【石川】珠洲市の道の駅「すずなり」を拠点に奥能登の魅力を知るデートプラン

今記事では、石川県珠洲市・奥能登エリアの「道の駅すずなり」を中心としたデートプランをご紹介します。道の駅すずなりでは、奥能登ならではの特産品が人気で、おすすめしたいお土産品が揃っています。

また一番の特徴は、道の駅の敷地内に廃線鉄道のプラットホームが残されていることです。見た人がつい愛着を感じてしまうような絵になる風景で、カップルの撮影スポットとしてもおすすめですよ。

周囲は海に囲まれており、その光景もまた素晴らしいのでぜひ見ていただきたいポイントです。能登の魅力も合わせてご紹介しますので、ぜひデートプランの参考にしてみてくださいね。

こんなカップルにおすすめ!
向いてる年代:全て
おすすめカップル:奥能登を旅したい
どんなデート?:奥能登のお土産、絶景、サイクリング

概要:珠洲市の名産品と絶景に出会うデート

今回ご紹介するのは、能登半島の「道の駅すずなり」を拠点に観光スポットをめぐるデートプランです。

今回のデートのメイン
道の駅すずなり
周辺のデートスポット
・見附島(みつけじま)
・禄剛崎灯台(ろっこうさきとうだい)
ランチにおすすめのお店
・二三味(にざみ)珈琲cafe
・麵屋讃岐のんち
・イタリアンカフェこだま

道の駅すずなりには特産品がたくさん!せっかくなので、能登ならではのお土産品を選びましょう。能登の特産品のアゴダシや天然塩、人気の生シイタケは漏れなくチェックしたいところです。

道の駅でショッピングやランチが終わったら、レンタサイクルで観光スポットをめぐるのもいいですね。風を切って2人で走ると気持ちいいですよ。能登半島の内浦の海を見るなら「見附島」へ。外浦の海を眺めるなら「禄剛崎灯台」へ向かうのがおすすめです。いずれも息を飲むような絶景が2人を待っていますよ。

ここからは、今回のデートプランのメインとなる「道の駅すずなり」の魅力をお伝えしていきます。

塩作りの街「珠洲」にある、海山の幸がゆたかな道の駅

能登半島外浦のゴジラ岩
▲外浦の景色。日本海と夕日をの望むスポットには「ゴジラ岩」の名称がついています。

道の駅すずなりは、石川県能登半島の先端、珠洲市にある道の駅です。三方を海に囲まれた珠洲市は、富山湾に面した内浦(うちうら)と、日本海に面した外浦(そとうら)のそれぞれ特徴のある沿岸部を有しています。

内浦は穏やかな海岸線で、冬の天気の良い日には海のかなたに富山連峰を望めるときもあります。外浦はダイナミックな景勝地が見られる岩礁海岸が続きます。同じ海でも景色や気候が異なるエリアを持つ珠洲市は、観光スポットとして多くの方が訪れています。

道の駅すずなりは、その内浦に面するエリアにあり、天然塩、珪藻土、珠洲焼などの自慢の特産品と名産品を豊富に揃えています。また観光案内もしているので、奥能登の魅力を知りたいカップルは、道の駅を拠点にデートプランを立てると、美味しいお土産と忘れられない絶景を、2人の思い出にすることができるでしょう。

今回は、そんな道の駅すずなりの事務局長・坂さんにお話をおうかがいしました。

懐かしいプラットホームが残る「道の駅すずなり」

「道の駅すずなり」の観光案内所
▲珠洲市の観光拠点となる「すずなり」観光案内所

編集部

道の駅すずなりは、どのような施設なのか教えてください。

坂さん

道の駅すずなりは、2005年に廃線となった「のと鉄道能登線」の珠洲(すず)駅の跡地に作られた施設です。市の観光・交流拠点として誕生し、現在は郷土の特産品や名産品の販売と、観光案内所の役割も担っています。

編集部

珠洲駅は観光拠点として、停車場や複数の線路も敷かれた大きな駅だったようですね。その跡地に道の駅として生まれ変わった施設は、地元の方の交流の場として喜ばれているのではないでしょうか。

当時の路線の名残が感じられるようなものは残っているのですか?

