片山津温泉デート!映えスポット巡りと絶景温泉を満喫するカップルプラン|石川県
今回ご紹介するデートプランは、片山津(かたやまづ)温泉観光協会の桑原さんにお尋ねした情報を元に作成した、片山津温泉の撮影スポットをめぐる、“映え”デートプランです。
片山津温泉は全国でも有名な温泉地「加賀温泉郷」のひとつで、石川県金沢市から車で50分、福井県福井市から1時間ほどの場所に位置しています。
片山津温泉からは霊峰(※)「白山(はくさん)」や柴山潟(しばやまがた)の湖を望むことができるロケーションが魅力です。
(※)神仏がまつってあり、信仰の対象となっている山。
片山津温泉のお湯は湯冷めしにくいと評判で、冷え性の女性からも好評の温泉です。
また、片山津温泉のそばにある柴山潟は、時間や気候の変化とともに、「日に七度色を変える」と言われている美しい湖面が魅力です。
片山津温泉周辺にはカフェや飲食店が点在しており、ゆったりとした時間を味わうことができますよ。
片山津温泉の映えスポットを巡るおすすめデートコース
今回紹介するのは、徒歩やレンタサイクルで、のんびりと映えスポットを巡るデートプランです。
まずは縁結びにご利益がある愛染寺(あいぜんじ)。ぜひ日本中でここにしかないハートのはめ込み式絵馬に願い事を書いて、奉納してみてください。
この後、愛染寺周辺の湖畔路を散策して景色を満喫したら、「村カフェ アレコレ」の映えランチで写真と食事を楽しみましょう。腹ごしらえをした後は、レンタサイクルで少し遠めのスポットまで足を延ばしてみてください。
片山津温泉の周辺では、片山津温泉インフォメーションセンターや旅館、自転車屋さんなど、いろいろな場所で自転車を借りられます。自転車なら柴山潟を気軽に周回できるので、風を感じながら柴山潟の景色を楽しめますよ。
最後に「片山津温泉 総湯(そうゆ)」で片山津のお湯につかり、心も体もさっぱりリフレッシュして、片山津温泉デートを締めくくります。
4月1日からは、柴山潟でSUPやカヤックの体験がスタートします。温泉街がすぐ近くにあるので、アクティビティで汗をかいてもすぐに温泉に入れますよ。二人乗りカヤックもあるので、カップルの方にもおすすめです。
おすすめ“映え”スポット1「お薬師 愛染寺」
▲願いを書く赤いハートの部分と、ハートの部分がくり抜いてある外枠を組み合わせて一対にする「はめ込み式絵馬」。
愛染寺の境内には、日本で唯一、はめ込み式のハート絵馬「一心絵馬」が奉納されており、ズラリと並ぶ様子はまさにインスタ映えスポットです。
「縁結び」のご利益があるといわれる愛染明王に「一心」に祈り、願いを書いたハートに合う外枠を探して完成させた絵馬を奉納してみてくださいね。
愛染寺では四季折々の柴山潟や白山の眺望もお楽しみいただけます。17時にはお寺が閉まってしまいますので、明るいうちにお越しください。
カップルで楽しむ!ハート型絵馬での映え写真の撮り方
インスタグラムでは、奉納された多くの絵馬の写真がアップされています。日本中探しても愛染寺にしかない、ハートのはめ込み式絵馬を使って、ハートにくり抜かれた外枠を活用した構図の写真を撮るのもかわいいですよ。
愛染寺近くの「浮御堂」で昼夜楽しむ絶景スポット
愛染寺から徒歩5分程度の場所にある、柴山潟の中に立つ珍しい御堂が「浮御堂」です。
▲湖に浮かんでいるように見える姿から「うきうき弁天」という愛称で親しまれています。
「湯の元公園」と浮桟橋で結ばれており、天気のいい日には霊峰「白山」がとてもよく見えます。「日に7度色を変える」といわれている柴山潟では、時間や天候とともに見え方が変わるので、何度も訪れて柴山潟の風景を満喫してくださいね。
夜には噴水とともに、ライトアップされた幻想的な景色を堪能できますよ。
▲昼と夜、それぞれ違った雰囲気を味わえます。
「お薬師 愛染寺」へのアクセスと基本情報
住所 | 〒922-0412 石川県加賀市片山津温泉11-3-5 |
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電話番号 | 0761-74-0169 |
営業時間 | 6:30~17:00 年中無休 |
アクセス | ・JR「加賀温泉駅」から車で10分 ・路線バス「片山津温泉」駅から徒歩5分 |
公式サイト | お薬師 愛染寺 |
食べる“映え”スポット2「村カフェ アレコレ」
柴山潟周辺の散策と愛染寺の奉納が終わり、小腹が空いてきたら、「村カフェ アレコレ」の映えるメニューでランチやスイーツを楽しむのがおすすめ。
「村カフェ アレコレ」は愛染寺から徒歩5分ほどの場所にあるので、アクセス性もバッチリです。
また「村カフェ アレコレ」にはスイーツやドリンクがたくさんあり、食事メニューも充実しているので、食事・休憩の両方で利用できますよ。
私のおすすめは「ボルガライス」。本場に負けない味はもちろん、見た目もバッチリなメニューですよ。
カップルで楽しむ映えスイーツ「タワーオブモンブラン」と「みかん日和」
「村カフェ アレコレ」のおすすめ映えメニューは「タワーオブモンブラン」と「みかん日和」です。
