【三重】菰野町で自然と美食を満喫!インスタ映えスポットを巡るドライブデート

この記事では、菰野町(こものちょう)観光協会の広報・佐々木さんにお聞きした情報をもとに作成した、菰野町の“映え”スポットを巡るデートプランをご紹介します。

三重県の北勢地域に位置する菰野町には、鈴鹿山脈の主峰・御在所岳(ございしょだけ)をはじめ、国内トップクラスの高さの鉄塔がある御在所ロープウエイ、開湯1300年を超える湯の山温泉などの多彩な観光スポットがあります。また、町内にはジップラインを楽しめるアウトドアパークやおしゃれなキャンプ場もあり、さまざまな角度から自然を堪能できるエリアです。

今回は、そんな菰野町で特に人気の“映え”スポットを巡るデートプランを考えました。ぜひ参考にしてみてください。

菰野町の“映え”スポットを巡る1日ドライブデートプラン

今回は、菰野町を日帰りで満喫するドライブデートプランをご紹介します。

まずは御在所ロープウエイに乗り、御在所岳まで約15分の空中散歩へ。頂上からのパノラマビューを堪能したら、ロープウエイ山上公園駅にある「展望レストランナチュール」で名物カレーうどんを味わったり、車で約7分の場所にある「FREE AND EASY CAMP RESORT」で手ぶらBBQを楽しんだりするランチタイムがおすすめです。

そのあとはキャンプ場から車で2分ほどの場所にある「オドルの森」へ移動し、ジップラインなどのアスレチックを楽しみましょう。そして、車で約6分のところにある「道の駅菰野」で電動アシストの自転車やキックボードをレンタルして周辺を散策したら、最後に車を12分ほど走らせて「オリバーコーヒー」へ向かい、こだわりコーヒー&スイーツでリラックスした時間を過ごすデートコースです。

それでは、各スポットの魅力を詳しく見ていきましょう!

空中散歩を楽しむ「御在所ロープウエイ」

御在所ロープウエイは、湯の山温泉街から御在所岳の山上を結ぶ全長約2kmのロープウェイです。片道約15分間の空中散歩を楽しんだら「山上公園駅」で観光リフトに乗り換え、標高1,212mの御在所岳頂上を目指しましょう。天気が良ければ、伊勢湾や知多半島の壮大な景色を堪能できます。

なお、御在所岳では季節によって異なる景色を楽しめることもおすすめポイント。春はツツジ科植物の種類が多く、アカヤシオ・シロヤシオ・ベニドウダン・サラサドウダンなどの花々が山を彩り、夏の6月下旬頃からアカトンボを見ることができます。

秋の紅葉は10月中旬頃から山頂が色づき始め、麓の湯の山温泉まで約1か月掛けて降りていきます。ツツジ科の赤やクスノキ科の黄色、そして針葉樹の緑が織りなす色彩が山頂から麓へと移りゆく様子は、風情あふれる絶景です。

冬には三重県下唯一のスキー場がオープンし、標高1,000m以上の場所では白銀世界に咲く自然の造形美の樹氷を12月下旬から3月上旬頃まで見ることができます。特に1月から2月にかけて樹氷のできる気象条件が整いやすく、山上公園内一帯にて樹氷が見られる機会がたくさんありますよ。

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佐々木さん

例年クリスマスにはナイター運転をしており、ゴンドラ内と山上の展望台から光り輝く夜景をお楽しみいただけます。四日市市街や名古屋市街、中部国際空港、伊勢志摩方面まで見渡せる夜景×星空の光景は圧巻の美しさです。

ロープウエイ周辺で楽しむ絶景と名物グルメ

ロープウエイ山上公園駅にある「展望レストランナチュール」では、眼下に広がる伊勢湾を眺めながらゆっくりと食事を満喫できます。三重県名物の伊勢うどんを絶品カレーと組み合わせた「御在所カレーうどん」や、僧兵味噌で炒めた三重県産豚肉をとろろご飯の上にトッピングした「僧兵丼」などが人気です。

クリスマスシーズンにはきらびやかなゴンドラと期間限定メニューを楽しめるので、ぜひチェックしてみてください。

公式:展望レストランナチュール

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佐々木さん

ロープウェイを降りて次のスポットに行く前に、歩いてすぐのところにある「湯の山温泉街」を散策するのもおすすめです。いくつもの温泉旅館があり、日帰り入浴もお楽しみいただけますよ。

