【福井】道の駅「若狭熊川宿」を中心に歴史的町並みの中で鯖グルメを堪能できるデート

今回の記事でご提案するのは、福井県三方上中郡若狭町にある道の駅「若狭熊川宿」を中心に、熊川宿の伝統的な町並みや地元グルメを堪能するデートプランです。

道の駅「若狭熊川宿」は、若狭や福井県の特産品である鯖(さば)を使った商品を販売する直売所や、それらをその場で食べられる食堂がある道の駅です。周辺の熊川宿のレトロな景観に合わせて造られた施設内では、この地が宿場町として栄えていた江戸時代の面影を感じることができます。

道の駅「若狭熊川宿」を満喫した後は、周辺の熊川宿の町並みをレンタサイクルで散策し、レインボーラインまでドライブして山頂公園からの絶景を眺めに行きましょう。

今回はそんな道の駅や昔ながらの景色が広がる街道、湖が見える公園をめぐって、福井県若狭町の歴史・グルメ・自然を楽しむデートプランをご紹介します。

こんなカップルにおすすめ!
おすすめ年代:30~50代
おすすめカップル:ご当地グルメが好き、サイクリング・散策が好き、レトロな雰囲気が好き
どんなデート?:道の駅で地元グルメをいただく、資料館を見学、サイクリングで周辺散策、湖を見に行く

概要:食事と景色から若狭の過去に思いを馳せるデート

今回のメインスポットの道の駅「若狭熊川宿」がある若狭町熊川は、かつて物流の拠点や宿場町として栄えた町で、今でも周辺一帯はその頃の面影を感じさせる景観を保っています。そこで編集部は、この若狭熊川宿の魅力を堪能できるようなデートプランを考えました。

今回のデートのメイン
道の駅「若狭熊川宿」
周辺のデートスポット
・若狭熊川宿(道の駅の周辺一帯)
・河内川(こうちがわ)ダム
・瓜割(うりわり)の滝
・レインボーライン山頂公園
ランチにおすすめのお店
・道の駅「若狭熊川宿」内の食堂「四季彩館」

道の駅「若狭熊川宿」の直売所では、地元の名産品である鯖や、葛(くず)、梅を使った商品や、地元銘菓などを購入できます。さらに併設のレストラン「四季彩館」では、看板メニューの鯖寿司のほかに福井の名物料理・越前そばを取り扱っており、地元グルメを心行くまで味わえます。

また、道の駅「若狭熊川宿」ではレンタサイクルもおこなっているので、サイクリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。昔ながらの町並みを恋人と一緒に自転車で走るという珍しい体験ができますよ。周辺には監視所に入って見学ができる「河内川ダム」や、苔の生えた岩間を流れる湧き水が見られる「瓜割の滝」など見どころがたくさんあります。

また、道の駅「若狭熊川宿」から車で30分ほどのところにあるレインボーライン山頂公園も、ぜひ行ってみてください。2020年にできたばかりのおしゃれなテラスがあり、そこから眺める三方五湖は絶景ですよ。

それではここからは、メインスポットの道の駅「若狭熊川宿」について詳しくご紹介します。

福井グルメの直売と食堂がある道の駅「若狭熊川宿」

道の駅「若狭熊川宿」で食べられる焼き鯖寿司の写真
▲道の駅「若狭熊川宿」の看板メニュー「焼き鯖寿司」の写真

道の駅「若狭熊川宿」は若狭町にあり、国道303号線沿いに建っています。この道は、福井県の小浜から京都や奈良までつながっているため、古くから海産物の運送ルートとして活用されました。中でも鯖が多く運ばれていたことから「鯖街道」と呼ばれるようになりました

このことから道の駅「若狭熊川宿」では、ゆかりのある鯖を使った商品を看板メニューとして直売所や食堂で販売しています。とくに、脂がのった鯖の風味をそのまま楽しめる鯖寿司は、「お値段以上の価値がある」と大変好評です。鯖のほかにも、福井県には県外に誇る食材がたくさんあり、葛や梅、じねんじょなどを使った商品も取り扱っています。

この道の駅「若狭熊川宿」のある熊川は、平成8年に重要伝統的建造物群保存地区に選定され、町全体に伝統的な景観を復元しようという取り組みが進められるようになりました。そのため、道の駅の周辺には、江戸時代を想起させるような昔ながらの町並みが広がっています。統一された世界観は非日常感を感じさせてくれますよ。

