【青森県】「産直センターひらか」を中心に津軽・平川の魅力を満喫するデートプラン|縁結び大学

今回は青森県平川市にある「産直センターひらか」を拠点に、周辺の博物館や日本庭園、神社を巡るデートプランを紹介します。

産直センターひらかは、東北自動車道の大鰐・弘前IC(おおわに・ひろさきインターチェンジ)から車で約10分ほどのところにある地元農産物の直売所です。採れたての野菜をはじめとする旬の食材や加工品、地元会員による手作りのお惣菜などが販売されており、日々多くの買い物客で賑わっています。

また、津軽地区の桃を使用したソフトクリームやケーキ、お菓子類も大人気。四季折々の生花も種類豊富に揃っており、地元平川市の魅力を存分に満喫できますよ。

そんな産直センターひらかの魅力について詳しく紹介しますので、ぜひ津軽地方でのデートの際は参考にしてみてくださいね。

こんなカップルにおすすめ!
向いてる年代:20歳〜59歳
おすすめカップル:地元特産品を購入したいカップル、地元の歴史や自然に触れたいカップル
どんなデート?:直売所、特産品、ねぷた、博物館、庭園

概要:平川の産直品を堪能!津軽の魅力を満喫するデート

産直センターひらかは、車でのアクセスが便利で、周辺には車で立ち寄りやすいさまざまな観光名所が点在しています。こちらでは、特におすすめしたいデートスポットやランチスポットをピックアップしました。

今回のデートのメイン
産直センターひらか
周辺のデートスポット
・ねぷた展示館
・盛美園(せいびえん)
・猿賀神社(さるかじんじゃ)
ランチにおすすめのお店
・風の谷
・四季の蔵もてなしロマン館
・おぐら食堂

「ねぷた展示館」は、高さ12m・重さ6トン超の扇ねぷたを展示している博物館です。通年展示されているので、お祭りシーズン以外にもねぷたの歴史や魅力に触れられますよ。

また、「盛美園」は、映画『借りぐらしのアリエッティ』のモデルにもなった日本庭園です。約1万2,000平方メートルもの広大な敷地の中、カップルで四季折々の美しい景観を堪能できます。

「猿賀神社」も緑あふれるスポットで、古くから農業や漁業、交通、眼の安全を願って、地元を中心に信仰されている神社です。広い境内には池が2ヵ所あって、春には桜の花、夏には蓮の花をゆったりと観賞できますよ。

二人でランチを楽しむなら、「風の谷」「四季の蔵もてなしロマン館」や「おぐら食堂」がおすすめ。どのお店も人気のラーメンや定食などをリーズナブル価格で味わえるスポットなので、ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。

それでは、まずメインスポットである産直センターひらかの魅力について紹介しましょう。

津軽地方の採れたて・作りたて産品がお買い得な直売所

青森県平川市にある産直センターひらかの入り口付近

産直センターひらかは、青森県平川市の地元農産物が豊富に揃う直売所です。施設内には生産者ごとに商品棚が設置されており、地元農家さんが丹精込めて育てたさまざまな種類の新鮮野菜や切り花などが並んでいます。

とりわけ注目したいのが、当日朝に収穫されたばかりの黒あわび茸。鮮度も品質も抜群で、朝採れならではの香りや歯応えを楽しめることが魅力です。

加工食品の種類も多く、味噌や漬物、お餅、お菓子類など多彩な商品がずらりと並びます。「JA津軽みらい平賀グリーンセンター」と同じ建物内にあることから、日用品の品揃えも充実しており、お買い物にとても便利なスポットです。

さらに店内では、津軽地区の農産物を使用したオリジナルソフトクリームも販売中。デート中の一休みにもおすすめの一品となっています。

今回は、産直センターひらかで主任を務める水木哲人さんにインタビュー取材を行い、施設の特徴やおすすめ商品についてお伺いしました。

観光地からのアクセスも容易!津軽・平川の農産物や加工品が充実

産直センターひらかで販売されている地元産の切り花

編集部

産直センターひらかは2010年4月にリニューアルオープンし、売場面積が拡大されて、より一層品揃えも充実したそうですね。まずはロケーションの特徴についてお話しくださいますか。

水木さん

私ども産直センターひらかは、東北自動車道の大鰐・弘前ICからは車で約10分、弘南鉄道弘南線の平賀駅からは車で約5分のところにあり、地元の方が多く利用してくださる直売所です。

周辺には、ねぷたの歴史や文化を知ることができる「ねぷた展示館」や国指定名勝の「盛美園」、桜や蓮の花が綺麗な「猿賀神社」など観光スポットも多いので、観光で訪れた皆さんもよく立ち寄ってくださいます。

