【山形デート】900年の歴史を持つ寒河江八幡宮で参拝と御朱印巡り
本記事では、山形県寒河江市(さがえし)に鎮座する「寒河江八幡宮」に参拝して御朱印を受け、市内の注目デートスポットを巡るプランを紹介します。
寒河江八幡宮は、郷土で900年以上の歴史を刻んできた格式の高い神社です。開運厄除けや縁結び、安産や子宝、合格祈願など、さまざまなご利益があることで有名で、地元の方だけでなく、遠方からの参拝者も多く訪れます。
御朱印を求める方も多く、特にカラフルな御朱印が人気です。八幡宮の御朱印に加え、境内社(末社)の「高良新山両所神社」の御朱印もいただけます。
また、神社周辺の寒河江市内には、「GEA」や「道の駅チェリーランドさがえ」など、カップルで楽しめる人気のデートスポットも充実しています。
寒河江市内の歴史ある神社を訪れ、周辺の魅力的なスポットを巡るデートに興味があるカップルは、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
おすすめカップル:神社仏閣に興味がある、御朱印を集めている、地元でお洒落なデートを楽しみたい、日本酒が好き、インスタ映えする写真を撮りたい
どんなデート?:神社参拝、御朱印、地元グルメ、地酒、道の駅
概要:歴史ある神社で御朱印を受け、周辺の魅力スポットを巡るデートプラン
今回は、地元で900年以上の歴史を重ねる「寒河江八幡宮」に参拝して御朱印をいただき、カップルで楽しめる魅力的なスポットを巡るデートプランを立ててみました。
今回のデートのメイン |
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寒河江八幡宮 |
周辺のデートスポット |
GEA 古澤酒造 道の駅チェリーランドさがえ |
ランチにおすすめのお店 |
(GEAや道の駅チェリーランドさがえに併設された食事処を利用) |
JR左沢線(さがえせん)の西寒河江駅から徒歩10分ほどでアクセス可能な寒河江八幡宮は、誰にでも参拝しやすい神社です。街中にありながら木々に囲まれて鎮座しており、長い歴史を感じさせる趣のあるたたずまいが特徴です。
境内には桜や藤、シャクヤク、バラ、蓮、紅葉、椿などさまざまな花や植物が四季折々に楽しめ、二人でゆったりと散策するのも、心身ともにリフレッシュできる素敵なひと時となるでしょう。
また近隣には、お洒落でフォトジェニックな複合施設「GEA」や、江戸時代から続く老舗の「古澤酒造」もあります。地元食材をふんだんに使ったランチを楽しんだり、伝統ある地酒を試飲したりと、様々な体験ができます。
それでは、今回のメインスポットである「寒河江八幡宮」から詳しく見ていきましょう。
平安時代から続く由緒正しき「寒河江八幡宮」の魅力
▲社殿の軒先に棚引く七夕飾り。フォトジェニックな光景も楽しめる神社
山形県のほぼ中央部・寒河江の市街地に鎮座する「寒河江八幡宮」は、勧請(かんじょう)(※1)されてから900年を超える格式ある神社です。平安時代から長く崇敬を集め、地元では誰もが知る存在となっています。
(※1)神仏が降臨するよう請うこと。ある神社の御祭神を分けて、新設した神社にも分祀すること。
出羽国風土記にも登場する寒河江八幡宮は、源頼義・義家が奥州平定(前九年の役)の戦勝を祈願し、八幡宮をお祀りしたのが始まりとされています。由緒ある神社として、年間を通じて行われる多くのお祭りも人気を集めています。
毎年9月の例大祭に合わせて行われる流鏑馬(やぶさめ)は、山形県指定の無形民俗文化財となっており、県内外から多くの見物客が訪れます。