さらに、この鯖街道や熊川宿の歴史を分かりやすく漫画にして展示した「鯖街道ミュージアム」も併設しています。入場無料で、この地の歴史や江戸時代の物流について気軽に学べますよ。

今回は、この道の駅「若狭熊川宿」の支配人である山嵜さんにインタビューをしてきました。施設の特徴や商品の魅力、デートでの楽しみ方などについて詳しく教えていただきましょう。

江戸時代を思わせる歴史情緒あふれる熊川宿にある道の駅

編集部

山嵜さん、本日はどうぞよろしくお願いいたします。まず、道の駅「若狭熊川宿」はどのような場所にあるのか簡単に教えてください。

山嵜さん

当施設のある若狭町熊川宿は、福井県小浜と奈良・京都を結び、かつては物流の主要ルートとして栄えた「鯖街道」の中継地点にあります。中国大陸の文化や若狭の海産物・農産物は、この熊川を経由して都に運ばれていたのです

現在この熊川宿と鯖街道はそれぞれ重要伝統的建造物群保存地区と歴史国道に選定されていて、町全体で歴史的な風景を保存しようという取り組みをおこなっています。当道の駅は、そんな熊川宿の拠点施設として多くの方々に愛されています。

>>重要伝統的建造物群保存地区について

歴史的な景色を再現した熊川宿の町並み
▲木造・瓦屋根の民家が続く熊川宿の町並みは、歴史情緒が漂います。

編集部

道路の舗装をアスファルトから土のように見えるものに変えたり、電線を地下に埋めたりと、町全体を挙げての町づくりがおこなわれてきたそうですね。

そのため町全体がレトロな雰囲気に統一されていて、まるで1つのテーマパークのようです。カップルで一緒に歩けば、一昔前に2人でタイムスリップしたかのような非日常感が感じられてワクワクしそうですね。浴衣や着物を着て歩いても絵になるかもしれません。

この地に立つ道の駅「若狭熊川宿」の外観も、昔ながらの雰囲気に合わせているのでしょうか?

山嵜さん

はい。道の駅「若狭熊川宿」も伝統的な建物が並ぶ景観に合わせ、かつ風景にも溶け込むよう白壁の土蔵造り(※)になっています。
※江戸時代に流行した建築技法。土壁の上に漆喰(しっくい)を塗って仕上げるため、壁が白くなる。

編集部

見た目だけでなく、建築方法にもこだわって建てられた施設なのですね。町並み全体にも言えることですが、素材や技法から町並みを再現しているからこそ、ハリボテでは醸し出せない本物の歴史情緒が漂っていると感じます。

食事や買い物だけじゃない!漫画で歴史を学べる資料館も併設

編集部

道の駅「若狭熊川宿」は、具体的にどんなことができる施設なのでしょうか?

山嵜さん

店内では、地元の特産品を販売する売店コーナーでショッピングをしたり、食事処で地元名物を召し上がっていただくことができます。また、併設の鯖街道ミュージアムでは、鯖街道が辿った歴史をマンガで分かりやすく紹介しています。熊川宿を散策する時間がなくても鯖街道熊川宿の歴史を知っていただくことができますよ。

道の駅「若狭熊川宿」の売店の写真
▲売店では、種類豊富な特産品を取り扱っています。

鯖街道ミュージアムの展示物の写真
▲鯖街道ミュージアムでは漫画で描かれた展示が見れて、楽しみながら鯖街道の歴史について学べます

編集部

地元の特産品が買える売店は、品揃えがとても豊富で見ごたえがありそうですね。家族や友人へのお土産から自分たちのおうちデート用のグルメまで、いろいろ探しているうちにあっという間に時間が経っていそうです。

また、鯖街道の歴史や文化について学べる鯖街道ミュージアムは、2020年にリニューアルオープンしたと伺いました。活字での説明だけでなく漫画の絵があることで、展示の内容がグッと理解しやすくなります。文字をじっくり読まなくても、絵を見れば内容がなんとなく分かりますから、普段資料館や博物館にあまり行かないようなカップルでも気軽に見学できると思います。

直売所では鯖商品はもちろんのこと、高品質の葛(くず)も人気

編集部

直売所では、特産品を販売されているとのことですが、具体的にはどのようなものを取り扱っているのでしょうか?

