益子町デートプラン:道の駅から藍染工房まで”映え”スポット4か所を巡る旅
この記事では、益子町観光協会の神田さんからうかがった情報を元に作成した、益子町の撮影スポットを巡る"映え"デートプランを紹介します。
益子焼で知られる益子町は、陶芸や染物、織物などを手がける多くの職人たちが暮らす地域です。多くのカフェやレストランでは、益子焼の器で地元食材を使ったメニューが提供されています。伝統とトレンドが融合した雰囲気は、おしゃれな写真を撮影したいカップルにも魅力的です。
益子町の大きな特徴は、夏に開催予定のひまわり祭りです。鮮やかに咲き誇るひまわりをバックに、印象的な写真を撮影できます。
今回は、益子町の中でも特に撮影に人気の"映え"スポットを巡るコースを紹介します。益子町の魅力が凝縮されたスポットをピックアップしましたので、デートの参考にしてください。
益子町の映えスポット4選:カップルデートにおすすめのルート紹介
益子町の"映え"スポット巡りのスタート地点は、「道の駅ましこ」です。ガラス張りの建物がおしゃれな道の駅には芝生広場があり、四季折々の美しい景色を撮影できます。
続いて訪れたいスポットは、道の駅ましこから徒歩10分ほどの場所にある「ひまわり畑」です。夏になると約100万本ものひまわりが咲く山地には、撮影目的で遠方からも多くの方々が訪れます。黄色い花畑と青空のコントラストが美しく、SNS映えする写真を撮ることができます。
自然を楽しんだ後には、15分ほどドライブして「西明寺」へ向かいましょう。真言宗豊山派に分類される西明寺では、大きな「笑い閻魔(えんま)」が見られます。ユニークな表情の閻魔像は、珍しい被写体として人気があります。
西明寺から5分ほど車を走らせると、「日下田藍染工房」へ到着します。昔の雰囲気が残る日下田藍染工房は、涼やかな藍染作品が"映える"と評判です。藍色の美しい染物を背景に写真を撮ると、風情ある雰囲気が楽しめます。日下田藍染工房のある「城内坂通り」には、カフェなどが併設された益子焼販売店もあります。"映え"スポットで撮影した写真を見せ合いながら、2人でおいしいスイーツを味わうのも楽しそうですね。
神田さんからのおすすめポイント
12月上旬から5月上旬には、いちご狩りも体験できます。真っ赤ないちごと笑顔の写真も素敵な思い出になりますよ。
上記ルートは車と徒歩で回れますが、道の駅ましこのレンタサイクルを利用するのもおすすめです。自転車で風を感じながら景色を楽しむのも魅力的です。好きな移動手段を選び、益子町の魅力をじっくりと味わってくださいね。
ここからは、スポットごとの特徴や、"映える"写真を撮影するポイントを紹介します。各スポットの魅力を最大限に引き出す撮影テクニックをお伝えしていきます。
おすすめ映えスポット1:おしゃれな「道の駅ましこ」
栃木県の県道257号線沿いに位置する「道の駅ましこ」は、多くの建築賞を受賞したガラス張りのデザインがおしゃれな施設です。地元の新鮮な食材を購入できるマルシェや、素材にこだわったレストラン、自然あふれる広々とした芝生広場があり、カップルで充実した時間を過ごすことができます。
神田さんからのおすすめポイント
道の駅内にあるレストラン「ましこのごはん」では、地元の新鮮な食材を使った季節のメニューを楽しむことができます。デザートにはソフトクリームもおすすめですよ。
インスタ映え必至!おしゃれグルメとガラス張りの建物
▲写真からも新鮮さが伝わる益子グルメは見た目もおしゃれ(引用:インスタグラム)
インスタグラムには、道の駅ましこの色鮮やかなグルメや、木とガラスが調和した建物を撮影した写真が数多く投稿されています。地元の新鮮な食材を使用した料理や、モダンな建築デザインが魅力的です。
広大な芝生広場にいる、人気者のヤギ「やっくん」と一緒に撮影するのもおすすめです。のどかな田園風景や、近代的な建物をバックに、思い出に残る写真をたくさん撮影してくださいね。カップルにも楽しい撮影スポットになっています。
