愛媛県八幡浜市「道の駅八幡浜みなっと」の俯瞰写真

【愛媛県】「道の駅 八幡浜みなっと」を起点に「八幡浜大島」へ渡り一日遊びつくすデートプラン

この記事では、愛媛県八幡浜市にある「道の駅 八幡浜みなっと」からスタートし、八幡浜市散策やフェリーに乗って八幡浜大島へ渡る、一日めいっぱい遊ぶデートコースをご紹介します。

スタート地点である道の駅は、名産のみかんや地元野菜、獲れたての魚介などが並ぶ産直市場、八幡浜市のソウルフードや地場の食材を使ったメニューが味わえるフードコートなどが充実し、地元の方や観光客で賑わっています。

八幡浜の豊かな恵みや自然を五感すべてで感じ、半日でプチ旅行した気分になれる、お腹も心も大満足のデートプランです。

こんなカップルにおすすめ!
向いてる年代:20歳〜39歳
おすすめカップル:ご当地グルメ好き、景色のよいスポットに行くのが好き
どんなデート?:少し早起きして、朝ごはんから夕方の温泉までアクティブに遊ぶデート
目安時間:朝から夜まで半日
目安予算:二人で7,000円くらい※飲食代やお土産代は含まず

概要:道の駅八幡浜から始まるアクティブデートプラン

今回ご紹介するのは、道の駅で朝ごはんを食べるところからスタートする、ちょっと早起きプランです。活気ある市場の雰囲気を感じられたり新鮮魚介丼などが楽しめたりするので、朝が苦手な方も頑張って早起きしてくださいね。

8:00~11:00 道の駅内「どーや市場」見学・買い物、「どーや食堂」などで朝ごはん
レンタサイクルで周辺散策または音声ガイド使って街歩き
お土産及びテイクアウトのランチを購入
11:00~17:30 定期船で「八幡浜大島」へ
道の駅でテイクアウトしたランチを食べ、島内散策
18:00~ 八幡浜港に戻り、「みなと湯」でゆっくり

「八幡浜大島」への定期船は一日に3便(朝・昼・夕方)あり、今回は八幡浜港11:30発の便に乗るスケジュールになっています。ランチは道の駅でテイクアウトして、八幡浜大島の景色のよい場所で食べるのがおすすめです。

早起きが苦手な方はスタート時間を遅らせて、道の駅内でブランチを済ませてから島へ向かうのもよいでしょう。

>>八幡浜大島への定期船時刻表はこちら

「道の駅 八幡浜みなっと」は海と山の恵みの宝庫

道の駅八幡浜みなっとの売店入口

「道の駅 八幡浜みなっと」は愛媛県八幡浜市にある八幡浜港に隣接する道の駅で、四国の西の玄関口としての観光情報発信、地元産の柑橘類や目の前の漁港から届く新鮮な魚介類の販売を行っている他、この土地ならではの名物料理が味わえるフードコートなどを備えています。

広い芝生の公園もあるので、ドライブの途中のリフレッシュも兼ねて、目の前の青い海、そしてみかんの段々畑が広がる山間を眺めながらのんびり散歩することもできます。

今回は「道の駅 八幡浜みなっと」を運営している株式会社アゴラ運営部の中村さんに、施設の特徴や見どころなどを詳しく伺いました。

八幡浜の新たな食文化の発信地として人々が集う場所

編集部

港町らしく、とても活気のある道の駅ですね。まずは「道の駅 八幡浜みなっと」の特徴や、どのようなコンセプトの道の駅なのか教えてください。

中村さん

「道の駅 みなとオアシス八幡浜みなっと」は、松山ICから車で1時間半と、気軽に立ち寄れる場所にあります。八幡浜フェリーターミナルに隣接し、九州に対しての西の玄関口でもあります。みなっとの芝生広場からは、海を挟んだ向かい側に、山の斜面に連なる石積みの段々畑を眺めることができます。

道の駅誕生の背景には「生まれ育った八幡浜を、衰退させたくない。八幡浜のよさを、もっとたくさんの人に知ってほしい。この土地のおいしいもの、古くから受け継がれてきたものを生かし、新しい風を起こしたい」という私たちの想いがありました。

八幡浜の海と大地に育まれた食の恵みを提供し、人々が集い、おいしく食べ、ふれあい、心も満たす場。八幡浜の新しい食文化の発信拠点として、また地元はもちろん県内外の方々が交流する場として、さまざまなものを提供しています。