編集部

ご紹介いただいた観光スポットは、産直センターひらかから車で10分圏内とアクセス容易な立地ですね。観光しながら地元の新鮮な農産物も買い求められるので、平川市を満喫するデートにはぴったりのロケーションだと感じました。

産直センターひらかの施設自体も魅力的に映りますが、どのような直売所なのかご紹介ください。

水木さん

当直売所は、津軽平野の平賀地区で収穫した野菜や果物、山菜などをメインに販売しております。地元農家の方が朝早くから新鮮な農産物を届けてくださっており、ほかにも生花や手作り赤飯など加工食品も豊富に提供中です。

「採れたて」「作りたて」を提供すること、美味しくて新鮮な旬の品をリーズナブルな価格で提供することを心がけております。

編集部

地元ならではの旬な農産物や加工食品を取り扱っていらっしゃるということで、四季折々の品揃えを期待できそうですね。一度のみならず、季節を変えてデートで訪れても、また違った魅力を感じられるのではと思いました。

ちなみに水木さんが「直売所をやっていて良かった!」と感じられる瞬間や、やりがいがありましたら、ぜひお話しいただけますか。

水木さん

地元の方はもちろん県外の方も足を運んでくださっており、お買い物を楽しんでいらっしゃる光景を目にすると、大きなやりがいを感じます。大変有難く、感謝の気持ちでいっぱいです。

編集部

直売所と聞くと、一般的には地元の方が日常使いで利用されているイメージですが、産直センターひらかは県外から観光で来られたお客さまも多いですよね。取り扱い商品のバリエーションが豊富で、魅力的なものが多いからこその特徴だと思いました。

実際にWeb上の口コミをチェックしてみても、「何度行っても飽きない直売所!」「遠方からでも通いたくなるほど魅力的な品揃え!」などの声が多く、地元の方・観光の方を問わずに幅広く愛されている直売所なのだなと感じます。観光スポットを巡る途中にカップルで訪れても、違和感なく楽しめる場所ですね。

売れ筋は八甲田高原野菜・りんごなど!手作り赤飯やいなり寿しも人気

編集部

産直センターひらかでは、地場の農産物を始めとする多彩な商品を扱われていますね。おもな商品について、具体的に教えてくださいますか。

水木さん

取り扱っている農産物としては、地元平川市で収穫された野菜はもちろん、八甲田山の麓で収穫されるキャベツ・はくさい・大根・かぶ・人参などの「八甲田高原野菜」や種類豊富な切り花のほか、秋頃からはりんごも加わります。また加工食品としては、赤飯やいなり寿し、おはぎ、りんごジュース、トマトジュースなどを取り扱っております。

編集部

津軽地方の冷涼な気候や豊かな水、そして野菜作りに適した土壌に育まれた八甲田高原野菜は、みずみずしく柔らかな食感で、甘みの強い味わいが特徴だと伺いました。大地の恵みが詰まった高原野菜、ぜひ味わってみたいです。

産直センターひらかで、特に人気の商品があれば教えていただけますか。

水木さん

夏から秋にかけては八甲田高原野菜、秋から冬にかけてはりんごが人気です。手作り赤飯やいなり寿し、おはぎなどの加工食品は年間を通じての売れ筋商品で、午前中には完売してしまうことも多くあります

産直センターひらかで販売されている赤飯やおはぎ
▲手作り赤飯やおはぎは午前中に売り切れるほどの人気商品!

お彼岸やお盆の時期には、切り花もよく売れていますよ。お花の種類も多く揃っていますから、ぜひチェックしてみてください。

編集部

平川市はりんごの名産地でもあり、昼夜の寒暖差が大きい津軽地方の気候と肥沃な土壌によって、色付きが良く甘みの深いりんごが育つと伺っています。平川市で採れるりんごは、毎年のように農林水産大臣賞を受賞されているともお聞きしました。おうちデート用に買って帰りたいカップルも少なくないでしょう。

そのような地場の農産物や手作り加工食品が、お買い得な価格で販売されているのですよね。

水木さん

はい、「新鮮で美味しい品を少しでも安く!」が産直センターひらかのコンセプトです。地元農家の皆さんが一生懸命に作った商品を、一人でも多くのお客さまに届けたいという想いで頑張っておりますので、応援してくださると嬉しく思います。

編集部

店内には生産者ごとに商品棚が設置されているため、農産物や加工食品を手がけた農家さんとの距離感が近いイメージであり、販売スタイルも魅力的だと感じました。農家さんの想いや日々の苦労を想像すると、より有難みを感じて美味しくいただけそうです。

桃の果汁を贅沢に使った「津軽の桃ソフトクリーム」は外せない!

