埼玉発!劇団キンダースペースのモノドラマ&アンソロジーで魅せる演劇デート体験

この記事では、埼玉県川口市・西川口を拠点に活動する「劇団キンダースペース」を紹介します。

劇団キンダースペースは、主に西川口・両国・王子で公演を行っています。公演作品は、海外の戯曲や国内の文学作品など、劇団の代表兼演出家である原田一樹氏が厳選したものばかりで、観客を魅了する魅力的なラインナップとなっています。

これまで演劇に馴染みがないと「敷居が高い」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、劇団キンダースペースの丁寧に作り込まれた演劇の世界に、思い切って飛び込んでみてはいかがでしょうか?きっと刺激的な経験となり、これまでになかった会話が二人の間に生まれるはずです。

もちろん、演劇愛好家の方々にとっても、充実した時間を過ごしていただけること間違いありません。

こんなカップルにおすすめ!
向いている年代:すべての年代
おすすめカップル:演劇好き、文学・文芸好き、将来を考えているカップル
演劇スタイル:ストレートプレイ、モノドラマ、短編演劇アンソロジー
観劇料:4,000円前後
場所:埼玉(西川口)・東京(両国・王子)

演劇の魅力を追求する「劇団キンダースペース」の世界

第41回本公演「銘々のテーブル」の様子
▲第41回本公演「銘々のテーブル」の一幕。俳優陣の真剣な表情が印象的

「演劇に興味があるけれどハードルが高い」「どの劇団のどの作品を選べばいいかわからない」と悩んでいるカップルはいませんか?そんなカップルには、劇団キンダースペースでの観劇がおすすめです。

1985年に設立された劇団キンダースペースの演劇は、「本物の演劇だと思う」「期待はずれがない」と多くの固定ファンから支持されています。これから演劇の世界に足を踏み入れるカップルには、劇団キンダースペースの演劇が最適です。

文学作品に関心があるカップルなら、お気に入りの作品が演劇化されている可能性もあります。また、新たな作品との出会いも演劇の醍醐味の一つです。

公演には原作がある場合が多く、事前に原作を読んでから観劇に臨む熱心なファンもいるそうです。劇団側でも原作を読むイベントを開催しているので、参加すれば他の観客の視点も知ることができるかもしれません。

さらに、劇団キンダースペースはワークショップや地域との交流にも力を入れています。公演だけでなく、将来の演劇界を支える文化的基盤や人材の育成にも取り組んでいます。

今回は、そんな劇団キンダースペースの魅力について、俳優で制作も担当されている瀬田さんにお話を伺いました。

1985年旗揚げ:U・快連邦出身者による新たな挑戦

編集部

劇団キンダースペースといえば、国内外の作品を元とした演目を上演し続けている、歴史ある劇団ですね。さっそくですが、劇団の成り立ちについて教えてください。

瀬田さん

劇団キンダースぺースは、1985年に旗揚げしました。創設メンバーは、当時U・快連邦という劇団で演出部として活動していた原田一樹と、劇団青年座養成所出身でU・快連邦に役者として在籍していた私、瀬田ひろ美、そして他数名です。U・快連邦が解散した後に立ち上げました。

編集部

劇団キンダースペースは、どのような理念のもとで活動されているのでしょうか?

瀬田さん

キンダースペースの目標として「役者である前に演劇人であれ」を掲げています。

公演を行うだけでなく、演劇の裾野を広げるワークショップを、本拠地の埼玉をはじめ、石川県・三重県・長崎県・千葉県などで展開しています。また、高校での演技授業も請け負っています。

役者たちもスタッフワークやワークショップのファシリテーターを担当し、地域の人たちとコミュニケーションを取りながら、演劇の普及に努めています。

こうした活動を通じて、役者自身も演技の幅やスタッフワークの経験を広げ、それを公演に活かしています。

編集部

役者として活躍する以前に、まず演劇という文化を担う者としての自覚を持つことが求められるのですね。公演を行うことは重要ですが、同時に演劇文化を広め、地域との連携を強化することも、演劇を社会に根付かせるために欠かせない活動だと理解しました。

他者理解を深める演劇:キンダースペースの芸術哲学

編集部

ここまでの短い会話の中でも「演劇」に対して強い思いがあるように感じられましたが、どのような思いで演劇を続け、公演されているのでしょうか?

