愛妻の聖地・嬬恋村で“映え”スポット巡りデート。グルメ&温泉を満喫しよう|群馬県

今回ご紹介するデートプランは、群馬県嬬恋村観光協会の奥田さんにお尋ねした情報を元に作成した、嬬恋村の撮影スポットをめぐる、“映え”デートプランです。

平均標高1,000mの高原地帯に位置する嬬恋村は、隠れた避暑地として知られる自然豊かなまちです。2,000m級の山々に囲まれた村内には10の源泉が湧き出る温泉地があり、年間を通して多くの観光客が訪れています。

7〜9月には出荷量日本一を誇る夏秋キャベツが一面に広がり、夏季には村内15か所以上の直売所でキャベツやトウモロコシなど、みずみずしい朝採り野菜を購入することができます。

また、嬬恋村は“愛妻家の聖地”として知られ、「愛妻の丘」をはじめ、デートにぴったりなスポットが点在しています。別荘地にあるおしゃれなカフェでランチに舌鼓を打ったり、冬はウィンタースポーツを楽しんだり、訪れるたびに新しい魅力に出会えることでしょう。

この記事では嬬恋村のおすすめ観光スポットを紹介すると共に、おすすめルートを掲載しています。“愛妻の聖地”にふさわしいカップルにぴったりなデートプランになっているので、ぜひ、参考にしてくださいね。

おすすめ“映え”スポット1「愛妻の丘」

嬬恋村「愛妻の丘」

嬬恋村を“愛妻家の聖地”として一躍有名にしたのが長野県との県境にある「愛妻の丘」です。丘からは浅間山やキャベツ畑などの風景を、パノラマ的に楽しむことができます。

この地を訪れたならぜひ、トライしたいのが、絶景に向かって叫ぶ愛の言葉です。全国的にも珍しい“叫ぶスポット”として知られる愛妻の丘では、これまで多くの夫婦やカップルが訪れ、パートナーへの愛の言葉を“叫び台”から叫んでいます。

嬬恋村「愛妻の丘」にある叫び台から愛を叫ぶ様子
▲毎年9月上旬に開催されるイベント「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ」では、全国からカップルが押し寄せる

「愛してるよ〜!」など、普段は面と向かって言えない言葉も、自然を前にすればきっと素直に言えることでしょう。叫んだ言葉は、叫び台の近くにある「叫ばれ松」にぶつかり、その勢いで松が飛んでいきそうな“映え”写真を撮影することができますよ。

嬬恋村「愛妻の丘」に立つ「叫ばれ松」
▲叫ばれ松をバックに“映え”写真にトライしてみてはいかが?

愛の言葉を叫んだ後は、「ハグ台」でぎゅっとハグをして愛を確かめてみてはいかがでしょう。忘れられないデートの思い出になること請け合いです。

毎年9月上旬に開催される「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ」、通称「キャベチュー」と呼ばれるイベントでは、パートナーへの愛を叫ぶために全国からカップルが押し寄せています。照れと立前、世間体などを気にすることなく、思いっきり愛の言葉を叫んでみませんか?

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奥田さん

愛妻の丘のおすすめシーズンは、一面のキャベツ畑も眺めることができる7月~9月です。高原野菜の旬を迎えるこの時期は、新鮮でみずみずしい野菜を買うこともできますよ。

雄大な自然と空のコラボ写真が“映え”る!

Instagramに投稿された愛妻の丘の画像
▲愛妻の丘のシンボル的存在「ラッパ吹き」のブリキアートと自然とのコラボ撮影がおすすめ(引用:インスタグラム

周囲に人工的な灯りが一切ない愛妻の丘は、晴れた日には満点の星空を眺めることができます。青空や夕暮れなど、訪れる時間帯によって表情を変える愛妻の丘なら、ベストショットを撮影することができますよ。

愛妻の丘周辺の観光スポット

愛妻の丘を中心にデートを楽しみたい方は、次のスポットにもぜひ、足を運んでみましょう。ハイキング気分で訪れることができる涼しげなスポットは、デートをさらに盛り上げてくれますよ。