産直センターひらかで販売されている桃ソフトクリームその1

編集部

産直センターひらかでは、名物になっているソフトクリームがあるそうですね。どのような特徴があるのかご紹介いただけますか。

水木さん

津軽地区で栽培・収穫された桃を使用した「津軽の桃ソフトクリーム」ですが、滑らかな食感が魅力で、口の中にふわぁ~っと桃の風味が広がります。夏の暑い日であれば、1日100個以上も売れる人気商品なので、ぜひ味わってみてください。

編集部

「津軽の桃ソフトクリーム」は、産直センターひらかでしか味わえないオリジナル商品ですよね。フレッシュな桃のピューレをふんだんに使用した贅沢なソフトクリームで、桃の風味を存分に味わえると伺いました。

桃ソフトクリームだけでなく、桃とりんごのミックスソフトクリームも販売中とのことで、カップルで別々の種類を購入してシェアすれば、一度に両方を味わえますね。デート中のおやつ休憩の一品に、ちょうどよい感じだと思いました。

「産直センターひらか」の口コミ・評価をチェック!

編集部

利用者の方からよく耳にされる声がありましたら、ぜひお聞かせください。

水木さん

切り花の種数が豊富に揃うため、「お花はほかのお店では購入しない!」と言われるお客さまが多くいらっしゃいますね。

編集部

切り花も新鮮で色味が美しく、しかもお手頃価格で購入できるのは嬉しいことです。鉢物の種類も豊富なので、デートの記念に購入して帰るのもよいでしょうね。

水木さん、本日はお忙しい最中にお時間を割いていただきまして、大変有難うございました。

「農産物が安くて美味しい」「ソフトクリームが絶品」の声も多数

産直センターひらかで販売されている桃ソフトクリームその2

編集部でも、GoogleやSNS上に残された口コミ・評価をチェックしてみました。以下のような声を多く見受けましたので、要約して紹介します。

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旬の農産物が充実していて、どれも安いので購入しやすい。美味しくて大満足!
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よくお花を購入しています。こちらのお花は新鮮で日持ちするので大好きです。
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桃とリンゴのミックスソフトクリームが美味!手作り赤飯も大ファンです。

地場の農産物やお惣菜、ソフトクリームなど、産直センターひらかで取り扱っているどの商品についても、ファンが多く付いている印象です。県外から頻繁に訪れるリピーター客も珍しくないようで、デート中のカップルが立ち寄っても満足度の高い直売所だと感じられました。

「産直センターひらか」の基本情報

産直センターひらかの外観

住所 〒036-0111
青森県平川市小和森上松岡211-1
電話番号 0172-43-1831
営業時間 4月1日~10月31日:7:30~17:00
11月1日~3月31日:8:30~17:00
定休日 年末年始
アクセス 【車】
東北自動車道・大鰐・弘前ICから車で約10分

【公共交通機関】
弘南鉄道弘南線「平賀」駅より車で約5分
駐車場 56台
公式サイト http://www.ja-tsugaru-mirai.or.jp/chokubai/chokubai.html

※最新の情報は公式サイト等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です。

「産直センターひらか」周辺のデートスポット

最後に、産直センターひらかの周辺にある観光スポット・ランチスポットをいくつかご紹介しましょう。二人でデートプランを考える際の参考にしてみてくださいね。

おすすめのデートスポット

迫力満点のねぷたをじっくりと鑑賞できる「ねぷた展示館」

ねぷた展示館は、「世界一の扇ねぷた」と呼ばれている高さ12m・幅9.2m・重さ約6tのねぷたをじっくりと鑑賞できる施設。一般的なねぷたに比べると2倍ほどの大きさとなっており、水墨画調に描かれた美しい描写に惹きつけられます。

「平川ねぷたまつり」で賞を獲得した団体のギャラリーコーナーもあり、ねぷたの魅力を存分に満喫できるでしょう。カップルで「どのねぷたがお気に入り?」などとおしゃべりしながら鑑賞すると、相手の好みがより分かって、楽しいひと時を過ごせそうですね。