山嵜さん

直売所では、鯖寿司・焼き鯖寿司が特に人気です。また、熊川くず湯・くずきり・葛ようかんなど、熊川の特産品である熊川くずを使用した加工品も販売していますよ。お土産では、福井の地酒や羽二重餅も人気ですね。

編集部

海や川、山があり立地に恵まれた福井県は、海産物から農産物までおいしいものがたくさんありますよね。デートで訪れるカップルの参考になるよう、直売所での売れ筋ランキングベスト3を教えてください。

山嵜さん

1位は鯖寿司、2位は「一枚流し 葛ようかん」、3位は熊川くず湯です。

鯖寿司は、道の駅「若狭熊川宿」のオリジナル商品で、ジャンボサイズでボリューム満点です!ほどよく酢でしめたその味はまた別格で、お客様からは圧倒的な人気を誇っています。

召し上がり方ですが、まずは何もつけずそのまま味わってください。お好みによって刺身醤油をつけたり、少し身をあぶり焼きしたりするとまた違ったおいしさが楽しめますよ。

道の駅「若狭熊川宿」で1番人気の商品「鯖寿司」の写真
▲大人気商品の鯖寿司は、サイズが大きく、脂も乗っていておいしそうです。

編集部

鯖街道というだけあって、やはり1番人気は鯖を使った商品なんですね。福井県は古代より、「御食国(みけつくに)」として、皇室・朝廷に多くの海産物を献上してきたそうですね。中でも鯖がとくに多く運ばれていたとのことなので、皇族の方々にも重宝された福井県自慢の鯖がどんなお味なのか、この機会にぜひ試してみたいところです。

大きめサイズなので、カップルでシェアしていただくのもいいと思います。つづいて人気葛ようかんや熊川くず湯についてもぜひ詳しくご紹介ください。

山嵜さん

「一枚流し 葛ようかん」は、伝統を受け継いで生産されている日本三大葛の1つ「熊川くず」を使用しています。中でもこの葛ようかんは、熊川くず本来の持ち味をもっとも素朴に生かした商品で、寒天とはまた違ったつるりとした食感とのど越しをお楽しみいただけます。

暑い夏に冷えた葛ようかんは最高ですし、あえて寒い冬にあたたかいお部屋の中で冷たい葛ようかんをいただくのも乙ですよ。

また、同じく熊川くずを使用した「熊川くず湯」は、5種類(プレーン・生姜・柚子・抹茶・小豆)の味が楽しめます。

編集部

「熊川くず」の原料には、福井県を流れる北川上流に自生している葛根(くずね)を使用しているそうですね。ここで採れる葛根は、デンプンの純度が高く良質なのが特長だと伺いました。

さらにこの葛根を、澱粉が発酵してしまわないよう、冬の極寒の川の中で手作業にて加工していると聞き驚きました。この作業の過酷さから、一度は熊川くずの伝統が途切れかけてしまったこともあるそうですね。職人さんの根性によって守られている貴重な商品であるということが伝わってきます。

若い世代の方には、葛を使った商品になじみがないという方もいらっしゃるかもしれませんが、葛独特のトロっとしたまろやかな口当たりや、つるっとしたのど越しは病みつきになりますよね。道の駅「若狭熊川宿」に訪れた際は、ぜひ試してみていただきたいと思います。

カップルには福井県の人気スイーツがおすすめ

編集部

道の駅「若狭熊川宿」全体での売れ筋を教えていただきましたが、「カップルにこそおすすめしたい」という商品がありましたら、ぜひ教えてください。

山嵜さん

カップルでお買い求めいただくのでしたら、「天使のおやつ」や「冷凍夢助だんご」がおすすめです。天使のおやつは、クリームチーズとカマンベールチーズを合わせたクリームを、しっとりふんわりと焼き上げたチーズスフレでサンドした商品です。

また夢助だんごは、原料米に福井県産のコシヒカリだけを使用したお団子です。米を粒のまま名水でふっくらと蒸してから潰し、餅つき機でつき上げて作っています。コシのあるもちもちの食感と、素材のおいしさが詰まった味わいが魅力ですよ。