ひんやりとした空気が涼しげな「石樋の滝」

嬬恋村にある観光スポット「石樋の滝」

愛妻の丘で愛を叫んだ後は、クールダウンも兼ねて「石樋の滝(いしどいのたき)」に出かけましょう。ひんやりとした空気は避暑地としても人気があり、マイナスイオンをたっぷり浴びることができます。

愛妻の丘からは車でのアクセスがおすすめです。「嬬恋バラギ温泉 湖畔の湯」に駐車し、そこから徒歩で50分、自然を満喫しながらハイキング気分を楽しめますよ。

参照:石樋の滝(環境省)

愛妻の丘の基本情報(アクセス)

住所 群馬県吾妻郡嬬恋村 愛妻の丘
営業時間 24時間開放 ※冬期(12月~4月中旬)は閉鎖
アクセス ・碓井軽井沢ICから車で約65分
・渋川伊香保ICから車で約110分
・JR吾妻線 万座・鹿沢口駅からタクシーで約20分
問い合わせ 0279-97-3721(嬬恋村観光案内所)
公式サイト https://tsumagoi-kankou.wixsite.com/aisai-no-oka/press(嬬恋村観光協会HP-愛妻の丘 )

おすすめ“映え”スポット2「毛無峠」

群馬県嬬恋村と長野県高山村の県境にある観光スポット「毛無峠」の画像
▲毛無峠のおすすめシーズンは夏から秋。11月上旬~5月下旬は通行止めになるため、確認をしてから出かけよう

毛無峠(けなしとうげ)は、群馬県嬬恋村と長野県高山村の県境にある観光スポットです。標高1,823mの周囲に遮るものはなく、両県を見下ろす風景はまさに絶景です。

かつて存在していた小串鉱山(おぐしおこうざん)の鉄塔や山肌は、“最果ての地”を彷彿させ、運が良ければ雲海を見ることができます。撮影はぜひ、パノラマ撮影にチャレンジをしてみましょう!幻想的な“映え”写真を撮影することができますよ。

毛無峠を訪れるなら、緑が萌える夏から茶色の山肌がくっきりと現れる秋がおすすめです。7月ごろには植物が鮮やかな緑色になり、茶色の山肌とのコントラストを楽しむことができます。秋になると山全体が茶色になり“最果て感”をより楽しみたい方におすすめです。

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奥田さん

毛無峠は人気スリーピースバンド“backnumber”の楽曲「ベルベットの詩」のMV撮影地でもあり、ファンにとってはたまらない人気スポットになっています。

“最果ての地”を感じさせるダイナミックな山肌を背景に“映え”を狙おう!

Instagramに投稿された毛無峠の画像
▲緑と山肌のコントラストが美しい毛無峠。構図を考えながら自分だけの“最果て感”を出してみよう(引用:インスタグラム

ゴツゴツとしたダイナミックな山肌と緑のコントラストが美しい毛無峠は、構図を工夫することで“最果て感”を表現することができます。愛車と一緒に撮影をしたり、カップルで佇んでみたりしながらドラマチックな”映え”写真にトライしてみはいかがでしょう。

毛無峠周辺の観光スポット

毛無峠周辺には全国的にも有名な温泉スポットがあります。日帰り入浴や食事もできるので、デートの合間に立ち寄り、のんびりするのもおすすめです。

混浴&露天が楽しい「万座温泉」

万座プリンスホテル「こまくさの湯」
▲混浴も楽しめる万座プリンスホテル「こまくさの湯」では、四季折々の風景を眺めながら入浴ができる

毛無峠から約20分ほど車を走らせたところに、硫黄濃度が高いことで知られる「万座温泉」があります。美肌の湯とも言われるお湯は女性からの人気が高く、万座の景色を見ながら入る露天風呂は極上のリラクゼーションを体感できますよ。

カップルにおすすめなのは混浴施設がある万座プリンスホテルの「こまくさの湯」です。湯あみ着を着て、のんびり温泉に浸かってみてはいかがでしょう。

万座プリンス内のレストランでは産地の食材を使ったバラエティ豊かなメニューを味わうことができます。野菜の旨味を存分に感じることができるヘルシーなメニューがおすすめです。

