【驚愕】婚活パーティー失敗談カップリングしたら結婚話が勝手に進んでいた(><)
約3年の婚活を経て、35歳で結婚した辛口あいです。
アプリで出会った男性と結婚して、現在はパート主婦をしながら婚活ブロガーをしています。
婚活パーティーや結婚相談所など、ありとあらゆる婚活サービスを利用した結果、濃いキャラ男性や数多くの婚活男性に遭遇してきました。
自分自身が挫けそうになった思い出や、リアルな婚活女性の本音を赤裸々に、自虐ネタとともに公開することが趣味です。
今回はそんな私が婚活パーティーで出会った、ちょっと不思議な男子の話をします。
ぜひご参考にしてください!
やや辛口で腹黒な内容となっておりますので、心臓の弱い方や女性に夢を見たい婚活男性の方はご注意ください。
個室婚活パーティーで出会った男性とデートした
婚活を始めたばかりの頃は、大人数と1度に出会える方が効率が良いと思っていたため、集団お見合い型の婚活パーティーによく行っていました。
けれど、そこで出会う男性は婚活目的じゃない軽い男性が多く、もう少し本気度の高い出会いを求めたいと思うようになりました。
そこで、業界大手である「エクシオ」の個室パーティーに参加することにしたのです!
婚活をしているとエクシオの名前はよく聞きますし、結婚相談所の運営もされているとのこと。
私がネットで見たのは、その結婚相談所に入会されている会員も参加しているパーティーでした。
ほほう!結婚相談所に登録している男性なら、確実に真面目で結婚願望も強いはず!このパーティーなら本気度の高い男性に出会えるんじゃないの?!
本気でそう思って、私の住んでいるエリアで1番近くにある、エクシオのオフィスが会場になっている婚活パーティーに申し込みをしました。
確か、男女各6名ぐらいで30代中心だったと思います。週末開催の、個室型のパーティーでした。
お手本のようなスーツだけど印象は悪くない
そこで出会ったのが、冬彦さん(※仮名)です。
冬彦さんは30代後半で、某大手企業にお勤めの男性でした。確かGPS関連のお仕事だったと思います。
ボサッとした髪形とはアンマッチなことに、彼はお見合いのマナーブックに出てきそうなお手本のようなスーツ姿でパーティーに参加されていました。
冬彦さん「はじめまして」
私「はじめまして」
冬彦さん「うわー…、俺って今日、完全に失敗したよね。男でスーツ着てる人って、ひょっとして俺だけ?」
個室に入ってきた瞬間、冬彦さんは苦笑いしながら、そう言いました。確かに、その前に2~3人ほど他の男性とも会話していたのですが、スーツ姿は彼が初めてでした。
私「そうですね。他の男性全員はまだ見てないですけど、そうかもしれないです」
冬彦さん「マジで?うっわ、恥ずかしい。個室に入る前に、廊下で他の男性の姿も見えるから、ひょっとしてって思ったんだよねー」
私「いいんじゃないですか?真面目な感じで。私も結構、オフィスっぽいワンピース着てきてしまったので、似たような感じですよ」
冬彦さん「ああ!確かに!女の人は割とキレイな服着てる人多いよねー」
私「そうですよ。だからスーツ姿の男性の方が、私は好印象に思えます」
冬彦さん「ほんとに?!あー、そう言ってもらえると良かった!」
そう言って、冬彦さんはリラックスした笑顔を見せてくれました。
最初の1~2分でそんな会話をしたこともあり、彼とはすごく話しやすい感じがしました。
犬好きで意気投合してカップリング成立
個室タイプの婚活パーティーは、7~8分程度の会話時間があります。お互いのプロフィールカードを渡して、そこから趣味や色々な話をするのはお決まりの流れ。
さっそく、冬彦さんのプロフィールカードを見ると、好きなもの欄に「愛犬」と書いてあるのが目につきました。
私「へー!犬飼ってるんですか?私も実家に1匹いるのでわかります。可愛いですよねー」
冬彦さん「そうなんだ!何飼ってるの?」
私「うちは雑種です。顔は柴犬とか、紀州犬みたいな感じで…。何飼ってるんですか?」
冬彦さん「うちはミニチュアダックス飼ってるよー」
初対面ですが、お互いに犬好きなこともあり、お話がすごく盛り上がりました。
やっぱり好きなものが同じで、それが子供や動物だと会話も弾みやすいです。持ち時間のほとんどを、お互いの愛犬の話で使い切ってしまいました。
お互い好印象だったこともあり、無事にカップリングは成立。そのままお茶を飲みに行き、連絡先を交換して帰ることが出来ました。
お茶の最中も、お互いの愛犬の話を中心に、趣味や仕事の色々な話で盛り上がりました。
1回目のデートの時点では、ものすごく印象が良かったことを覚えています。
2回目のデートで結婚後の話「住むなら〇〇かな」
2回目のデートは水族館に行きました。
とくに何か気になる部分や、嫌なことは無かったです。冬彦さんはとても真面目な男性で、私服は少しダサかったですけど親切でした。
けれど、たまに…
「結婚したら、結婚式ってやりたい?」とか、「住むなら○○辺りのマンションかなぁ」みたいな…。
結婚後の妄想話が多かったことは気になりました(笑)
いやいやいや!