坂さん

道の駅の敷地内には、開通当初のプラットホームがそのまま残っています。

「道の駅すずなり」のプラットホーム
▲プラットホームはイベントなどで活躍します。(引用:公式Facebook

能登線は1964年4月に開通し、1970年代には能登半島が一大ブームとなり、多くの観光客が利用しました。近年は、その頃訪れた方々が再び、この地を訪れてくださることもあります。

ベンチに座りながら思い出を語り、記念撮影をされるシニアカップルの姿をよくお見かけします。

編集部

「能登半島ブーム」というのは、60年代と70年代に2回あったそうですね。陸の孤島として注目が集まったのだとか。当時は多くの観光客により、交通手段が発達して民宿もたくさんできたと聞きました。

それを知って、能登線が多くの観光客を乗せて走っていた頃がイメージできました。そのまま残されているプラットホームは、当時を知る人にとってはノスタルジックな思いに浸れる場所なのですね。

ブームがあったことは知りませんでしたが、奥能登は今でも沿岸部の観光スポットが人気ですよね。海が近く景色が素晴らしいので、絶景スポットを目的にした方も多いのかなと感じました。

坂さん

すずなりから歩いて5分ほどの浜辺からは、天候に恵まれれば、富山湾越しに雄大な北アルプスの山々が望めます。

編集部

富山湾のはるか向こうの北アルプスまでは、かなりの距離があると思いますが、海越しに見えることがあるというのは感動的です。能登半島ならではの地形の魅力ですね。

浜辺を歩く際はつい海や砂浜自体の美しさに目がいきがちですが、晴れた日は海の向こう側の景色にも注目して歩くと、よりいっそうデートを楽しめそうです。

珠洲の名産品が勢揃い!一番人気は原木栽培の生椎茸

「道の駅すずなり」店内の賑わい

編集部

道の駅すずなりで扱っているお土産や直売品で、特に人気の高い商品を教えていただけますか?

坂さん

原木で栽培した肉厚の生シイタケは、店頭に並ぶとあっという間に売れていきます。乾燥椎茸や朝どれのトマトもよく売れますね。

「道の駅すずなり」の名産品
▲特産品の乾燥椎茸や地酒。左奥に見えるのは七輪。

お土産では、「芋菓子」と揚浜式製塩法で製造される「天然塩」がよく売れていますよ。珠洲名物の「太鼓饅頭」や、天然塩を材料に使ったクッキーや塩饅頭などの商品も揃えています。

「道の駅すずなり」の珠洲名物「太鼓饅頭」
▲珠洲名物の「太鼓饅頭」

編集部

野菜あり、乾物あり、お菓子あり、特産品あり、と人気商品のラインナップが豊かですね。他にはどのような商品を取り扱われていますか?

坂さん

店内にはアゴダシや乾燥椎茸、海産物や地酒など、市内の特産品や名産品が多く並びます。わざわざそれらを求め、遠方よりいらっしゃる方も少なくありません。

「道の駅すずなり」の特産品あご出し
▲特産品のアゴダシ(引用:公式Facebook

自然豊かな能登半島の恵みが生み出した、珠洲の名産品をぜひ味わっていただきたいです。

「道の駅すずなり」の海産物加工品
▲海産物の加工品コーナー

また、産地直売品は、季節ごとにその日の朝に収穫した、新鮮な旬の野菜が並びます。特にシイタケやタケノコなどは、お求めやすい価格で並ぶので人気の商品です。また、リンゴやナシ、ブドウなどの果物も人気がありますよ。

編集部

この地域ならではの海産物の加工品が多いですね。アゴダシは、今や人気の高級ダシですよね。鰹節とは違った旨味があって私も好きです。粉末状のものは使ったことがありますが、焼き干しはとても贅沢品に感じます。

他で購入する機会があまりないので、アゴダシの香りが今回のデートの思い出を引き出すきっかけになってくれそうです。おうちで何度でも特別なデートを思い出せるのは嬉しいですね。