公式:湯の山温泉「温泉・お宿」

湯の山温泉街にある「涙橋」の風景
▲湯の山温泉街にある「涙橋」には、湯女と湯治客が涙を流して別れを惜しんだとの言い伝えがあります

御在所ロープウエイ:アクセスと基本情報

住所 〒510-1233
三重県三重郡菰野町湯の山温泉
電話番号 059-392-2261
最寄り駅
アクセス
【車の場合】
新名神高速道路「菰野IC」から車で約10分

【バスを利用する場合】
バス停:三重交通湯の山温泉「御在所ロープウエイ前」
※バス停の目の前が御在所ロープウエイ駅
営業時間 (案内受付時間)9:00〜17:00(冬季9:00〜16:00)
定休日 年中無休
※年に数日、ロープウェイを安全に運行するための定期点検工事(設備点検工事及び救助訓練等の実施)により運転休止の場合あり
公式サイト https://www.gozaisho.co.jp/

グランピング気分を満喫「FREE AND EASY CAMP RESORT」

FREE AND EASY CAMP RESORTは、“密”を避けてアウトドア体験を満喫できるキャンプ場です。フリーサイトや電源付きサイト、プライベートテントサイトといった多彩なサイトがあるほか、非日常空間を楽しめるキャンピングトレーラー「X-cabin300」に宿泊できるグランピングプランも人気を集めています。

また、ドッグランやドッグサロン、貸切サウナ施設も完備しており、多種多様な過ごし方で楽しめることもおすすめポイント。日帰りの手ぶらBBQプランもあるので、ランチで利用すればきっとSNS映えする写真をたくさん撮影できますよ。

さらに「THE CUPS」というおしゃれなカフェもあり、コーヒーなどの各種ドリンクやフードメニューを施設休憩スペースにて楽しむ過ごし方もおすすめです。

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佐々木さん

敷地内にはフォトスポットも多く、夜にはイルミネーションを楽しめるため、カップルにも大人気のスポットです。

キャンプ場周辺で楽しむ総合施設「アクアイグニス」

FREE AND EASY CAMP RESORTを訪れたら、ぜひ隣にある食と癒しのリゾート「アクアイグニス」にも足を運んでみてください。温泉に浸かってゆったりと過ごしたり、食事やショッピングを楽しんだりする過ごし方がおすすめで、写真映えするおしゃれな施設をバックにカップルで記念撮影を撮るときっと盛り上がりますよ。

ちなみに、施設内には和食やイタリアン、割烹料理といった多ジャンルのレストランがあり、その日の気分によって食事を選べることも魅力です。また、有名パティシエ・辻口博啓シェフのパティスリーやベーカリーもあるため、ぜひスイーツやパンなどを見て回ってお土産選びを楽しんではいかがでしょうか。

公式:アクアイグニス

FREE AND EASY CAMP RESORT:アクセスと基本情報

住所 〒510-1233
三重県三重郡菰野町菰野4838-1
電話番号 059-391-6363
最寄り駅
アクセス
【車の場合】
東名阪自動車道「四日市IC」より国道477号線(湯の山街道)を西へ約15分
新名神高速道路「菰野IC」より約5分

【電車の場合】
近鉄湯の山線「湯の山温泉駅」から徒歩約8分(約600m)
営業時間 9:00〜21:00
定休日 なし
公式サイト https://fecr.jp/

アドベンチャー体験「オドルの森」

オドルの森のカモシカバギー

オドルの森は、五感で大自然を満喫できるアドベンチャーテーマパークです。長さ100mを超えるジップラインの「ジップスライド」や、カップルで一緒にスリルを味わえる「ダブルジップスライド」、高さ約10mから飛び降りる「ターザンスイング」など迫力満点のアスレチックを楽しめます。

2024年7月27日には山の地形をそのまま活かした本格バギーコース「カモシカバギー」がオープンし、大自然を走り抜ける爽快なアクティビティを堪能できますよ。また、敷地内は写真映えするフォトスポットであふれており、カップルでの写真撮影も存分に満喫できます。

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佐々木さん

屋外の施設なので、お天気の良い日の利用がおすすめです。夏には「ナイトジップ」を開催することもあり、普段は体験できない暗闇の中のジップラインは心に残る思い出になりますよ。

