Tinder(ティンダー)にサクラはいないが業者はいる!見分け方と対処法を解説
Tinderを始める際に、「サクラや業者がいるのか」と心配になったり、「サクラがいるなら見分け方や特徴が知りたい!」と、気になる方も多いと思います。
この記事では、Tinderのサクラや業者、要注意人物など、アプリを別の目的で利用しようとしている人の見分け方について紹介します。
Tinderにサクラはいないが、業者や要注意人物はいる
まず結論としてTinderに“サクラ”と呼ばれる人たちはいません。しかし、業者や要注意人物は存在します。
「サクラと業者や要注意人物はどう違うの?」と疑問に思う方もいると思いますので、まずはそれぞれの立場や目的の違いについて説明します。
業者とは?
サクラはアプリ運営側が用意した存在しない架空ユーザーのことですが、業者は運営側とは無関係の外部の人間・組織です。
主な目的としては
- 外部サイトへの誘導
- ロマンス詐欺などの詐欺行為
- 投資、マルチ商法、スカウトなどの勧誘行為
があります。
例えば、「LINE交換後、セミナー紹介されて行ってみたら、聞いていたのとは違うイベントだった」というパターン。
他にも、
行きつけのバーがあるから一緒に行かない?
と誘われ、飲んでいたら高額請求をされた人もいます。これは、店側と誘う側が手を組んでいるケースです。
業者の目的は様々ですが、全てに共通するのは「目的がお金稼ぎなど別にある」、「個人で動いているものの協力者がいる場合が多い」という点です。
要注意人物とは?
運営側とは無関係かつ、一個人なのが要注意人物です。
- 結婚していることを偽って遊ぼうとしている既婚者
- 割り切った関係を求めてくる人
- 食事を奢らせることだけが目的
- いろいろと不安定で、関わることに困難がある人
などです。
例えば、割り切った関係を求めてくる人は
今夜会えない?
とすぐに会うことを打診してきます。言葉は様々ですが、会ったその日に「ホテルに行こうよ」と誘われたり、家に誘われたら体を求められた」という事例があります。
また、
写真を送って欲しい
今電話してほしい
など、相手から欲求があり、それを断ると暴言を吐いてくるいろいろと不安定な人もいます。
サクラはなぜいない?
サクラを雇うメリットが無いからです。
サクラとは運営側が用意した架空ユーザーのことであり、利用料を釣り上げようとすることが目的です。しかしTinderは無料でマッチングやメッセージができ、有料プランも月額固定のため、サクラがいたとしても利用料を釣り上げることはできません。
また、サクラを雇って会員数を水増ししているサイトなども実在しますが、Tinderは国内ユーザー数が2位で、サクラを雇って多く見せる必要がありません。
SNS上で「Tinderにはサクラがいる」という口コミを見かけることがありますが、それは、業者や塩対応な女性のことをサクラと勘違いして言っているからです。
筆者も実際にTinderは使っていましたが、運営側が用意したと思われるようなサクラはいませんでした。
業者・要注意人物の見分け方
「サクラはいないことはわかったけど、業者や要注意人物はどうやって見分ければいいの?」と気になって心配している人のために、ここからはその見分け方について紹介します。
- 写真
- プロフィール
- マッチング後のメッセージ
とフェーズに分けて紹介します。自分がやりとりしている人や気になった人が当てはまった場合は注意して接するようにしてください。
写真での見分け方
Tindeの仕組みは至ってシンプルで、最初に写真が大きく出てきて、その後気になった場合はプロフィールを見る…。という流れです。
そのため、パッと写真を見たとき以下の表のポイントに当てはまっていて「怪しいかも?」と思ったら警戒しながらプロフィールをチェックし、「大丈夫かな」と少しでも不安が拭えたら右スワイプ(LIKE)するようにしてください。
ポイント | 特徴・警戒すべき理由 | 疑い |
---|---|---|
美男美女すぎる | 自然な感じの美男美女ではなく、どこかで拾ってきた感があったり、加工が過ぎるものは要注意。 | 詐欺行為、勧誘、既婚者、割り切った関係、奢り目的 |