また、夏には社殿正面に大きな七夕飾りが吊るされるなど、フォトジェニックな風景も楽しめる神社です。風に揺れる七夕飾りの涼やかな姿は、デートで訪れたカップルの心に残る素敵な思い出となるでしょう。
ここからは、「寒河江八幡宮」で事務・WEBを担当されている佐藤さんにインタビュー取材を行い、同社の特徴や魅力について詳しく伺っていきます。
900年以上の歴史と静寂な佇まい:アクセス抜群の寒河江八幡宮
編集部
「寒河江八幡宮」は街中にある神社ですが、木々に囲まれた静かな境内が特徴的ですね。まずは、ロケーションや環境の魅力について教えてください。
佐藤さん
「寒河江八幡宮」は山形県寒河江市に鎮座し、小高い山の上にあるお宮です。自然に囲まれ、清涼な雰囲気に包まれております。
お車でお越しの方は、山形自動車道の寒河江ICから約15分です。公共交通機関をご利用の場合は、JR左沢線の西寒河江駅下車で徒歩10分ほどでお越しいただけます。タクシーをご利用の際は、お隣の寒河江駅が便利です。
無料駐車場も完備しています。お車の方は寒河江高校のある信号(交差点)から、寒河江高校側の坂を上がってください。「八幡公園入口」の立看板に従って進むと、鐘撞堂がある砂利敷きの広い駐車場がございます。
編集部
穏やかで心癒されるような境内ですね。車利用のカップルも、公共交通機関利用のカップルも、気軽にデートで訪れやすい神社だと感じました。次に、寒河江八幡宮の歴史やご由緒について教えてください。
佐藤さん
康平5(1062)年、源頼義・義家公が奥州平定(前九年の役)の戦勝祈願のため、寛治7(1093)年に石清水八幡宮を勧請しました。
文治5(1189)年に大江広元公が地頭となり、建久2(1191)年に鶴岡八幡宮を勧請して、現在の地に鎮座することになりました。
主な御祭神は、和親・調和・平和の神とされる誉田別命(ほんだわけのみこと)、農業・良妻賢母の神とされる比売大神(ひめおおかみ)、安産・長寿・旅行安全の神である神功皇后(じんぐうこうごう)などです。
編集部
康平年間といえば、平安時代・後冷泉天皇の御代(みよ)ですね。寒河江八幡宮は900年以上の歴史を持つ由緒ある神社なのですね。
長く地域に根付き、敬愛されてきた神社の境内には、目に見えない気やパワーのようなものが満ちていると感じます。デートで訪れる際も、神社の歴史を知った上で参拝すると、より一層ご利益をいただけそうですね。
2社分の御朱印で思い出作り:見開きページで美しく残せる
▲寒河江八幡宮で奉納される巫女舞
編集部
御朱印を集めるカップルも増えてきましたが、「寒河江八幡宮」で受けられる御朱印について、どのようなものかを教えていただけますか?
佐藤さん
社殿・寒河江八幡宮と末社(境内社)・高良新山両所神社の2社分の御朱印をご用意可能です。
お手持ちの御朱印帳を2社分見開きページにしてお出しいただければ、御神紋の金色のハンコを捺しております。2社御参拝の方は、ぜひ御朱印帳をご持参いただいて、見開きページでお出しください。
▲寒河江八幡宮と末社・高良新山両所神社2社分の御朱印。中央に金色の御神紋が見える
なお、祭日・祝日・節句・二十四節気にあたる日には、寒河江八幡宮の御朱印に特別記入を行なっております。これらの日に参拝すると、通常とは異なる特別な御朱印をいただけます。
編集部
一般の参拝者は、御朱印はどちらでいただけますでしょうか?合わせて、御朱印をいただく際に注意するべきことなども教えてください。
佐藤さん
御朱印を希望される場合、社務所にてお受けいただけます。ご希望の御朱印の種類を職員にお伝えいただいた上、御朱印帳をご持参の方は、お書きするページを開いてお渡しください。