編集部

大都市への人口集中が進み、日本の地方都市は人口減少や地域衰退という問題を抱えていると聞きます。受け継がれてきた文化や産業を衰退させないよう、次の世代に繋いでいくために、新たな取り組みや魅力発信をされているのはとてもすばらしいと思います。八幡浜を盛り上げたい、という皆さんの想いが道の駅の活気あふれる雰囲気を作っているのでしょうね。

産直品が充実「アゴラマルシェ」

産直品が並ぶ「アゴラマルシェ」の売り場
▲「アゴラマルシェ」には産地直送の品がズラリ

編集部

八幡浜ならではのお土産や産地直送品など、物販にはどのようなものがありますか?

中村さん

みなっと内アゴラマルシェの産直コーナーでは、新鮮なみかんをはじめとする柑橘類や季節の果物、野菜をメインに販売しています。9月~4月頃は柑橘類が豊富で、みかんやまどんな、甘平などがとても人気です。甘平は毎年2月頃には販売されます。

「新鮮な野菜を届けたい」「おいしい柑橘類を届けたい」という生産者が多く、温州みかんの本場八幡浜で丁寧に育てられた柑橘類をできるだけおいしい状態で届けるために、日々努力しています。

お土産品の中でもみかんジュースは年間通してよく売れる商品で、100種類を超える柑橘ジュースコーナーもあります。そのほか、柑橘ゼリー、地元の和菓子、じゃこ天、マーマレードなどを販売しています。

何種類もの柑橘類(みかん)が並ぶ産直売り場
▲太陽の光をいっぱい浴びて育った八幡浜のみかん

何十種類ものみかんジュースが並ぶ商品棚
▲みかんジュースだけで驚くほどの種類がある

編集部

さすがみかんの一大産地、たくさんの種類の柑橘類がありますね。そして、こんなにたくさんの種類のみかんジュースが並ぶ様子は圧巻ですね。いくつか買って飲み比べをしてみたいです。

中村さん

ストレートみかんジュースは一度飲んでほしいです。濃厚なストレートジュースなら素材そのものの味を楽しめますよ。また、アゴラマルシェ店内にはジュースが出る蛇口も設置しており、この蛇口から出る濃厚なストレートみかんジュースをぜひ味わっていただきたいですね。思い出づくりにもおすすめです。

みかんジュースの蛇口
▲濃厚なストレートみかんジュースが味わえる

編集部

蛇口をひねるとおいしいみかんジュースが出てくるなんて夢のようですね。みかんの産地らしい、インパクト大のサービスだと思います。

カップルがお土産に選ぶとしたら、どんな商品がおすすめでしょうか?中村さん的イチオシ商品をぜひ教えてください。

中村さん

「ライム&ゆずマーマレード」をおすすめします。ハート型のライムが入っているマーマレードで、幸せを運ぶハートのライムと呼ばれています。ライムのおかげで後を引かない爽やかな苦みと、どこか心を落ち着かせてくれるゆずの甘みが止まらないおいしさに仕上がっています。

ライム&ゆずのマーマレードの瓶
▲お洒落なパッケージはお土産に喜ばれそう

マーマレードの中に見えるハート型にくり抜いたライムの皮
▲小さなハート型が幸せを運んでくれる♪

編集部

瓶の中に小さな可愛いハートがいっぱい見えますね。パンに塗ったりヨーグルトに添えたり、おいしく味わいながら幸せな気持ちになれそうです。

石窯で焼き上げるおいしいパンも人気

編集部

フードコーナーに石窯があるそうですね。焼き立てのパンが買えるのですか?

中村さん

パン工房ではできたての塩パンや食パンが人気で、石窯ピザも人気があります。特に湯種食パンが人気で、焼き上がりを予約するお客様も多くいらっしゃいますよ。

フードコート内の石窯パン工房
▲焼き立てパンのいい香りが漂うパン工房

籠に入った美味しそうな塩パン
▲バターの風味と塩味が絶妙な「塩パン」

パン工房で焼かれた食パン
▲外はサクッ、中はもっちりの「湯種食パン」

美味しそうに焼けている特製ベーコンピザ
▲薪で起こした圧倒的火力の石窯で焼き上げた本格ピザ

編集部

こちらのホームページの観光物産情報のところに、塩パン発祥のパン屋さんが八幡浜市にあると書いてありました。塩パンはここ数年とても人気があって、パン屋さんの一番目立つところに並べられていることも多く、焼き立てはすぐに売り切れたりしていますよね。そんな人気パンの発祥地が八幡浜市にあったとは知りませんでした。そのお店にも行ってみたくなりますね。