まだ会って2回目ですけど?!
まだ付き合ってもないし、何言ってんの?!
心の中でツッコミながらも、笑顔でスルーして聞き流すのは得意技。サラッと社交辞令で対応しながら、私は悠長に構えてました。
どうやら冬彦さんはめちゃくちゃ結婚願望が強いらしく、婚活パーティーでカップル成立しただけで、結婚後の妄想が膨らんでいるようです。
会ったばかりで、そこまで盛り上がれる意味がわかりません。
私にとってはあまり現実味のない妄想話を、その日はそのまま聞き流してました。
すると…3回目のデートで、彼は衝撃の行動に出たのです!
3回目のデート、母&犬との遭遇を仕組まれた?!
3回目のデートはお花見デートでした。
冬彦さんの住んでいる場所が、某桜の名所の近くということもあり、その公園でお花見をしようということに。待ち合わせは駅近くの、公園の入り口付近です。
待ち合わせ時間の少し前に着いて、私は大通りの方を見つめながら立っていました。すると…
冬彦さん「あいさん!お待たせー」
背後(公園側)から声をかけられて、振り向くと、冬彦さんが立っていました。なぜか、犬を連れた中年女性と一緒に…?!
え?!誰?!
冬彦さんの傍に見知らぬ女性と犬がいたことで、驚き&嫌な予感がしました。
その謎の女性が連れている犬種こそ、冬彦さんから散々可愛いと聞かされたミニチュアダックスだったんです。
ま、まさか…
中年女性「はじめましてー。冬彦の母です~♪」
可愛らしい猫なで声で、その女性が母だと名乗りました。
そして、私に向かって激しく吠える犬(笑)
私「…は、はじめまして。辛口あいと申します…」
マジ?!コイツ、まさかのオカンを連れてきた!
そして、私っ…犬に威嚇されている!!
冬彦さん「この公園でお花見するって言ったら、散歩のついでに来たいって言われて。あ、うちの母さん、若く見えるでしょ?」
母「いやん!何言ってるのよぉー。ごめんなさいね、2人きりのデートにお邪魔しちゃって。あ!すぐに私は立ち去るから!」
冬彦さん「別に大丈夫だって。昼飯食べる前までぐらいなら。一緒に散歩するついでだし、あいさんも犬好きだって言ってたもんね?」
私「え?」
冬彦さん「実家で飼ってるし、犬がいても大丈夫でしょ?」
いやいやいや!犬じゃない!!
ここで大丈夫か確認をとるべきなのは、…母親の存在でしょう?!
呆然としてNOが言えない私。
そして、何かを感じ取ったのか、吠えまくるミニチュアダックス(笑)てゆーか、私も吠えたい!!
まさかの母&犬同伴デートで猛プッシュされた
ちなみに…、冬彦さんのお母さんは、とても気さくないい方でした。
雰囲気は久本雅美さんを可愛くキレイにした感じで、陽気で明るいお母さんって感じ。
でもまぁ、息子(冬彦さん)とめちゃくちゃ仲が良くて、ちょっと押しの強いタイプではあると思います…。
だって「うちの母若く見えるでしょ?」って、息子がデート相手に言う?
母「冬彦はねぇ、本当に真面目で…。この年になってもまだ独身で心配してたから、あいさんみたいな人と結婚してくれたら安心だわー」
私「はい?」
母「あいさんも大阪がご実家?どの辺りなの?」
私「え?うちは○○…ってゆーか、え?え?」
冬彦さん「お母さん!そんなマシンガンみたいに話しかけられて、あいさんがビックリしてるよ!」
母「あ!ごめんなさいね!私、テンション上がっちゃって、いっぱい話しかけちゃって。本当に気軽に接してくれていいから!」
私「…はぁ」
母「ところで、ご兄弟は?」
何の聞き込み調査??やばい、コレは完全にすれ違っている。
何がどうなって、こうなったのかはわからないけど、冬彦さん&冬彦母の中では「私たち交際中&結婚します状態」らしい。
一体、冬彦さんはどんな感じで母に私との関係性をしゃべったのか…。
3回目のデートにして、まさかの母登場でグッタリ。約1時間ほど公園内を散歩しましたが、私の忍耐力はすでに限界を超えています。
なぜ私は、まだ3回しかお会いしていない男性と、こんな事になっているのでしょうか?