しおりや由緒書などの御朱印帳に挟んである紙は、すべて抜いておきましょう。「書き置きの御朱印」(※2)をご希望の方は、その旨をお伝えください。
(※2)依頼を受けてから御朱印帳に御朱印を書くのではなく、あらかじめ御朱印が書かれた状態で用意されている和紙を指す。御朱印帳の持参を忘れてしまった際などには、ありがたい仕組み。
当社では御朱印帳の裏面や汚れているページ、御朱印以外のスタンプなどが捺されている御朱印帳には、御朱印をお書きできません。あらかじめご了承ください。
編集部
御朱印を受ける際の初穂料(朱印料)は、おいくら納めればよろしいでしょうか?受付時間についても教えてください。
佐藤さん
初穂料は、1社分300円、2社分で600円をお納めください。御朱印の受付時間は、毎日9:00~17:00までです。
編集部
1社分で500円以上の神社も多いですから、比較的低めに設定されていますね。せっかくなので、ぜひ見開きページで2社分の御朱印を受けてみてはいかがでしょうか。
カラフルな御朱印帳とマナー:参拝時の御朱印受け取り方
▲寒河江八幡宮でライトアップされた桜の木
編集部
御朱印帳について伺います。持参した方がよいでしょうか?また、寒河江八幡宮のオリジナル御朱印帳がありましたら、その特徴や魅力をお聞かせください。
佐藤さん
御朱印帳をお持ちの方は、ぜひご持参ください。ない場合は、書き置きの御朱印をお受け取りいただけます。
寒河江八幡宮オリジナルの御朱印帳もご用意しています。表紙と裏表紙に「大祓詞(おおはらいのことば)」という、神道の祈祷で使用される強力な浄化効果のある祝詞(のりと)をデザインしています。
色は煉瓦(れんが)・牡丹(ぼたん)・藤・空・黒の5色からお選びいただけます。初穂料は、オリジナル御朱印帳「大祓詞」が1,500円、オリジナル御朱印帳に2社分記入で2,100円です。
▲寒河江八幡宮のオリジナル御朱印帳(5色)。祝詞・大祓詞がデザインされている
編集部
御朱印や御朱印帳の保管について、注意点や心構えなどがありましたら、教えていただけますか。
佐藤さん
御朱印の保管は、本棚などに決まった場所を設け、整理整頓と清潔さを保つことが大切です。書き置きの御朱印を受け取った場合は、すぐに御朱印帳に貼り付けてください。
御朱印が他のページに移らないよう挟んだ紙は、乾いたら取り除きましょう。由緒書がある場合は、御朱印帳とは別に保管してください。御朱印帳自体も清潔に保つよう心がけましょう。
編集部
郵送での御朱印受付についてはいかがでしょうか。
佐藤さん
御朱印は参拝の証ですので、当社では郵送対応はしておりません。また、実際に参拝されていない方へのお土産としての御朱印もお断りしています。皆さまのご参拝をお待ちしております。
編集部
御朱印は御祭神に参拝してご縁を結んだ証となるわけですね。実際に参拝して書いていただくことが、御朱印を受ける本来の姿だと理解しました。
佐藤さん
そうですね。近年、御朱印を集める方が増えています。寒河江八幡宮では、「寒河江三寺社巡り」という、市内で御朱印をいただける寺社をまとめたリーフレットをご用意しています。
市内で御朱印めぐりをされる方におすすめです。ご希望の方は、職員にお声掛けください。
編集部
御朱印集めをしているカップルには、ぜひおすすめですね。社務所で声をかければいいのですね。
願いを込める「願い石・叶い石」と参拝時の服装マナー
編集部
カップルがデートで訪れた場合、記念にもなる授与品を受けたいと考える方も多いと思います。カップルにおすすめの授与品などはありますか?
