道の駅 花の駅千曲川を中心に花と美食を楽しむ自然散策デート|飯山市の道の駅

豊田飯山ICより車で15分のところにある道の駅「花の駅・千曲川(ちくまがわ)」。今回は、長野県飯山市にある道の駅「花の駅・千曲川」を中心にしたデートプランを紹介します。

道の駅「花の駅・千曲川」には、雄大でダイナミックな自然と穏やかな里山の雰囲気をあわせもつ飯山エリアの花と美食が大集結。カフェでは、春は桜や菜の花、冬は雪景色など、四季折々で変化する自然の美しい景観を楽しみながら食事をいただくことができますよ。

自然あふれる場所でのんびりと美味しいもの・美しいものを堪能したいカップルにはぴったりだと思います。

こんなカップルにおすすめ!
向いてる年代:全て
おすすめカップル:美味しいものと美しいものが好きなカップル
どんなデート?:清々しい朝を満喫するデートプラン
目安時間:半日
目安予算:2人で5,000円

概要:絶品の朝ごはんで素敵な1日の幕開けを!

道の駅「花の駅・千曲川」は、モーニングも評判です。人気メニューの「里わカレー」は朝でもいただけるので、今回は朝を中心にしたデートプランを組んでみました。

普段あまり朝デートをしていないカップルも多いかもしれませんが、澄んだ空気に満ちた中で過ごす二人の朝時間は格別です

そして、朝は生産者から届く新鮮な野菜がもっともたくさん並ぶとき!道の駅「花の駅・千曲川」は新鮮な野菜も自慢ですので、やはり朝がもっとも魅力的だと思うのです。

8:00 道の駅「花の駅・千曲川」に到着
8:00〜9:00 「Café 里わ」でモーニングを楽しむ
9:00〜10:00 農産物直売所とお土産コーナーを見て回る
10:00〜10:30 道の駅の向かいにある千曲川の河川敷を散策
10:30〜11:00 「Café 里わ」でスイーツタイム
11:00〜12:00 北竜湖に移動して散策する

道の駅「花の駅・千曲川」を満喫したら千曲川の川辺での散策を楽しみ、そのあとは北竜湖へと赴きます。

もし午後もデートを続けたいということであれば、飯山市内でさまざまなアクティビティが楽しめる「ジップラインアドベンチャー斑尾高原」へ向かうのもあり!

ちなみに道の駅「花の駅・千曲川」は北竜湖からジップラインアドベンチャーまでの道中にあるので、また道の駅「花の駅・千曲川」に立ち寄って昼食をとるというのも良いと思います。

では、メインとなる道の駅「花の駅・千曲川」から解説していきます。

飯山を中心にした地域の名産品が一挙に揃う「花の駅・千曲川」

長野県飯山市にある道の駅「花の駅・千曲川」の外観

道の駅「花の駅・千曲川」は、自然豊かな場所に位置するのはもちろんのこと、おしゃれな佇まいも魅力です。

三角屋根もフォトジェニックで、カフェにはテラス席が用意されています。ポカポカとした晴れた日に利用したなら、ちょっと優雅な気分が味わえそうですよね。

さらに、道の駅「花の駅・千曲川」の魅力は見た目だけにとどまりません。施設に並ぶのは、飯山市とその周辺地域で育まれた選りすぐりの品々です。ひとつずつじっくり吟味したくなるものばかりなので、時間がいくらあっても足りないという方もいるかもしれません。

このたびは、道の駅「花の駅・千曲川」で支配人を務める片山和哉さんにお話を伺いました。

周囲に広がる美しい自然を眺められる道の駅

編集部

道の駅「花の駅・千曲川」はすぐ近くで千曲川が流れていることもあってか、清々しい雰囲気に満ちているように感じます。片山さんはどのような点を魅力だと考えていますか?