「タワーオブモンブラン」は栗をふんだんに使った直径30cmのスイーツタワーで、たっぷりのモンブランクリームを二人でシェアして食べてみてはいかがでしょうか。
「みかん日和」は丸ごとみかんを使ったパフェで、隠し味の黒みつがポイントです。大胆にみかんを使った見た目はインスタ映え抜群ですよ。
▲「村カフェ アレコレ」のみかん日和。みかん好きにはたまりませんね。
▲「村カフェ アレコレ」では、他にもたくさんの映えるメニューがありますよ。(引用:インスタグラム)
「村カフェ アレコレ」へのアクセスと営業時間
住所 | 〒922-0412 石川県加賀市片山津温泉12 かぼちゃ村1F |
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電話番号 | 0761-74-8562 |
営業時間 | 【営業時間】 11:00〜21:00 (金土祝前日:L.O.21:30) 【定休日】 水曜日 |
公式サイト | 村カフェ アレコレ |
おすすめ“映え”スポット3「白山眺望広場」
白山眺望広場では柴山潟と一緒に、雄大な霊峰「白山」を望むことができます。高い建物に邪魔されることなく、視界いっぱいに広がる柴山潟と白山の景色を楽しめますよ。
天気が良いほど柴山潟と白山の絶景を望めます。寒い季節なら、白山連峰の雪景色が見られます。白山眺望広場から見える片山津温泉の夜景を楽しむのも、味があっていいですよ。
柴山潟と白山をバックに!カップルの映え写真スポット
▲天気の良い日は、特に映える写真が撮れます!(引用:インスタグラム)
柴山潟のそばで白山をバックに写真を撮ると、白山眺望広場の景観の良さが際立ちます。夏は白山眺望広場の芝生が青々となり、天気が良い日には雲の陰影が綺麗に映るので、さらに映えた写真が撮れますよ。
「手塚山公園」で楽しむ高台からの絶景と歴史スポット
白山眺望広場のすぐ西側の源平橋を渡ったところに「手塚山公園」があります。手塚山公園は源平合戦で敗れた平家の武将斎藤実盛の伝説にまつわる首洗池があり、能の演目「実盛」ゆかりの地です。
高台には物見やぐらや、展望デッキが設置され、ここからも柴山潟越しに白山を望める眺望スポットになっています。高台からの景色はまた一味違いますよ。
白山眺望広場から徒歩3分ほどなので、一緒に行ってみてはいかがでしょうか。
「白山眺望広場」へのアクセス方法と基本情報
住所 | 〒922-0401 石川県加賀市新保町ケ8-4 |
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アクセス | ・JR「加賀温泉駅」から車で10分。 ・路線バス「雪の科学館前」駅から徒歩5分。 |
おすすめ“映え”スポット4「片山津温泉 総湯」
片山津温泉デートの締めは、「片山津温泉 総湯」で温泉に入って、その日の疲れを癒していきましょう。
▲おしゃれなガラス張りの外観が特徴。中からの景色もよく見えますよ。
「片山津温泉 総湯」は、木々と柴山潟に囲まれており、その景色を堪能しながら温泉に入ることができます。
▲柴山潟が望める「潟の湯」と、樹木の緑に癒される「森の湯」が自慢の温泉です。
朝6時から夜10時まで営業しているので、朝風呂から1日をスタートさせても良いですし、白山眺望広場で夜景を楽しんだ後でも、時間に余裕を持って温泉に入れますよ。
温泉は年中お楽しみいただけますが、渡り鳥が多く来る冬が一番のおすすめです。雪は意外と降らない地域ですが、雪が積もれば雪化粧をした柴山潟周辺の景色もお楽しみいただけますよ。
建築美と温泉を楽しむ!「片山津温泉 総湯」での映え写真スポット
▲「片山津温泉 総湯」の建物を撮影した写真が多数あがっています。(引用:インスタグラム)
「片山津温泉 総湯」は世界的にも著名な建築家、谷口吉生氏の設計です。外観のほとんどがガラス張りになっており、温泉施設には見えないモダンな建物です。
そのため、建物をバックに様々な角度から素敵な写真を撮れるスポットです。夜には幻想的な雰囲気の写真も撮れますよ。
「まちカフェ」で楽しむガラス張りの絶景カフェタイム
「片山津温泉 総湯」の2階にある「まちカフェ」では、全面ガラス張りで柴山潟の眺望が楽しめて、癒しのひと時を過ごせます。
▲全面ガラス張りなので、明るくて、景色が良くて、気持ちがいいですよ。
まちカフェは、お風呂上りの休憩にはもちろん、カフェのみの利用もできるので、気軽に立ち寄ることができますよ。
「片山津温泉 総湯」の利用案内とアクセス情報
住所 | 〒922-0412 石川県加賀市片山津温泉乙65番地2 |
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電話番号 | 0761-74-0550 |
営業時間 | 6:00〜22:00 定休日なし(臨時休館あり) |
アクセス | ・JR「加賀温泉駅」から車で10分。 ・路線バス「総湯前」駅からすぐ。 |
公式サイト | 片山津温泉 総湯 |
取材協力:片山津温泉観光協会(https://www.katayamazu-spa.or.jp/)