【大阪デート】佐竹ガラス流工房でトンボ玉制作体験!国登録有形文化財の工場でレトロな雰囲気を満喫

この記事でご紹介するのは、大阪府和泉市にある「佐竹ガラス 流(りゅう)工房」の制作体験に参加して、二人でお気に入りのトンボ玉を手作りしながら、地元の長い歴史も体感してみるデートプランです。

佐竹ガラス株式会社は、国内唯一の工芸用色ガラス棒のメーカーで、もうすぐ創業100年という老舗企業。趣(おもむき)ある社屋は国の登録有形文化財に認定されており、周辺の観光スポットも多く、デート利用に適していると思います。

今回は、「佐竹ガラス 流工房」での制作体験にフォーカスし、特徴や魅力、デートでの楽しみ方などについて、同工房の前田さんにお話を伺ってみました。

佐竹ガラス流工房で体験する奥深いトンボ玉の世界

「佐竹ガラス」の外観(その1)
▲創業100年近い「佐竹ガラス」の社屋は、何と国指定の登録有形文化財!

大阪府和泉市の信太山(しのだやま)エリアに位置する「佐竹ガラス 流工房」の周辺は、地場産業としてのガラス工芸が発展してきました。周辺では弥生時代の大規模遺跡も発掘されるなど、太古のロマンも感じられる土地柄です。

最初に、トンボ玉の制作体験を行っている理由・想いなどについて、前田さんにお尋ねしてみます。

創業約100年!色ガラス棒メーカーの魅力を体験

編集部

今回は初めて「佐竹ガラス 流工房」さんにお邪魔していますが、創業100年に近付いているそうで、レトロ感たっぷりの趣(おもむき)ある社屋にも感動しています。

まず、制作体験コースを始めたきっかけや想いなどについて、教えていただけるでしょうか?

前田さん

私ども佐竹ガラス株式会社では、1927(昭和2)年からガラス工芸材料の色ガラス棒を製造しております。現在、戦前から続く国内で唯一のメーカーなんですよ。

1994(平成6)年には、バーナーワーク工房の「流工房」も起ち上げました。製品について、多くの方に親しみを持っていただくきっかけ作りをしたいと考え、色ガラス棒を使ったトンボ玉の制作体験を始めた経緯(いきさつ)があります。

「佐竹ガラス 流工房」の制作体験の様子(その1)
▲製品に広く親しみを持ってもらいたいという想いから、トンボ玉の制作体験を始めたという

実生活に役立つガラスから、美術・工芸品として人々の心を癒やすガラスに至るまで、制作体験にご参加いただく皆さんには、ガラスの可能性を体感していただければと思います。

国登録有形文化財の工場で楽しむトンボ玉制作体験

編集部

この工場は歴史を感じるとても風情ある建物で、びっくりしました。

前田さん

はい、こちらは、日本で唯一の、戦前からずっと続いてきた工芸用色ガラス棒の製造工場です。

社屋は国の登録有形文化財に指定されておりまして、メディア関連の取材も多く、今までに多くのタレントさんもいらっしゃいました。カップルでいらしゃっても、インスタ映えする、雰囲気ある写真を撮れるかと思いますよ。

佐竹ガラス流工房でバーナーワークに挑戦!トンボ玉制作の魅力

「佐竹ガラス」で製造された工芸用色ガラス棒を使った製品類
▲工芸用色ガラス棒を使って、信太山エリアではさまざまなガラス工芸品が生産されてきた

「佐竹ガラス 流工房」の制作体験では、さまざまなカラーがある同社の工芸用色ガラス棒を使い、バーナーワークでトンボ玉を作ります。教え上手なスタッフさんがしっかりサポートしてくれるので、初めての参加でも満足度が高いんです。

ここからは、実際の制作体験の内容について、掘り下げてお話を伺ってみましょう。

スタッフのサポートで安心!トンボ玉制作体験の流れを詳しく解説

編集部

制作体験の内容についてお聞きします。実際どのような感じで、トンボ玉を作るのでしょうか?