お金持ちアピール | ブランド品や外車等と一緒に写っている写真を掲載。 | 投資勧誘、マルチ商法勧誘、割り切った関係 |
本人が写っている写真が1枚しかない | 既婚者は身バレが心配のため、顔写真が分かる写真を載せていなかったり、載せていても一枚のみなど、判断材料が少ない。 | 既婚者 |
肌の露出度が高い | 女性に多く、肌の露出が多い写真を載せているのは別の理由でアプリを利用している可能性が高い。 | 詐欺行為、勧誘、奢り目的、お金目的 |
業者や要注意人物はとにかく多くの人とマッチするために、魅力的な人物を装っていることが非常に多いです。
そのため、一見マッチしたい!と思わせられるけれど「そんな人いるか?」と少し疑ってしまうような写真には注意が必要です。
また、写真に判断材料が少なく、どんな人かわからない場合は、自分の情報が出せないような人物である可能性があるので、記載しているプロフィールをよく読み、最初のやりとりでは警戒しておくのがベターです。
プロフィールでの見分け方
写真でちょっと怪しいかな?と思ったら、プロフィールと合わせてチェックすることで、より業者や要注意人物かどうかを判断しやすくなります。
どんな特徴があるのかを理解して、スワイプする際に当てはまるかどうか考えてみてください。
ポイント | 特徴・警戒すべき理由 | 疑い |
---|---|---|
SNSのIDを載せている | インスタやTwitter、LINE等の情報を載せていて、そこへ誘導しようとしている。 | 詐欺、勧誘、既婚者、割り切った関係 |
割り切った関係を求めている | 「割り切った関係」「友達として仲良く」「今は恋人を求めていない」など、ほのめかす文章。 | 既婚者、割り切った関係 |
特殊なライフスタイルをアピール | 資産運用や投資などで自由な時間が取れ、楽しそうに生きていることをアピール。 | 詐欺、勧誘 |
お金ないアピール | 詐欺グループとグルであったり、自分の店に誘導するような文言。 | 勧誘、奢り目的 |
投資やビジネスの話をしている | 投資、自己成長、今の生活将来の夢や希望などについて語っている。 | 詐欺、勧誘 |
メッセージを切り上げたがある | メッセージのやりとりが苦手だとアピールし、電話やすぐに会うことへ誘導。 | 詐欺、勧誘、既婚者、割り切った関係、奢り目的 |
共通して言えるプロフィールの特徴は“恋愛への真剣度”が感じられないこと。
Tinderは気軽な気持ちで始めている人も多いので、善良なユーザーであってもプロフィールはそこまで作り込んでいる人は少ないです。ただ、どういう人と出会いたいか、自身の趣味やざっくりとした住んでいる場所くらいは書いている人が多いです。
そういった内容がなく、「この人恋愛する気あるのかな?」と思ってしまうような文章には、注意しましょう。
SNSのIDを載せている人は、マッチする前に事前にSNSをチェックして怪しい人物でないか調べてからスワイプするといいですね。
また、金持ちアピールをした写真やパーティー会場での写真に合わせてプロフィール文章に「自由に生きる!好きなことで生きる」「仲間って大事」「人脈を広げたい人は右スワイプ」など、夢を見せるような文章を書いていることも多いです。
一見“自分もこうなれるのかな”と思わせることが目的なので、あまりにも派手な魅せ方をしている人は警戒しておきましょう。
マッチング後のメッセージでの見分け方
マッチング後のメッセージはその人の性格がより色濃く出ます。
実際に会ってしまうと「なかなか関係が切れない…」となってしまい、被害に遭う可能性が高くなってきますので、マッチ後のメッセージは特に注意するようにしましょう。
ポイント | 特徴・警戒すべき理由 | 疑い |
---|---|---|
Tinder以外の連絡先をすぐに聞いてくる | LINEやInstagramなど、日常的に利用する連絡手段を得ようとするので、「仲良くなってから」「実際に会ってから」など注意が必要。 | 業者・要注意人物 |