瀬田さん

今はわかりやすさ、共感ばかりが求められる世の中だと思います。

それもとても大事なことですが、自分とは違う存在の不思議に興味を抱き、かつ、その中にわずかでも自分と同じものを認めるとき、人や物語への関心はもっと深くなっていくと考えています。セリフ選びも役作りも、そこに力を入れています。

また、長く読まれている小説や長く愛されている戯曲の中の真実を徹底して追求したいと考えています。様々な種類の演劇を模索していますので、ぜひ劇団キンダースペース自体に興味を持っていただけると嬉しいです。

編集部

瀬田さんのおっしゃる通り、自分とは異なる部分に目を向けることで、自分が歩まなかった・歩めなかった人生を追体験できることもあるでしょう。そして他人に対する想像力を持てるようになりますね。

慣れていない場合、少し忍耐が必要な鑑賞方法かもしれませんが、これを機にカップルで挑戦してみるのも良いかもしれません。

ジャンルを超えた上演とモノドラマの魅力:人気のワークショップも

レパートリーシアターVol.48「女たちの自負」『罠』の様子
▲脚本/テネシー・ウィリアムズ、演出/江原吉博・原田一樹の「女たちの自負」『罠』の一幕

編集部

劇団キンダースペースで行う演劇は、どのようなジャンルなのでしょうか?

瀬田さん

ストレートプレイを中心に公演しています。ジャンルは様々で、古代ギリシャ悲劇から現代の戯曲まで幅広く扱い、日本や海外の作品を問わず上演しています。

また、近代日本の小説を舞台化する「モノドラマ」や「短編演劇アンソロジー」も積極的に上演しています。これらの構成台本は、劇団キンダースペース代表で演出家の原田一樹が作成しています。

編集部

モノドラマとは一人芝居のことですね。通常の演劇やミュージカルとは異なり、独特の魅力がありそうです。また、短編集のような形式のアンソロジー演劇も興味深いですね。初心者の方も自分の好みを見つけやすそうです。

劇団キンダースペースは公演の幅が広いので、観客の興味を広げるきっかけにもなりそうですね。デートで訪れる場合、お互いの好みを共有し合うのも良さそうです。

特に人気が高いのはどのような作品ですか?

瀬田さん

近代小説を一人芝居として演じる「モノドラマ」は評判がいいですよ。ワークユニットという養成機関の修了公演でも「モノドラマ」を上演しています。

また、観客の中にも「演じたい」という希望が多いことから「モノドラマワークショップ」を定期的に開催しています。私たちはスタッフとして参加者をサポートしますが、その過程で参加者の演技が深まっていく瞬間を目にすることがあります。そういう時に「演劇」の本来の楽しさを実感します。

編集部

モノドラマの魅力がよく伝わってきました。観客に「自分も演じたい」と思わせる芝居は見どころがありそうですね。

デートで興味を持ったら、カップルでワークショップに参加するのも良い体験になりそうです。二人の新たな趣味になる可能性もありますね。

世界の名作を舞台に:キンダースペースが選ぶ珠玉のラインナップ

第42回本公演「ポー、大鴉の夜、あるいは私達の犯罪」の様子
▲「ポー、大鴉の夜、あるいは私達の犯罪」は色彩豊かな演出で、陰鬱な雰囲気を巧みに表現している

編集部

劇団キンダースペースでは、具体的にどのような作品を上演されているのでしょうか?

瀬田さん

海外の作品では、以下のようなものを上演しています。

  • アラン・エイクボーン「ウーマンインマインド」:喜劇
  • エドガー・アラン・ポーの小説を戯曲化した「大鴉の夜」:サスペンス
  • イプセン
  • チェーホフ
  • ラティガン など

また、日本の作家の小説も舞台化して上演しています。

  • 坂口安吾
  • 小泉八雲
  • 芥川龍之介
  • 太宰治
  • 志賀直哉

いずれの作品も観客から好評をいただいています。

編集部

国内外問わず豪華なラインナップですね。特に小泉八雲の不思議な作品は興味深いです。演劇ファンだけでなく、文学愛好家のカップルにもおすすめできそうですね。実際、観客層はどのような方が多いのでしょうか?

瀬田さん

文学や文芸に興味のある方、造詣の深い方が多いです。「もうすぐ初日!ビフォアトーク」や「原作を読む会」に参加する前に、自主的に原作を読んでくる方も多くいらっしゃいます。

編集部

なるほど。「もうすぐ初日!ビフォアトーク」「原作を読む会」というのは、劇団キンダースペース独自の催しなのでしょうか?