万座プリンスホテル内のレストランで味わえるつまごいカレーステーキ
▲万座プリンスホテル内にあるレストランでは、名物のキャベツがダイナミックに添えられた「つまごいカレーステーキ」などが味わえる

参照:万座プリンスホテル

毛無峠の基本情報(アクセス)

住所 群馬県吾妻郡嬬恋村 毛無峠
営業時間 24時間開放 ※冬期(11月上旬~5月下旬)は通行止めのため閉鎖
アクセス ・渋川伊香保ICから約140分
・碓井軽井沢ICから約110分
・JR吾妻線 万座・鹿沢口駅からタクシーで約60分
問い合わせ 0297-97-3721(嬬恋村観光案内所)

おすすめ“映え”スポット3「湯の丸高原」

嬬恋村の観光スポット「湯の丸高原」のレンゲツツジが咲く風景

浅間連峰の西側に位置する「湯の丸高原」は、丸く優しげな姿の峰々と亜高山帯の気候がおりなす“花高原”として親しまれています。

中でもレンゲツツジ大群落は国の天然記念物に指定されており、ベストシーズンの6月中旬〜7月上旬に開催される「湯の丸高原つつじ祭」では、鮮やかな朱色の絨毯のように咲き誇るレンゲツツジを見ることができます。

毎年6月中旬~7月上旬に開催される「湯の丸高原つつじ祭」の様子
▲毎年6月中旬~7月上旬に開催される「湯の丸高原つつじ祭」では、期間限定で運行する夏山リフトが利用できる

湯の丸高原はかつて、牧場としても利用されており、その名残から毎年レンゲツツジが開花する頃になると群生地に牛が放牧されます。草を食む愛らしい牛の姿をぜひ、写真に収めてはいかがでしょう。

湯の丸高原に放牧された牛の様子

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奥田さん

「湯の丸高原つつじ祭」は屋台が並び、ステージ上ではさまざまなイベントが開催されます。芝生の上にレジャーシートを広げて、高原のさわやかな風を感じながら楽しんでくださいね。

レンゲツツジの朱色と緑のコントラスト写真がおすすめ

Instagramに投稿された湯の丸高原つつじ祭の画像
▲鮮やかな朱色のレンゲツツジは、マクロやパノラマなどの撮影を織り交ぜながら、“映え写真を狙おう(引用:インスタグラム

Instagramには緑に生える朱色のレンゲツツジや、放牧された牛の愛らしい姿をフレームに収めた“映え”写真がズラリと並んでいました。寄ったり引いたりしながら、湯の丸高原の豊かな自然を撮影してみましょう。

湯の丸高原周辺の観光スポット

湯の丸高原周辺をメインにデートを楽しむなら、歴史ある温泉街に足を伸ばしてみましょう。のんびり温泉に浸かったり、グルメを堪能することができますよ。

5つの温泉巡りが楽しい「鹿沢温泉」&「新鹿沢温泉」

新鹿沢温泉・休暇村嬬恋鹿沢の露天風呂の様子
▲新鹿沢温泉内にある休暇村嬬恋鹿沢では、露天風呂が楽しめる

湯の丸高原から車で5分ほど行った先に「鹿沢温泉」、さらに5分ほど進むと「新鹿沢温泉」があります。この地域一体には5つの日帰り温泉施設があり、源泉かけ流しの歴史あるお湯にゆっくり浸かることができます。

温泉宿内にあるレストランや周辺の飲食店では、蕎麦や夏季限定の名物「キャベツチャンポン」などを堪能することができます。お腹も心も満たされる「鹿沢温泉」&「新鹿沢温泉」で、贅沢なひとときを過ごすデートも素敵ですね。

夏季限定メニュー「キャベツチャンポン
▲嬬恋村名物・キャベツがたっぷり入った夏季限定メニュー「キャベツチャンポン」

参照:新鹿沢温泉・休暇村嬬恋鹿沢

湯の丸高原の基本情報(アクセス)

