【成婚レポート】勇気を持って一歩踏み出すことで掴んだ幸せ!友人の紹介で出会って国際結婚したカップルの話。

今回はカフェで出会って結婚されたというお二人に「成婚レポート」としてインタビューさせていただきました。

どんな風に出会い、結婚へ進まれたのか、詳細を聞いていきます!

ご夫婦のプロフィール

女性:レイ(31歳)
男性:ジョジョ(34歳)
出会ったきっかけ:友人の紹介
出会ってから交際までの期間:1か月程

出会ったきっかけは共通の友人からの紹介

編集部

まずは出会った場所、きっかけを教えてください!

レイ

ヨーロッパで長く生活・仕事をしていましたが、思い立って退職し、地元であるインドネシアのバリ島へ戻りました。

バリ島へ戻ってきてから、自宅の片隅で小さなカフェをオープンさせたのですが、あるとき友達に「紹介したい人がいる」と言われました。

正直、「彼氏は別に欲しくないし、紹介されてもなぁ」と思っていましたが、その後頻繁に彼はお店に来るようになり、毎回綺麗な花などを持ってきてくれました。

ジョジョ

仕事の関係上、東南アジアを転々としながら生活をしていました。

しかしながらコロナの影響で収入も激減し、「今後の人生をどうしようか」と悩んでいたときに、11年前に仕事の関係で住んでいたバリ島に行こうと思い立ち、仕事を退職し、一瞬日本に身辺整理をしに戻った後、中にバリ島へ移住しました。

現地での新生活をスタートさせて2か月が過ぎた頃、バリ島に住む10年来の友達に「紹介したい人がいる」と言われ、連れて行ってもらったカフェで彼女と出会いました。

第一印象は「よく笑い、笑顔が素敵」

編集部

初めて会ったときの第一印象を教えてください!

レイ

正直、タイプではなかったです(笑)。でも、優しい笑顔をしていて好印象でしたし、声が低く男らしさを感じました。あと、彼のファッションセンスも結構好きでした。

ジョジョ

パッと見た瞬間から、「かわいい、きれい、好き」と思いました(笑)。元モデルとして活躍していたこともあり、とてもスタイルも良く、よく笑い、笑顔が素敵でいい人だなぁと思っていました。

初めて出会った場所は、友達に「紹介したい人がいる」と言われ連れてこられた、彼女が経営する小さなカフェでした。

入店すると同時に、北欧系のかっこいい男性と仲良さげに話をしている彼女を発見し、「おい、話が違うじゃないか!」と友達にキレそうになりながらも着席しました。しかしその後、その北欧系の男性の奥さんと子どもがカフェに入店してきて、「うちの常連さん家族だよ」と紹介してくれたときは、内心ホッとしました(笑)。

編集部

レイさんとジョジョさんで第一印象はだいぶ違ったんですね!

「罰ゲーム」として彼と付き合うことになりました

プールにて

編集部

なぜ付き合おうと思ったんですか?きっかけなどあれば教えてください。

レイ

彼がお店に初めて来てから、週3~4くらいでお店に来るようになりました。話をしているとあっという間に時間も過ぎて、気が付けば8時間近く一緒に居た、なんてこともしばしばありました。

あるとき二人でカードゲームをしていて、勝った人は負けた人に対して、罰ゲームを与えることになりました。私が負け、彼が勝ったと同時にしばらく沈黙が続きました。

長い沈黙の後、「罰ゲームとして、僕と付き合ってください」と言われたときは、「なんだその罰ゲームは...」と思いましたが、逆に彼に対しての興味も沸き、ダメかもしれないけど、一旦は試してみようと思い、快諾しました。

正直今まで日本人とは付き合ったことが無かったので、文化の違いとか、言葉の壁等も心配だなとは思いましたが、彼は英語も堪能ですし、インドネシア語も日々私の為に勉強をしてます。

正直国際恋愛は、『双方がしっかりと相手を思いやる心と気持ちとちょっとした言葉』があれば、特に問題はないんだなと感じました。

ジョジョ

とても美人で、スタイルも抜群。お酒も好きで楽しいことが大好き。初めて会ったときから「この人と付き合いたいなぁ」思っていましたが、そのきっかけが掴みづらかったです。

そして何より、「俺なんか相手にしないだろう」というネガティブな考えが、日々頭の中に駆け巡らせていました。

そんな最中、ある日二人でカードゲームをして遊んでいたとき、「ちょっと罰ゲームのノリを利用してダメ元で言ってみるか...」と決心し、「罰ゲームとして、僕と付き合ってください」と言ってみました。

とても緊張しながら、恐る恐るその言葉を放ったことを今でも鮮明に覚えていますし、その後の返事が「YES」だったことに呆然としていたこともはっきりと覚えています(笑)。

正直フラれる覚悟で言ってみた一言が、まさかのOK回答とは思わず、かなりアタフタしてしまいました。ただ、彼女も満面の笑みで答えてくれたのがとても嬉しかったですし、勇気を出してみて良かったとつくづく思いました。

初デートは自宅の外のテラス席で映画を見ました

編集部

初デートの場所やエピソードがあれば聞かせてください!