この「夢助だんご」を急速冷凍して販売しているため、「自宅にストックしたい」「お土産にしたい」というお客様に好評です。お召し上がりの際は、自然解凍するだけなのでお手軽にお楽しみいただけますよ。

編集部

天使のおやつは、地元福井県でチェーン展開している洋菓子店「西洋菓子倶楽部」が手掛ける商品なんですよね。福井県以外には出店していないので、県外の方へのお土産に購入すればきっと喜ばれると思います。個包装になっているので、カップルでドライブ中のおやつにもちょうどいいですね。

>>「西洋菓子倶楽部」の商品ページはこちら

また夢助だんごも、福井県にある創業70年以上の老舗米菓子店「杉本清味堂」の看板商品だそうですね。こだわりの製法で練り上げた生地を、直火で丁寧に焼いているとのことで、想像しただけで香ばしい香りが食欲をそそります。通常のお団子は翌日には硬くなってしまいますが、こちらの冷凍団子なら1か月持つのでお土産にもぴったりです

>>「杉本清味堂」の商品ページはこちら

インパクト大!鯖のアイス&梅のソーダはぜひ試してみて

編集部


このほかにも、道の駅「若狭熊川宿」にはちょっと変わったグルメがあると伺いました。こちらについても詳しく教えていただけますか。

山嵜さん

当駅のみで販売している「鯖だしアイスもなか」はお客様から「なにこれ!」と驚かれることが多いメニューです。もなかの中に挟んだアイスに鯖だしの粉末を混ぜているのですが、鯖の臭みはなく甘さ控えめでおいしいですよ。

編集部

鯖を使ったアイスがあるなんて驚きです!魚を使用したスイーツをいただく機会はそうそうないので、2人で食べればデートのいい思い出になると思います。

そのほかにも、道の駅「若狭熊川宿」ならではのグルメがあればぜひ教えてください。

山嵜さん

若狭の特産品である「紅映梅(べにさしうめ)」を使用した炭酸水「BENIサイダー」があります。香料・酸味料を使用しないナチュラルなテイストで後口がよく、甘ったるくない味わいが特徴です。子どもから大人まで、飲みやすい微炭酸で、当駅でダントツ人気の飲料ですよ。

編集部

若狭町では160年ほど前から梅づくりが盛んで、今では県内の梅のほとんどがこの若狭町で作られていると伺いました。そのため道の駅「若狭熊川宿」では、BENIサイダーのほかにも梅干しや梅ゼリーなど数々の梅商品が販売されているのですよね。

中でもこのBENIサイダーは若狭町のふるさと納税返礼品にもなっていて、町を代表するほどの人気商品であることが伝わってきます。

>>若狭町のふるさと納税返礼品一覧はこちら

食堂にも鯖メニューあり。福井名物越前そばとのセットもおすすめ

編集部

道の駅「若狭熊川宿」には食事処もあるのですよね。具体的にどのようなメニューを取り扱っているのか教えてください。

山嵜さん

福井県の入り口にあたる当駅の食堂では、鯖街道熊川宿の特産品である熊川くずを使用した「くずうどん(9月~5月までの期間限定)」を提供しています。その他「鯖寿司・焼き鯖寿司」や、「鯖だし和風ラーメン」、福井のソウルフード「ソースカツ丼」、「越前そば」などもございます。

編集部

麺類から丼もの、定食に至るまで、幅広いメニューを取り扱っているのですね。デートで行った場合でも、それぞれの好みに合ったメニューが見つかりそうです。

個人的には、「くずうどん」が特に気になります。とろみがあってつるっとしたのど越しが特徴の葛をうどんにしたら、どのような食感になるのかワクワクしますね。

道の駅「若狭熊川宿」だからこそ食べられる魅力的なメニューが豊富なので、訪れたカップルの中には「どれを頼んだらいいか迷ってしまう」という方も多いと思います。もし、とくにおすすめしたいメニューがあれば、ぜひご紹介ください。

山嵜さん

越前そばのセットがおすすめです。鯖寿司や焼き鯖寿司、またはソースカツ丼とのセットメニューがあります。鯖街道熊川宿ならではのグルメと、福井県を代表するグルメの両方を召し上がっていただける、満足度の高いメニューです。

編集部

セットメニューがあれば、「どれもおいしそうで、1つのメニューに絞れない」という方も嬉しいですね。1つのメニューにメインが2つもあってお得感がありますし、お腹もしっかり満たされそうです。

レンタサイクルで熊川宿のレトロな町並みを散策してみて

編集部

ここまでは、道の駅「若狭熊川宿」の売店や食堂についてご紹介いただきました。グルメやショッピング以外にも、楽しめるようなアクティビティはありますか?