参考URL:一般社団法人平川市観光協会「世界一の扇ねぷた展示館」

アリエッティの世界に二人で浸れる「盛美園」

盛美園は、東北北部では平泉の毛越寺と並び称される著名な庭園であり、「明治三大名園」の一つにも数えられています。

映画『借りぐらしのアリエッティ』のモデルにもなった庭園です。敷地内には和洋折衷様式で建てられた「盛美館」があって、1階は純和風の数奇屋造り、2階はルネサンス調の洋館という、上下で様式の異なる極めて貴重な明治期の建築を見学できます。ほかにも金色に輝く「御宝殿」では、壮大なスケールの漆の蒔絵を鑑賞できるなど、見どころには事欠きません。

カップルで訪れてのんびりと散策すれば、きっと思い出深いひと時を過ごせるでしょう。

公式URL:国指定名勝「盛美園」

桜と蓮の花の季節に訪れたいフォトジェニックな「猿賀神社」

猿賀神社は、807年に坂上田村麻呂によって社殿が造営されたと伝わる古社であり、江戸期には津軽藩の祈願所ともなっていました。春は桜の名所として知られているほか、夏は鏡ヶ池の一面に咲く蓮の花も見応え抜群。蓮の花の見頃は、例年7月下旬~8月上旬頃で、淡いピンク色の花が池を覆い尽くすさまは、息を呑むような美しさです。

ぜひデートで訪れて、フォトジェニックな光景をたくさん撮影してみてくださいね。なお例年4月末~5月中旬にかけては、鏡ヶ池で蓮根が多く採取されており、希望する方には社務所で頒布されます。

公式URL:奥州津軽の霊地「猿賀神社」

熱帯魚を眺めながら食事ができる「風の谷」

風の谷は、店内で熱帯魚を見ながら食事ができるお店です。

メニューはいろいろありますが、中でも濃厚な味噌ラーメンが人気です。中太縮れ麺で、ニンニク&生姜がよく利いたスープによくからみます!また、「風の谷」という名前のお店ならではの「ナウシカラーメン」なんてメニューもあります。こちらは醤油味のスープにひき肉とうずらの卵がトッピングされています。

「熱帯魚が見られる」と聞いて「なるほど、熱帯魚を飼っているお店ね」と思ったら大間違い。飼っているというより、水族館に近いレベルの熱帯魚を見ることができます。空間にもこだわっていて、少し薄暗い幻想的な雰囲気に包まれているんですよ。

注文したラーメンが届くまで、店内の“水族館”をまわってみてくださいね。

公式URL:風の谷

煮干しラーメンが大人気!「四季の蔵もてなしロマン館」

四季の蔵もてなしロマン館は、盛美園や猿賀神社から徒歩圏内にあるデートスポットです。特産品ショップや展示室があるほか、地元野菜をふんだんに用いたメニューが豊富なレストランも併設されています。

メニューの一番人気は、ラーメン評論家・石山勇人氏プロデュースの「津軽煮干しラーメン」。ほかにも地場野菜のカレーや平日限定の日替わりランチ、土日限定の花懐石御膳、さらには毎月第一水曜日限定で提供される地元農家さんプロデュースのヘルシーランチなどが人気です。

四季の蔵もてなしロマン館ならではのこだわりメニューをリーズナブル価格で楽しめますから、ぜひデートランチでも訪れてみてください。

公式URL:庭園と生垣の平川猿賀浪漫「四季の蔵もてなしロマン館」

ボリュームたっぷりなのにお値打ち価格が嬉しい「おぐら食堂」

おぐら食堂は、昔懐かしい雰囲気が漂っている食事処です。ラーメンや焼きそば、チャーハン、かつ丼など多彩な食堂メニューがあり、「どの料理もボリュームたっぷりでお値打ち価格!」と地元の方を中心にしたファンの心をガッチリと掴んでいます。

とりわけ人気のメニューは、モチモチの縮れ麺が特徴的な手打ちラーメン。上品なスープで仕上げた飽きのこない味わいで、ラーメン好きな女性にもぴったりの一品です。しっかり食べたい時には、デート中のランチに立ち寄るのもおすすめできます。

まとめ:「産直センターひらか」から津軽の魅力を再発見

今回は青森県平川市にある「産直センターひらか」を中心に、津軽・平川の文化や自然に親しめる観光スポットや、おすすめのランチスポットも紹介しました。

産直センターひらかは、地場の新鮮な農産物を豊富に取り扱う直売所で、収穫したての新鮮野菜や果物、切り花、手作りのお惣菜など充実した商品ラインナップを誇ります。毎日午前中には売り切れてしまうという人気商品もあるので、デート中には早めの時間帯に立ち寄るとよいでしょう。

ぜひ今回紹介した内容を参考にして、直売所でのお買い物を楽しんでから、地元の魅力を再発見するデートプランを二人で検討してみてくださいね。