【和歌山デート】道の駅「青洲の里」で医療の歴史と地元グルメを満喫|紀の川市

今回は、和歌山県紀の川市にある道の駅「青洲の里」をメインに、紀の川市を巡るデートプランを紹介します。

メインの道の駅「青洲の里」には、世界で初めて全身麻酔による乳がん手術を成功させた華岡青洲(はなおかせいしゅう)の手術道具・遺品・資料などが展示されています。また、当時の様子を再現した「春林軒」も併設されており、華岡青洲の偉業と現代医療とのつながりを感じられます。

施設内のレストランでは、地元の新鮮野菜を中心に使用した「健康おもてなしバイキング」が楽しめます。医・食・自然・健康がテーマの青洲の里では、各テーマを体験できるだけでなく、豊かな自然に囲まれた環境で都会の喧騒から離れてリラックスすることができます。

和歌山県紀の川市周辺でデートを検討中のカップルの皆さん、ぜひ参考にしてみてください。

こんなカップルにおすすめ!
向いてる年代:20歳〜59歳
おすすめカップル:ゆったりしたデートを楽しみたいカップル
どんなデート?:自然に触れる、ゆっくりくつろぐ

概要:歴史と自然に触れる「青洲の里」を中心としたデートプラン

今回のデートプランのメインである「青洲の里」は、自然に囲まれた静かな時間が流れる道の駅です。青洲の里では、施設名の由来となっている「華岡青洲」の歴史を学びながら、豊かな自然の中でゆったりとした時間を過ごすことができます。

今回のデートのメイン
道の駅「青洲の里」
周辺のデートスポット
・和歌山電鉄貴志駅
・桃源郷
・蛍鑑賞

青洲の里から車で30分ほどの場所にある「和歌山電鉄貴志駅」は猫の駅長で有名です。駅内には駅長や三毛猫のイラスト、猫の足跡の階段があり、猫好きのカップルにおすすめのデートスポットです。

また紀の川市は、春には「桃源郷」の美しい風景が楽しめ、夏には幻想的な「蛍鑑賞」ができるなど、季節ごとに様々な魅力が溢れています。

ランチは、青洲の里の「健康おもてなしバイキング」がおすすめです。地元の野菜をふんだんに使った約30種類のメニューがあり、心も体も満足できる食事を楽しめます。

それでは、今回のデートプランのメインである道の駅「青洲の里」について、詳しくご紹介いたします。

世界初の全身麻酔手術を成功させた華岡青洲を讃える「青洲の里」

道の駅「青洲の里」の外観の写真

「青洲の里」は、和歌山県紀の川市にある道の駅です。世界で初めて全身麻酔による乳がん手術を成功させた「華岡青洲」の偉業を讃え楽しく学べる施設として、医療・食・自然・健康をテーマに2015年11月にオープンしました。

施設内には、華岡青洲が生まれ育った環境を再現した「春林軒」が併設されています。江戸時代の街並みや手術風景を再現した精巧な人形などが印象的で、華岡青洲の時代にタイムスリップしたような体験ができます。

また、華岡青洲に関する展示物をはじめ、健康を重視したバイキングレストランや地元の新鮮な野菜が並ぶ物産コーナーがあり、医療・食・自然・健康というテーマを体感できる構成になっています。

広大な自然に囲まれた青洲の里では、都会では味わえない「のんびりとした時間」が流れています。「最近疲れているな」「たまにはゆっくり過ごしたい」というカップルにぴったりのデートスポットとなっています。

今回は、道の駅「青洲の里」事務局長兼課長の木村さんに、青洲の里の魅力について詳しく紹介していただきました。

医・食・自然・健康の4テーマを体感できる道の駅

道の駅「青洲の里」事務局長兼課長の木村さんと華岡青洲の銅像の写真

編集部

青洲の里は、医・食・自然・健康がテーマの道の駅だそうですが、施設内にはどんな魅力があるのか教えてください。

木村さん

青洲の里は、自然に囲まれた道の駅です。施設内では近代外科医学の礎を築いた「華岡青洲」の業績を学べる展示があり、レストランでは地元食材を使用した美味しい食事が楽しめます。また、隣接する公園では季節のハーブや四季折々の風景を満喫できます。

さらに、周辺地域を散策するのに最適な電動アシスト付きレンタサイクル事業も行っています。特に桜の季節である春がおすすめです。

編集部

「医」は医療界に名を残す華岡青洲の歴史、「食」と「健康」は地元食材を使い健康を重視したレストラン、「自然」は四季の風景を満喫できる公園の設置など、それぞれのテーマをしっかり体感できる道の駅ですね。

華岡青洲の偉業を学べる展示と「春林軒」の再現

世界で初めて全身麻酔による手術を成功させた華岡青洲の銅像の写真

編集部

青洲の里は、外科医「華岡青洲」の業績を学べる施設とのことですが、具体的にどのような展示があるのでしょうか?