前田さん

お好みの色ガラス棒をバーナーワークで溶解していただき、世界で唯一のトンボ玉を制作します。スタッフがトンボ玉の作り方を説明した後に、実際に体験をしていただくんですよ。

平日の参加であれば、最初に職人の作業を数分間ご見学いただきます。「玉巻き」と呼ばれるものです。

「佐竹ガラス 流工房」の職人さんによる玉巻きの様子
▲職人さんによる玉巻きの様子。平日の参加であれば、作業を見学できる

実作業に入ると、以下のような流れとなりますよ。

  1. 色ガラス棒の中から、お好みの色を選びます。
  2. バーナーの炎で、色ガラス棒を溶かしていきます。
  3. 離型材を塗った鉄の棒に、溶けた色ガラスを巻き取ります。
  4. さらにバーナーで熱してから、別に作っておいたパーツを溶かし付けます。
  5. バーナーで炙りつつ、形を整えます。
  6. 除冷材に入れて、時間をかけ、ゆっくりとガラスの熱を取ります(急激に冷やすと割れてしまいます)。その後、玉を抜いている間ガラス作品のお店でお待ちいただきます。(土曜日は、一緒に抜いていただきます。)

以上の工程を経て、トンボ玉のでき上がりです。トータルで平日1時間40分ほど、土曜日は2時間程度の制作体験となりますよ。

初心者カップルにもおすすめ!参加時の服装や注意点を紹介

編集部

私のような、バーナーワークの経験がまったくない初心者のカップルでも、トンボ玉の制作体験に問題なく参加できるでしょうか?どうしても上手く作業できない場合など、スタッフさんにサポートしていただけますか?

前田さん

完全初心者のカップルのご参加、大歓迎です。バーナーの熱や音に初めての方は驚かれますが、スタッフも初心者の方を教え慣れていますので、ご心配は要りませんよ。

最初に制作するトンボ玉を1~3個ほど、スタッフが後ろから色ガラス棒と鉄芯を一緒に保持しながら、サポートさせていただきます。このレクチャーの仕方で、多くの参加者の方は、45分前後できれいなトンボ玉ができます。

「佐竹ガラス 流工房」の制作体験の様子(その2)
▲バーナーワークが初めてでも、教え上手なスタッフさんがコツを伝授してくれるので、早い方は30分くらいで簡単なトンボ玉を作れるようになるそう

編集部

制作体験に参加する際に、必要な持ち物はあるでしょうか?また、こういった服装で来た方がよいなど、アドバイスはありますか?

前田さん

持ち物については、必須のものはありません。必要な材料や道具類は当工房でご用意しております。デート中のカップルの方も、お気軽に参加してくださいね。

ただ、冬でも15名以上でバーナーワークをするような場合は、冷房を入れても工房内が相当暑くなります。汗を拭くタオルやミネラルウォーターなどは、ご持参いただくとベターです。

服装についてですが、化学繊維のものではなく、綿やウール(羊毛)など自然素材のお召し物がおすすめです。熱した色ガラスが飛ぶこともあり得るので、化学繊維のものだと溶けてしまいます。同じ理由から、膝や太ももなども隠れていた方が安全ですね。

あと、簡単に脱ぎやすい上着がいいでしょう。バーナーワーク中は冬でも暑くなりますから、上着は脱いで作業することになります。

一人10個以上作れる!佐竹ガラス流工房ならではの魅力

「佐竹ガラス 流工房」の制作体験の様子(その3)
▲土曜日の教室。20年以上トンボ玉を制作されている方達のとなりで習います

編集部

ウチだからこそ!という、ほかの類似体験施設にはない「佐竹ガラス 流工房」さんならではの特徴・魅力などは、どこにあると思われますか?

前田さん

バーナー24台を設置しており、トンボ玉を一人で10個以上作れる制作体験工房は、国内でも貴重な存在だと思います。

本来が工芸用色ガラス棒の製造工場ですから、使える色ガラス棒の種類も豊富ですし、お好みの色を選んでいただきやすいですよ。

「佐竹ガラス」での工芸用色ガラス棒製造の様子
▲「佐竹ガラス」は、工芸用色ガラス棒の製造工場であるため、選べるガラス棒の色数も大変豊富!

編集部

工房のロケーションや周囲の環境の魅力についても、ご紹介をお願いします。

前田さん

大阪市と関西空港の間に位置しており、信太山(しのだやま)と呼ばれてきたエリアです。かつて人造真珠の国内生産では、7割以上のシェアがあるエリアでした。

私どもの日本唯一の工芸用色ガラス棒の製造工場もあり、人造真珠の原料としても供給してきました。

当地は、バーナーワークがとりわけ盛んでして、一般家庭の内職としてガラス細工や数珠、アクセサリー用ガラスビーズ、トンボ玉などを作ることが多かったんですよ。

周辺の観光スポットも充実!カップルのデートプランを提案

「佐竹ガラス 流(りゅう)工房」の制作体験で作られたトンボ玉の数々

ここまで、一般的な参加者の目線で「佐竹ガラス 流工房」と、制作体験の内容について伺ってきました。ここからは、デートで参加することに特化して、お話を聞いてみましょう。

制作体験中の写真撮影のポイント

編集部

昨今では、お気に入りの写真をSNS投稿して楽しむカップルも増えてきました。

トンボ玉の制作体験に参加中、カップルで写真撮影などを行っても問題ないでしょうか?