魚介が新鮮「どーや市場」

編集部

港に隣接していることもあり、新鮮な魚介が揃う市場もあるそうですね。

中村さん

はい、八幡浜は農水産物に恵まれた港町です。目の前に広がる宇和海では、古くからトロール漁が盛んに行われ、四季を通じて新鮮な魚介が八幡浜港に水揚げされています。道の駅内「どーや市場」では、水揚げされたばかりの新鮮な魚介類の販売をしています。

海鮮物を販売する「どーや市場」の外観
▲新鮮で安全・安心な魚介が揃う「どーや市場」

鮮魚店がひしめく「どーや市場」の様子
▲「うまいよ!どーや!どーや!」と威勢のよい声が飛び交う

どーや市場内の海鮮バーベキューコーナー
▲どーや市場の魚介類をその場で焼いて食べられる

編集部

どーや市場で選んだ魚介を、すぐ隣のバーベキューコーナーで焼いて食べることもできるそうですね。獲れたて、焼き立てを味わえるのは最高の贅沢だと思います。港に隣接した道の駅だからこそできることですね。

ソウルフードを食べつくす「フードコート」

編集部

道の駅で食べられるお食事やスイーツにはどんなものがありますか?また、中村さんが特におすすめだと思うものもぜひ教えてください。

中村さん

フードコートの八幡浜チャンポンは定番の人気商品です。鶏ガラのスープであっさりとした八幡浜ちゃんぽんは市内でも提供する店舗が多く、八幡浜のソウルフードです。

テイクアウトコーナーには八幡浜屈指のクレープ店「Roll Crepe Coffee」があり、そこではおいしいクレープとドリップコーヒーを提供しております。季節のクレープがおすすめです!また、みかんソフトクリームもテイクアウトできますよ。

私がデート中のカップルの方に特におすすめしたいのは、カフェ「chouchou」のおしゃれなランチプレートですね。フードコートでは八幡浜ちゃんぽん、みなっと鯛めしが人気でおすすめです。たくさん食べたいときは石窯ピザをシェアして食べるのも最高ですね。

野菜やかまぼこなど具材たっぷりの「八幡浜ちゃんぽん」
▲八幡浜のソウルフードとして市民に愛される「八幡浜ちゃんぽん」

丼にびっしり鯛が敷き詰められた「みなっと鯛めし」
▲鯛の切り身が豪快にのっている「みなっと鯛めし」

テイクアウトコーナーのクレープ店「Roll」の看板
▲テイクアウトクレープ店「Roll Crepe Coffee」

ご当地スイーツ「みかんソフトクリーム」
▲みかんソフトクリームを食べながらの散歩は最高!

編集部

どれもおいしそうで全部食べたくなります。迷ったらカップルで別々のものをオーダーしてシェアするのもよいですよね。

道の駅で楽しめるアクティビティ&フォトスポット

編集部

道の駅でカップルが楽しめるアクティビティなどはありますか?

中村さん

レンタサイクルがありますので、周辺地域のサイクリングを楽しんでいただけます。通常の自転車、電動自転車、クロスバイク、E-バイクと、それぞれ台数に限りがありますが、行き先に合わせたタイプの自転車を選べます。

また「八幡浜町並み音声ガイド」を使った八幡浜市散策もできます。八幡浜市には歴史的な建物が多く残っているので、その町並みをiPodに収録された音声ガイドでご案内します。標準語だけではなく、方言や外国語でもご案内しています。八幡浜をゆっくりと満喫したい方におすすめです。

レンタサイクル申込み

【みなと交流館の窓口】
電話(0894-21-3710)

【佐田岬メロディーラインサイクリングパラダイス】
>>予約ページはこちら

レンタサイクルの案内看板と自転車
▲風を感じながら周辺巡りをするのもすてき

編集部

自転車でサクサク回るか、のんびりぶらり街歩きするか、お天気や二人の気分で選ぶのもよいですね。個人的には方言で案内してくれる音声ガイドが気になります。旅気分がグッと高まりそうです。ぶらぶら歩きながら歴史を感じる写真をたくさん撮りたいですね。道の駅内にも写真映えするスポットはありますか?

