【奥尻島】カップル必見!絶景スポット&グルメを巡る完璧デートプラン
この記事では、奥尻島(おくしりとう)観光協会の事務局員および奥尻町地域おこし協力隊の浦山さんにお聞きした情報をもとに作成した、奥尻島内の“映え”スポットを巡るデートプランをご紹介します。
北海道南西部に位置する奥尻島は、島の約7割がブナ林に覆われた自然あふれる島です。水深25mを誇る島周辺の海は「奥尻ブルー」と呼ばれており、島を一周すると海の青と森の緑をダイレクトで感じることができます。
また、奥尻島には7~8月に旬を迎えるウニをはじめ、奥尻ワインや地酒といった特産品がたくさん。グルメやお土産選びも存分に楽しめる、デートにおすすめの離島です。
今回は、そんな奥尻島で特に人気の“映え”スポットを巡るプランを考えました。非日常の思い出作りがしたいカップルは、ぜひ参考にしてみてください。
奥尻島の“映え”スポットを巡るおすすめルート
今回は、フェリーで奥尻島に到着後、レンタカーを借りて島内を巡るデートプランをご紹介します。
フェリーを降りてレンタカーを借りたら、まずは車で約2分のところにある「cafe faro(カフェ ファーロ)」でひと休み。その後、南下して奥尻島のシンボルである「鍋釣岩(なべつるいわ)」や「うにまるモニュメント」を鑑賞します。
そこから車を10分ほど走らせ、絶景神社として有名な「宮津弁天宮」にて写真撮影やお参りを満喫したら、車で約10分の場所にある「北の岬さくらばな」で地場産新鮮魚介のランチを。
そして、車で20分ほどのところにある「球島山(たましまやま)展望台」で奥尻島北部と対岸の檜山(ひやま)沿岸を大パノラマで堪能したら、最後に車を30分ほど走らせて海沿いの湯浜地区へ向かい、奥尻ブルーの海×夕日の絶景や「神威脇温泉保養所」での温泉などを楽しむコースです。
ここからは、各スポットの魅力をひとつひとつ見ていきましょう!
おすすめ“映え”スポット1:奥尻ブルーとの撮影が素敵「鍋釣岩」
鍋釣岩は、奥尻ブルーの海に佇む高さ約19メートル、周囲約100メートルの奇岩です。自然の力によってできた空洞が岩の中央にあり、鍋釜に釣を懸けた形に似ていることから「鍋釣岩」と呼ばれています。
そのまま奥尻ブルーと撮影しても素敵ですが、遠近法を用いて鍋の取っ手をつまむように撮影するのもSNS等で大人気。時間帯によっては砂浜に降りられるため、近くまで行ってダイナミックな岩肌にフォーカスした写真を撮るのもいいですね。
また、タイミングが良ければ行き交う漁船と鍋釣岩の風情豊かな一枚を撮影できますよ。
鍋釣岩がある東側の海岸には朝日が昇るので、旅行などで時間が合えば早朝に訪れると朝日×奥尻ブルーの絶景を眺められますよ。また、太陽が真上にある日中の時間帯も、青緑がかった奥尻ブルーが映えて美しい写真を撮影できます。
なお、鍋釣岩の近くには食堂やお寿司屋さん、カフェが点在しており、食事や休憩をあわせて楽しむこともできます。
鍋釣岩の魅力を最大限に引き出す撮影ポイントとアクセス情報
住所 | 〒043-1401 北海道奥尻郡奥尻町奥尻 |
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電話番号 | 01397-2-3111 |
最寄り駅 アクセス |
フェリーターミナルから徒歩で約5~10分、車で約1分 (最寄りのバス停:「奥尻十字街」) |
営業時間 | ライトアップは22:00まで |
公式サイト | https://www.visit-hokkaido.jp/spot/detail_10316.html |
おすすめ“映え”スポット2:夜のライトアップが幻想的「うにまるモニュメント」
「うにまる公園」内にあるうにまるモニュメントは、奥尻特産のキタムラサキウニがモチーフのモニュメントです。ウニのトゲをイメージした突起が120本あり、夜間にはライトアップされて幻想的な光景を楽しめます。
イカ漁の時期の夜間に訪れるなら、漁火を背景にライトアップされたうにまるモニュメントを撮影するととても綺麗です!また、春の時期にヤエザクラ×うにまるモニュメントの華やかな風景を撮影するのもおすすめですよ。
うにまるモニュメントを楽しむためのベストタイミングとアクセス方法