瀬田さん

公演前には必ず、「原作を読む会」と「もうすぐ初日!ビフォアトーク」を開催しています

「もうすぐ初日!ビフォアトーク」では演出家が作品の上演意図を説明し、「読む会」では参加者自身が原作を声に出して読むことで、観劇前に作品への理解を深めていただきます。これらは無料で予約制です。

この取り組みは多くの人に親しまれており、地域の文化振興にも貢献しています

さらに、2022年2月の公演では、演出家・原田一樹とゲストによるアフタートークも予定しています。

  • 2月4日(金)14:00〜「野がも」上演後
  • 2月5日(土)13:00〜「小さなエイヨルフ」上演後

編集部

とても魅力的な催しですね。原作を読み、声に出し、そして観劇するという流れは、作品への理解を深める素晴らしい機会になりそうです。

これらの作品はどのように選ばれ、演劇化されているのでしょうか?

瀬田さん

代表・演出家の原田一樹の豊富な知識と読書量が、作品選びの基盤となっています。彼が興味を持つ作品や作家の小説、戯曲が脚本化され、私たちの手元に届く時の高揚感は格別です。

編集部

原田さんの幅広い知識から題材が選ばれ、演者の皆さんに伝わっているのですね。瀬田さんのお言葉から原田さんへの信頼が感じられ、劇団キンダースペースの作品の質の高さが伝わってきます。演劇初心者のカップルにとっても、十分魅力的な体験になりそうですね。

西川口・両国・王子:キンダースペースの主要公演会場

モノドラマの舞台仕込みの様子
引用:劇団キンダースペースFacebook

編集部

劇団キンダースペースでは、どのような劇場で公演されることが多いですか?

瀬田さん

アトリエ公演・レパートリーシアターは、埼玉県の「西川口劇団キンダースペースアトリエ」にて上演します。

西川口駅から徒歩2分の場所にある、定員40名の小さな劇場です。観客の方の息遣いも感じられるほど親密な空間となっています。普段は稽古場として使用しており、作品の内容に応じて舞台と客席の配置を変えることも可能です。

本公演は主に東京の「両国シアターX(カイ)」(定員200名)、または「北とぴあペガサスホール」(定員100名)で上演しています。どちらの劇場も舞台の構造を自由に変更できる創造性豊かな空間です。2022年2月の公演はシアターXで行う予定です。

情熱あふれる俳優陣:キンダースペースを支える実力派キャスト

劇団キンダースペースの稽古初日
▲「小さなエイヨルフ」稽古初日。味のあるアトリエに真剣な表情が集う(引用:劇団キンダースペースFacebook

編集部

劇団キンダースペースの主な劇団員さんのご紹介をお願いします。

瀬田さん

キンダースペースでは全員が看板俳優ですので「主な」メンバーは決められません。2月公演の役柄としてご紹介します。

瀬田ひろ美

旗揚げメンバーで、キンダー歴36年目です。「小さなエイヨルフ」では鼠ばあさんを演じます。これまで主演を多く演じてきましたが、最近は「お婆さん役」が増えました。声優としては「この世界の片隅に」の知多さん、「ハイジ・アルプスの物語」のおばあさまなどを担当。繊細な心理描写が得意です。

古木杏子

「野がも」ではセルビー夫人を演じます。キンダースペースでは主演を演じることが多く、ダンサーとしても活躍。ストイックに掘り下げる演技と、ダンサー経験を活かした身体表現が特徴です。

森下高志

「小さなエイヨルフ」では主役のアルメルスを演じます。キンダースペースでは主演が多く、女性ファンが増加中。メソッドで鍛えた身体能力を芝居に活かしています。

榊原奈緒子

「小さなエイヨルフ」ではリータを演じます。声優としても活躍し、「大草原の小さな家」のビードル、「スタートレックディスカバリー」のシランナ役などを担当。声優としての発声技術を最大限に活かした芝居が特徴です。

深町麻子

観客を笑顔にさせる演技が得意で、ファンも多いです。

小林もと果

特に「モノドラマ」の演技に定評があります。

>>団員紹介はこちらから(公式サイト)

自分達の稽古場は自由にいつでも使える、非常に恵まれた環境にあります。公演間近になると「稽古場争奪戦」が始まります。基本的に全員真面目に取り組んでいます。

編集部

今後はみなさんでどのような活動に取り組んでいこうとお考えですか?

瀬田さん

公演としては、2022年に西川口でのアトリエ公演を2回、2023年2月に両国シアターXでの本公演を行います。

また、これまでも力を入れてきた、年間を通した「連続ワークショップ」「モノドラマワークショップ」「リーディングワークショップ」を継続して開催します。そして、本物の演劇人を育てる「ワークユニット」も引き続き催していきたいと思っています。

編集部

2023年までの公演が決まっているのですね。今後の作品が楽しみです。各種ワークショップも興味深いですね。公式サイトやSNSで最新情報をチェックするのがおすすめです。

>>公式Twitter

>>公式Facebook

>>ワークユニット募集情報はこちら

観客の声:キンダースペース公演の感想と評判

編集部

劇場キンダースペースの劇を観た方の感想やよく聞く声には、どのようなものがありますか?

