【茨城県】「つくば牡丹園」でフォトジェニックな光景を堪能し地元を再発見するデート

この記事では、茨城県つくば市にある「つくば牡丹園」での牡丹・芍薬(シャクヤク)の観賞を中心に、地元の魅力を再発見できるデートプランを紹介します。

つくば牡丹園は約800種6万株もの牡丹・芍薬をはじめ、さまざまな花を育てている関東随一の植物園です。華やかに咲く牡丹や芍薬の豪華な美しさは、誰もが魅了される圧倒的な魅力があります。

この素晴らしい牡丹・芍薬を楽しめる植物園ですが、一般公開されるのは例年4~5月の約1ヵ月間だけです。この時期にデートで訪れることができるカップルは、非常に幸運だといえるでしょう。

また周辺には「牛久大仏」や「あみプレミアム・アウトレット」など、見逃せない観光スポットも充実しています。花や植物が好きなカップル、茨城県つくば市・牛久市周辺でのドライブデートを考えているカップルは、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

こんなカップルにおすすめ!
向いてる年代:20歳〜59歳
おすすめカップル:お花が好き、植物が好き、自然あふれる環境でのんびりしたい、つくば市・牛久市周辺でドライブデートしたい
どんなデート?:植物園、牛久大仏、あみプレミアム・アウトレット、牛久シャトー、千勝神社

つくば牡丹園の魅力:年1回限定の牡丹・芍薬観賞デート

つくば牡丹園(Peony Garden Tokyo)で育成されるニューオーロラ種の牡丹
▲園内で育成されるニューオーロラ種の牡丹。気品あふれる豪華な姿が魅力的です。

「つくば牡丹園(Peony Garden Tokyo)」では、毎年4~5月の約1ヵ月間限定で、美しく咲き誇る牡丹や芍薬を楽しむことができます。お花や植物が好きなカップルにとって、見逃せない絶好の機会となっています。

今回のデートのメイン
つくば牡丹園(Peony Garden Tokyo)
周辺のデートスポット
・牛久大仏
・あみプレミアム・アウトレット
・牛久シャトー
・千勝(ちかつ)神社
ランチにおすすめのお店
Peony Garden テラス(メインスポット内に併設)

園内に一歩足を踏み入れると、まるで森の中を散策しているような雰囲気に包まれ、訪れた瞬間から癒やされる空間が広がっています。来園者は幅広い年齢層で、二十代と思われるカップルの姿も多く見られます。

華やかに咲く牡丹や芍薬の花々を眺めながら散策を楽しむと、緑豊かな森に溶け込むように建つカフェ「Peony Garden テラス」が現れます。自然と調和したこのカフェで、体に優しいヘルシーなランチを堪能できます。

カフェの看板メニュー「薬膳けんちんそば」は、季節の野菜がバランスよく載った上品な一品です。また、オリジナルの「芍薬茶」は、個性的な風味を持つハーブティーで、健康を意識した方におすすめです。

つくば牡丹園を満喫した後は、約15km離れた「牛久大仏」への訪問がおすすめです。高さ120mにも及ぶ世界最大級のブロンズ製阿弥陀如来像の圧倒的な存在感に、二人で感動を共有できるはずです。

それでは、今回のデートのメインスポットである「つくば牡丹園(Peony Garden Tokyo)」について、さらに詳しく見ていきましょう。

つくば牡丹園の見どころ:800種6万株の牡丹・芍薬と自然豊かな里山

つくば牡丹園(Peony Garden Tokyo)の朝霧の中で咲く牡丹
▲朝霧の中で華やかに咲く牡丹。淡い緑とのコントラストが美しい!

「つくば牡丹園(Peony Garden Tokyo)」は1989年の開園以来、無農薬・酵素農法にこだわっている植物園です。

6万平方メートルほどの自然豊かな里山からなる園内では、約800種6万株の牡丹・芍薬を始め、さまざまな植物が育成されています。なかには樹齢150年という長寿の牡丹「島の司」もあり、立派な美しい花を咲かせています。

牡丹・芍薬には、「つくば牡丹園」独自のオリジナル品種も多く存在し、その規模は世界最大級と言われています。筑波山を望める園内をカップルでゆったり散策すれば、華麗に咲き誇る花々と緑に囲まれて、二人でリラックスしたひと時を過ごせることでしょう。