佐藤さん
一般的な御守であれば、厄除開運の御守や、寒河江八幡宮オリジナルの流鏑馬の刺繍が入った御守、身体健全の肌守などがおすすめです。朱と青の2色ございますので、色違いでお受けになるカップルをよく見かけます。
また、神社正面や授与所脇に設置しているおみくじも人気です。種類が豊富なので、どれを引くかお二人で相談しながら選ぶのも楽しいですよ。
編集部
流鏑馬は、9月の秋の例大祭に合わせて行われるのですね。流鏑馬の刺繍が入った御守は、寒河江八幡宮らしさがあって、デートで訪れたカップルの参拝記念にもなりそうですね。
▲毎年9月の秋の例大祭に合わせて奉納される流鏑馬。武士からの崇敬が篤い八幡さまらしい勇壮さ
佐藤さん
授与品とは別に、境内に「願い石・叶い石」という石がございます。お気に入りの石を1つお持ちいただき、願いが叶ったらご自宅にある石を1つ足して、2つを神社にお返しいただくものです。
「素敵なご縁に恵まれました!」や「結婚が決まりました!」とご報告くださった方もいらっしゃいました。お二人でそれぞれの願い石を選びながら、どんなお願いごとをするのか話し合うのも素敵ですね。
編集部
素晴らしいエピソードですね。「願い石・叶い石」は、樹齢300年を超える夫婦杉の根本にあるとお聞きしました。ぜひ後ほどいただいて帰りたいと思います。
デート中のカップルが参拝する場合、どのような服装がよろしいでしょうか?
佐藤さん
社殿前での御参拝ならば、特に決まりごとはありませんので、お好きな服装でお越しいただければと存じます。
ただ境内は段数の多い階段や玉砂利を敷いている場所もございますので、長時間散策される予定であれば、歩きやすい靴でいらっしゃると安心です。
編集部
一般的な参拝の場合、御祭神の前に立って失礼がない服装であれば、特別にかしこまった格好は必要ないということですね。
ただ昇殿参拝(ご神職にお祓い・ご祈祷をしていただく)を希望する場合は、スーツやワンピースの着用が理想的と伺ったことがあります。裸足や短パン、ミニスカート、襟なしシャツ、ジーンズ、スウェットなどのラフな格好での昇殿は避けたほうが良さそうですね。
▲七五三詣の昇殿参拝を行うご家族。ご両親も子供さんも、御祭神とご神職の前で失礼がない服装
カップルで楽しむイベント:「ねこさがし」と幻想的な七夕の境内
▲参集殿に毎年3月に展示される「八幡さまのひな飾り」。歴史ある神社ならではの見応えのある展示内容
編集部
カップルがデートで「寒河江八幡宮」を訪れる際の、おすすめの行事・イベントなどを教えてください。
佐藤さん
当社では、絵画展や季節に合わせた神社所蔵品の展示などを行なっております。
毎年春に開催している雛飾り・五月飾りの展示は多くの方に観覧いただいています。同時開催の「ねこさがし」というイベントも、老若男女問わず参拝者に好評です。
雛飾り・五月飾りの中に隠れているフェルト製の猫を探すイベントで、「大人も唸る隠れ方をしている」と評判です。多くのリピーターがいらっしゃる人気イベントになりました。
▲雛飾り・五月飾りの中に隠れているフェルト製の猫を探す人気のイベント「ねこさがし」
お子さま連れだけでなく、カップルやご友人同士で楽しく参加される様子もたくさんお見かけします。
夏は書道作品・絵画作品などの展覧会を開いており、静かで涼しい館内で作品をご鑑賞いただけます。展示開催日は毎年変動がありますので、事前に公式サイトなどでご確認ください。
▲参集殿にて開催された「令和3年 第10回 金澤翔子書品展」における揮毫の様子
▲参集殿にて開催された「令和3年 第4回 福島尚鉄道絵画展」における展示の様子
編集部
カップルにおすすめの境内の見どころなどもありますでしょうか?