木村さん

現在の和歌山県紀の川市に生まれ、1804年に世界初の全身麻酔薬による外科手術(乳がんの摘出)に成功した外科医・華岡青洲に関する展示があります。

手術道具をはじめとした遺品の数々や、多くの門下生を育てた歴史的建造物「春林軒(しゅんりんけん)」を見学できます。

華岡青洲の遺品などが並べられる展示室の内部の写真
▲青洲が使用した手術道具のほか貴重な資料を展示している

麻酔薬の主成分になった植物「マンダラゲ(朝鮮朝顔)」の写真
▲麻酔薬の主成分となった植物「マンダラゲ」

編集部

華岡青洲は麻酔薬の研究を続け、通仙散(つうせんさん)という麻酔薬を開発した人物なのですね。痛みを感じることなく手術が受けられるようになったのは、まさに医療界の革命といえます。

華岡青洲の手術道具や遺品は、医療関係者にとって貴重な展示物ですし、一般の方々にとっても普段見ることのできない珍しいものだと思います。

木村さんが特に好きな展示を教えていただけますか?

木村さん

華岡青洲の住居兼診療所、および医学塾である「春林軒」の建物(一部復元)です。江戸時代当時の医療現場の様子をリアルに再現しており、全国的にも珍しい貴重な施設です。静かな佇まいの中に感じる緊迫感は、そこで命を救う外科手術が行われていたことを物語っています。

華岡青洲の佇まいを再現した「春林軒主屋の外観の写真
▲華岡青洲が生まれ育ち医療に力を注いだ時代にタイムスリップできる

春林軒内部にある手術を再現した人形
▲1804年・華岡青洲による全身麻酔下乳がん摘出手術の様子が再現されている

春林軒内部の人体知見の様子の写真
▲治験に協力したと伝えられている青洲の妻「加恵」と母「お継」

200年前の江戸時代、山深い紀州(和歌山県)の地において華岡青洲はいかにして麻酔薬をつくることができたのか。

その偉業の達成は、家族の献身的な協力と、日々病気と向き合い、目の前の患者1人1人に合った医療を志し、そして生涯をかけて実践したからこそ辿り着いたものだと思います。

編集部

春林軒は、江戸時代にタイムスリップしたような感覚を味わえる施設なのですね。手術の様子を再現した人形はリアルで、当時の雰囲気を感じられそうです。

来館者には、どのようなことを学び感じてほしいですか?

木村さん

華岡青洲の麻酔法は現在では使われていませんが、彼の遺した医療理念は現在まで確かに引き継がれています。

正しい理念のもと身近に医療が受けられる現代において、先人のもたらした技術の積み重ねのうえに健康で文化的な社会生活が営まれていることへの感謝の気持ちを感じてもらいたいです。

そして、周囲を山に囲まれた田舎で、病に苦しむ人々を救い続けた青洲と若き門下生が活躍していた往時に思いを巡らし、日当たりのよい縁側に腰をおろしてゆったりした時間を過ごしていただきたいです。

編集部

華岡青洲の麻酔薬の研究・開発は医療発展に大きな役割を果たしたのですね。青洲の里は、日常生活への感謝の気持ちを抱かせてくれる貴重な道の駅だと感じました。

紀州の山々に囲まれた静かな立地で心身をリフレッシュ

道の駅「青洲の里」と公園の遊具の写真

編集部

青洲の里の立地の魅力についてご紹介ください。

木村さん

青洲の里は和歌山県北部和泉山脈の麓に位置し、高速道路を利用すれば京阪神や奈良方面からも日帰り圏内にあります。また田舎ではありますが、関西国際空港からも1時間圏内と、意外と世界各地とも近いのです。

編集部

和泉山脈の麓に位置する青洲の里ですが、周辺のロケーションはどんな感じなのか教えてください。

木村さん

青洲の里は他の道の駅と違い、幹線道路から少し離れた場所にあります。周囲には民家が少ないためとても静かで、紀州の山並みが見渡せる段丘の上にあるのが特徴です。

お手軽な田舎体験ができるので、「町の喧騒から少し離れたいけれど、あまりに遠くの山の中までは…」という方におすすめです。

編集部

青洲の里がある和歌山県紀の川市の魅力を教えてください。

木村さん

和歌山県は農業が盛んなことで有名です。清流「紀の川」が町の中心を東西に流れ、山の中腹(標高300m)まで多種多様な果樹園や畑が広がり、年間を通じて様々な野菜・果物が栽培されています。町は全体が果物屋さんみたいなイメージですね。