山嵜さん

道の駅「若狭熊川宿」では、レンタサイクルを行っています。熊川宿の玄関口でもある当駅から電動アシスト自転車に乗って、周辺の鯖街道熊川宿の町並みや河内川(こうちがわ)ダム・瓜割りの滝を散策してみてください。

編集部

歴史情緒あふれる熊川宿の町並みを、2人で自転車に乗って走るのはとても気持ちがよさそうですね。周辺スポットはとくに水景が美しく、2人で眺めればきっと心が癒されると思います。

また、道の駅「若狭熊川宿」には絶品グルメがたくさんあってついつい食べ過ぎてしまいそうなので、自転車をこいで食後の運動をするのもいいですね。車で来たカップルも、敢えて自転車をレンタルして散策すれば、いい汗がかけるはずです。

2019年竣工。監視所に無料で入れる「河内川ダム」

福井県若狭町熊川にある河内川ダムの様子

河内川ダムは道の駅「若狭熊川宿」から約2キロ、自転車で約10分、徒歩でも30分ほどのところにあります。監視所が無料で開放されており、そこから間近に見えるダムは迫力満点ですよ。とくに天気のいい日は、広大な貯水池に周囲の緑が映る景色が美しく、そこを背景にツーショットを撮ればいい記念になります。

2019年に竣工したばかりで、今後も展望台や見学スペースの増築がおこなわれる予定です。普段なじみのないダムを身近に感じられる河内川ダムへ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

>>河内川ダム公式サイトはこちら

水の冷たさと、岩間を流れる幻想的な景色が魅力「瓜割の滝」

福井県若狭町熊川にある「若狭瓜割名水公園」内の「瓜割の滝」の写真

瓜割の滝は、道の駅「若狭熊川宿」から自転車で40分ほどのところにある「若狭瓜割名水公園」内にあります。呼び名こそ「滝」ですが、実はその正体は岩間から出る湧水です。夏でも瓜が割れてしまうほど冷たい水が流れていることから「瓜割」と名付けられました。

苔の生えた岩の間を冷たい湧き水が流れる光景は神秘的で、瓜割の滝は日本の名水百選の1つにも選ばれています

>>環境省が選定している日本の名水百選の一覧はこちら

果たして瓜割の滝の水が一体どれくらい冷たいのか、2人で触って確かめてみてはいかがでしょうか。さらに庭園内には、1万株ものアジサイや、桜、モミジなどが植えられており、四季折の景色が見られますよ。

朝市や大盛り上がりの観光交流イベントも定期的に開催

編集部

道の駅「若狭熊川宿」では、季節ごとに開催されるイベントなどはありますか?

山嵜さん

4月~11月の毎月最後の日曜日(天気や参加者の都合で1週間早く開催されることもあります)には「熊川いっぷく市」という朝市を開催しています。地元の農家の方が直接販売する野菜やお米のほかに、地元特産品の伝統野菜(※)山内かぶらを使用したコロッケ・ぎょうざ、夏にぴったりの作りたての「くずまんじゅう」などが販売されています。

※ここで言う伝統野菜とは、その土地で古くから作られてきた野菜のことを指します。種取りを100年以上前から毎年その地域で行っているものに限ります。

その他にも、若狭鯖街道「熊川宿」では、毎年10月「熊川いっぷく時代村」というイベントがおこなわれます。歴史的な町並みを活かした観光交流イベントで、複数の催し物を開催したり、バザーをおこなったりします。例年大変多くのお客様がお越しになるのですが、中でも「ブリキの金魚レース」の催し物は毎年大盛り上がりです

編集部

朝市では、生産者の顔を直接見て商品を購入できたり、その場でしか買えない商品に出会えたりするのが魅力的だと思います。日曜日の朝に少し早起きをして、おいしいものを食べに出かけるなんて最高の休日ですよね。