また園内ではスタンプラリーも開催されており、全てのスタンプを集めると「つくば牡丹園」のオリジナルポストカードがもらえます。カップルで楽しむのにぴったりの、心遣いの行き届いたサービスです。

ここからは、「つくば牡丹園(Peony Garden Tokyo)」で園長を務められる関さんにご登場いただき、インタビュー形式で同園の特徴や魅力について伺っていきます。

無農薬栽培にこだわる牡丹園の環境づくり

つくば牡丹園(Peony Garden Tokyo)で育成されるチョコレートディア種の芍薬
▲色が濃くかわいいイメージの芍薬・チョコレートディア種も育成されている

編集部

つくば駅(つくばエクスプレス線)界隈は以前から土地勘のあるエリアでしたが、「つくば牡丹園(Peony Garden Tokyo)」には今回初めてお邪魔しました。園内からは筑波山が遠望できるのですね。

最初に、つくば牡丹園のロケーションや自然環境の魅力について教えてください。

関さん

常磐自動車道の谷田部ICから5分ほどでアクセスでき、東京都内からも車で1時間程度で到着できます。つくば牡丹園は田園風景の中にある自然豊かな里山です。

園内では、牡丹・芍薬といった貴重な花をおおよそ6万株、農薬不使用で育てています。木々や生態系を守った環境であり、カワセミも毎日遊びに来るような豊かな自然が広がっています。

つくば牡丹園(Peony Garden Tokyo)の里山の生態系で育成される牡丹
▲里山の生態系の中で健康な美しい牡丹が花開く

編集部

農薬不使用で6万株もの牡丹・芍薬を育成する植物園は、ほかで耳にしたことがありません。つくば牡丹園全体のコンセプトについて、改めて聞かせてください。

関さん

健康な牡丹・芍薬を育て、自然の生態系を維持するため、土作りからこだわり、園内全体を農薬不使用で管理しています。貴重な草木や自然の空気も含め、来園する皆さんに味わっていただければ幸いです。

編集部

実際お邪魔してみると、植物園全体が一つの自然の里山になっていることがよく分かりますね。緑の中に牡丹や芍薬が華麗に咲き誇るという、絶妙なバランス感覚だと思いました。

ビジュアル的にも非常にフォトジェニックな光景です。カップルで足を踏み入れると、森や雑木林の中をトレッキングしているような感覚になって、いきなりリラックスモードになれますね。

年間11ヵ月の準備期間:健康な花と生態系の復活を目指して

つくば牡丹園(Peony Garden Tokyo)で育成される満開の牡丹
▲4月に見事な満開を迎えた牡丹。園長さんの苦労を知れば、感動もひとしお

編集部

つくば牡丹園では、自然な生態系の維持を大切にされているそうですが、植物園の運営やサービスの基本方針を教えてください。

関さん

一年のうち11ヵ月は造園管理に集中しており、牡丹・芍薬が咲く春の1ヵ月強の間だけを開園し、お客さまにお披露目する運営形態です。開園期間中は、お客さまをお迎えすることを心より楽しみにしています。

最近は土作り・園芸の専門家として、記事の執筆・監修などを依頼されることが増えてきました。農家さんへのアドバイスが多いですが、ご家庭の園芸相談も承っておりますので、お気軽にお声かけください。

編集部

例年の開園期間は、4月上旬〜5月中旬までの1ヵ月強ですね。開園期間中でも、天候や土壌の状況によっては、やむを得ず休園する場合があると伺いました。

デートで訪れる前に、公式Facebookや「つくば牡丹園ずかん」で当日の開園状況・開花状況を確認しておくことをおすすめします。

>>つくば牡丹園公式Facebook

>>つくば牡丹園ずかん

関さんは現在、土職人としてメディアでも活躍されていますが、つくば牡丹園を開園されたきっかけは何だったのでしょうか?