片山さん

道の駅「花の駅・千曲川」は日本最長の河川・千曲川の中間地点にあります。

春は桜づつみの堤防沿いが桜色に染め上がり、千曲川の向こう岸には菜の花畑の鮮やかな黄色が映える絶好のロケーションです。夏は日本の田舎を思い起こすような山並みと青空、秋は豊かな田園風景、冬は壮大な雪景色に囲まれます。

景観条例のおかげで周辺に大きな看板表示がなく景色は抜群です!風景を楽しみながら、どうぞゆっくり休憩なさってください。

ここには、飯山の優れた特産品はもちろん、周辺の市町村や各地の道の駅から届いた名産品も並びます。花の駅という名にちなんだ生花、ドライフラワーやオリジナルのアロマ商品も取り揃えました。また、地域のアンテナショップとして市内の和洋菓子店のおいしいお菓子も集めています。

農産物直売所には、地元飯山で丹精込めて育てられた旬野菜が豊富に並びます。おいしさと鮮度は抜群。旬の野菜や農産物が、直売ならではのうれしい価格で手に入ります。

また当駅には「Café 里わ」という飲食コーナーも併設しています。「Café 里わ」では採れたての新鮮な野菜や清流が育てたお米など、飯山をまるごと感じて味わえるメニューを提供していますよ。

写真を撮るのが好きな方でしたら、当施設の周辺にあるハンギングバスケットやプランターのあたりで記念撮影をするのはいかがでしょうか。いつもきれいなお花が咲いていますので、素敵な写真が撮れると思います。「Café 里わ」の三角屋根とグリーンの看板も可愛らしくフォトジェニックです。

編集部

千曲川とは、つまり信濃川のことですね。全長367kmのうち、半分以上を千曲川が占めているのだと伺いました。

四季折々で変わる景色は当たり前のようにそこにあるわけですが、だからこそ、いつもそこにいてくれる安心感のようなものも感じますよね。美しい景観を眺めながら「またこの季節が来たね」と語り合えば、カップルで共に時間を重ねる喜びが込み上げそうです。

直売所というと「地元で採れた野菜が買える場所」というイメージがまずわきますが、花々や市内のスイーツにも力を入れていらっしゃる点が、ユニークなように思いました。そしてそれらはみな一様におしゃれ!乙女心をくすぐる道の駅ですね。

胸キュンな可愛さで注目を集める肉球マシュマロも買える

長野県飯山市にある道の駅「花の駅・千曲川」のお土産コーナー

編集部

物販コーナーは農産物直売所とお土産コーナー「飯山謹製堂」と2つあるようですね。それぞれ人気のものを教えてください。

片山さん

農産物直売所には、採れたてで新鮮な地元の旬の野菜やお米、きのこ、フルーツが豊富に並びます。こちらではアスパラガス、野沢菜、なめこ・ぶなしめじ等のきのこ、りんごがよく売れています。

お土産コーナー「飯山謹製堂」で最も人気なのは、オリジナルのクラフトビール、野沢菜漬け、蕎麦です。ドライフラワーやオリジナルアロマオイルもよく売れますね。

ちなみに私のイチ押しは、マシュマロ専門店やわはださんの「肉球マシュマロ」です。そのまま食べても、コーヒーに浮かべてもとってもかわいいです。

>>マシュマロ専門店やわはだの公式サイト

編集部

飯山の有名な野菜はいろいろとあるようですが、こちらのアスパラガスは特に甘くて美味しいと伺ったことがあります。

豪雪地である飯山の雪解け水にはミネラルがたっぷりと含まれていて、昼夜の寒暖差が大きいことも影響して、すごく良いものが収穫されるのだそうですね。アスパラガスを目当てで来る方も多そうです。

お土産コーナーの方は、華やかな雰囲気のものも多く、まるでカフェのショーケースを眺めているような気持ちになりました。それぞれ生産者の方々のこだわりが強く感じられ、パッケージの表も裏もじっくりと読み込みたくなるものばかりですね。

肉球マシュマロも見つけました!あまりに可愛くて目が釘付けでした。どなたにも喜ばれそうな愛らしい商品なので、お土産として誰かにプレゼントするのも良いなと思いました。

「Café 里わ」では朝7:30から絶品のごはんがいただける!