「すずなり」でしかない手に入らない逸品、天然塩と珪藻土コンロ

道の駅すずなり」の揚浜塩・珪藻土コンロ
▲天然塩と珪藻土コンロが並ぶコーナー

編集部

食べ物以外の特産品もあるのでしょうか。

坂さん

珪藻土コンロ、珠洲焼の焼き物なども販売しています。地元の天然塩や、珠洲市名産の珪藻土を使ったコンロなどは、ここでしか販売していないものです。

「道の駅すずなり」の珠洲焼コーナー
▲珠洲焼が並ぶコーナー。灰黒色の落ち着いた色合いが特徴の珠洲焼。

編集部

名産品揃いでびっくりです。コンロや七輪が置いてあるのは珍しいと思いましたが、珪藻土も珠洲市の名産なのですね。ここでしか販売していないのも納得です。

また、珠洲焼は灰黒色がとても魅力的な陶器ですね。これも珠洲の土が生み出した名産品とのこと。それも、なんと500年の時を経て地元で復活させた陶器だと知って驚きました。

これだけ地元の名産品が揃うと、カップルもお土産品選びに迷ってしまいますね。

カップルにおすすめなのは能登ワイン!

「道の駅すずなり」の能登ワイン
▲カップルにおすすめの「能登ワイン」も種類が揃っています。

編集部

坂さんイチオシの、カップル向けのお土産品があれば教えてください。

坂さん

カップルで楽しむなら「能登ワイン」です。世界的に認められたワイナリーで、受賞経験もあるワインです。能登の山の幸・海の幸を召し上がる時に、ぜひお飲みください。お二人で至福の時間を過ごすことができますよ。

また、ここでしか手に入らない地元酒蔵の日本酒「大慶」や、麦焼酎「虎の涙」もおすすめです。

「道の駅すずなり」の地酒コーナー
▲地元のお酒も勢揃い。

編集部

ワインや地酒もずらりと並んで、能登半島の魅力は底知れませんね。本当にびっくりです。2人で乾杯するのにふさわしいお酒を見つけるのも、楽しい時間になりそうですね。

昔からの製塩法を誇る天然塩はご当地ソフトにも使われている

編集部

「これがうちの自慢!」といえば、どのようなものがあげられますか?

坂さん

珠洲の天然塩で作った数々のお土産品です。当店自慢のソフトクリームにも珠洲の天然塩が使われていますよ。

周りを海で囲まれた能登半島の先端部にある珠洲市では、今でも昔ながらの揚浜式製塩法でたくさんの天然塩が作られています。この塩作りで知られた場所だからこそ、ここでしか買えない天然塩を使ったお土産品がたくさんあります。

編集部

揚げ浜式製塩法というのは、世界最古とも言われる技術ですよね。こうした技術がずっと受け継がれているのは、珠洲市の素晴らしい財産だと思いました。

そんな思いでソフトクリームを味わうと、特別なご当地ソフトに感じられますね。

テイクアウトもOK!オリジナル弁当&天然塩のサイダー・ラムネ

編集部

道の駅で提供されている食事やスイーツなど、主なものをいくつか教えてください。

坂さん

フードコートはないのですが、当道の駅のオリジナル弁当「スズ弁」があります。珠洲市内の食材で作られた郷土料理や煮物が入ったお弁当で、旬の食材を使っています。

「道の駅すずなり」のオリジナル弁当
▲オリジナル弁当の「スズ弁」

手軽に食べられるものとしては、道の駅すずなりのマスコット「すずなりさん」が描かれたどら焼きがあります。その他、ブルーベリーやイチゴ餡のワッフル、太鼓饅頭があります。

編集部

お弁当があるのは嬉しいですね。テイクアウトして、外で食べたいカップルは助かると思います。

「ココに来たら絶対に食べておきたい」というおすすめ品はありますか?