住所 群馬県吾妻郡嬬恋村 湯の丸高原
営業時間 <湯の丸高原つつじ祭>
6月中旬~7月上旬 
8:30~16:30(リフト運行時間)
アクセス 東部湯の丸SAから約20分
問い合わせ 0279-97-3721(嬬恋村観光案内所)
公式サイト https://www.tsumagoi-kankou.jp/yunomaru-highland-azalea-fes(嬬恋村観光協会)

おすすめ“映え”スポット4「パルコール嬬恋リゾート」

嬬恋村内にあるスキー場の様子

冷え込みが厳しい嬬恋村の冬は、サラサラとしたパウダー状の雪が降ります。この雪は極上のゲレンデを作ることで知られ、ウィンタースポーツシーズンにもなると、村内のスキー場は大勢のスキーヤー&スノーボーダーで賑わいます。

各スキー場からの眺めは格別で、樹氷をコース沿いに眺めることができるなど、滑走コース全体が“映え”スポットになっているのがポイントです。特に浅間山を眺めながら滑走できるパノラマコース(C1コース)がおすすめです。

嬬恋村を代表するスキー場の1つ「パルコール嬬恋リゾート」では、早朝の日の出に合わせて稼働するゴンドラがあり、朝日を背景に滑走する姿を写真や映像に収めることができます。運が良ければ雲海も見ることができますよ。

周辺には「万座温泉スキー場」もあり、2つのスキー場を巡りながら表情が異なるコースを滑走することもできます。アクティブなカップルは宿泊をして、ウィンタースポーツを思う存分楽しんではいかがでしょう。

「パルコール嬬恋リゾート」のゲレンデの様子
▲「パルコール嬬恋リゾート」では、パウダースノーによるサラサラの雪を舞い上げて記念撮影をするのもおすすめ

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奥田さん

万座エリアのスキー場にお越しの際は、万座温泉界隈でのランチがおすすです。温かいランチで体を芯から温めながら、パウダースノーを楽しんでくださいね。

フォトジェニックな雪景色を写真に収めよう

パルコール嬬恋リゾートのアカウント
▲公式アカウントではお天気情報なども配信(引用:インスタグラム

一面の銀世界や樹氷など、冬ならではのフォトジェニックな景色を撮影しましょう。早起きをして出かければ、誰も足を踏み入れていない神聖なゲレンデを撮影したり、サラサラと舞い上がるパウダースノーを宙に浮かせた“映え”写真が狙えますよ。

パルコール嬬恋リゾート周辺の観光スポット

パルコール嬬恋リゾートや万座温泉スキー場周辺には自然を生かしたキャンプ場があり、冬は氷の上でわかさぎ釣りが楽しめるスポットとして人気を集めています。

氷上わかさぎ釣りが楽しめる「バラギ湖」

バラギ湖の氷上わかさぎ釣りの様子

パルコール嬬恋リゾートから車で約5分のところにあるバラギ湖は、「無印良品・カンパーニャ嬬恋キャンプ場」が運営するキャンプ場の敷地内にある周囲2.4kmの小さな湖です。

1月下旬~3月上旬まで氷上わかさぎ釣りを楽しむことができ、初心者向けのワカサギ釣り教室も開催されています。営業期間は天候によって変更されることがあるため、出かける際は事前に確認をしましょう。

参照:無印良品・カンパーニャ嬬恋キャンプ場

パルコール嬬恋リゾートの基本情報(アクセス)

住所 群馬県吾妻郡嬬恋村 バラギ高原
営業時間 センターハウス 8:00~17:00(※事前に要確認)
アクセス ・碓井軽井沢ICから車で約70分
・JR吾妻線 万座・鹿沢口駅からタクシーで約20分
問い合わせ 0279-96-1177(スキー場)
公式サイト https://tsumagoiskiresort.life/

食べる“映え”スポット1「嬬恋高原ブルワリー」

嬬恋高原ブルワリーのおすすめメニュー画像

嬬恋グルメを一つどころで堪能するなら、「嬬恋高原ブルワリー」がおすすめです。石窯で焼いたピザ、種類豊富なパスタ、コーンスープなど嬬恋村の特産品を生かしたメニューを味わうことができます。自家製大麦やホップを使用した地ビールは、お土産にもぴったりです。

嬬恋村産のジャガイモを使った「特製ポテトフライ」は、外はカリッ、中はホクホクと二つの食感を味わうことができます。食べた瞬間、笑顔がこぼれること間違いなしの一品は、ふたりの心もホクホクすることでしょう。

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奥田さん

私のおすすめは嬬恋の名産品の1つ、トウモロコシをたっぷり使ったコーンスープです。そのままで食べても美味しいトウモロコシ本来の味を生かしたスープは絶品。一度食べてみてくださいね。

崩れないギリギリラインの山盛りキャベツが“映え”る!