…とりあえず、この状況から逃げなければ!!
冷静な頭で、それだけはわかっています。
本音:ママっ子の男性も母親も危険な予感
結婚はしたいですけど、面倒事に巻き込まれるのは御免です。
どう考えても面倒な相手とは結婚したくないし、関わり合いにもなりたくない。
冬彦さんは完全に結婚のお相手ではなかったようでした。
3回目のデートで母親を連れてくる男性も、その母親も危険な予感しかないです。
これ以上、デートを重ねて、相手を誤解させることはあまりに危険…。
今すぐお断りすべき!そう思いつつ、チキンな私は社交辞令で話を合わせることしか出来ませんでした。
母親の目の前で「付き合っていません。今の状況が意味不明です」なんて、言える勇気はない!
ああ!この場から1分1秒でも早く立ち去りたいのに、どうすればいいの?!
そんな私の迷いを、見事に消し去ってくれたのは、冬彦さんのお母さんの行動でした…。
気が早すぎる親子でお断りを決断
冬彦さんのお母さんは、本当にフレンドリーな人らしく、グイグイと色んなことを聞いてきました。私の父親の職業や出身大学、親戚のことまで…。
なんで答えなきゃいけないの?って思うぐらいの情報量です。息子の彼女(じゃないけど)に興味津々すぎて、大暴走しているようです。
母「はやく結婚して孫の顔を見せてくれるの楽しみだわー。冬彦が結婚するのを、ずっと楽しみに待ってたのよー」
冬彦さん「ははは!気が早いよー」
母「そんな事ないでしょう!だって、もう40歳前なのよ。遅いぐらいよ」
私「………」(ほぼ無心)
母「そうだ!あいさん!3人で写真撮りましょうよ!私、最近写真を撮るのにハマってるの」
私「へ?」
冬彦さん「写真じゃなくてSNSだろ。うちのお母さん、最近始めたばっかりで色々と投稿するのにハマってるんだよ。あいさんもSNSやってるって言ってたよね」
母「あいさんもやってるんだったら友達申請したいわ。今日の写真、私の携帯でSNSに載せるつもりだし」
…いやいやいや!それ、アカンやつ!!
婚活で出会った人と、不用意にSNSでつながるとか絶対ヤダ!
しかもオカンだし!!
その瞬間。とうとう反射的に、あの言葉が出ました(笑)
とっさに出てしまったお断りの言葉
私「いや、ムリです!ごめんなさい!」
母「え?」
私「あの…、このタイミングでいうのは心苦しいんですけど。私は、まだ冬彦さんと会って3回目なんです。お付き合いしていると思ってらっしゃったら申し訳ないんですけど…私はそう思ってません。だから、SNSとかはちょっと…」
冬彦さん「え?」
何言ってるの?みたいな顔しないで!事実でしょ!
全力でツッコミたいけれど、そこは大人なので我慢です。
私「それに!お付き合いしていないと思っていたので、私は冬彦さんに大変失礼なことをしていました!冬彦さん以外にも連絡をとったり、食事に行っている男性がいるんです。だからこそ、余計に心苦しくて…申し訳ありません、不誠実ですよね。もう二度とお会いしないですし、本日もここで失礼します!」
一気にまくし立て、ポカーン状態の冬彦さん&母&犬を振り切って逃げました(笑)
まぁ、婚活あるあるの同時並行の暴露&言い逃げです。
それ以降、冬彦さんからは一切の連絡がこなくなり、私とは自然消滅しました。
超ママ好き男性と出会って思ったこと~まとめ~
ママ好きというか、冬彦さんはお母さんと親友or恋人のような何でも話す関係だったんだと思います。
友達に話すような感じで恋バナをして、お母さんも悪友のようなノリでデートについて来ちゃった♪…みたいな。
だから2回目のデートの時まで、お母さんの話はたまに話題で出てきてましたけど、超ママ好き男感は無かったです。
あえて気になったことを挙げるとするならば、水族館で母親にお土産買ってて「ん?デートで母親にお土産?!」って思ったぐらい?(笑)
なので、見分ける方法は「母親にお土産を買う男は避けておこう」ってことかもしれません。そう言えば、婚活で、他にも何人かお土産男子がいたけど、全員超ママ好きだったしなぁ…。
まったくそんな要素の見当たらない私の夫は、結婚した今でも、夫実家に手土産持っていくことを「いらん!」って一蹴するぐらいだし…。(でも嫁の私が勝手に用意&持って行ってる)
それぐらい、男性にとって母親にお土産買うことって、あんまりしない事みたいです。
カップリング=お付き合いではない
婚活パーティーで「カップリング=お付き合い」と思い違いする人もいるので、お互いの認識を確認することはやはり大切ですね。
もし、違和感を感じたらそれとなく付き合ってないよオーラをだすことをお勧めします。