劇団キンダースペースで国内外の原作を活かした作品を味わう演劇デート|埼玉県の劇団

この記事では、埼玉県川口市・西川口を拠点に活動する「劇団キンダースペース」を紹介します。

劇団キンダースペースは、主に西川口・両国・王子で公演を行っています。公演する作品は、海外の戯曲や国内の文学作品など、劇団の代表兼演出家である原田一樹氏のお眼鏡にかなったものばかりで、思わず唸ってしまうようなラインナップです。

これまで演劇に馴染みがないと「敷居が高い」と感じるカップルもいらっしゃると思いますが、劇団キンダースペースの作り込まれた演劇の世界に、思い切って飛び込んでみてはいかがでしょうか?きっと刺激的な経験となり、これまでになかった会話が二人の間に生まれるはずです。

もちろん、演劇が大好きなカップルにとっても、素敵な時間を過ごしていただくことができますよ。

こんなカップルにおすすめ!
おすすめ年代:すべての年代
おすすめカップル:演劇好き、文学・文芸好き、将来を考えているカップル
演劇スタイル:ストレートプレイ、モノドラマ、短編演劇アンソロジー
観劇料:4,000円前後
場所:埼玉(西川口)・東京(両国・王子)

演劇の魅力を真摯に伝え続ける「劇団キンダースペース」

第41回本公演「銘々のテーブル」の様子
▲第41回本公演「銘々のテーブル」の一幕。俳優陣のシリアスな表情が印象的

「演劇に興味があるけれどハードルが高い」「どの劇団のどの作品を選べばいいかわからない」と悩んでいるカップルはいませんか?そんなカップルには、劇団キンダースペースでの観劇がおすすめです。

1985年に旗揚げされた劇団キンダースペースの演劇には、「本物の演劇だと思う」「期待はずれがない」と、たくさんの固定ファンがいます。ですので、これから演劇の世界に飛び込むカップルには、劇団キンダースペースの演劇はピッタリです。

文芸作品に関心があるカップルであれば、好きな作品が演劇化されている可能性もありますし、まだ出会っていない作品と出会うことも醍醐味です。

作品には原作があるので、事前に読んでから観劇に臨むツワモノのファンもいらっしゃるそうですよ。劇団側でも、原作を読むイベントを用意してくださっているので、参加すれば他の方の観点も知ることができるかも!

また劇団キンダースペースは、ワークショップや地域との交流にも力を入れている点も特徴的です。公演だけでなく、これからの演劇界を支える文化的下地や人材を育成していらっしゃるそうですよ。

今回はそんな劇団キンダースペースの魅力を、俳優で制作も担当されている瀬田さんに伺いました。

1985年に元U・快連邦メンバーの有志で旗揚げ

編集部

劇団キンダースペースといえば、国内外の作品を元とした作品を演じ続けている、歴史ある劇団ですよね。さっそくですが、劇団の成り立ちについて教えてください。

瀬田さん

劇団キンダースぺースは、当時劇団であるU・快連邦にて演出部として活動していた原田一樹と、劇団青年座養成所出身で同じくU・快連邦に役者として在籍していた瀬田ひろ美、その他数人で、U・快連邦の解散後、1985年に旗揚げしました。

編集部

U・快連邦出身の方が多いので、そのエッセンスや志が引き継がれているのだろうかと想像してしまいます。もちろん現在は劇団キンダースペースとしての独自の持ち味がどんどん凝縮され、円熟していることと思いますが、劇団の系譜にも関心が湧くお話だと感じました。

そんな劇団キンダースペースは、どのような理念のもとで活動されているのでしょうか?

瀬田さん

キンダースペースの目標として「役者である前に演劇人であれ」を掲げています。

公演を打つだけではなく、演劇の裾野を広げるワークショップを、本拠地の埼玉だけでなく石川県・三重県・長崎県・千葉県などで展開し、高校での演技授業も請け負っています。

役者もスタッフワークやワークショップのファシリテーターをすることで、地域の人たちとのコミュニケーションをとり、演劇のフォローをします。

そうした行為の中で演技の幅やスタッフワークの幅を広げ、公演時に役立てています。

編集部

役者として活躍する以前に、まずは演劇という文化を担う者としての自覚を持つことが求められるのですね。公演を行なうことは大変重要な活動ではありますが、一方で演劇という文化を広げ、また地域との連携を強化することも演劇を根付かせるために欠かせないことだと思います。

自分とは異なる存在への興味を追求する演劇

編集部

ここまでの短い会話の中でも「演劇」に対して強い思いがあるように感じられましたが、どのような思いで演劇を続け、公演されているのでしょうか?

