【yenta】は人脈づくりに最適?使い方/審査/料金/評判を大調査した結果
近年、人脈づくりにもデジタル化の波が押し寄せています。
その主役がビジネスマッチングアプリ『yenta』でして、“ビジネスを加速させる出会い”を合言葉にシェアを急拡大。すでに存在を知っていて利用を検討中の方もおられるでしょう。
ところが、
「実際どんなアプリなの?おすすめ?」
「料金は?あと審査に通らないって聞いたけど・・・?」
なんて疑問が続出、謎を解決できないまま利用をためらう人が多発中との噂。
そこで今回はyentaを徹底調査!ユーザー層・使い方・審査・料金システム・口コミ評判など、利用前に知っておきたい情報を一挙まとめてご紹介いたします。
ビジネスマッチングアプリ『yenta』とは
yentaをひと言で表すなら…ビジネスにおける人脈を掘り起こすマッチングアプリ。しかも、スマホひとつで業種の垣根を越えてつながることが可能。
言うまでもなく、人脈は数以上に質が大事!交流範囲外の上質なビジネスパーソンと出会って、自身の活動の幅を大きく広げたい人におすすめです。
詳しく解説する前に、まずは基本情報をご覧いただきましょう。
アプリ名 | yenta(イェンタ) |
---|---|
利用環境 | iOS 10.3以降/Android 4.4 以上/web版(β) |
ネーミングの由来 | yentaは「おせっかいで口うるさい女性」を意味する英単語。おせっかいという“ひと押し”で会いたい人同士をつなげていきたい。 |
利用エリア | 東京のみ。海外展開も予定しており、東京に居ながら国外のビジネス人脈を作れるようになるかも? |
運営会社 | 株式会社アトラエ 東京都港区三田1-10-4 麻布十番日新ビル2F |
「東京のみ」と書いたものの、実質的なサービス提供エリアは東京23区。ちょっと残念ですけど、順次拡大を予定しているとの話。場所や時期などの詳細が判明したら改めてご報告したいと思います。
また、人脈ではなく恋人や将来を考えられるパートナーが欲しい方は、こちらの恋愛に特化したマッチングアプリを使ってみてください!
yentaのユーザー層
yentaの登録ユーザーは起業家・経営者・投資家をはじめ、エンジニア・デザイナー・研究者・教授・国家公務員・政治家など各業界のプロフェッショナルがズラリ。
2016年1月~2018年12月のデータによると、具体的にはこのような割合だそう。
マーケティング方面と経営者で計20%強。それでも利用者の職種は多岐に渡っており、価値ある出会いへの期待は膨らむばかりです。
yentaはビジネスマッチング界のトップランナー
2016年1月の登場以降、yentaでは210万件ものマッチが成立!登録ユーザーの勤務先社数は1万6000件を超え、ビジネスマッチングツール界隈ではもはや無双状態。
同じくビジネス人脈構築系の類似アプリで、
学生とOBをつなぐ就活相談アプリ『Matcher』
社員60名以上の経営者同士をマッチングさせる『Linker』
など続々登場するも苦戦だらけの大運動会。少し前までyentaと同キャラの『arasuji』なんてアプリもありましたが、とっくに撤退。(代表者はその後yentaのデザイナーに)
2019年1月にも日経新聞社がキャラ丸被りアプリ『SOLMU(ソルム)』をリリースしたところ、なんと半年も持たずサービス終了に追い込まれる始末。
なぜ、そんなに強いのか?
どこらへんが魅力なのか?
てなことで、yentaが多くのビジネスパーソンをトリコにする理由を3つご紹介してみようと思います。
理由1:使い方はカンタン!1日10人スワイプするだけ
yentaのレコメンド機能はとても合理的です。その注目ポイントをまとめると・・・
- レコメンドは1日最大10人
- 相手を選んでいるのはAI
- 選別方式はスワイプ
UIがシンプルで見やすく、少ない工程で完結してくれるのも特徴。使い方は会いたい人を右スワイプで「興味あり」、そうでなければ左スワイプで「興味なし」へ振り分けるだけ。
売りはスピード感と手軽さ。ここらへんは、デーティング系マッチングアプリと同じですね。
レコメンドの相手はすべてAIがチョイス。業種や性別を問わず、興味や関心が近い相手を精査・解析!あなたのビジネスにとって「良いつながり」となりそうな人物をおすすめしてくれます。
「へ?たった10人?」と思うかもしれませんが、これってすごく重要。だって、大量にレコメンドされても選別に費やす時間と労力が増えるだけ。それが毎日続いたらログインが辛くなりますよ。
あくまで人脈形成やビジネス上のつながりが目的であって、写真のスワイプが目的になったら本末転倒でしょ?
