますのでご注意ください。

電動ろくろ体験の完成品
▲完成品見本。綺麗にできたときには達成感があります

マグカップのように取っ手などの別パーツを付ける場合は、別途加工料が必要となりますのでご了承ください。

この体験は、3基の電動ろくろが設置されている泉流山の作業場で行います。団体のお客様にも対応できる広々としたお部屋です。

短時間で手軽に楽しめる「絵付け」

絵付け体験の様子

吉賀さん

こちらで用意した素焼きの「湯呑」や「皿」に、お好きな絵や図柄を書いていただく体験です。

絵付けには「ベンガラ」という顔料を使用します。これは神社の鳥居などに使われる赤色の鉄成分を含む顔料です。ただし、衣服に付着すると落ちにくいので注意が必要です。

この体験は短時間で楽しめる手軽な活動です。完成品の絵付け色は「焦げ茶色」の一色になります。

泉流山で人気の体験は「手びねり」と「電動ろくろ」

編集部

特に人気のある体験はどれですか?

吉賀さん

手びねりと電動ろくろの二つが特に人気です。

手びねりは、作る形の自由度が高く、初心者向けの易しいプログラムなので失敗の心配がほとんどありません。これが人気の理由です。

マイペースで作れるので、会話を楽しみながら作業ができるのもポイントです。手びねりの特徴として、完成品にはでこぼこした質感があり、味わい深い器になります。

電動ろくろは本格的な陶芸体験で難易度が高いですが、その分達成感ややりがいがあります。作品は私たちで可能な限り修正しますが、途中で形が崩れてしまうリスクもあることをご了承ください。

お客様の器用さが如実に表れる体験です。男女ペアで参加された場合、意外にも女性の方が上手にできるケースが多いです。チャレンジ精神がある方や、プロの仕事を体験してみたい方におすすめです。

初心者でも安心!サポート体制と体験の流れを詳しく紹介

手ひねり体験中の参加者

編集部

萩焼体験の流れを詳しく教えてください。

吉賀さん

最初に簡単な説明をした後、各々で作品を作っていただきます。作業中はスタッフが要所要所で説明やサポートをしながら進めていきます。

電動ろくろは作業がより高度なため、熟練の職人が適宜サポートいたします。

編集部

どれも本格的で難易度が高そうですが、初心者でも上手く作れるでしょうか?

吉賀さん

手びねり&絵付けでは一般のスタッフが、電動ろくろでは熟練の職人が指導にあたります。いずれも丁寧な指導を心がけておりますので、初心者やお子様でも安心して体験いただけます。

編集部

失敗も体験に含まれるとのことでしたが、せっかくなら上手に作りたいなと思ってしまいます。

吉賀さん

当窯の体験プログラムの方針として「お客様自身の手で作ってもらうこと」を大事にしていますので、うまくできるかどうかはお客様自身の技量次第な部分もあります。

とはいえ、絶望的な失敗などはほぼありません。指導者がきちんとサポートしますので、必ず何かしらの形にはなります!

なお、「職人の手を借りてでも失敗だけは避けたい」という方には、ご要望に応じてより手厚いサポートを提供します。ただし、その分自作感が少なくなる可能性があることをご了承ください。

体験時の服装と写真撮影について:参加前に知っておきたいポイント

編集部

体験時の服装はどのようなものがよいでしょうか?

吉賀さん

作業時に粘土で汚れることがあります。粘土汚れはすぐに落とせますが、汚れても問題ない動きやすい服装でお越しください。

また、指先を使った細かい作業になりますので、女性の方はネイルや長い爪が粘土に刺さったり、作業の邪魔になったりする可能性があります。事前に爪を短く切るなどの対策をお願いします。

編集部

体験中の楽しい思い出を写真等に残しておきたいのですが、可能でしょうか?

吉賀さん

写真や動画の撮影は自由に行っていただけます。SNSへの投稿も特に制限はありません。

ただし、インターネットでの配信を予定されている場合は、事前にスタッフにお申し出ください。

泉流山の魅力:萩焼を総合的に体験できる複合施設

泉流山の外観

編集部

体験を行っている窯元は多々ありますが、泉流山ならではの魅力はどんなところでしょうか?