瀬田さん

多くの方から心温まる感想をいただいております。観劇後の印象深い声をいくつかご紹介します。

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今回の舞台は、ボディーブローのように後になるほどじわじわと効いてきて、すごいものを観たと感じております。
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涙が止まりませんでした。「やられた」とつぶやきながら両国駅まで泣きながら歩き、電車の中でも何度も独り言を繰り返しながら家に帰りました。もう他の劇団は観られないと思いました。
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キンダースペースの芝居は安心して見られます。期待外れがありません。品位があって素晴らしいです。
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人間の中にある本質を少し垣間見た気がしました。
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拝見して、心が躍る思いがいたしました。つまり見事な舞台です。
築地小劇場ができて90年、新劇の精神を原田さんたちが真摯に受け止め、引き継ぎ、未来への道筋を求めていらっしゃる姿勢と志に感動したからだと思います。(トルストイ『復活』)
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化学調味料でどんな味でも作り出せる現代において、鰹節と昆布で取った一番だしのコクと香り、何よりも透明感を味わわせてくれる芝居。
本物を知らず「のようなもの」に慣らされている現代人に思い出してほしい、思い出せない人には知ってほしい小泉八雲の世界。(小泉八雲『転生の夢』)
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普通に拍手することがためらわれる。このようなカーテンコールは初めてでした。(イプセン『野がも』)
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劇団の30周年記念の集大成として公演されたこの舞台は、主役のフェードルに「(それでも)恋せよ!」と叫ばれているような舞台でした。
私も思う存分生きたいように生きようと、明日からの仕事の段取りに思いを巡らせて心地よく眠りにつきます。(ラシーヌ『フェードル』)

編集部

これらの感想を聞くだけでも、劇団キンダースペースの観劇体験が人々の心を深く動かすものだと分かりますね。人生観が変わるほどの感動を与えてくれる舞台に、期待が高まります。

驚きの高クオリティ:観客を魅了するキンダースペースの舞台

編集部では、SNSに投稿された劇団キンダースペースの口コミをまとめました。以下に代表的な感想を紹介します。

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初めてモノドラマを見て、その魅力にとりつかれました
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衝撃を受けました。なぜこれまでキンダースペースの作品を見てこなかったのかと後悔しています
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思わず登場人物に共感してしまい、涙が溢れました
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演出が美しく、舞台に見入ってしまいました

全体的に、作品や演技の質の高さに感激する声が多く見られました。演劇鑑賞歴の長い方から初めて演劇を見た人まで、幅広い観客が感動を覚えている点が特徴的でした。

カップルへ贈る言葉:キンダースペースが伝えたい演劇の魅力

レパートシアターVol.49「ママ先生とその夫」の様子
▲「ハイカラ」な女性を題材にした「ママ先生とその夫」。演出は深町麻子による

編集部

自粛期間中は大変な時期だったかと思いますが、その期間があったからこその思いがあれば教えてください。

瀬田さん

劇団キンダースペースは、コロナ禍の中でも感染対策を徹底し、一つの公演も中止することなく上演してまいりました。

もちろん客席数の減少はありましたが、厳しい状況の中でも足を運んでくださったお客様には、心から感謝しております。また配信も並行して行うことで、これまでご来場いただけなかったお客様にも観ていただくことができました。

ワークショップは対面での演技ができなかったため、リーディング形式にしましたが、演者も観る側も、より想像力が掻き立てられました。今後もこの形式でも継続していく可能性もあります。これは昨今の状況で新たに発見したことのひとつです。

編集部

最後に、これから劇団キンダースペースの公演に出向こうと考えているカップルに対して一言メッセージをお願いいたします。

瀬田さん

今回のイプセン二本立ては、正直に申しまして、これからお付き合いするカップルの方には辛い内容かもしれません。

しかし「これからの人生に、もしかしたらこういう瞬間、こういう分岐点が目の前に現れる可能性もある。だからこそ、今のこの一瞬を大事にしよう……」と感じていただければ幸いです。