仮にたくさんマッチングできても、実際は会い切れず機会損失の嵐。本来の目的とはかけ離れてしまいます。「濃い相手と濃い出会い、かつスピーディーに」そんな贅沢な願いを叶えてくれる気の利いた設計と言えるでしょうね。
理由2:12時→20時!yenta の利用は1日2回でOK
yentaにログインする機会は事実上1日2回。そのサイクルは毎日12時の新規レコメンド→20時の結果報告だけ。
マッチングが成立した場合のみ、相手と個別メッセージが可能に。予定のすり合わせをして実際に会う流れとなります。
いわば、1日2回ログインするだけで優秀なビジネスパーソンと出会えちゃう仕様。
ランチついでにサクッとレコメンドをチェックし、仕事が終わってからゆったり結果チェックでOK。利用に費やす時間は1回あたり5分と掛かりません。メッセージ頻度は相手次第も、ログインついでにチャチャッと対応すれば問題ナシ。
多忙なビジネスライフを送る人間にとっては実に効率的ですよね。仕事中の頻繁なログインは負担大。ダラダラとスマホをいじりつづけるのは集中力の欠如につながるし、好ましい時間の使い方とは言えません。
日常の業務に支障のないよう、あえて2回に分けたのでしょうか。思い切った仕組みではありますが、ユーザーへの特別な配慮が感じられます。
理由3:yentaは完全審査制!ユーザーの質が高い
yentaはFacebookアカウント連携での登録手続き後、すぐ審査に突入します。ユーザーの質を担保するのが目的だろうし、実際に登録できた人を見るとヤリ手感ありあり。ハードルはかなり高そうです。
しかし、審査基準や必要期間は全くの謎。中には「ワケも分からぬまま1年近く待たされた」なんて口コミも見かけるぐらい。(苦笑)
どんな審査をしてるの?なんて気になりますよね。で、こちらもポイントをまとめてみました。
- AI&マンパワーの二重審査
- 審査基準は非公開
- 審査に掛かる期間は個人差がある
- 終了までひたすら「相性の審査中」と表示される
yenta審査の流れは『プロフィール情報の審査』→『相性の審査』の順。特に問題なければ通過の知らせが届きます。掛かる時間はバラバラで数十分で完了の人もいれば5ヵ月~1年なんてケースも。
具体的な審査基準は公開されていません。が、「会える人がいるかどうか」「良い出会いがあるかどうか」が少なからず関係しているみたい。
むろん、登録に相応しくない人物は論外。たとえ相応しくとも「今登録してもあまり意味ありませんよ」的な立場の人は待たされるのだろうと。
例を挙げるなら、『現状のyentaユーザーと属性が違い過ぎる人・相性が悪い人』とか。同属性の入会希望者が増えるまで待ってね♪ってとこでしょう。目安も何もない状態で待たなければならず、まあまあ不安になりますよね。(苦笑)
これだけ待つ人が出ると、審査通過自体がステイタスに。会員制コミュニティにありがちな選民感も手に入ると思われ、それもまた有能なビジネスパーソンを惹きつける理由なのかもしれません。
審査に落ちた?長い・終わらない・通らない人は
じゃあ、yentaの審査に通るにはどうすればいいのか?いつまでも終わらない&通らないではラチが明きませんものね。
運営サイドの公式発言を調べた限り、プロフィールの変更が解決への糸口になりそうな気配。激薄プロフィールで登録してしまった人は、今すぐ内容を見直すべきでしょう。
工程上、プロフィールのアップデート→優先的に再審査という仕組み。だったら何もせずただ運命を待つより、有効な策を講じて審査順位を上げてみるのがベターです。
yentaの審査に攻略法はあるの?