ジョジョ

昼過ぎから夜中まで、自宅のカフェの外のテラス席で二人で横になりながら映画を見て、そのあと家の近所のビーチまで散歩しました。

月明かりがとてもきれいで、真っ暗な海に月明かりが道を作っていました。多くの星も輝いていて、二人で砂浜でビールを飲みながら色んな話をしました。笑顔が優しく、自分に対して気遣ってくれました

彼がサプライズを用意してくれたことが嬉しかった

編集部

特に嬉しかったデートもあれば教えてください!

レイ

特別な日でも何でもないのに、インド洋を見渡せるステキなスパに連れて行ってくれたこと。スパのトリートメントルームからインド洋が一望でき、波の音を聞きながらのマッサージは最高の時間でした。

この様に、「何でもないとき」にサプライズを用意してくれる彼は最高です。

ジョジョ

二人で初めてボートに乗って、すこし離れた島へ行ったときは、いつもと違った二人の時間が流れていて、とても思い出に残っています

島を徒歩で一周しながら、途中途中で海に飛び込み、アイスクリームを食べ、ビール片手にのんびり散歩したデートは最高の思い出です。

友人の紹介だったため安心感があった

編集部

お二人の出会いは友人の紹介だったようですが、「友人の紹介で良かった」と思うことがあれば教えてください。

レイ

信頼している友達からの紹介だったので、安心感がありました。

ジョジョ

友達の紹介で付き合うという経験があまりなかったものの、「友達と彼女をがっかりさせたくないな」という気持ちが芽生えて、ある種の責任感が増しました

結婚の決め手は二人の将来を想像できたから

編集部

結婚を決めた理由・エピソードを教えてください!

レイ

特に深いエピソードはありませんが、単純に相性かなと思います。

一緒に居て楽ですし、家事、料理、洗濯などを趣味としている彼です。私も好きなことに打ち込める時間もでき、お互いの趣味も十分に合います。

この人なら私を大切にしてくれるんだろうなと思い、喜んでお受けしました。

ジョジョ

一緒に居て楽しく、二人で年老いていく将来も想像できたからだと思います。

正直出会って1か月で付き合って、その後半年でプロポーズしました。今のところ、結婚式などは予定していませんが、二人の息があっているからこそ、トントン拍子に進んだのかなと思います。

寝ている彼女にサプライズでプロポーズ!

編集部

プロポーズのときの雰囲気・エピソードを教えてください!

レイ

一泊遠方までドライブして、その晩は海沿いのヴィラ(※自分の別荘のように過ごせる宿泊施設)に泊まりました。

夜寝ていて、何かガサガサ物音がするなと思って目覚めると、薬指に指輪が...。気づいた私に「結婚しませんか」と言ってくれたとき、私はまだ夢を見ているような感覚(眠かっただけ笑)もありましたが、数分してからびっくりして、嬉しくてハグしました(笑)

個人的には「もう少し意識のはっきりしているときにプロポーズを受けたかったな」と思いましたが、彼が考えてくれてしてくれたプロポーズなのでいい思い出として残っていますし、とても感謝しています。

ジョジョ

付き合って半年の記念日に、海沿いのヴィラに一泊旅行に行きました。夜、私から寝ている彼女に対してサプライズでプロポーズしました。今考えると、もう少し感動的ないい方法があったかもしれませんが、これはこれで良い思い出なのかなと思っています。

プロポーズでは「一生僕の隣で寝て、一生僕の隣で起きてください」と言った記憶があります。正直緊張していたせいもあり、あまり覚えていません(笑)。最初は寝起きで不機嫌そうだった彼女の様子を見たとき、「まずい...」と思いましたが、数分後に、最高の笑顔でハグしてくれて「YES」と言ってくれました。

結婚する秘訣は「なんでも試してみること」

海を眺めている写真

編集部

最後にこれから出会いを探そうとしている人にメッセージをお願いします!

レイ

何事もまずは試してみることかなと思います。

私の場合、日本人とお付き合いをして、更に結婚までするとは思ってもいませんでした。どんな状況でどんな出会いがあるのかは、誰にもわかりません。もちろん付き合ってみて失敗することは沢山あるかとは思いますが、最終的に「この人だ」と思う人が必ず現れると思います。

そして、私たちの場合国際結婚であり、習慣も異なります。私はハーフで見た目は白人ですが、インドネシアの血も流れており、家族や親戚にもいろんな人がいます。そういったもともとある価値観や習慣をも理解してくれる人が大切かなとも思っています。

ジョジョ

人生、本当にどこでどんな出会いがあるかわからないものです。一つ一つのチャンスをしっかり掴むことこそが、幸せをつかむヒントなんだと思っています。

また、「高嶺の花」だと思って怖気づかないこと。どんなに手が届かなそうな相手でも、アプローチ次第できっと相手に自分の気持ちを伝えて、相手もそれに応えてくれるはずです。

「元モデルか...。きっと俺よりもカッコよく、お金もある人が好きなんだろうなぁ」と勝手に考えてしまい、一歩踏み出せない人も多いかなと思いますが、まずはそこで一歩踏み出す勇気をもって、真正面から「あなたが好きだ!」と気持ちを伝えることが大切なんだと、心の底から思っています。