道の駅「若狭熊川宿」での朝市でイチジクジャムを販売している生産者の写真
▲この日の「熊川いっぷく市」では、イチジクジャムが販売されています。(出典:Facebook

また「熊川いっぷく時代村」でのブリキの金魚レースは、熊川宿の目の前を流れている前川にブリキの金魚100匹を流して着順を競うんですよね。なんと着順予想新聞まで発行されるほどの賑わいだそうで、想像しただけでも活気のある景色が目に浮かびます。

入賞すれば景品ももらえるそうなので、カップルで参加すれば白熱した時間を過ごせるのではないでしょうか。

カップルで撮りたい!鯖街道商人になれる顔出しパネルもある

編集部

デートで訪れるカップルの中には、記念撮影を楽しみにしている方も多くいらっしゃいますよね。道の駅「若狭熊川宿」では、おすすめの撮影スポットはありますか?

山嵜さん

「鯖街道を歩く人々」の顔出し看板が記念撮影スポットとして人気です。

道の駅「若狭熊川宿」内にある行商人の顔出しパネル
▲かつて鯖街道を通って食料を運んでいた行商人の顔出しパネルです。(出典:Facebook

編集部

顔出しパネルというと、一般的にはカラフルなものが多い印象ですが、こちらのものは敢えてモノクロのパネルなのですね。鯖街道ならではの味わいがありますし、ややシュールな1枚が撮れて、あとから写真を見返したときに2人でクスっと笑い合えそうです。

道の駅「若狭熊川宿」の利用者の感想・口コミ

編集部

道の駅「若狭熊川宿」でのデートを検討しているカップルの参考になるよう、実際に訪れた方からよくいただくお声を教えていただけますか?

山嵜さん

鯖寿司・焼き鯖寿司がとくに好評で、「口のこえた京都の親戚にも大好評」「値段は少々お高いですが購入の価値あり」「また近くに寄ったら食べに来たい」といったお声をいただきます。

また鯖街道ミュージアムについては、「歴史学習臭くない」「往時を偲ぶ(※)街道の賑わいを伝えてくれます。」とのご意見もいただいております。

※おうじをしのぶ…昔のことを想起させる

編集部

かつて皇族にも献上されていた若狭の鯖を使った鯖寿司は、目上の方への贈り物にも最適ですよね。カップルなら、お相手のご実家に遊びに行くときの手土産として持っていけば、親御さんからの印象もよくなりそうです。

ネット上の口コミでも昔ながらの景色と熊川グルメが好評

編集部では、道の駅「若狭熊川宿」についてインターネット上の口コミも調査しました。とくに多かった意見を要約してご紹介します。

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落ち着いていて統一感のある町並みは風情があります。特に秋の紅葉の時期は、なんとも言えない渋さがあって最高です。
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若狭はかつて御食国だっただけあって、おいしいものがたくさんありますね。鯖、へしこといった海産物から、梅、そば、じねんじょなど。食べ物以外にも若狭の塗り箸などのお土産も充実していて魅力的な施設です。
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食堂で鯖寿司をいただきました。適度に脂が乗った鯖と、絶妙な酢加減の酢飯が相性抜群です。値段はややお高めですが、十分にその価値があるメニューだと思います。

昔ながらの風情ある景色と、熊川や福井のご当地グルメを絶賛する声がとくに多く見られました。また、直売所で販売されているお土産も種類が充実しているため、食後のショッピングを楽しんでいる方も多いようです。

道の駅「若狭熊川宿」からカップルへのメッセージ

編集部

最後に、この記事を読んでいるカップルに向けて一言メッセージをお願いします。

山嵜さん

鯖街道熊川宿の入り口にある道の駅「若狭熊川宿」では、福井の特産品を多く取り揃えています。とくに鯖寿司や焼き鯖寿司は大変人気があり、季節限定で若狭の梅を使用した「若狭梅の焼き鯖寿司」「煮鯖すし」もご用意しています。

その他にも熊川くずの加工品や若狭の梅干しなど、スタッフが厳選した魅力的な商品が豊富なので、きっとお好みに合う商品が見つかるはずです。

近くには熊川宿、瓜割名水公園、河内川ダムなど、デートにおすすめの観光地もたくさんあります。散策の際は、当駅で電動アシスト自転車をレンタルして観光地めぐりをしてみてください。