住所 | 〒043-1402 北海道奥尻町字赤石(うにまる公園内) |
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電話番号 | 01397-2-3404 |
最寄り駅 アクセス |
フェリーターミナルより徒歩約20~30分、車で約5分 |
公式サイト | https://www.town.okushiri.lg.jp/hotnews/detail/00001038.html |
おすすめ“映え”スポット3:奥尻島屈指の絶景スポット「宮津弁天宮」
宮津弁天宮は海上に突き出た丘の上にある神社で、奥尻島屈指の絶景スポットとして知られています。入口からお社までの階段は164段あるため体力が必要ですが、頂上には疲れも吹き飛ぶほどの美しい景色が広がります。
宮津弁天宮からの景色は一年を通して見ものです。夏の鮮やかな風景はもちろん、雪が積もる冬の時期も素敵ですよ。くもりの日や霧がかかっている日も、独特の雰囲気で魅力的な写真が撮れると思います。
宮津弁天宮周辺で楽しむ:東風泊海水浴場でのんびりデート
宮津弁天宮から車で約5分のところには、島内唯一の砂浜海岸である「東風泊海水浴場(東風泊海岸海水浴適地)」があります。更衣室やシャワー、トイレが整備されていて快適に過ごせるため、夏の時期ならカップルで海水浴を楽しむのもよいでしょう。
また、砂浜で奥尻ブルーの海をバックに記念撮影を楽しむのもおすすめです。晴れている日は特に白と青のコントラストが美しく、素敵な写真に仕上がりますよ。
ちなみに、砂浜ではキャンプを楽しむことも可能です。
公式:東風泊海岸海水浴適地
宮津弁天宮の魅力を堪能するための訪問ガイド
住所 | 〒043-1404 北海道奥尻郡奥尻町宮津 |
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電話番号 | 01397-2-3404 |
最寄り駅 アクセス |
フェリーターミナルより車で約10分 |
公式サイト | https://unimaru.com/?p=22779 |
おすすめ“映え”スポット4:奥尻島を360度見渡せる絶景スポット「球島山展望台」
球島山展望台は、標高369.3mの「球島山」の頂上にある展望台です。山頂のすぐ下まで車でアクセスでき、駐車場からの約90段の階段を上った先に奥尻島を360度見渡せる絶景スポットがあります。
晴れた日には鍋釣岩と北海道本土がくっきりと見え、パノラマ撮影で撮影すると球島山展望台からの景色を存分に堪能できます。
おすすめのシーズンは5~10月頃で、夏の時期には色とりどりのアジサイが絶景に華を添えます。なお、11月頃から通行止めとなるため注意してください。
球島山展望台で楽しむパノラマビューとアクセス情報
住所 | 〒043-1403 北海道奥尻郡奥尻町球浦 |
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電話番号 | 01397-2-3456 |
アクセス | フェリーターミナルより車で約15分 ※山道でアップダウンが激しいところがあるため、徒歩ではなく車でのアクセスがおすすめ |
公式サイト | https://unimaru.com/?p=22767 |
おすすめ“映え”スポット5:時間帯によって異なる絶景が堪能できる「奥尻ブルーの海(湯浜地区)」
奥尻島西側の湯浜地区には手つかずの海岸線が広がっており、奥尻ブルーの海を大パノラマで満喫できます。太陽が水面に反射しない午前中の時間帯に訪れれば鮮やかな青の風景が広がり、夕暮れ時に訪れれば夕日が織りなすロマンチックな光景を堪能できますよ。
また、この一帯は砂浜が少ない岩石海岸で、変わった形の岩がたくさんあります。ぜひカップルで海岸線を散策しながら、ユニークな岩探しを楽しんではいかがでしょうか。
さらに、シーカヤックやSUP、カヤックフィッシングなどのアクティビティにチャレンジするのもおすすめですよ。運が良ければ魚群に出会えるかもしれません。
おすすめの時期は5~10月で、特に9・10月は天気が安定していて比較的涼しいことから撮影にぴったりです。
湯浜地区で疲れを癒す:神威脇温泉保養所でのんびりタイム