嬬恋高原ブルワリーの人気メニュー「キャベツサラダ」

“映え”写真を狙うなら、タワーのごとく盛られたキャベツサラダはぜひオーダーしたい一品です。崩れないギリギリのバランスで盛られたキャベツは甘くてみずみずしく、あっという間に食べ切ることができますよ。ヘルシーなキャベツは、カロリーを気にせず食べられるのも嬉しいですね。

嬬恋高原ブルワリーは、ビール製造の都合で定休日以外にもお休みになることがあるので、来店する際は事前の問い合わせをおすすめします。

嬬恋高原ブルワリーの基本情報(アクセス)

住所 群馬県吾妻郡嬬恋村大字大笹2193-27
営業時間 金・土・日・祝(年によって変更の可能性あり)
定休日 上記営業日以外
冬期休業:11月中旬~4月下旬
アクセス ・碓井軽井沢ICから車で約50分
・JR吾妻線 万座・鹿沢口駅からタクシーで約20分
問い合わせ 0279-96-1403
公式サイト https://www.tsumabru.com/

食べる“映え”スポット2「割烹 中居屋」

「割烹 中居屋」の人気メニュー「_天ぷら盛り合わせ」

和食好き&歴史好きのカップルにぜひおすすめしたいのが「割烹 中居屋」です。

こちらでは、ご主人自らが採取した山菜のてんぷらと、手打ち蕎麦を味わうことができます。数量限定の嬬恋村産の蕎麦粉で打った、香り豊か手打ち蕎麦が絶品ですよ。

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奥田さん

山菜の天ぷらは時期よって内容が変わり、配膳の際には名前をひとつずつ教えてくださいます。「この山菜は何て名前だった?」など、会話を楽しみながら味わってくださいね。

夏季限定メニュー「つまごい高原キャベツと大和豚の冷しゃぶおろしそば」が“映え”る!

「割烹 中居屋」の夏季限定メニュー「つまごい高原キャベツと大和豚の冷しゃぶおろしそば」

夏季限定メニューの「つまごい高原キャベツと大和豚の冷しゃぶおろしそば」は、冷たい蕎麦の上に千切りキャベツが山のように盛られており、“映え”写真にぴったりな逸品です。ゴマ風味のたれをたっぷりかけていただきましょう。

割烹 中居屋の基本情報(アクセス)

住所 群馬県吾妻郡嬬恋村大字三原388
営業時間 11:00〜19:30
定休日 定休日:火曜日
アクセス ・碓井軽井沢ICから車で約60分
・JR吾妻線 万座・鹿沢口駅から徒歩で約5分
問い合わせ 0279-97-2643
公式サイト https://www.nakaiya.net/

食べる“映え”スポット3「Piggies Cafe」

「Piggies Cafe」で提供しているワッフル

嬬恋村の豊かな自然に囲まれた「Piggies Cafe」は夫婦が営むおしゃれなカフェです。店内の家具は敷地内の工房で制作した木製のカウンターやテーブル、椅子、棚などが使われ、木の温もりを感じながら食事を楽しむことができます。

料理は店名のPiggiesが表すように、疲労回復に優れたビタミンB1を多く含む豚肉を使った料理を味わうことができます。

カフェタイムや、食後だけど甘いものならまだいけそう!という時には「ワッフル」をオーダーしてみましょう。

季節ごとの「自家製ジャム」や、甘じょっぱさが魅力の「小倉&クリームチーズ」のほか、「デーツ
&アイス」「チョコ&アイス」「キャラメル&アイス」と、選べるトッピングもいろいろ。カップルでシェアして食べるのもおすすめです。