「yentaの審査に通りやすくなるかも」と示唆されている点は主に2つ。
- 自己紹介のブラッシュアップ
- 空白項目を埋める
空白を残すような人が審査に通らないのは仕方なし。サービス利用者として相応しくないクオリティと判断されかねません。しっかりと濃く埋めるのがおすすめです。
ブラッシュアップの肝は“利用目的の分かりやすさ”。どうやら「どんな出会いを希望するか」が伝わりやすく書かれているか?なども審査に関係する模様。
最低限、審査する側が判断しやすい書き方を心がけてみては。通過できずに困っている人であれば、試してみて損はないと思いますよ。
yentaの活用方法と注意点
魅力は理解できたとして、実際にyentaをどう活用していくのか?これは「他のユーザーはどんな目的で登録しているのか?」と大いに関係のある話。
で、入会登録時にこのような選択ページがありまして・・・
ユーザーは基本的にこのような目的を実現したい人。もしくは、そういう人物を必要とする人や組織など。あなたが選択肢に沿った活用方法を模索しているのであれば、マッチングのチャンスは十分!
「就活したい」なんてのもありますね。yentaは学生の利用も想定しているのでしょう。大学生あたりでも審査に通る可能性は低くないんだろうな~と。
中には審査を潜り抜けたビジネス目的のユーザーがいるようで、ネットにて遭遇情報が散見しているので注意が必要です。
yentaの場合、審査時の情報ソースはFacebook依存なので、フェイクを見抜きにくいのかもしれません。
もし会う前に判別できたなら専用フォームから通報!会ってしまったら、怪しいと感じた時点でにこやかに話を終わらせ退席→遠慮なく通報しちゃいましょう。
つながるコツは『価値ある時間』の提供
yentaでマッチングを成立させるだけでは人脈に成り得ません。実際に会う行為が不可欠です。
試算してみましょう。仮にレコメンドされる10名の中から、1日あたり3名マッチングできたとして1ヵ月で90名。その中の1/3程度に会うとしても30名・・・(汗)
月30人ペースで会うなんて不可能に近いですよね。当然マッチングする相手は厳選したいし、相手も恐らく同じだろうと。
ならば、気になるのはyentaユーザーの判断基準。個人差はあるにせよ、最も妥当な基準は『時間を割いて会う価値のある人間か?』では。
あなたとの会話、あなたと会うために取る時間。すなわち、あなたとつながること自体に価値を見出してもらえるか?がマッチングを成立させやすくするコツ。
誰だって「どこの誰なのかよく分からない人」「何をどうしたいか不明な人」「会うメリットが希薄な人」に時間を割きたくありません。多忙なら尚更ですよね。
yentaの料金プランは2通り
yentaの利用は無料。登録からマッチング後のメッセージまで全部タダで使い倒せます。
他方、利便性向上のための定額有料プランを2つ用意。課金しなくても全機能を利用できるとはいえ、“数と質”にこだわりたい人がより有利になるアイテムが提供されております。
Activeプラン | Professionalプラン | |
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月額料⾦ | 1,000円 | 5,000円 |
利⽤可能な機能 | ブースト機能 | ブースト機能+フィルタ機能 |
期間別のプランは存在せず、加入すると月額料金が毎月自動更新される形。よって退会前に更新オフにする必要があります。
両プランともブースト機能がデフォ。Professionalプランは更にフィルタ機能が追加され、金額が5倍にハネ上がる設定です。
なぜ、そんなに違いが出るの?ってことで機能解説もご用意しました。
ブースト機能 | フィルタ機能 | |
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機能内訳 | 自身のプロフィールが他人のレコメンドに表⽰される回数→通常の5倍に。 | 毎⽇レコメンドされる10⼈を「年齢」「職種」「エリア」「⼈気度」などでフィルタリング可能に。 ※過去に左スワイプ(興味なし)してしまった相手も再表示できる。 |
メリット | レコメンド機会が激増&マッチング機会も比例して増加、より多くの出会いにつながる。 | 質の向上と効率化。経営者のみ・デザイナーのみなど、任意の条件で絞り込まれた人だけがレコメンドされる。 |