オドルの森周辺で味わう絶品グルメ

オドルの森から車で約3分のところには、自然薯料理専門店の「茶茶 鈴鹿山麓店」があります。自然薯はカルシウムや鉄分、ミネラル、ビタミン類を豊富に含むヘルシーフードであり、店内では飛騨高山の大自然で育った自然薯を使用した「とろろめし」や「名物とろろ御膳」などのメニューを味わえます。

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佐々木さん

とても人気のお店で、特にお昼時や週末などはカップルやファミリーなどで混雑します。ぜひオドルの森のあとに訪れて、アクティビティで疲れた身体を絶品とろろ料理で癒してはいかがでしょうか。

公式:自然薯 茶茶

オドルの森:アクセスと基本情報

住所 〒510-1233
三重県三重郡菰野町菰野4958
電話番号 フォレストアドベンチャー湯の山:059-340-7739
カモシカバギー:090-1890-3838
最寄り駅
アクセス
【車の場合】
新名神高速道路「菰野IC」より約10分
東名阪自動車道「四日市IC」より約20分

【電車の場合】
近鉄電車「湯の山温泉駅」から徒歩で約10分(約550m)
営業時間 (受付時間)9:00~15:00
※季節によって変動
定休日 不定休
公式サイト https://www.mori-kaori.jp/

地域の魅力が詰まった「道の駅菰野」

道の駅菰野の店内の様子

道の駅菰野は、菰野における観光情報の発信や地場産品・お土産品の販売を行っている施設です。毎年秋には菰野町の町名の由来となった栄養満点の「マコモタケ」が販売棚に並ぶほか、建物2階にある菰野町観光協会の公式キャラクター「こもしか」のグッズも取り扱っています。

また、菰野町観光協会が実施している電動アシストの自転車、キックボードのレンタルサービス「菰ビリティ」の貸出し拠点でもあり、菰野町の自然を感じながらサイクリングを楽しむ過ごし方もおすすめです。ぜひところどころで休憩し、映え写真の撮影を満喫してはいかがでしょうか。

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佐々木さん

かつての初代菰野藩主を支えた妻、八重姫(織田信長の孫娘)のゆかりの地を巡る「おてんば姫の道草コース」がおすすめです。

公式:菰野町観光協会「LOVE CYCLE~おてんば姫の道草コース~」

道の駅菰野・菰野町観光協会:アクセスと基本情報

住所 〒510-1233
三重県三重郡菰野町菰野2256番地10
電話番号 菰野町観光協会:059-394-0050
道の駅菰野:059-394-0116
最寄り駅
アクセス
【車の場合】
新名神高速道路「菰野IC」より約10分

【電車の場合】
近鉄湯の山線「中菰野駅」から徒歩約3分
営業時間 9:00~17:00
定休日 年末年始(12/29~1/3)
公式サイト https://www.kanko-komono.com/

森の中のおしゃれカフェ「Oliver Coffee(オリバーコーヒー)」

オリバーコーヒーは、三重県民の森の近くにあるログハウス風のおしゃれなカフェです。店内には靴を脱ぎ、スリッパに履き替えて入るスタイルとなっており、ゆったりとリラックスしながら食事を楽しめます。

さまざまなランチメニューがあるなか、映え写真を撮影したいなら「タンシチュー」がおすすめです。とろとろのタンと新鮮な野菜が溶け込んだ自家製濃厚ソースのシチューで、一度食べたら忘れられない絶品ですよ。

また、「もち小麦のパニーニ」にはワンプレートに地元農家さんの野菜を使ったグリーンサラダやフライドポテトなども乗っており、色鮮やかで写真映えします。店内もおしゃれな雰囲気なので、お店の内観も含めて撮影すると素敵な写真に仕上がるでしょう。

ぜひカップルで異なるメニューを注文して、シェアして味わってみてくださいね。

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佐々木さん

私のおすすめは、もちもちした食感の「もち小麦のパンケーキ」とコーヒーです。自然に囲まれた静かなカフェでひとやすみすれば、きっと心身ともにリフレッシュできますよ。

オリバーコーヒー:アクセスと基本情報

住所 〒510-1326
三重県三重郡菰野町杉谷2296-1
電話番号 070-1676-3250
最寄り駅
アクセス
新名神高速道路「菰野IC」より約15分
営業時間 11:00~17:00(ラストオーダー16:30)
定休日 日曜日
公式サイト https://www.instagram.com/oliver_coffee_17/

取材協力:菰野町観光協会(https://www.kanko-komono.com/