中村さん

みなっとの対岸にはみかん山が広がり、みかんの季節になると一面オレンジ色に染まります。期間限定の風景でもあり、訪れる方が多いですね。また、フェリーと夕日を撮影される方も多いです。みなっと周辺は海に囲まれており、九州とを結ぶフェリーが毎日行き交っていますが、特に夕方の夕日との景色は言葉では言い表せない感動する景色です。

みかんがたわわに実った丘から見た八幡の海
▲収穫の時期、山全体がみかん色に染まる景色(引用:八幡浜市観光物産情報サイト

編集部

山が一面みかん色になるなんて「これぞ愛媛」という風景ですね。自然の景色は刻一刻と変わるので、何度でも訪れて、その時にしか撮れない海や山の色を写真に残したくなります。

航空ショーや巨大みかんオブジェが登場するイベントを開催

編集部

道の駅で定期的に開催しているイベントなどはありますか?

中村さん

みなっと緑地にて毎月第3日曜日に「みなっと日曜市」を開催しています。たくさんの食べ物や雑貨、キッチンカー等の出店者が集まり会場を盛り上げています。

年に1回のイベントとしては、毎年11月の第2日曜日に「産業まつり」を開催しています。出店ブースやステージイベントで毎年大盛況です。特に大人気なのが、航空アクロバットショーです。普段なかなか見ることのできない迫力のあるショーにハラハラドキドキです。

航空アクロバットショーで空を飛ぶ飛行機
▲大人から子供まで大人気の航空アクロバットショー(引用:八幡浜みなっとFacebookページ

中村さん

また「クリスマスオレンジ」というイベントも人気です。カナダに伝わる「大切な人にみかんを贈る」という風習をみかんの産地である八幡浜市から広めようと、毎年12/14のクリスマスオレンジの日に合わせて開催しています。

みなと交流館のホールにてクリスマスコンサートやクイズを開催、周辺では屋台村をオープンします。もう一つの目玉として、緑地にてイルミネーションや、本物のみかんで作ったみかんオブジェをライトアップしており、クリスマスの雰囲気を感じさせてくれます。インスタ映え間違いなしです。

巨大なみかんオブジェとサンタ姿の子供達
▲本物のみかんを大量に使って作られたオブジェ

編集部

クリスマスオレンジというのは初めて聞きましたが、これもみかんの産地ならではの楽しい取り組みですね。みかんのオブジェにはいったい何個のみかんが使われているのでしょうか。すごいインパクトで、SNSに投稿したくなります。

道の駅八幡浜みなっとの口コミや評判

編集部

実際にこちらを訪れた方からはどんな感想が寄せられていますか?

中村さん

本当にたくさんの嬉しいお言葉をいただいております。その一部をご紹介させていただきます。

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お土産売り場はみかんジュースがとにかく豊富!でも穴場なのはフードコート。フードコートのレベルじゃない料理が出てくる。見た目は普通だけど味はめちゃうま!
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新鮮な海鮮がお買い得価格で売られています。とても魅力的です
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最近愛媛県の道の駅によく行くのだが、ここは別格!手にとってみたくなる商品が多数、勿論野菜も展示がよくきれい、加工食品に関してはこれまたパッケージがよくできているものばかり
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フェリーを降りて小腹が空いたので、八幡浜ちゃんぽんをいただきました。しみじみと旨さが伝わってくる常習性があるお味で美味しくいただきました。売店で買った甘平も美味しかった
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店の中は、特に柑橘系の商品が充実しています。ジュースや飲むゼリー、ジャムにしてもすべて品種毎でありました。パンや練り製品もあります。商品や陳列等々、この辺りの道の駅にしたらとても洒落た感じを受けるものが多かったです
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併設の施設の充実っぷりが素晴らしいです。おみやげも種類豊富、イートインも種類豊富。トイレもきれい、駐車場も広いと欠点がありません。いままで行った道の駅でかなり上位に入ると思います

リアルな口コミでもわかる道の駅の充実度

編集部でも、Googlemapや観光口コミサイトなどで調べた生の声を要約して紹介します。

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とても充実した道の駅、近所の人がうらやましい!
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大きくて半日は楽しめる場所
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魚市場イチオシ!夕方に行くとサービスしてくれる
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八幡浜に来たら寄らないと損!