「道の駅ましこ」の基本情報・アクセス
住所 | 栃木県芳賀郡益子町大字長堤2271 |
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連絡先 | 0285-72-5530 |
営業時間 | 9:00〜18:00 |
定休日 | 毎月第2火曜日 |
アクセス | 北関東自動車道 「真岡インターチェンジ」より:車で約20分 「友部インターチェンジ」より:車で約30分 「桜川筑西インターチェンジ」より:車で約15分 |
公式サイト | 道の駅 ましこ |
おすすめ映えスポット2:夏の絶景「ひまわり畑」
8月上旬から中旬にかけて、約100万本のひまわりが咲き誇る人気スポットです。「ましこ三大花祭り」の1つである「益子町ひまわり祭り」には、ひまわりの美しさを楽しむために多くの観光客が訪れます。
▲約5万平方メートルの畑に植えられたひまわり。写真撮影を楽しむカップルの姿も
2023年は、8月11日〜8月20日頃に見頃を迎える予想です。詳細は未定ですが、開花時期に合わせて益子町ひまわり祭りの開催も予定されています。天候により見頃の時期が変動する可能性があるため、訪問前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
公式:益子町・ましこ花のまちづくりコーナー「2023年度の三大花祭り開催情報」
神田さんからのおすすめポイント
写真撮影を楽しむための工夫もあります。2人の上半身が収まる額縁や、どこでもドアをイメージしたピンクのドアなど、写真映えするアイテムを設置しています。
ひまわりと青空のコントラストが魅力的な撮影スポット
▲額縁などのアイテムでおしゃれ度もアップ!(引用:インスタグラム)
インスタグラムで「益子町ひまわり祭り」を検索すると、明るく輝くひまわりと爽やかな青空を撮影した写真が数多くアップされています。
写真に写るダークブラウンの額縁は落ち着いた雰囲気を醸し出し、ひまわりの鮮やかな黄色を一層引き立てています。満開のひまわり畑を背景に、2人が寄り添う様子を額縁越しに撮影すれば、まるで絵画のようなロマンチックな写真が撮れるでしょう。
ひまわり畑周辺の観光スポット:歴史ある「外池酒造店」
ひまわり畑から車で約6分の場所には、「外池酒造店」があります。事前予約をすると、酒造資料館の見学ができます。ここでは、酒造りに使われる道具や作業風景の写真などが展示されています。
オリジナルの半てんや大きな酒瓶、酒樽など、記念撮影用のアイテムも豊富に用意されています。併設のカフェでは、香り高いコーヒーも楽しめます。
公式:外池酒造店「酒造見学」
「ひまわり畑」の基本情報・アクセス
住所 | 栃木県芳賀郡益子町上山地内 |
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連絡先 | 0285-72-3101 ※問い合わせ先は益子町中央公民館 |
アクセス |
【車】 ・東北自動車道 ・常磐自動車道 |
参考サイト | 益子町 ましこ花のまちづくりコーナー |
おすすめ映えスポット3:迫力満点の「笑い閻魔」
西明寺の閻魔堂内で珍しい「笑い閻魔」を見ることができます。西明寺は坂東巡礼(※1)の第20番札所であり、下野第13番の礼所でもあります。そのため、四国遍路のように多くの参拝者が祈願や供養のために訪れます。
(※1)坂東巡礼とは、関東地方に点在する33か所の観音霊場を巡る巡礼のこと
神田さんからのおすすめポイント
大きく口を開けて笑う「笑い閻魔」は、栃木県の文化財にも指定されている貴重な仏像です。
公式:栃木県指定文化財「彫刻」
インパクト大!笑い閻魔の赤色が映える撮影ポイント
▲「笑い閻魔」が描かれた御朱印は、迫力のあるデザインが撮影にぴったり(引用:インスタグラム)