前田さん

制作体験にご参加中の写真撮影は、自由に行っていただいて大丈夫です。ほかの参加者の方の写り込みなどには、ご配慮をいただければと思います。

お声掛けいただければ、カップルでトンボ玉を制作されている風景を撮影させていただくことも可能ですよ。その場合は、ご参加の皆さんが作業に慣れてきて、余裕が出て来る体験の後半にお願いしています。

社屋も国の登録有形文化財になっていて、レトロな情緒がありますから、お二人でインスタ映えする一枚を狙ってもいいですね。

ショールームでお土産探し!制作体験後の楽しみ方

編集部

デートの一環で「佐竹ガラス 流工房」さんの制作体験に参加した記念に、何かお土産を購入したいと考えるカップルもいるかと思います。

工房の職人さんが制作したアイテムを買い求めることはできるでしょうか?

前田さん

平日の制作体験では、冷めたトンボ玉を鉄の棒から抜き取るのに20~30分程度あり、工房内のガラス作品のお店(ショールーム)でお待ちいただきます。この際に、いろいろなアイテムをご覧いただいたり、ご購入いただいたりが可能ですよ。

「佐竹ガラス 流(りゅう)工房」に併設されたショールームの様子
▲ガラスのお店(ショールーム)が併設され、制作体験の後に二人でお土産選びもできる

ちなみに、平日の体験は、ストラップパーツのおまけ付きとなっています。

土曜日の制作体験では、所要おおよそ2時間の中で、トンボ玉作りと鉄棒から抜く作業を行います。ガラス作品のお店に立ち寄る時間が確保されていませんが、玉を抜いている時にガラス作品のお店も見たいと職人にお伝えいただければ、ガラス細工やアクセサリーのパーツなどもご覧いただけますし、気に入ればご購入いただけますよ。

佐竹ガラス流工房周辺のおすすめデートスポット

編集部

トンボ玉の制作体験に参加する前後に、ランチなどを楽しみたいと考えるカップルもいるかと思います。

工房のご近所に、おすすめの食事処がありましたら、ぜひ教えてください。

前田さん

JR信太山駅から当工房に向かう道すがらに、地元では有名な老舗洋食店「レストラン ツジタ」があります。本格派の洋食が美味しく、昭和レトロなインテリアが居心地のよい店内ですよ。

公式:レストラン ツジタ

人気店ですぐに満員になりますから、電話での予約をおすすめします(電話:0725-44-6129)。ランチもディナーも、どちらでもOKです。

「佐竹ガラス 流工房」から徒歩圏にある「レストラン ツジタ」(左)と「四国庵」(中・右)
▲「佐竹ガラス 流工房」から徒歩圏にある「レストラン ツジタ」(左)と「四国庵」(中・右)

麺類がお好きなカップルならば、JR信太山駅前の讃岐うどんの名店「四国庵」はいかがでしょうか。ランチはボリューム感があって、天ぷらや唐揚げも美味しいお店です(電話:0725-44-8158)。

▼四国庵

ちなみに、信太の森の狐伝説(葛の葉狐)も伝わっており、きつねうどんが信太山の名物とも言われていますよ。

「中華料理 金日吉」もおすすめです。ボリュームがある美味しい中華料理をいただけます(電話:0725-46-6577)。

佐竹ガラス 流工房の近くにある中華料理金日吉

中華料理 金日吉

編集部

続きまして、制作体験の前後にカップルが立ち寄れそうな、おすすめの周辺デートスポットがありましたら、ご紹介をお願いします。

前田さん

こちら大阪府和泉市では、多くの弥生時代の遺構(いこう)が見付かっています。お時間があれば、「大阪府立弥生文化博物館」に立ち寄られてはいかがでしょうか。日本で唯一、弥生時代をテーマにした博物館なんですよ。

公式:大阪府立弥生文化博物館

弥生時代の生活や対外交流の様子が紹介されており、なかなか興味深いスポットとなっています。弥生文化の体験など、楽しく日本文化の源流を学べる催しもあるので、デート前に公式サイトをチェックしてみるといいでしょう。

当工房からは、徒歩だと30分前後要します。最終入館時刻が16:30なので、上手く制作体験のスケジュールを組んでくださいね。

「佐竹ガラス 流工房」の制作体験と一緒に楽しめる「大阪府立弥生文化博物館」(左)と「池上曽根史跡公園」(右)
▲「佐竹ガラス 流工房」の制作体験と一緒に楽しめる「大阪府立弥生文化博物館」(左)と「池上曽根史跡公園」(右)