吉賀さん

当窯では、工房や大きな登り窯を自由に見学できるほか、隣接する美術館(吉賀大眉記念館)で美術鑑賞を楽しんだり、ギャラリーショップでお買い物をしたりすることができます。

また、製造から販売まで全てを手がけており、萩焼を総合的に楽しむことができる施設となっています。

泉流山は文政9(1826)年に開窯した老舗窯元で、小規模ながら伝統的な萩焼づくりや手仕事を大切にしています。具体的には、

  • 昔ながらの足蹴りろくろによる制作
  • 薪を使った登り窯での焼成
  • 天然素材を用いた自家製釉薬の使用(藁や雑木を焼いた灰をもとに調合)

などが特徴です。手間と時間はかかりますが、工業製品とは一線を画したクラシカルで優しい雰囲気の萩焼を制作しています。窯元ならではのこのような雰囲気を感じていただければ幸いです。

工房直営ギャラリーショップで萩焼の逸品を購入

泉流山ギャラリーショップの内観

編集部

体験の後に職人さんが作った商品を購入することはできますか?

吉賀さん

はい、もちろんです。むしろ体験の後には、ぜひギャラリーショップへ立ち寄っていただきたいと思います。ショップのすぐ裏には工房があり、そこで職人が一つ一つ丁寧に作品を制作しています。

ご自身の体験を経た上でプロの作品を見ると、手仕事や技術力などの観点から、新鮮さや素晴らしさを改めて感じていただけると思います。また、体験をされたお客様には特典があり、商品購入時に割引を適用しています。現金でのお支払いの場合は10%、クレジットカード等のご利用の場合は7%程度の割引となります。

ギャラリーショップの商品はオンラインでも販売しておりますので、ご帰宅後もゆっくりとご覧いただけます。

公式:泉流山オンラインショップ

泉流山ギャラリーショップの人気商品をピックアップ

ギャラリーショップに並んだ萩焼商品

編集部

ギャラリーショップの人気商品を教えてください。

吉賀さん

窯変(ようへん)、ご飯茶碗・スープカップ・丸小鉢、蒼萩マグカップ、盛り付け皿・鉢類、たい焼き箸置き、SHINKAシリーズなどが人気です。順にご説明しますね。

唯一無二の「窯変」:贈答品にも最適

泉流山のギャラリーショップで売られている窯変

吉賀さん

窯変とは、焼成の際に窯の中で起こる「様々な変化」の総称のことです。

萩焼では一般に、白い藁灰釉が部分的にピンク色に変化することを窯変と呼んでいます。この独特の色合いは、登り窯での焼成時に投入する薪の燃焼(炎や煙の加減)によって偶然生まれます。

窯の中でもごく一部の場所でしか起こらず、炎の具合によって色の出方も様々な、まさに偶然の産物なのです。

湯呑、酒器、茶碗など様々な種類があり、価格は少し高めですが、この世に同じものは2つとない逸品です。

特別な方への贈答品として最適ですし、時には自分へのご褒美としていかがでしょうか?

日常使いに最適な「ご飯茶碗・スープカップ・丸小鉢」

泉流山のギャラリーショップで売られているご飯茶碗

吉賀さん

続いてご紹介するのは「ご飯茶碗・スープカップ・丸小鉢」です。これらは体験で使用したものと同じ粘土で作られています。萩焼の特徴である優しい色合いと雰囲気を持ち、軽さが特に人気です。大きさも程よく、日常使いに最適な使い勝手の良さが特徴です。

飾らない素朴さがあるため、飽きが来ずに長く愛用していただけるのも魅力の一つです。

透明感と深みが魅力の「蒼萩マグカップ」

泉流山のギャラリーショップで売られている蒼萩マグカップ

吉賀さん

「蒼萩マグカップ」は、淡い青色の清涼感が特徴的なマグカップです。この美しい色合いは、焼成の過程で釉薬が自然に青色に発色したものです。そのため、各カップに独特の透明感と深みが生まれ、手作りならではの味わいを感じることができます。

オールマイティに活躍する「盛り付け皿・鉢類」

泉流山のギャラリーショップで売られている盛り付け鉢類

吉賀さん

「盛り付け皿・鉢類」は使用頻度が高いため、人気があります。萩焼は素朴な風合いと優しい色合いが特徴で、器自体が主張しすぎないため、料理を引き立ててくれます。パスタやサラダなどの洋食はもちろん、和食の盛り付けにも適しており、幅広く活用できます。