長野県飯山市にある道の駅「花の駅・千曲川」でいただける里わカレー

編集部

道の駅「花の駅・千曲川」にはイートインできる「Café 里わ」があると先ほどお話しいただきましたが、こちらもこだわりが詰まっていそうです。詳しく教えてください。

片山さん

飯山産の素材にこだわったオリジナルのメニューを提供している「Café 里わ」は、当駅の自慢とも言える場所です。

料理には主に農産物直売所で販売している地元の野菜を使用しておりますので、いつでも新鮮な野菜をお召し上がりいただけます。

「Café 里わ」の人気No.1メニューは「里わカレー」です。旬の野菜がたっぷりごろごろと入った、シェフオリジナルのスパイシーなカレーで、一度食べたらクセになること間違いなしです。ちなみに里わカレーはお土産コーナーにレトルトのご用意もあり、こちらも人気です。

また、「Café 里わ」はモーニング・朝食向けに朝7:30から営業しております。地元・吉越養鶏場の「菜の花みゆき卵」を使用したたまごかけご飯、目玉焼きやオムレツなどがあります。大人気の里わカレーは朝ごはんでも登場します。

デート中のランチでしたら「里わフレンチトースト」がおすすめです。あつあつのフレンチトーストにソフトクリームを載せており、クセになる美味しさです。見た目にも味にも満足していただけると思います。

軽食のいち押しは、ご当地ソフトクリームの「スノーキャロットソフトクリーム」です。スノーキャロットは雪下人参とも呼ばれます。当駅限定でもありますので、ぜひお召し上がりいただきたいですね。スノーキャロットとりんごをミックスした「スノりんソフトクリーム」も人気です。

長野県飯山市にある道の駅「花の駅・千曲川」でいただけるスノーキャロットソフトクリーム
▲スノーキャロットソフトクリームは人参の味が濃く、まるで濃厚な野菜ジュースをいただいているみたい!

また、先ほどご紹介した飯山市内の和洋菓子店から集めたおいしいお菓子たちは、「Café 里わ」のショーケースにも並んでいます。

編集部

気になるメニューが目白押しですね!里わカレーも一度いただいてみたいものです。

そして、朝から営業されているのもありがたいですね。道の駅「花の駅・千曲川」周辺は自然が豊かなので、朝の澄み渡った空気の中、歩くのも気持ちがいいだろうなと思っていました。「Café 里わ」で朝ごはんがいただけるのであれば、朝デートのモチベーションがさらに高まりますね。

吉越養鶏場の「菜の花みゆき卵」はストレスの少ない環境で産まれたからこその新鮮さと美味しさが売りで、長野県知事賞の受賞歴もあるのだそうですね。たまごかけご飯など、何杯でも食べられてしまいそうです。

スノーキャロットは雪をかぶった土の中で育つことで、甘みと旨みがひときわ高まると聞きます。栄養もたっぷりでしょうし、スノーキャロットソフトクリームをいただけば心も体も元気いっぱいになりますね。

ちなみに「里わ」という名前の由来が知りたくてHPで調べてみたのですが、直訳すると「里のあたり」という意味なのだそうですね。飯山の里で育まれてきた自然と人の関わり、文化などを慈しむ気持ちが込められているのでしょうね。

また、人の繋がりを表す「輪」や「和」の意味もかけられているのだという紹介を拝見しました。

花や美食と出会い、お気に入りの商品や生産者さんを見つけ、一緒にデートで訪れたパートナーとの絆も深まる。道の駅「花の駅・千曲川」はそんな場所なのでしょうね。

道の駅「花の駅・千曲川」の口コミ評価

編集部

道の駅「花の駅・千曲川」を訪れた人からよく聞く声や感想を教えてください。

片山さん

以下のようなお言葉をよくいただきます。

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おしゃれな道の駅です
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食べ物も美味しいし、見晴らしがよく周囲の景色も綺麗、ドライブのひと休みに最適です
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採れたて野菜がすごく安いです
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モーニングもランチもすごく美味しくておしゃれ
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コーヒーも美味しくて大好き

編集部

美味しいというのにくわえて、おしゃれという言葉が使われているところに、道の駅「花の駅・千曲川」らしさを感じますね。

私もGoogleの口コミをチェックしたところ、次のようなものに目がとまりました。

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カフェが可愛い。メニューが美味しそうなものばかりで迷う
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人参とリンゴのソフトクリームが美味しかった
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直売所の野菜が新鮮で安い。お店の方の対応も最高
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早朝には素晴らしい景色が広がる
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雪景色を眺めながらの朝食は格別
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晴れた日には志賀高原方面に白根山が見える