そんな農村風景は、自然が織りなすダイナミックな風景とは異なり、住んでいる人々の営みが感じられ、どこか懐かしい趣があります。

2022年春には、地元のJA紀の里さんが運営する農産物直売所のオープンを控えています。開店後はぜひ地元で採れたての新鮮な農産物の魅力を味わってもらいたいです。

地元食材を使用した「健康おもてなしバイキング」でランチ

道の駅「青洲の里」のレストラン華のホールの写真

編集部

青洲の里の館内にあるレストランでは、どんなメニューを味わえますか?

木村さん

青洲の里館内にある「レストラン華」では、地元産野菜を中心とした約30種類のメニューが楽しめる「健康おもてなしバイキング」を1人1,500円でご利用いただけます。季節の野菜を使った料理や地元の特産品を使ったメニューなど、バラエティ豊かな料理をお楽しみいただけます。

レストラン華の健康おもてなしバイキングの写真
▲地元産野菜を中心とした「健康おもてなしバイキング」

編集部

健康を重視したメニューと地元で採れた新鮮な野菜を味わえるバイキングは、女性だけでなく健康志向の男性にも人気がありそうですね。営業時間は平日が11:00〜14:00、土日祝が11:00〜14:30となっています。お昼前後に訪れてランチを楽しむのもおすすめですね。

館内でお買い物はできますか?また、どんな商品が販売されていますか?

木村さん

フラワーヒルミュージアムロビーの物産コーナーでお買い物していただけます。地元・紀の川市や和歌山の特産品である野菜ジャム・金山寺みそ・梅干し・ごま豆腐などを販売しています。

また、華岡青洲が考案した軟膏「紫雲膏」(しうんこう)も販売しています。やけどや切り傷、ひび、あかぎれなど、お肌のトラブルに効果があるとされております。青洲の里を訪れた記念にお土産として購入し、リピート注文されるお客様も多いですよ。

道の駅「青洲の里」の物産コーナーの写真
▲特産品がズラリと並ぶ物産コーナーは、見やすくお買い物がしやすい造りです

編集部

地元の特産品はもちろんですが、華岡青洲ゆかりの「紫雲膏」は、旅の思い出になるだけでなく実用性があるので、青洲の里を訪れたらぜひ購入したい商品だと思いました。

ゆったりと過ごせる喫茶コーナーのテラス席

編集部

青洲の里で、カップルがゆっくり過ごせるおすすめの場所を教えてください。

木村さん

ランチタイム後は、喫茶コーナーのテラス席にて優雅にティータイムを満喫するのがおすすめです。また、青洲の里は「和歌山の朝日夕日百選」に選ばれています。(取材当時の情報です)

個人的には夕日が綺麗な日は「1日過ごせてありがとう」と幸せな気分になります。特に、テラス席から見える夕日は絶景で、カップルにとって素敵な思い出になるでしょう。

四季折々のイベントで楽しめる「青洲の里」

編集部

時期や季節によって、来館の楽しみ方が異なると思いますが、具体的に教えていただけますか?

木村さん

毎年1月上旬に春林軒で「七草粥まつり」を開催しています。また、10月下旬には「青洲まつり」があり、メインイベントの「青洲時代行列」は毎年県内外から多くの来場者で賑わいます

青洲まつりの「青洲時代行列」の写真
▲本格的な衣装とメイクで1時間ほど練り歩く「青洲時代行列」

季節の花も見どころです。春にはサクラ、ハナモモ、ツツジ、フジが咲き、夏にはアジサイや大賀ハス(縄文ハス)が楽しめます。これらの花を目当てに何度も訪れる方が多く、知る人ぞ知る名所となっています。

編集部

青洲の里では、イベントの他に農業体験なども行われていると伺いました。どのような体験ができるのか、具体的に教えていただけますか?

木村さん

地元の農家の方と協力して、より深く農業に関心を持ってもらいたいという思いから、「週末農業体験」を実施しています。これは、収穫までの作業工程を順次体験できるプログラムです。

また、自家製ハーブや地元のフルーツを使った「ハーブ&フルーツ体験会」を随時開催しており、県外からのお客様も数多く参加されています。

編集部

青洲の里で行われた過去の企画展や、今後予定している企画展についてご紹介いただけますか?