すぐに会いたいと言ってくる | 業者・要注意人物の共通点。他のポイントと合わせてチェックが必要。 | 業者・要注意人物 |
収入への満足度を探ってくる | 投資や資産運用勧誘目的とした会話のテンプレートなので警戒が必要。 | 業者・要注意人物 |
イベントやセミナーに誘ってくる | 最初から2人で合わずに、複数人の場所へ誘うのは外堀から埋めて行こうと試みる、団体やビジネスの勧誘の可能性有り。 | 業者 |
URLを載せて、他のサイトやブログへ誘導 | 個人情報を抜き出そうとしている可能性有り。 | 業者 |
写真やプロフィール文では疑われないよう、マッチしやすいように“普通を装って”いる場合が多いですが、メッセージでは目的が別にあるため判断がつきやすい行動が多く見られます。
世間話やお互いを知ろうとする会話ではなく、相手のペースで相手の要望に沿って話を進められることが多いので、相手が指定した場所でないと会ってくれなかったり、2人きりではなく最初から相手の大人数で会う事を提案してきた場合は業者や要注意人物の可能性があります。
警戒しながらメッセージのやりとりを繰り返し、安心できると感じた場合のみ会うようにしましょう。
善良ユーザーと見分けがつかないときにすべきこと
様々な見分け方について書きましたが、業者や要注意人物なのか、それとも普通の善良なユーザーなのか見分けがつかないこともありますよね。
その場合、ハッキリするまで警戒心を持って接し続けることが大事です。大きなトラブルになってしまてから対処するよりは、予め予防線を張っておきましょう。
- 個人情報は一切渡さないこと
- 会うまではTinder以外でやり取りをしないこと
- やり取りを続けてから会うという判断をすること
業者や要注意人物は目的が別にあるため、すぐに最寄駅など住んでいるところや働いている場所などの個人情報を聞いてきます。また、相手が指定した他の連絡ツールを利用したり電話番号を聞き出し、アプリを開いていない時でも連絡を取ろうと試みてきます。
そのため、最寄り駅を聞かれた際や仕事について聞かれた場合は、言ったとしても「〜のあたり」「〇〇関係」など、ざっくりとした大枠で答え、詳細は控えるようにしましょう。
一番の特徴はすぐに会おうとすることなので「もう少し仲良くなってから」など、自分が安心するまで合わないようにしましょう。
業者や要注意人物と遭遇!そんなときの対処法
アプリを利用中、業者や要注意人物に出会ってしまった場合は当然ですが“関わらない”ことが最重要ポイントです。
- スワイプ作業中に発見した場合
- メッセージをしていて明らかになった場合
- 実際に会ってみて明らかになった場合
と、フェーズごとにどう行動すればいいかをまとめたので、これまでに書いた特徴に当てはまる場合は避けるようにしましょう。
スワイプ作業中に明らかになった場合
少しでも「う〜ん」と“違和感”を感じたら左にスワイプしてスルーしましょう。出会ってないのにも関わらず怪しいなと不安に感じる人は自分から関わらないのが一番です。
また、他人の写真を使ったなりすましや、営業などを感じるプロフィール文章があれば、通報(報告)することもできます。
大事なのは、“この人のこと知りたいな”、“会ってみたいな”と自分が魅力を感じる人に絞ってスワイプすることです。
よく効率的にマッチするために写真やプロフィール文を見ずにひたすら右スワイプする人がいますが、オススメしません。
気軽さが魅力のアプリではありますが、だからこそ様々な人が利用しているので、マッチする際には写真やプロフィールから相手の情報をしっかり読み取って判断しましょう。
メッセージをしていて明らかになった場合
自分が“いいな”と思ってマッチした人でも、営業をかけてきたり、他のアプリやサイトへの誘導をしてきた場合は、その時点でやりとりを終了させましょう。
まず他サイトに誘導する人がいますが、URLは絶対にクリックしないこと。
http://〜〜〜〜〜〜
ここって見れる?こっちで連絡とろ♪
個人情報を抜き取られる可能性があります。
そして、怪しいと思った時点でそのままマッチ解除。