和の食器としての使いやすさと、料理の魅力を引き出す高い品質から、多くのお客様に支持されている商品です。

遊び心溢れる「たい焼き箸置き」の細部までのこだわり

泉流山のギャラリーショップで売られているたい焼き箸置き

吉賀さん

「たい焼き箸置き」も人気商品の一つです。土の素材色を活かし、少し焦げ目をつけて焼き上げています。たい焼き特有のはみ出したバリや、目、ウロコなど細部まで緻密に作り込んでいるため、写真で見ると本物のたい焼きと見間違えるほどリアルな仕上がりになっています。贈り物用に箱入りセットもご用意しています。

伝統と革新の融合「SHINKAシリーズ」の魅力

泉流山のギャラリーショップで売られているSHINKAシリーズ

吉賀さん

「SHINKAシリーズ」は、当窯の伝統的な製品とは異なる現代的なデザインで制作した商品シリーズです。従来の萩焼の概念にとらわれず、現代のライフスタイルに自然と馴染む萩焼を目指しています。

新しい要素を積極的に取り入れることで、新時代の萩焼の在り方を提案しています。このシリーズは店頭販売限定で、オンラインショップでは取り扱っていません。

先代当主の作品世界に触れる:吉賀大眉記念館

吉賀大眉記念館に展示されている作品

編集部

工房の隣にある吉賀大眉記念館について教えてください。

吉賀さん

文化功労者・日本芸術院会員であった先代当主「吉賀大眉(よしかたいび)」の代表的作品や水彩画などおよそ100点を中心に展示しています。

日展受賞作品や茶碗・茶器などは見応えのあるものが多く、やきもの愛好家の方にはぜひおすすめしたい展示内容となっています。
※工芸美術を含む5つの部門がある大規模な美術展覧会

先ほどご紹介した陶芸体験の料金にはこの美術館の入館料も含まれていますので、体験の前後でお時間があればぜひご覧ください。

編集部

吉賀さんが好きな展示はどれでしょうか?

吉賀さん

中心的な展示物の「暁雲シリーズ」です。大眉の壮年から晩年に渡る作品群で、大型の花瓶が多く並んでいます。これらは日展に出品した作品でもあります。

吉賀大眉記念館に展示されている花器「暁雲」
▲暁雲シリーズのひとつ。花器「暁雲」

白萩釉の肌に鉄釉の流れが独特の情景を生み出しており、名前どおり夜明けの空や雲を想起させます。

萩焼は通常、1回の焼成で完成しますが、これらの作品は理想の雰囲気になるよう何度も焼成を重ねて仕上げられています。

また、大眉と同年代の油絵画家・香月泰男の作品も好きです。萩の隣町の三隅町の出身で、現地には「香月泰男美術館」もあります。

公式:香月泰男美術館

2人は若い頃によく交流していたそうで、大眉の作った萩焼の生地に香月泰男が絵付けをした皿なども多く展示されています。純粋な萩焼とはまた違った味わいのある雰囲気が魅力です。

吉賀大眉記念館に展示されている「香月泰男絵付け皿」
▲香月泰男が絵付けした皿は、吉賀大眉記念館で鑑賞できます

窯元併設の美術館:吉賀大眉記念館の特徴と見どころ

吉賀大眉記念館の外観

編集部

他の美術館にはない、吉賀大眉記念館ならではの特徴はなんでしょうか?

吉賀さん

美術鑑賞ができて、陶芸体験ができ、工房で職人の作業の様子が見られるうえ、お買い物もできることです。決して大規模ではありませんが、泉流山と吉賀大眉記念館とで伝統的な萩焼を総合的に楽しんでいただけます。窯元で美術館まであるような施設は、他には中々ないと思います。