近隣の神威脇地エリアには温泉施設の「神威脇温泉保養所」があり、大人は420円で日帰り温泉を楽しめます。1階は源泉そのままの赤茶色の湯の浴場で、2階には鉄分を除去した澄んだ湯の浴場があり、2階の展望浴室から眺める夕日は絶景です。
1階の温泉はとても熱いですが、湯から上がってもしばらく身体がポカポカで気持ちいいですよ。
公式:神威脇温泉保養所
奥尻ブルーの海を最大限に楽しむための訪問ガイド
住所 | 〒043-1406 北海道奥尻郡奥尻町湯浜 |
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最寄り駅 アクセス |
フェリーターミナルから青苗経由で約45分 ※奥尻市街地から抜ける場合は約30分(冬季通行止め) |
公式サイト | https://unimaru.com/?page_id=35 |
食べる“映え”スポット1:木の温もりあふれるおしゃれなお店「cafe faro」
cafe faroは、奥尻島市街地にあるアットホームなカフェです。木の温もりあふれるおしゃれな店内ではパンケーキやパフェといったスイーツメニューが充実しており、特に低温でじっくり蒸し焼きしたパンケーキは「見た目がかわいくて、しっとり・ふわふわの食感がたまらない!」などと人気を集めています。
また、デザートだけでなくカルボナーラや豚丼、カレーなどの日替わりランチメニューも豊富にあるほか、ドリンク類も充実。カップルで異なる種類を注文してシェアして食べたり、パンやクッキーなどのテイクアウトグルメを購入してドライブ中に味わったりしてもいいですね。
わたしのおすすめは「カルボナーラ」と「キーマカレー」です。
どちらも本格的な味わいで、メニューにある時は必ず注文しています。夜営業もしており、お酒を飲みながらピザなども食べられますよ。
cafe faroで楽しむカップルおすすめメニューと訪問方法
住所 | 〒043-1401 北海道奥尻郡奥尻町奥尻奥尻792 |
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電話番号 | 01397-2-7635 |
最寄り駅 アクセス |
フェリーターミナルから車で約1分、徒歩で約3~5分 (最寄りのバス停は「奥尻町役場前」) |
営業時間 | 11:00~22:00 |
定休日 | 木曜日 |
公式サイト | 食べログ公式:https://tabelog.com/hokkaido/A0105/A010503/1059412/ |
食べる“映え”スポット2:期間限定でウニ丼が堪能できる「北の岬さくらばな」
北の岬さくらばなは、奥尻島の漁師さん一家が経営するおみやげ店兼食堂です。地場産の新鮮魚介を味わえるお店として地元住民や観光客から人気を集めており、7月中旬~8月中旬には期間限定でウニ丼も堪能できます。
また、鍋釣岩の形をしたライスが目を引く「なべつるカレー」も看板メニューで、アワビやタコなどの海産物がふんだんに入ったカレーは見た目も味も抜群です。さらに店頭の水槽から出したばかりの貝を目の前で焼いてくれる焼き物も写真映えバッチリで、アワビやホタテ、ツブ貝などがあり贅沢な気分に浸れます。
お土産品コーナーにはウニや塩辛、地酒などが種類豊富に置いてあるため、ぜひおうちデート用に購入されてはいかがでしょうか。
私のおすすめメニューは、奥尻産のめかぶを使用した「めかぶなっとう蕎麦」です。さっぱりと食べられるため、暑い夏にもぴったりですよ。
北の岬さくらばなで堪能する奥尻島の味覚とアクセス情報
住所 | 〒043-1405 北海道奥尻郡奥尻町稲穂108 |
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電話番号 | 01397-2-3630 |
最寄り駅 アクセス |
フェリーターミナルから車で約15分 (最寄りのバス停は「賽の河原」) |
営業時間 | 9:00~16:30 ※営業期間:5月末~10月末まで(詳細は要確認) |
定休日 | 不定休 |
公式サイト | https://okushiri-sakurabana.com/index.html |
取材協力:奥尻島観光協会(https://unimaru.com/)