編集部

道の駅「若狭熊川宿」に来れば、まるで江戸時代に来たかのような非日常感の中で、この地域ならではごちそうをいただくことができますね。レトロな雰囲気があって写真映えもしますし、さらに周辺には魅力的な観光スポットも多いので、1日中楽しめる道の駅だなと感じます。

山嵜さん、本日は貴重なお話をお聞かせいただき、誠にありがとうございました。

道の駅「若狭熊川宿」の基本情報

住所 〒919-1532
福井県三方上中郡若狭町熊川11-1-1
アクセス 【電車・バス】
JR湖西線 近江今津駅よりバスで約28分

道の駅「若狭熊川宿」バス停より徒歩1分

【車】
北陸自動車道木之本ICより約50分
国道303号線沿いにあり
営業時間・休館日 【売店】
3月-11月平日…9:30-17:00
3月-11月土日祝…9:00-18:00
12月-2月…9:30-17:00

【食堂】
10:30-16:00

【鯖街道ミュージアム】
9:30-17:00
定休日  3月・6月・9月・12月の第2木曜日
年末年始(12/29-1/3)
駐車場 普通車28台
障がい者用2台
大型車10台

※令和4年4月~駐車場の台数を増やす予定あり。
飲食施設 食堂あり
車中泊の可否
公式サイト http://kumagawajuku.jp
/index.html

※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です。

道の駅「若狭熊川宿」周辺のおすすめデートスポット

山嵜さんも教えてくださったように、道の駅「若狭熊川宿」ではレンタサイクルがあります。道の駅でグルメやショッピングを楽しんだあとは、自転車をレンタルして周辺の観光スポットををめぐってみてはいかがでしょうか

道の駅「若狭熊川宿」インタビュー中でご紹介した「河内川ダム」や若狭瓜割名水公園内の「瓜割の滝」のほかにも魅力的な観光スポットが多数あるのでまとめてご紹介します。

おすすめのデートスポット

町並み一帯が江戸時代の宿場町を再現「若狭熊川宿」

若狭熊川宿は若狭と京都との交易の拠点として発展した宿場町で、道の駅「若狭熊川宿」もこの町の一角にあります。ここには、ほかにも地域の食材から伝統工芸、古道具まで旅の思い出になるようなものを販売しているお店が軒を連ねています。

この周辺一帯はどのお店も歴史的な建物を活かしたつくりになっているので、散策するだけで伝統的な町並みを満喫することができますよ。

参考サイト:若狭熊川宿公式サイト

おしゃれな天空テラスが写真映えする「レインボーライン山頂公園」

「レインボーライン山頂公園」福井県の若狭町から美浜町にかけて広がる三方五湖(みかたごこ)の美しい景色を眺めることができる公園です。道の駅「若狭熊川宿」から車で30分ほどのところにあり、有料道路の「レインボーライン」を上った先にあります。

この山頂公園の1番の見どころは、美しい湖の景色を眺めながらおしゃれな空間でくつろぐことのできる5つのテラスです。足湯が設置されていたり、名前にちなんでレインボーカラーのパラソルが設置されていたりとさまざまな工夫がされていて、写真に収めればきっとSNS映えしますよ。

参考サイト:レインボーライン公式サイト

まとめ:おいしく楽しく歴史に触れられる道の駅

今回ご紹介したのは、福井県三方上中郡若狭町にある道の駅「若狭熊川宿」をメインにしたデートです。

道の駅「若狭熊川宿」では、鯖や梅、じねんじょといった若狭町や福井県の名産品を使ったグルメをいただくことができます。これらの食材を、小浜から都まで歩いて運んでいた商人がいると思うと感慨深いですよね。

さらに併設されている「鯖街道ミュージアム」で漫画の展示を見たり、熊川宿の復元された町並みを散策したりすれば、この地が「鯖街道」と呼ばれた江戸時代に思いを馳せることができます

「歴史を勉強しよう!」と意気込むと肩に力が入りすぎてしまって楽しめないというカップルでも、今回のデートプランなら遊び感覚で楽しく歴史に触れられますね。福井県でデートを検討しているカップルは、ぜひ参考にしてみてください。

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