関さん

サラリーマン時代に芳紀(ほうき)という種類の牡丹に一目惚れして、そこから一気に牡丹に夢中になりました。最初は先輩方のやり方を見様見真似でしたが、どうしても牡丹が病気になってしまいます。

その後、注意深く観察しながら現在のやり方にたどり着き、荒れた環境も少しずつ改良して生態系を復活させ、今では6万株もの牡丹が元気に育つ環境となりました。

編集部

長年の努力の末に、今の美しい牡丹園があるのですね。このような背景を知った上で園内の牡丹・芍薬を眺めれば、デートで訪れたカップルもより深い感動を共有できると思います。

里山に咲く牡丹・芍薬:早朝来園のすすめ

つくば牡丹園(Peony Garden Tokyo)で育成されるエンジェルチークス種の芍薬
▲ゴージャスに咲き誇るエンジェルチークス種の芍薬。優しいクリームカラーに惹かれる

編集部

つくば牡丹園の敷地面積は約6万平方メートルほどとお聞きしています。園内で見られる、主な植物について教えていただけますか?

関さん

牡丹・芍薬がメインで、当園オリジナルの品種や貴重種も多くあります。

それ以外にも葉の色が七色に変化していく「花散里(メイプルレインボー)」や「なんじゃもんじゃ」、「オオデマリ」、「シャガの群生」、「ドウダンツツジ」、「シャクナゲ」、「キバナオドリコソウ」なども、来園される皆さんによくご注目いただく植物ですね。

また実生(みしょう)(※1)の紅葉(もみじ)も多く育っています。

(※1)種子から発芽したてで、子葉などがある状態を指す。日当たりやそのほかの条件により、発芽したものも大部分は枯れてしまう。挿し木や接ぎ木で増やすことの対の意味で使われることが多い。

編集部

ちなみに、おすすめの来園時間帯はありますか?

関さん

天気がよい場合は、おすすめの来園時間帯は朝一番です。

日照りの日は、午後になると花が萎れてしまいますが、枯れたわけではありません。花は冷気や風雨から雄しべと雌しべを守るため、受粉が終わるまでは毎夕花びらを閉じて夜間に英気を養い、翌朝またきれいに咲くのです。咲きたての花は、雄しべがシャキンとしています。

つくば牡丹園(Peony Garden Tokyo)で育成されるハイヌーン種の牡丹
▲可憐なクリームイエローが映えるハイヌーン種の牡丹。美しい花に出会うためには、午前中早い時間帯の訪問がおすすめ

編集部

開園期間は毎年1ヶ月強とのことですが、牡丹や芍薬の一輪ごとの寿命はどのくらいなのでしょうか?

関さん

お花一輪ごとの命は、牡丹が3〜4日とまさに美人薄命です。芍薬は1週間ほどになります。

開花後に虫たちが訪れて受粉が進むと、徐々に雄しべが散り散りになっていきます。そうなると花は子孫の命を優先するため、自ら散っていきます。

それぞれの命の営みに目を向けていただいたり、時期ごとに入れ替わる主役の花を追っていただいたりすると、一段と奥行きを持って当園を楽しめるのではないでしょうか。

編集部

一輪ごとの花の命は、想像以上に短いものなのですね。訪れる人間と花たちとの出会いも、まさに「一期一会」だと感じます。翌日訪れても、もう同じ姿は見られないでしょうから。

デートでつくば牡丹園を訪れても、二人で同じ花々に出会い、同じ里山の光景を眺められるのは、まさにその瞬間だけなのですね。今この時、今横にいてくれる人を大切にしたいと改めて感じました。

GW後の「花いかだ」イベントとピクニックの楽しみ方

つくば牡丹園(Peony Garden Tokyo)で育成される藤
▲見事に咲いた藤の花!牡丹・芍薬以外にも、園内ではさまざまな植物が健康に育っている

編集部

カップルがデートでつくば牡丹園を訪れた際、園内のおすすめスポットはどちらになりますか?なるべく写真映えも意識して、ベスト3のご紹介をお願いします。

関さん

第3位は、「Peony Garden テラス」と「Peony Garden ギャラリー」です。園内の自然をたっぷりと感じられるカフェとギャラリーでくつろげば、日常から少し離れて、お二人の時間がより充実したものになると思いますよ。

関さん

第2位は、5月に見られる「一面の芍薬畑」です。いろいろな栽培方法を試してきた畑ですが、彼方に筑波山を望める人気の撮影スポットになっています。まだ名前の付いていない新種も多くあるんですよ。

つくば牡丹園(Peony Garden Tokyo)内の5月の芍薬畑
▲5月に見られる一面の芍薬畑。アングルによっては、筑波山の遠景と一緒に撮影できる!