佐藤さん
夏になれば、社殿正面に大きな七夕飾りを吊るしております。お二人で、七夕飾りが風にたなびく涼やかな風景をお楽しみいただけます。
夜間のイベントですと、七夕(7月7日)と月遅れの七夕(8月7日)には、夕方から竹燈籠の点灯を行います。昼間とは異なる、幻想的な雰囲気の境内をぜひご覧いただきたいですね。
▲「八幡さまの七夕まつり」にて、境内で点灯された竹燈籠。幻想的で、フォトジェニックな光景
▲夕闇の中、境内に灯る竹燈籠。現代日本とは思えないような幽玄の世界が広がる
秋は、八幡さまの例大祭の季節です。お祭りに関連した当社所蔵品を、冬季にも季節に合わせた展示を行なっております。御参拝に合わせて、参集殿の展示もご覧になってみてください。
編集部
社殿正面に吊るされる七夕飾りと、境内の竹灯籠を写真で拝見しました。和の風情があって、とてもフォトジェニックですね。タイミングを合わせてデートで訪れると、素敵なひと時になるでしょう。
カップル必見の縁結び神橋「かささぎ橋」とゆったり境内散策
▲神前式前に縁結び神橋の「かささぎ橋」をご神職に導かれて渡る新郎新婦さん。優雅で美しい光景です
編集部
デートの一環で参拝したカップルに、境内で「これだけは見てほしい!」という、佐藤さんおすすめのものはありますか?
佐藤さん
東北地方では珍しい、アーチ状の縁結び神橋「かささぎ橋」をぜひご覧いただきたいですね。七夕伝説にちなんだ橋で、織姫と彦星が天の川を渡って年に一度再会を果たすという話に由来しています。
かささぎは、織姫と彦星をつなぐ天の川の橋渡しを手伝った鳥とされています。寒河江八幡宮では、人間と神さまの橋渡しをする回廊として、この橋を「かささぎ橋」と呼んでいます。
▲境内の縁結び神橋「かささぎ橋」
縁結びのご利益がある橋として知られ、回廊の下をくぐる参拝者も多くいらっしゃいます。昇殿してご祈祷をお受けになる際には、実際に橋を渡っていただけます。
神前挙式の際、新郎新婦がかささぎ橋をゆっくりと渡る姿は、とても美しい光景です。
編集部
かささぎ橋は先ほど拝見してきました。屋根付きの木製で、趣のある橋ですね。デート中のカップルがかささぎ橋を目にすると、自分たちの神前挙式のイメージが具体的に浮かぶと思います。
参拝後に、境内でカップルがゆっくり過ごせる場所やシチュエーションはありますでしょうか?
佐藤さん
季節のお花を眺めながら散策していただくのがおすすめです。桜、藤、シャクヤク、バラなど、多様な花々が楽しめます。過ごしやすい季節なら、ベンチで休憩するのもいいでしょう。春の夜には、ライトアップされた桜を楽しむこともできます。
→境内で見られる花・植物を横スライドで参照できます
夏・秋の季節も境内の整備を行っています。夏季・冬季は、空調の効いた参集殿で開催中の展示をご覧いただくのも、ゆっくり過ごせておすすめです。
編集部
木々に囲まれた境内で、季節ごとの花々も楽しめるので、カップルでゆったりと散策すれば、心が落ち着いてリフレッシュできそうですね。
歴史ある寒河江八幡宮は見どころも多く、カップルで訪れてもリラックスして、充実した時間を過ごせそうだと感じました。
フォトジェニックな撮影スポットとリアル狛犬との出会い
編集部
「寒河江八幡宮」の境内で、人気の撮影スポットなどがありましたら、ぜひ教えてください。
佐藤さん
社殿正面か、土日祝日は神輿蔵(みこしぐら)を開けておりますので、大神輿前で撮影される方が多いです。また、季節のお花が見頃の時期の御参拝であれば、お花と一緒に記念撮影していただくのもよろしいかと思います。
▲風格が漂う社殿正面は、何と言っても鉄板の人気撮影スポット
編集部
今回お邪魔したタイミングで、運よく境内の薔薇が見頃となっていて、参拝記念のフォトスポットとして整備されていましたね。こちらもカップルの撮影スポットによさそうです。
七夕前後の時期ならば、社殿正面に七夕飾りが吊られるとのことで、このタイミングもインスタ映えしそうだと感じます。先ほど話題になった「かささぎ橋」もありますし、フォトジェニックなポイントが多い境内だと感じました。
ちなみに、寒河江八幡宮には、リアル狛犬の「たけゆき」くんがいるそうですね。
佐藤さん
はい、当社にはリアル狛犬として、「たけゆき」という柴犬がいます。風のない、過ごしやすい天気の日には、境内に出社していることがございます。
▲ご縁があれば、境内でリアル狛犬の「たけゆき」くん(柴犬)に出会えるかも
現在ふれあっていただくことはできませんが、会えたらラッキーだと思ってくだされば幸いです。幸運が舞い込んで来るかも知れませんよ。
もし会えなくても、職員に「たけゆき」に会いに来てくださった旨をお伝えください。「たけゆき」の名刺をプレゼントしております。
編集部
可愛い柴犬で、参拝する皆さんからも大いに人気だと伺っています。今日は会えませんでしたが、次回に期待しましょう。「たけゆき」くんは、公式Twitterも運用しているんですよね。
参拝者の声:「寒河江八幡宮」の口コミと感想
編集部
「寒河江八幡宮」を参拝された方々から、よく聞かれる感想などがありましたら、教えていただけますか?