瀬田さん

今はわかりやすさ、共感ばかりが求められる世の中だと思います。

それもとても大事なことですが、自分とは違う存在の不思議に興味を抱き、かつ、その中にわずかでも自分と同じものを認めるとき、人や物語への関心はもっと深くなっていくと考えています。セリフ選びも役作りも、そこにおいて力を入れています。

また長く読まれている小説、長く愛されている戯曲の中の真実を徹底して追求したいと考えています。色々な種類の演劇を模索していますので、ぜひ劇団キンダースペース自体に興味を持っていただけると嬉しいです。

編集部

私自身も普段文芸作品を選ぶ際に、共感できそうかどうかを基準にしていることがあります。それは、共感できる方が物語に入りこみやすい感覚があったり、言語化できない自分の思いを代弁してくれる物語を必要としているからだと思います。

一方で、瀬田さんがおっしゃるように、自分とは異なる部分に目を向けることで、自分が歩まなかった・歩めなかった人生を追体験できることもあるでしょう。そして他人に対する想像力を持てるようになりますよね。

慣れていない場合、少し忍耐が必要な鑑賞方法ではありますが、これを機にカップルで挑戦してみるのも良いと思います。

幅広いジャンルを上演、モノドラマが人気でワークショップも開催

レパートリーシアターVol.48「女たちの自負」『罠』の様子
▲脚本/テネシー・ウィリアムズ、演出/江原吉博・原田一樹の「女たちの自負」『罠』の一幕

編集部

そんな劇団キンダースペースで行なう演劇は、どのようなジャンルなのでしょうか?

瀬田さん

ストレートプレイを中心に公演しています。ジャンルは様々で、ギリシャ悲劇から現代の戯曲まで扱い、和洋は問いません。

近代の日本の小説を舞台化する「モノドラマ」「短編演劇アンソロジー」も積極的に上演しています。

構成台本は、劇団キンダースペース代表・演出家の原田一樹が作成しています。

編集部

モノドラマとは、一人芝居・独白のようなものですね。これまで通常のストレートプレイやミュージカル形式の演劇は見たことがありますが、モノドラマは未経験ですので、とても興味があります。

また、よく文芸やショートドラマで用いられるアンソロジー形式を演劇でも行なうのは、とてもユニークだと思いました。好みのテーマであれば贅沢な気分になれますし、初心者であれば自分がどんな演劇が好みなのかを探ることもできると思います。

劇団キンダースペースは公演の幅が広いので、その分関心を持てる公演も多いでしょうし、逆に興味の幅を広げるきっかけにもなりそうです。

デートで行く場合、あえてカップルの片方が好きなジャンルを選んで、教えてもらうというのもアリですよね。

中でも人気が高いのはどのような種類の作品ですか?

瀬田さん

近代小説を一人芝居として演じる「モノドラマ」は評判がいいですよ。

養成機関であるワークユニットの修了公演では「モノドラマ」を上演します。

また、観客の中にも「演じたい」という希望が多いことから「モノドラマワークショップ」を定期的に開いていて、私たちはスタッフとしてつきます。

客観的に参加者の芝居を観られるのですが、その時に参加者さんのホンの少しの変化、芝居が深くなるのを、スタッフ全員が目撃する時があります。そういう時は「演劇」の本来の楽しさを実感しますね。

編集部

俄然モノドラマが気になってきました!観客に「自分も演じたい」と思わせるほどの迫力や魅力を感じさせる芝居は見どころですね。

デートでハマったら、カップルでワークショップに参加してみるのもよさそうです。二人の新たな趣味になるかもしれませんね。

国内外の戯曲や文学を題材にしたラインナップ

第42回本公演「ポー、大鴉の夜、あるいは私達の犯罪」の様子
▲「ポー、大鴉の夜、あるいは私達の犯罪」は色彩が目を惹く演出。陰鬱な雰囲気を感じさせる

編集部

劇団キンダースペースでは、具体的にどのような作品を上演されるのでしょうか?