関さん

そして第1位は、池に浮かぶ「花いかだ」です。GW明けの土日に、たくさんの芍薬の花をいかだにして池に浮かべる企画が大人気になっています。

近隣の芍薬農家さんの市場に出荷できなくなったお花のもぎりをお手伝いしているのですが、農家さんのご好意でそのお花を頂戴して、GW明けの池に浮かべて皆さんに観賞いただいています。

つくば牡丹園(Peony Garden Tokyo)内の池に浮かぶ花いかだ
▲フォトジェニックで美しすぎる「花いかだ」。園内でも最高の撮影スポット!

▼つくば牡丹園YouTube公式チャンネル
つくば牡丹園 - Peony Garden Tokyo in Tsukuba -

編集部

またデートで訪れたカップルにおすすめの、園内での過ごし方などもありますか?

関さん

広さ約6万平米の園内には、ところどころベンチやテーブルが置かれています。二人でしっくりくる場所を見付けて、そこでしばらく何も考えない時間を過ごしていただくのもおすすめですね。

鳥の声や風のそよぐ音、花の香りを感じてみてください。森の空気が好きな方もいらっしゃれば、草原の雰囲気が好きな方もいらっしゃると思います。心と体がじんわりとリセットされるでしょう。

テラスでのんびりするのがお気に入りという方や、日々入れ替わるさまざまな牡丹・芍薬を写真に収めたいと毎週いらっしゃる方、ペットとの時間を楽しまれる方など、とにかく皆さんお好きな過ごし方をされています。

GW以外はそこまで混雑することもないので、どなたでもストレスなく過ごしていただけるはずです。

つくば牡丹園(Peony Garden Tokyo)で育成される水仙
▲素人目に見ても、元気に育っていることが伝わってくる水仙

関さん

ゴミのお持ち帰りを徹底いただければ、お弁当などフード・ドリンク類の園内持ち込みも自由ですよ。思い思いに楽しんでいただければと思います。

また園内は農薬不使用のため、ペットと過ごされる場合にも心配せずにいられるようです。ウサギ連れの方などもいらっしゃいましたね。

なお犬や猫をお連れの際には、リードを付けていただいた上、生態系を守り維持するために、マナーパッド(ペット用おむつ)の使用をお願いしています。

編集部

ちなみにつくば牡丹園として、園内でイベントなども実施されているのでしょうか?

関さん

スタンプラリーを常時開催していて、園内を巡っていただく折のガイドにもなっています。お城ファンの方を中心に好評だった御城印に加え、今年2022年は牡丹印・芍薬印が登場しました。

トリビュート種(牡丹・当園オリジナル)と令和種(芍薬・当園オリジナル)、黄冠種(牡丹・貴重種)の3つのスタンプがあり、ご自身で捺印して完成いただく記念印となっています。

里山の緑と一体化したカフェでヘルシーランチ&お土産選びを!

つくば牡丹園(Peony Garden Tokyo)内のPeony Garden テラス付近の様子
▲里山の緑と一体化したカフェ「Peony Garden テラス」

編集部

園内カフェの「Peony Garden テラス」の代表的な人気メニューを教えていただけますか?

関さん

オリジナルの「薬膳けんちんそば/うどん」や「お抹茶セット(地元銘菓「福来ごおり」付き)」、当園で育てた芍薬を100%使った「芍薬茶」、そして「サザコーヒー(※2)」などが人気メニューです。これらは、デート中のランチや休憩にぴったりですよ。

(※2)茨城発祥のコーヒーショップ「サザコーヒー」で品種開発・販売されているコーヒー豆を使用したコーヒー

編集部

お土産の購入もできるのでしょうか?

関さん

はい、できますよ。「Peony Garden テラス」では、芍薬茶や提携農家さんの美味しいミニトマト、園内で採れた野菜などがお土産に人気です。

また「Peony Garden ギャラリー」では、2022年はコラボ先「はいいろオオカミ + 花屋 西別府商店」の西別府久幸さんの作品をご購入いただけます。

つくば牡丹園(Peony Garden Tokyo)内の建物と芍薬
▲自然あふれる園内のデザインや植栽からは、やはりセンスのよさを感じてしまう

編集部

入口付近のウェルカムエリアでも、お買い物ができるのでしょうか?