インスタグラムには、笑い閻魔の像や御朱印などの写真が多く公開されています。笑い閻魔の鮮やかな赤色は強いインパクトがあり、寺院の落ち着いた景観と見事なコントラストを生み出しています。
自然豊かな寺院では、境内へ向かう石段にも歴史的な趣が感じられ、魅力的な撮影スポットとなっています。特に秋の紅葉シーズンには、寺院の周囲が赤や黄色の鮮やかな色彩に彩られるため、より印象的な写真を撮影することができるでしょう。
「笑い閻魔」がある西明寺の基本情報とアクセス
住所 | 西明寺 栃木県芳賀郡益子町益子4469 |
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連絡先 | 0285-72-2957 |
アクセス | 北関東自動車道 「真岡IC」より:約45分 「桜川筑西IC」より:約40分 |
公式サイト | 普門院「西明寺」 |
おすすめ映えスポット4:伝統の「日下田藍染工房」
「日下田(くさかだ)藍染工房」は、伝統的な藍染や草木染の手法を守り続けている施設です。
作業場には72の藍染に使われる甕(かめ)が並び、深い藍の美しさと職人の手作業による温もりが感じられます。
▲72の甕は栃木県の文化財にも指定されている
▲上品な藍染作品からは職人たちの熟練の技とこだわりが伝わる
神田さんからのおすすめポイント
日下田藍染工房は季節に関係なく楽しめるスポットですが、春の桜や新緑、秋の紅葉シーズンは特におすすめです。周囲の自然と藍染の美しさが調和し、より魅力的な体験ができます。
レトロな雰囲気と藍染作品のコントラストが魅力的な撮影スポット
▲工房の外観や藍染作品をたくさん撮影しよう(引用:インスタグラム)
インスタグラムで「日下田藍染工房」を検索すると、伝統的な藁葺き(わらぶき)屋根の工房や、上品で爽やかな藍染・草木染作品の写真が多数見られます。
工房の外で乾燥中の藍染・草木染作品は、美しい色合いが目を引きます。風になびく作品を背景に記念撮影をすれば、爽やかで思い出に残る写真が撮影できるでしょう。
日下田藍染工房周辺のおすすめ観光・グルメスポット
最後に、「日下田藍染工房」周辺で、観光や飲食におすすめのスポットをご紹介します。藍染体験の前後に立ち寄れば、さらに充実した旅行になるでしょう。
益子の陶芸文化を堪能:「益子陶芸美術館」
「日下田藍染工房」から徒歩約5分の場所に、「益子陶芸美術館」があります。美術館の敷地内には芝生広場や登り窯(※2)、陶芸工房なども併設されており、陶芸文化を総合的に体験できる施設となっています。
(※2)大量の陶磁器を焼成するために、炉内を階段状に仕切った傾斜型の窯を指す。
公式:益子陶芸美術館「施設詳細」
美術館内には複数の展示室があり、益子町の陶芸の歴史や貴重な所蔵品などの鑑賞が可能です。外には昔ながらの門や邸宅が建ち並び、レトロで開放的な雰囲気を演出しています。来館者は陶芸の世界に深く浸ることができます。
益子焼の器で楽しむ:「城内坂通り」のカフェ・レストラン
「日下田藍染工房」のある「城内坂通り」は、益子町のメインストリートです。観光客に人気の通りで、多くの益子焼の陶器販売店が軒を連ねています。
この通りには、カフェやレストランを併設している陶器販売店も数多く存在します。お店では、益子焼の器を使って地元の美味しい料理やスイーツ、飲み物などを楽しむことができます。
「日下田藍染工房」の基本情報・アクセス
住所 | 栃木県芳賀郡益子町城内坂1 |
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連絡先 | 0285-72-3162 |
営業時間 | 8:30~17:00 |
定休日 | 月曜日 |
アクセス |
【車】 【バス】 |
参考サイト | 益子町観光協会「日下田藍染工房」 |
取材協力:益子町観光協会(http://www.mashiko-kankou.org/)