瀬田さん

海外のものでは下記の作品を上演しています。

  • アラン・エイクボーン「ウーマンインマインド」:喜劇
  • エドガー・アラン・ポーの小説を戯曲にした「大鴉の夜」:サスペンス
  • イプセン
  • チェーホフ
  • ラティガン など

日本の作家の小説も舞台化して上演しています。いずれも好評をいただいていますよ

  • 坂口安吾
  • 小泉八雲
  • 芥川龍之介
  • 太宰治
  • 志賀直哉

編集部

国内外問わずラインナップが豪華で驚きました。特に私は小泉八雲の不思議な作品が好きなので、とても興味がわきます。もともと演劇が好きなカップルだけでなく、文学好きのカップルにもおすすめできるのではないでしょうか。

実際、観客にはどのような方が多いですか?

瀬田さん

文学や、文芸に興味のある方、造詣の深い方も多いと思います。「もうすぐ初日!ビフォアトーク」や「原作を読む会」に参加する前に「実は原作を読んでから来ました」という方も多いです。

編集部

やはりそうなのですね!私も原作のある作品を観劇するのであれば、原作を読んでから足を運びたい派なので、とてもよくわかります。

ところで、「もうすぐ初日!ビフォアトーク」「原作を読む会」とは耳慣れない言葉です。劇団キンダースペース独自の催しでしょうか?

瀬田さん

公演前に必ず、「原作を読む会」「もうすぐ初日!ビフォアトーク」を行なっています

「もうすぐ初日!ビフォアトーク」では演出家から作品の上演意図を話し、「読む会」では参加者自ら原作を声に出して読んでいただくことで観劇する前に公演内容や情報を知っていただき、作品に興味を持ってもらいます。無料公開・予約制です。

原作を読んでから参加する人や、観劇前のこの試みを楽しみにしている人が多く、地元市民が文化へ興味を抱く役割を担っています

※残念ながら2020年より密を避けるため中止

2022年2月の公演では、演出家・原田一樹とゲストによるアフタートークを予定していますよ。

  • 2月4日(金)14:00〜「野がも」上演後
  • 2月5日(土)13:00〜「小さなエイヨルフ」上演後

編集部

とてもエキサイティングな催しです。文字で構成された文学作品を目で追い、「読む会」ではそれぞれ喉や耳を使って原作を味わう。

その後実際に五感を使って観劇できるとなると、気づきも深まり、感情移入も何倍にもなりそうな気がします。贅沢なイベントですよね。

そんな魅力的な作品群は、どのように選ばれ、演劇化されているのでしょうか?

瀬田さん

ひとえに、代表・演出家の原田一樹の知識量、読書量に支えられています。彼が興味を持つ作品や作家の小説や戯曲が次々に書き換えられ、手もとに渡ってくる時の高揚感は例えようがありません。

編集部

原田さんの幅広い引き出しから題材が選ばれ、演じるものとして演者のみなさんに伝わってくるわけですね。

瀬田さんのお言葉からも、原田さんへの信頼感が伝わってきて、「劇団キンダースペースの作品にはハズレがない」という印象を受けます。演劇初心者のカップルでも、十分魅力を感じることができそうです。

主に西川口・両国・王子で公演

モノドラマの舞台仕込みの様子
引用:劇団キンダースペースFacebook

編集部

劇団キンダースペースでは、どのような劇場で公演されることが多いですか?

瀬田さん

アトリエ公演・レパートリーシアターは、埼玉県の「西川口劇団キンダースペースアトリエ」にて上演します。

西川口駅から2分、定員40名の可愛い劇場です。お客様の息遣いも感じられるほど小さな空間なんです。普段は稽古場として使用していて、作品によって舞台と客席の方向を変えることもできます。

※2022年1月現在では、密を避けるため客席をさらに減らし上演しています

本公演は主に東京の「両国シアターX(カイ)」(定員200名)、または「北とぴあペガサスホール」(定員100名)で上演しています。どちらも舞台の構造を自由に変えて使用できる創造性に溢れた劇場です。2022年2月はシアターXでの公演です。

編集部

アトリエ公演の会場も本公演の会場も、それぞれ良さがありそうですね。特にアトリエ公演では俳優のみなさんと客席が近く、迫力を感じられそうです。

魅力的な俳優陣が精力的に稽古に励む現場

劇団キンダースペースの稽古初日
▲「小さなエイヨルフ」稽古初日。味のあるアトリエに真剣な表情が集う(引用:劇団キンダースペースFacebook

編集部

劇団キンダースペースの主な劇団員さんのご紹介をお願いします。

瀬田さん

キンダースペースでは全員が看板俳優ですので「主な」メンバーは決められません。なので2月公演の役柄としてご紹介します。

瀬田ひろ美

旗揚げメンバーで、キンダー歴36年目です。「小さなエイヨルフ」では鼠ばあさんを演じます。これまで主演を多く演じてきましたが、最近はもっぱら「お婆さん役」が多くなりました。
声優としては「この世界の片隅に」の知多さん、「ハイジ・アルプスの物語」おばあさまなど。
繊細な心理描写を得意としています。