関さん

はい、ウェルカムエリア内の園芸品売り場では、貴重な牡丹鉢やさまざまな鉢植え、堆肥などをご用意しています。

牡丹鉢は、一般的なお店では手に入らないような種類も多く、牡丹農家さんと長年協力してきた当園ならではのものとして、園芸ファンの皆さんから人気なんです。

また、サラブレッドの馬ふんを独自技術で堆肥化した「サラブレッドみほ」も販売しています。土にも花・作物にもよいと評判ですよ。植物の育て方などもぜひご相談ください。

編集部

牡丹鉢は、つくば牡丹園らしいお土産ですね。庭に植え替えられるカップルならば、デート記念に1鉢購入して、毎年春にお花を観賞するのも素敵です。

来園者の声:つくば牡丹園の口コミと評価

つくば牡丹園(Peony Garden Tokyo)で育成される150歳のご長寿牡丹・島の司
▲150歳になるご長寿牡丹・島の司も艶やかな花を咲かせてくれる

編集部

「つくば牡丹園(Peony Garden Tokyo)」に来園された皆さんから、よく耳にされるお声・感想などはありますか?

関さん

「牡丹、芍薬ともに貴重な種類のお花がたくさん咲いて素晴らしい!」と言っていただけることが多いですね。また「何よりも自然に癒された!」と仰る方も相当数いらっしゃいます。

編集部

自然が好きなカップルであれば、仮に植物にあまり詳しくなかったとしても、つくば牡丹園で充実した時間を過ごせそうだと思いました。

「スタッフさんが親切」「カフェでリラックスできる」の声も!

編集部でも独自に、つくば牡丹園を訪れた方々がGoogleやSNS上に残された口コミ・評価をチェックしました。主なものを要約して紹介します。

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里山を散策しながら牡丹や芍薬を観賞でき、見応えはたっぷり!様々な種類の花を楽しめます。
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園内は広く、スタンプラリーでオリジナル絵葉書をいただけます。楽しみながら園内を巡れるのが魅力です。
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森の中のカフェでゆったりと過ごす時間が最高でした!自然に囲まれた雰囲気が素晴らしいです。
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スタッフさんが感じよく親切で、お手洗いも清潔です。快適に過ごせる環境が整っています。

全体的に高評価だと感じました。里山を散策しながら、美しい牡丹や芍薬の花を満喫できることは、多くの方に好評です。加えてスタッフの対応や、カフェなど園内の施設を評価する声も目立ちます。