坂さん

おすすめは、人気の「塩サイダー」「塩ラムネ」です。能登で製造された天然塩を素材にしています。また、天然塩を使ったソフトクリームも爽やかな味で大人気です。季節によっては、カボチャなどを素材にした、オリジナルソフトもありますよ。

「道の駅すずなり」のオリジナルソフト
▲ご当地ソフトクリーム。カップルがデートで仲良く食べたいスイーツですね。(引用:公式Facebook)

道の駅すずなりでは、オリジナルモカブレンドのコーヒーも販売しています。発売以来大好評で、リピーターの方も多いです。パックでも販売していますが、お土産で買い求められる方が増えてきました。

「道の駅すずなり」のオリジナルコーヒー
▲パックが可愛らしいオリジナルモカブレンド

編集部

やはりココでも天然塩を使用した商品は外せないのですね!名物の天然塩使用の商品がたくさんあって、どれも気になりますね。塩サイダーやラムネも試してみたいですが、個人的には塩ソフトが気になります。

ご当地の塩が、ソフトクリームの味をどのように演出するのか、食べてみてからのお楽しみですね。

気持ちのよい景色を堪能するなら、レンタサイクルがおすすめ

「道の駅すずなり」からレンタサイクルで見附島へ
▲レンタサイクルで見附島へ。見附島コースは、内浦の沿岸を走ります。

編集部

道の駅すずなりでは、アクティビティなどのサービスはありますか?

坂さん

当駅では、スポーツタイプの電動アシスト自転車、普通自転車のレンタサイクルがあります。初めての方が市内を観光するための、街中散策コース・里山コース・見附島コースなどのパンフレットも用意していますよ。

3年に一度開催される「奥能登国際芸術祭」の作品を常設展示されている箇所を見て回るのも、電動アシスト自転車なら楽々ですよ。

カップルの方は、電動アシスト自転車を使って、市内の田園風景を楽しみながらサイクリングするのはいかがでしょうか。冬はさすがにお勧めできませんが、他の季節はそれぞれ違った景色を見ることができ、自然の香りを感じながらのサイクリングは、爽快な気分になると思います。

>>レンタサイクルについて
>>奥能登国際芸術祭について

編集部

一帯は気持ちのよい景色ばかりですから、車ではなく、自分のペースで景色の移り変わりを楽しめるサイクリングもいいですね。体力に自信のあるカップルは、2人で能登半島を駆け巡るデートも心に残りそうです。

大人気イベント「アンコウ祭り」!弁当フェアも負けていない

「アンコウ祭り」のアンコウの大鍋
▲アンコウの大鍋は行列ができるほどの人気。(引用:公式Facebook

編集部

道の駅でよく開催されているイベントがあれば、教えていただけますか?

坂さん

能登沖で獲れるアンコウは、珠洲市の冬の食材の一つです。このアンコウを食材に使い、アンコウの大鍋をメインにした「アンコウ祭り」が人気です。

毎年、成人の日の祝日に開催されています。アンコウ汁だけではなく、アンコウの唐揚げやカニ汁、焼き牡蠣など、能登の冬の味覚を堪能できます。

編集部

アンコウの大鍋とは豪快ですね。行列ができるほどの人気ぶりだとか。イベントでは「アンコウの吊るし切り」の実演が名物だとうかがいました。

実は、名物の吊るし切りの動画を拝見してみたのですが、あっという間にアン肝が取り出されるのですね。プラットホーム上で、解説付きでテンポよくさばかれていく様子がとても新鮮で、人気のイベントだということがうかがえました。能登の恵みを贅沢にいただける新春のイベントは、とても盛り上がりそうです。

ホームページを拝見すると、他にもさまざまな企画があるようですね。他にはどのような取り組みをされているのですか?

坂さん

近年は不定期で開催されている、市内の食堂や飲食店の手作り弁当を集めて販売する「弁当フェア」が人気です。

定番の能登牛を使ったステーキ弁当やオリジナルカレーをはじめ、各お店が趣向を凝らした弁当を販売します。何種類もの弁当を買って帰り、味比べをしている方も多いようですよ。

「道の駅すずなり」の弁当フェア
▲道の駅すずなり12年祭の時の弁当フェア(引用:公式Facebook

編集部

豪華なお弁当ばかりで圧倒されますね。写真を見るだけでも、地元の熱気が感じられてきます。これは活力になりそうなので、カップルのデートプランに組み入れても良いと思いました。