古木杏子

「野がも」ではセルビー夫人を演じます。
キンダースペースでは主演を演じることが多く、ダンサーとしても活躍しています。
ストイックに掘り下げる演技と、ダンサー経験を活かし、演技に身体を寄り添わせ表現することが得意です。

森下高志

「小さなエイヨルフ」では主役のアルメルスを演じます。
キンダースペースでは主演が多く、女性ファンが増えています。
メソッドで鍛えあげた身体能力を持ち、芝居の中に活かしています。

榊原奈緒子

「小さなエイヨルフ」ではリータを演じます。
声優としても活躍しており、「大草原の小さな家」のビードル、「スタートレックディスカバリー」のシランナ役などを務めています。
声優としての口跡の良さを最大限に活かし芝居しています。

深町麻子

観客を笑顔にさせる演技が得意で、ファンも多いです。

小林もと果

特に「モノドラマ」の演技に定評があります。

>>団員紹介はこちらから(公式サイト)

自分達の稽古場は自由にいつでも使える、非常に恵まれた環境にあります。公演間近になると「稽古場争奪戦」が始まります。基本的に全員真面目です。

編集部

みなさん俳優としてそれぞれの武器があり、それがどのように舞台上で絡み合うのかとても気になります!「稽古場争奪戦」のエピソードからも、真摯に演技に向き合う姿が目に浮かびますね。

今後はみなさんでどのような活動に取り組んでいこうとお考えですか?

瀬田さん

公演としては、2022年に西川口でのアトリエ講演を2回、2023年2月に両国シアターXでの本公演を行います。

また、これまでも力を入れてきた、年間を通した「連続ワークショップ」「モノドラマワークショップ」「リーディングワークショップ」を継続して開催します。そして、本物の演劇人を育てる「ワークユニット」も引き続き催していきたいと思っています。

編集部

すでに2023年まで公演が決まっているのですね。今後どんな作品が上演されるのか注目です!

そして、先ほどモノドラマワークショップのお話が出ましたが、他にも各種ワークショップを行っているのですね。こちらも公式サイトやSNSで情報をキャッチしておくと良さそうです。

>>公式Twitter

>>公式Facebook

>>ワークユニット募集情報はこちら

劇団キンダースペースの感想・評判

編集部

劇場キンダースペースの劇を観た方の感想やよく聞く声には、どのようなものがありますか?

瀬田さん

多くの方から嬉しい声をいただいております。

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今回の舞台は私には、ボディーブローのように、後になるほどじわじわと効いて…すごいものを観たと…感じております。
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涙。とにかく「やられた」とつぶやきながら両国駅まで泣きながら歩き、電車のなかでも「くそ〜」と何度も独り言を繰り返しながら家に帰りました。もう他の劇団観られないじゃんと思いました!
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キンダースペースの芝居は安心して見られます。期待外れがありません。品位があって素晴らしい。
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人間の中にある本質を少し垣間みた気がしました。
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拝見して、心がおどる思いがいたしました。つまりみごとな舞台です。
築地小劇場ができて90年、新劇の精神を原田さんたちが真摯に受け止め、引き継ぎ、未来への道筋を求めていらっしゃる姿勢と志に感動したからだと思います。(トルストイ『復活』)
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化学調味料でどんな味でも作り出せる現代において、鰹節と昆布で取った一番ダシのコクと香り、なによりも透明感を味合わせてくれる芝居。
ホンモノを知らず「のようなもの」に慣らされている現代人に思い出してほしい、思い出せない人には知ってほしい小泉八雲の世界。(小泉八雲『転生の夢』)
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普通に拍手することがためらわれる。このようなカーテンコールは初めて。(イプセン『野がも』)
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劇団の30周年記念の集大成として公演されたこの舞台は、主役のフェードルに「(それでも)恋せよ!」と叫ばれているような舞台でした。
私も思う存分生きたいように生きるぞと、明日からの仕事の段取りに思い巡らせて心地よく眠りにつきます。(ラシーヌ『フェードル』)

編集部

感想をお聞きするだけでも人の心を動かしてくれるとは、劇団キンダースペースの観劇体験は素晴らしいものなのだろうと期待が高まりますね。人生観が変わってしまいそうです。

クオリティの高さに衝撃を受ける人多数!