フィルタ機能のニーズ自体は結構ありそう。対象を限定して掘りまくりたい的なユーザーは一定数いるでしょうし。けれど差額4000円分を毎月支払う価値があるかは正直微妙。
いずれにせよ「ちょっと金額がなあ~」という人なら、まずはお試しで使ってみるのもアリ。どちらも7日間の無料トライアル期間を用意、お試し期間中の課金判断も可能です。
個人的に言わせてもらうと、普通に使う分には無料機能で十分。yentaの審査に通るような人であれば、ほぼ満足な人数と会うことができますので。
それでもマッチング数が不足していると感じればActive。特定の属性を持つ相手とピンポイントでつながりたい人はProfessionalを検討する感じでよろしいかと。
yentaの口コミ評判
一見リーズナブルで使い勝手バツグンのyentaですが、実際の評判はどうなのか?ネットの口コミを拾ってみましたので、ご紹介いたしましょう。
Twitterの口コミ
真面目な話。 yentaのおかげで、仕事が前進してるし、面白い話がドンドンできてる。 上手くいくかどうかは正直二の次で、 物事が前進できてる という点で本当にアトラエさんに感謝。 10年間、会社の中にばかり生きてた自分が使えるのだから 新しいことをやりたいビジネスマンは、みんな活用できる。
— 小林 慶太 -KEITA KOBAYASHI- (@koita1985) 2019年5月16日
yenta の審査が通って、1日目は7人の人から「興味あり」をいただいた。会った人と仕事をご一緒できる機会につながればベストかなと思うけど、いろんな人と会って話して、スポンジみたいにたくさん吸収したい。
— Kohei Kadowaki (@kadoppe) 2019年4月16日
今日yentaを通じて、とても良い出会いがありました。 1時間半しかお話ししてないのに、気持ち的には6時間くらい議論した感じ。 満足感と、良い余韻( ˘ω˘ )
— 倉光 悠 (@HrkKrmt) 2019年4月14日
先週くらいからyenta(https://t.co/wYeTxuMXD6)を始めてみたんだけど、マッチングした人からメッセージが初めて来た。
— しおリスクル(たがみしおり) (@shioliskul) August 7, 2017
候補者はやけに経営者が多いので本当…?って感じなんだけど、とりあえず飽きるまでやってみましょうかねという感じ。
ってか都内限定なのか。
yentaで10名以上の方とお会いしましたが、中には1年経っても良くして頂いてる方がおり、本当に使って良かったなーとしみじみしてます。 全ての方が社会人として先輩にあたる方でしたがたくさんのことを教えて下さり学びを得られてます。
— レバテック見谷俊 (@levtechmitani) 2018年11月6日
Google Playの口コミ
外賀陽春
2019年2月18日
そもそもこのサービスが成し遂げようとしていることが素敵です。何人かお会いしましたが、とても意味があるお話ができました。どんな方に会いたいのか、どんな話ならできるのかをプロフィールに書くと、ミスマッチが減るような気がします。
Kenji
2019年2月8日
IT系に片寄りかありますが、良い仕組みですので、知人にも勧めています。 アプリは少々使い勝手が悪く、テキストのコピペ出来ないのが面倒。企業名などHPへのリンクを標準にして欲しい。スワイプの訂正もできた方が良い。
ベルツノチャンネル
2018年3月2日
経営者が多いので人脈広げるのに役立ってます。エンジニアの方は少ないです。
Kazumasa Takaoka
2018年1月17日
よい人に会えることもあったけど、複数回のドタキャンとかあると使う気なくなってしまいます… プラットフォーム側での担保が難しいところかと思いますが、改善していってもらいたいです。
出典:Google Play
“3ナシ”でも問題ナシ!yentaで人脈力を最大化させよう
各ジャンルのプロフェッショナルが多数登録するyenta。コネなし・ツテなし・社交性なしの三拍子揃っていても質の高い人脈がつくれるのは大きなメリットですよね。
現役ビジネスマン、フリーランス、それこそ就活を控えた学生にとっても利用価値大なアプリ。スマホから始める出会いをきっかけに、あなたのビジネスを大きく飛躍させてみてはいかがでしょうか。
ではでは、また!
公式サイトはこちら
https://yenta.talentbase.io/yenta/