また、同博物館近くには、弥生時代の建物が復元された「池上曽根史跡公園」もあります。歴史ファンのカップルならば、大いに見応えを感じるでしょう。

参考:和泉市いずみの国観光おもてなし処「池上曽根史跡公園」

全国屈指の規模と内容を誇る弥生時代の集落遺跡を公園として整備したもので、国史跡にも指定されているんですよ。太古のロマンに、お二人で思いを馳せるのも素敵だと思います。

「佐竹ガラス 流工房」からカップルへのメッセージ

「佐竹ガラス」の外観(その2)

編集部

これから「佐竹ガラス 流工房」さんで、トンボ玉の制作体験に参加するカップルへのメッセージや、今回のインタビュー取材で伝えきれなかった想いなどがありましたら、ぜひお話しください。

前田さん

他の工芸品制作は、きれいな作品ができるようになるまでに、長年の修行と多くの制作日数が必要となりますが、トンボ玉の制作体験では、完全初心者でも早い方なら30分ほどの練習で、きれいな作品が出来ます。

カップルの方がデートの一環で参加しても、非日常の体験を楽しめますよ。世界でオンリーワンのトンボ玉をお作りいただけますから、大切な方への贈り物にしてもぴったりです。

編集部

選べる色ガラス棒の数がとても多く、「佐竹ガラス 流工房」さんならではの制作体験だと感じました。時間内ならば、複数個のトンボ玉を作れることも嬉しいポイントだと思います。シンプルに見えて奥が深い作業なので、ハマる方も多いでしょうね。

前田さん、本日はお時間を割いていただき、どうもありがとうございました。

「佐竹ガラス 流工房」の口コミ・感想をチェック!

「佐竹ガラス 流工房」でのトンボ玉制作体験に参加中の皆さん(平日)

デートの参考になるよう、実際に「佐竹ガラス 流工房」でのトンボ玉制作体験に参加された皆さんの口コミや、感想をいくつかご紹介しましょう。

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最初こそ難しく感じましたが、分かりやすく指導していただけて、思い入れのあるトンボ玉が10個以上できました。
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パーツ類も売っていて、作ったトンボ玉を使い、ピアスやチョーカー、ストラップなどのアクセサリーに仕上げられるのも嬉しい。
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決して簡単ではないけれど、とっても充実した時間です!スタッフさんがていねいに教えてくれて、作業自体を楽しめました。
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彼氏との参加です。スタッフの皆さんがとても親切!必要な時にはすぐにフォローしてくれるので、また二人で行こうと話しています。

全般的に、とても評判のよい制作体験です。とりわけ時間内なら複数個のトンボ玉を作れることや、職人さん・スタッフさんがとても親切であることは、多くの方が魅力だと感じているようでした。

年齢や性別に関係なく、皆さん楽しんで作業に没頭されている印象です。バーナーワークの経験がまったくないカップルが参加しても、充実したひと時を過ごせそうに感じます。

トンボ玉制作体験の料金・予約・持ち物・服装

「佐竹ガラス 流工房」でのトンボ玉制作体験に参加中の台湾旅行社の女性

体験料金 【平日(9:30~/14:00~)】
一人2,000円~
※所要1時間40分
※トンボ玉の制作個数は、1人15個まで
※今後、価格改定の可能性あり

【土曜日(10:00~/13:00~/15:00~)】
一人2,500円~
※所要2時間
※今後、価格改定の可能性あり
予約 【参加希望日の3営業日以上前に電話/Webでの予約が必須】
Web:じゃらんnet/アソビュー/アクティビティジャパン
電話:0725-41-0146
持ち物 指定なし
※バーナーワーク中は室内温度が高くなるため、汗拭きタオルやミネラルウォーターなどを持参してもよい
服装 綿やウール(羊毛)など自然素材の服を推奨。脚なども出さない方がよい
※熱した色ガラス棒が飛び散る可能性もあるため

※金額は、すべて税・材料費込の表示です

「佐竹ガラス 流工房」の基本情報(アクセス・営業時間)

住所 〒594-0005
大阪府和泉市幸2丁目11-30
電話 0725-41-0146
アクセス 【公共交通機関】
・JR阪和線:信太山駅下車で徒歩約10分
【車】
・阪神高速4号湾岸線:助松出口から約10分/泉大津出口から約10分
駐車場 無料駐車場あり
※普通車7台分
営業時間 9:00~12:00・13:00~17:00
定休日 毎週日曜日
※祝日に当たる場合は、隣接する月曜日もしくは金曜日が代休となる※土曜日は、制作体験のみ開催
公式サイト https://www.satake-glass.com/

※最新の情報は、公式サイト等でご確認をお願いいたします
※記事中の金額は、すべて税込表示です