編集部でも、SNSに投稿された劇団キンダースペースの口コミをまとめてみました。

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初めてモノドラマを見てその魅力にとりつかれた
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衝撃を受けた。なぜこれまでキンダースペースの作品を見てこなかったのかと後悔
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思わず登場人物に共感してしまい、涙した
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演出が美しく、見入ってしまう

全体的に、作品や演技の質の高さに感激する声が多くみられました。よく観劇される方から、初めて演劇を見て驚いた人まで、感想を書いている方の演劇鑑賞歴の幅が広いのも特徴的でした。

劇団キンダースペースからカップルへのメッセージ

レパートシアターVol.49「ママ先生とその夫」の様子
▲「ハイカラ」な女性を題材にした「ママ先生とその夫」。演出は深町麻子による

編集部

自粛期間中は大変な時期だったかと思いますが、その期間があったからこその思いがあれば教えてください。

瀬田さん

劇団キンダースペースは、コロナ禍の中でも感染対策を徹底し、一つの公演も中止することなく上演してまいりました。

もちろん客席数の減少はありましたが、厳しい状況の中でも足を運んでくださったお客様には、心から感謝しております。また配信も並行して行うことで、これまでご来場いただけなかったお客様にも観ていただくことができました。

ワークショップは対面での演技ができなかったため、リーディング形式にしましたが、演者も観る側も、より想像力が掻き立てられました。今後もこの形式でも継続していく可能性もあります。これはコロナの状況で新たに発見したことのひとつです。

編集部

難しい状況の中でも上演を続け、また配信やリーディング・ワークショップなど、新たな形式の催しに挑戦している姿にはたくましさを感じます。今後のご活躍も楽しみにしております!

最後に、これから劇団キンダースペースの公演に出向こうと考えているカップルに対して一言メッセージをお願いいたします。

瀬田さん

今回のイプセン二本立ては、正直に申しまして、これからお付き合いするカップルの方には辛い内容かもしれません。

しかし「これからの人生に、もしかしたらこういう瞬間、こういう分岐点が目の前に現れる可能性もある。だからこそ、今のこの一瞬を大事にしよう……」と感じていただければ幸いです。

編集部

カップルでお芝居を見にいく醍醐味は、観劇の経験を共にするだけでなく、劇の内容や役者さんの演技から感じとったことを交換することにもあると思います。つらい内容の劇だからこそ、どんなことを思ったのかを互いに伝え合うことで、深いところの人生観が見えてくるかもしれませんね。

本日はお話を聞かせてくださりありがとうございました。

劇団キンダースペースの今後の公演予定(2022/2〜)

劇団キンダースペースが2022年に公演する「小さきものの目線」ポスター

劇団キンダースペース 第43回公演【小さきものの目線】

作品名 「野がも」「小さなエイヨルフ」連続上演
原作:ヘンリック・イプセン
翻訳:毛利三彌
上演台本・演出:原田一樹
公演期間 2022/2/2(水)~2/6(日)
開演時間 【野がも】
2/2(水)19:00
2/4(金)14:00 ※終演後アフタートーク(原田一樹)
2/5(土)18:00
2/6(日)12:00

【小さなエイヨルフ】
2/3(木)19:00
2/4(金)19:00
2/5(土)13:00 ※終演後アフタートーク(名取敏行・原田一樹)
2/6(日)16:00

※いずれも開場は開演の30分前
会場 東京・両国シアターX(カイ)
出演 【野がも】
古木杏子・林修司・関戸滉生・宮西徹昌・杉山賢・中根瑠理・山崎稚葉
客演:内山森彦・伊藤勉(劇団文化座)、野末翔太(スターダス・21 Neu)

【小さなエイヨルフ】
瀬田ひろ美・森下高志・榊原奈緒子・西本亜美
客演:高山春夫(プロダクション・エース)、富井歌音【2/3・2/6】(ジュエリーキッズプロモーション)、中優真【2/4・2/5】(ジュエリーキッズプロモーション)
料金 ■チケット(日時指定・自由席)
・活動支援チケット:5,500円
※新型コロナウイルス対策費用を援助できるチケット
・前売券:4,500円
・当日券:5,000円
・二回観劇割引券:8,000円(2作品観覧可)
・養成所割引券:3,500円(大学・専門学校・演劇養成所生徒対象)
・学生割引券:2,000円(高校生以下対象)
・後援会会員(賛助会・友の会):無料 (招待席用意)
※賛助会会員募集中!
注意事項 未就学児童は入場不可
公演情報 劇団キンダースペース公式サイト