片山さんも「Café 里わ」は道の駅「花の駅・千曲川」の自慢だとおっしゃっていましたが、「Café 里わ」の美味しさとおしゃれさについての好評が実に多数見られました。

そして景色の良さに感動されている方も多くいるようですね。四季折々の美しい景色は、何度見ても飽きることがなさそうです。

道の駅「花の駅・千曲川」の基本情報

公式サイト http://www.chikumagawa.net/
住所 〒389-2414
長野県飯山市大字常盤7425
アクセス 上信越自動車道豊田飯山ICより国道117号を北へ約15分
営業時間 ■直売所・おみやげコーナー
8:00~17:00
カフェレストラン
7:30~17:00(16:30L.O.)
定休日 ■直売所・おみやげコーナー
第2木曜(12月~3月は毎週木曜)
カフェレストラン
夏季無休、1~3月の毎週木曜
駐車場 あり
飲食施設 Café 里わ
車中泊の可否 公共マナーを守ってご利用ください

※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。
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道の駅「花の駅・千曲川」の後におすすめなデートスポット

道の駅「花の駅・千曲川」を満喫したら、飯山が誇る豊かな自然を体感できる周辺のスポットへ足を延ばしましょう。

編集部

ちなみに、道の駅「花の駅・千曲川」の前後におすすめな近隣のデートスポットはありますか?

片山さん

飯山市の北東に位置する北竜湖はいかがでしょうか。

三方を山に囲まれ、季節ごとに違った景色を見せる神秘的な湖です。特に春の桜と菜の花の時期には、湖に写りこむ新緑と花々を撮影するために、大勢の写真家が訪れるビューポイントとして知られています。

また湖の形がハート型をしており、恋愛成就のスポットであるとも言われています。

飯山市には、ジップラインアドベンチャー斑尾高原もあります。森の中に張られたワイヤーをプーリーという滑車を使って移動していくアクティビティが楽しめます。爽快かつ絶叫の体験はカップルにおすすめです。

おすすめのデートスポット

長野の自然百選のひとつ「北竜湖」

北竜湖は長野県の自然百選のひとつに選ばれる美しい湖です。道の駅「花の駅・千曲川」からは車で15分程度です。

北竜湖では釣りやボートなども楽しめます。きらめく水面を眺めながら、二人でのんびり語らうのも素敵ですね。

湖畔に佇む「いいやま北竜温泉 文化北竜館」では日帰り入浴も可能。500円と良心的な価格設定も魅力です。

北竜湖:https://www.iiyama-ouendan.net/tourism/hokuryuko/
いいやま北竜温泉 文化北竜館:http://bunkahokuryukan.com/

エキサイティングな体験「ジップラインアドベンチャー斑尾高原」

森の中をターザンのように滑走するアクティビティである「ジップライン」が楽しめます。

全部で11のコースがあり、ガイドにアテンドしてもらえるジップラインアドベンチャーに参加すると、その内6つのコースを楽しむことができます

森と空、そして自然を全身で感じながらのスリリングな体験は最高にエキサイティング!二人で楽しめば興奮がさめやらず、帰路も会話が盛り上がりそうです。

なお、道の駅「花の駅・千曲川」からは車で約22分です。

ジップラインアドベンチャー斑尾高原:https://www.madarao.jp/zip

まとめ:朝デートが充実すれば満足度の高い1日になる

道の駅「花の駅・千曲川」はいつでもたくさんの楽しみが待っているので何時に行っても満喫できますが、朝には朝ならではの魅力があると思います。

朝のやわらかな日差しに包まれた美しい景観に、数時間前に収穫されたばかりのみずみずしい野菜たち、そして絶品の朝ごはん。朝の道の駅「花の駅・千曲川」には、心に響くものがいっぱいです。

そんな特別なデートには、いつもとはちょっと違った新たな魅力があるはずです。ぜひ次のデートの参考にしてみてくださいね。