記念撮影はみんなが憩うプラットホームで

「道の駅すずなり」12周年祭のプラットホーム
(引用:公式Facebook

編集部

カップルが記念撮影できる、おすすめスポットがあれば教えてください。

坂さん

やはり、敷地内に残されているプラットホームです。プラットホームの横には線路も残されていて、線路を歩いている姿を撮影している人が多いですね。この線路は歩いていても電車が来ないので心配いりません。

道の駅すずなりのプラットホームと線路跡
▲かつてのプラットホームと線路は、撮影スポットとして親しまれています。

また、このプラットホームは、道の駅すずなりのオリジナル塩ソフトを片手に、学生たちの語らう場所にもなっています。

道の駅すずなりのプラットホームで塩ソフト
▲プラットホームで塩ソフトを食べる学生たち。電車を待つのどかな風景に見えます。

「道の駅すずなり」プラットホームでのイベント
▲12周年祭のスカイアンブレラで彩られたプラットホーム。(引用:公式Facebook

編集部

このプラットホームはイベントで活用されたり、いろいろな形で生かされているようですね。地元への愛着を感じる場所で、とても温かい気持ちになります。

「すず」という駅名も可愛らしいので、この名前に関連のあるカップルだったら抜群の撮影スポットになりそうですね。思い出になると思いました。

「道の駅すずなり」の感想とクチコミ

編集部

道の駅すずなりを訪れた方からは、どのような感想を寄せられますか?

坂さん

飛び魚を材料にして作り上げた焼きアゴダシや、乾燥椎茸は好評で、感想を報告しに来られる方もいらっしゃいます。

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焼きアゴダシは、もっときつい味かと思ったが、エグ味がなくて、すっきりとした出汁が取れたので、また買いに来た
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乾燥椎茸のもどし汁とアゴ出汁の合わせ出汁で美味しい煮物ができた
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乾燥した海藻の豊富なのに驚いた

また、塩ソフトはリピーターの多い商品で「わざわざこれを食べに来た」と嬉しい声をいただくことも多いです。

編集部

特産品が喜ばれるのは、地元の道の駅としては嬉しい限りですね。焼きアゴダシや乾燥椎茸は、お土産にすると美味しい料理作りに活かせそうです。

昔の面影のあるプラットホームが絵になる

編集部でも、道の駅すずなりのクチコミを拾ってみましたので、要約してご紹介します。

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昔よく使われた七輪が今も売られていた
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残されたホームが絵になる景色で感慨深い
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駅舎の雰囲気が感じられる「観光案内所」がお気に入り

クチコミでは、昔のままのプラットホームに対するコメントが多く、愛着を感じている方が多く見られました。地元の人にも愛されるプラットホームに立ってみると「すずなり」の素敵な魅力を感じられると思いますよ。

「道の駅すずなり」からカップルへのメッセージ

「道の駅すずなり」のスタッフ
▲「道の駅すずなり」のスタッフ一同

編集部

これから訪れるカップルへメッセージをいただけますか?

坂さん

道の駅すずなりには「観光案内所」が併設されています。能登の観光スポットや食事処、市内の宿泊施設の予約などもおこなっています。周辺や能登地域の観光のことならお任せください、スタッフがガイドブックに載っていないような隠れた観光スポットを教えますよ。

また、店内にはここでしか買えない商品も多く扱っています。わからないことがあれば気軽にお声がけください、質問にお答えいたします。皆様のお越しをお待ちしております。

編集部

観光スポットについて詳しく教えてもらえるのは心強いですね。デートで奥能登を訪れるなら、ぜひ立ち寄ってみたいと思いました。

今回は、たくさんの情報を教えていただき、ありがとうございました。

「道の駅すずなり」の基本情報

住所 〒927-1213
石川県珠洲市野々江町シの部15番地
アクセス JR金沢駅から特急バスで約180分
北陸自動車道森本ICから車で約135分
のと里山空港から特急バスで50分 
駐車場 大型3台
普通車47台
ユニバーサル(障害者用)専用2台
2輪車5台
営業時間 基本、年中無休
【3月〜11月】8:30〜18:00
【12月〜翌年2月】9:00〜17:00
【12月31日・元旦】10:00〜15:00
飲食施設 なし
車中泊 事務所で手続きをすれば可
公式サイト https://notohantou.jp/