チケット購入方法

お名前・連絡先・希望日時・枚数・チケット種類を、劇団キンダースペースオフィスへ伝え、ご予約ください。予約の変更はお早めにご連絡ください。

または予約サイト「コリッチ」をご利用ください。

劇団オフィス ・電話:048-252-0551
・メール:post@kinder-space.com
コリッチ https://stage.corich.jp
/stage/116132/ticket_apply

劇団キンダースペースの基本情報

住所 〒332-0021
埼玉県川口市西川口1丁目23-3 マンションヒルマ
電話番号 048-255-4342
チケット料金 4,000円前後
平均公演時間 1.5〜2時間程度
※「野がも」2時間、「小さなエイヨルフ」1時間30分予定
公式サイト http://www.kinder-space.com/

※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です

観劇の前後で訪れるおすすめデートスポット

キンダースペースでの公演は長くてもおよそ2時間ですが、観劇前に腹ごしらえしたり、観劇後に感想を語り合う時間をとりたいところです。そこで今回は、アトリエのある西川口近辺のグルメスポット・デートスポットを紹介します。

おすすめのデートスポット

新しいアートに出会える「川口アートギャラリー・アトリア」

「川口アートギャラリー・アトリア」は、川口のアート活動の拠点となる施設です。展覧会やワークショップ・講座が随時行われているため、アートに関心のあるカップルなら立ち寄ってみると良いでしょう。

川口駅から徒歩8分ほどです。

公式サイト:https://www.atlia.jp/

芝生が気持ちいい「並木元町公園」

「並木元町公園」は、芝生や噴水、ベンチが揃っている都会的な公園です。先ほど紹介した「アトリア」に隣接しています。過ごしやすい季節であれば、ベンチに座って何か飲みながらまったり会話するだけでも充実した時間になりますよ。

公式サイト:http://www.k-ryokuchi.com/kouen/namikimotomati.html

日替わりランチが人気「そば処二幸」

「そば処二幸」は、創業60年の老舗そば屋です。人気日替わりランチやB級グルメ優勝店としても有名なお店です。丁寧に作られた美味しいおそばを食べるとお腹も気分も落ち着きます。観劇前の腹ごしらえにピッタリなお店ですよ。

公式サイト:https://gd8r900.gorp.jp/

落ち着いた老舗バー「CASK AND STILL」

「CASK AND STILL」は西川口の老舗バーです。400種類以上のウイスキーと美味しいお料理を楽しむことができます。都内や他県からもウイスキー好きが集まる有名店です。お酒好きのカップルなら、落ち着いた店内でしっぽり演劇について意見交換してみてはいかがでしょうか?

公式サイト:http://home.att.ne.jp/alpha/caskandstill/

西川口グルメと一緒にクラフトビールを「GROW BREW HOUSE」

「GROW BREW HOUSE」は、西川口に誕生したマイクロブルワリーです。フード持ち込み自由のタップルームで、クラフトビールの立ち飲みはいかがでしょうか?

実は西川口はディープな街として知られています。そんな西川口のグルメをいただきながら、クラフトビールを味わえば、最高の時間になることでしょう。

なお、クラフトビールはテイクアウトもできます。おうちに帰ってクラフトビールをゆっくり飲みながら語り合うのも素敵ですね。

>>「GROW BREW HOUSE」おすすめテイクアウト

公式サイト:http://home.att.ne.jp/alpha/caskandstill/grow_web/index_grow.html

まとめ:観劇でふたりの世界を広げるデートをしよう

今回は、西川口を拠点に活動する「劇団キンダースペース」を紹介しました。

戯曲や文学をもとにした劇作品が多く、難解さもあるかと思います。しかし、理解しようと努めるなかで、他人への想像力を養い、また自分とは似ても似つかないと思っていた人物との意外な共通点を見つける体験もできることでしょう。

将来を考え始めたカップルなら、人間の深いところを描く作品に触れて語り合う時間を設けることもおすすめですよ。観劇デートを通して、相手や自分の人生観を垣間見ることができるかもしれません。

この日は、ぜひしっかり腰を据えて二人で演劇に向き合ってみてくださいね。

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