Piggiesのユニークな焼印にほっこり、「ピギーズバーガー」

Piggies Cafeの人気メニュー「ピギーズバーガー」

Piggies(ぶた)のキュートな焼印入りの自家製バンズに、合挽き肉を使ったジューシーなハンバーグをサンドしました。他の「ぴりまよバーガー」「プルドポークバーガー」もおすすめです。

北軽井沢エリアならではのおしゃれな風景を背景にぜひ、食べる“映え”写真に挑戦してみてくださいね。

Piggies Cafeの基本情報(アクセス)

住所 群馬県吾妻郡嬬恋村鎌原1533-16
営業時間 大型連休・お盆休みなど、季節によって異なるため、公式サイトの営業日カレンダーで確認を
定休日 火曜
アクセス ・碓井軽井沢ICから車で約45分
・JR吾妻線 万座・鹿沢口からタクシーで約15分
問い合わせ 0279-82-1673
公式サイト https://cafe.piggies.site/

嬬恋村“映え”スポットをまわるおすすめルート

嬬恋村には魅力的な映えスポットが多く、1日ですべて回るのは難しいかもしれません。そこで本記事では、おすすめルートをいくつか紹介するので、訪れる季節やお好みに合わせて選んでくださいね。

毛無峠を中心に巡る定番ルート

毛無峠は群馬県と長野県の境にある峠で、群馬県への立ち入り禁止看板があることから「秘境群馬」の入口として有名になった場所です。「万座しぜん情報館」で万座エリアの情報収集をした後、早速「毛無峠」へ向かいましょう。移動時間は車で約20分です。

標高1,823mに位置する毛無峠は、晴れた日には群馬県側・長野県側を見下ろす絶景が広がります。雲が目の前を通っていったり、雲海が見れたりと、どんな天気でも楽しめるスポットです。毛無峠周辺にトイレや飲食店はありません。万座しぜん情報館で済ませてから出掛けましょう。

毛無峠を満喫した後は、万座温泉を目指します。宿泊の場合は宿泊者専用の「湯めぐり手形」の購入がおすすめです。エリア内6施設の宿泊ホテルで利用ができ、宿泊ホテル以外の施設で3回無料で入浴をすることができます。再訪時にも使用できるのでお得ですよ。

帰りは国道292号線を通って草津温泉へ抜けるルートがおすすめです。

浅間高原東エリア×毛無峠ルート

嬬恋村の観光情報が集まる「嬬恋村観光案内所」を起点に、浅間高原を楽しむルートです。浅間高原の東側は北軽井沢エリアとも呼ばれ、記事内で紹介をした「Piggies cafe'」をはじめとしたおしゃれなカフェが点在しています。木漏れ日のなかで少し早めのランチを味わってはいかがでしょう。

お腹を満たしたあとには、周辺の温泉へ向かいましょう。昼間に入る温泉は格別です。おやつの時間は、カフェを巡り、それぞれの個性的なメニューを堪能してくださいね。

浅間高原エリアではおしゃれなペンションや貸別荘への宿泊がおすすめです。静かな高原の夜が心地よい眠りへと誘ってくれますよ。

翌日は早起きをして、毛無峠へ出かけましょう。浅間高原エリアからは車でおよそ60分で到着します。帰りは万座温泉でランチと日帰り温泉を堪能してはいかがでしょう。

湯の丸高原を中心に巡るルート

湯の丸高原を満喫するルートです。毎年6月中旬にはレンゲツツジが咲き始め、朱色の絨毯を広げたかのような美しい山肌を眺めることができます。また、6月中旬~7月上旬には湯の丸高原スキー場のリフトも稼働し、放牧された牛の愛らしい姿と共にレンゲツツジを空中から見ることができます。

湯の丸高原を堪能したあとは、鹿沢温泉でランチと温泉を楽しみましょう。木々に囲まれた鹿沢温泉エリアは、リフレッシュに最適!静かな森の中を満喫したい方は宿泊をおすすめします。また、時間に余裕がある場合は、浅間高原東エリア周辺のカフェを巡ってみてくださいね。

取材協力:嬬恋村観光協会(https://www.tsumagoi-kankou.jp/