編集部

展示内容以外の施設の見どころがあれば教えてください。

吉賀さん

国道に面してすぐにある大きな登り窯が見どころです。この窯は萩市内にあるものでも最大規模で、多くの方が記念撮影をされています。

実は登り窯は2つあり、現在は坂を登って大眉記念館裏手にあるものを使用しています。

泉流山にある登り窯
▲大きな登り窯。映える一枚が撮れそう

泉流山周辺のデートスポット

編集部

泉流山周辺のおすすめデートスポットがあれば教えてください。

吉賀さん

当窯は萩の市街地より東北部に位置します。食べ物関係なら道の駅「萩しーまーと」、史跡観光なら世界遺産「萩反射炉」と「松下村塾」が近いです。

道の駅「萩しーまーと」は当窯から300mほどの場所にある漁港直結の道の駅で、萩市の新鮮な海の幸が楽しめます。

公式:道の駅「萩しーまーと」

「松下村塾」は、久坂玄瑞や高杉晋作、伊藤博文、山縣有朋など、幕末から明治期に活躍した人物を多く輩出した私塾です。

残された塾舎は世界遺産に登録されており、外観のみ見学することができます。当窯からは約1km(車で5分ほど)です。

公式:松陰神社公式サイト「松下村塾」

萩反射炉は松下村塾と同じ幕末の史跡で、萩藩が西洋式の大砲を鋳造しようとして建設した金属溶解炉です。炉の煙突部分が現在も残っており、世界遺産、および国指定史跡に登録されています。当窯からは約500mです。

参考:萩市観光協会公式サイト「萩反射炉」

吉賀さん

萩市のメインエリア(主に市街地)は直径10km程度で形成されており、全体的に割とコンパクトです。

そのため当窯も中心市街地からもそう離れておらず、また観光での街めぐりも自転車などであちこち行ける程度に凝縮されています。

萩城下町エリアは、夏みかんや土塀の風景など、昔のままの建物が並ぶ風情あふれるエリアです。高杉晋作や木戸孝允などの歴史上の人物の旧家などもあります。また、カフェや雑貨店なども多いのでぶらっと散策にはおすすめです。

参考:萩市観光協会公式サイト「城下町エリア」

「菊ヶ浜」という日本海に面した美しい砂浜もあります。海の色や砂浜がきれいでとても開放的な気分になりますよ。天気や条件さえ揃えば素敵な写真が撮れると思います。

参考:萩市観光協会公式サイト「菊ヶ浜」

市街地からやや遠いので、萩市民でもあまり行くことがない場所ですが、「田床山(たとこやま)展望台」もおすすめです。萩を眺望できるスポットで、夜に行けば海上にイカ釣り漁船の漁火がたくさん見えますよ。

参考:萩市観光協会公式サイト「田床山展望台」

泉流山からカップルへのメッセージ

編集部

デートで泉流山の陶芸体験をしたいというカップルに向けてメッセージをお願いします。

吉賀さん

当窯の体験プログラムは、指導者はなるべく手を出さず「可能な限りお客様ご自身の手で作っていただく」ことに重きを置いております。

そのため多少難しさはあるかもしれませんが、その分やり応えや楽しさがあります。

初心者の方でも形になるようサポートしますので、どなたでも作ることができ、思い出が形になって残ります。世界にひとつだけのあなたがたのうつわを作ってみませんか?

編集部

歴史ある窯元、熟練の職人さんによる指導、やり応えのある体験内容など、他ではなかなか味わえない本格的な体験ができる予感がします。

気軽に、でもやるからには本気で陶芸に挑んでみたい、そんなカップルにはピッタリだと思います。

吉賀さん、本日はありがとうございました。

泉流山の料金・予約

体験料金 手びねり体験:2,800円
電動ろくろ体験:Aコース 4,180円、Bコース 5,830円
絵付け体験:湯呑み 1,400円、皿 1,900円
※送料別途
※吉賀大眉記念館の入館料含む
入館料(吉賀大眉記念館) 大人:600円
高校・中学生:300円
小学生:200円
予約 要予約
※当日でも空き状況により可能

萩焼窯元「泉流山」の基本情報(アクセス・営業時間)

住所 〒758-0011
山口県萩市大字椿東4481
連絡先 0838-22-0541
アクセス 最寄駅:JR山陰本線東萩駅
国道191号線・道の駅しーまーとの手前
○JR山陰本線東萩駅より約1.1km
○萩バスセンターより約2km
○市営「まぁーるバス」東周り 「吉賀大眉記念館前」下車
○市内各バス 越ヶ浜・奈古方面行き 「吉賀大眉記念館前」下車
営業時間・定休日 ■陶芸体験(金・土・日曜実施、月~木曜は祝日のみ実施)
10:30~、13:00~、14:30~
※電動ろくろ体験のみ15:00~

■吉賀大眉記念館
10:00~16:00(金・土・日曜のみ開館)

■ギャラリーショップ
9:00~17:00

定休日:水曜日(祝祭日は営業)
駐車場 あり(普通車15台程度)
公式サイト https://www.senryuzan.jp/

※最新の情報は公式ホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額は全て税込表示です。