佐藤さん
「境内のお花が綺麗ですね!」というお声をよく頂戴しますね。季節ごとに境内の散策を楽しんでいただけるよう、桜や紅葉はもちろん、藤、バラ、蓮、シャクヤク、椿など、さまざまな花や植物を境内に植えております。春夏秋冬、それぞれの季節に合わせた美しい景色をお楽しみいただけます。
編集部
市街地に鎮座する神社でありながら、境内の花々や植物が豊かなのには感心しました。心安らぐ、地域の方々のリラックススポットにもなっているのですね。カップルがデートの一環で参拝しても、境内で心地よい時間を過ごせそうです。四季折々の自然を楽しみながら、ゆっくりと散策するのもおすすめですね。
参拝者からの評価:美しい境内と親切な対応が好評
編集部では、「寒河江八幡宮」を参拝された方々のGoogleやSNS上の口コミ・感想を調査しました。主な意見をまとめてご紹介します。
- 境内が清潔に保たれ、手入れの行き届いた美しい神社です。
- 雛飾り展示期間中の「ねこさがし」イベントが非常に楽しいです。
- 神社の職員の方々が親切で、参拝するととても心地よい気分になれます。
- 趣のある御朱印がいただけ、神社の猫「たけゆき」に会えるのも嬉しい体験です。
参拝者からは概ね好評の声が寄せられています。特に、丁寧に整備された境内や親切な職員の対応が高く評価されています。また、御朱印を求める参拝者も多く、好評のようです。
カップルがデートで訪れても、心地よい雰囲気の中で思い出に残る時間を過ごせることでしょう。御朱印をいただくのもおすすめです。
寒河江八幡宮からカップルへ:参拝のすすめとメッセージ
編集部
最後になりますが、今後デートで「寒河江八幡宮」に参拝しようと考えているカップルに向けて、一言メッセージをお願いします。
佐藤さん
当社は、緑豊かで落ち着いた雰囲気の神社です。寒河江市内の寺社仏閣を巡るデートや、展覧会・お花見デートのスポットの一つとして、楽しんでいただけると思います。四季折々の自然や歴史的な展示品も魅力ですので、ゆっくりと時間を過ごしていただければと思います。
皆さまの御参拝を心よりお待ちしております。
編集部
900年を超える歴史を持つ神社だけに、和の厳かな雰囲気を感じますし、展示品も見応えがありますね。神社や和の伝統が好きなカップルはもちろん、静かな時間を過ごしたいカップルにもおすすめの場所だと感じました。
佐藤さん、本日はお忙しい中、貴重なお話をお聞かせいただき、誠にありがとうございました。
寒河江八幡宮:アクセス・営業時間など基本情報
住所 | 〒991-0025 山形県寒河江市八幡町5-70 |
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電話 | 0237-86-6258 ※受付時間は9:00~17:00 |
アクセス | 【車】 山形自動車道 寒河江ICから約15分 【公共交通機関】 JR左沢線 西寒河江駅下車、徒歩約10分 ※タクシー利用の場合は、隣接する寒河江駅で下車がおすすめです |
駐車場 | 無料駐車場あり ※普通車約100台収容可能 |
営業時間 | 【昇殿参拝(ご祈祷)受付】 9:00~16:00 【授与所・社務所】 9:00~17:00 |
定休日 | なし |
予約 | 不要 ※昇殿参拝(ご祈祷)希望の場合のみ、事前に電話または社務所での予約が必要 |
飲食施設 | なし |
公式サイト | https://www.sagae-hachimangu.org/ |
※最新の情報は公式サイトでご確認ください。