※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です

「道の駅すずなり」周辺のデートプラン

道の駅すずなりにはフードコーナーはありませんが、近くにはランチにおすすめのスポットもあるのでご紹介しましょう。観光には、能登を代表する景勝地「見附島」や、「恋する灯台」に認定された能登半島最先端の絶景スポットもありますよ。

周辺のおすすめデートスポット

うどん好きなカップルにおすすめ!だし汁が美味しい「麵屋讃岐のんち」

地元で有名なうどん屋で、だし汁が自慢のお店です。行列ができる人気店で、かき揚げが美味しいと評判です。道の駅からもすぐで、うどん好きなカップルはランチにいかがでしょうか。

参考URL:うどんのんち(道の駅すずなり公式サイト内)

自家製薪窯で焼いた本格ピッツァが評判!「イタリアンカフェこだま」

自家製薪窯で焼いた本格ピッツァが美味しいと人気のお店です。ウッドテイストの店内がとてもおしゃれで、インスタ映えしそうです。テイクアウトメニューもあるので、ドライブを楽しみたいカップルのお持ち帰りにもおすすめですよ。

メニューも豊富。

  • イノシシ肉の「珠洲ジビエピッツァ」:1,430円
  • もちもち生パスタの「カニのトマトクリームパスタ」:1,540円
  • 窯焼きエビドリア:880円 ほか

公式URL:イタリアンカフェこだま

美味しいコーヒーで人気の「二三味(にざみ)珈琲cafe」

珠洲市木ノ浦海岸にある“舟小屋”で焙煎された美味しいコーヒーが飲めるカフェ。ガレージ風で開放感があり、明るく気持ちの良い店内は落ち着きます。10種類以上の珈琲豆から選んで挽いてもらうコーヒーが人気です。本日のオススメコーヒー400円、日替わりケーキ380円~など。

公式SNS:二三味珈琲公式Facebook

海上にそびえ立つ「見附島」!鐘を鳴らしてデート気分を盛り上げる

「見附島」は能登を代表する景勝地で、有名な観光スポットです。海の中にそびえ立つその姿から、別名「軍艦島」と呼ばれ、近くで見ると迫力があります。引き潮の時間帯には、島の近くまで歩いていくことができます。

ここの海岸と隣町の恋路海岸は「えんむすビーチ」と呼ばれ、それぞれの海岸に「縁結びの鐘」が設置されています。それぞれの鐘をならすと恋が成就すると言われ、カップルに人気のスポットです。2人で訪れて鐘を鳴らすと、デート気分も盛り上がりますよ。

参考URL:珠洲市公式観光サイト(見附島)

恋する灯台「禄剛埼灯台(ろっこうさきとうだい)」

「禄剛埼灯台」は、能登半島の最先端にある石造の白亜の灯台です。明治時代の建物は歴史的価値があり「日本の灯台50選」に選ばれています(※1)。能登半島の外浦と内浦の接点に当たる位置で、天候に恵まれると能登半島の先端部からは北アルプスや佐渡島を見ることができますよ。
(※1 日本の灯台50選)

「海から昇る朝日と、海に沈む夕陽」が同じ場所で見えることでも有名で、恋人たちが集まる場所「恋する灯台」にも認定(※2)されています。カップルで訪れて、2人で美しい光景に浸るとロマンチックですよ。
(※2 恋する灯台

参考URL:珠洲市公式観光サイト(禄剛崎灯台)

まとめ:道の駅と絶景が思い出にる奥能登デート

今回ご紹介した道の駅すずなりからは、奥能登の恵みの幸と、人々が行き交う温かさが伝わってきました。珠洲市の気になる特産品やご当地ソフトは、ぜひ足を運んでチェックしてみたいですね。

外浦と内浦という異なる海から眺められる景色を見比べてみたいカップルは、沿岸線をぐるりと回るデートコースもいいと思います。能登半島でデートを考えているカップルはぜひ、道の駅すずなりを拠点として、デートプランを立ててみてくださいね。