他にも、みかんジュースの種類の多さや海鮮物の鮮度と味のよさに対する褒め言葉が目立っていました。

道の駅八幡浜みなっとを訪れるカップルへのメッセージ

編集部

これから八幡浜方面へのデートを考えているカップルへ一言、お願いします。

中村さん

海と山に囲まれた自然いっぱいの八幡浜市では、忙しい日々を一旦忘れ、一日のんびりゆったり過ごすことができます。新鮮な魚介類、愛情いっぱい柑橘類、ソウルフードのちゃんぽん、八幡浜にはまだまだおいしいグルメがたくさんあります。ぜひ二人で訪れて、見て食べて癒されて、心も体もぽかぽかになってください。

編集部

本日はお時間をいただき、ありがとうございました!

道の駅八幡浜みなっとの基本情報

住所 〒796-0087
愛媛県八幡浜市沖新田1581番地23
アクセス JR予讃線八幡浜駅から車で5分
松山自動車道大洲ICから車で25分
八幡浜フェリーターミナルから徒歩3分
営業時間/休館日 【みなと交流館】
9:00~21:30
※休館日12月29日〜翌年1月3日

【アゴラマルシェ】
8:30~18:00
※年中無休

【どーや市場】
8:00~16:00
※不定休

【どーや食堂】
7:00~14:00※1月1日~4日
駐車場 普通車194台(障がい者優先5台含む)、大型3台、計197台
飲食施設 どーや食堂、アゴラマルシェフードコート
車中泊の可否 可能
公式サイト https://www.minatto.net/data

※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です

「道の駅八幡浜みなっと」と合わせて訪れたいスポット

道の駅だけでも十分楽しめますが、少し足を延ばせば素晴らしい景色や体験ができるスポットがありますので、いくつかご紹介します。

おすすめのデートスポット

ゆったりした時間が流れる「八幡浜大島」

八幡浜大島に向かうフェリーが波しぶきをあげて進む様子
▲定期線からは風光明媚な景色を堪能できる(引用:八幡浜大島公式HP

海面すれすれのサイクリングロードを自転車で渡る女性
▲海面すれすれの道を渡るのはドキドキ(引用:八幡浜大島公式HP

みなっとから定期船(たいゆう)で片道22分の場所に、癒しの楽園「八幡浜大島」があります。船を降りるとすぐに「大島テラス」があり、島のお母さんたちが提供する「しまカフェ」で食事をしたり、レンタサイクルで島のスポットを巡ったり、のんびりとデートすることができます。

島内には、古い民家が建ち並ぶタイムスリップしたかような風景が広がり、のんびりした時が流れています。手つかずの自然が残っているため、天然記念物に指定されている奇岩や樹齢500年以上のウバメガシの巨木などが見られます。

潮が引くとエンジェルロードが現れるため、運がよければ貝付小島に渡ることもできますよ。

道の駅八幡浜みなっとで購入したテイクアウトランチを島内の休憩所や海水浴場などで食べ、レンタサイクルで島内をぐるりと巡るのがおすすめです。公式HPにモデルコースも出ていますので参考にして下さい。

公式URL:八幡浜大島

一日の疲れを癒す「八幡浜黒湯温泉みなと湯」

雰囲気の良い「八幡浜黒湯温泉みなと湯」の外観
▲一日たっぷり遊んだ後は「八幡浜黒湯温泉みなと湯」でリフレッシュ(引用:八幡浜黒湯温泉みなと湯公式HP

八幡浜大島から戻ったら、八幡浜港から車で3分のところにある「八幡浜黒湯温泉みなと湯」に立ち寄って身体を休めるのがおすすめです。

八幡浜黒湯温泉みなと湯には、肌にしっとりなじむ美人の湯「モール泉」があります。泥炭(亜炭)などに由来する腐植物を含むアルカリ性温泉で、美容効果が期待できますよ。そのほか、塩湯、サウナもある充実ぶりです。

落ち着いた休憩室もあるので、湯上りには楽しかった一日を振り返りながら、のんびりとリラックスした時間をお過ごしください。

公式URL:八幡浜黒湯温泉みなと湯

まとめ:「道の駅八幡浜みなっと」&周辺スポット巡りで八幡浜の魅力を堪能

八幡浜市の情報発信拠点でもある「道の駅八幡浜みなっと」からスタートし、地場のおいしいグルメやお土産ショッピング、フェリーに乗って「八幡浜大島」散策、そして温泉でのまったりまで、一日フルに遊びつくすデートプランをご紹介しました。

食べ物も景色も、八幡浜には体感したい魅力が溢れています。一日だけではとても味わいつくせないと思いますので、訪れる季節を変えながら何度でも訪れて、楽しいデートの思い出を増やしてくださいね。