編集部

本日はお話を聞かせてくださりありがとうございました。

劇団キンダースペースの基本情報:公演情報・アクセス・チケット購入方法

住所 〒332-0021
埼玉県川口市西川口1丁目23-3 マンションヒルマ
電話番号 048-255-4342
チケット料金 4,000円前後
平均公演時間 1.5〜2時間程度
※演目によって異なる。例:「野がも」2時間、「小さなエイヨルフ」1時間30分予定
公式サイト http://www.kinder-space.com/

※最新の情報は公式ホームページでご確認ください。
※記事中の金額はすべて税込表示です。

キンダースペース観劇の前後に楽しむ!西川口周辺のデートスポット

キンダースペースでの公演は通常2時間以内ですが、観劇前後の時間も楽しみたいものです。そこで今回は、アトリエのある西川口周辺のおすすめグルメスポットとデートスポットをご紹介します。食事を楽しんだり、公演の感想を語り合ったりするのに最適な場所をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

おすすめのデートスポット

新しいアートに出会える「川口アートギャラリー・アトリア」

「川口アートギャラリー・アトリア」は、川口市のアート活動の中心的な施設です。常時開催される展覧会やワークショップ、講座を通じて、地域の芸術文化を発信しています。アートに興味があるカップルにとっては、創造性豊かな時間を過ごせる魅力的なスポットとなるでしょう。

アクセスは便利で、JR川口駅から徒歩約8分の距離にあります。

詳細情報は公式サイトでご確認いただけます:https://www.atlia.jp/

都会のオアシス:「並木元町公園」でリラックスタイム

「並木元町公園」は、広々とした芝生や美しい噴水、くつろげるベンチが揃った都会的な雰囲気の公園です。先ほど紹介した「アトリア」のすぐ隣に位置しています。春や秋などの過ごしやすい季節には、ベンチに座って飲み物を楽しみながらゆったりと会話を楽しむだけでも、充実した時間を過ごせます。自然と都会の調和を感じられる、魅力的な空間となっています。

公式サイト:https://www.k-ryokuchi.com/kouen/namikimotomati.html

老舗の味:「そば処二幸」で楽しむ日替わりランチ

「そば処二幸」は、創業60年の老舗そば屋です。人気の日替わりランチや、B級グルメコンテストで優勝した実績を持つ有名店です。丁寧に打たれた風味豊かなそばは、食べると心身ともにリラックスできます。観劇前のお食事に最適なお店です。

公式サイト:https://gd8r900.gorp.jp/

大人の雰囲気:「CASK AND STILL」で味わう珠玉のウイスキー

「CASK AND STILL」は西川口にある老舗バーです。400種類以上のウイスキーと美味しい料理を楽しむことができます。都内や他県からもウイスキー愛好家が集まる人気店として知られています。お酒好きのカップルにおすすめで、落ち着いた店内で演劇について語り合うのも素敵な時間の過ごし方かもしれません。

公式サイト:http://home.att.ne.jp/alpha/caskandstill/

地元グルメとクラフトビール:「GROW BREW HOUSE」で乾杯

「GROW BREW HOUSE」は、埼玉県川口市西川口に誕生したマイクロブルワリーです。フード持ち込み自由のタップルームで、自家製クラフトビールの立ち飲みを楽しむことができます。

西川口は多様な飲食店が集まるディープな街として知られています。地元のグルメを持ち込みながら、GROW BREW HOUSEのクラフトビールを味わえば、独特の雰囲気と味わいを楽しむ最高の時間を過ごせることでしょう。

また、クラフトビールはテイクアウトも可能です。自宅でゆっくりとクラフトビールを楽しみながら、友人や家族と語り合うのも素敵な過ごし方です。

>>「GROW BREW HOUSE」おすすめテイクアウト

公式サイト:http://home.att.ne.jp/alpha/caskandstill/grow_web/index_grow.html

まとめ:観劇でふたりの世界を広げるデートをしよう

今回は、埼玉県川口市の西川口を拠点に活動する「劇団キンダースペース」を紹介しました。

この劇団は、戯曲や文学作品を原作とした舞台作品が多く、時に難解さを感じる場合もあります。しかし、作品を理解しようと努めることで、他者への想像力を養うことができます。また、一見自分とは全く異なると思っていた登場人物との意外な共通点を発見する機会にもなるでしょう。

将来を考え始めたカップルにとっては、人間の本質を描く作品に触れ、それについて語り合う時間を持つことをおすすめします。観劇デートを通して、お互いの人生観や価値観を深く知ることができるかもしれません。

劇場に足を運ぶ際は、ゆっくりと腰を落ち着けて、二人で演劇作品に向き合ってみてください。きっと新たな発見や感動が待っていることでしょう。