木村さん

過去には、和歌山県出身の作家で小説「華岡青洲の妻」の著者でもある有吉佐和子展などを開催しました。

2022年には「第1回青洲検定&学習会」を開催予定です。これにより、今まで以上に地域が一丸となって華岡青洲および紀の川市の魅力を発信していく予定です。

編集部

華岡青洲に関する企画が多いのですね。展示物や春林軒では知り得ない魅力がまだまだありそうです。

華岡青洲の歴史について多くを紹介していただき、その奥深さに「もっと知りたい」と感じました。カップルで青洲の里を訪れ、華岡青洲と紀の川の魅力をたっぷり体感してもらいたいですね。

来館者の声:「青洲の里」の魅力と評価

木編集部

来館者さんからよく聞く感想や声を教えてください。

木村さん

「景色と空気の良いところですね」とおっしゃられる方が多いです。よく果物の木の種類について尋ねられることがあります。例えば、柿や梅の木などが敷地内にあり、季節によって実をつけています。普段都会に住んでいる方には、この日常的な田舎の風景が新鮮に捉えられていることにギャップを感じることがあります。

のどかな田舎の雰囲気の中で、心を込めたおもてなしをすることで、お客様には少しでも心が癒されて帰っていただけることを願っております。

青洲の歴史が学べ勉強になるという口コミが多い

青洲の里の口コミを見ると、多くの方が満足されている様子がうかがえます。

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華岡青洲についての展示を見学し、とても勉強になりました。また、地元の特産品も販売されており、道の駅としての機能も充実していると感じました。
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ランチバイキングが非常に美味しかったです。混雑時は待ち時間がありますが、その価値は十分にあります。また、華岡青洲の業績も学ぶことができ、有意義な時間を過ごせました。
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青洲まつりに参加しました。多様なイベントや出店があり、十分に楽しめました。レストランのバイキングは健康的で美味しく、おすすめです。

青洲の里は、華岡青洲の歴史学習とレストランの美味しい食事が特に評価されています。

医療、食、自然、健康をテーマにした青洲の里では、これらの要素に関連した体験ができるため、幅広い年齢層の方々が楽しめる道の駅であることが口コミからも伝わってきます。

青洲の里からカップルへのメッセージ

道の駅「青洲の里」の事務局長兼課長である木村さんの写真

編集部

それでは最後に、デートでの来館を検討しているカップルやご夫婦へのメッセージをお願いします。

木村さん

季節の良い時期にはレストランテラス席がおすすめです。開放感あふれる場所でのお食事の後には、公園を散策したり、お土産コーナーに立ち寄ってお買い物を楽しんでください。

華岡青洲の麻酔薬開発には、夫婦の絆がもたらした一面もあります。そんな華岡青洲夫婦の物語の舞台である春林軒を見学することで、パートナーの存在の大切さを再認識してもらえたら嬉しいです。青洲の里で、お二人の思い出づくりをしていただければと思います。

編集部

本日はお忙しい中、インタビューに答えていただきありがとうございました。

「青洲の里」へのアクセスと基本情報

住所 〒649-6604
和歌山県紀の川市西野山473
アクセス 【車】
・京奈和自動車道:紀の川東I.Cから約10分
・京奈和自動車道:かつらぎ西I.Cから約15分
・阪和自動車道:岸和田和泉I.Cから約45分
【JR】
JR和歌山駅から和歌山線で約40分
名手駅下車後、タクシーで約5分または徒歩で約30分
【南海電鉄】
南海電鉄難波駅から南海高野線で約50分
橋本駅で乗り換えて約40分
名手駅下車後、タクシーで約5分または徒歩で約30分
営業時間 【フラワーヒルミュージアム】
9:00~17:00
【春林軒】
3月~10月:10:00〜17:00(入館受付16:30まで)
11月~2月:10:00〜16:30(入館受付16:00まで)
休館日 毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌平日)
年末年始(12月28日~1月2日)
駐車場の有無 有り
料金 【春林軒見学料金】
大人:200円
小中学生:100円
※小学生未満、障害者手帳・療育手帳をお持ちの方は無料
来館者の割合 友人知人同士:40%
夫婦・カップル:30%
1人での来場:30%
空いている時間帯 ランチタイム(11:00〜14:00)以外の時間帯
平均的な滞在時間 1〜2時間
公式サイト http://seishu.sakura.ne.jp/index.shtml

※最新の情報はホームページ等でご確認ください。
※記事中の金額はすべて税込表示です。

「青洲の里」周辺で楽しめるデートスポット3選

青洲の里がある和歌山県紀の川市には、魅力的なデートスポットが多数あります。車で約30分の範囲内にあるので、青洲の里の訪問前後に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