※記事中の金額はすべて税込表示です。
寒河江八幡宮周辺のおすすめデートスポット
ここからは、「寒河江八幡宮」の周辺にある魅力的なデートスポットをいくつかピックアップしてご紹介します。これらのスポットを参拝の前後に訪れることで、より充実したデート体験が楽しめるでしょう。
周辺のおすすめデートスポット
フォトジェニックな複合施設「GEA」:寒河江駅前の新スポット
「GEA」は、老舗紡績・ニットメーカーの佐藤繊維が、地元酒蔵の築100年以上の石蔵を譲り受けて移築・リノベーションして開いた複合施設。内外装ともにフォトジェニックで、インスタ映え抜群です。
お洒落なファッションアイテムやセレクト雑貨を扱うショップ、地元産の食材を使用したレストラン「GEA-Restaurant 0053」もあります。ランチのセットメニューは、お値打ち価格で味もよく大好評です。
パスタかリゾットを選べ、サラダ・デザート・ドリンクが付いて、一人2,000円でお釣りが来ます。クオリティとサービス、雰囲気を考えると安すぎる!という声も多数。ランチでも予約をおすすめします。
公式URL:GEA
老舗「古澤酒造」で楽しむ:酒造資料館見学と地酒試飲
寒河江市内には、美味しい日本酒を製造する酒蔵が多く存在し、その中でも「古澤酒造」は特筆すべき存在です。江戸時代の天保年間に創業し、170年以上の歴史を誇るこの老舗は、銘酒「澤政宗」や「紅葉盛」の蔵元として知られています。
特に「酒造資料館」は必見です。ここでは貴重な酒造りの道具の数々を見学できるだけでなく、試飲コーナーで複数の地酒を飲み比べることも可能です。さらに、お話し上手な女将さんの丁寧な説明も、この場所が人気スポットとなっている大きな理由の一つです。
地酒や酒粕の販売も行っているため、おうちデート用に二人でお気に入りの一品を見つけて購入するのもおすすめです。試飲を希望するカップルは、安全のため公共交通機関でお越しください。
公式URL:古澤酒造
ランチとお土産の宝庫:「道の駅チェリーランドさがえ」
「道の駅チェリーランドさがえ」は、山形県内の四季折々の名産品や工芸品を販売し、地元食材を使ったお料理も提供している大規模な観光物産センターです。複数の飲食店があり、様々なランチを楽しむことができます。
おすすめは、「Cherry Cafe chouchou(シュシュ)」というカフェです。二人でゆったりと落ち着ける空間で、山形県の名産であるさくらんぼを使ったスイーツのほか、うどんや蕎麦など和食メニューも豊富に取り揃えています。
テイクアウトも可能なので、ドライブデートの途中で立ち寄って食事を楽しむのもおすすめです。さらに、JAの産直野菜・果物の売り場も併設されており、新鮮で手頃な価格の食材を購入して、おうちデートを楽しむこともできます。
公式URL:道の駅チェリーランドさがえ
まとめ:寒河江の伝統と現代が融合する魅力的なデートプラン
本記事では、山形県寒河江市に鎮座する神社、「寒河江八幡宮」をカップルで参拝して御朱印を受け、市内に誕生しているフォトジェニックなデートスポットも巡るデートプランを紹介しました。
900年以上の歴史と伝統に包まれた和の空間から、ヨーロッパの洗練されたトレンド・ファッションを発信する現代的な空間まで、寒河江市の多彩な魅力をぜひ二人で感じてみてください。
さくらんぼの名産地として全国的に知られる寒河江市ですが、伝統と革新がバランスよく調和した洗練された街でもあることに、きっと新たな魅力を発見できると思います。