デートでカップルがつくば牡丹園を訪れれば、自然に囲まれた環境で満ち足りた気分のひと時を過ごせそうですね。

「つくば牡丹園」からカップルへのメッセージ

つくば牡丹園(Peony Garden Tokyo)内の池と橋
▲池と赤い橋のある風景。園内はフォトジェニックで、絵葉書のようなシーンにしばしば出会える

編集部

最後になりますが、デートで「つくば牡丹園(Peony Garden Tokyo)」を訪れることを検討中のカップルに向けて、メッセージをお願いします。

関さん

自然の中でゆっくり過ごしたいカップルに、つくば牡丹園はおすすめです。

インスタグラムなどで話題になる「一面の花畑」のような作り込まれた風景も魅力的ですが、当園には異なる魅力があります。

当園ではゆったりした時間が流れており、花や草木の一つ一つに個性があること、森の木々が神々しいこと、日々季節が進んでいく様子を感じられます。

お二人の関係をじんわりと育んでいく、その思い出の1ページに当園も貢献できましたら、これ以上ない喜びです。

編集部

関さん、本日はお忙しい中、長時間にわたりお話を聞かせていただき、誠にありがとうございました。

「つくば牡丹園(Peony Garden Tokyo)」の基本情報

住所 〒300-1248
茨城県つくば市若栗500
電話番号 029-876-3660
開園期間 例年4~5月の約1ヵ月間
※牡丹の生育・開花状況に応じて毎年調整
※2023年の開園期間は 4/8(土)〜5/21(日)
開園時間 9:00~17:00
休園日 荒天日
※天候・土壌の状況により、開園期間中でも臨時休園の可能性あり(事前に公式Facebookや「つくば牡丹園ずかん」サイトで確認推奨)
アクセス 【車】
常磐自動車道「谷田部IC」から約5分
【公共交通機関】
・JR常磐線「牛久駅」からみどりの駅行きバス20分→茎崎若栗バス停下車、徒歩5分
・つくばエクスプレス線「みどりの駅」から牛久行きバス20分→茎崎若栗バス停下車、徒歩5分
駐車場 無料駐車場完備
※普通車300台・大型車20台収容可能
入園料 (大人)1,000円/名
※障がい者手帳提示の方は800円
※車いす補助者1名も800円
飲食施設 Peony Garden テラス
※ゴミの持ち帰りを条件に、園内へのフード・ドリンク類の持ち込み可
公式サイト 【つくば牡丹園】
https://jp.peonygardentokyo.com/
【つくば牡丹園ずかん】
https://sites.google.com/view/
peonygardentokyointsukuba

※開園状況・開花状況の確認可能
公式SNS つくば牡丹園公式Facebook
※開園状況・開花状況の最新情報を確認可能

※最新の情報は必ず公式サイト等でご確認ください。
※記事中の金額はすべて税込表示です。

つくば牡丹園周辺のおすすめデートスポット

「つくば牡丹園」を午前中に訪れた後、ランチを楽しんでから巡りたい周辺のおすすめデートスポットをご紹介します。

茨城県つくば市・牛久市周辺は、豊かな自然が残っているだけでなく、カップル向けの魅力的なスポットも多数あります。ドライブデートにも最適なエリアとなっています。

おすすめのデートスポット

牛久大仏:120mの世界最大級ブロンズ像と絶景展望台

「つくば牡丹園」から南東に約15km移動すると、世界最大級のブロンズ製阿弥陀如来像「牛久大仏」に出会えます。その高さは120mにも及び、大仏の胸部に位置する展望台は地上から85mの高さにあります。

展望台へはエレベーターで簡単にアクセスでき、関東平野の壮大な景色を楽しむことができます。晴れた日には、東京スカイツリーや遠方の富士山まで見渡せる絶景スポットとなっています。

浄土真宗東本願寺派の由緒ある牛久大仏ですが、敷地内には「仲見世通り」も設けられており、地元の特産品やお土産が豊富に取り揃えられています。カップルでゆっくりと散策を楽しめる、魅力的な観光地となっています。

公式URL:牛久大仏

あみプレミアム・アウトレット:西海岸風の街並みでショッピングデート

「あみプレミアム・アウトレット」は、「牛久大仏」から約1.5kmの距離にある、カップルにおすすめのデートスポットです。米国西海岸の開放的で明るい街並みを再現した施設内を、二人でゆったりと散歩するだけで異国情緒を味わえます。

平日は比較的空いている時間帯が多く、のんびりとマイペースで買い物や食事を楽しめる穴場です。ただし、セール期間中は混雑するので、ゆったりとしたデートを楽しみたい場合は避けた方が良いでしょう。

旧モデルの商品であれば定価の半額で購入できるものもあり、お得な掘り出し物を探す宝探しのような楽しさも味わえます。また、西海岸風の街並みから見える牛久大仏の風景は、ユニークでフォトジェニックな光景を楽しめます。

公式URL:あみプレミアム・アウトレット

その他の周辺デートスポット:牛久シャトーと千勝神社

  • 牛久シャトー(明治時代の雰囲気が残る国指定重要文化財のワイン醸造所)
  • 千勝(ちかつ)神社(牛久沼のほとりに建つ「諸願成就の神」猿田彦大神を祀る由緒ある神社)

まとめ:つくば牡丹園で体験する一期一会の花巡りデート

今回紹介したのは、毎年春に約1ヶ月間だけ公開される「つくば牡丹園」で、牡丹・芍薬の花を観賞することを中心に、地元の魅力を再発見するデートプランです。

牡丹などは開花後3~4日で自然に散ってしまいます。園内の里山で今日見た光景は、明日には変わってしまいます。人と人との出会いはもちろん、花と人との出会いも、まさに一期一会なのです。

大切な相手とつくば牡丹園を訪れることで、お互いの存在の大切さに気づき、感謝の気持ちを深められる一日を過ごせるかもしれません。二十代のカップルが多く訪れる理由も、このような特別な体験ができるからだと考えられます。