青洲の里の「健康おもてなしバイキング」はおすすめですが、雰囲気を変えたいカップルのために、周辺のおしゃれなカフェもご紹介します。ランチの選択肢を増やすことで、より充実した一日を過ごせるでしょう。

周辺のおすすめデートスポット

猫の駅長で有名な「和歌山電鉄貴志駅」を訪れる

和歌山電鉄貴志駅は青洲の里から車で30分ほどの場所にあるローカル鉄道です。日本の民営鉄道で初めて「猫の駅長」が誕生したことでも有名です。(参考:たま (猫の駅長) - Wikipedia

2007年に駅長に任命された「たま」は、2008年に「スーパー駅長」、その後「ウルトラ駅長」、2013年には「和歌山電鐵社長代理」となりました。2015年6月に亡くなった後は「名誉永久駅長」として、今でも和歌山電鉄貴志駅を見守っています。

和歌山電鉄貴志駅の見どころは、猫の形をした独特な駅舎と、現在の駅長であるニタマです。駅内には、歴代駅長たまや三毛猫のイラストが描かれており、猫の足跡が付いた階段も見どころの一つです。近くではいちご狩りなども楽しめ、季節の楽しみも提供しています。

このユニークな駅は、猫好きなカップルにとって魅力的なデートスポットとなっています。猫をテーマにした駅の雰囲気に癒されながら、のどかな和歌山の風景を楽しむことができます。

公式URL:https://www.wakayama-dentetsu.co.jp/

春に訪れたい絶景スポット「桃源郷」

桃源郷は、青洲の里から車で20分ほどの場所にある、花見スポットとして有名な場所です。3月下旬から4月上旬にかけて一面に桜が咲き乱れ、桃色の霞と甘い香りで包まれる絶景を楽しめます。

紀の川沿いに広がる桃源郷では、春になると「桃山まつり」や「桃源郷ハーフマラソン」といった季節のイベントが開催されます。これらのイベントでは、桜の美しさを堪能しながら地域の文化や活気を体験できます。

春限定の美しい桃の花を眺めながら、大切な人とゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。自然の中でリラックスできる、特別な思い出作りにぴったりの場所です。

公式URL:https://www.kanko-kinokawa.jp/tougenkyo/

初夏の風物詩:幻想的な「蛍鑑賞」スポット

紀の川には、6月中旬ごろに蛍鑑賞ができるスポットが5つあります。これらのスポットでは、夏の夜空に舞う蛍の幻想的な光景を楽しむことができます。

蛍鑑賞ができるスポット

  • 細野渓流キャンプ場付近(紀の川市桃山町垣内地内)
  • 鞆渕地区付近(紀の川市中鞆渕地内)
  • きしべの里ほたる観賞会(紀の川市貴志川町井ノ口地内)
  • 重谷川付近(紀の川市江川中地内)
  • 野田原地区付近(紀の川市桃山町野田原地内)

※蛍は自然の生き物なので、天候や気温によっては鑑賞できないときもあります。事前に確認することをおすすめします。

2人で夏の夜空に舞う蛍を鑑賞し、幻想的な蛍の世界を体感してください。静かな夜の自然の中で、蛍の光に包まれる素敵な思い出を作ることができるでしょう。

参考サイト:https://www.city.kinokawa.lg.jp/kanko/kannshoujouho.html

まとめ:「青洲の里」で過ごす、心和む歴史と自然のデート

「青洲の里」は華岡青洲の歴史が学べるだけでなく、健康的な食事や自然に触れ合うことができる道の駅です。近代医学の祖として知られる華岡青洲の生涯や業績について、展示を通じて学ぶことができます。

忙しい毎日に追われていると、カップルでもギクシャクしたり気分が乗らないということもあります。そんな時は、自然に囲まれた道の駅「青洲の里」で、心身ともにリフレッシュしてください。豊かな緑に囲まれた環境で、ゆっくりと過ごすことができます。また、和歌山電鐵貴志駅では猫の駅長に癒され、日頃の疲れを取ってくださいね。かわいらしい猫の姿に心が和むでしょう。

今回ご紹介するデートプランは、普段の生活に疲れているカップルにおすすめです。デートの後は、心が和み付き合った頃の新鮮な気持ちになれるでしょう。

和歌山県紀の川市で、ほっとするデートをしたいカップルは参考にしてくださいね。自然豊かな環境で、二人の絆を深める素敵な時間を過ごせます。