変にやりとりを続けていても相手に言葉巧みに誘導される可能性があるので、「怪しいな」と思った時点で、会話の途中であっても切ってしまってください。
また、相手が業者や要注意人物だと判断した場合は通報(報告)しましょう。自分が嫌な思いをせずに、素敵な人と出会うためには少しでも不快感を感じる人とは関わらないようにしましょう。
実際に会ってみて明らかになった場合
実際に会うまで業者や要注意人物だと分からない場合ももちろんあります。
特に悪質なのは、“待ち合わせに違う人が来る”こと。その場合はその場で帰りましょう。
よく「待ち合わせで写真とは違う人が来たけど、言い出しにくかったからそのまま遊んで後悔した」なんてことを聞きますが、実際に会った以上、そのから自分の身を守れるのは自分だけになりますので、すぐに帰ること。
理由は「急用が出来た」でも「体調が悪くなった」でもなんでも良いです。
また、実際にやりとりしていた写真の人が現れ、楽しく話していたときに、「会わせたい人がいる」と他人を紹介しようとしたり、「今の生活に満足してる?」「もっと幸せになりたくない?」「稼げる話があるんだけど」など、言葉巧みにビジネスや団体への勧誘を始めた場合も同様です。
ついていくより前に、「あまり興味がないので失礼します」とキッパリ断るか、別の人が来た時と同じように何か理由をつけてその場から立ち去りましょう。
「会ったばかりだしな」と思う気持ちも分かりますが、そもそも本来の目的と違う使い方をしているのは業者側なので切り上げてOKです。
ほかにも、会ってる時点で少しでも「怪しいな」と感じることがあれば、うかつに個人情報を渡さないこと。仲良くなってから自分の仕事や最寄り駅については教えるようにしましょう。
Tinderは気軽に出会える一方、業者が多め
多くのアプリが男性のみ有料であるにも関わらず、Tinderは男性も無料。そのため、アプリを始めるためのハードルが他のアプリより低く、気軽に利用しやすいというメリットがあります。
しかし、その分、業者や要注意人物など業者が多い。身分証明書を提示する年齢確認はあるものの、写真の審査が無いため、どんな写真でもアップできてしまいます。
その為、Tinderを使う場合にはある程度警戒心を持って注意して出会う必要があります。
友達探しなどにも利用されるアプリとして浸透している為、真剣な恋愛をしたい人や、まずはしっかりとやりとりをしてから会いたい人は他のアプリを利用するのもおすすめです。
業者や要注意人物が少ない他アプリの紹介
以上の5つのアプリは基本的にユーザー数も多く、知名度もある為サクラはいません。
Tinderのように男性無料で気軽に始められるアプリは、業者や要注意人物は多めです。しかし、他の4つのアプリは男性は有料で、業者や要注意人物は少なめとなっています。
業者や要注意人物の遭遇する可能性を少しでも抑えたい方向けに、4つのアプリを詳しく紹介します。
気軽にデートのお誘いができるタップル
「気軽さ」という点でTinderに近いのがタップルです。
「お出かけ機能」があり、「今日一緒にお肉が食べたい」「週末に買い物デートしたい」といった感じで相手を募集することができます。
じっくりメッセージをしてから、というよりもまず「会う」ことに積極的な人が多く、募集開始から3時間以内にデートの約束が成立する割合は5割を超えています。
男性は有料ですが、無料で使う裏技もあるため、まずは裏技を使って登録してみることをおすすめします。
みんな使ってる安心感がほしいなら会員数最大のペアーズ
ペアーズは会員数が最大なので、様々なタイプの人が登録しています。
また、検索機能が優れているため、多くの人の中から自分の好みを見つけ出すことができます。検索項目には年齢、住居、年収、体型、職種、休日、結婚に対する意思など幅広くあります。
同じ趣味や同じ価値観の人が集まる「コミュニティ」があり、コミュニティの中で自分に合う異性をピンポイントで見つけ出すこともできます。
どれに登録したらいいか迷って決められない人は、ペアーズに登録しておいて損はないでしょう。
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